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発明の名称 記録装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−38668(P2007−38668A)
公開日 平成19年2月15日(2007.2.15)
出願番号 特願2006−186359(P2006−186359)
出願日 平成18年7月6日(2006.7.6)
代理人 【識別番号】100085291
【弁理士】
【氏名又は名称】鳥巣 実
発明者 小林 功
要約 課題
駆動波形信号や駆動信号を伝送するのに用いる信号線の数を低減する。

解決手段
駆動回路部21BK/Cは、記録材ブラックについての記録ヘッドについての駆動波形信号および記録材カラー(シアン、マゼンタ、イエロー)の記録ヘッドのいずれかについての駆動波形信号を選択する共通の選択部としてのマルチプレクサ43Bk/Cを有する。マルチプレクサ43Bk/Cの出力側に、モノクロモードのときには記録材ブラックについての駆動波形信号を、カラーモードのときには記録材シアンについての記録ヘッドの駆動波形信号をそれぞれ各記録ヘッドへ出力する出力選別回路44Bk/Cが設けられている。ゲートアレイ14からマルチプレクサ43Bk/Cに複数種類の駆動波形信号を伝送する信号線は、記録材ブラックについての記録ヘッドの駆動波形信号の伝送と記録材シアンについての記録ヘッドの駆動波形信号の伝送に共用される。
特許請求の範囲
【請求項1】
ドット記録を行う複数のアクチュエータを有する複数の記録ヘッドと、この各記録ヘッドの複数のアクチュエータに対して駆動パルスを出力する駆動回路と、この駆動回路に対して、複数種類の駆動波形信号と、前記各アクチュエータ毎の、選択データを含む駆動信号とを伝送する本体メイン回路とを備え、前記各駆動回路は、前記複数種類の駆動波形信号の中から前記選択データにもとづいて所定の駆動波形信号を選択する選択手段を有し、この選択手段にて選択された駆動波形信号を出力する記録装置において、
前記複数の記録ヘッドのうち特定の記録ヘッドを用いて記録する第1の記録モードと、前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドを用いて記録する第2の記録モードとのいずれのモードで記録するかを選択するモード切替手段を有し、
前記選択手段は、前記特定の記録ヘッドについての駆動波形信号および前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれかについての駆動波形信号を選択する共通の選択部を有し、
この選択部の出力側に、前記第1の記録モードのときには前記特定の記録ヘッドについての駆動波形信号として、前記第2の記録モードのときには前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれかについての駆動波形信号として出力する出力選別手段が設けられていることを特徴とする記録装置。
【請求項2】
前記本体メイン回路から前記選択部に複数種類の駆動波形信号を伝送する信号線は、前記特定の記録ヘッドについての駆動波形信号の伝送と前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれかについての駆動波形信号の伝送に共用されることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
【請求項3】
前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれか1つ以外の記録ヘッドについての選択部の出力側に、前記第2の記録モードのときのみ駆動波形信号を出力する出力選別手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の記録装置。
【請求項4】
前記本体メイン回路は、前記第1の記録モードの際には、前記駆動回路への、前記他の記録ヘッドについての前記駆動波形信号の出力を禁止する信号制御部を有する請求項1〜3のいずれかに記載の記録装置。
【請求項5】
前記特定の記録ヘッドは、記録色がブラックであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の記録装置。
【請求項6】
前記選択データは、前記駆動信号の複数のビットの組み合わせにより前記駆動波形信号を選択するものであり、
前記駆動波形信号の選択に用いる選択データを除く前記選択データを、第1の記録モードと第2の記録モードとを選別するモード選別信号として用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の記録装置。
【請求項7】
前記記録ヘッドおよび駆動回路は、記録媒体に沿って移動可能なキャリッジに搭載され、前記本体メイン回路は、前記キャリッジを収容する装置本体に設けられ、前記駆動波形信号は、前記装置本体とキャリッジとの間に設けられたフレキシブルケーブルを介して前記駆動回路に伝送されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の記録装置。
【請求項8】
前記記録ヘッドのアクチュエータは、前記選択された駆動波形における駆動パルスにもとづいて、インクを収容するインク室の容積を増減してインク液滴を噴射するものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット式の記録装置などの記録装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、記録装置として、キャリッジに搭載されたインクジェットヘッドを、記録媒体に沿って所定間隔をおいて移動させながら、前記記録媒体に向けてインク液滴を噴射させて記録を行うインクジェット式の記録装置は広く知られている。
【0003】
このようなインクジェット式の記録装置において、装置本体側の本体メイン回路から駆動データ信号(印字データ信号)、駆動波形信号や各種制御信号が入力される駆動回路をキャリッジ側に備え、この駆動回路でもって、複数チャンネルのインク噴射ノズルを有するインクジェットヘッド(以下記録ヘッドという)を駆動するようにしたものが知られている。
【0004】
そのような記録装置では、各記録材ごとに、諧調記録のために複数種類の体積のインク滴を噴射する複数の駆動波形を用意しており、駆動回路に駆動波形信号を入力するための信号線の数が多くなっていた。
【0005】
このように信号線の数が増加すると、コスト面、メンテナンス面で不利である。装置本体側の本体メイン回路からキャリッジ側の駆動回路への信号の伝送にフレキシブルフラットケーブルを用いている場合には、フレキシブルケーブルの幅が広くなり、ひきまわしが複雑となり、キャリッジの駆動負荷が大きくなる。
【0006】
そこで、本体メイン回路から駆動回路に駆動波形信号を伝送するための信号線の数を減らすことについていろいろと試みられ、例えば、パルス幅などの駆動波形の生成に必要なデータをあらかじめ、記録ヘッドに搭載した波形発生回路にシリアル伝送して、そのデータをもとに記録開始と共に駆動波形を波形発生回路から出力させることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2000−158643号公報(段落0053〜0056及び図4)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献1記載の技術では、本体メイン回路から駆動回路に駆動波形信号を入力するための信号線の数は少なくなるものの、波形発生回路が余分に必要になるし、駆動波形の種類毎に波形発生回路を設けなければならず、記録ヘッドの重量も重くなる。
【0008】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、波形発生回路を用いることなく、駆動波形信号や駆動信号を伝送するのに用いる信号線の数を低減することができる記録装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の発明は、ドット記録を行う複数のアクチュエータを有する複数の記録ヘッドと、この各記録ヘッドの複数のアクチュエータに対して駆動パルスを出力する駆動回路と、この駆動回路に対して、複数種類の駆動波形信号と、前記各アクチュエータ毎の、選択データを含む駆動信号とを伝送する本体メイン回路とを備え、前記各駆動回路は、前記複数種類の駆動波形信号の中から前記選択データにもとづいて所定の駆動波形信号を選択する選択手段を有し、この選択手段にて選択された駆動波形信号を出力する記録装置において、前記複数の記録ヘッドのうち特定の記録ヘッドを用いて記録する第1の記録モードと、前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドを用いて記録する第2の記録モードとのいずれのモードで記録するかを選択するモード切替手段を有し、前記選択手段は、前記特定の記録ヘッドについての駆動波形信号および前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれかについての駆動波形信号を選択する共通の選択部を有し、この選択部の出力側に、前記第1の記録モードのときには前記特定の記録ヘッドについての駆動波形信号として、前記第2の記録モードのときには前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれかについての駆動波形信号として出力する出力選別手段が設けられていることを特徴とする。ここで、「モード切替手段」は、装置本体(例えば操作パネル)に設けられ機械的あるいは電気的に切り替えるスイッチである場合や、制御手段において駆動データにもとづき第1の記録モードであるか第2の記録モードであるかを判断して切り替える場合を含む。
【0010】
このようにすれば、選択手段は、特定の記録ヘッドについての駆動波形信号および前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれかについての駆動波形信号を選択する共通の選択部を有するので、それらの記録ヘッドへ駆動波形信号を伝送する信号線の数を低減する上で有利となる。また、この選択部の出力側に、選択された駆動波形信号を、第1の記録モードのときには前記特定の記録ヘッドについての駆動波形信号として、第2の記録モードのときには前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれかについての駆動波形信号として出力する出力選別手段が設けられているので、前記選択された駆動波形信号を第1の記録モードのときには前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれかについての駆動波形信号として出力したり第2の記録モードのときには前記特定の記録ヘッドについての駆動波形信号として出力したりする誤動作のおそれもない。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1記載の記録装置において、前記本体メイン回路から前記選択部に複数種類の駆動波形信号を伝送する信号線が、前記特定の記録ヘッドについての駆動波形信号の伝送と前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれかについての駆動波形信号の伝送に共用されることを特徴とする。
【0012】
このようにすれば、前記本体メイン回路から前記選択部に複数種類の駆動波形信号を伝送する信号線は、前記特定の記録ヘッドについての駆動波形信号の伝送と前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれかについての駆動波形信号の伝送とに共用されるので、共用される信号線の数だけ、信号線を共用しない場合に比べて信号線の数が低減される。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1または2記載の記録装置において、前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれか1つ以外の記録ヘッドについての選択部の出力側に、前記第2の記録モードのときのみ駆動波形信号を出力する出力選別手段が設けられていることを特徴とする。
【0014】
このようにすれば、特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれか1つ以外の記録ヘッドについての選択部の出力側に、前記第2の記録モードのときのみ駆動波形信号を出力する出力選別手段が設けられているので、前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれか1つ以外の記録ヘッドに対し、第1の記録モードのときに誤って駆動波形信号が出力されるおそれがなくなる。
【0015】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の記録装置において、前記本体メイン回路が、前記第1の記録モードの際には、前記駆動回路への、前記他の記録ヘッドについての前記駆動波形信号の出力を禁止する信号制御部を有することを特徴とする。
【0016】
このようにすれば、本体メイン回路の信号制御部によって、第1の記録モードの際には、駆動回路への、前記他の記録ヘッドについての前記駆動波形信号の出力が禁止されるので、第1の記録モードの際に、他の記録ヘッドが誤って動作するおそれがない。
【0017】
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の記録装置において、前記特定の記録ヘッドは、記録色がブラックであることを特徴とする。
【0018】
このようにすれば、第1の記録モードがモノクロモードで、第2の記録モードがカラーモードである場合に適用することができる。
【0019】
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の記録装置において、前記選択データは、前記駆動信号の複数のビットの組み合わせにより前記駆動波形信号を選択するものであり、前記駆動波形信号の選択に用いる選択データを除く前記選択データを、第1の記録モードと第2の記録モードとを選別するモード選別信号として用いることを特徴とする。
【0020】
請求項6の発明によれば、駆動波形信号の選択に用いる選択データを除く選択データを、第1の記録モードであるか第2の記録モードとであるかを選別するのに用いるモード選別信号として利用するので、信号線を増やすことなく、モード選別信号を伝送することができる。
【0021】
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の記録装置において、前記記録ヘッドおよび駆動回路が、記録媒体に沿って移動可能なキャリッジに搭載され、前記本体メイン回路が、前記キャリッジを収容する装置本体に設けられ、前記駆動波形信号は、前記装置本体とキャリッジとの間に設けられたフレキシブルケーブルを介して前記駆動回路に伝送されることを特徴とする。
【0022】
請求項7の発明によれば、フレキシブルケーブルを介して伝送する駆動波形信号のための信号線の数が少なくてよくなる。
【0023】
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載の記録装置において、前記記録ヘッドのアクチュエータが、前記選択された駆動波形を持つ駆動パルスにもとづいて、インクを収容するインク室の容積を増減してインク液滴を噴射するものであることを特徴とする。
【0024】
請求項8の発明によれば、各アクチュエータ毎に細かく駆動制御することが可能となり、噴射されるインク液滴の量の制御を容易に行うことができる。
【発明の効果】
【0025】
以上のように、本発明は、選択手段が、特定の記録ヘッドについての駆動波形信号および前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれかについての駆動波形信号を選択する共通の選択部を有するようにしているので、駆動波形信号を伝送する信号線を共用することができ、その信号線の数を低減することができる。また、この選択部の出力側に、第1の記録モードのときには前記特定の記録ヘッドについての駆動波形信号として、第2の記録モードのときには前記特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドのいずれかについての駆動波形信号として出力する出力選別手段が設けられているので、誤動作のおそれもない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。なお、本実施の形態に係る記録装置は、記録媒体に沿って往復移動するキャリッジ上に記録ヘッドを搭載し、その記録ヘッドからインク液滴を前記記録媒体に向けて噴射する、周知のインクジェット式の記録装置である。
【0027】
図1は本発明の一実施の形態に係るインクジェット式の記録装置を制御する制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
【0028】
図1に示すように、(インクジェット式の記録装置の)制御装置は、駆動データ信号(印字データ信号)の処理や記録装置の動作の制御を行うCPU11、このCPU11が実行するプログラムを記憶したROM12、CPU11のデータ処理時に一時的なデータの記憶を行うRAM13、ゲート回路LSIであるゲートアレイ14などからなる本体メイン回路を備えている。CPU11には、使用者(ユーザー)が印字の指示などを行うための操作パネル15、キャリッジモータM1(図示しないキャリッジを往復移動させるためのモータ)を駆動するためのモータ駆動回路16、紙送りモータM2(記録媒体である記録用紙を所定の方向に送るためのモータ)を駆動するためのモータ駆動回路17、前記記録用紙の先端を検出するペーパーセンサ18、記録ヘッド1が搭載されるキャリッジ(図示せず)の原点位置を検出する原点センサ19が接続されている。
【0029】
記録ヘッド1は、ヘッドドライバ21によって駆動される。このヘッドドライバ21は、記録ヘッド1とともに、前記キャリッジに搭載されている。そして、ヘッドドライバ21とゲートアレイ14との間は、前記キャリッジの移動に追従できるようにフレキシブルフラットケーブル22(ハーネスケーブル)を介して接続され、ヘッドドライバ21はゲートアレイ14によって制御される。
【0030】
記録ヘッド1は、具体的に図示していないが、圧電素子、電歪素子などからなるアクチュエータの駆動により複数のインクを収容する各インク室の容積を個々に増減してインク液滴をノズルより噴射するものである。アクチュエータを駆動するための電極がノズル毎に設けられ、その電極はヘッドドライバ21に接続されている。ヘッドドライバ21は、ゲートアレイ14の制御にもとづいて、記録ヘッド1に適した駆動波形を持つ駆動パルスを生成して各電極に印加する駆動回路として機能するものである。ゲートアレイ14には、キャリッジ2の位置を検出するエンコーダセンサ20が接続されている。
【0031】
CPU11と、ROM12、RAM13、ゲートアレイ14とは、アドレスバス23およびデータバス24を介して接続されている。CPU11は、ROM12に予め記憶されたプログラムに従い、印字タイミング信号およびリセット信号を生成し、各信号をゲートアレイ14へ伝送する。後述する駆動波形信号FIRE Bk 01〜06,FIRE C 01〜06,FIRE M 01〜06,FIRE Y 01〜06は、予めROM13に格納され、あるいはホストコンピュータ26からインターフェース27を介して駆動データ信号とともに伝送されてRAM12またはイメージメモリ25に格納されており、記録動作時にゲートアレイ14に出力される。
【0032】
ゲートアレイ14は、外部機器であるホストコンピュータ26(パーソナルコンピュータ)からインターフェース27を介して伝送されてくる画像データを、イメージメモリ25に一時的に記憶させる。さらに、ゲートアレイ14は、ホストコンピュータ26からインターフェース27を介して伝送されてくる駆動データ信号にもとづいてデータ受信割込信号を生成し、その信号をCPU11へ伝送する。
【0033】
CPU11はROM13のプログラムにしたがって、またはゲートアレー14は、イメージメモリ25内の画像データを判断して、記録剤ブラックについての特定の記録ヘッドを用いて記録する第1の記録モード(モノクロモード)と、ブラックを除く他の記録材(シアン、マゼンタ、イエロー)について記録ヘッドを用いて記録する第2の記録モード(カラーモード)とのいずれのモードで記録するかを決定し、その結果をモード信号として出力する(モード切替手段)。なお、ホストコンピュータ26においてモノクロ記録かカラー記録かの信号を記録装置へ出力し、その信号にもとづいてCPU11またはゲートアレー14は記録モードを決定しモード選別信号を出力することもできる。
【0034】
そして、ゲートアレイ14は、印字タイミング信号およびエンコーダセンサ20からの制御信号に従い、クロック信号CLKと、ストローブ信号STBとを生成し、イメージメモリ25に一時的に記憶されている画像データにもとづいて、その画像データを前記記録用紙に形成するための駆動データ信号SIN_0,SIN_2,SIN_3をクロック信号CLKと同期して、ヘッドドライバ21へ伝送する。また、ゲートアレイ14は、前記印字タイミング信号およびエンコーダセンサからの制御信号に従い、駆動波形信号FIRE Bk 01〜06,FIRE C 01〜06,FIRE M 01〜06,FIRE Y 01〜06を、クロック信号CLKと同期してヘッドドライバ21へ伝送する。また、ゲートアレイ14からヘッドドライバ21に、モード選別信号SEL_COLORも伝送される。ゲートアレイ14からヘッドドライバ21への各信号の伝送は、ヘッドドライバ21とゲートアレイ14とを接続するフレキシブルフラットケーブル22を通じて行われる。
【0035】
また、ヘッドドライバ21は、図2に示すように、記録材のブラックとシアンとについて共通の駆動回路部21Bk/Cと、記録材のマゼンタ、イエローそれぞれについての駆動回路部21M,21Yとを有する。
【0036】
各駆動回路部21Bk/C,21M,21Yは、駆動データ信号SIN_0〜2を各アクチュエータに対応する駆動信号にシリアルーパラレル変換するためのシリアルーパラレル変換器であるシフトレジスタ41Bk/C,41M,41Y、Dフリップフロップ42Bk/C,42M,42Y、マルチプレクサ43Bk/C,43M,43Y及び出力選別回路部44Bk/C,44M,44Yをこの順に備えている。そして、駆動回路部21Bk/Cはドライブバッファ45Bk,45Cを有し、駆動回路部21M,21Yはそれぞれドライブバッファ45M,45Yを有する。ドライブバッファ45Bk,45Cは、出力選別回路部45Bk/Cからの信号を選択的に受ける。つまり、ドライブバッファ45Bk,45Cが、共に駆動信号を受ける場合はない。
【0037】
記録ヘッド1は、例えば、各記録材ごとに、インク室が94室設けられている94チャンネル・マルチノズルヘッドである場合、シフトレジスタ41Bk/C,41M,41Yはそれぞれ(94+1)ビット長×駆動データ信号のビット数に構成される。このシフトレジスタ41Bk/Cには、ゲートアレイ14からクロック信号CLKと同期してシリアル伝送されてくる駆動データ信号SIN_0〜2が順次入力される。シフトレジスタ41Bk/Cの端の3ビットS Bk/C 94_0〜2はシフトレジスタ41Mへ、またそのシフトレジスタ41Mの端の3ビットS M 94_0〜2はシフトレジスタ41Yへのそれぞれ出力端子となっている。このため、駆動データ信号SIN_0〜2は、シフトレジスタ41Bk/C,41M,41Yにパラレルな信号に変換して、各チャンネル毎に駆動データ信号S Bk/C_*_0〜2,S M_*_0〜2,S Y_*_0〜2("*"は00〜93までの数字のいずれかを表す、以下同様)を設定する。このように各駆動データ信号S Bk/C_*_0〜2,S M_*_0〜2,S Y_*_0〜2は、それぞれこの3ビットの選択信号で構成され、そのビットの組合わせで、非印字を含む駆動波形信号を選択するようになっている。
【0038】
Dフリップフロップ42Bk/C,42M,42Yは、ゲートアレイ14から伝送されてくるストローブ信号STBの(パルスの)立ち上がりエッジに従って、前記各パラレルな駆動データ信号をそれぞれラッチする。
【0039】
各チャンネル毎に設けられたマルチプレクサ(選択手段)43Bk/C,43M,43Yは、それぞれ、Dフリップフロップ42Bk/C,42M,42Yから出力される3ビットの選択信号SELBk/C_*_0〜2,SELM_*_0〜2,SELY_*_0〜2にもとづき、6種類の駆動波形信号FIRE Bk 01〜06,FIRE C01〜06,FIRE M01〜06,FIRE Y_01〜06の中の一つを選択して、ドライブバッファ45Bk,45C,45M,45Yに出力する。
【0040】
例えばパルス数が相互に異なる6種類の駆動波形信号が記録材毎に用意されている場合、これら6種類の駆動波形信号は、マルチプレクサ43Bk/C,43M,43Yに対し常に一定の周期で繰り返し出力されている。そして、駆動データ信号が3ビットの選択信号SELBk/C_*_0〜2,SELM_*_0〜2,SELY_*_2を含んでおり、その選択信号の入力に応じて各マルチプレクサ43Bk/C,43M,43Y,43Bkはいずれかの駆動波形信号(非印字を含む)を選択する。具体的には、記録材ブラックの場合について説明すれば、各選択信号SELBk_*_0,SELBk_*_1,SELBk_*_2が0,0,0では非印字を、0,1,0では駆動波形信号FIRE Bk 01を、0,0,1では駆動波形信号FIRE Bk 02を、1,0,0では駆動波形信号FIRE Bk 03をそれぞれ選択するというように、ノズル単位で非印字を含んで7つの階調を得ることができる。
【0041】
出力選別回路部44Bk/Cは、ノズル単位毎に、記録材シアンについての記録ヘッドのドライブバッファ45Cに接続される第1のアンド回路46Cと記録ブラックについての記録ヘッドのドライブバッファ45Bkに接続される第2のアンド回路46Bkを有する。そして、第1及び第2のアンド回路46C,46Bkには、マルチプレクサ43Bk/Cからの駆動波形信号B Bk/C *が、入力信号の1つとして入力される。第1のアンド回路46Cには入力信号の他の1つとしてモード選別信号SEL_COLORがそのまま入力される一方、第2のアンド回路46Bkには入力信号の他の1つとしてモード選別信号SEL_COLORが反転回路47にて反転されて入力される。そして、駆動波形信号B Bk/C *は、モード選別信号SEL_COLORが「1」レベルの状態にあるとき、第1のアンド回路46Cによってシアンについての記録ヘッドに対応するドライブバッファ45Cに信号B C *として送られ、モード選別信号SEL_COLORがローレベルの状態にあるときには、第2のアンド回路46Bkによってブラックについての記録ヘッドに対応するドライブバッファ45Bkに信号B Bk *として送られる。
【0042】
出力選別回路部44M,44Yは、それぞれノズル単位毎に第3及び第4のアンド回路46M,46Yを有し、各アンド回路46M,46Yに、マルチプレクサ43M,43Yからの駆動波形信号B M *,B Y *とモード選別信号SEL_COLORとが入力され、駆動波形信号B M *,B Y *はモード選別信号SEL_COLORが「1」レベル状態である場合にドライブバッファ45M,45Yに伝送される。
【0043】
各ドライブバッファ45Bk,45C,45M,45Yは、それぞれ出力選別回路部44Bk/C,44M,44Yから出力された駆動波形信号B Bk *,B C *,B M *,B Y *を入力して、記録ヘッド1の駆動に適した電圧の駆動パルスOUT Bk *,OUT C *,OUT M *,OUT Y*として記録ヘッド1の各インク室の電極へ出力する。
【0044】
マルチプレクサ43Bk/Cには駆動波形信号FIRE Bk 01〜06または駆動波形信号FIREC 01〜06が、マルチプレクサ43M,43Yにはそれぞれ駆動波形信号FIRE M 01〜06,FIRE Y 01〜06が、前記記録モードに応じて入力される。
【0045】
マルチプレクサ43Bk/Cへ駆動波形信号FIRE Bk 01〜06またはFIRE C01〜06が入力される信号線は、6本で、ゲートアレイ14からマルチプレクサ43Bk/Cまでの部分の信号線51Bk/Cは共通となっており、記録モードに応じて使い分けられる。
【0046】
つまり、ゲートアレイ14は、第1の記録モードであるか第2の記録モードであるかに応じて、共通の信号線51Bk/Cを通じてマルチプレクサ43Bk/Cに出力する駆動波形信号を選択する。
【0047】
また、ゲートアレイ14は、第1の記録モードの際には、ブラック以外の記録材(シアン、マゼンタ、イエロー)に対応するマルチプレクサ43Bk/C,43M,43Yに駆動波形信号FIRE C 01〜06,FIRE M 00〜06,FIRE Y 01〜06の出力を禁止する一方、第2の記録モードの際には、ブラックに対応するマルチプレクサ43Bk/Cについての駆動信号FIRE Bk 01〜06の出力を禁止するようになっている(信号制御部)。
【0048】
つまり、信号線51Bk/Cを、第1の記録モードにおいては前記特定の記録ヘッド(記録材ブラックBk)についての駆動波形信号FIRE Bk 01〜06を伝送する信号線として、第2の記録モードにおいて前記他の記録ヘッドについての駆動波形信号FIRE C 01〜06を伝送する信号線としてそれぞれ用いる。
【0049】
よって、第1の記録モード(モノクロモード)においては、図4に示すように、ゲートアレー14からは、駆動データ信号SIN_0〜2が記録材ブラックの記録ヘッドについての駆動データ信号のみを含んでシフトレジスタ41Bk/Cへ出力され、またマルチプレクサ43Bk/Cへ駆動波形信号FIRE Bk01〜06が出力され、さらにモード選別信号SEL_COLORが「0」に設定されて出力選別回路部44Bk/Cへ出力される。したがって、パラレル展開された駆動データ信号S Bk_ *_0〜2にもとづいてマルチプレクサ43Bk/Cでブラックの記録ヘッドの各チャンネル毎に駆動波形信号FIRE Bk01〜06の1つが選択され、その駆動波形信号が出力選別回路部44Bk/Cを通してドライブバッファ45Bkへ出力され、ブラックの記録ヘッドが駆動されてモノクロ印字が行われる。また、前記信号制御部によって、駆動データ信号SIN_0〜2は記録材シアン、マゼンタ、イエローの記録ヘッドについての駆動信号を含まないようにされるので、シフトレジスタ41Bk/Cは駆動データ信号S C *を出力せず、シフトレジスタ41M,42Yも、駆動データ信号S M *,S Y*を出力しない。よって、マルチプレクサ43M,43Yで駆動波形の選択は行われない。
【0050】
一方、第2の記録モード(カラーモード)においては、図5に示すように、ゲートアレー14からは、駆動データ信号SIN_0〜2が記録材シアン、マゼンタ、イエローの記録ヘッドについての駆動データ信号のみを含んでシフトレジスタ41Bk/C、41M、41Yへ出力され、またマルチプレクサ43Bk/C、43M、43Yへ駆動波形信号FIRE C 01〜06、FIRE M 01〜06、FIRE Y 01〜06が出力され、さらにモード選別信号SEL_COLORが「1」に設定されて出力選別回路部44Bk/C、44M、44Yへ出力される。したがって、パラレル展開された駆動データ信号S C_ *_0〜2、S M_ *_0〜2、S Y_ *_0〜2にもとづいてマルチプレクサ43Bk/C、43M、43Yでシアン、マゼンタ、イエローの記録ヘッドの各チャンネル毎に駆動波形信号FIRE C 01〜06、FIRE M 01〜06、FIRE Y 01〜06の1つが選択され、その駆動波形信号が出力選別回路部44Bk/C、44M、44Yを通してドライブバッファ45Bk、45M、45Yへ出力され、シアン、マゼンタ、イエローの記録ヘッドが駆動されて、カラー印字が行われる。この場合、カラー印字中のブラック色は、記録材シアン、マゼンタ、イエローの混色として表現される。したがって、ブラックについての駆動データは伝送されないので、全記録材の記録ヘッドについての駆動データを伝送する場合に比べて、駆動データのデータ伝送量が少なくなる。
【0051】
各モードにおいて、各駆動波形信号FIRE Bk/C 01〜06、FIRE M 01〜06、FIRE Y 01〜06は、それぞれ含まれる駆動パルスの数、パルス幅を異にして噴射するインク滴の体積を変え、階調記録を可能にしている。
【0052】
記録条件が変わらない限り、駆動波形信号FIRE Bk 01〜06,FIRE M 01〜06,FIRE Y 01〜06,FIRE C 01〜06は、ゲートアレイ14によって一定の周期で繰り返し読み出され、ゲートアレイ14から駆動波形信号FIRE Bk/C 01〜06,FIRE M 01〜06,FIRE Y 01〜06として、ヘッドドライバ21に繰り返し出力される。
【0053】
前記実施の形態においては、駆動波形信号FIRE Bk 01〜06,FIRE C 01〜06,FIRE M 01〜06,FIRE Y 01〜06の長さを記録周期として駆動される。Dフリップフロップ42C,42M,42Y,42Bkに入力されるストローブ信号STBの周期は、上記記録周期に適合するものであればよい。
【0054】
前記実施の形態の記録装置は、カラー記録するもので、各インク色のための駆動波形信号がインク(記録材)の特性に応じて設定され、すべての駆動波形信号が伝送される。
【0055】
なお、モード切替手段を、第1の記録モードであるか第2の記録モードであるかを機械的あるいは電気的に選択する外部スイッチとして構成することも可能である。その場合には、その外部スイッチを、例えば装置本体の操作パネルに設けることができる。
【0056】
以下に、本発明の別の実施の形態を図6〜8に沿って説明する。尚、上述した実施の形態と同じ構成若しくは類似の構成に関しては同じ番号を付し、詳細な説明は省略する。
【0057】
上述の実施の形態においては、前記駆動データ信号の複数のビットの組み合わせにより前記駆動波形信号を選択するものであり、前記駆動波形信号の選択に用いる組み合わせを除く前記ビットの組み合わせを、第1の記録モードと第2の記録モードとを選別するモード選別信号として用いることができる。
つまり、非噴射を含む7種類の駆動波形に対して、それを選択する3ビットの駆動データ信号SIN_0〜2は8種類の組み合わせが可能であるので、1種類の組み合わせが余っていることになる。つまり、モード切替には、駆動波形の選択に用いられない3ビットの組み合わせ(1,1,1)を用いることができる。ここで説明する別の実施の形態では、図6〜図8に示すように、その駆動波形の選択に用いられない3ビットの組み合わせ(1,1,1)を含む9ビットの組み合わせ(1,*,*,1,1,1,1,1,0)を用いている。ここで、*は、0または1のいずれでもよいことを示す。
【0058】
モード切替時の動作を図6〜8に基づいて詳細に説明する。CPU11またはゲートアレイ14は、前述のように、第1の記録モード(モノクロモード)と第2の記録モード(カラーモード)とのいずれのモードで記録するかを決定する。そして、その結果をモード信号として駆動データ信号SINの9ビットの組み合わせ、第1の記録モード(モノクロモード)の場合には(0,*,*,1,1,1,1,1,0)を、第2の記録モード(カラーモード)の場合には(1,*,*,1,1,1,1,1,0)を出力する。シフトレジスタ41Bk/Cの前段に、駆動データ信号SINがシリアルに入力される10ビットシフトレジスタ61が設けられ、この10ビットシフトレジスタ61にはモード選別信号SEL_COLORを発生するためのモード選別信号発生回路62が接続される。10ビットシフトレジスタ61は、10ビット分の10個のDフリップフロップ61a〜61jから構成される。モード選別信号発生回路62は、5入力の第5のアンド回路62aと、Dフリップフロップ62b,62cと、2入力の第6のアンド回路62dとからなる。そして、10ビットシフトレジスタ61の5ビット分のDフリップフロップ61a〜61eの出力は、第5のアンド回路62aに入力されるように構成され、10ビットシフトレジスタ61の、9ビット用のDフリップフロップ61iを除く残りの4ビット分のDフリップフロップ61f,61g,61h,61jは、出力が未接続のまま開放された状態にある。すなわち、10ビットシフトレジスタ61の5ビット分のDフリップフロップ61a〜61eが「1」レベルの状態が5回連続する駆動データ信号SINが入力されると、第5のアンド回路62aの出力が「1」レベルとなってDフリップフロップ62bの入力が印加される。Dフリップフロップ62bの他方の入力にクロック信号CLKが加えられたタイミングで、Dフリップフロップ62bはゲート信号を出力してアンド回路62dの入力へ印加する。この第6のアンド回路62dは、ゲート信号が印加された状態で、他方の入力に加えられている駆動データ信号SINが「1」レベルになったタイミングでDフリップフロップ62cの入力が印加される。このDフリップフロップ62cの入力の他方にDフリップフロップ61iからの信号が印加されると、Dフリップフロップ62cはモード選別信号SEL_COLORを、出力選別回路を構成するアンド回路46Bk,46C,46M,46Yの入力の一方に直接又は反転回路を介して印加される。なお、9ビットの組み合わせを用いたのは、ビット数を多くした方がノイズなどによる誤動作をふせぐのに有利だからである。ゲートアレイ14は、この9ビットを伝送後、記録ヘッドから噴射するための内容をもつ駆動データ信号SINを伝送する。駆動データ信号SINは、シフトレジスタ61の最終段からシフトレジスタ41Bk/Cへシリアルに出力され、以降、前述の実施の形態と同様に動作する。
【0059】
尚、図8は、モノクロモードでの印字動作からカラーモードへの切り替えがなされるときのタイミングチャートを示している。SIN信号はクロックの1〜282のタイミングで記録材ブラックの記録ヘッドについての駆動データ信号を出力する(94bit×3)。そして、その後にカラーモードへの切り替えるために上記9bit信号を出力している(クロック284〜292)。そして、次にSIN信号が「1」を出力したタイミングでMode Selectの信号が切り替え出力され、カラーモードでの動作出来る環境に移行する。
【0060】
尚、本発明は上述した形態に限定されるものではなく、その発明の主旨を超えない範囲で、以下に示すような様々な形態にて実施することが可能である。
例えば、上述の特定の記録ヘッドを除く他の記録ヘッドとしては、シアンについての記録ヘッドのほか、マゼンタあるいはイエローについての記録ヘッドを用いることもできるのはいうまでもない。その際、信号線を共用する2つの記録材についての記録ヘッドに対して、各記録モードで、異なる駆動波形信号を伝送してもよいが、インクの特性等が近い場合には、駆動波形信号を共用することもできる。
【0061】
また、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのインクを噴射する各記録ヘッドを共通の部材上に一体に形成したもの、あるいはそれらの各インクを噴射する記録ヘッドをそれぞれ独立させたもの、のいずれにも本発明を適用することができる。
【0062】
前記実施の形態においては、インクジェット式の記録装置について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、インパクト式記録ヘッドおよびサーマル式記録ヘッドなどを用いる記録装置にも適用することができる。
【0063】
また、記録濃度(印字濃度)の階調制御だけでなく、履歴制御、すなわちインパクト式記録ヘッドではインパクト素子に残る振動を考慮して前後の駆動データの有無により駆動波形を選択したり、サーマル式記録ヘッドでも発熱素子に残る熱を考慮して前後の駆動データの有無により駆動波形を選択することにも適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】本発明の実施形態に係るインクジェット式の記録装置を制御する制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】ヘッドドライバの一実施の形態を示すブロック図である。
【図3】ヘッドドライバのうちシアンについての駆動回路を拡大して示すブロック図である。
【図4】第1の記録モードの場合のタイミングチャート図である。
【図5】第2の記録モードの場合のタイミングチャート図である。
【図6】別の実施の形態についての図2と同様の図である。
【図7】モード選別信号を発生する回路を示すブロック図である。
【図8】駆動データ信号と駆動波形信号との関係を示す図である。
【符号の説明】
【0065】
1 記録ヘッド
11 CPU
14 ゲートアレイ
21 ヘッドドライバ
21Bk/C,21M,21Y 駆動回路部
22 フレキシブルフラットケーブル
33 マルチプレクサ
41Bk/C,41M,41Y シフトレジスタ
42Bk/C,42M,42Y Dフリップフロップ
43Bk/C,43M,43Y マルチプレクサ
44Bk/C,44M,44Y 出力選別回路部
45Bk,45C,45M,45Y ドライブバッファ
46C 第1のアンド回路
46Bk 第2のアンド回路






 

 


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