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発明の名称 刺繍データ処理装置及びプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−7318(P2007−7318A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−195137(P2005−195137)
出願日 平成17年7月4日(2005.7.4)
代理人 【識別番号】110000291
【氏名又は名称】特許業務法人コスモス特許事務所
発明者 鈴木 幹俊 / 水野 雅裕 / 田口 彰一 / 武藤 幸好 / 若山 明弘
要約 課題
立体刺繍の刺繍縫製後に弾性シートを容易に引きちぎることが可能となり、作業効率の向上を図ることができる刺繍データ処理装置及びプログラムを提供する。

解決手段
CPU22は、刺繍データに記憶された各針落ち点PN(N=1,2,…,n)から輪郭線を抽出する(S1〜S3)。そして、CPU22は、輪郭線上の各針落ち点QNが隣り合う針落ち点Q(N+1)と所定距離以上離間していると判定した場合には、この所定距離以上離間している隣り合う各針落ち点QN、Q(N+1)間に近接した各針落ち点を形成すると共に、刺繍領域の内側方向への振り幅が異なるサテン縫いの縫い目を形成する切取用縫い目データをROM23から読み出し、このサテン縫いの縫い目の縫い順が刺繍領域内の刺繍模様本体の縫い目の縫い順よりも先になるように該切取用縫い目データを刺繍データに付加する(S4:YES〜S6)。
特許請求の範囲
【請求項1】
図柄データに基づいて刺繍領域を画定する輪郭線を抽出する輪郭抽出手段と、
前記輪郭線内に刺繍縫い目を形成するための刺繍データを作成する刺繍データ作成手段とを備えた刺繍データ処理装置において、
前記刺繍データに基づいて前記輪郭線上の各針落ち点のうちに該輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があるか否かを判定する判定手段と、
前記輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があると判定した場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるように形成される所定の縫い目の縫い目データを前記刺繍データに付加する縫い目データ付加手段と
を備えたことを特徴とする刺繍データ処理装置。
【請求項2】
刺繍ミシンにより刺繍縫い目を形成するための針落ち点の位置データを含む刺繍データを読み込む刺繍データ読込手段と、
前記刺繍データ読込手段によって読み込んだ刺繍データに対応する刺繍領域を画定する輪郭線を抽出する輪郭抽出手段とを備えた刺繍データ処理装置において、
前記刺繍データに基づいて前記輪郭線上の各針落ち点のうちに該輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があるか否かを判定する判定手段と、
前記輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があると判定した場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるように形成される所定の縫い目の縫い目データを前記刺繍データに付加する縫い目データ付加手段と
を備えたことを特徴とする刺繍データ処理装置。
【請求項3】
前記縫い目データは、所定の縫い目ピッチの直線縫いを形成するための縫い目データであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の刺繍データ処理装置。
【請求項4】
前記縫い目データは、前記輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるサテン縫いの縫い目を形成するための縫い目データであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の刺繍データ処理装置。
【請求項5】
前記サテン縫いは、縫い目が前記輪郭線に対して前記刺繍領域の内側方向への振り幅が異なる縫い目となることを特徴とする請求項4に記載の刺繍データ処理装置。
【請求項6】
前記縫い目データ付加手段は、前記刺繍データに前記縫い目データを付加する場合に、前記所定の縫い目の縫い順が前記刺繍領域内の縫い目の縫い順よりも先になるように該縫い目データを付加することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の刺繍データ処理装置。
【請求項7】
コンピュータに、図柄データに基づいて刺繍領域を画定する輪郭線を抽出する輪郭抽出工程と、
前記輪郭線内に刺繍縫い目を形成するための刺繍データを作成する刺繍データ作成工程とを実行させるためのプログラムにおいて、
前記刺繍データに基づいて前記輪郭線上の各針落ち点のうちに該輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があるか否かを判定する判定工程と、
前記輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があると判定した場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるように形成される所定の縫い目の縫い目データを前記刺繍データに付加する縫い目データ付加工程と
を実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項8】
コンピュータに、刺繍ミシンにより刺繍縫い目を形成するための針落ち点の位置データを含む刺繍データを読み込む刺繍データ読込工程と、
前記刺繍データ読込工程によって読み込んだ刺繍データに対応する刺繍領域を画定する輪郭線を抽出する輪郭抽出工程とを実行させるためのプログラムにおいて、
前記刺繍データに基づいて前記輪郭線上の各針落ち点のうちに該輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があるか否かを判定する判定工程と、
前記輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があると判定した場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるように形成される所定の縫い目の縫い目データを前記刺繍データに付加する縫い目データ付加工程と
を実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項9】
前記縫い目データは、所定の縫い目ピッチの直線縫いを形成するための縫い目データであることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のプログラム。
【請求項10】
前記縫い目データは、前記輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるサテン縫いの縫い目を形成するための縫い目データであることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のプログラム。
【請求項11】
前記サテン縫いは、縫い目が前記輪郭線に対して前記刺繍領域の内側方向への振り幅が異なる縫い目となることを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
【請求項12】
前記縫い目データ付加工程は、前記刺繍データに前記縫い目データを付加する場合に、前記所定の縫い目の縫い順が前記刺繍領域内の縫い目の縫い順よりも先になるように該縫い目データを付加することを特徴とする請求項7乃至請求項11のいずれかに記載のプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、刺繍データ処理装置及びプログラムに関し、特に、シート状の基材の表面に厚みのある弾性シートを積層してなる縫製可能な立体刺繍用シートに、立体刺繍を形成するための刺繍データ処理装置及びプログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、シート状の基材の表面に厚みのある弾性シートを積層してなる縫製可能な立体刺繍用シートへの立体刺繍の形成に関して種々提案されている。
例えば、シート状の基材の表面に厚みのある弾性シートを積層してなる縫製可能な立体刺繍用シートを用い、その立体刺繍用シートに上糸の張力を弛めた状態で刺繍模様を縫製処理して、刺繍縫目の内側に弾性シートの一部分を表面側へ膨らむように縫い込んだ立体刺繍を形成する立体刺繍の形成方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平11−81125号公報(段落(0022)〜(0071)、図1〜図24)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述した従来の立体刺繍の形成方法においては、スポンジ等の弾性シートをシート状の基材から除去する場合には、その刺繍模様の輪郭線上に針落ち点(縫い針が布を貫通する部分)が近接して配置された部分は、刺繍縫製後に弾性シートを容易に引きちぎることができるが、その輪郭線上に配置された針落ち点が近接していない場合、即ち輪郭線上の針落ち点が所定距離(例えば、0.25mm〜1.0mmである。)以上離間している場合には、その部分の弾性シートを除去するために、この輪郭線に沿って鋏やカッター等で弾性シートを切り取る必要があり、弾性シートの除去作業が煩雑であるという問題がある。
また、立体刺繍の刺繍縫製後に弾性シートを容易に引きちぎることができるように、予め、刺繍模様形状の輪郭線上に、針落ち点が近接して設けられた刺繍データを作成するためには、熟練したデータ作成技術が必要であり、しかも手動で針落ち点のデータ入力を行う必要があるため、手間が掛かるという問題がある。
【0004】
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、立体刺繍の刺繍データから抽出された輪郭線上に配置された針落ち点が近接していない場合、即ち輪郭線上の針落ち点が所定距離以上離間している部分が存在する場合には、この部分に近接した針落ち点を形成する所定の縫い目を形成する縫い目データを自動的に作成して刺繍データに付加することができ、立体刺繍の刺繍縫製後に弾性シートを容易に引きちぎることが可能となり、作業効率の向上を図ることができる刺繍データ処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的を達成するため請求項1に係る刺繍データ処理装置は、図柄データに基づいて刺繍領域を画定する輪郭線を抽出する輪郭抽出手段と、前記輪郭線内に刺繍縫い目を形成するための刺繍データを作成する刺繍データ作成手段とを備えた刺繍データ処理装置において、前記刺繍データに基づいて前記輪郭線上の各針落ち点のうちに該輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があるか否かを判定する判定手段と、前記輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があると判定した場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるように形成される所定の縫い目の縫い目データを前記刺繍データに付加する縫い目データ付加手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
また、請求項2に係る刺繍データ処理装置は、刺繍ミシンにより刺繍縫い目を形成するための針落ち点の位置データを含む刺繍データを読み込む刺繍データ読込手段と、前記刺繍データ読込手段によって読み込んだ刺繍データに対応する刺繍領域を画定する輪郭線を抽出する輪郭抽出手段とを備えた刺繍データ処理装置において、前記刺繍データに基づいて前記輪郭線上の各針落ち点のうちに該輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があるか否かを判定する判定手段と、前記輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があると判定した場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるように形成される所定の縫い目の縫い目データを前記刺繍データに付加する縫い目データ付加手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
また、請求項3に係る刺繍データ処理装置は、請求項1又は請求項2に記載の刺繍データ処理装置において、前記縫い目データは、所定の縫い目ピッチの直線縫いを形成するための縫い目データであることを特徴とする。
【0008】
また、請求項4に係る刺繍データ処理装置は、請求項1又は請求項2に記載の刺繍データ処理装置において、前記縫い目データは、前記輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるサテン縫いの縫い目を形成するための縫い目データであることを特徴とする。
【0009】
また、請求項5に係る刺繍データ処理装置は、請求項4に記載の刺繍データ処理装置において、前記サテン縫いは、縫い目が前記輪郭線に対して前記刺繍領域の内側方向への振り幅が異なる縫い目となることを特徴とする。
【0010】
更に、請求項6に係る刺繍データ処理装置は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の刺繍データ処理装置において、前記縫い目データ付加手段は、前記刺繍データに前記縫い目データを付加する場合に、前記所定の縫い目の縫い順が前記刺繍領域内の縫い目の縫い順よりも先になるように該縫い目データを付加することを特徴とする。
【0011】
また、請求項7に係るプログラムは、コンピュータに、図柄データに基づいて刺繍領域を画定する輪郭線を抽出する輪郭抽出工程と、前記輪郭線内に刺繍縫い目を形成するための刺繍データを作成する刺繍データ作成工程とを実行させるためのプログラムにおいて、前記刺繍データに基づいて前記輪郭線上の各針落ち点のうちに該輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があるか否かを判定する判定工程と、前記輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があると判定した場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるように形成される所定の縫い目の縫い目データを前記刺繍データに付加する縫い目データ付加工程とを実行させることを特徴とする。
【0012】
また、請求項8に係るプログラムは、コンピュータに、刺繍ミシンにより刺繍縫い目を形成するための針落ち点の位置データを含む刺繍データを読み込む刺繍データ読込工程と、前記刺繍データ読込工程によって読み込んだ刺繍データに対応する刺繍領域を画定する輪郭線を抽出する輪郭抽出工程とを実行させるためのプログラムにおいて、前記刺繍データに基づいて前記輪郭線上の各針落ち点のうちに該輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があるか否かを判定する判定工程と、前記輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があると判定した場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるように形成される所定の縫い目の縫い目データを前記刺繍データに付加する縫い目データ付加工程とを実行させることを特徴とする。
【0013】
また、請求項9に係るプログラムは、請求項7又は請求項8に記載のプログラムにおいて、前記縫い目データは、所定の縫い目ピッチの直線縫いを形成するための縫い目データであることを特徴とする。
【0014】
また、請求項10に係るプログラムは、請求項7又は請求項8に記載のプログラムにおいて、前記縫い目データは、前記輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるサテン縫いの縫い目を形成するための縫い目データであることを特徴とする。
【0015】
また、請求項11に係るプログラムは、請求項10に記載のプログラムにおいて、前記サテン縫いは、縫い目が前記輪郭線に対して前記刺繍領域の内側方向への振り幅が異なる縫い目となることを特徴とする。
【0016】
更に、請求項12に係るプログラムは、請求項7乃至請求項11のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記縫い目データ付加工程は、前記刺繍データに前記縫い目データを付加する場合に、前記所定の縫い目の縫い順が前記刺繍領域内の縫い目の縫い順よりも先になるように該縫い目データを付加することを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
請求項1に係る刺繍データ処理装置では、図柄データに基づいて刺繍領域を画定する輪郭線が抽出される。また、この輪郭線内に刺繍縫い目を形成するための刺繍データが作成される。また、この刺繍データに基づいて輪郭線上の各針落ち点のうちに該輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点がある場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるように形成される所定の縫い目の縫い目データが刺繍データに付加される。
これにより、輪郭線上の各針落ち点間に所定距離以上離間している部分が存在する場合には、この部分に近接した針落ち点を形成する所定の縫い目を形成する縫い目データを自動的に作成して刺繍データに付加することができる。このため、シート状の基材の表面に厚みのある弾性シートを積層してなる縫製可能な立体刺繍用シートに、この輪郭線内に立体刺繍を形成する場合には、この立体刺繍の刺繍縫製後に弾性シートを容易に引きちぎることが可能となり、作業効率の向上を図ることができる。また、立体刺繍の刺繍データ作成時に、熟練したデータ作成技術を必要としないため、熟練していないユーザでも、立体刺繍の刺繍縫製後にスポンジ等の弾性シートをすべて引きちぎりやすく、且つ立体感のある刺繍データを容易に作成することが可能となる。
【0018】
また、請求項2に係る刺繍データ作成装置では、刺繍ミシンにより刺繍縫い目を形成するための針落ち点の位置データを含む刺繍データを読み込み、この読み込んだ刺繍データに対応する刺繍領域を画定する輪郭線を抽出する。また、この刺繍データに基づいて輪郭線上の各針落ち点のうちに該輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点がある場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるように形成される所定の縫い目の縫い目データが刺繍データに付加される。
これにより、輪郭線上の各針落ち点間に所定距離以上離間している部分が存在する場合には、この部分に近接した針落ち点を形成する所定の縫い目を形成する縫い目データを自動的に作成して刺繍データに付加することができる。このため、シート状の基材の表面に厚みのある弾性シートを積層してなる縫製可能な立体刺繍用シートに、この輪郭線内に立体刺繍を形成する場合には、この立体刺繍の刺繍縫製後に弾性シートを容易に引きちぎることが可能となり、作業効率の向上を図ることができる。また、立体刺繍の刺繍データ作成時に、熟練したデータ作成技術を必要としないため、熟練していないユーザでも、立体刺繍の刺繍縫製後にスポンジ等の弾性シートをすべて引きちぎりやすく、且つ立体感のある刺繍データを容易に作成することが可能となる。
【0019】
また、請求項3に係る刺繍データ処理装置では、輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があると判定した場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるように所定の縫い目ピッチの直線縫いの縫い目データが刺繍データに付加される。
これにより、輪郭線上の各針落ち点間に所定距離以上離間している部分が存在する場合には、この部分に近接した針落ち点を形成する所定の縫い目ピッチの直線縫いを形成する縫い目データを自動的に作成して刺繍データに付加することができる。このため、シート状の基材の表面に厚みのある弾性シートを積層してなる縫製可能な立体刺繍用シートに、この輪郭線内に立体刺繍を形成する場合には、この立体刺繍の刺繍縫製後に、この直線縫いの縫い目に沿って弾性シートを容易に引きちぎることが可能となり、作業効率の向上を図ることができる。また、立体刺繍の刺繍データ作成時に、近接した針落ち点を形成する所定の縫い目ピッチの直線縫いを形成する縫い目データが刺繍データに自動的に付加され、熟練したデータ作成技術を必要としないため、熟練していないユーザでも、立体刺繍の刺繍縫製後にスポンジ等の弾性シートをすべて引きちぎりやすく、且つ立体感のある刺繍データを容易に作成することが可能となる。
【0020】
また、請求項4に係る刺繍データ処理装置では、輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があると判定した場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に、針落ち点が近接して配置されるサテン縫いの縫い目データが刺繍データに付加される。
これにより、輪郭線上の各針落ち点間に所定距離以上離間している部分が存在する場合には、この部分に近接した針落ち点を形成するように、針落ち点が近接して配置されるサテン縫いの縫い目データを自動的に作成して刺繍データに付加することができる。このため、シート状の基材の表面に厚みのある弾性シートを積層してなる縫製可能な立体刺繍用シートに、この輪郭線内に立体刺繍を形成する場合には、この立体刺繍の刺繍縫製後に、このサテン縫いの外側の縫い目に沿って弾性シートを容易に引きちぎることが可能となり、作業効率の向上を図ることができる。また、立体刺繍の刺繍データ作成時に、近接した針落ち点を形成するサテン縫いの縫い目データが刺繍データに自動的に付加され、熟練したデータ作成技術を必要としないため、熟練していないユーザでも、立体刺繍の刺繍縫製後にスポンジ等の弾性シートをすべて引きちぎりやすく、且つ立体感のある刺繍データを容易に作成することが可能となる。
【0021】
また、請求項5に係る刺繍データ処理装置では、サテン縫いの縫い目が輪郭線に対して刺繍領域の内側方向への振り幅が異なる縫い目となるため、立体刺繍の刺繍縫製後に、このサテン縫いの内側の縫い目によって段差が発生するのを防止でき、見栄えの向上を図ることができる。
【0022】
更に、請求項6に係る刺繍データ処理装置では、輪郭線上に針落ち点が配置される所定の縫い目の縫い目データを刺繍データに付加する場合には、この所定の縫い目の縫い順が刺繍領域内の縫い目の縫い順よりも先になるように該縫い目データが付加される。
これにより、輪郭線上に針落ち点が配置される所定の縫い目が、後から縫われる刺繍領域内の立体刺繍の縫い目の下側に隠れることとなるため、余分な縫い目が目立たず、更なる見栄えの向上を図ることができる。
【0023】
また、請求項7に係るプログラムでは、コンピュータは、当該プログラムを読み込むことによって、図柄データに基づいて刺繍領域を画定する輪郭線を抽出する。そして、コンピュータは、この輪郭線内に立体刺繍を形成するための刺繍データを作成する。また、コンピュータは、輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があるか否かを判定する。そして、コンピュータは、該輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があると判定した場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるように形成される所定の縫い目の縫い目データを刺繍データに付加する。
これにより、輪郭線上の針落ち点が所定距離以上離間している部分が存在する場合には、この部分に近接した針落ち点を形成する所定の縫い目を形成する縫い目データを自動的に作成して刺繍データに付加することができる。このため、シート状の基材の表面に厚みのある弾性シートを積層してなる縫製可能な立体刺繍用シートに、この輪郭線内に立体刺繍を形成する場合には、この立体刺繍の刺繍縫製後に弾性シートを容易に引きちぎることが可能となり、作業効率の向上を図ることができる。また、立体刺繍の刺繍データ作成時に、熟練したデータ作成技術を必要としないため、熟練していないユーザでも、立体刺繍の刺繍縫製後にスポンジ等の弾性シートをすべて引きちぎりやすく、且つ立体感のある刺繍データを容易に作成することが可能となる。
【0024】
また、請求項8に係るプログラムでは、コンピュータは、当該プログラムを読み込むことによって、刺繍ミシンにより刺繍縫い目を形成するための針落ち点の位置データを含む刺繍データを読み込んで、該刺繍データに対応する刺繍領域を画定する輪郭線を抽出する。また、コンピュータは、輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があるか否かを判定する。そして、コンピュータは、該輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があると判定した場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるように形成される所定の縫い目の縫い目データを刺繍データに付加する。
これにより、輪郭線上の針落ち点が所定距離以上離間している部分が存在する場合には、この部分に近接した針落ち点を形成する所定の縫い目を形成する縫い目データを自動的に作成して刺繍データに付加することができる。このため、シート状の基材の表面に厚みのある弾性シートを積層してなる縫製可能な立体刺繍用シートに、この輪郭線内に立体刺繍を形成する場合には、この立体刺繍の刺繍縫製後に弾性シートを容易に引きちぎることが可能となり、作業効率の向上を図ることができる。また、刺繍データ作成時に、熟練したデータ作成技術を必要としないため、熟練していないユーザでも、立体刺繍の刺繍縫製後にスポンジ等の弾性シートをすべて引きちぎりやすく、且つ立体感のある刺繍データを容易に作成することが可能となる。
【0025】
また、請求項9に係るプログラムでは、コンピュータは、当該プログラムを読み込むことによって、輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があると判定した場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に針落ち点が近接して配置されるように所定の縫い目ピッチの直線縫いの縫い目データを刺繍データに付加する。
これにより、輪郭線上の針落ち点が所定距離以上離間している部分が存在する場合には、この部分に近接した針落ち点を形成する所定の縫い目ピッチの直線縫いを形成する縫い目データを自動的に作成して刺繍データに付加することができる。このため、シート状の基材の表面に厚みのある弾性シートを積層してなる縫製可能な立体刺繍用シートに、この輪郭線内に立体刺繍を形成する場合には、この立体刺繍の刺繍縫製後に、この直線縫いの縫い目に沿って弾性シートを容易に引きちぎることが可能となり、作業効率の向上を図ることができる。また、立体刺繍の刺繍データ作成時に、近接した針落ち点を形成する所定の縫い目ピッチの直線縫いを形成する縫い目データが刺繍データに自動的に付加され、熟練したデータ作成技術を必要としないため、熟練していないユーザでも、立体刺繍の刺繍縫製後にスポンジ等の弾性シートをすべて引きちぎりやすく、且つ立体感のある刺繍データを容易に作成することが可能となる。
【0026】
また、請求項10に係るプログラムでは、コンピュータは、当該プログラムを読み込むことによって、輪郭線上で所定距離以上離間して隣り合う針落ち点があると判定した場合には、該隣り合う針落ち点間の輪郭線上に、針落ち点が近接して配置されるサテン縫いの縫い目データを刺繍データに付加する。
これにより、輪郭線上の針落ち点が所定距離以上離間している部分が存在する場合には、この部分に近接した針落ち点を形成するように、針落ち点が近接して配置されるサテン縫いの縫い目データを自動的に作成して刺繍データに付加することができる。このため、シート状の基材の表面に厚みのある弾性シートを積層してなる縫製可能な立体刺繍用シートに、この輪郭線内に立体刺繍を形成する場合には、この立体刺繍の刺繍縫製後に、このサテン縫いの外側の縫い目に沿って弾性シートを容易に引きちぎることが可能となり、作業効率の向上を図ることができる。また、立体刺繍の刺繍データ作成時に、近接した針落ち点を形成するサテン縫いの縫い目データが刺繍データに自動的に付加され、熟練したデータ作成技術を必要としないため、熟練していないユーザでも、立体刺繍の刺繍縫製後にスポンジ等の弾性シートをすべて引きちぎりやすく、且つ立体感のある刺繍データを容易に作成することが可能となる。
【0027】
また、請求項11に係るプログラムでは、コンピュータは、当該プログラムを読み込むことによって、サテン縫いの縫い目が輪郭線に対して刺繍領域の内側方向への振り幅が異なる縫い目となる縫い目データを刺繍データに付加する。
これにより、サテン縫いの縫い目が輪郭線に対して刺繍領域の内側方向への振り幅が異なる縫い目となるため、立体刺繍の刺繍縫製後に、このサテン縫いの内側の縫い目によって段差が発生するのを防止でき、見栄えの向上を図ることができる。
【0028】
更に、請求項12に係るプログラムでは、コンピュータは、当該プログラムを読み込むことによって、輪郭線上に針落ち点が配置される所定の縫い目の縫い目データを刺繍データに付加する場合には、この所定の縫い目の縫い順が刺繍領域内の縫い目の縫い順よりも先になるように該縫い目データを付加する。
これにより、輪郭線上に針落ち点が配置される所定の縫い目が、後から縫われる刺繍領域内の立体刺繍の縫い目の下側に隠れることとなるため、余分な縫い目が目立たず、更なる見栄えの向上を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
以下、本発明に係る刺繍データ処理装置及びプログラムについて、本発明を具体化した実施例1及び実施例2に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、実施例1に係る刺繍データ処理装置の概略構成を図1に基づき説明する。
【実施例1】
【0030】
図1において、刺繍データ処理装置1は、制御本体部3を主体として構成されている。制御本体部3は、画像、図形、文字等を表示するCRTディスプレイ4を備えている。また、制御本体部3には、キーボード5、マウス6、フレキシブルディスク(FD)装置7、ハードディスク装置8、CD−ROM装置9、フラッシュメモリ装置10、イメージスキャナ装置11が接続されている。
【0031】
フレキシブルディスク装置7には、後述する刺繍データ処理プログラム等の各種のプロ
グラム等が記憶された記録媒体であるフレキシブルディスク7A(図2参照)が着脱可能にセットされるように構成されている。ハードディスク装置8は、画像データ、アウトラインデータ、刺繍データをハードディスクに保存したりはハードディスクから読み出したりするものである。CD−ROM装置9は、CD−ROMに記録された画像データ、アウトラインデータ、刺繍データを読み出すものである。フラッシュメモリ装置10は、不揮発性のフラッシュメモリからなるメモリカード12を着脱可能に備えており、メモリカード12に刺繍データを書き込むものである。イメージスキャナ装置11は、刺繍模様の原画を読み込むためのものである。
【0032】
また、刺繍ミシン2のミシン本体部13は、ベッド部14の上方にアーム部15を一体に有して構成されている。アーム部15の先端部には、縫針16を有する針棒(図示せず)が設けられている。また、ベッド部14の上には、加工布(図示せず)を保持する刺繍枠17が配置されている。刺繍枠17は、刺繍枠移動機構18により装置固有のXY座標系に基づく任意の位置に移動するように構成されている。そして、刺繍枠移動機構18により加工布を自在に移動させながら針棒や釜機構(図示せず)を駆動させることにより、加工布に対して所定の刺繍を形成する刺繍形成動作が実行される。
【0033】
更に、ミシン本体13の右側面部には、メモリカード12が差し込まれるカード挿入孔19が設けられている。
前記刺繍枠移動機構18や針棒等は、マイクロコンピュータ等から構成される制御装置(図示せず)により制御されるように構成されている。そして、かかる制御装置には、メモリカード12により、外部から刺繍データが与えられるように構成されている。従って、刺繍データの内の一針毎の加工布のXY方向の移動量(針落ち位置)を指示するデータに基づいて、制御装置は、刺繍形成動作を自動的に実行することが可能となる。
【0034】
続いて、刺繍データ処理装置の電気的構成について、図2に基づき説明する。図2は刺繍データ処理装置の制御系を示すブロック図である。
図2において、制御本体部3に内蔵された制御装置20は、例えばマイクロコンピュータを主とした回路から構成されており、入出力インターフェース21、CPU22、ROM23、RAM24をバスライン25を介して相互に接続して構成されている。
【0035】
また、入出力インターフェース21には、CRTディスプレイ4、キーボード5、マウス6、フレキシブルディスク(FD)装置7、フラッシュメモリ装置10、ハードディスク装置8、イメージスキャナ装置11、CD−ROM装置9が接続されている。
【0036】
前記した構成より、制御装置20は、フレキシブルディスク7Aに記憶された刺繍データ処理プログラムや刺繍データをフレキシブルディスク装置7を介して読み取り、この読み取ったプログラムに従って刺繍データ作成処理を実行するように構成されているものである。
【0037】
ROM23には、刺繍データ処理装置1を動作させるのに必要な制御プログラム、その他刺繍データを処理するについて必要な各種のプログラム等が記憶されている。また、RAM24には、イメージスキャナ装置11を介して読み込まれた刺繍の原画に相当するアウトラインデータを記憶するアウトラインデータメモリエリア、アウトラインデータに基づき作成された刺繍データやフレキシブルディスク7Aから読み取った刺繍データを記憶する刺繍データメモリエリア、その他刺繍データを作成するについて必要な各種のデータメモリ領域が設けられている。
【0038】
前記のように構成された刺繍データ処理装置1において、スポンジ等の弾性シートを引きちぎるための縫い目を形成する切取用縫い目データを立体刺繍の刺繍データに付加する処理について図3乃至図8に基づいて説明する。
図3に示すように、先ず、ステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU22は、フレキシブルディスク装置7に縫製データ(刺繍データ)を記憶したフレキシブルディスク7Aが挿入された後、キーボード5またはマウス6から所定の入力がなされると、ROM23に記憶されたプログラムに基づいて、フレキシブルディスク装置7を介してフレキシブルディスク7Aから縫製データを読み込み、RAM24の刺繍データメモリエリアに記憶する。なお、この刺繍データは、各針落点の弾性シート上の位置座標を縫製順に従って記憶したいわゆる一針データである。
【0039】
そして、S2において、CPU22は、刺繍データに記憶された各針落ち点(合計n個とする。)を、縫製順にPN(N=1,2,…,n)とする。
続いて、S3において、CPU22は、公知の輪郭線抽出処理(例えば、特開平10−137470号公報参照。)により各針落ち点PNから輪郭線を抽出する。
【0040】
例えば、図4に示すように、文字「C」の立体刺繍を構成するための縫い目31の刺繍データ(以下、刺繍データ31という。)の針落ち点が、P1、P2、P3、・・・、P(n−1)、Pnの場合には、CPU22は、各針落ち点P1→P2→P4→P6→・・・→P(n−2)→Pn→P(n−1)→P(n−3)→・・・→P5→P3→P1の順に繋がった輪郭線32を抽出する。
尚、以下の説明において、この抽出された輪郭線32上の順に並ぶ各針落ち点を、図4に示すように、各針落ち点Q1→Q2→Q3→Q4→・・・→Q(n−1)→Qnとする。
【0041】
その後、S4において、CPU22は、輪郭線上の各針落ち点QN(N=1,2,…,n)について、隣り合う針落ち点Q(N+1)と所定距離以上(例えば、0.25mm〜1.0mm以上である。)離間しているか否かをQ1、Q2、Q3、・・・、Qnの順番に判定する判定処理を実行する。
そして、輪郭線上の各針落ち点QNが隣り合う針落ち点Q(N+1)と所定距離以上離間していないと判定した場合には(S4:NO)、CPU22は、当該処理を終了する。
例えば、文字「B」等の立体刺繍の場合には、輪郭線上の各針落ち点QNが隣り合う針落ち点Q(N+1)と所定距離以上離間していないと判定されて、刺繍データには、弾性シートを引きちぎるための縫い目を形成する縫い目データが付加されない。
【0042】
一方、輪郭線上の針落ち点QNが隣り合う針落ち点Q(N+1)と所定距離以上離間していると判定した場合には(S4:YES)、CPU22は、S5の処理に移行する。
S5において、CPU22は、この所定距離以上離間している隣り合う各針落ち点QN、Q(N+1)間に近接した針落ち点を形成する切取用縫い目33を形成する切取用縫い目データ(以下、切取用縫い目データ33Dという。)をROM23から読み出して刺繍データ31に追加して、刺繍データメモリエリアに記憶する。
尚、この切取用縫い目33は、外側の各針落ち点RN(N=1、3、5、・・・)は、輪郭線上に配置され、内側の各針落ち点R(N+1)は、刺繍領域の内側方向への振り幅が異なるように配置されるサテン縫いの縫い目である。
【0043】
例えば、図4及び図5に示すように、CPU22は、輪郭線32上の針落ち点P1と針落ち点P2との間と、針落ち点P(n−1)と針落ち点Pnとの間は、所定距離以上離間していると判定する(S4:YES)。そして、CPU22は、各針落ち点P1、P2間と各針落ち点P(n−1)、Pn間に近接した針落ち点を形成する各切取用縫い目データ33Dを文字「C」の刺繍データ31に追加して、刺繍データメモリエリアに記憶する(S5)。
この切取用縫い目データ33Dは、外側の各針落ち点R1、R3、R5、R7、R9、R11が、この所定距離以上離間している各針落ち点P1、P2間と各針落ち点P(n−1)、Pn間の輪郭線32上に配置され、内側の各針落ち点R2、R4、R6、R8、R10が、刺繍領域の内側方向への振り幅が1つおきに大きくなるように配置されるサテン縫いの縫い目を形成する刺繍データである。
【0044】
そして、S6において、CPU22は、刺繍データメモリエリアに追加して記憶した切取用縫い目データの縫い順が、刺繍模様本体の刺繍データの縫い順よりも先になるように再設定後、再度、S4以降の処理を実行して、輪郭線上の各針落ち点QNが隣り合う針落ち点Q(N+1)と所定距離以上離間していないと判定した場合には(S4:NO)、CPU22は、当該処理を終了する。
これにより、スポンジ等の弾性シートを引きちぎるために追加した縫い目が、刺繍模様本体の縫い目よりも先に形成されるように縫い順が設定される。従って、この引きちぎるために追加した縫い目は、刺繍模様本体の縫い目に上側を覆われることとなる。
例えば、図5に示すように、CPU22は、各切取用縫い目データ33の縫い順を文字「C」の刺繍データ31の縫い順よりも先になるようにRAM24の刺繍データメモリエリアに記憶する。
【0045】
ここで、図5に示す刺繍データをフラッシュメモリ装置10を介してメモリカード12に記録後、このメモリカード12を刺繍ミシン2のカード挿入孔19に挿入することによって刺繍縫製された立体刺繍の一例を図6乃至図8に基づいて説明する。
図6及び図7に示すように、加工布41(シート状の基材に相当する)の表面に厚みのある弾性シート42を積層して、止め針等の止め具43で加工布41と弾性シート42を一体化して縫製可能な立体刺繍用シート45を構成する。この加工布41は、織布や不織布を適用するのが望ましいが、厚紙や合成樹脂製のシート材等を適用することも可能である。また、弾性シート42は、合成樹脂発泡体であるスポンジを適用するのが望ましいが、構成された立体刺繍用シート45が縫製可能であれば、ゴム製の弾性シートを適用することも可能である。
そして、刺繍ミシン2により立体刺繍用シート45に張力を弛めた状態の上糸46で、先ず、文字「C」の各端部に各切取用縫い目データ33Dに基づいて縫製処理して、サテン縫いの各刺繍縫い目47を形成する。続いて、刺繍ミシン2により立体刺繍用シート45に張力を弛めた状態の上糸46で、文字「C」の刺繍データ31に基づいて刺繍模様「C」を縫製処理して、刺繍縫い目48を形成する。
【0046】
これにより、図8に示すように、各刺繍縫い目47、48の内側には弾性シート42の一部分が表面側へ大きく均一に膨らむように縫い込まれ、文字「C」の立体刺繍51が形成される。また、立体刺繍51が形成されると、弾性シート42の各刺繍縫い目47、48の内側に縫い込まれた部分とそれ以外の残りの部分とは、刺繍ミシン2の縫針16が微小送り毎に複数回上下動して切断され、切離可能な状態になり、弾性シート42の残りの不要な部分を加工布41から容易に引きちぎることができる。
そして、弾性シート42の残りの不要な部分を加工布41から取外すと、立体感のある仕上がりの綺麗な文字「C」の立体刺繍51が現れる。また、文字「C」の各端部に形成された各刺繍縫い目47は、刺繍模様「C」を形成する刺繍縫い目48の下側に隠れることとなる。
【0047】
ここで、フレキシブルディスク装置7は、刺繍データ読込手段として機能する。また、CPU22、ROM23、RAM24は、輪郭抽出手段、判定手段、縫い目データ付加手段を構成する。
【0048】
以上詳細に説明した通り実施例1に係る刺繍データ処理装置1では、CPU22は、刺繍データに記憶された各針落ち点PN(N=1,2,…,n)から輪郭線を抽出する(S1〜S3)。そして、CPU22は、輪郭線上の各針落ち点QNが隣り合う針落ち点Q(N+1)と所定距離以上離間していると判定した場合には(S4:YES)、この所定距離以上離間している隣り合う各針落ち点QN、Q(N+1)間に近接した各針落ち点RN(N=1、3、5、・・・)を形成すると共に、刺繍領域の内側方向への振り幅が異なるサテン縫いの縫い目33を形成する切取用縫い目データ33DをROM23から読み出して刺繍データ31に追加して、刺繍データメモリエリアに記憶する(S5)。
【0049】
これにより、立体刺繍の輪郭線上の各針落ち点QN、Q(N+1)間に所定距離以上離間している部分が存在する場合には、この部分に近接した各針落ち点RNを形成する刺繍領域の内側方向への振り幅が異なるサテン縫いの縫い目を形成する切取用縫い目データを自動的に作成して刺繍データに付加することができ、立体刺繍の刺繍縫製後に弾性シート42を容易に引きちぎって、加工布41から容易に取り外すことが可能となり、作業効率の向上を図ることができる。また、立体刺繍の刺繍データ作成時に、熟練したデータ作成技術を必要としないため、熟練していないユーザでも、立体刺繍の刺繍縫製後にスポンジ等の弾性シート42をすべて引きちぎりやすく、且つ立体感のある刺繍データを容易に作成することが可能となる。
【0050】
また、サテン縫いの縫い目が輪郭線に対して刺繍領域の内側方向への振り幅が異なる縫い目となるため、立体刺繍の刺繍縫製後に、このサテン縫いの内側の縫い目によって段差が発生するのを防止でき、見栄えの向上を図ることができる。
また、輪郭線上に針落ち点が配置されるサテン縫いの切取用縫い目データを刺繍データに付加する場合には、このサテン縫いの縫い目の縫い順が刺繍領域内の刺繍模様本体の縫い目の縫い順よりも先になるように該切取用縫い目データが付加される(S6)。これにより、輪郭線上に針落ち点が配置されるサテン縫いの縫い目が、後から縫われる刺繍領域内の立体刺繍の縫い目の下側に隠れることとなるため、余分な縫い目が目立たず、更なる見栄えの向上を図ることができる。
【実施例2】
【0051】
次に、実施例2に係る刺繍データ処理装置及びプログラムについて図9に基づいて説明する。尚、以下の説明において上記図1乃至図8の実施例1に係る刺繍データ処理装置1及びプログラムの構成等と同一符号は、該実施例1に係る刺繍データ処理装置1及びプログラムの構成等と同一あるいは相当部分を示すものである。
実施例2に係る刺繍データ処理装置の概略構成は、実施例1に係る刺繍データ処理装置1とほぼ同じ構成である。また、実施例2に係る刺繍データ処理装置の各種制御処理も実施例1に係る刺繍データ処理装置1とほぼ同じ制御処理である。
但し、実施例2に係る刺繍データ処理装置は、イメージスキャナ11を介して原画から得られた図柄データに基づいて立体刺繍の刺繍データを作成する点で実施例1に係る刺繍データ処理装置1と異なっている。
【0052】
以下、実施例2に係る刺繍データ処理装置において、スポンジ等の弾性シートを引きちぎるための縫い目を形成する切取用縫い目データを立体刺繍の刺繍データに付加する処理について図9に基づいて説明する。
図9に示すように、S21において、CPU21は、イメージスキャナ11を介して図柄の原画を所定解像度(例えば、100dpi〜200dpiである。)で読み込み、この原画の図柄画像データをRAM24に記憶する。例えば、図柄が文字「C」の原画をイメージスキャナ11を介して読み込み、この図柄画像データをRAM24に記憶する。
そして、S22において、CPU22は、図柄画像データをRAM24から再度読み出し、公知の輪郭線抽出処理(例えば、特開平7−136361号公報参照。)により刺繍領域の輪郭線を抽出して、アウトラインデータメモリエリアに記憶する。
また、S23において、CPU22は、公知の刺繍データ作成処理(例えば、特開平7−136361号公報参照。)により輪郭線で囲まれる刺繍領域に関する刺繍データを作成する。この刺繍データは、各針落点の弾性シート上の位置座標を縫製順に従って記憶したいわゆる一針データである。
【0053】
続いて、S24において、CPU22は、刺繍データに記憶された各針落ち点(合計n個とする。)から輪郭線上の針落ち点を順番に抽出して、縫製順にPN(N=1,2,4、6…,n、n−1、n−3,・・・、5、3、1)とする。尚、以下の説明において、この抽出された輪郭線上の順に並ぶ各針落ち点を、図4に示すように、各針落ち点Q1→Q2→Q3→Q4→・・・→Q(n−1)→Qnとする。
その後、S25乃至S27において、CPU22は、上記S4乃至S6の処理を実行し、当該処理を終了する。
【0054】
ここで、イメージスキャナ11、CPU22、ROM23、RAM24は、輪郭抽出手段を構成する。また、CPU22、ROM23、RAM24は、刺繍データ作成手段、判定手段、縫い目データ付加手段を構成する。
【0055】
以上詳細に説明した通り実施例2に係る刺繍データ処理装置では、CPU22は、図柄の原画からイメージスキャナ11を介して読み込んだ原画の図柄画像データから輪郭線で囲まれる刺繍領域に関する刺繍データを作成する(S21〜S23)。そして、刺繍データに記憶された各針落ち点(合計n個とする。)から輪郭線上の針落ち点を順番に抽出して、縫製順にQN(N=1,2,…,n)とする(S24)。また、CPU22は、輪郭線上の各針落ち点QN(N=1,2,…,n)が隣り合う針落ち点Q(N+1)と所定距離以上離間していると判定した場合には(S25:YES)、この所定距離以上離間している隣り合う各針落ち点QN、Q(N+1)間に近接した各針落ち点RN(N=1、3、5、・・・)を形成すると共に、刺繍領域の内側方向への振り幅が異なるサテン縫いの縫い目を形成する切取用縫い目データ33DをROM23から読み出して刺繍データに追加して、刺繍データメモリエリアに記憶する(S26)。
【0056】
これにより、立体刺繍の輪郭線上の各針落ち点QN、Q(N+1)間に所定距離以上離間している部分が存在する場合には、この部分に近接した各針落ち点RNを形成する刺繍領域の内側方向への振り幅が異なるサテン縫いの縫い目を形成する切取用縫い目データを自動的に作成して刺繍データに付加することができ、立体刺繍の刺繍縫製後に弾性シート42を容易に引きちぎって、加工布41から容易に取り外すことが可能となり、作業効率の向上を図ることができる。また、立体刺繍の刺繍データ作成時に、熟練したデータ作成技術を必要としないため、熟練していないユーザでも、立体刺繍の刺繍縫製後にスポンジ等の弾性シート42をすべて引きちぎりやすく、且つ立体感のある刺繍データを容易に作成することが可能となる。
【0057】
また、サテン縫いの縫い目が輪郭線に対して刺繍領域の内側方向への振り幅が異なる縫い目となるため、立体刺繍の刺繍縫製後に、このサテン縫いの内側の縫い目によって段差が発生するのを防止でき、見栄えの向上を図ることができる。
また、輪郭線上に針落ち点が配置されるサテン縫いの切取用縫い目データを刺繍データに付加する場合には、このサテン縫いの縫い目の縫い順が刺繍領域内の刺繍模様本体の縫い目の縫い順よりも先になるように該切取用縫い目データが付加される(S27)。これにより、輪郭線上に針落ち点が配置されるサテン縫いの縫い目が、後から縫われる刺繍領域内の立体刺繍の縫い目の下側に隠れることとなるため、余分な縫い目が目立たず、更なる見栄えの向上を図ることができる。
【0058】
尚、本発明は上記実施例1及び実施例2に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
【実施例3】
【0059】
例えば、図10及び図11に示すように、上記切取用縫い目33を形成するための切取用縫い目データ33D(図4、図5参照)に替えて、切取用縫い目63を形成するための切取用縫い目データ(以下、切取用縫い目データ63Dという。)を所定距離以上離間している隣り合う各針落ち点QN、Q(N+1)間に配置するようにしてもよい。
この切取用縫い目データ63Dは、外側の各針落ち点R1、R3、R5、・・・、R15が、この所定距離以上離間している各針落ち点QN、Q(N+1)間の輪郭線上に配置され、内側の各針落ち点R2、R4、R6、・・・、R14が、刺繍領域の内側方向への振り幅が縫い方向の両端部から中央位置に向かって徐々に大きくなるように配置されるサテン縫いの切取用縫い目63を形成する刺繍データである。
【0060】
そして、上記S5の処理において、CPU22は、縫い目61の刺繍データ(以下、刺繍データ61という。)の所定距離以上離間している隣り合う各針落ち点P1、P2間と各針落ち点P(n−1)、Pn間に近接した針落ち点を形成する切取用縫い目データ63DをROM23から読み出して刺繍データ61に追加して、刺繍データメモリエリアに記憶する。
これにより、立体刺繍が形成されると各針落ち点P1〜Pnと各針落ち点R1、R3、R5、・・・、R15に対応する縫い目に沿って弾性シート42の残りの不要な部分を加工布41から容易に引きちぎることができる。また、切取用縫い目データ63Dによるサテン縫いの縫い目が輪郭線に対して刺繍領域の内側方向への振り幅が異なる縫い目となるため、刺繍データ61の刺繍縫製後に、このサテン縫いの内側の縫い目によって段差が発生するのを防止でき、見栄えの向上を図ることができる。
【0061】
また、上記S6の処理において、輪郭線62上に外側の各針落ち点R1、R3、R5、・・・、R15が配置されるサテン縫いの切取用縫い目63の切取用縫い目データ63Dを刺繍データ61に付加する場合には、このサテン縫いの切取用縫い目63の縫い順が刺繍領域内の刺繍模様本体の縫い目の縫い順よりも先になるように該切取用縫い目データ63Dが付加される。これにより、切取用縫い目データ63Dによるサテン縫いの切取用縫い目63が、後から縫われる刺繍領域内の刺繍データ61による縫い目の下側に隠れることとなるため、余分な縫い目が目立たず、更なる見栄えの向上を図ることができる。
【実施例4】
【0062】
例えば、図12及び図13に示すように、上記切取用縫い目33を形成するための切取用縫い目データ33D(図4、図5参照)に替えて、切取用縫い目65を形成するための切取用縫い目データ(以下、切取用縫い目データ65Dという。)を所定距離以上離間している隣り合う各針落ち点QN、Q(N+1)間に配置するようにしてもよい。
この切取用縫い目データ65Dは、外側の各針落ち点R1、R3、R5、・・・、R15が、この所定距離以上離間している各針落ち点QN、Q(N+1)間の輪郭線上に配置され、内側の各針落ち点R2、R4、R6、・・・、R14が、刺繍領域の内側方向への振り幅が同じになるように配置されるサテン縫いの切取用縫い目65を形成する刺繍データである。
【0063】
そして、上記S5の処理において、CPU22は、縫い目61の刺繍データ(以下、刺繍データ61という。)の所定距離以上離間している隣り合う各針落ち点P1、P2間と各針落ち点P(n−1)、Pn間に近接した針落ち点を形成する切取用縫い目データ65DをROM23から読み出して刺繍データ61に追加して、刺繍データメモリエリアに記憶する。
これにより、立体刺繍が形成されると各針落ち点P1〜Pnと各針落ち点R1、R3、R5、・・・、R15に対応する縫い目に沿って弾性シート42の残りの不要な部分を加工布41から容易に引きちぎることができる。
【0064】
また、上記S6の処理において、輪郭線62上に外側の各針落ち点R1、R3、R5、・・・、R15が配置されるサテン縫いの切取用縫い目データ65Dを刺繍データ61に付加する場合には、このサテン縫いの縫い目の縫い順が刺繍領域内の刺繍模様本体の縫い目の縫い順よりも先になるように該切取用縫い目データ65Dが付加される。これにより、切取用縫い目データ65Dによるサテン縫いの切取用縫い目65が、後から縫われる刺繍領域内の刺繍データ61による縫い目の下側に隠れることとなるため、余分な縫い目が目立たず、更なる見栄えの向上を図ることができる。
【実施例5】
【0065】
例えば、図14及び図15に示すように、上記切取用縫い目33を形成するための切取用縫い目データ33D(図4、図5参照)に替えて、切取用縫い目67を形成するための切取用縫い目データ(以下、切取用縫い目データ67Dという。)を所定距離以上離間している隣り合う各針落ち点QN、Q(N+1)間に配置するようにしてもよい。
この切取用縫い目データ67Dは、各針落ち点R1、R2、R3、・・・、R8が所定の縫い目ピッチ(例えば、0.25mm〜1.0mmの縫い目ピッチである。)で直線的に配置される直線縫いの切取用縫い目67を形成する刺繍データである。
【0066】
そして、上記S5の処理において、CPU22は、縫い目61の刺繍データ(以下、刺繍データ61という。)の所定距離以上離間している隣り合う各針落ち点P1、P2間と各針落ち点P(n−1)、Pn間に近接した針落ち点を形成する切取用縫い目データ67DをROM23から読み出して刺繍データ61に追加して、刺繍データメモリエリアに記憶する。
これにより、立体刺繍が形成されると各針落ち点P1〜Pnと各針落ち点R1、R2、R3、・・・、R8に対応する縫い目に沿って弾性シート42の残りの不要な部分を加工布41から容易に引きちぎることができる。
【0067】
また、上記S6の処理において、輪郭線62上に外側の各針落ち点R1、R2、R3、・・・、R8が配置される直線縫いの切取用縫い目67の切取用縫い目データ67Dを刺繍データ61に付加する場合には、この直線縫いの切取用縫い目67の縫い順が刺繍領域内の刺繍模様本体の縫い目の縫い順よりも先になるように該切取用縫い目データ67Dが付加される。これにより、切取用縫い目データ67Dによる直線縫いの切取用縫い目67が、後から縫われる刺繍領域内の刺繍データ61による縫い目の下側に隠れることとなるため、余分な縫い目が目立たず、更なる見栄えの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0068】
【図1】実施例1に係る刺繍データ処理装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】刺繍データ処理装置の制御系を示すブロック図である。
【図3】弾性シートを引きちぎる縫い目を形成する縫い目データを立体刺繍の刺繍データに付加する処理プログラムのフローチャートである。
【図4】刺繍データから抽出された輪郭線上に形成される針落ち点のうちの所定距離以上離間している部分の一例を示す図である。
【図5】針落ち点が所定距離以上離間している部分に内側方向の振り幅が異なるサテン縫いの縫い目データを追加した一例を説明する図である。
【図6】針落ち点が所定距離以上離間している部分にサテン縫いの縫い目データを追加した立体刺繍の一例を示す斜視図である。
【図7】図6のX−X断面図である。
【図8】図6の立体刺繍の刺繍縫製後、弾性シートを引きちぎった状態を示す斜視図である。
【図9】実施例2に係る刺繍データ処理装置の弾性シートを引きちぎる縫い目を形成する縫い目データを立体刺繍の刺繍データに付加する処理プログラムのフローチャートである。
【図10】他の実施例に係る刺繍データ処理装置の刺繍データから抽出された輪郭線上に形成される針落ち点のうちの所定距離以上離間している部分の一例を示す図である。
【図11】図10の針落ち点が所定距離以上離間している部分に内側方向の振り幅が異なるサテン縫いの縫い目データを追加した一例を説明する図である。
【図12】他の実施例に係る刺繍データ処理装置の刺繍データから抽出された輪郭線上に形成される針落ち点のうちの所定距離以上離間している部分の一例を示す図である。
【図13】図12の針落ち点が所定距離以上離間している部分に内側方向の振り幅が同じサテン縫いの縫い目データを追加した一例を説明する図である。
【図14】他の実施例に係る刺繍データ処理装置の刺繍データから抽出された輪郭線上に形成される針落ち点のうちの所定距離以上離間している部分の一例を示す図である。
【図15】図14の針落ち点が所定距離以上離間している部分に直線縫いの縫い目データを追加した一例を説明する図である。
【符号の説明】
【0069】
1 刺繍データ処理装置
3 制御本体部
20 制御装置
22 CPU
23 ROM
24 RAM
31、61 縫い目(刺繍データ)
32、62 輪郭線
33、63、65、67 切取用縫い目
41 加工布
42 弾性シート
45 立体刺繍用シート
46 上糸
47、48 刺繍縫い目
51 立体刺繍
P1(Q1)、P2(Q2)、P3(Qn)、・・・、R1〜R15 針落ち点




 

 


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