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発明の名称 無線通信対応型プリンタ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−21767(P2007−21767A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−203132(P2005−203132)
出願日 平成17年7月12日(2005.7.12)
代理人 【識別番号】100083839
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 泰男
発明者 杉本 輔
要約 課題
無線通信モジュールをプリンタに内蔵させることにより、従来のような接続作業を不要とし、かつ他の機器との通信を良好とした無線通信対応型プリンタを提供する。

解決手段
本発明は、プリンタ本体1に無線通信モジュール14を内蔵したプリンタであって、プリンタ本体の動作制御を行うための電子部品を載置したメイン基板をプリンタ本体1の一側面側に配置するとともに、無線通信モジュール14を、プリンタ本体1の他側面側に配置したものである。
特許請求の範囲
【請求項1】
プリンタ本体に無線通信モジュールを内蔵したプリンタであって、前記プリンタ本体の動作制御を行うための電子部品を載置したメイン基板を前記プリンタ本体の一側面側に配置するとともに、前記無線通信モジュールを、前記プリンタ本体の他側面側に配置したことを特徴とする無線通信対応型プリンタ。
【請求項2】
請求項1に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、
前記無線通信モジュールを、前記プリンタ本体内の、前記メイン基板に対して対角線上をなす位置に配置したことを特徴とする無線通信対応型プリンタ。
【請求項3】
請求項2に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、
前記メイン基板に対して対角線上をなす前記無線通信モジュールの位置は、前記プリンタ本体内の前面側の側面上部であることを特徴とする無線通信対応型プリンタ。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、
前記メイン基板に対して前記無線通信モジュールを互いに平行になるように配置したことを特徴とする無線通信対応型プリンタ。
【請求項5】
請求項1に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、
前記無線通信モジュールは、無線通信部及び無線アンテナを含んで構成されていることを特徴とする無線通信対応型プリンタ。
【請求項6】
請求項1又は5に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、
前記無線通信部と前記メイン基板とを接続するケーブルが前記プリンタ本体のスキャナーユニット筐体に沿って配線されていることを特徴とする無線通信対応型プリンタ。
【請求項7】
請求項6に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、
前記スキャナーユニット筐体の少なくとも一部がシールド用板金部材で構成され、前記ケーブルは、そのシールド用板金部材で構成された部分に沿って配線されていることを特徴とする無線通信対応型プリンタ。
【請求項8】
内部機構を支持する合成樹脂製の左右のフレームと、そのフレームを覆う合成樹脂製のカバーとによりプリンタ本体が構成されるプリンタであって、
前記左右の一方のフレーム外側面に、前記プリンタ本体を制御するための電子部品を載置したメイン基板を配置するとともに、前記左右の他方のフレーム外側面に無線通信モジュールを配置し、前記メイン基板及び前記無線通信モジュールを前記カバーにより覆ったことを特徴とする無線通信対応型プリンタ。
【請求項9】
請求項8に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、
前記一方のフレームの外側面には、前記内部機構を回転駆動するためのギアー列及びそのギアー列を回転支持する金属板を配置したことを特徴とする無線通信対応型プリンタ。
【請求項10】
請求項8又は9に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、
前記左右のフレーム間にスキャナーユニット筐体が配置されると共に、前記無線通信モジュールと前記メイン基板とを接続するケーブルが前記スキャナーユニット筐体に沿って配線されていることを特徴とする無線通信対応型プリンタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ本体に無線通信モジュールを内蔵した無線通信対応型プリンタの技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ネットワークの接続インタフェースにも様々なタイプのものが開発されている。例えば、プリンタをネットワークに接続する際に、古くはパラレルインタフェースで直接パソコンとプリンタを接続していたが、最近では無線LANのようにパソコンに無線LANプリントサーバを接続して印刷を行う装置が登場している。
【0003】
また、例えば特許文献1に開示された装置は、LANポート及びパラレルポート又はシリアルポートを備えた無線LANプリントサーバをプリンタに接続する場合、イーサネット(R)ポート間を信号ラインとしてデータの送受信を行うとともに、パラレルポート又はシリアルポート間を電源ラインとして接続装置からアクセサリに電源を供給するようにしている。
【特許文献1】特開2004−62245公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した無線LANプリントサーバは、プリンタの後から開発されたものであるため、従来のプリンタに接続する必要があり、プリンタに外付け別体のオプションとなることが多い。このような従来の無線LANプリントサーバのようなアクセサリは、電源が専用のアダプタにより給電され、印刷データはパラレルインタフェース(パラレルポート)でプリンタに接続されていた。
【0005】
このような従来の無線LANプリントサーバを接続したプリンタでは、新たに無線LANプリントサーバ用のACアダプタが必要となり、プリンタ周辺の配線が増えてしまうという問題があった。
【0006】
また、特許文献1に開示された装置は、LANポート及びパラレルポート又はシリアルポートを備えた無線LANプリントサーバをプリンタに接続する場合、イーサネット(R)ポート間を信号ラインとしてデータの送受信を行うとともに、パラレルポート又はシリアルポート間を電源ラインとして接続装置からアクセサリに電源を供給するようにしているものの、いずれにしても無線LANプリントサーバをプリンタに接続する必要があった。
【0007】
本発明は、以上の問題等に鑑みてなされたものであり、無線通信モジュールをプリンタに内蔵させることにより、従来のような接続作業を不要とし、かつ他の機器との通信を良好とした無線通信対応型プリンタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、プリンタ本体に無線通信モジュールを内蔵したプリンタであって、前記プリンタ本体の動作制御を行うための電子部品を載置したメイン基板を前記プリンタ本体の一側面側に配置するとともに、前記無線通信モジュールを、前記プリンタ本体の他側面側に配置したことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、前記無線通信モジュールを、前記プリンタ本体内の、前記メイン基板に対して対角線上をなす位置に配置したことを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、前記メイン基板に対して対角線上をなす前記無線通信モジュールの位置は、前記プリンタ本体内の前面側の側面上部であることを特徴とする。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、前記メイン基板に対して前記無線通信モジュールを互いに平行になるように配置したことを特徴とする。
【0012】
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、前記無線通信モジュールは、無線通信部及び無線アンテナを含んで構成されていることを特徴とする。
【0013】
請求項6に記載の発明は、請求項1又は5に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、前記無線通信部と前記メイン基板とを接続するケーブルが前記プリンタ本体のスキャナーユニット筐体に沿って配線されていることを特徴とする。
【0014】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、前記スキャナーユニット筐体の少なくとも一部がシールド用板金部材で構成され、前記ケーブルは、そのシールド用板金部材で構成された部分に沿って配線されていることを特徴とする。
【0015】
請求項8に記載の発明は、内部機構を支持する合成樹脂製の左右のフレームと、そのフレームを覆う合成樹脂製のカバーとによりプリンタ本体が構成されるプリンタであって、前記左右の一方のフレーム外側面に、前記プリンタ本体を制御するための電子部品を載置したメイン基板を配置するとともに、前記左右の他方のフレーム外側面に無線通信モジュールを配置し、前記メイン基板及び前記無線通信モジュールを前記カバーにより覆ったことを特徴とする。
【0016】
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、前記一方のフレームの外側面には、前記内部機構を回転駆動するためのギアー列及びそのギアー列を回転支持する金属板を配置したことを特徴とする。
【0017】
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載の無線通信対応型プリンタにおいて、前記左右のフレーム間にスキャナーユニット筐体が配置されると共に、前記無線通信モジュールと前記メイン基板とを接続するケーブルが前記スキャナーユニット筐体に沿って配線されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
請求項1に記載の発明によれば、プリンタ本体に無線通信モジュールを内蔵したことにより、従来のようにその度に接続する必要がなくなり、使い勝手が良くなる。また、プリンタ本体の動作制御を行うための電子部品を載置したメイン基板をプリンタ本体の一側面側に配置するとともに、無線通信モジュールを、プリンタ本体の他側面側に配置したことにより、メイン基板に対して無線通信モジュールが離間することになるので、メイン基板が通信の障害になることが少なく、良好な通信を行うことができる。
【0019】
請求項2に記載の発明によれば、無線通信モジュールを、プリンタ本体内の、メイン基板に対して対角線上をなす位置に配置したことにより、メイン基板に対して無線通信モジュールが一段と離間することになるので、メイン基板が通信の障害になることを一層少なくすることができる。
【0020】
請求項3に記載の発明によれば、メイン基板に対して対角線上をなす無線通信モジュールの位置は、プリンタ本体内の前面側の側面上部であることにより、電波が障害物に遮られることなく、良好な通信を行うことができる。
【0021】
請求項4に記載の発明によれば、メイン基板に対して無線通信モジュールを互いに平行になるように配置したことにより、メイン基板に対して無線通信モジュールが一段と離間することになるので、メイン基板が通信の障害になることを一層少なくすることができる。
【0022】
請求項5に記載の発明によれば、無線通信モジュールは、無線通信部及び無線アンテナを含んで構成されていることにより、良好な通信を行うことができる。
【0023】
請求項6に記載の発明によれば、無線通信部とメイン基板とを接続するケーブルがプリンタ本体のスキャナーユニット筐体に沿って配線されているので、配線経路が確実に形成され、安定した通信を行うことができる。
【0024】
請求項7に記載の発明によれば、スキャナーユニット筐体の少なくとも一部がシールド用板金部材で構成され、ケーブルは、そのシールド用板金部材で構成された部分に沿って配線されているので、ケーブルから出る不必要な電波に対するシールド効果を向上させることができる。
【0025】
請求項8に記載の発明によれば、合成樹脂製の左右の一方のフレーム外側面に、プリンタ本体を制御するための電子部品を載置したメイン基板を配置するとともに、合成樹脂製の左右の他方のフレーム外側面に無線通信モジュールを配置したことにより、メイン基板に対して無線通信モジュールが離間することになるので、メイン基板が通信の障害になることを少なくし、良好な通信を行うことができる。また、メイン基板及び無線通信モジュールを合成樹脂製のカバーにより覆ったので、メイン基板及び無線通信モジュールを機械的に保護したにも拘らず、合成樹脂製のカバーは電波が透過するので、良好な通信を行うことができる。
【0026】
請求項9に記載の発明によれば、一方のフレームの外側面には、内部機構を回転駆動するためのギアー列及びそのギアー列を回転支持する金属板を配置したことにより、金属板が他方のフレーム外側面に配置された無線通信モジュールの通信の障害になることを少なくすることができる。
【0027】
請求項10に記載の発明によれば、左右のフレーム間にスキャナーユニット筐体が配置されると共に、前記無線通信モジュールと前記メイン基板とを接続するケーブルが前記スキャナーユニット筐体に沿って配線されているので、ケーブルの接続経路を確実に形成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0029】
図1は本発明の無線通信対応型プリンタを適用したレーザプリンタを示す斜視図であるなお、以下の説明において、レーザプリンタの奥行き方向をX方向(正面側を+Xとする)、幅方向(図1における右手前側を+Zとする)をZ方向とし、高さ方向をY方向(図1における上側を+Yとする)として説明する。
【0030】
プリンタ本体としてのレーザプリンタ1は、内部機構を支持する左右のフレーム11,12と、その左右のフレーム11,12の、左右両側面、前後面および上面の各外側を覆う本体カバー2とから構成され、各本体カバー2は、左右のフレーム11,12にねじ等により取り付けられている。前記左右のフレーム11,12は、ABS樹脂、ポリカーボネート等の合成樹脂から成形されている。また、前記本体カバー2は、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂等の合成樹脂から成形されている。
【0031】
前記左右のフレーム11,12間には、被記録媒体としての用紙を給紙するためのフィーダ部(図示せず)と、給紙された用紙に画像を形成するための画像形成部3、用紙に転写されたトナー像を用紙上に定着させるための熱定着機構(図示せず)等が支持されている。
【0032】
この画像形成部3は、図2に示すようなスキャナーユニットとしてのスキャナ部4を有している。
【0033】
このスキャナ部4は、本体ケーシング2内上部の、前記左右のフレーム11,12間に設けられ、図示しないレーザ光源、回転駆動されるポリゴンミラー5、fθレンズ6、反射鏡7、レンズ8及び反射鏡9等を備えている。そして、レーザ光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー5で偏向されて、fθレンズ6を通過した後、反射鏡7によって光路が折り返され、さらにレンズ8を通過した後、反射鏡9によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、画像形成部3の感光ドラム10の表面上に照射される。前記ポリゴンミラー5、fθレンズ6、反射鏡7、レンズ8及び反射鏡9等は、スキャナ部4の筐体4aに取り付けられており、また、スキャナ部4の筐体4aは、前記左右のフレーム11,12間に取り付けられている。
【0034】
スキャナ部4の筐体4aの上面は、シールド用板金部材としての金属板4bにより覆われ、また、筐体4aの下面も金属板4cにより覆われている。また、金属板4bの後縁には、下方に向かって延びる垂下部4dが形成されており、この垂下部4dは、金属板4bの後縁に沿って前記左右のフレーム11,12間に亘って形成されている。
【0035】
左右のフレーム11,12における一方(正面から見て左側)のフレーム11の外側面には、図3及び図4に示すようにレーザプリンタ1を制御するための電子部品を載置したメイン基板13が配置されている。また、前記メイン基板13は、メイン基板13から不必要な電波が出ないように金属材料よりなるシールド板により覆われている。
【0036】
一方、左右のフレーム11,12における他方(正面から見て右側)のフレーム12の外側面には、図5及び図6に示すように無線通信モジュール14が内蔵して配置されている。したがって、これらメイン基板13及び無線通信モジュール14がそれぞれ左右のフレーム11,12に配置されて本体カバー2に覆われている。
【0037】
また、前記一方のフレーム11の外側面には、図3に示すように上記内部機構を回転駆動するためのギアー列15が配置され、更にその外側には、そのギアー列を回転支持する金属板16がねじ等の締結手段17により取り付けられている。
【0038】
さらに、無線通信モジュール14は、後述する無線通信部及び無線アンテナを含んで構成されている。そして、無線通信モジュール14は、図5及び図6に示すようにレーザプリンタ1内においてメイン基板13に対して対角線上をなす位置に配置され、かつレーザプリンタ1内の前面側の、正面から見て右側面上部に配置されている。また、無線通信モジュール14は、メイン基板13に対して互いに平行になるように配置されている。
【0039】
また、前記メイン基板13は、図2に示すUSB(Universal Serial Bus)等のケーブル18を介して無線通信モジュール14の無線通信部と接続され、このケーブル18がスキャナ部4の筐体4aと金属板4bの垂下部4dとの間に沿って配線されている。本実施形態では、左右のフレーム11,12における一方(正面から見て左側)のフレーム11の外側面にはメイン基板13が配置され、他方(正面から見て右側)のフレーム12の外側面には無線通信モジュール14が配置されているので、それらを接続するケーブル18が、メイン基板13および無線通信モジュール14を同じフレーム11の外側面に配置した場合に比べて長くなるが、ケーブル18から出る不必要な電波は、金属板4bの垂下部4dによりシールドされて外部に放射されることはない。
【0040】
次に、本実施形態におけるレーザプリンタの制御ユニットを図8に基づいて説明する。図8は本実施形態におけるレーザプリンタの制御ユニットを示すブロック図である。前記制御ユニットを構成する電子部品の多くは、前記メイン基板13上に配置されている。
【0041】
図8に示すように、制御ユニット20は、CPU21と、種々の制御プログラムが格納されたROM22と、パーソナルコンピュータやホストコンピュータ等の外部のデータ送信機器PCから送信された送信データを受けて格納する受信バッファ等の各種メモリが設けられたRAM23と、送信された印字データを受信するインターフェース(I/F)24と、スキャンバッファを有しビットイメージデータに変換された印字情報を順次DCコントローラ回路25へ出力するインターフェース(I/F)26と、上述したように無線通信部14a及び無線アンテナ14bを含んで構成された無線通信モジュール14と、この無線通信モジュール14や各種センサ27からの検出信号を受信するインターフェース(I/F)28と、操作パネル29から各種制御モードを選択でき、その切り替えた信号を受けるインターフェース(I/F)30とを備えており、これらはバス31を介してCPU21にそれぞれ接続されている。
【0042】
なお、DCコントローラ回路25には、図示しないが各種ローラ、モータやヒータを駆動するための駆動回路32が接続されている。また、無線通信モジュール14の無線アンテナ14bは、無線LANを構成する各ノードに対して印字データ等の送受信を行う。
【0043】
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0044】
図9は比較例における無線通信モジュールの無線アンテナの受信特性を示す説明図、図10は本実施形態における無線通信モジュールの無線アンテナの受信特性を示す説明図である。
【0045】
図9は、図4において無線通信モジュールを、左右のフレーム11,12における一方(正面から見て左側)のフレーム11内のメイン基板13の右側上部に間隔をおいて位置いる部分Aに配置した場合の受信特性を示している。図9によれば、メイン基板13側のフレーム11内に無線通信モジュールを配置したことから、メイン基板13により通信の障害を受け、ディップが見られ、指向性を有した特性が得られた。
【0046】
一方、図10は、無線通信モジュール14を、上記のようにレーザプリンタ1においてメイン基板13に対して異なる側面側に配置し、またメイン基板13に対して対角線上をなす位置に配置し、さらに無線通信モジュール14の位置は、レーザプリンタ1内の前面側の側面上部であり、その上メイン基板13に対して互いに平行になるように配置していることから、メイン基板13が通信の障害になることを少なくし、受信感度がよく、かつディップがなく、ほぼ無指向性の受信特性が得られた。
【0047】
このように本実施形態によれば、レーザプリンタ1に無線通信モジュール14を内蔵したことにより、従来のようにその度に接続する必要がなくなり、使い勝手が良くなる。また、レーザプリンタ1の動作制御を行うための電子部品を載置したメイン基板13をレーザプリンタ1の一側面側に配置するとともに、無線通信モジュール14を、レーザプリンタ1の他側面側に配置したことにより、メイン基板13に対して無線通信モジュール14が離間することになるので、メイン基板13が通信の障害になることを少なくし、良好な通信を行うことができる。
【0048】
また、本実施形態によれば、無線通信モジュール14を、レーザプリンタ1内の、メイン基板13に対して対角線上をなす位置に配置したことにより、メイン基板13に対して無線通信モジュール14が一段と離間することになるので、メイン基板13が通信の障害になることを一層少なくすることができる。
【0049】
さらに、本実施形態によれば、メイン基板13に対して対角線上をなす無線通信モジュール14の位置は、レーザプリンタ1内の前面側の側面上部であることにより、電波が障害物に遮られることなく、良好な通信を行うことができる。
【0050】
そして、本実施形態によれば、メイン基板13に対して無線通信モジュール14を互いに平行になるように配置したことにより、メイン基板13に対して無線通信モジュール14が一段と離間することになるので、メイン基板13が通信の障害になることを一層少なくすることができる。
【0051】
また、本実施形態によれば、無線通信モジュール14は、無線通信部14a及び無線アンテナ14bを含んで構成されていることにより、良好な通信を行うことができる。
【0052】
さらに、本実施形態によれば、無線通信部14aとメイン基板13とを接続するケーブル18がレーザプリンタ1のスキャナ部4の筐体4aに沿って配線されているので、配線経路が確実に形成され、安定した通信を行うことができる。
【0053】
そして、本実施形態によれば、スキャナ部4の筐体4aの上面を覆う蓋体がシールド用の金属板4bで構成され、ケーブル18は、そのシールド用の金属板4bの垂下部4d部分に沿って配線されているので、ケーブル18から放出される不必要な電波に対するシールド効果を向上させることができる。
【0054】
また、本実施形態によれば、合成樹脂製の左右のフレームの内、一方のフレーム11の外側面に、レーザプリンタ1を制御するための電子部品を載置したメイン基板13を配置するとともに、合成樹脂製の左右のフレームの内、他方のフレーム12の外側面に無線通信モジュール14を配置したことにより、メイン基板13に対して無線通信モジュール14が離間することになるので、メイン基板13が通信の障害になることを少なくし、良好な通信を行うことができる。また、メイン基板13及び無線通信モジュール14を合成樹脂製の本体カバー2により覆ったので、メイン基板13及び無線通信モジュール14を機械的に保護したにも拘らず、合成樹脂製の本体カバー2が電波を透過するので、良好な通信を行うことができる。
【0055】
さらに、本実施形態によれば、一方のフレーム11の外側面には、内部機構を回転駆動するためのギアー列及びそのギアー列15を回転支持する金属板16を配置したことにより、フレーム11の外側面が金属板16で覆われるため、電波障害を回避することができる。
【0056】
そして、本実施形態によれば、左右のフレーム11,12間にスキャナ部4の筐体4aが配置されると共に、無線通信モジュール14とメイン基板13とを接続するケーブル18がスキャナ部4の筐体4aに沿って配線されているので、ケーブル18の接続経路を確実に形成することができる。
【0057】
なお、上記実施形態においては、本発明をレーザプリンタに適用した例について説明したが、無線通信対応型プリンタであれば、インクジェットプリンタ等でも適用可能である。
【0058】
また、上記実施形態では、スキャナ部4の筐体4aの上面を覆う蓋体をシールド用板金部材で構成したが、筐体4aの全てをシールド用板金部材で構成してもよく、要するに、筐体4aの少なくとも一部をシールド用板金部材で構成すればよい。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本発明の無線通信対応型プリンタを適用したレーザプリンタを示す斜視図である。
【図2】図1のレーザプリンタのスキャナ部を示す断面図である。
【図3】図1のレーザプリンタのフレーム構造を示す斜視図である。
【図4】図3のレーザプリンタのフレーム構造を示す左側面図である。
【図5】図1のレーザプリンタのフレーム構造を他の方向から見た状態示す斜視図である。
【図6】図5のレーザプリンタのフレーム構造を示す右側面図である。
【図7】図5のレーザプリンタのフレーム構造を示す平面図である。
【図8】本実施形態におけるレーザプリンタの制御ユニットを示すブロック図である。
【図9】比較例における無線通信モジュールの無線アンテナの受信特性を示す説明図である。
【図10】本実施形態における無線通信モジュールの無線アンテナの受信特性を示す説明図である。
【符号の説明】
【0060】
1 レーザプリンタ(プリンタ本体)
2 本体カバー
4 スキャナ部(スキャナーユニット)
4a 筐体
4b 金属板(シールド用板金部材)
11 フレーム
12 フレーム
13 メイン基板
14 無線通信モジュール
14a 無線通信部
14b 無線アンテナ
15 ギアー列
16 金属板
17 締結手段
18 ケーブル
20 制御ユニット




 

 


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