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発明の名称 画像処理装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−7922(P2007−7922A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−189482(P2005−189482)
出願日 平成17年6月29日(2005.6.29)
代理人 【識別番号】100066061
【弁理士】
【氏名又は名称】丹羽 宏之
発明者 引地 幸吉
要約 課題
複数のユーザがモードメモリやセンド定型業務の情報を共有することが可能であり、知識の共有と記憶領域の効率的な利用を目的とする。

解決手段
操作部手段と、機器操作検出手段と、機器操作情報記憶手段と、機器操作情報表示手段と、機器操作情報編集手段と、機器操作情報再保存手段と、機器操作情報再生手段と、機器操作情報比較手段とをもち、機器操作情報を操作情報記憶手段により記憶する際に、前記機器操作情報比較手段によって類似点を持つ既存の機器操作情報の検出をおこない、新規の機器操作情報として、複製、合成、編集が可能であることを特徴とする画像処理装置。
特許請求の範囲
【請求項1】
画像読み込み手段と、画像印刷手段と、画像送信手段と、画像受信手段のうちの一つ、または複数の手段をもつ画像処理装置であって、
前記画像処理装置は機器に対してオペレータの操作を受け付けるための操作部手段と、オペレータによる一連の機器操作を計算機で処理可能な機器操作情報として検出できる機器操作検出手段と、検出した一連の機器操作情報を記憶する機器操作情報記憶手段と、記憶した機器操作情報をオペレータに対して文字あるいは画像で表示する機器操作情報表示手段と、機器操作情報をオペレータが編集する機器操作情報編集手段と、編集した機器操作情報を再度記憶するための機器操作情報再保存手段と、記憶されている機器操作情報を再生し、オペレータが一連の操作をおこなったときと同様の機器の操作を再生する機器操作情報再生手段と、
記憶されている前記機器操作情報のなかから、前記機器操作検出手段が保存している現在使用中のオペレータの機器操作情報に類似性があるかどうかを比較する機器操作情報比較手段、
とをもち、
前記画像処理装置が機器操作情報を操作情報記憶手段により記憶する際に、前記機器操作情報比較手段によって類似点を持つ既存の機器操作情報の検出をおこない、新規の機器操作情報として、複製、合成、編集が可能であることを特徴とする画像処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像データ送受信機能と、送信宛先を保持する送信宛先記憶手段と、複数ユーザを管理するユーザ管理手段ともつ画像処理装置に関し、例えばデジタル複写機をベースとしてスキャン機能とプリンタ機能とネットワーク送受信機能と一連のコンソールパネルの操作の記憶・実行を行う定型業務手段とを有するデジタル複合機において、デジタル複合機を利用する複数のユーザが定型業務機能を互いに参照、利用可能な機能に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、デジタル複写機などの画像処理装置は高機能化している。単に紙原稿を複写するだけでなく、画像をデータベース内にファイルとして保存したり、ネットワーク上に電子メイルなどのさまざまなネットワークプロトコルで画像を送信することが行われている。
【0003】
また、高機能なデジタル複写機を複数のユーザが共用することから、使用するユーザの識別とユーザごとの操作画面をカスタマイズするといった事が行われている。
【0004】
具体的な例として、入力される操作コマンドを履歴エリアに記憶し、操作履歴として残す範囲や記録し始める基点を任意指定でき、履歴記憶されたコマンドを設定された繰り返し回数分実行させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
さらに、オペレータが選択したしたさまざまな操作やパラメータを定型業務として表現される一つのボタンに割り付ける機能も製品化されている。
【特許文献1】特開2003−248536号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながらセキュリティーの観点から個人別にデータ保存領域を分けてしまったために同じような機能を異なるユーザがそれぞれ別個に登録している。ほかのユーザが似た機能で便利なカスタマイズをしているのにそれを知ることができないという課題がある。これによって、同じようなアイデアを複数人で共有することができていない。
【0007】
こういった課題に対して複数のユーザがひとつの機能を参照できるグループという考え方がある。登録した機能を同じグループに属するユーザに使わせるためにグループ用の権限をつけて、同じグループであればその機能を利用することができる。
【0008】
しかし、ユーザがわざわざグループの機能リストのなかから自分の使いたい機能を探すのは面倒な作業であり、あまり使われていないという問題がある。また、オペレータがわざわざ他の人が作成した機能を検索するのも煩雑でオペレータにとって負担となる。
【0009】
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、複数のユーザがモードメモリやセンド定型業務の情報を共有することが可能であり、知識の共有と記憶領域の効率的な利用ができる画像処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上記の課題を解決することを目的としたものである。
【0011】
請求項1の発明は、画像読み込み手段と、画像印刷手段と、画像送信手段と、画像受信手段のうちの一つ、または複数の手段をもつ画像処理装置であって、
前記画像処理装置は機器に対してオペレータの操作を受け付けるための操作部手段と、オペレータによる一連の機器操作を計算機で処理可能な機器操作情報として検出できる機器操作検出手段と、検出した一連の機器操作情報を記憶する機器操作情報記憶手段と、記憶した機器操作情報をオペレータに対して文字あるいは画像で表示する機器操作情報表示手段と、機器操作情報をオペレータが編集する機器操作情報編集手段と、編集した機器操作情報を再度記憶するための機器操作情報再保存手段と、記憶されている機器操作情報を再生し、オペレータが一連の操作をおこなったときと同様の機器の操作を再生する機器操作情報再生手段と、
記憶されている前記機器操作情報のなかから、前記機器操作検出手段が保存している現在使用中のオペレータの機器操作情報に類似性があるかどうかを比較する機器操作情報比較手段、
とをもち、
前記画像処理装置が機器操作情報を操作情報記憶手段により記憶する際に、前記機器操作情報比較手段によって類似点を持つ既存の機器操作情報の検出をおこない、新規の機器操作情報として、複製、合成、編集が可能である事を特徴とする画像処理装置であり、
複数のユーザが機器操作情報を共有することが可能であり、知識の共有と記憶領域の効率的な利用が可能である。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、
請求項1の発明は、画像読み込み手段と、画像印刷手段と、画像送信手段と、画像受信手段のうちの一つ、または複数の手段をもつ画像処理装置であって、
前記画像処理装置は機器に対してオペレータの操作を受け付けるための操作部手段と、オペレータによる一連の機器操作を計算機で処理可能な機器操作情報として検出できる機器操作検出手段と、検出した一連の機器操作情報を記憶する機器操作情報記憶手段と、記憶した機器操作情報をオペレータに対して文字あるいは画像で表示する機器操作情報表示手段と、機器操作情報をオペレータが編集する機器操作情報編集手段と、編集した機器操作情報を再度記憶するための機器操作情報再保存手段と、記憶されている機器操作情報を再生し、オペレータが一連の操作をおこなったときと同様の機器の操作を再生する機器操作情報再生手段と、
記憶されている前記機器操作情報のなかから、前記機器操作検出手段が保存している現在使用中のオペレータの機器操作情報に類似性があるかどうかを比較する機器操作情報比較手段、
とをもち、
前記画像処理装置が機器操作情報を操作情報記憶手段により記憶する際に、前記機器操作情報比較手段によって類似点を持つ既存の機器操作情報の検出をおこない、新規の機器操作情報として、複製、合成、編集が可能である事を特徴とする画像処理装置であり、
複数のユーザが機器操作情報を共有することが可能であり、知識の共有と記憶領域の効率的な利用が可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下本発明の実施例を図を使って詳述する。
【実施例】
【0014】
まず、本発明を適用する画像処理装置について説明する。
【0015】
図1は、本発明の画像処理装置の機能ブロック図である。具体的には、スキャナとプリンタを持つネットワーク対応のデジタル複合機である。
【0016】
画像処理装置100は、プリンタ、画像入力、文書ファイリング、文書送受信、画像変換など各種の基本的な画像処理機能を提供する。
【0017】
リーダー部(画像入力装置)200は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダー部200は、原稿を読取るための機能を持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット250とで構成される。
【0018】
プリンタ部(画像出力装置)300は、記録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印字して装置外に排紙する。プリンタ部300は、複数種類の記録紙カセットを持つ給紙ユニット360と、画像データを記録紙に転写、定着させる機能を持つマーキングユニット310と、印字された記録紙をソート、ステイプルして機外へ出力する機能を持つ排紙ユニット370とで構成される。
【0019】
制御装置110は、リーダー部200、プリンタ部300と電気的に接続され、さらにLAN400にと接続されている。また、FAXユニット510を通して公衆回線500にも接続されている。制御装置110は、リーダー部200を制御して、原稿の画像データを読込み、プリンタ部300を制御して画像データを記録用紙に出力してコピー機能を提供する。また、リーダー部200から読取った画像データを、コードデータに変換し、LAN400を介して図示しないホストコンピュータへ送信するスキャナ機能、ホストコンピュータからLAN400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部300に出力するプリンタ機能を提供する。
【0020】
操作部150は、制御装置110に接続され、液晶タッチパネルで構成され、画像入出力システムを操作するためのユーザI/Fを提供する。
【0021】
図2は画像処理装置の制御装置110のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0022】
メインコントローラ111は、主にCPU112と、バスコントローラ113、各種I/Fコントローラ回路とから構成される。
【0023】
CPU112とバスコントローラ113は制御装置110全体の動作を制御するものであり、CPU112はROM114からROM I/F115を経由して読込んだプログラムに基いて動作する。また、ホストコンピュータから受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されており、ソフトウェアによって処理される。バスコントローラ113は各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
【0024】
DRAM116はDRAM I/F117によってメインコントローラ111と接続されており、CPU112が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。
【0025】
Ethernet(登録商標)Controller180は、LANに接続するためのネットワークコントローラであり、メインコントローラのネットワークへのアクセスを可能にしている。
【0026】
Codec118は、DRAM116に蓄積されたラスターイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスターイメージデータに伸長する。SRAM119はCodec118の一時的なワーク領域として使用される。Codec118はI/F120を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM116との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
【0027】
Graphic Processor135は、画像回転、変倍処理、色空間変換等の処理を行う。
【0028】
外部通信I/F121はI/F122によってメインコントローラ111と接続され、コネクタ122によって外部ネットワークと接続される。
【0029】
汎用高速バス125には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ124とI/O制御部126とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPCIバスがあげられる。
【0030】
I/O制御部126には、リーダー部200、プリンタ部300の各CPUと制御コマンドを送受信するための調歩同期シリアル通信コントローラ127が2チャンネル装備されており、I/Oバス128によって外部I/F回路140,145に接続されている。
【0031】
パネルI/F132は、LCDコントローラ131に接続され、操作部150上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/F130とから構成される。
【0032】
操作部150は液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有する。タッチパネルまたはハードキーにより入力された信号は前述したパネルI/F132を介してCPU112に伝えられ、液晶表示部はパネルI/F520から送られてきた画像データを表示するものである。液晶表示部には、本画像処理装置の操作における機能表示や画像データ等を表示する。
【0033】
リアルタイムクロックモジュール133は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのもので、バックアップ電池134によってバックアップされている。
【0034】
E−IDEインタフェース161は、外部記憶装置を接続するためのものである。本実施例においては、このI/Fを介してハードディスクドライブ160を接続し、ハードディスク162へ画像データを記憶させたり、ハードディスク162から画像データを読み込ませたりする動作を行う。
【0035】
コネクタ142と147は、それぞれリーダー部200とプリンタ部300とに接続され、同調歩同期シリアルI/F(143,148)とビデオI/F(144,149)とから構成される。
【0036】
スキャナI/F140は、コネクタ142を介してリーダー部200と接続され、また、スキャナバス141によってメインコントローラ111と接続されており、リーダー部200から受け取った画像に対して所定の処理を施す機能を有し、さらに、リーダー部200から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、スキャナバス141に出力する機能も有する。
【0037】
スキャナバス141からDRAM116へのデータ転送は、バスコントローラ113によって制御される。
【0038】
プリンタI/F145は、コネクタ147を介してプリンタ部300と接続され、また、プリンタバス146によってメインコントローラ111と接続されており、メインコントローラ111から出力された画像データに所定の処理を施して、プリンタ部300へ出力する機能を有し、さらに、プリンタ部300から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、プリンタバス146に出力する機能も有する。
【0039】
DRAM116上に展開されたラスターイメージデータのプリンタ部への転送は、バスコントローラ113によって制御され、プリンタバス146、ビデオI/F149を経由して、プリンタ部300へDMA転送される。
【0040】
図3は、画像処理装置のコントローラのソフトウェアモジュール構造を示すブロック図である。ここでは特に画像データの送信に関連するモジュールを中心に説明する。
【0041】
画像処理装置に内蔵されるコントローラ110によって処理されるソフトウェアは、いわゆるファームウェアとして実装されており、装置のCPU112によって実行される。
【0042】
リアルタイムOS5001はリアルタイムオペレーティングシステムであり、組み込みシステムの制御に最適化された各種資源管理のサービスと枠組みをその上で動作するソフトウェアのために提供する。リアルタイムOSが提供する各種資源管理のサービスと枠組みには、CPUによる処理の実行コンテクストを複数管理することによって複数の処理を実質的に並行動作させるマルチタスク管理(スレッド管理)、タスク間の同期やデータ交換を実現するタスク間通信、メモリ管理、割り込み管理、各種のデバイスドライバ、ローカルインタフェースやネットワークや通信などの各種プロトコルの処理を実装したプロトコルスタック、などがある。
【0043】
ファイルシステム5002はハードディスクやメモリなどの記憶装置上に構築されたデータを格納するための機構である。画像処理装置コントローラ110が扱うジョブをスプールしたり各種データを保存したりするために用いる。
【0044】
ジョブ制御・装置制御モジュール5003は、画像処理装置のハードウェアを制御し、また、画像処理装置の主にハードウェアが提供する基本機能(プリント、スキャン、通信、画像変換など)を利用するジョブを制御する。
【0045】
管理モジュール5004は画像処理装置コントローラ110の動作に係る内部状態を制御するなど、コントローラの動作を管理する。
【0046】
制御API5005は、この層よりも下位のソフトウェアモジュール群が提供するサービスをこの層よりも上位の組み込みアプリケーション群が利用するために設けられたアプリケーションプログラミングインタフェースである。
【0047】
ネットワークサービス5006は、制御API5005とネットワークプロトコルとを相互変換することによって、クライアントPCなど外部のネットワークノードから装置の基本機能を利用可能とする。また特にネットワークプリントのための各種プロトコル(LPR、NetWare、SMB、PAP、IPPなど)を実装したネットワークサーバ機能を備え、クライアントPCなど外部のネットワークノードからのプリントジョブの投入を可能とする。
【0048】
プレゼンテーションインタフェース5008、組み込みアプリケーションUI5009は、組み込みアプリケーションを構成する。組み込みアプリケーションは、画像処理装置の基本機能に加えてさらにコピー、画像スキャン、文書送受信、文書ファイリングなどの上位機能を、制御APIの基本機能を利用して実現する。ユニバーサルセンド5007は、組み込みアプリケーションのビジネスロジック部分に相当する。プレゼンテーションインタフェース5008は組み込みアプリケーションのビジネスロジックとプレゼンテーションロジックを分離するために設けられたインタフェースである。組み込みアプリケーションUI5009は組み込みアプリケーションのプレゼンテーションロジックに相当し、ユーザによる組み込みアプリケーションの操作を可能とするためにグラフィカルユーザインタフェース(GUI)の表示や入力の制御を行う。組み込みアプリケーションUI5009は、画像処理装置の操作部150上にローカルなユーザインタフェースを提供するだけでなく、HTMLなどのマークアップ言語とHTTPなどのWeb技術を用いて実現したWebアプリケーションも提供する。ユーザはクライアントPCなどの上で動作するWebブラウザからこのWebアプリケーションに接続して、画像処理装置を遠隔操作できる。Webアプリケーションとして実装した組み込みアプリケーションのプレゼンテーション層のことをここではリモートUIと呼ぶ。
【0049】
ユニバーサルセンド5007は画像送信アプリケーションの中心的な役割をこなし、ユーザが組み込みアプリケーションUI5009を通して指示した内容にしたがって画像処理装置内に蓄積されている画像データを図示していない処理端末へ送信する。同じ画像を様々な送信プロトコルによって送信可能であり、FAXコンポーネント5010では、公衆回線をつかったFAX送信、電子メイルコンポーネント5011では電子メイルの添付ファイルの携帯で画像を送ることが可能である。FTP送信コンポーネント5012ではFTPプロトコルによってファイルとして画像を送り、インターネットファックスコンポーネント5013ではインターネットファックスプロトコルでの画像送信、SMB送信コンポーネント5014ではSMBプロトコルによって、ファイルまたはプリントデータとして画像を送信することが可能である。アドレス帳管理モジュール5015は、送信宛先を保存、読み出し可能なモジュールであり、ユニバーサルセンド5007で利用する送信宛先をユーザが容易に操作、管理出来るように機能を提供する。
【0050】
図15は本発明における機器操作情報の相互参照機能に関する処理の機能ブロック図である。まず操作部手段1501はLCDパネルやキーボードで構成されるユーザインタフェースのハードウェアである。画像処理装置の状態などをLCDパネルに表示するとともに、オペレータからの指示をタッチパネルを使って受け付ける部分である。機器操作検出手段1502は操作部手段1501から入力された信号を表示中のメニューに関連させてオペレータが選択する機能に割り付ける。機器操作情報記憶手段1503は、機器操作検出手段1502が検出した機器操作情報をハードディスクなどの記憶媒体に保存する。ここで保存された機器操作情報は機器操作情報表示手段1506によってLCDパネル上にオペレータが認識しやすいグラフィカルな画像として表示される。また、機器操作情報編集手段1507により、一部のデータを変更、削除などの編集作業を行うことができる。編集をした情報は機器操作情報再保存手段1508によって、上書きや別名で保存される。機器操作情報再生手段1504は機器操作情報記憶手段1503によってハードディスクに保存された機器操作情報を読み出して、オペレータが操作しているのと同じ操作を実行する。機器操作情報比較手段1505は、現在HDDに保存しようとしている操作情報が、HDDにすでに保存されているファイルと同じ属性を含んでいるかどうかを判定する。
【0051】
本発明で対象となっているデジタル複写機は、原稿のコピーだけでなく読み込み画像の送信などさまざまな機能を持っている。ここでは、代表的な機能についてユーザインタフェースを図示して説明する。
【0052】
図4は組み込みアプリケーションUI5009の具体的な操作画面である。デジタル複合機にはコピー、スキャナ、送信といった様々な機能が搭載されていてそれぞれをファンクションと呼び、ファンクション切り替えボタン4001を使って操作画面を切り替えることが可能である。図は送信/ファックスファンクションを表示している画面である。送信ファンクションは、スキャナで読み取った画像を電子メイルやファックスなどさまざまな通信プロトコルによって相手先に送信するものである。
【0053】
宛先表ボタン4004または新規宛先タブ4003上のボタンによってユーザが指定した送信宛先の一覧は宛先リスト4002に表示される。送信する画像はスキャナで読み込むが、カラーや白黒の選択、読み込み解像度の指定は読み込み設定ボタンで読み込み設定画面(図5)を開くことによって可能である。図ではカラー白黒を自動判定で、200×200dpiの解像度で読み込む状態になっている。ファイル形式選択ボタン4006は画像送信で用いられるファイル形式を指定する。ファイル形式にはTIFF,PDFが指定可能であり、図では白黒画像はTIFF形式、カラー画像はPDFで送る状態になっている。送信設定ボタン4007は送信に関する指定を行う送信設定画面(図6)を開くためのボタンであり、指定時刻での送信や電子メイルにおける件名などを指定することが出来る。
【0054】
次に送信ファンクションでの定型業務機能について説明する。図4の画面でオペレータが選択したしたさまざまなパラメータ(以後モードと呼ぶ)を定型業務として表現される一つのボタンに割り付ける機能である。モードには読み込み解像度や出力画像のフォーマットなどがある。図4の登録ボタン4008を押すと図7の登録ダイアログが開かれる。ここでは定型業務ボタンを登録したいので、一番下のボタンを押す。すると、の定型業務ボタンの登録画面(図8)が開かれる。ボタンは一ユーザあたり18個登録が可能であり、何番目のボタンに機能を登録するかを選択する。
【0055】
定型業務ボタン登録を選択すると、定型業務ボタン登録・編集画面(図9)が開く。現在オペレータにより設定されているモードをグラフィカルに表示して、オペレータに内容の確認を促す。サンプルでは図11の条件でモードが入力されている。オペレータが内容を確認して問題がなければ、このデータを定型業務ボタンに登録する。
【0056】
図10は定型業務ボタンに割り付けられているデータファイルのサンプルを示したものである。データファイルはXMLで記述されたテキストファイルである。装置の内部データからは独立したフォーマットとなっていて、異なる装置での送受信が可能となっている。各設定項目はXMLのタグとして表現されていて、数値や文字列などの設定値はテキストであらわしている。
【0057】
続いて、本発明の請求項の具体的な実施形態である定型業務ボタンの相互参照についてフローチャートを利用して説明する。まず、処理の大まかな流れを図12で示す。
【0058】
オペレータによって任意の値をモードとしてデジタル複写機に入力してもらう(S1201)。入力が完了したら図7で示した定型業務登録ボタン7001を押してモードの保存をデジタル複写機に指示する(S1202)。デジタル複写機は、現在のモードの値を参照し、すでに登録済みの定型業務ボタンのなかから類似する定型業務を検索する(S1203)。オペレータは検索に該当した定型業務データを比較参照しながらモードの各項目について、どの値を新しい定型業務に採用するかを選択する(S1204)。最後に、定型業務ボタンに名前を付与して新規定型業務ボタンとして登録する(S1205)。
【0059】
図13は類似する定型業務を検索する処理のフローチャートである。まず、類似定型業務の検索結果を保存するために一時的に利用するファイルを開く(S1301)。登録されている定型業務ボタンをすべて比較する(S1302)。定型業務ボタンのファイルをひとつ開く(S1303)。ファイルの中のモードの各項目について設定値を比較する(S1304)。同じ値があれば開いているファイル内の全項目を値と対にして一時記憶ファイルに記憶する(S1306)。すべての定型業務ボタンファイルを比較し終わったら、検索結果保存用の一時利用ファイルをクローズする(S1307)。このファイルは続くデータのマージ作業で利用する。
【0060】
図14は検索結果でマージした一時記憶ファイルを利用して定型業務ボタンのファイルを作成するまでの処理フローチャートである。まず類似定型業務の検索図13で作成した検索結果保存用一時記憶ファイルと、出力となる定型業務登録用一時記憶ファイルをオープンする(S1401)。処理は、検索結果保存用一時記憶ファイルに保存されている項目のすべてについて行う(S1402)。まず項目をひとつ取り出して、図示しない操作部画面上に項目と設定値の一覧を表示する(S1403)。オペレータがこの中から希望する設定値を選択すると(S1404)、デジタル複合機は項目と設定値を組にして定型業務登録用一時記憶ファイルに書き込む(S1405)。すべての項目の処理が終わったら、不要になった検索結果保存用一時記憶ファイルを削除し、定型業務登録用一時記憶ファイルをクローズする(S1406)。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】本発明の画像処理装置の機能ブロック図である。
【図2】画像処理装置のハードウェア構成図である。
【図3】画像処理装置のコントローラのソフトウェアモジュール構造を示すブロック図である。
【図4】送信/ファックスファンクションの操作画面を示す図である。
【図5】読込設定画面を示す図である。
【図6】送信設定画面を示す図である。
【図7】登録選択画面を示す図である。
【図8】定型業務ボタンの登録画面を示す図である。
【図9】定型業務ボタン登録/編集画面を示す図である。
【図10】定型業務ボタンデータの内部表現(XML)を示す図である。
【図11】定型業務ボタンデータの一覧表である。
【図12】定型業務ボタン登録時の処理フローチャートである。
【図13】定型業務ボタン登録時の処理フローチャートである。
【図14】定型業務ボタン登録時の処理フローチャートである。
【図15】機器操作情報の共有方法に関する処理の機能ブロック図である。
【符号の説明】
【0062】
100 画像処理装置
110 制御装置
150 操作部
200 リーダー装置
210 スキャナユニット
250 原稿給紙ユニット
300 プリンタ装置
310 マーキングユニット
370 排紙ユニット
380 給紙ユニット
400 LAN
500 公衆電話回線
111 メインコントローラ
112 CPU
113 バスコントローラ
114 ROM
115 ROMI/F
116 DRAM
117 DRAMI/F
118 Codec
119 SRAM
121 NetworkController
122 I/F
125 汎用高速バス
126 I/O制御部
127 調歩同期シリアル通信コントローラ
128 I/Oバス
130 キー入力I/F
131 LCDコントローラ
132 パネルI/F
133 リアルタイムクロックモジュール
134 バックアップ電池
135 GraphicProcessor
136 SRAM
137 I/F
140 スキャナI/F
141 スキャナバス
142 コネクタ
143 同調歩同期シリアルI/F
144 ビデオI/F
145 プリンタI/F
146 プリンタバス
147 コネクタ
148 同調歩同期シリアルI/F
149 ビデオI/F
180 Ethernet(登録商標)Controller
5001 リアルタイムOS
5002 ファイルシステム
5003 ジョブ制御・装置制御モジュール
5004 管理モジュール
5005 制御API
5006 ネットワークサービス
5007 ユニバーサルセンド
5008 プレゼンテーションインタフェース
5009 組み込みアプリケーションUI
5010 FAXコンポーネント
5011 電子メイルコンポーネント
5012 FTP送信コンポーネント
5013 インターネットファックスコンポーネント
5014 SMB送信コンポーネント
5015 アドレス帳管理モジュール




 

 


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