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インクジェット記録装置 - ブラザー工業株式会社
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発明の名称 インクジェット記録装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−30370(P2007−30370A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−217699(P2005−217699)
出願日 平成17年7月27日(2005.7.27)
代理人 【識別番号】100082500
【弁理士】
【氏名又は名称】足立 勉
発明者 杉山 亘 / 大石 竜雄
要約 課題
「初期充填」、「通常パージ」及び「強力パージ」それぞれの吸引動作モードにおいて、記録ヘッドに発生する気泡やインクや異物等を効率的に吸引することが可能なインクジェット記録装置を提供する。

解決手段
キャリッジ4の前部に設置された押圧ローラ74と、メンテナンス領域に設置された階段状ブロック76とはインク供給チューブ72を間に挟んだ位置に配置され、キャリッジ4が「第1の位置」では、インク供給チューブ72は、押圧ローラ74と、階段状ブロック76とで圧縮されず、「第2の位置」では、インク供給チューブ72は、押圧ローラ74と、階段状ブロック76とでインク供給チューブ72の中間まで圧縮され、「第3の位置」では、インク供給チューブ72は、押圧ローラ74と、階段状ブロック76とでインク供給チューブ72の閉塞近くまで圧縮される。
特許請求の範囲
【請求項1】
インクを貯留したインクタンクと、
前記インクタンクに貯留されたインクを被記録媒体に吐出可能なノズルを有する記録ヘッドと、
前記インクタンクから前記記録ヘッドのノズルに至るインク供給経路と、
前記インク供給経路に設けられ、前記インク供給経路の流路抵抗を変更可能な流路抵抗可変手段と、
前記ノズルが形成された前記記録ヘッドの表面を密閉可能なノズルキャップと、
前記ノズルキャップを介して前記記録ヘッドからインクを複数の吸引動作モードで吸引可能な負圧発生手段と、
前記流路抵抗可変手段を制御して、前記インク供給経路の流路抵抗を変更させるとともに、前記負圧発生手段を制御して、前記ノズルキャップを介して前記記録ヘッドからインクを複数の吸引動作モードで吸引させる制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記複数の吸引動作モードで吸引させるように前記負圧発生手段を制御するとともに、前記複数の吸引動作モードの変更に応じて、前記インク供給経路の流路抵抗を変更させるように前記流路抵抗可変手段を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項2】
請求項1に記載のインクジェット記録装置において、
前記インク供給経路は、弾性を有するチューブを有し、
前記流路抵抗可変手段は、前記チューブを複数の圧縮動作モードで圧縮可能な圧縮手段を有し、
前記制御手段は、前記複数の吸引動作モードで吸引させるように前記負圧発生手段を制御するとともに、前記複数の吸引動作モードの変更に応じて、前記チューブを圧縮する圧縮動作モードを変更させるように前記圧縮手段を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項3】
請求項2に記載のインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドをメンテナンスするメンテナンス部と、
前記記録ヘッドを搭載し、前記メンテナンス部を移動可能なキャリッジと、
を備え、
前記圧縮手段は、前記キャリッジに設けられた押圧手段と、前記メンテナンス部に設けられた多段階部材と、を有し、
前記押圧手段と前記多段階部材とは、前記キャリッジの移動位置により前記押圧手段と前記多段階部材との協働によって前記チューブを複数の圧縮動作モードで圧縮するように配置され、
前記制御手段は、前記複数の吸引動作モードで吸引させるように前記負圧発生手段を制御するとともに、前記複数の吸引動作モードの変更に応じて、前記押圧手段と前記多段階部材との協働によって前記チューブを圧縮する圧縮動作モードを変更させるように前記キャリッジを制御することを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項4】
請求項2に記載のインクジェット記録装置において、
前記圧縮手段は、前記チューブを保持する保持手段と、前記保持手段と協働して前記チューブを複数の圧縮動作モードで圧縮可能な移動手段と、を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット記録装置に関するものであり、特に、記録ヘッドに発生する気泡を効率的に吸引する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、記録ヘッドのノズルからインクタンクに貯留されたインクを吐出して被記録媒体に画像記録を行なうインクジェット記録装置が知られている。
このようなインクジェット記録装置においては、ノズル中に異物等が詰まったり、ノズル内のインクが乾燥したりすると、インクの吐出が正常に行われなくなり、良好な画像(記録結果)が得られなくなる場合がある。
【0003】
そのため、上述のインクジェット記録装置においては、例えば一定時間間隔でノズル中のインクや異物等を除去して正常にインクの吐出が行われる状態に回復させる回復機能を備えることが一般的となっている。
【0004】
上述の回復機能を実現する具体的方法の一つとして、記録ヘッドのノズルにキャップを被せ、その状態でノズルからインクや異物等を吸引する負圧吸引方式が知られている。そして、この負圧吸引方式による回復機能が負圧パージ(以下、単に「パージ」という)と呼ばれているものである。
【0005】
そして、上述のインクジェット記録装置の中には、上述の回復機能を実現する具体的方法の一つである「パージ」を「通常パージ」と「強力パージ」とに分けて実行しているものがある。「通常パージ」とは、操作者によって被記録媒体への画像(記録結果)が乱れていることが確認され、例えば操作部の「パージ」スイッチによって操作者の初めての押下及び2回目の押下による「パージ」の指示を受け付けた場合の「パージ」を指す。そして、「強力パージ」とは、「通常パージ」が実行されても、操作者によって被記録媒体への画像(記録結果)が乱れていることがさらに確認され、例えば操作部の「パージ」スイッチによって2回目の「パージ」の指示に続いて操作者の3回目以降の押下による「パージ」の指示を受け付けた場合の「パージ」を指す。「強力パージ]は、「通常パージ」を実行しても吸引できなかったインクや異物等を吸引するために、「通常パージ」に比較して吸引するインクの量が多い。そして、例えば1分間経過しても連続して「パージ」の指示を受け付けた場合には、「強力パージ」が連続しないように「通常パージ」に戻るよう制御されている。
【0006】
また、上述のインクジェット記録装置の中には、記録ヘッドにインクが無い場合、インクを貯留したインクタンクから記録ヘッド内にインクを充填するため、記録ヘッドのノズルにキャップを被せ、記録ヘッドのノズルへ負圧をかけてインクを吸引(以下、「初期充填」という)するものがある。
【0007】
このように、記録ヘッドのノズルにキャップを被せ、吸引する吸引動作モードには、「初期充填」と、上述した「通常パージ」と「強力パージ」とが含まれる。
そして、「初期充填」を実行すると、インクタンクからインクの吸引が行なわれ、吸引されたインクは、記録ヘッド内部の流路を通って記録ヘッドのノズルへ到達する。ここで、記録ヘッド内部の流路は記録ヘッドのノズルからインクを安定して吐出するために、複数の断面形状にて形成されている。そのため、記録ヘッドのノズルにインクが到達する過程で、複数の断面形状の段差部において気泡が残ることがある。そして、この状態で記録ヘッドのノズルから吐出を行なうと、記録ヘッド内部の流路に残った気泡が記録ヘッドのノズルからのインクの吐出を妨げることになり、良好な画像(記録結果)が得られなくなるおそれがある。
【0008】
そのため、インクカートリッジ(上記のインクタンクに相当)から記録ヘッドまでのインク供給流路の流路抵抗を高くすることでインク流路の体積を小さくし、ノズルから吸引する場合にインク供給流路及び記録ヘッド内部の圧力を減圧させて、ノズルから残留気泡を効率的に吸引させる流路抵抗可変方式のインクジェット記録装置が知られている。そして、流路抵抗可変方式のインクジェット記録装置の具体例として、インクカートリッジと記録ヘッドとがキャリッジ上に装填され、キャリッジのホームポジションへの移動によって、インクカートリッジと記録ヘッドとの間のインク供給路に配置された流路抵抗可変手段が、ホームポジションに配置された作動体に当接することで、流路抵抗が増大されるようにしたインクジェット記録装置が知られている(例えば特許文献1参照)。すなわち、この流路可変手段は、キャリッジがホームポジションに位置している場合の流路抵抗とキャリッジが印字領域に位置している場合の流路抵抗との2種類の流路抵抗を設定できる。
【特許文献1】特開2001−18419号公報(第6頁)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、上記特許文献1に記載のインクジェット記録装置においては、キャリッジがホームポジションに位置している場合には、1種類の流路抵抗のみとなる。そして、上述した回復機能である「通常パージ」及び「強力パージ」は、キャリッジがホームポジションに位置している場合に実行される。したがって、1種類の流路抵抗が、例えば「初期充填」を実行するのに適切な流路抵抗を発生するように設定されていた場合には、「通常パージ」及び「強力パージ」を実行するには不適切な状態となる。
【0010】
なお、「初期充填」、「通常パージ」及び「強力パージ」を実行するには、次のように設定するのがよい。すなわち、「初期充填」ではインク供給経路及び記録ヘッド内部の気泡を残さずに効率的に充填するためにインク供給流路及び記録ヘッド内部の圧力を十分に減圧する流路抵抗を設定し、「通常パージ」ではインクや異物等を吸引でき、パージに掛かる時間を短くするために適切な「初期充填」と比較して低い流路抵抗を設定するのがよい。また、「強力パージ」では、「通常パージ」よりは、インクや異物等を吸引する能力が高くでき、パージに掛かる時間を短くするために適切な「初期充填」と比較して低く、「通常パージ」と比較して高い流路抵抗を設定するのがよい。
【0011】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、「初期充填」、「通常パージ」及び「強力パージ」それぞれの吸引動作モードにおいて、記録ヘッドに発生する気泡やインクや異物等を効率的に吸引することが可能なインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載のインクジェット記録装置は、インクを貯留したインクタンクと、インクタンクに貯留されたインクを被記録媒体に吐出可能なノズルを有する記録ヘッドと、インクタンクから記録ヘッドのノズルに至るインク供給経路と、インク供給経路に設けられ、インク供給経路の流路抵抗を変更可能な流路抵抗可変手段と、ノズルが形成された記録ヘッドの表面を密閉可能なノズルキャップと、ノズルキャップを介して記録ヘッドからインクを複数の吸引動作モードで吸引可能な負圧発生手段と、流路抵抗可変手段を制御して、インク供給経路の流路抵抗を変更させるとともに、負圧発生手段を制御して、ノズルキャップを介して記録ヘッドからインクを複数の吸引動作モードで吸引させる制御手段と、を備えている。
【0013】
そして、制御手段は、複数の吸引動作モードで吸引させるように負圧発生手段を制御するとともに、複数の吸引動作モードの変更に応じて、インク供給経路の流路抵抗を変更させるように流路抵抗可変手段を制御する。
【0014】
このように構成された本発明によれば、複数の吸引動作モードの変更に応じて、インク供給経路の流路抵抗を変更させることができるので、複数の吸引動作モードに対応した適切な条件でノズルキャップを介して記録ヘッドからインクを吸引することができる。したがって、上述したような1つの吸引動作モードに適切な流路抵抗を発生するように設定すると、残りの吸引動作モードには不適切な流路抵抗となることを防止できる。
【0015】
つまり、例えば上述の「初期充填」、「通常パージ」及び「強力パージ」の吸引動作モードに応じて、インク供給経路の流路抵抗を変更させることができるので、「初期充填」、「通常パージ」及び「強力パージ」の吸引動作モードにそれぞれ適した条件でノズルキャップを介して記録ヘッドからインクを吸引することができる。
【0016】
したがって、「初期充填」の吸引動作モードでは、流路抵抗を高くすることができるので、インク供給経路及び記録ヘッド内部の気泡を残さずに効率的に充填できる。また、「通常パージ」の吸引動作モードでは、流路抵抗を低くすることができるので、所定量のインクを吸引する吸引時間が長くなることを防ぐ。さらに、「強力パージ」の吸引動作モードでは、流路抵抗を「通常パージ」よりは高くすることができるので、「通常パージ」の吸引動作モードよりは、インクや異物等を吸引する能力が高くできる。すなわち、それぞれの吸引動作モードにおいて効率的に吸引することが可能となり、不必要なインクを排出することも無く、吸引動作にかかる時間も短縮可能であり、被記録媒体への画像(記録結果)確認や操作部の「パージ」スイッチ押下など操作者に掛かる負担も減少できる。
【0017】
また、請求項2に記載のように、インク供給経路が弾性を有するチューブを有し、流路抵抗可変手段がチューブを複数の圧縮動作モードで圧縮可能な圧縮手段を有し、制御手段が複数の吸引動作モードで吸引させるように負圧発生手段を制御するとともに、複数の吸引動作モードの変更に応じて、チューブを圧縮する圧縮動作モードを変更させるように圧縮手段を制御するとよい。このように構成された本発明によれば、圧縮手段が弾性を有するチューブを圧縮する圧縮量を変更するだけなので、簡単な構成で流路抵抗を変更させることができる。さらに、インク供給経路は、圧縮手段によって圧縮されるチューブの部位を除いて、一般的に剛性が高く変形しにくいガスバリア性に優れた材料を使用することができる。
【0018】
また、請求項3に記載のように、記録ヘッドをメンテナンスするメンテナンス部と、記録ヘッドを搭載し、メンテナンス部を移動可能なキャリッジと、を備え、圧縮手段がキャリッジに設けられた押圧手段と、メンテナンス部に設けられた多段階部材と、を有し、押圧手段と多段階部材とは、キャリッジの移動位置により押圧手段と多段階部材との協働によってチューブを複数の圧縮動作モードで圧縮するように配置され、制御手段が複数の吸引動作モードで吸引させるように負圧発生手段を制御するとともに、複数の吸引動作モードの変更に応じて、押圧手段と多段階部材との協働によってチューブを圧縮する圧縮動作モードを変更させるようにキャリッジを制御するとよい。
【0019】
このように構成された本発明によれば、メンテナンス部を移動可能なキャリッジに押圧手段を設け、メンテナンス部に多段階部材を設け、キャリッジが移動する位置によりチューブを押圧手段と多段階部材との協働によって圧縮する圧縮量を変更するだけなので、簡単な構成で流路抵抗を可変とすることができる。
【0020】
また、請求項4に記載のように、圧縮手段がチューブを保持する保持手段と、保持手段と協働してチューブを複数の圧縮動作モードで圧縮可能な移動手段と、を有するとよい。
このように構成された本発明によれば、キャリッジを備えていないインクジェット記録装置においても、移動手段がチューブを保持手段と協働して圧縮する圧縮量を変更するだけなので、簡単な構成で流路抵抗を可変とすることができる。例えば、移動手段を、モータと、このモータの回転軸に固定された偏芯カムと、この偏芯カムの回転により直進移動する移動体から構成してもよいし、比例ソレノイドから構成してもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態は、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能等を備えたいわゆる多機能装置を構成するインクジェット記録装置に本発明を適用したものである。
【0022】
[多機能装置1の全体構成の説明]
図1及び図2に示すように、本実施形態の多機能装置1は、ケース1aの上部にスキャナ2が設けられ、その下部(ケース1a内の上部)にインクジェット記録装置7が設けられている。図2は、多機能装置1の断面図である。図2に示すように、ケース1a内の下部には、給紙装置30が設けられており、インクジェット記録装置7がこの給紙装置30から供給された記録用紙32へ記録(画像形成)を行う。
【0023】
また、ケース1a内の後方であって給紙装置30よりも上方には、箱型の金属製のフレーム5が配置されている。フレーム5は左右方向に長いほぼ直方体形状であり、ケース1aの内部に固定される。
【0024】
フレーム5内の上部にはインクジェット記録装置7が配置され、フレーム5の後方には、給紙装置30の後方からインクジェット記録装置7へと記録用紙32を案内する搬送路5aが形成されている。インクジェット記録装置7は、搬送路5aの出口に隣接する箇所に搬送ローラ7aを有し、画像の記録された記録用紙32を排出する箇所に排出ローラ7bを有する。この搬送ローラ7aは用紙搬送モータ123(図2には図示しない。図7参照。)の回転駆動力を受けて回転する。インクジェット記録装置7の具体的構成は図3に示す通りであるが、その詳細については後述する。
【0025】
給紙装置30は、ケース1aの開口部1bから挿入されてセットされた給紙カセット3を備えている。この給紙カセット3には、積み重ねた記録用紙32を収納する用紙収納部3aが設けられ、給紙カセット3がケース1a内に挿入されると、用紙収納部3a内の記録用紙32はケース1a内の後方に配置される。
【0026】
そして、用紙収納部3aの最上層に積層されている記録用紙32は、給紙ローラ8が回転することにより、搬送路5aを経てインクジェット記録装置7へ送り出される。なお、給紙ローラ8は、駆動軸9に軸支された長尺状のアーム31の先端部に回転可能に保持されており、駆動軸9が給紙モータ122(図2には図示しない。図7参照。)の回転駆動力を受けて回転することによりその回転が伝達されて回転するよう構成されている。
【0027】
また、多機能装置1の上部前面には、各種操作ボタンや液晶パネルなどからなる操作パネル6が設けられている。この操作パネル6により、ユーザは、当該多機能装置1の各種機能における各種設定項目を設定したり、ファクシミリ番号などの必要事項を入力したり、動作状況や通信履歴などを確認したりすることができる。
【0028】
[インクジェット記録装置7の構成の説明]
次に、多機能装置1内に搭載されたインクジェット記録装置7の具体的構成について、図3に基づいて説明する。
【0029】
図3(a)に示すように、このインクジェット記録装置7においては、ガイドバー24が、搬送ローラ7a等により搬送されてくる記録用紙32の幅方向に設置され、このガイドバー24に、記録ヘッド10とバルブケース16とを搭載したキャリッジ4が挿通されている。記録ヘッド10は、インクタンク70からインク供給チューブ72を連通して供給されるインクを記録ヘッド10の各ノズル(図示しない)から液滴として吐出させて記録用紙32への記録を行うものである。
【0030】
(1)キャリッジ4を駆動する構成の説明
キャリッジ4は、ガイドバー24に沿って設けられた無端ベルト25に連結され、その無端ベルト25は、ガイドバー24の一端側に設置されたキャリッジモータ28(図3には図示しない。図7参照。)のプーリ26と、ガイドバー24の他端側に設置されたアイドルプーリ27との間に掛け止められている。
【0031】
つまり、キャリッジ4は、無端ベルト25を介して伝達されるキャリッジモータ28の駆動力により、ガイドバー24に沿って記録用紙32の幅方向に往復運動するように構成されている。
【0032】
また、キャリッジ4の前部には、キャリッジ4の前部に設けられた固定軸(図示しない)と回転自在に軸支された押圧ローラ74が設置されている。ここで、キャリッジ4の前部とは、記録用紙32の搬送方向(図3(a)の矢印方向)の下流側の端部を指す。
【0033】
ここで、ガイドバー24に沿ってキャリッジ4が往復運動する領域は、図示の如く、記録用紙32への記録が行われる印字領域と、記録が行われない領域であるメンテナンス領域との、2つの領域に分けられる。
【0034】
このうちメンテナンス領域は、ガイドバー24のプーリ26側端付近に設定され、メンテナンス動作の一つである各ノズルの開口面の拭き取り(以下「ワイピング」ともいう)や、実際に記録用紙32に記録させるときと同様に各ノズルからのインク吐出(以下「フラッシング」ともいう)や、各ノズル内で乾燥したインクや混入した異物などを除去して正常なインク吐出が行われるようにする回復動作(「通常パージ」、「強力パージ」)や、記録ヘッド10にインクが無い場合、記録ヘッド10内にインクを充填するためのインク吸引動作(「初期充填」)などが行われる領域である。
【0035】
(2)メンテナンスユニット100の構成の説明
このメンテナンス領域の下方には、メンテナンスユニット100が設置されている。また、メンテナンス領域の下方、且つ前方には、階段状ブロック76が設置されている。そして、メンテナンスユニット100は、以下順次説明するワイパーブレード100a、廃インク受皿100b、排気キャップ40及びノズルキャップ60を有している。
【0036】
まず、ワイパーブレード100aは、図3(b)に示すようにキャリッジ4が印字領域からメンテナンス領域へ移動し、メンテナンス領域に入った位置に、各ノズルの開口面に付着したインク等を拭き取るために設けられている。ワイパーブレード100aは、ワイパー駆動部35(図3には図示しない。図7参照。)によって記録ヘッド10の各ノズルの開口面の方向に移動できるよう構成され、通常時は記録ヘッド10から離間した状態であるが、拭き取り動作時には接触して、各ノズルのワイピングを行う。
【0037】
そして、廃インク受皿100bは、ワイパーブレード100aの位置からプーリ26の方向に隣接して、各ノズルから吐出されたインクを受けるために設けられている。
また、排気キャップ40は、廃インク受皿100bの位置からプーリ26の方向に隣接して、バルブケース16(図3には図示しない。図6参照。)へキャッピングするために設けられている。
【0038】
さらに、ノズルキャップ60は、排気キャップ40の位置からプーリ26の方向に隣接して、記録ヘッド10へキャッピングするために設けられている。
なお、キャリッジ4が後述する「第1の位置」〜「第3の位置」の間を移動する場合は、キャリッジ4とともにバルブケース16と記録ヘッド10とへキャッピングできる位置関係を保って移動可能に排気キャップ40とノズルキャップ60とが構成されている。また、キャリッジ4が「第1の位置」よりアイドルプーリ27の方向にある場合には、「第1の位置」の位置で停止しているように排気キャップ40とノズルキャップ60とが構成されている。そして、排気キャップ40とノズルキャップ60とは、ともにキャップ駆動部34(図3には図示しない。図7参照。)によってバルブケース16と記録ヘッド10との方向に移動できるよう構成され、アンキャップ時はバルブケース16と記録ヘッド10とから離間した状態であるが、キャッピング時にはバルブケース16と記録ヘッド10とに密着してキャッピングする。
【0039】
さらに、階段状ブロック76と、上述したキャリッジ4の前部に設置された押圧ローラ74とはインク供給チューブ72を間に挟んだ位置に配置されている。
そして、図3(b)に示すようにキャリッジ4が印字領域からメンテナンス領域へ移動し、メンテナンス領域に入った位置(以下、「第1の位置」という)では、キャリッジ4が印字領域にある場合と同様に、インク供給チューブ72は、押圧ローラ74と、階段状ブロック76とで圧縮されない。また、図4(a)に示すようにキャリッジ4がプーリ26の方向へ移動した位置(以下、「第2の位置」という)では、インク供給チューブ72は、押圧ローラ74と、階段状ブロック76とでインク供給チューブ72の中間まで圧縮される。さらに、図4(b)に示すようにキャリッジ4がプーリ26の方向へ移動した位置(以下、「第3の位置」という)では、インク供給チューブ72は、押圧ローラ74と、階段状ブロック76とでインク供給チューブ72の閉塞近くまで圧縮される。
【0040】
詳細は後述するが、このように構成されたインクジェット記録装置7において、上述した回復動作のひとつである「通常パージ」は、キャリッジ4をメンテナンス領域の「第1の位置」で停止させて、実行される。つまり、インク供給チューブ72は、押圧ローラ74と、階段状ブロック76とで圧縮されない状態で実行される。そして、上述した回復動作のひとつである「強力パージ」は、キャリッジ4をメンテナンス領域の「第2の位置」で停止させて、実行される。つまり、インク供給チューブ72は、押圧ローラ74と、階段状ブロック76とで中間まで圧縮された状態で実行される。また、上述した記録ヘッド10にインクが無い場合、記録ヘッド10内にインクを充填するためのインク吸引動作である「初期充填」は、キャリッジ4をメンテナンス領域の「第3の位置」で停止させて、実行される。つまり、インク供給チューブ72は、押圧ローラ74と、階段状ブロック76とで閉塞近くまで圧縮された状態で実行される。
【0041】
そして、上述した回復動作(通常パージ、強力パージ)や、記録ヘッド10にインクが無い場合、記録ヘッド10内にインクを充填するためのインク吸引動作(初期充填)の終了後は、キャリッジ4が印字領域に向かって移動し、各ノズルの開口面に付着したインク等がワイパーブレード100aにより拭き取られる。なお、ワイピング後は、一旦キャリッジ4を廃インク受皿100bと対向する位置に戻し、実際に記録用紙32に記録させるときと同様にして記録ヘッド10を駆動させ、各ノズルからインクを吐出(フラッシング)させる。
【0042】
このフラッシングが終わると、メンテナンス動作のみの場合は再びメンテナンス領域に戻ってメンテナンスユニット100の排気キャップ40とノズルキャップ60とによりバルブケース16と記録ヘッド10とがキャッピングされるが、記録動作の場合は、キャリッジ4は印字領域に向けて移動し、記録動作が開始される。
【0043】
(3)記録ヘッド10及びバルブケース16の構成の説明
次に、記録ヘッド10の具体的構成について、図6に基づいて説明する。
記録ヘッド10は、上述したようにキャリッジ4に搭載されている。記録ヘッド10の上面には、バッファタンク11が設けられている。バッファタンク11は、上部に気泡貯留室12を有し、下部に記録ヘッド10に連なるインク流室13を有する。気泡貯留室12には、可撓性を有するインク供給チューブ72を通してインクタンク70(図3を参照)からインクが供給されるようになっている。気泡貯留室12内に供給されたインクは、フィルタ15を通過してインク流室13に流れ込み、記録ヘッド10に至る。インク内に含まれている気泡は分離され、気泡貯留室12の上方に貯留されていく。
【0044】
バルブケース16は、記録ヘッド10の位置からプーリ26の方向に隣接して上述したようにキャリッジ4に搭載されている。バルブケース16の下面には、各気泡貯留室12の天井壁から延出された排出路17が排出口18として開口されている。バルブケース16の内部では排出路17が上下方向に延びており、この上下方向に延びた部分には、常閉式の開閉弁19が収容されている。開閉弁19は、常には、上下方向に細長い弁体20がバネ21により弁口22を塞ぐ閉弁状態に保持されているが、弁体20がバネ21の付勢に抗して上方へ移動すると、開閉弁19が開弁されるようになっている。
【0045】
(4)排気キャップ40の構成の説明
また、排気キャップ40の具体的構成について、図6に基づいて説明する。
排気キャップ40は、シリコンゴム製であって、略方形をなし、上面側に開放された凹部を有する。かかる排気キャップ40は、排気キャップ40の上端縁のリップ部がバルブケース16の下面に対して気密状に密着する。そして、この密着により、排気キャップ40の凹部とバルブケース16とによって排出口18に連通する気密空間46が構成されるようになっている。排気キャップ40の底壁の右端部には、吸気口H47が凹部に連通するように開口されており、この吸気口H47はインク吸引チューブ73aと切換機構36とインク吸引チューブ73cとを介してポンプ38に接続されている。また、ポンプ38とこのポンプ38によって吸引され吐出されたインクを吸収する廃液フォーム39との間にインク吸引チューブ73dが設けられている。
【0046】
そして、排気キャップ40の底壁には、棒状をなす開閉部材50が、気密を保った状態で上下方向へ摺動し得るように貫通されている。
(5)ノズルキャップ60の構成の説明
さらに、ノズルキャップ60の具体的構成について、図6に基づいて説明する。
【0047】
ノズルキャップ60は、ブチルゴム製であって、略方形をなし、上面側に開放された凹部を有し、凹部内にはスペーサ62が収容されている。かかるノズルキャップ60は、ノズルキャップ60の上端縁のリップ部が記録ヘッド10の下面に対して気密状に密着する。そして、この密着により、ノズルキャップ60のスペーサ62の上面と記録ヘッド10の下面とによって記録ヘッド10のノズルに連通する密閉空間63が同時に構成されるようになっている。
【0048】
ノズルキャップ60の凹部の底壁には、その右端部に吸気口N64が開口されており、この吸気口N64はインク吸引チューブ73bと切換機構36とインク吸引チューブ73cとを介してポンプ38に接続されている。
【0049】
なお、切換機構36は、排気キャップ40によって形成された気密空間46を、ポンプ38に連通させる状態と、ポンプ38から遮断する状態とに切換える機能と、ノズルキャップ60によって形成された密閉空間63を、ポンプ38に連通させる状態と、ポンプ38から遮断する状態とに切換える機能とを兼ね備えている。
【0050】
(6)電気的構成の説明
ここで、インクジェット記録装置7の電気的構成について、図7のブロック図を用いて説明する。図7に示すように、インクジェット記録装置7は、CPU111、ROM112、RAM113及びEEPROM114を有する制御装置110を備えている。
【0051】
この制御装置110は、記録用紙32の有無やその先端部、後端部、幅方向における端縁などを検出可能な周知のメディアセンサやレジストセンサなどからなる各種センサ群116、記録用紙32の搬送量(位置)を検出する用紙搬送用エンコーダ117、操作パネル6などと電気的に接続されている。
【0052】
さらに、制御装置110は、給紙モータ122を駆動するための給紙モータ駆動回路120a、用紙搬送モータ123を駆動するための搬送モータ駆動回路120b、キャリッジモータ28を駆動するためのキャリッジモータ駆動回路120c、記録ヘッド10を駆動(インクを吐出)するための記録ヘッド駆動回路120d、ローラ軸駆動部33を駆動するためのローラ軸駆動回路120e、キャップ駆動部34を駆動するためのキャップ駆動回路120f及びワイパー駆動部35を駆動するためのワイパー駆動回路120gの各々と電気的に接続されている。
【0053】
そして、ROM112やEEPROM114に格納された各種プログラムに従ってCPU111が各駆動回路120a〜120gを制御することで、それぞれの駆動対象が駆動・制御されることとなる。なお、既述の通り、給紙モータ122の回転により給紙ローラ8が駆動され、用紙搬送モータ123の回転により搬送ローラ7aが駆動される。
【0054】
また、本実施形態において、制御装置110は、パーソナルコンピュータ(以下「PC」と略す)125と通信可能に接続されており、PC125からの記録指示に従って、この記録指示と共に送られてくる画像データの表わす画像を記録用紙32に記録するための周知の記録処理を行う。そして、必要に応じて上述した各ノズル内で乾燥したインクや混入した異物などを除去して正常なインク吐出が行われるようにする回復動作(「通常パージ」、「強力パージ」)や、記録ヘッド10にインクが無い場合、記録ヘッド10内にインクを充填するためのインク吸引動作(「初期充填」)が実行される。
【0055】
なお、本実施形態においては、インク供給チューブ72が「インク供給経路」及び「弾性を有するチューブ」に相当し、ポンプ38が「負圧発生手段」に相当し、制御装置110が「制御手段」に相当する。また、押圧部材74が「流路抵抗可変手段」、「圧縮手段」及び「押圧手段」に相当し、階段状ブロック76が「流路抵抗可変手段」、「圧縮手段」及び「多段階部材」に相当する。さらに、メンテナンス領域の下方及びメンテナンス領域の下方、且つ前方は「メンテナンス部」に相当する。
【0056】
[初期充填、通常パージ及び強力パージの処理の説明]
以下、上述の「初期充填」、「通常パージ」及び「強力パージ」の処理について順次説明する。
【0057】
(1)「初期充填」の処理
図8は、CPU111にて実行される「初期充填」の処理を示すフローチャートである。多機能装置1では、初めて電源投入されたとき、或いは記録ヘッド10の障害によって記録ヘッド10が交換された後、初めて電源投入されたときには、CPU111がROM112から「初期充填」の処理プログラムを読み出し、このプログラムに従って処理を実行する。なお、記録ヘッド10の障害によって記録ヘッド10が交換された後、初めて電源投入されたことを検出する方法として、例えば操作パネル6に「初期充填」用のオン/オフスイッチ(図示しない)を設けておき、この初期充填用スイッチがオンの状態で、電源投入されたときには、「初期充填」の処理を実行するようにしておけばよい。この場合、初めて電源投入された場合を除き、当然に初期充填用スイッチがオフの状態で、電源投入されたときには、「初期充填」の処理を実行しない。
【0058】
さて、「初期充填」の処理が開始されると、キャリッジモータ駆動回路120cを介してキャリッジモータ28を制御し、キャリッジ4をメンテナンス領域の「第1の位置」へ移動させる(S110)。この状態では、インク供給チューブ72は、図3(b)に示すように押圧ローラ74と、階段状ブロック76とで圧縮されない。
【0059】
そして、キャップ駆動回路120cを介してキャップ駆動部34を制御し、排気キャップ40とノズルキャップ60とをバルブケース16と記録ヘッド10との方向に移動させ、バルブケース16と記録ヘッド10とをキャッピングさせる(S115)。
【0060】
また、開閉駆動回路120hを介して開閉駆動部37を制御し、排気キャップ40の底壁に貫通されている棒状をなす開閉部材50をバルブケース16の弁体20へ当接させ、さらに、バネ21の付勢に抗して弁体20を上方へ移動させて開閉弁19を開弁させる。
さらに、切換駆動回路120iを介して切換駆動部41を制御し、切換機構36により排気キャップ40によって形成された気密空間46を、ポンプ38から遮断する状態から連通する状態に変化させる。そして、ポンプ駆動回路120jを介してポンプ38を制御し、インクタンク70からインク供給チューブ72を経由してバッファタンク11へインクを吸引し、充填させる。なお、バッファタンク11への充填は、次のように行なわれる。例えば充填する時間を計測し、充填するのに適切な時間が経過すると、ポンプ38の吸引を停止させ、充填を終了させる。また、開閉駆動回路120hを介して開閉駆動部37を制御し、排気キャップ40の底壁に貫通されている棒状をなす開閉部材50を下方へ移動させて開閉弁19を閉弁させる(S120)。
【0061】
次に、キャリッジモータ駆動回路120cを介してキャリッジモータ28を制御し、キャリッジ4をメンテナンス領域の「第3の位置」へ移動させる(S125)。この状態では、インク供給チューブ72は、図4(b)に示すように押圧ローラ74と、階段状ブロック76とでインク供給チューブ72の閉塞近くまで圧縮される。
【0062】
そして、切換駆動回路120iを介して切換駆動部41を制御し、切換機構36によりノズルキャップ60によって形成された密閉空間63を、ポンプ38から遮断する状態から連通する状態に変化させる。さらに、ポンプ駆動回路120jを介してポンプ38を制御し、記録ヘッド10の各ノズルからインク吸引する(S130)。
【0063】
また、記録ヘッド10の各ノズルからのインク吸引は、例えばインク吸引する時間を計測し、インク吸引するのに適切な時間が経過すると、ポンプ駆動回路120jを介してポンプ38を制御し、インク吸引を停止させる(S135)。
【0064】
そして、キャリッジモータ駆動回路120cを介してキャリッジモータ28を制御し、キャリッジ4をメンテナンス領域の「第1の位置」へ移動させる(S140)。これにより、記録ヘッド10の内部の空気とインクとの置換が行なわれる。なお、この状態では、インク供給チューブ72は、図3(b)に示すように押圧ローラ74と、階段状ブロック76とで圧縮されない。
【0065】
また、キャップ駆動回路120cを介してキャップ駆動部34を制御し、排気キャップ40とノズルキャップ60とをバルブケース16と記録ヘッド10とから離間するように移動させ、バルブケース16と記録ヘッド10とをアンキャップさせる(S145)。
【0066】
そして、ワイパー駆動回路120gを介してワイパー駆動部35を制御し、ワイパーブレード100aが記録ヘッド10の各ノズルの開口面の方向に移動して接触し、各ノズルのワイピングを行う(S150)。
【0067】
続いて、キャリッジモータ駆動回路120cを介してキャリッジモータ28を制御し、キャリッジ4を廃インク受皿100bと対向する位置へ移動させる。そして、記録ヘッド駆動回路120dを介して記録ヘッド10を制御し、実際に記録用紙32に記録させるときと同様にして記録ヘッド10の各ノズルからインクを吐出(フラッシング)させる(S155)。
【0068】
さらに、アンキャップの状態で、ポンプ駆動回路120jを介してポンプ38を制御し、ノズルキャップ60から空吸引させる(S160)。
そして、キャップ駆動回路120cを介してキャップ駆動部34を制御し、排気キャップ40とノズルキャップ60とをバルブケース16と記録ヘッド10との方向に移動させ、バルブケース16と記録ヘッド10とをキャッピングさせる(S165)。
【0069】
そして、S165で実行した「キャッピング」の処理が終了すると、本「初期充填」の処理は終了する。
(2)「通常パージ」の処理
次に、「通常パージ」の処理について説明する。図9は、CPU111にて実行される「通常パージ」の処理を示すフローチャートである。「通常パージ」とは、「背景技術」欄にて上述したように、操作者によって被記録媒体への画像(記録結果)が乱れていることが確認され、操作者の初めての押下及び2回目の押下による「パージ」の指示を受け付けた場合の「パージ」を指す。多機能装置1では、操作パネル6の「パージ」スイッチ(図示しない)によって操作者の初めての押下及び2回目の押下による「パージ」の指示を受け付けると、CPU111がROM112から「通常パージ」の処理プログラムを読み出し、このプログラムに従って処理を実行する。なお、「通常パージ」は、一定時間間隔、例えば20日毎に自動的に実行されるようにしてもよい。
【0070】
さて、「通常パージ」の処理が開始されると、キャリッジモータ駆動回路120cを介してキャリッジモータ28を制御し、キャリッジ4をメンテナンス領域の「第1の位置」へ移動させる(S210)。この状態では、インク供給チューブ72は、図3(b)に示すように押圧ローラ74と、階段状ブロック76とで圧縮されない。
【0071】
そして、キャップ駆動回路120cを介してキャップ駆動部34を制御し、排気キャップ40とノズルキャップ60とをバルブケース16と記録ヘッド10との方向に移動させ、バルブケース16と記録ヘッド10とをキャッピングさせる(S215)。
【0072】
また、切換駆動回路120iを介して切換駆動部41を制御し、切換機構36によりノズルキャップ60によって形成された密閉空間63を、ポンプ38から遮断する状態から連通する状態に変化させる。さらに、ポンプ駆動回路120jを介してポンプ38を制御し、記録ヘッド10の各ノズルからインク吸引する(S220)。なお、本実施形態における「通常パージ」では、1回当たり約0.15ccのインクが吸引される。
【0073】
そして、記録ヘッド10の各ノズルからのインク吸引は、例えばインク吸引する時間を計測し、インク吸引するのに適切な時間が経過すると、ポンプ駆動回路120jを介してポンプ38を制御し、インク吸引を停止させる(S225)。
【0074】
また、キャップ駆動回路120cを介してキャップ駆動部34を制御し、排気キャップ40とノズルキャップ60とをバルブケース16と記録ヘッド10とから離間するように移動させ、バルブケース16と記録ヘッド10とをアンキャップさせる(S230)。
【0075】
そして、ワイパー駆動回路120gを介してワイパー駆動部35を制御し、ワイパーブレード100aが記録ヘッド10の各ノズルの開口面の方向に移動して接触し、各ノズルのワイピングを行う(S235)。
【0076】
続いて、キャリッジモータ駆動回路120cを介してキャリッジモータ28を制御し、キャリッジ4を廃インク受皿100bと対向する位置へ移動させる。そして、記録ヘッド駆動回路120dを介して記録ヘッド10を制御し、実際に記録用紙32に記録させるときと同様にして記録ヘッド10の各ノズルからインクを吐出(フラッシング)させる(S240)。
【0077】
また、アンキャップの状態で、ポンプ駆動回路120jを介してポンプ38を制御し、ノズルキャップ60から空吸引させる(S245)。
そして、キャップ駆動回路120cを介してキャップ駆動部34を制御し、排気キャップ40とノズルキャップ60とをバルブケース16と記録ヘッド10との方向に移動させ、バルブケース16と記録ヘッド10とをキャッピングさせる(S250)。
【0078】
そして、S250で実行した「キャッピング」の処理が終了すると、本「通常パージ」の処理は終了する。
(3)「強力パージ」の処理
次に、「強力パージ」の処理について説明する。図10は、CPU111にて実行される「強力パージ」の処理を示すフローチャートである。
【0079】
「強力パージ」とは、「背景技術」欄にて上述したように、「通常パージ」が実行されても、操作者によって被記録媒体への画像(記録結果)が乱れていることがさらに確認され、操作者の3回目以降の押下による「パージ」の指示を受け付けた場合の「パージ」を指す。そして、多機能装置1では、操作パネル6の「パージ」スイッチによって操作者の3回目以降の押下による「パージ」の指示を受け付けると、CPU111がROM112から「強力パージ」の処理プログラムを読み出し、このプログラムに従って処理を実行する。
【0080】
さて、「強力パージ」の処理が開始されると、キャリッジモータ駆動回路120cを介してキャリッジモータ28を制御し、キャリッジ4をメンテナンス領域の「第2の位置」へ移動させる(S310)。この状態では、インク供給チューブ72は、図4(a)に示すように押圧ローラ74と、階段状ブロック76とでインク供給チューブ72の中間まで圧縮される。
【0081】
そして、キャップ駆動回路120cを介してキャップ駆動部34を制御し、排気キャップ40とノズルキャップ60とをバルブケース16と記録ヘッド10との方向に移動させ、バルブケース16と記録ヘッド10とをキャッピングさせる(S315)。
【0082】
また、切換駆動回路120iを介して切換駆動部41を制御し、切換機構36によりノズルキャップ60によって形成された密閉空間63を、ポンプ38から遮断する状態から連通する状態に変化させる。そして、ポンプ駆動回路120jを介してポンプ38を制御し、記録ヘッド10の各ノズルからインク吸引する(S320)。なお、本実施形態における「強力パージ」では、記録ヘッド10の各ノズルから吸引するインクの量は、「通常パージ」に比較して多い。
【0083】
そして、記録ヘッド10の各ノズルからのインク吸引は、例えばインク吸引する時間を計測し、インク吸引するのに適切な時間が経過すると、ポンプ駆動回路120jを介してポンプ38を制御し、インク吸引を停止させる(S325)。
【0084】
また、キャップ駆動回路120cを介してキャップ駆動部34を制御し、排気キャップ40とノズルキャップ60とをバルブケース16と記録ヘッド10とから離間するように移動させ、バルブケース16と記録ヘッド10とをアンキャップさせる(S330)。
【0085】
そして、ワイパー駆動回路120gを介してワイパー駆動部35を制御し、ワイパーブレード100aが記録ヘッド10の各ノズルの開口面の方向に移動して接触し、各ノズルのワイピングを行う(S335)。
【0086】
続いて、キャリッジモータ駆動回路120cを介してキャリッジモータ28を制御し、キャリッジ4を廃インク受皿100bと対向する位置へ移動させる。そして、記録ヘッド駆動回路120dを介して記録ヘッド10を制御し、実際に記録用紙32に記録させるときと同様にして記録ヘッド10の各ノズルからインクを吐出(フラッシング)させる(S340)。
【0087】
そして、アンキャップの状態で、ポンプ駆動回路120jを介してポンプ38を制御し、ノズルキャップ60から空吸引させる(S345)。
また、キャップ駆動回路120cを介してキャップ駆動部34を制御し、排気キャップ40とノズルキャップ60とをバルブケース16と記録ヘッド10との方向に移動させ、バルブケース16と記録ヘッド10とをキャッピングさせる(S350)。
【0088】
さらに、キャリッジモータ駆動回路120cを介してキャリッジモータ28を制御し、キャリッジ4をメンテナンス領域の「第1の位置」へ移動させる(S355)。この状態では、インク供給チューブ72は、図3(b)に示すように、押圧ローラ74と階段状ブロック76とで圧縮されない。
【0089】
そして、S355で実行した「キャリッジ4をメンテナンス領域の「第1の位置」へ移動」の処理が終了すると、本「強力パージ」の処理は終了する。
なお、本実施形態では、「背景技術」欄にて上述したように、例えば1分間経過しても連続して「パージ」の指示を受け付けた場合には、「強力パージ」が連続しないように「通常パージ」に戻るよう制御されている。
【0090】
[効果の説明]
このような実施形態の多機能装置1を構成するインクジェット記録装置7によれば、次のような効果を奏する。すなわち、従来のインクジェット記録装置においては、「初期充填」、「通常パージ」及び「強力パージ」それぞれの吸引動作モードにおいて、インク供給チューブ72の流路抵抗は1種類しか設定できなかったので、1つの吸引動作を実行するのに適切な流路抵抗が設定されていた場合には、残りの吸引動作を実行するには不適切な状態となっていた。それに対して、本発明を適用したインクジェット記録装置7によれば、キャリッジ4の前部に設置された押圧ローラ74と、メンテナンス領域に設置された階段状ブロック76とはインク供給チューブ72を間に挟んだ位置に配置され、キャリッジ4が「第1の位置」では、インク供給チューブ72は、押圧ローラ74と、階段状ブロック76とで圧縮されず、「第2の位置」では、インク供給チューブ72は、押圧ローラ74と、階段状ブロック76とでインク供給チューブ72の中間まで圧縮され、「第3の位置」では、インク供給チューブ72は、押圧ローラ74と、階段状ブロック76とでインク供給チューブ72の閉塞近くまで圧縮される。
【0091】
したがって、「初期充填」、「通常パージ」及び「強力パージ」の吸引動作モードに応じて、インク供給チューブ72を圧縮する圧縮量を変更させてインク供給経路の流路抵抗を変更させることができる。そのため、「初期充填」、「通常パージ」及び「強力パージ」の吸引動作モードにそれぞれ適した条件で、ノズルキャップ60を介して記録ヘッド10からインクを吸引することができる。
【0092】
(1)すなわち、「初期充填」の吸引動作モードでは、インク供給チューブ72は、インク供給チューブ72の閉塞近くまで圧縮されているので、インク供給チューブ72の流路抵抗は高くなり、ポンプ38の吸引によるノズルキャップ60によって形成された密閉空間63の負圧は高くなる。したがって、図8のS120で実行した「排気してインク充填」の処理によって、バッファタンク11からフィルタ15を介してインク流室13及び記録ヘッド10の各ノズルに達したインクと空気が混じりあって発生する気泡及び記録ヘッド10内部の流路の段差部による気泡を残さずに効率的に吸引できる。
【0093】
(2)また、「通常パージ」の吸引動作モードでは、インク供給チューブ72は、圧縮されていないので、インク供給チューブ72の流路抵抗は低く、ポンプ38の吸引によるノズルキャップ60によって形成された密閉空間63の負圧は、「初期充填」に比較して低くなっている。したがって、記録ヘッド10の各ノズルから所定量のインクを短時間に効率的に吸引できる。
【0094】
(3)さらに、「強力パージ」の吸引動作モードでは、インク供給チューブ72は、中間まで圧縮されているので、インク供給チューブ72の流路抵抗は、「初期充填」に比較すると低いが、「通常パージ」に比較すると高く、ポンプ38の吸引によるノズルキャップ60によって形成された密閉空間63の負圧は、「初期充填」に比較して低いが、「通常パージ」に比較すると高くなっている。したがって、「通常パージ」を実行しても吸引できなかったインクや異物等を「通常パージ」より高い負圧によって短時間に効率的に吸引できる。
【0095】
(4)このように、それぞれの吸引動作モードにおいて効率的に吸引することが可能となり、不必要なインクを排出することも無く、吸引動作にかかる時間も短縮可能であり、被記録媒体への画像(記録結果)確認や操作パネル6の「パージ」スイッチ押下など操作者に掛かる負担も減少できる。
【0096】
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
【0097】
(1)上記実施形態では、キャリッジ4の前部に設置された押圧ローラ74と、メンテナンス領域に設置された階段状ブロック76とはインク供給チューブ72を間に挟んだ位置に配置され、キャリッジ4の位置によりインク供給チューブ72の圧縮量を変更させることによって、インク供給チューブ72の流路抵抗を変更させたが、これには限らない。
【0098】
図5(a)は他の実施形態のインクジェット記録装置107の概略構成を示し、(b)は移動部材86がインク供給チューブ172を圧縮していない場合を示す説明図である。図5(b)により、図5(a)に示す流路抵抗切換機構部78の構成を説明する。
【0099】
流路抵抗切換機構部78は、メンテナンス領域に設置され、次のような構成要素を有している。まず、流路抵抗切換機構部78の基板となる矩形の水平面の一端面から垂直に立ち上げた垂直面を有するモータフレーム88と、このモータフレーム88の水平面に取り付けられたカム駆動モータ80と、このカム駆動モータ80の軸(図示しない)に固定したカム駆動モータギア81と、このカム駆動モータギア81と連動するようにカムギア82がモータフレーム88の水平面から垂直に設けられた固定軸(図示しない)と回転自在に軸支され、このカムギア82と同軸上に固定され、前記固定軸と回転自在に軸支された偏芯カム84と、この偏芯カム84の外周面に接触し、偏芯カム84の方向へばね(図示しない)によって付勢されている棒状の移動部材86とを有している。そして、この移動部材86の長手方向には溝穴86aが形成され、偏芯カム84の外周面に接する一端には略平面が形成され、他端には略半球面が形成されている。また、移動部材86の溝穴86aには、モータフレーム88の水平面から垂直に設けられた2つの固定軸85a、85bが挿入されている。なお、2つの固定軸85a、85bの軸径は、移動部材86が2つの固定軸85a、85bにガイドされて直線方向に移動できるような寸法に形成されている。
【0100】
そして、流路抵抗切換機構部78のモータフレーム88の水平面と、この水平面から垂直に立ち上げた垂直面とから形成されたコーナー部には、インク供給チューブ172が保持部材(図示しない)によって固定されている。
【0101】
図5(b)は、偏芯カム84の軸中心から外周面までの距離が最も短く、移動部材86がインク供給チューブ172を圧縮していない状態を示している。図5(c)は、図5(b)の状態から例えばカム駆動モータ80を時計方向へ回転させ、偏芯カム84が反時計方向へ90度回転させた状態を示している。この状態では、偏芯カム84の軸中心から外周面までの距離が最も短い場合と最も長い場合のほぼ中間であり、移動部材86がインク供給チューブ172を中間まで圧縮している。また、図5(d)は、図5(c)の状態から、さらにカム駆動モータ80を時計方向へ回転させ、偏芯カム84が反時計方向へさらに90度回転させた状態を示している。この状態では、偏芯カム84の軸中心から外周面までの距離が最も長く、移動部材86がインク供給チューブ172を閉塞近くまで圧縮している。
【0102】
このように構成された実施形態においては、キャリッジ4の移動位置を変更しなくても、インク供給チューブ172の圧縮量が変更できるので、排気キャップ40とノズルキャップ60とは、メンテナンスユニット100に固定されていればよい。すなわち、キャリッジ4が「第1の位置」〜「第3の位置」の間を移動する場合は、キャリッジ4とともに記録ヘッド10へキャッピングできる位置関係を保って移動可能に排気キャップ40とノズルキャップ60とが構成されていなくてもよい。
【0103】
本実施形態においては、インク供給チューブ172が「インク供給経路」及び「弾性を有するチューブ」に相当し、流路抵抗切換機構部78が「流路抵抗可変手段」に相当し、モータフレーム88が「流路抵抗可変手段」、「圧縮手段」及び「保持手段」に相当する。そして、カム駆動モータ80と、カム駆動モータギア81と、カムギア82と、偏芯カム84と、移動部材86とが、「流路抵抗可変手段」、「圧縮手段」及び「移動手段」に相当する。
【0104】
(2)なお、(1)に記載した流路抵抗切換機構部78の構成要素であるカム駆動モータ80と、このカム駆動モータ80の軸に固定したカム駆動モータギア81と、このカム駆動モータギア81と連動するカムギア82と、このカムギア82と同軸上に固定され偏芯カム84とは、いわゆる比例ソレノイドによって構成されていてもよい。このように構成された実施形態においては、比例ソレノイドに加える電流を変化させることによって、移動部材86がインク供給チューブ172を圧縮する圧縮量を変化させることができる。
【0105】
(3)上記実施形態では、インクタンク70と、インク供給チューブ72と、記録ヘッド10と、バルブケース16とが一つであったが、これには限らない。カラー記録が可能な複数色のインクを貯留する複数のインクタンクに対応した複数のインク供給チューブと、複数の記録ヘッドと、複数のバルブケースとで構成されるインクジェット記録装置において、次の(a)〜(c)のようにしてもよい。
【0106】
(a)それぞれのインク供給チューブに対応して複数の流路抵抗可変手段を設けてもよい。
(b)インク供給チューブを複数の組み合わせで分けて、それらの組み合わせに対応して複数の流路抵抗可変手段を設けてもよい。
【0107】
(c)全インク供給チューブをまとめて、そのまとめた全インク供給チューブに対応して流路抵抗可変手段を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0108】
【図1】本実施形態のインクジェット記録装置7を備えた多機能装置1の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示す多機能装置1の断面図である。
【図3】本実施形態のインクジェット記録装置7の概略構成を示し、(a)はキャリッジ4が印字領域にある場合を示し、(b)はキャリッジ4がメンテナンス領域の第1の位置にある場合を示す説明図である。
【図4】本実施形態のインクジェット記録装置7の概略構成を示し、(a)はキャリッジ4がメンテナンス領域の第2の位置にある場合を示し、(b)はキャリッジ4がメンテナンス領域の第3の位置にある場合を示す説明図である。
【図5】(a)は他の実施形態のインクジェット記録装置107の概略構成を示し、(b)は移動部材86がインク供給チューブ72を圧縮していない場合を示し、(c)は移動部材86がインク供給チューブ72を中間まで圧縮している場合を示し、(d)は移動部材86がインク供給チューブ72を最大まで圧縮している場合を示す説明図である。
【図6】本実施形態のインクジェット記録装置7のキャリッジ4の概略断面図を示す説明図である。
【図7】本実施形態のインクジェット記録装置7の制御装置110の概略構成を示すブロック図である。
【図8】本実施形態のインクジェット記録装置7の「初期充填」の処理を示すフローチャートである。
【図9】本実施形態のインクジェット記録装置7の「通常パージ」の処理を示すフローチャートである。
【図10】本実施形態のインクジェット記録装置7の「強力パージ」の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0109】
1…多機能装置、1a…ケース、1b…開口部、2…スキャナ、3…給紙カセット、3a…用紙収納部、4…キャリッジ、5…フレーム、5a…搬送路、6…操作パネル、7,107…インクジェット記録装置、7a…搬送ローラ、7b…排出ローラ、8…給紙ローラ、9…駆動軸、10…記録ヘッド、11…バッファタンク、12…気泡貯留室、13…インク流室、15…フィルタ、16…バルブケース、17…排出路、18…排出口、19…開閉弁、20…弁体、21…バネ、22…弁口、24…ガイドバー、25…無端ベルト、26…プーリ、27…アイドルプーリ、28…キャリッジモータ、30…給紙装置、31…アーム、32…記録用紙、33…ローラ軸駆動部、34…キャップ駆動部、35…ワイパー駆動部、36…切換機構、37…開閉駆動部、38…ポンプ、39…廃液フォーム、排気キャップ、40…排気キャップ、41…切換駆動部、46…気密空間、47…吸気口H、50…開閉部材、60…ノズルキャップ、62…スペーサ、63…密閉空間、64…吸気口N、70…インクタンク、72,172…インク供給チューブ、73a,73b,73c,73d…インク吸引チューブ、74…押圧ローラ、76…階段状ブロック、78…流路抵抗切換機構部、80…カム駆動モータ、81…カム駆動モータギア、82…カムギア、84…偏芯カム、85a,85b…固定軸、86…移動部材、86a…溝穴、88…モータフレーム、100…メンテナンスユニット、100a…ワイパーブレード、100b…廃インク受皿、110…制御装置。




 

 


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