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発明の名称 プリントシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−21939(P2007−21939A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−208712(P2005−208712)
出願日 平成17年7月19日(2005.7.19)
代理人 【識別番号】100066061
【弁理士】
【氏名又は名称】丹羽 宏之
発明者 木村 俊平
要約 課題
熱転写型の昇華型プリンタを印刷装置とするカメラダイレクトプリントシステムにおいて、その製品寿命内かそれを超えてしまったかを、ユーザが認識する手段を提供し、製品買い替え時期の判断ができないという課題を解決するプリントシステムの提供。

解決手段
撮影される被写体の光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有する撮像装置と、該撮像装置によって撮像された電子像信号を一度メモリ媒体等に記録し、それを再度読み出し、記録用紙に視認可能にプリント出力する印刷装置とを備えたプリントシステムにおいて、記録可能な用紙サイズを複数種有し、その記録用紙毎にプリントされる複数種の画像記録のパターンを有し、その記録パターンを選択可能な操作部材を有し、累積の印刷枚数を記録保持する手段を有することを特徴とするプリントシステム。
特許請求の範囲
【請求項1】
撮影される被写体の光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有する撮像装置と、該撮像装置によって撮像された電子像信号を一度メモリ媒体等に記録し、それを再度読み出し、記録用紙に視認可能にプリント出力する印刷装置とを備えたプリントシステムにおいて、
記録可能な用紙サイズを複数種有し、その記録用紙毎にプリントされる複数種の画像記録のパターンを有し、その記録パターンを選択可能な操作部材を有し、累積の印刷枚数を記録保持する手段を有することを特徴とするプリントシステム。
【請求項2】
請求項1記載のプリントシステムにおいて、画像を印刷する印刷用紙の一部に累積印刷枚数を認識可能な形で表示することを特徴とするプリントシステム。
【請求項3】
請求項1または2記載のプリントシステムにおいて、透明なオーバーコート層を印刷する際に印刷領域の外側にオーバーコートをその部分だけ印刷しない抜き文字で累積印刷枚数を表示することを特徴とするプリントシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置から印刷装置へ画像情報を送信しプリントするダイレクトプリントシステムに関し、より具体的に静止画を記録するデジタルカメラやデジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話、PDA等によって撮像された画像情報を、有線、無線の通信手段によって印刷装置に送信し、該印刷装置によってプリント出力するのに好適なダイレクトプリントシステム、更には、静止画を記録するデジタルカメラやデジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話、PDA等によって撮像された画像情報をそれらの機器内の脱着可能なメモリ媒体に記録して、その記録媒体を印刷装置に直接差し込みプリント出力するのに好適なプリントシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から印画用紙に感熱型の用紙を用い、主走査方向に配列された複数個の発熱体を選択的に駆動して、用紙を副走査方向に搬送することで、用紙にドットライン状に印画を行うライン熱転写方式のプリンタがある。
【0003】
近年、入力側としてのデジタルカメラやデジタルビデオカメラ、またはスキャナなどの画像を扱う入力機器の進歩に伴い、プリント手段として、熱転写方式のプリンタ装置も注目されている。
【0004】
それはインクジェットプリンタが、液滴を飛ばすか飛ばさないか、という2値の選択しかないために、小さな液滴を用紙へ着弾させて、誤差拡散等の手法でみかけの解像度と階調性を得ようとするのに対して、熱転写方式のプリンタの場合には、一つの画素において、制御可能な熱の値を容易に変更できるため、一つの画素に対する階調性を多く取ることができる。そのため、インクジェットプリンタに比べて滑らかで高画質な画像を得ることができるという点が上げられる。またサーマルヘッドの性能や用紙材料の性能も向上したために、仕上がり品位で銀塩写真にも見劣りしない画像プリントを得る事が可能になっており、近年のデジタルカメラの進歩に歩調を合わせるように特に自然画像用のプリンタとして注目されている。
【0005】
そこで、こうしたプリンタ装置とデジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮影機器を直接的に接続したり、または一体的に構成して、撮影された画像情報をコンピューターなどの画像情報を処理する機器を介すことなくプリントするシステムも登場している(例えば、下記特許文献1参照)。
【0006】
デジタルカメラとプリンタ装置を直接的に接続したプリントシステムを具体的に説明する。デジタルカメラで撮影された画像は一旦、デジタルカメラが有する記録媒体に保存される。この画像をプリンタ装置からプリントアウトする為には、ユーザはデジタルカメラとプリンタ装置を専用のケーブルで直接的に接続する。
【0007】
次に、記録媒体に保存されている画像をデジタルカメラの表示装置に表示しプリントしたい画像を選択する。この時画像を選択するために、デジタルカメラの有する操作部材を用いたことは言うまでもない。プリントしたい画像が選択できたら、デジタルカメラの操作部材に割り付けられたプリント指示キーを押す。そうすることで、デジタルカメラ内でプリント用の画像処理が実行される。
【0008】
デジタルカメラ内での画像処理が終了すると、プリント用データをプリンタ装置に転送しプリンタ装置は受け取ったデータをプリントアウトする。
【0009】
上記の説明では、ユーザはプリントアウトをするために、デジタルカメラの操作部材を数回操作するだけで簡単に写真的なプリントアウトを行うことが可能になり、大変便利である。
【0010】
また、デジタルカメラはその装置の性格上、撮影した画像のデータをJPGファイルに圧縮したり、逆にJPGファイルを伸長して画像データを復元する為のJPGチップを有していたり、撮影した画像データを所望のサイズにする為のリサイズ機能を持ったICチップを有している場合が一般的である。
【0011】
このデジタルカメラの有するハードリソースを印刷データ作成の為に有効に利用することは、JPG伸長、リサイズ機能をソフト処理で実現する場合に較べて処理時間が格段に速くなるばかりでなく、プリントシステムトータルとして要求されるリソースを最低限で構成することができコストダウンにも繋がる。
【0012】
また、一方でデジタルカメラ内では、JPG伸張、リサイズ、プリント出力用データへの変換等の画像処理を一切行わず、デジタルカメラからJPGファイルをプリンタ装置に送り、プリンタ装置内で上記画像処理を行う方が、デジタルカメラとプリンタ装置の接続汎用性を高くすることができる。
【特許文献1】特開2003−163858号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
しかしながら、熱転写型の昇華型プリンタを印刷装置とするカメラダイレクトプリントシステムにおいて、昇華ヘッドと呼ばれる発熱体に電流を流し、その部分を発熱させることでインクリボンに塗布されているインクを昇華させる記録方式においては、発熱体自体が熱を持つことで熱衝撃を受け、印刷を繰り返し行うことで、発熱体の劣化が生じる。勿論、製品寿命としては、実用上問題ない印刷枚数をクリアーできる設定になっているが、その製品寿命内かそれを超えてしまったかをユーザが認識する手段がなく、製品買い替え時期の判断ができないと言う問題があった。
【0014】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであって、昇華型プリンタでの累積印刷枚数を知り、買い替え時期の判断をすることのできるプリントシステムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明では上記問題点を解決するために、プリントシステムを、累積印刷枚数を記録保持しておく手段とその累積印刷枚数を表示する手段を有する構成とし、即ち、次に示すとおりのものとする。
【0016】
撮影される被写体の光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有する撮像装置と、該撮像装置によって撮像された電子像信号を一度メモリ媒体等に記録し、それを再度読み出し、記録用紙に視認可能にプリント出力する印刷装置とを備えたプリントシステムにおいて、
記録可能な用紙サイズを複数種有し、その記録用紙毎にプリントされる複数種の画像記録のパターンを有し、その記録パターンを選択可能な操作部材を有し、累積の印刷枚数を記録保持する手段を有することを特徴とするプリントシステム。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、累積印刷枚数を認識可能な形で表示することで、製品買い替え時期を明示的に示すことが可能となる効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて説明する。
【実施例1】
【0019】
図1に、本発明の第1の実施例の構成図を示す。第1の実施例では1のデジタルカメラで撮影した画像、及び撮影後メモリ媒体に保存し、再度読み出した画像を、デジタルカメラ内で昇華型プリンタのプリントデータに画像処理した後、或いは、メモリ媒体に保存されたファイル形式のまま、2の専用ケーブル経由で3の昇華型プリンタに送り出し、そのデータをカラープリントする例である。
【0020】
ユーザは、図1に示すデジタルカメラの操作部材4でプリントパターン、プリントしたい画像、プリント指定枠等を選択し、デジタルカメラ1の液晶画面5でそれらの内容を確認することが可能である。
【0021】
図2に、本発明で用いた画像記録方式の昇華型熱転写方式の基本原理を説明するための概略図を示す。昇華型熱転写方式は、染料(色素)の拡散現象を用いた方式である。
【0022】
図中11は、3色(イエロー、マゼンタ、シアン)の染料をプラスチックシートに塗布したインクシートである。このインクシート11は専用印画紙12と重ね合わされた形で、サーマルヘッド13とプラテンローラー14によって挟支され、このインクシート11を、サーマルヘッド13の熱により、専用印画紙12に昇華/熱拡散させることにより、カラープリントを得る。
【0023】
また、専用印画紙12には、昇華性染料15の発色を確保するために、ポリエステル系樹脂を主成分とした受容層16が塗布されている。この時、サーマルヘッド13に与える熱を制御することにより、階調を与えることができる。3色(イエロー、マゼンタ、シアン)それぞれに階調を与え、印画紙の同じ個所にプリントすることにより、1画素単位の高精細フルカラープリントを実現できる。
【0024】
次に、本実施例のデジタルカメラのブロック図を図3に示す。図中20は、レンズを通して結像された画像を電気信号に変換するためのCCD、21は、本デジタルカメラシステムを制御、演算処理を司るCPU、22は、CCD20から送られてきた電気信号を処理する画像処理エンジン、この中にはJPG伸張機能やリサイズ機能も含まれている。23は、本デジタルカメラシステムを制御するためのプログラムを格納しておくためのFlash ROM、24は、画像データを一時的に保存したり、データ処理作業に使うためのSDRAM、25は、画像データファイルを保存しておくためのCF(コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ)、26は、CF25を本デジタルカメラに装着するためのCFコネクター、27は、本デジタルカメラで撮影した画像を表示したり、本デジタルカメラを操作するメニューを表示するためのLCD、28は、そのLCD27をドライブするLCDドライバー、29は、本デジタルカメラ内で画像処理をしたプリントデータ、或いは、CFデータに保存されているファイルをそのままの形でプリント装置に送信する為の通信モジュールである。また、本通信モジュールはCPU21に内包される場合もある。
【0025】
更に、本実施例の昇華型プリンタのブロック図を図4に示す。31は、本昇華型プリンタシステムを制御、演算処理を司るCPU、32はJPG伸張機能、リサイズ機能を有した画像処理エンジン、33は本昇華プリンタを制御する為のプログラムを格納しておくためのFlash ROM、本実施例では、累積印刷枚数をFlash ROM33に格納する。34は、画像データを一時的に保存したり、データ処理作業に使うためのSDRAM、35は、印刷用紙を搬送する為のLFモータ、昇華ヘッドを上下させる為のUDモータをコントロールし、また、昇華ヘッド自体を制御するモータ・ヘッドコントローラー、36はモータ・ドライバー、37は昇華ヘッド、38は、デジタルカメラ内で処理した画像データ、或いはデジタルカメラのメモリ装置に保存されているファイルを受信する為の通信モジュールである。また、本通信モジュールはCPU31に内包される場合もある。
【0026】
図5に、本実施例の印刷、印刷累積枚数記録を実行するまでのフローを示す。
【0027】
ユーザが印刷したい画像を選択して、印刷スタートを実行する(ステップ101)、印刷スタートされたらUSB通信経由でJPGファイルを読み込む(ステップ102)、次に、メモリ上に読み込んだJPGファイルを伸張し(ステップ103)、その伸張後のYUVデータを印刷用紙サイズに適したサイズにリサイズする(ステップ104)、リサイズ処理までのデータはYUV形式なので、このデータ形式から昇華プリンタで印刷できるデータ形式のイエロー、マゼンタ、シアン、オーバーコートに回数分色変換する(ステップ105)。
【0028】
各色毎に用紙に印刷を行う(ステップ106)。ステップ105、ステップ106の操作を4回行うと印刷が完了する。印刷が完了した時点で印刷枚数を加算し、その結果をFlash Memoryに書き込む(ステップ107)。
【0029】
次に、図6を用いて累積印刷枚数記録方法の説明をする。
【0030】
本実施例では、フチ無し印刷を実現する為に、印刷用紙の左右の端の部分(図6の201で示す、点線の外側の部分)を、印刷終了後、切り落とす。従って、この部分は捨てることになる。印刷領域は、図6の202で示した斜線の部分である。切り落とし部分201にまではみ出る状態で印刷をする。
【0031】
更に、透明なオーバーコートは、203で示すように、印刷領域よりも広い範囲で印刷することになる。上述のような印刷領域、オーバーコート領域において、累積印刷枚数は、図6の204で示す領域に抜き文字で印刷する為、実際の印刷画像には影響は出ない。
【0032】
オーバーコートでの抜き文字(オーバーコートを印刷しないことで実現)は、印刷用紙をある確度から見ると数字を認識することが可能である。
【0033】
通常、昇華型プリンタのオーバーコート層は一定の濃度になるように同一のデータを印刷面一面に印刷する。このオーバーコート用のデータに累積印刷枚数の数字の部分だけ印刷濃度が出ないようなデータに置き換えることで透明なオーバーコートにより抜き文字を実現することができる。
【0034】
更には、単純に累積印刷枚数だけではなく、印刷用紙サイズ毎の累積印刷枚数を表示することが可能である。
【0035】
例えば、本実施例の印刷装置では、クレジットカードサイズ(Card)、Lサイズ、ポストカードサイズ、ワイドサイズ(4×8サイズ)の4種類の大きさの用紙に印刷可能である。従って、C107 L256 P120 W76のように、図6の204で示す領域に印刷表示することが可能である。
【0036】
勿論、その際には、Flash Memoryに各用紙サイズ毎の累積印刷枚数を記憶しておく必要があることは言うまでも無い。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の第一の実施例を説明する図
【図2】昇華熱転写方式の概要を説明する図
【図3】第一の実施例のデジタルカメラのブロック図
【図4】第一の実施例の昇華型プリンタのブロック図
【図5】第一の実施例の印刷処理・印刷枚数記録処理を説明するフローチャート
【図6】印刷枚数書き込み位置を説明する図
【符号の説明】
【0038】
1 デジタルカメラ
2 専用ケーブル
3 昇華型プリンタ
4 カメラの操作部材
5 液晶画面
11 インクシート
12 専用印画紙
13 サーマルヘッド
14 プラテンローラー
15 昇華性染料
16 受容層
20 CCD
21 CPU
22 画像処理エンジン
23 Flash ROM
24 SDRAM
26 CFコネクター
27 LCD
28 LCDドライバー
29 通信モジュール
31 CPU
32 画像処理エンジン
33 Flash ROM
34 SDRAM
35 モータ・ヘッドコントローラー
36 モータ・ドライバー
37 昇華ヘッド
38 通信モジュール




 

 


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