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発明の名称 印刷装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−21936(P2007−21936A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−208617(P2005−208617)
出願日 平成17年7月19日(2005.7.19)
代理人 【識別番号】100090538
【弁理士】
【氏名又は名称】西山 恵三
発明者 柿島 洋行
要約 課題
複数の給紙口に同種の用紙を積載する条件の下で複数ページの連続印刷を行う場合に、印刷の速度と静音性を両立させるような給紙口の選択を各ページの印刷毎に行う。

解決手段
印刷中のページ用紙が給紙された給紙口と、前記ページ用紙に対する記録動作が終了した時点での前記ページ用紙の位置に基づいて、次ページ用紙を給紙する給紙口を選択する。または、印刷中のページ用紙が給紙された給紙口と、前記印刷中のページ用紙に記録する印刷データに基づいて、次ページ用紙を給紙する給紙口を選択する。印刷データに基づく給紙口選択は、印刷中のページ用紙の給紙口側所定領域での印刷データの存在の有無によって判定される。
特許請求の範囲
【請求項1】
性能の異なる複数の給紙口を有する印刷装置において、複数の給紙口に同種の用紙を積載し複数ページ連続印刷を行う場合、印刷中のページ用紙が給紙された給紙口と、前記ページ用紙に対する記録動作が終了した時点での前記ページ用紙の位置に基づいて、次ページ用紙を給紙する給紙口を選択することを特徴とする印刷装置。
【請求項2】
性能の異なる複数の給紙口を有する印刷装置において、複数の給紙口に同種の用紙を積載し複数ページ連続印刷を行う場合、印刷中のページ用紙が給紙された給紙口と、前記印刷中のページ用紙に記録する印刷データに基づいて、次ページ用紙を給紙する給紙口を選択することを特徴とする印刷装置。
【請求項3】
前記請求項2に記載の印刷データに基づく次ページ用紙を給紙する給紙口選択手段は、印刷中のページ用紙の給紙口側所定領域での印刷データの存在の有無によって次ページ用紙を給紙する給紙口を選択することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置における給紙口の決定手段に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に家庭で普及しているインクジェットプリンタなどの印刷装置においては、ユーザーにとっての利便性を考慮し、複数の給紙口を持ち、ユーザーが利用用途に合わせて、複数の給紙口を使い分けることが出来るようにしたものがある。ユーザーは複数の給紙口に各々別種の用紙を積載し、印刷によって給紙口を切り替えることによって、用紙を積載し直す手間を省くことが出来る。
【0003】
又、別の従来例としては、特許文献1をあげることが出来る。
【特許文献1】特開2001−225520号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように印刷装置が複数の給紙口を持っている場合、各々の給紙口からの給紙動作には給紙動作の速さや静音性などといった点において性能に差がある場合がある。家庭用のインクジェットプリンタでは、装置背面からの給紙と装置前面からの給紙の2つの給紙口を持っているものがあるが、装置背面からの給紙は給紙動作が速い、一方装置前面からの給紙は、給紙動作は遅いが静音性に優れ、用紙の積載可能量も大きいというように、給紙性能には違いがある。前述のように、複数の給紙口がある場合、各々の給紙口には別種の用紙を積載し、印刷時にユーザーどの給紙口を使用するかを自ら選択するのが一般的な前提条件であるが、複数の給紙口に同種の用紙を積載し、各々の給紙口の性能が生かされるように、印刷の都度、どの給紙口から給紙を行うかを選択することによって、全体としてユーザーが複数の給紙口の持つ性能の利点をより多く享受できる。複数の給紙口に同種の用紙を積載する条件の下で複数ページの連続印刷を行う場合に、印刷の速度と静音性を両立させるような給紙口の選択を各ページの印刷毎に行うことが、本発明が解決しようとする課題である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、性能の異なる複数の給紙口を有する印刷装置において、複数の給紙口に同種の用紙を積載し複数ページ連続印刷を行う場合、印刷中のページ用紙が給紙された給紙口と、前記ページ用紙に対する記録動作が終了した時点での前記ページ用紙の位置に基づいて、次ページ用紙を給紙する給紙口を選択することを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、性能の異なる複数の給紙口を有する印刷装置において、複数の給紙口に同種の用紙を積載し複数ページ連続印刷を行う場合、印刷中のページ用紙が給紙された給紙口と、前記印刷中のページ用紙に記録する印刷データに基づいて、次ページ用紙を給紙する給紙口を選択することを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、前記印刷データに基づく次ページ用紙を給紙する給紙口選択手段は、印刷中のページ用紙の給紙口側所定領域での印刷データの存在の有無によって次ページ用紙を給紙する給紙口を選択することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、性能の異なる複数の給紙口を有する印刷装置において、複数の給紙口に同種の用紙を積載し、複数ページ連続印刷を行う場合に、ページ毎に給紙口を選択することによって、給紙動作の速さと静音性を両立させた印刷動作を実現することが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
【実施例1】
【0010】
以下、本発明を実施する場合の一形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0011】
図1は、本発明の実施の一形態である印刷装置の給紙機構の構成である。図1の構成は、101、102の2つの給紙口を備えている。101は、本体背面から給紙する給紙機構であり、102は本体前面から給紙する給紙機構である。103は記録ヘッドカートリッジである。104、105は用紙を給紙する為のピックアップローラーである。106、107、108、109、110は用紙を搬送するための搬送ローラーである。111、112、113はローラーを回転させる為のモーターである。ローラーとローラーを回転させる為のモーターとを点線で結んでいる。モーター111は、ピックアップローラー104を回転させる。モーター112は、搬送ローラー109、110を回転させる。モーター113は、ピックアップローラー105、搬送ローラー106、107、108を回転させる。
【0012】
給紙口101(背面給紙)から用紙が給紙される場合、用紙はピックアップローラー104、搬送ローラー109、110を通過する。給紙口101からの複数ページ連続印刷においては、印刷中の用紙の後端(給紙口側)がピックアップローラー104を通過した時点で、次ページの給紙動作を開始することが可能である。その為、印刷中のページの後端と次ページの先端との距離を常に短く保つことが出来、複数ページ連続印刷時の給紙速度を常に速く保つことが出来る。
【0013】
給紙口102(前面給紙)から用紙が給紙される場合、用紙はピックアップローラー105、搬送ローラー106、107、108、109、110を通過する。ピックアップローラー105、搬送ローラー106、107、108は全てモーター112の駆動によって回転する。その内、ピックアップローラー105は、モーター112が用紙を排紙方向側に搬送する方向に回転し続けた場合、初めの1回転のみ行い、その後はモーターの駆動がピックアップローラー105に伝わらない機構になっており、用紙の搬送中に再び次の用紙をピックアップしてしまわないようになっている。次の用紙をピックアップするためには、モーター112を一度用紙の搬送方向と逆方向に回転し、モーターの駆動がピックアップローラー105に伝わる状態にしてから、再びモーター112を用紙搬送方向に回転させる。以上のような機構を有している為、給紙口102からの複数ページ連続印刷においては、印刷中の用紙の後端が搬送ローラー108を通過しなければ、モーター112の逆回転駆動をすることが出来ず、次ページの給紙動作を開始することが出来ない。
【0014】
印刷中の用紙の後端が搬送ローラー108を通過した時点で、記録ヘッドカートリッジ103による印刷動作がまだ終了していなければ、その間に給紙口102からの給紙動作を開始し、用紙を搬送することが出来る。よってこの場合は、印刷中のページの後端と次ページの先端との距離を短く保つことが出来、給紙速度を速く保つことが出来る。
【0015】
一方、印刷中の用紙の後端が搬送ローラー108を通過する前に、記録ヘッドカートリッジ103による記録動作が終了した場合、排紙動作が開始されるが、給紙口102からの給紙動作は、記録終了した用紙の後端が搬送ローラー108を通過するまで開始することが出来ない。その為、印刷終了ページの後端と次ページの先端との間には、ピックアップローラー105から搬送ローラー108までの距離が開き、給紙動作が遅くなる。
【0016】
次に、複数ページ連続印刷中に給紙口を給紙口101から給紙口102へ切り替える場合、あるいは給紙口102から給紙口101へ切り替える場合の給紙動作について説明する。
【0017】
給紙口101から給紙した用紙を印刷している場合は、印刷中にモーター112を駆動し、給紙口102からの給紙動作、搬送動作を行うことが出来る。よって印刷中のページの後端と次ページの先端との距離を短く保つことが出来、給紙速度を速く保つことが出来る。
【0018】
給紙口102から給紙した用紙を印刷している場合は、給紙口101からの給紙動作を開始することが出来るのは、印刷中の用紙の後端が搬送ローラー108を通過してからだが、ピックアップローラー104と搬送ローラー108との距離が近い為、印刷中のページの後端と次ページの先端との距離を短く保つことが出来、給紙速度を速く保つことが出来る。
【0019】
以上から、複数ページ連続印刷において、給紙速度を常に早く保つ為には、給紙口102から給紙したページへの記録動作が、用紙の後端が搬送ローラー108を通過する前に終了した場合に、次ページの給紙口を101に切り替えることが必要であることがわかる。
【0020】
本実施例では、以上のような構成の印刷装置において、給紙口101と給紙口102に同種の用紙を積載した状態で、複数ページ連続印刷を行う場合に、印刷処理の速度と静音性を両立させることを目的とする。その為に、給紙口は給紙動作の遅延が起きない限りは、静音性に優れた給紙口102を使用し、給紙動作に遅延が生じる場合には、給紙口101を使用するものとする。
【0021】
以下、複数ページ連続印刷時の給紙口選択処理の流れを示す。図2は給紙口選択処理の流れを示したフローチャートである。
【0022】
まず、1ページ目の給紙は給紙口101から行う(S201)。これは1ページ目の給紙においては、給紙口102からの給紙よりも給紙口101からの給紙の方が、ピックアップローラーから記録ヘッドカートリッジ103までの距離が短く、速いからである。給紙後、印刷を開始する(S202)。次に、次ページが存在するかどうかを判定する(S203)。本実施例においては、次ページが存在するかどうかは、印刷中ページの印刷データの中に次ページの有無に関する情報が含まれていると想定する。次ページが存在しなければ、1ページ目を印刷終了後、排紙して終了する(S204)。次ページが存在する場合は、今給紙口101から給紙したページを印刷中であり、その間に、給紙口102からの給紙が可能であるため、給紙口102からの次ページの給紙を行う(S205)。給紙した用紙は、用紙の先端が搬送ローラー108付近に来るまで搬送することが可能である。次に、1ページ目の印刷を終了し、排紙する(S206)。この時、同時に2ページ目をさらに搬送し、用紙を印字開始位置まで搬送させる。そして2ページ目の印刷を開始する(S207)。印刷開始後、再び次ページが存在するかどうかを判定する(S208)。次ページが存在しなければ、同様に印刷中のページの印刷を終了後、排紙して終了する(S204)。次ページが存在する場合は、次に印刷が終了したかどうかを判定する(S209)。印刷が終了していた場合は、次のページの給紙動作を遅延させないためには、次ページの給紙は給紙口101から行う必要がある。よって印刷終了した用紙を排紙後(S210)、給紙口101から次ページの給紙を行う(S201)。印刷が終了していなければ、印刷中の用紙の後端が搬送ローラー108を通過したかどうかを判定する(S211)。判定は、搬送ローラー付近に設置されたセンサーによって行う。もし印刷終了前に用紙の後端が搬送ローラー108を通過した場合、給紙口102からの給紙を開始することが出来、給紙動作の遅延なく給紙を行うことが出来るため、給紙口102から次ページの給紙を開始する(S205)。一方、用紙後端が搬送ローラー108を通過する前に印刷が終了した場合は、給紙動作の速い給紙口101から次ページの給紙を行う。以上のような処理を、全ページ印刷し終えるまで行う。
【実施例2】
【0023】
次に、もう1つの実施例について説明する。給紙機構の構成は図1と同じである。給紙口102から給紙されたページの次ページの給紙口選択は、用紙後端が搬送ローラー108を通過することと印刷が終了することのどちらが先に起こるかによって決まる。しかし、前記実施例のように用紙後端のセンシングを行わなくても、用紙の大きさと、印刷データの範囲があらかじめ分かれば、用紙後端が搬送ローラー108を通過することと印刷が終了することのどちらが先に起こるかは分かるのである。図4のように印刷データがページの用紙後端側の所定領域に存在しなければ、用紙後端が搬送ローラー108を通過する前に、印刷は終了する。一方、印刷データがページの用紙後端側の所定領域に存在すれば、図5のように印刷が終了する前に、用紙後端が搬送ローラー108を通過する。
【0024】
複数ページ連続印刷時の給紙口選択処理を図3のフローチャートに示す。S301〜S308までの処理は、図2のS201〜S208までの処理と同様である。図2と異なるのはS309の後端側所定領域に印刷データが存在するかどうかの判定で、存在しなければ次ページの給紙は給紙口101から、存在すれば次ページの給紙は給紙口102からと即決定されることである。印刷データによる判定を行うことの利点としては、用紙後端のセンシングによる判定では、用紙後端の搬送ローラー108通過直後に印刷が終了した場合は、給紙動作の遅延が生じてしまうが、印刷データによる判定ならば、そのようなシビアなタイミングになるような場合は、給紙口101からの給紙を選択することが出来、より確実に速い給紙動作を実現することが可能である。
【0025】
なお、印刷データによる次ページの給紙口の選択処理は、ホストから送信された印刷データを基に印刷装置本体内部で行うようにすることも、ホスト内で印刷データを基に選択処理を行い、その結果を印刷装置本体に送信し、その結果を基に印刷装置が給紙を行うようにすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の実施の形態における印刷装置の給紙機構の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態における次ページの給紙口を選択する処理のフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態における次ページの給紙口を選択する処理のフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態における用紙後端側所定領域と用紙後端の関係を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態における用紙後端側所定領域と用紙後端の関係を示す図である。
【符号の説明】
【0027】
101、102 給紙口
103 記録ヘッドカートリッジ
104、105 ピックアップローラー
106、107、108、109、110 搬送ローラー
111、112、113 モーター




 

 


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