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発明の名称 プリンタ装置及びプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−8069(P2007−8069A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−193255(P2005−193255)
出願日 平成17年7月1日(2005.7.1)
代理人 【識別番号】100066061
【弁理士】
【氏名又は名称】丹羽 宏之
発明者 三部 英雄
要約 課題
プリンタ装置が、接続されたネットワーク環境の使用プロトコルを自動判別して、プリンタ装置のプロトコルスタック(TCP/IP、AppleTalk、NetWare等)及びそのアプリケーションを自動起動させることの出来るプリンタ装置及びプログラムを提供する。

解決手段
プリンタ装置には、受信パケットのフレームタイプ及びプロトコルタイプを判別し、その結果に基づいて各プロトコル及びそのアプリケーションを動作させる、プロトコル管理タスクがあり、プリンタ装置は、電源ONまたはLANケーブル接続時に、LANCドライバの初期化、及びプロトコル管理タスクを起動させ一定時間パケット受信を行い、プロトコル管理タスクは、受信したパケットのフレームタイプ及びプロトコルタイプを判別し、その結果に基づいて各プロトコル及びそのアプリケーションを動作させ、そのプロトコルパケットの通信を可能にする。
特許請求の範囲
【請求項1】
マルチプロトコル環境のネットワークシステムにおいて、前記ネットワークシステムに接続されたプリンタ装置が、ネットワークの使用プロトコルを自動判別して、自身のプロトコルスタックであるTCP/IP,AppleTalk,NetWare等、及びそのアプリケーションを自動起動する手段を設けたことを特徴とするプリンタ装置。
【請求項2】
請求項1に記載のプリンタ装置が、ある一定時間の受信パケットを行うことでネットワークの使用プロトコルを自動判別することを設けたことを特徴とするプリンタ装置。
【請求項3】
請求項1に記載のプリンタ装置が、ネットワークの使用プロトコルの自動判別結果に基づいて、自身のプロトコルスタックであるTCP/IP,AppleTalk,NetWare等、及びそのアプリケーションを自動起動する手段を設けたことを特徴とするプリンタ装置。
【請求項4】
請求項2に記載のプリンタ装置が、ある一定時間の受信パケットを行うことでネットワークの使用プロトコルを自動判別するステップを備えたことを特徴とするプログラム。
【請求項5】
請求項3に記載のプリンタ装置が、ネットワークの使用プロトコルの自動判別結果に基づいて、自身のプロトコルスタックであるTCP/IP,AppleTalk,NetWare等、及びそのアプリケーションを自動起動するステップを備えたことを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マルチプロトコル環境のネットワークシステムに接続されたプリンタ装置及びプログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ネットワーク接続されているクライアントPCやサーバPCの通信プロトコルは、それに搭載されているWindows(登録商標),MAC OS,NetWare等のオペレーティングシステムの機能に従い、TCP/IP,AppleTalk,NetWare等の複数種のプロトコルを選択的に使い分けて利用されることが多い。こういったネットワーク環境に接続されるプリンタ装置も同様に、複数種のプロトコルに対応するマルチプロトコル機能を持ったものがある。このプリンタ装置の初期状態は、ユーザが再設定しない限り、プリンタ装置の工場出荷値設定に依存して使用できるプロトコルが決まっていた。これにより、このプリンタ装置と前記ネットワーク環境のクライントPCやサーバPC等のデバイスと通信する場合、サポートするプロトコルが一致するとは限らないため、ユーザは使用する装置に合わせて通信プロトコルを確認し、プリンタ装置のプロトコルを再設定していた。
【0003】
このユーザ設定の手間を省くための方法として、例えば、各装置毎にプロトコルの各特性の優先順位を示すパラメータ情報を持たせ、通信の際にそれを送受信して、装置間で自動的に適切なプロトコルを選択して通信を行えるようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2000−35930号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来例では次のような問題点があった。
【0005】
プリンタ装置は、ユーザが使用するプロトコルのみを正しく設定しない限り、無用なプロトコルも動作して、プリンタ装置のCPUへの動作負荷や、ネットワーク上にアドレス解決パケットやアナウンスパケット等の無用なパケットを送信していた。
【0006】
また、装置間で自動的に適切なプロトコルを選択して通信を行う場合には、各装置は専用のプロトコルの各特性の優先順位を示すパラメータ情報を持たなければならず、また、それを送受信して解釈する処理機能を持っていなければならなかった。
【0007】
本発明は、上述の問題点に着目してなされたものであって、プリンタ装置が、接続されたネットワーク環境の使用プロトコルを自動判別して、プリンタ装置のプロトコルスタック(TCP/IP、AppleTalk、NetWare等)及びそのアプリケーションを自動起動させることの出来るプリンタ装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のプリンタ装置は、独自に接続されたネットワークの使用プロトコルを自動判別し、自身のプロトコルスタック(TCP/IP,AppleTalk,NetWare等)及びそのアプリケーションを自動起動させるために、以下の手段を備えた。
【0009】
(1)TCP/IP,AppleTalk,NetWare等の複数種のプロトコルに対応するマルチプロトコル機能を持つ。
【0010】
(2)受信パケットのフレームタイプ及びプロトコルタイプを判別し、その結果に基づいて各プロトコル及びそのアプリケーションを動作させる、プロトコル管理タスクを持つ。
【0011】
(3)電源ONまたはLANケーブル接続時に、LANコントローラドライバの初期化、及びプロトコル管理タスクを起動させ一定時間パケット受信を行う。
【0012】
(4)前記プロトコル管理タスクは、受信したパケットのフレームタイプ及びプロトコルタイプを判別し、その結果に基づいて各プロトコル及びそのアプリケーションを動作させ、そのプロトコル通信を可能にする。
【0013】
以上により、本プリンタ装置は、接続されたネットワーク環境の使用プロトコルを自動判別して、無用なプロトコル及びそのアプリケーション動作は行われなくなる。
【0014】
すなわち本発明は、マルチプロトコル環境のネットワークシステムにおいて、前記ネットワークシステムに接続されたプリンタ装置が、ネットワークの使用プロトコルを自動判別して、自身のプロトコルスタックであるTCP/IP,AppleTalk,NetWare等、及びそのアプリケーションを自動起動する手段を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、プリンタ装置は接続されたネットワーク環境の使用プロトコルを自動判別して、自身のプロトコルスタック(TCP/IP,AppleTalk,NetWare等)及びそのアプリケーションを自動起動するため、ユーザは使用するプロトコルを確認して設定する必要が無くなる。また、プリンタ装置自身も使用されないプロトコルスタックやアプリケーションが起動されないため、メモリの効率使用及びCPUへの負荷軽減、また、ネットワーク上への無用なアドレス解決パケットやアナウンスパケット等の送信を行わず、ネットワーク上へのトラフィック負荷を軽減できるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【実施例】
【0017】
図1は、本発明の一実施例を示す、本実施例のプリンタ装置が接続して動作可能なマルチプロトコル通信環境のネットワークシステム構成を示す図である。図1において、101は本実施例のプリンタ装置であり、その機能については後述する。また、102は従来のプリンタ装置であり、前述の従来技術のプリンタ装置である。103はクライアントPCでオペレーティングシステムがMicrosoft Windows(登録商標)のパーソナルコンピュータであり、TCP/IP通信とNovell NetWare通信が可能である。104もクライアントPCでオペレーティングシステムはApple社のMac OSであり、TCP/IPとAppleTalk通信が可能である。105はサーバPCでオペレーティングシステムはNovell NetWareであり、NetWare通信が可能である。これらの装置はネットワーク(LAN)100を介して接続され、各々の装置上で動作する各種アプリケーションは、データの送受信が可能であり、各種サービスを提供/利用している。
【0018】
図2は、本実施例のプリンタ装置の各機能を示すブロック図である。図2において、101はプリンタ装置であり、図1における本発明のプリンタ装置101に相当し、図1におけるネットワーク100に相当するネットワークに接続されている。プリンタ装置101は、ネットワークインタフェース部1011、1394インタフェース部1012、及びUSBインタフェース部1013の3つのホストインタフェースを持ち、それらのインタフェースから受信した印刷データを処理して印刷するプリンタエンジン部1014を持っている。ネットワークインタフェース部1011は、物理層、プロトコル層、アプリケーション層の階層別に処理が別れており、物理層にはLANCドライバ、プロトコル層にはTCP/IPプロトコルスタック、AppleTalkプロトコルスタック、NetWareプロトコルスタック、アプリケーション層にはTCP/IPアプリケーション(LPD,HTTP等)、AppleTalkアプリケーション(印刷、ステータス応答等)、NetWareアプリケーション(NDS,RPrinter等)がある。また物理層とプロトコル層の間にプロトコル管理タスクがある。これは本発明に関わるタスクで、受信パケットのフレームタイプ及びプロトコルタイプを判別し、その結果に基づいて各プロトコル及びそのアプリケーションを動作させる処理を行う。
【0019】
図3は、本実施例のプリンタ装置の初期化処理を示すフローチャートである。本処理は、図2に示すプリンタ装置の初期化処理に相当する。プリンタ装置101のコントローラは、リアルタイムOS上で処理され、プリンタエンジン部、データ処理部、及びホストインタフェース部と順次初期化処理が起動される(S301、S302,S303)。ホストインタフェースの1394、USB,LANは個々に処理され、各々独立して通信が可能になる。つまり、ネットワーク初期化処理が完了していなくても、1394インタフェースの初期化が終了し、その他の印刷処理初期化が終了していれば、ユーザはプリンタ装置101を使用することが可能である。
【0020】
図4は、本実施例のプリンタ装置のネットワーク初期化処理示すフローチャートである。本処理は、図2に示すプリンタ装置のネットワーク初期化処理に相当する。そのネットワーク初期化処理は、まずLANコントローラチップの初期化、及びそのLANコントローラドライバを初期化し、LANコントローラドライバまでのパケット受信を可能にする(S401)。次にLANコントローラドライバは、LANケーブルがLANコネクタ(RJ45)に接続されているかをチェックし(S402)、接続されている場合(ダイナミックに接続された場合も含む)、プロトコル管理タスクを起動する(S403)。このプロトコル管理タスクは本発明に関わるタスクで、後述する、受信パケットのフレームタイプ及びプロトコルタイプを判別し、その結果に基づいて各プロトコル及びそのアプリケーションを動作させる処理を行うものである。プロトコル管理タスクは、LANコントローラドライバからパケット受信を行い(S404)、受信したパケットのヘッダを解析し、フレームタイプ、及びプロトコルを識別する(S405)。その判別したフレームタイプ、及びプロトコルが、本プリンタ装置がサポートできるかどうかを判別し(S406)、サポートできる場合で、まだ、それに関わるタスクが起動していない場合(S407)、そのフレーム受信、プロトコルスタック、及びそのアプリケーションを起動する(S408)。サポートできない場合は、そのままそのパケットを捨て、S409へ進む。例えば、図1のクライアントPCからTCP/IPのブロードキャストパケットを受信した場合、プリンタ装置101はネットワーク上にTCP/IPプロトコルが使用されていると判断し、プリンタ装置101は、TCP/IPのプロトコルスタックを初期化し、またそのアプリケーション(LPD,HTTP等)も一緒に起動し、通信可能及びLPR等の印刷も可能な状態にする。このプロトコル管理タスクによるパケット受信は、事前に設定された一定時間、または、ユーザにより再設定された時間の間、継続して行われる(S409)。一定時間が経過すると、プロトコル管理タスクは停止され(S409)、ネットワークの初期化処理は終了する。以後、LANケーブルのダイナミックによる挿抜が発生した場合に、本処理は再実行される。
【0021】
これらの処理により、本プリンタ装置は、接続されたネットワーク環境の使用プロトコルを自動判別し、自身のサポートするプロトコルスタック及びそのアプリケーションを自動起動し、最適なネットワーク設定が行われる。
【0022】
以上説明した本発明に係るプリンタ装置の制御プログラムは、CD−ROMやフラッシュメモリ、フロッピー(登録商標)ディスクなどの記憶媒体により、あるいは電子メールやパソコン通信などのネットワークを介して、外部の記憶媒体からPC等のデバイス上にロードされ、実行されてもよい。これらの場合でも本発明は適用されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本実施例のプリンタ装置が接続して動作可能なマルチプロトコル環境のネットワークシステム構成を示す図
【図2】本実施例のプリンタ装置の各機能を示すブロック図
【図3】本実施例のプリンタ装置の初期化処理を示すフローチャート
【図4】本実施例のプリンタ装置のネットワーク初期化処理を示すフローチャート
【符号の説明】
【0024】
100 ネットワーク(LAN)
101 本発明のプリンタ装置
102 従来のプリンタ装置
103 クライアントPC(Windows(登録商標))
104 クライアントPC(Machintosh)
105 サーバPC(NetWare)




 

 


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