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発明の名称 インクジェット記録装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−8156(P2007−8156A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2006−147742(P2006−147742)
出願日 平成18年5月29日(2006.5.29)
代理人 【識別番号】100082500
【弁理士】
【氏名又は名称】足立 勉
発明者 梅田 隆一郎 / 矢澤 宏明 / 加賀 光 / 櫻井 久喜
要約 課題
回復動作の頻度が同程度な複数のインクタンク群をインクタンク群ごとに吸引パージ動作できるような、ヘッドノズル配列、キャップ配列を構成し、必要のない吸引パージ動作による無駄な捨てインクを削減可能なインクジェット記録装置を提供する。

解決手段
Y、C、Mのインクタンク群61と、R、G、Bのインクタンク群62と、フォトK、Kのインクタンク群63と、に対応して記録ヘッド30の面を密閉可能に3つのノズルキャップ71〜73が設けられ、この3つのノズルキャップ71〜73ごとに吸引ポンプ90によってインクを吸引できるように構成されている。したがって、インクタンク群ごとに吸引パージ動作できるので、必要のない吸引パージ動作がされることがないので無駄な捨てインクを削減できる。
特許請求の範囲
【請求項1】
色毎にインクを貯留した複数のインクタンクと、
前記複数のインクタンクに貯留されたインクを被記録媒体に吐出可能なノズルを有する記録ヘッドと、
前記ノズルが形成された前記記録ヘッドの表面を密閉可能なノズルキャップと、
前記記録ヘッドからインクを前記ノズルキャップ内に排出させる圧力を付与する圧力付与部とを備えたインクジェット記録装置において、
前記複数のインクタンクは、使用頻度順に、前記インクタンクの数よりも少ない複数の組に分割され、
前記ノズルキャップは、分割された前記インクタンクの組に対応して複数設けられていることを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項2】
色毎にインクを貯留した複数のインクタンクと、
前記複数のインクタンクに貯留されたインクを被記録媒体に吐出可能なノズルを有する記録ヘッドと、
前記ノズルが形成された前記記録ヘッドの表面を密閉可能なノズルキャップと、
前記記録ヘッドからインクを前記ノズルキャップ内に排出させる圧力を付与する圧力付与部とを備えたインクジェット記録装置において、
前記複数のインクタンクは、
イエロー、シアン、マゼンタの3色のインクタンクから構成される第1のインクタンク群と、
レッド、グリーン、ブルーの3色のインクタンクから構成される第2のインクタンク群と、
ブラックの1色のインクタンクから構成される第3のインクタンク群とに分割され、
前記ノズルキャップは、分割された前記インクタンク群に対応して複数設けられていることを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項3】
色毎にインクを貯留した複数のインクタンクと、
前記複数のインクタンクに貯留されたインクを被記録媒体に吐出可能なノズルを有する記録ヘッドと、
前記ノズルが形成された前記記録ヘッドの表面を密閉可能なノズルキャップと、
前記記録ヘッドからインクを前記ノズルキャップ内に排出させる圧力を付与する圧力付与部とを備えたインクジェット記録装置において、
前記複数のインクタンクは、
イエロー、シアン、マゼンタの3色のインクタンクから構成される第1のインクタンク群と、
レッド、グリーン、ブルーの3色のインクタンクから構成される第2のインクタンク群と、
フォトブラック、ブラックの2色のインクタンクから構成される第3のインクタンク群とに分割され、
前記ノズルキャップは、分割された前記インクタンク群に対応して複数設けられていることを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項4】
色毎にインクを貯留した複数のインクタンクと、
前記複数のインクタンクに貯留されたインクを被記録媒体に吐出可能なノズルを有する記録ヘッドと、
前記ノズルが形成された前記記録ヘッドの表面を密閉可能なノズルキャップと、
前記記録ヘッドからインクを前記ノズルキャップ内に排出させる圧力を付与する圧力付与部とを備えたインクジェット記録装置において、
前記複数のインクタンクは、
イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のインクタンクから構成される第1のインクタンク群と、
レッド、グリーン、ブルー、フォトブラックの4色のインクタンクから構成される第2のインクタンク群とに分割され、
前記ノズルキャップは、分割された前記インクタンク群に対応して複数設けられていることを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項5】
請求項1〜請求項4のいずれかに記載のインクジェット記録装置において、
前記圧力付与部は、前記ノズルキャップ内に負圧を発生させ、前記記録ヘッドからインクを吸引する吸引ポンプであり、
前記複数のノズルキャップと前記圧力付与部との間に設けられ、前記複数のノズルキャップと前記圧力付与部との連通を択一的に切り替え可能な切り替え手段を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項6】
請求項5に記載のインクジェット記録装置において、
前記切り替え部は、前記複数のノズルキャップに対応する吸込口が設けられた筒体と、該筒体に内蔵され、吸込穴が設けられた回転体とを備え、前記回転体が回転し、前記吸込口のいずれかと前記吸込穴とが連通することにより、前記ノズルキャップのいずれかと前記圧力付与部とが連通するように構成されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項7】
請求項1〜請求項4のいずれかに記載のインクジェット記録装置において、
前記圧力付与部は、前記組若しくは群となったインクカートリッジ内部に正圧を発生させ、前記記録ヘッドからインクを強制排出させる加圧ポンプであり、
前記複数の組若しくは群となったインクカートリッジと前記圧力付与部との間に設けられ、前記複数の組若しくは群のインクカートリッジと前記圧力付与部との連通を択一的に切り替え可能な切り替え手段を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項8】
請求項1に記載のインクジェット記録装置において、
前記複数のインクカートリッジは、5つ以上のカートリッジであることを特徴とするインクジェット記録装置。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はインクジェット記録装置に関するものであり、特に、ノズルのメンテナンス時に吐出されるインクを低減するための技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数色のインク(例えば、イエロー(以下、「Y」)、シアン(以下、「C」)、マゼンタ(以下、「M」)、レッド(以下、「R」)、グリーン(以下、「G」)、ブル−(以下、「B」)、フォトブラック(以下、「フォトK」)、ブラック(以下、「K」))を用いてカラー記録が可能なインクジェット記録装置が実現されている。このようなインクジェット記録装置においては、各色インクをそれぞれ吐出するノズルが記録ヘッドに設けられており、各ノズルからインクを選択的に被記録媒体上へ吐出することにより被記録媒体上に画像を記録するのである。
【0003】
しかし、ノズルにゴミや空気が混入したり、ノズル内のインクが乾燥して固化したりすると、ノズルが詰まってインクを吐出することができなくなる状態(即ち、不吐出状態)に陥ることが知られている。このような不吐出状態を正常な状態へ回復するために、吸引パージ動作や正圧パージ動作、さらにフラッシング動作等の各種メンテナンス動作が行われる。このようなメンテナンス動作実行の際には、ノズル内からゴミや空気、さらに固化したインクを強制的に除去するために、新しいインクも強制的に吐出される。このようにして吐出されたインクは、特許文献1、2に記載されているように、廃インク貯留室に貯留されたり廃インク吸収体に吸収されたりすることでそのまま破棄される。
【0004】
しかし、上述のようなメンテナンス動作によって記録に利用されないインクが大量に廃棄されるということは、必然的に記録に利用できるインクが減少してしまうということであり、その分インク代等のランニングコストが高くなるという問題点があった。
また、例えば、特許文献3に記載されているように、長期間放置後の記録における記録品位回復のためにクリーニング動作を実行する場合、クリーニング動作の回数を少ない回数で済ませることができ、クリーニング処理(回復処理)における吸引や吐出で消費されるインク量を減少させるための技術が案出されている。
【0005】
さらに、上述したカラー記録を行う記録ヘッドにおいて、異なるインク毎に独立してメンテナンス動作が可能な構成にすると、装置全体が大型になると共にその制御が煩雑になるという問題もあった。
そこで、メンテナンス機構の構成や制御を簡略化するために、1つのメンテナンス機構を複数の記録ヘッドで共用する構成や、複数の記録ヘッドを同時に覆うノズルキャップを用いることにより、当該複数の記録ヘッドに対して同時にメンテナンス動作が行われる機構が案出されている。
【特許文献1】特開平4−364960号公報(第4頁)
【特許文献2】特開平8−132640号公報(第6頁)
【特許文献3】特開2004−90529号公報(第10頁)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、1つのメンテナンス機構を複数の記録ヘッドで共用する場合には、全ての記録ヘッドの回復動作を完了させるまでの所要時間が長くなる。また、1つのメンテナンス機構に様々な色のインクが排出されるため、却ってメンテナンス動作を行うことにより記録ヘッドのノズルに他の色のインクが付着して混色が生じる虞がある。複数の記録ヘッドに対して同時にメンテナンス動作を行う機構においても、同一のノズルキャップ内で複数のインクが混じり合うため、記録ヘッドのノズルに混色が生じる虞がある。
また、記録ヘッドは使用されるインクの色によって動作頻度(インクの使用頻度)が異なる。そして、安定した印字品質を保つためには、回復動作が必要になる頻度はインクの使用頻度に応じて決定されるのが好ましい。しかしながら、複数の記録ヘッドに対して同時にメンテナンス動作を行う機構においては、メンテナンス動作を同時に行う記録ヘッドに対してインクの使用頻度は考慮されていなかった。
【0007】
したがって、例えば回復動作の頻度の高いインクタンク群と回復動作の頻度の低いインクタンク群とがあった場合に、回復動作の頻度の低いインクタンク群は、回復動作の頻度の高いインクタンク群と一緒に吸引パージ動作がされ、回復動作の頻度の低いインクタンク群は、無駄な捨てインクを発生させていた。
【0008】
そこで、本発明は、必要のないメンテナンス動作による無駄な捨てインクを削減可能であり、該メンテナンス動作に起因する記録ヘッドのノズルの混色による影響を低減させることが可能なインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載のインクジェット記録装置は、色毎にインクを貯留した複数のインクタンクと、前記複数のインクタンクに貯留されたインクを被記録媒体に吐出可能なノズルを有する記録ヘッドと、前記ノズルが形成された前記記録ヘッドの表面を密閉可能なノズルキャップと、前記記録ヘッドからインクを前記ノズルキャップ内に排出させる圧力を付与する圧力付与部とを備えている。そして、複数のインクタンクは、使用頻度順に、前記インクタンクの数より少ない複数の組に分割され、前記ノズルキャップは、分割された前記インクタンクの組に対応して複数設けられている。
【0010】
このようにすれば、使用頻度順に分割されたインクタンクの組ごとに吸引ポンプによって記録ヘッドからインクをノズルキャップ内に排出させることができる。後述するようにインクの使用頻度が違ってくれば、回復動作の頻度も違ってくる。したがって、使用頻度の高いインクタンクの組と使用頻度の低いインクタンクの組とがあった場合に、使用頻度の低いインクタンクの組については、使用頻度の高いインクタンクの組と一緒に吸引パージ動作がされないので、使用頻度の低いインクタンクの組における無駄な捨てインクを削減できる。
【0011】
また、請求項2に記載のように、複数のノズルキャップは、イエロー、シアン、マゼンタの3色のインクタンクから構成される第1のインクタンク群と、レッド、グリーン、ブルーの3色のインクタンクから構成される第2のインクタンク群と、ブラックの1色のインクタンクから構成される第3のインクタンク群と、に対応して設けられていることが望ましい。その理由を次に説明する。
【0012】
複数色のインク(例えば、Y、C、M、R、G、B、K)を用いてカラー記録が可能なインクジェット記録装置においては、一般的な画質モードと高画質モードとで使用されるインクが分けられる。つまり、一般的な画質モードではY、C、M、Kが使われ、高画質モードではY、C、M、Kに加えてR、G、Bも使われる。したがって、Y、C、M、KのインクタンクのグループとR、G、Bのインクタンクのグループではインクの使用頻度が違う。そして、インクの使用頻度が違ってくれば回復動作の頻度も違ってくる。なぜなら、一般的な画質モードで記録している場合にユーザがインクの吐出不良を確認して回復動作をする必要のあるインクタンクは、Y、C、M、Kのインクタンクのグループのみだからである。つまり、R、G、Bのインクタンクのグループについては回復動作は不要となる。
【0013】
なお、Y、C、M、Kのインクタンクのグループを1つの群とした場合に同一ノズルキャップ内で回復動作の吸引パージ動作を行なうと、ノズルキャップ内で各インクが混ざり合うことになる。そして、回復動作の吸引パージ動作が終了すると、各インクのノズル内にはノズルの排圧によって混色したインクが若干引き込まれて付着する。特に、KのインクはY、C、Mのインクに比較して混色が目立ちやすいため、別のグループとしたほうが好ましい。そこで、KはY、C、Mのインクのグループと分けて独立したインクのグループを形成するのがよい。
したがって、インクタンクのグループは、回復頻度と混色防止を考慮して、Y、C、Mのインクタンクのインクタンク群、R、G、Bのインクタンクのインクタンク群、Kのインクタンクのインクタンク群に分けるとよい。
【0014】
ところで、インクジェット記録装置において、請求項3に記載のように、第3のインクタンク群は、フォトブラック、ブラックの2色のインクタンクから構成されるとよい。一般的にKのインクの材料は顔料系のインクが使用されているが、フォトKはY、C、Mのインクと同様に染料系のインクが使用されているため、写真のような高画質に求められる繊細なカラー記録にはKのインクよりもフォトKのインクが使用される。したがって、写真のような高画質に求められる繊細なカラー記録が可能な装置の場合においてもフォトK及びKは、混色防止のためY、C、Mのインクのグループと分けて独立したインクのグループを形成するのがよい。
【0015】
ところで、インクジェット記録装置において、請求項4に記載のように、複数のノズルキャップは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のインクタンクから構成される第1のインクタンク群と、レッド、グリーン、ブルー、フォトブラックの4色のインクタンクから構成される第2のインクタンク群と、に対応して設けられていることが望ましい。この構成であれば、メンテナンス機構をより簡略化することが出来ると共に、メンテナンス処理動作に係る時間を短縮でき、そうでありながら、廃棄するインクの量も抑制できる。
【0016】
また、インクジェット記録装置において、請求項5に記載のように、複数のノズルキャップと圧力付与部(吸引ポンプ)との間に設けられ、複数のノズルキャップと圧力付与部(吸引ポンプ)との連通を択一的に切り替え可能な切り替え手段を備えていることが望ましい。
【0017】
このようなインクジェット記録装置によれば、インクタンク群ごとに圧力付与部(吸引ポンプ)を設けることなく、切り替え手段によって1つの圧力付与部(吸引ポンプ)で複数のインクタンク群を択一的に切り替えて、回復動作のメンテナンス動作(吸引パージ)をすることができる。したがって、複数のインクタンク群ごとにノズルキャップを設け、インクタンク群ごとに回復動作のメンテナンス動作(吸引パージ)をする場合には、装置の大型化を防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明が適用された実施形態を図面と共に説明する。
[インクジェット記録装置1の全体構成の説明]
図1は本実施形態のインクジェット記録装置1の外形斜視図である。
【0019】
インクジェット記録装置1は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能等を備えた、いわゆる多機能装置(MFD:Multi Function Device)であり、被記録媒体として、紙又はプラスチックフィルム等のシート状の用紙が用いられる。
【0020】
インクジェット記録装置1は、合成樹脂製のハウジング2の底部に、その前側に形成された開口部2aから差し込み可能な給紙カセット3を備える。また、給紙カセット3の上方には、記録済みの用紙が矢印A方向へ排出される排紙部21が設けられており、排紙部21から連通する排紙口は、ハウジング2の前面の開口部2aの上部に共通に設けられている。
【0021】
給紙カセット3は、例えばA4サイズ、レターサイズ、リーガルサイズ、はがきサイズ等にカットされた用紙を複数枚収納可能に構成されている。各用紙は、その長辺が用紙搬送方向(副走査方向又はX軸方向)と平行になるように配置される。また、給紙カセット3の前端には、リーガルサイズ等の長い用紙の後端部を支持する補助支持部材3aがX軸方向に延出可能に装着されている。給紙カセット3内に納まるA4サイズ等の用紙を用いる場合には、給紙カセット3の前部に対して補助支持部材3aを給紙の妨げとならないように収納することができる。
【0022】
一方、ハウジング2の上部には、コピー機能やファクシミリ機能における原稿読取の際に使用される画像読取装置23が配置されている。この画像読取装置23は枢軸部(図示なし)を介してハウジング2の一側端に対して上下開閉回動可能に構成されている。更に、画像読取装置23の上部には、画像読取装置23の上面を覆う原稿カバー体27が、画像読取装置23の後端に設けられた枢軸(図示なし)を中心に上下回動可能に装着されている。
【0023】
画像読取りの際は、原稿カバー体27を上側に開けて載置用ガラス板(図示なし)上に原稿が載置された状態で、載置用ガラス板(図示なし)の下方にてY軸方向(主走査方向)に往復移動可能に設けられている原稿読取り用の密着型イメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)(図示なし)を原稿紙面に対して走査することによって原稿紙面の画像を読取る。
【0024】
画像読取装置23の上面の原稿カバー体27の前方に各種操作ボタンや液晶表示部等を備えた操作パネル部29が設けられている。
ハウジング2内部には、後述するようにプリンタ機能を実現するためのインクジェット式の記録ヘッド30と8つのインクタンク31〜38を搭載し(図2参照)、Y軸方向(主走査方向)へ往復移動可能なキャリッジ40(図2参照)、及びその他の機構からなる記録部(図示なし)が設けられている。記録ヘッド30は、この走査時にインクを吐出することで記録ヘッド30の下方で停止配置されている用紙に画像を記録する。
【0025】
[回復動作ユニット50の構成の説明]
図2(a)は本実施形態のインクジェット記録装置1におけるキャリッジ40と回復動作ユニット50の概略構成を示す図であり、キャリッジ40が待機位置にある状態を示している。
【0026】
キャリッジ40に搭載された記録ヘッド30は、8つのインクタンク31〜38内のインクを吐出して被記録媒体に画像記録を行うための8つのノズル30a〜30hを備えている。そして、キャリッジ40に搭載された8つのインクタンク31〜38は、Y、C、Mのインクタンク31〜33から構成されるインクタンク群61と、R、G、Bのインクタンク34〜36から構成されるインクタンク群62と、フォトK、Kのインクタンク37,38から構成されるインクタンク群63と、から構成されている。
【0027】
次に、回復動作ユニット50について説明する。回復動作ユニット50は、メンテナンス部(図示なし)に搭載され、図2(a)に示すようにキャリッジ40の待機位置でノズルキャップ71〜73が記録ヘッド30と密閉できる位置に配置されている。そして、回復動作ユニット50は、3つのノズルキャップ71〜73を搭載するノズルキャップ移動機構76と、インクを吸引するための吸引ポンプ90と、インクを吸引するノズルキャップ71〜73を選択する切り替え機構80と、吸引したインクを吸収するための廃液フォーム92と、から構成されている。
【0028】
上記3つのノズルキャップ71〜73は、3つのインクタンク群61〜63に対応して記録ヘッド30の8つのノズル30a〜30hの面を密閉可能な位置に設けられている。
そして、ノズルキャップ移動機構76は、駆動機構(図示なし)を備え、3つのノズルキャップ71〜73が図2(a)に示すように記録ヘッド30の8つのノズル30a〜30hの面を密閉する位置と、図2(b)に示すように3つのノズルキャップ71〜73が記録ヘッド30の8つのノズル30a〜30hの面から離間する位置と、の間を移動可能に構成されている。
【0029】
また、吸引ポンプ90は、この3つのノズルキャップ71〜73からインクを吸引するために設けられている。
さらに、この3つのノズルキャップ71〜73と吸引ポンプ90の間には、インクを吸引するノズルキャップ71〜73を択一的に切り替えるための切り替え機構80が設けられている。そして、3つのノズルキャップ71〜73と切り替え機構80との間に、インクを吸引するためのインク吸引チューブ78a〜78cが各々設けられている。また、切り替え機構80と吸引ポンプ90との間に、インクを吸引するためのインク吸引チューブ78dが設けられている。さらに、吸引ポンプ90とその吸引ポンプ90によって吸引され吐出されたインクを吸収する廃液フォーム92との間に、インクを吸引するためのインク吸引チューブ78eが設けられている。
【0030】
なお、本実施形態における回復動作としての「吸引パージ動作」は、1回、1色当たり約0.15cc吸引され吐出される。
そして、図3(a)は切り替え機構80の概略斜視図である。切り替え機構80は、筒体82と、筒体82に内蔵された回転体84と、回転体84を回転駆動させる回転駆動機構(図示なし)と、から構成されている。ここで、本実施形態の切り替え機構80が特許請求の範囲に記載した切り替え手段に該当する。
【0031】
筒体82には、長手方向のほぼ中央部の円周上に3つの吸込口82a〜82cが約90度の間隔で設けられ、長手方向の一端の中心部に排出口82dが設けられている。そして、筒体82の吸込口82a〜82cにインク吸引チューブ78a〜78cが矢印方向に嵌め込まれ、一方が切り替え機構80に連通され、他方が上述したノズルキャップ71〜73にそれぞれ連通されるので、ノズルキャップ71〜73と切り替え機構80との間がそれぞれ連通される。また、筒体82の排出口82dにインク吸引チューブ78dが矢印方向に嵌め込まれ、一方が切り替え機構80に連通され、他方が上述した吸引ポンプ90に連通されるので、切り替え機構80と上述した吸引ポンプ90との間が連通される。
【0032】
回転体84は、図3(b)に示すように肉厚のパイプ状の形状を有している。そして、回転体84には、長手方向のほぼ中央部の円周上から中心軸に向かって吸込穴84aが設けられ、長手方向の一端の中心部に排出穴84bが設けられている。そして、回転体84の吸込穴84aと排出穴84bとが連通されるように形成されている。また、回転体84が筒体82に内蔵され、回転体84の回転角度を変えると回転体84の吸込穴84aは、筒体82の3つの吸込口82a〜82cのそれぞれと連通される位置に形成される。さらに、回転体84の排出穴84bは、回転体84が筒体82に内蔵された状態で筒体82の排出口82dに連通する位置に形成されている。
【0033】
ここで、ノズルキャップ71〜73と吸引ポンプ90との連通の切り替えについて以下説明する。
まず、図4(a)は、ノズルキャップ71と吸引ポンプ90とを連通させる場合の図3(a)のA−A断面図である。この場合には、筒体82の吸込口82aと回転体84の吸込穴84aとを連通する位置に回転体84を回転させる。すると、筒体82の吸込口82aと、回転体84の吸込穴84aと、排出穴84bと、筒体82の排出口82dとが連通する。また、筒体82の吸込口82aに嵌め込まれたインク吸引チューブ78aによって筒体82の吸込口82aとノズルキャップ71とが連通する。さらに、筒体82の排出口82dに嵌め込まれたインク吸引チューブ78dによって筒体82の排出口82dと吸引ポンプ90とが連通する。したがって、ノズルキャップ71と吸引ポンプ90とは連通する。
【0034】
次に、図4(b)は、ノズルキャップ72と吸引ポンプ90とを連通させる場合の図3(a)のA−A断面図である。この場合には、筒体82の吸込口82bと回転体84の吸込穴84aとを連通する位置に回転体84を回転させる。すると、筒体82の吸込口82bと、回転体84の吸込穴84aと、排出穴84bと、筒体82の排出口82dとが連通する。また、筒体82の吸込口82bに嵌め込まれたインク吸引チューブ78bによって筒体82の吸込口82bとノズルキャップ72とが連通する。さらに、筒体82の排出口82dに嵌め込まれたインク吸引チューブ78dによって筒体82の排出口82dと吸引ポンプ90とが連通する。したがって、ノズルキャップ72と吸引ポンプ90とは連通する。
【0035】
また、図4(c)は、ノズルキャップ73と吸引ポンプ90とを連通させる場合の図3(a)のA−A断面図である。この場合には、筒体82の吸込口82cと回転体84の吸込穴84aとを連通する位置に回転体84を回転させる。すると、筒体82の吸込口82cと、回転体84の吸込穴84aと、排出穴84bと、筒体82の排出口82dとが連通する。また、筒体82の吸込口82cに嵌め込まれたインク吸引チューブ78cによって筒体82の吸込口82cとノズルキャップ73とが連通する。さらに、筒体82の排出口82dに嵌め込まれたインク吸引チューブ78dによって筒体82の排出口82dと吸引ポンプ90とが連通する。したがって、ノズルキャップ73と吸引ポンプ90とは連通する。
【0036】
[その他の構成の説明]
図2(c)は、キャリッジ40に搭載された記録ヘッド30のノズル30a〜30hの面が、キャリッジ40の移動動作によりブレード94によって拭き取られる状態を示す模式図である。このブレード94はメンテナンス部(図示なし)に搭載されており、例えばウレタンゴム等の弾性体で構成された公知のものである。ここで、記録ヘッド30のノズル30a〜30hの面の拭き取りを行なうことを「ワイピング」と称する。
【0037】
また、被記録媒体を挟んで回復動作ユニット50と反対側には、メンテナンス部(図示なし)に搭載されているフラッシングフォーム(図示なし)が設けられている。このフラッシングフォーム(図示なし)は、記録ヘッド30のノズル30a〜30h内から吐出されたインクを受けて、吸収する。ここで、記録ヘッド30のノズル30a〜30h内からインクを吐出させることを「混色防止フラッシング」と称する。
【0038】
図5は、本実施形態のインクジェット記録装置1における制御部100の概略構成を表すブロック図である。制御部100は、図5に示すようにCPU102とROM104とRAM106とEEPROM108とを備えている。また、制御部100は、操作パネル部29と、キャリッジ40と、記録ヘッド30と、ノズルキャップ移動機構76と、吸引ポンプ90と、切り替え機構80と、それぞれ電気的に接続されている。この制御部100において、CPU102は、操作パネル部29による回復動作受け付け指示に基づいて制御部100に接続された各構成要素の駆動を制御する。
【0039】
以上、本実施形態のインクジェット記録装置1の構成について説明したが、続いて回復動作処理について説明する。回復動作は、ユーザが印字抜けなどの異常な吐出を確認した後、異常な吐出をしているインク色を操作パネル部29の操作ボタンで指定することによって開始される。
【0040】
[回復動作処理の説明]
以下に、インクジェット記録装置1の制御部100が実行する「回復動作処理」の手順を図6のフローチャートに基づいて説明する。なお、本「回復動作処理」は、図2(a)に示すように記録ヘッド30と8つのインクタンク31〜38を搭載したキャリッジ40が待機位置にあり、ノズルキャップ71〜73が記録ヘッド30を密閉している状態であることを前提として実行される。
【0041】
操作パネル部29の操作ボタンで受け付けた回復動作させるインクタンクの色指定のデータは制御部100へ送信されるのであるが、制御部100は、インクタンクの色指定のデータを受信したか否かを判断する(S110)。そして、操作パネル部29から送信されたインクタンクの色指定のデータを受信すると(S110:Yes)、そのインクタンクの色指定がY、C、Mのいずれかに該当するか否かを判断する(S120)。
【0042】
そして、インクタンクの色指定がY、C、Mのいずれかに該当する場合には(S120:Yes)、Y、C、Mのインクタンク31,32,33から成るインクタンク群61に対応するノズルキャップ71からインクを吸引する(S140)。つまり、切り替え機構80を制御して、指定されたノズルキャップ71と吸引ポンプ90とを連通させ、吸引ポンプ90を制御して、ノズルキャップ71からインクをインク吸引チューブ78a、切り替え機構80、インク吸引チューブ78dを介して吸引する。そして、吸引ポンプ90によって吸引されたインクは廃液フォーム92へ吐出され廃液フォーム92によって吸収される。
【0043】
一方、インクタンクの色指定がY、C、Mのいずれかに該当しない場合には(S120:No)、インクタンクの色指定がR、G、Bのいずれかに該当するか否かを判断する(S130)。そして、インクタンクの色指定がR、G、Bのいずれかに該当する場合には(S130:Yes)、R、G、Bのインクタンク34,35,36から成るインクタンク群62に対応するノズルキャップ72からインクを吸引する(S150)。つまり、切り替え機構80を制御して、指定されたノズルキャップ72と吸引ポンプ90とを連通させ、吸引ポンプ90を制御して、ノズルキャップ72からインクをインク吸引チューブ78b、切り替え機構80、インク吸引チューブ78dを介して吸引する。なお、吸引ポンプ90によって吸引されたインクの処理は上述したY、C、Mのいずれかに該当する場合と同様である。
【0044】
また、インクタンクの色指定がR、G、Bのいずれかに該当しない場合には(S130:No)、フォトK、Kのインクタンク37,38から成るインクタンク群63に対応するノズルキャップ73からインクを吸引する(S160)。つまり、切り替え機構80を制御して、指定されたノズルキャップ73と吸引ポンプ90とを連通させ、吸引ポンプ90を制御して、ノズルキャップ73からインクをインク吸引チューブ78c、切り替え機構80、インク吸引チューブ78dを介して吸引する。なお、吸引ポンプ90によって吸引されたインクの処理は上述したY、C、Mのいずれかに該当する場合と同様である。
【0045】
上述のようにインクタンクの色指定に応じてノズルキャップ71〜73からインクを吸引(S140,S150,S160)した後には、ワイピングすなわち記録ヘッド30のノズル30a〜30hの面を拭き取るよう制御する(S170)。具体的には、図2(b)に示すように、ノズルキャップ71〜73が記録ヘッド30と離間するようノズルキャップ移動機構76を制御し、図2(c)に示すように記録ヘッド30のノズル30a〜30hの面を、ブレード94により拭き取られるようキャリッジ40を移動するようキャリッジ40を制御する。
【0046】
次に、混色防止フラッシングすなわちフラッシングフォーム(図示なし)へ記録ヘッド30のノズル30a〜30h内からインクを吐出するよう記録ヘッド30を制御する(S180)。具体的には、キャリッジ40に搭載された記録ヘッド30をフラッシングフォーム(図示なし)の位置までキャリッジ40を移動するようキャリッジ40を制御し、記録ヘッド30のノズル30a〜30h内からインクを吐出するよう記録ヘッド30を制御する。
【0047】
このS180の混色防止フラッシングが終了したら、本「回復動作処理」は終了する。
[効果の説明]
(1)従来、回復動作の頻度の高いインクタンク群と回復動作の頻度の低いインクタンク群とがあった場合に、回復動作の頻度の低いインクタンク群は回復動作の頻度の高いインクタンク群と一緒に吸引パージ動作がされ、回復動作の頻度の低いインクタンク群は、無駄な捨てインクを発生させていた。
【0048】
それに対して、Y、C、Mのインクタンク31〜33から構成されるインクタンク群61と、R、G、Bのインクタンク34〜36から構成されるインクタンク群62と、フォトK、Kのインクタンク37,38から構成されるインクタンク群63と、に対応して記録ヘッド30の8つのノズル30a〜30hの面を密閉可能に3つのノズルキャップ71〜73が設けられている。したがって、この3つのノズルキャップ71〜73ごとに吸引ポンプ90によってインクを吸引することができる。つまり、3つののインクタンク群61〜63ごとに回復動作ができるので、回復動作の頻度の低いインクタンク群については、回復動作の頻度の高いインクタンク群と一緒に吸引パージ動作がされることがなく、回復動作の頻度の低いインクタンク群における無駄な捨てインクを削減できる。
【0049】
(2)また、黒色のフォトK、Kのインクタンク37,38は、カラー色のY、C、Mのインクタンク31〜33から構成されるインクタンク群61と、R、G、Bのインクタンク34〜36から構成されるインクタンク群62と、から分けて構成されている。そして、黒色のフォトK、Kのインクタンク37,38から構成されるインクタンク群63に対応して設けられたノズルキャップ73は、カラー色のインクタンク群61と、インクタンク群62と、対応して設けられたノズルキャップ71,72とが分かれている。したがって、カラー色のインク吸引時にノズルキャップ71,72内で黒色のインクと混ざることはないので、カラー色のノズル30a〜30f内の混色が低減できる。
【0050】
(3)さらに、3つのノズルキャップ71〜73と吸引ポンプ90の間に、インクを吸引するノズルキャップ71〜73を択一的に切り替えるための切り替え機構80が設けられているので、1つの吸引ポンプ90と切り替え機構80によって択一的に切り替えたノズルキャップからインクを吸引できる。
【0051】
(4)そして、キャリッジの移動により記録ヘッド30のノズル30a〜30hの面をブレード94によって拭き取りを行なう場合には、色の薄い群から拭き取る。つまり、カラー色のY、C、Mのインクタンク31〜33から構成されるインクタンク群61と、R、G、Bのインクタンク34〜36から構成されるインクタンク群62と、黒色のフォトK、Kのインクタンク37,38から構成されるインクタンク群63と、の順にブレード94によって拭き取られるようにインクタンク31〜38が配置されている。したがって、ワイピングによるカラー色のノズル30a〜30f内の混色が低減できる。
【0052】
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々の態様にて実施することが可能である。
【0053】
(a)上記実施形態では、Y、C、Mのインクタンク31〜33から構成されるインクタンク群61と、R、G、Bのインクタンク34〜36から構成されるインクタンク群62と、フォトK、Kのインクタンク37,38から構成されるインクタンク群63と、からインクタンクが構成されていたが、これには限らない。黒色記録の規定品質の許容範囲内にあれば、上記フォトK、Kのインクタンク37,38は、Kのインクタンク38のみから構成されるインクタンク群としてもよい。また、カラー色のノズル30a〜30f内での黒色のインクとの混色が、カラー記録の規定品質の許容範囲内にあれば、インクタンク31〜38は、Y、C、M、Kのインクタンク31〜33,38から構成されるインクタンク群と、R、G、B、フォトKのインクタンク34〜37から構成されるインクタンク群と、から構成されてもよい。
【0054】
(b)上記実施形態では、1つの吸引ポンプ90と切り替え機構80を有する構成とされていたが、これには限らない。ノズルキャップごとに吸引ポンプを設けてもよい。この場合には、切り替え機構が不要となる。したがって、インクタンク群の数が少なく、それらに対応して設けられるノズルキャップの数が少ない場合には有効な構成となる。
【0055】
(c)上記実施形態では、回復動作は、印字抜けなどの異常な吐出をユーザが確認した場合に、ユーザが異常な吐出をしているインク色を操作パネル部29の操作ボタンで指定することによって開始されるとしたが、これには限らない。まず、制御部100は、操作パネル部29の操作ボタンで受け付けた回復動作させるインクタンクの色指定のデータと時刻のデータを制御部100のEEPROM108に記憶する。そして、制御部100は、インクタンクの色に対応するインクタンク群ごとに回復動作を受け付けた期間を制御部100のCPU102によって統計的に計算して、インクタンク群ごとの回復動作をすべきスケジュールを生成してEEPROM108に記憶する。次に、制御部100は、EEPROM108に記憶されたインクタンク群ごとの回復動作すべきスケジュールを読み出して、次に回復動作すべき時期が到達した時点で自動的に回復動作を制御する。このように自動化すれば、ユーザの手間を掛けずにカラー記録の品質を維持することができる。
(d)上記実施形態では、吸引ポンプを設けてノズルキャップからインクを吸引する構成としたが、これには限らない。インクタンク側に加圧ポンプを設け、加圧ポンプによって記録ヘッドからノズルキャップにインクを排出させる加圧パージ機構であっても良い。または、ポンプを設けず、記録ヘッドの圧電素子、電歪素子、熱抵抗素子等からなるアクチュエータの駆動により、記録ヘッドのノズルからインクを吐出させてフラッシング動作を行わせるものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】本実施形態のインクジェット記録装置1の外形斜視図である。
【図2】(a)はインクジェット記録装置1におけるキャリッジ40と回復動作ユニット50の概略構成を示す図、(b)は(a)においてノズルキャップ71〜73が記録ヘッド30に密閉している状態を示す図、(c)はキャリッジ40に搭載された記録ヘッド30のノズル30a〜30hの面がブレード94によって拭き取られる状態を示す模式図である。
【図3】(a)は切り替え機構80の概略斜視図、(b)は回転体84の斜視図である。
【図4】(a)はノズルキャップ71と吸引ポンプ90とを連通させる場合の図3(a)のA−A断面図、(b)はノズルキャップ72と吸引ポンプ90とを連通させる場合の図3(a)のA−A断面図、(c)はノズルキャップ73と吸引ポンプ90とを連通させる場合の図3(a)のA−A断面図である。
【図5】インクジェット記録装置1における制御部100の概略構成を表すブロック図である。
【図6】インクジェット記録装置1の制御部100が実行する「回復動作処理」の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0057】
1…インクジェット記録装置、2…ハウジング、2a…開口部、3…給紙カセット、3a…補助支持部材、21…排紙部、23…画像読取装置、27…原稿カバー体、29…操作パネル部、30…記録ヘッド、30a,30b,30c,30d,30e,30f,30g,30h…ノズル、31,32,33,34,35,36,37,38…インクタンク、40…キャリッジ、50…回復動作ユニット、61,62,63…インクタンク群、71,72,73…ノズルキャップ、76…ノズルキャップ移動機構、78a,78b,78c,78d,78e…インク吸引チューブ、80…切り替え機構、82a,82b,82c…吸引口、82d…排出口、84a,84b,84c,84d…吸引穴、84e…排出穴、90…吸引ポンプ、92…廃液フォーム、94…ブレード、100…制御部、102…CPU、104…ROM、106…RAM、108…EEPROM。





 

 


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