米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 繊維;紙;印刷 -> セイコーエプソン株式会社

発明の名称 液体収容容器及び液体噴射装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−90716(P2007−90716A)
公開日 平成19年4月12日(2007.4.12)
出願番号 特願2005−284314(P2005−284314)
出願日 平成17年9月29日(2005.9.29)
代理人 【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
発明者 原田 秀平
要約 課題
不要となった液体を円滑に回収することのできる液体収容容器及び液体噴射装置を提供する。

解決手段
回収タンク24は、上側に開口30aを有する有底長四角箱状をなす収納容器30と、長四角板状をなし収納容器30の開口30aを閉塞する蓋体40とを備えている。収納容器30と蓋体40とによって形成された収容空間Sには、収容空間Sに廃インクを回収する初期において湿潤液が収容されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を噴射する液体噴射ノズルから回収機構によって回収された液体を収容する液体収容容器であって、
前記回収された液体を排出する排出口が配設される収容空間を有し、前記排出口から排出された液体を収容する収容部と、
前記収容空間を、前記液体の回収の初期において湿潤な状態とする湿潤液と、を備えたことを特徴とする液体収容容器。
【請求項2】
前記湿潤液は、前記収容部に前記液体が収容されるよりも前に前記収容部に収容されることを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。
【請求項3】
前記収容部は、開口を有する収納容器と、前記収納容器の開口を閉塞して前記収容空間を形成する蓋体と、を有し、
前記湿潤液は、前記蓋体によって前記開口が閉塞される前に前記収納容器に収容されることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体収容容器。
【請求項4】
前記収容部は、前記収容空間と外部とを連通させる通気口を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の液体収容容器。
【請求項5】
前記通気口の開口面積を変更する開口面積変更手段を有することを特徴とする請求項4に記載の液体収容容器。
【請求項6】
前記収容空間には、前記液体を吸収する液体吸収部材が配設されることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の液体収容容器。
【請求項7】
前記液体吸収部材は、前記湿潤液を含浸することを特徴とする請求項6に記載の液体収容容器。
【請求項8】
前記液体吸収部材は、前記湿潤液を、前記排出口から排出された液体が前記液体吸収部材に吸収される位置に含浸することを特徴とする請求項7に記載の液体収容容器。
【請求項9】
前記収容部は、前記収容空間と、前記湿潤液が収容される湿潤液収容空間とを区画し、前記湿潤液の前記収容空間側への流入を妨げるための区画壁を有することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の液体収容容器。
【請求項10】
請求項1〜9の何れか1項に記載の液体収容容器を備えることを特徴とする液体噴射装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、液体収容容器及び液体噴射装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、液体噴射装置の一つとして、インクをノズルから記録用紙に向かって吐出させるインクジェット式プリンタが知られている。この種のプリンタは、インクの溶剤が記録用紙上で揮発又は拡散することによって記録用紙に色材を定着させ、文字や画像が記録用紙上に記録される。
【0003】
ところで、インクは溶剤が揮発することによって増粘するため、ノズル内にインクが長期間残留するとノズルが目詰まりを起こし、インクの吐出不良を招くおそれがある。このノズルの目詰まりを解消又は回避するため、インクジェット式プリンタでは、記録動作とは別に、非印刷領域にてノズルからインクを吐出させるいわゆるフラッシング動作や、吸引ポンプによってノズル内のインクを吸引するいわゆるクリーニング動作等が実行される。これらフラッシング動作やクリーニング動作によって除去された廃インクは、非印刷領域に配設された回収機構により回収され、液体収容容器に収容される(例えば特許文献1)。
【特許文献1】特開2004−34361号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、こうしたプリンタでは、その印刷画像の保存性や色彩性の向上を図るために、顔料インクや高濃度インクを利用するようになっている。これらのインクは、一般的にそのインクの溶剤が揮発又は吸収されることによって、そのインク成分(例えば、顔料)を容易に凝集して固化させてしまう。そのため、液体収容容器にこれらのインクが排出されると、その液体収容容器内、特に廃インクを排出する排出口の近傍に固化したインク成分が堆積されてしまう。その結果、廃インクの回収が固化したインク成分によって妨げられ、液体収容容器の回収能力を低下させてしまう問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、不要となった液体を円滑に回収することのできる液体収容容器及び液体噴射装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様は、液体を噴射する液体噴射ノズルから回収機構によって回収された液体を収容する液体収容容器であって、前記回収された液体を排出する排出口が配設される収容空間を有し、前記排出口から排出された液体を収容する収容部と、前記収容空間を、前記液体の回収の初期において湿潤な状態とする湿潤液と、を備えたことを要旨とする。
【0007】
この構成によれば、収容部に収容された湿潤液により、液体の回収の初期において収容空間を湿潤な状態とすることができる。よって、収容空間に新たに収容される液体の揮発量を低減させることが可能となり、収容空間に配設されている排出口に残留した液体が増粘するおそれが低減し、液体を円滑に回収することができる。
【0008】
上述した液体収容容器においては、前記湿潤液は、前記収容部に前記液体が収容されるよりも前に前記収容部に収容されることを要旨とする。
この構成によれば、収容部に液体が収容されるよりも前に湿潤液が収容部に収容されるため、液体の回収の初期において収容空間を湿潤な状態とすることができる。よって、収容空間に収容される液体の揮発量を低減させることが可能となり、収容空間に配設されている排出口に残留した液体が増粘するおそれが低減される。よって、液体を円滑に回収することができる。
【0009】
上述した液体収容容器においては、前記収容部は、開口を有する収納容器と、前記収納容器の開口を閉塞して前記収容空間を形成する蓋体と、を有し、前記湿潤液は、前記蓋体によって前記開口が閉塞される前に前記収納容器に収容されることを特徴とする液体収容容器。
【0010】
この構成によれば、湿潤液は収納容器の開口が蓋体に閉塞される前に収納容器に収容されるため、収納容器の開口から湿潤液を容易に収容することができる。また、蓋体によって湿潤液が外部に流出することが妨げられるため、収容空間の湿潤な状態を長期間維持することができる。
【0011】
上述した液体収容容器においては、前記収容部は、前記収容空間と外部とを連通させる通気口を有するといった構成を採用することもできる。
この構成によれば、通気口によって収容空間と外部とが連通するため、収容空間に充満した湿潤液及び液体の揮発成分が外部へと放出され、湿潤液及び液体が揮発する。よって、収容空間に収容されている湿潤液及び液体の体積が減少するためその減少した体積の分だけ液体をさらに回収することが可能となり、液体を回収することが可能な期間を長くすることができる。
【0012】
上述した液体収容容器においては、前記通気口の開口面積を変更する開口面積変更手段を有するといった構成を採用することもできる。
この構成によれば、開口面積変更手段によって通気口の開口面積を変更することにより、収容空間の湿潤状態を調整することができる。よって、例えば、液体の排出量が少ない時は開口面積を狭くして収容空間の乾燥を抑制し収容部に収容されている液体の増粘及び堆積を妨げることができるとともに、液体がある程度回収され収容部に収容されている液体の量が多くなった時は開口面積を広くして収容空間の乾燥を促し収容部に収容されている液体の体積を低減させることができる。また、湿潤液及び液体の揮発量を低減させることができるため、収容空間の湿潤な状態を長期間維持することが可能となる。
【0013】
上述した液体収容容器においては、前記収容空間には、前記液体を吸収する液体吸収部材が配設されるといった構成を採用することもできる。
この構成によれば、排出口から排出された液体が液体吸収部材に吸収されるため、液体が収容空間を移動したり収容部から飛散したりすることを妨げることができる。
【0014】
上述した液体収容容器においては、前記液体吸収部材は、前記湿潤液を含浸するといった構成を採用することもできる。
この構成によれば、液体吸収部材は、湿潤液により、液体の回収の初期において湿潤な状態となる。よって、液体吸収部材に吸収された液体の揮発を妨げることが可能となるため、液体吸収部材で液体が増粘し、その増粘した液体によって後続する液体の吸収が妨げられるおそれが低減し、後続の液体を円滑に吸収することができる。
【0015】
上述した液体収容容器においては、前記液体吸収部材は、前記湿潤液を、前記排出口から排出された液体が前記液体吸収部材に吸収される位置に含浸するといった構成を採用することもできる。
【0016】
この構成によれば、湿潤液により、排出口から排出された液体が液体吸収部材に吸収される位置が湿潤な状態となるため、液体が液体吸収部材に吸収される位置で液体が増粘し固化することが妨げられる。よって、液体吸収部材に液体が吸収される位置に液体が堆積し、該堆積した液体により後続する液体の吸収が妨げられるおそれを低減することができる。
【0017】
上述した液体収容容器においては、前記収容部は、前記収容空間と、前記湿潤液が収容される湿潤液収容空間とを区画し、前記湿潤液の前記収容空間側への流入を妨げるための区画壁を有するといった構成を採用することもできる。
【0018】
この構成によれば、湿潤液は、区画壁によって、収容空間と区画された湿潤液収容空間に収容され、収容空間側への流入が妨げられる。よって、湿潤液が大気に接触する面積が低減され湿潤液の過剰な揮発を妨げることが可能となり、収容部内を適度に湿潤させることができる。
【0019】
また、本発明の第2の態様は、上述した液体収容容器を備えた液体噴射装置であることを要旨とする。
この構成によれば、この構成によれば、収容部に収容された湿潤液により、液体の回収の初期において収容空間を湿潤な状態とすることができる。よって、収容空間に新たに収容される液体の揮発量を低減させることが可能となり、収容空間に配設されている排出口に残留した液体が増粘するおそれが低減し、液体を円滑に回収することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明を具体化した実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1及び図2に示すように、液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ(以下単に、プリンタ10という)には、略箱型に形成された本体ケース11の長手方向に棒状のガイド部材12が架設されている。ガイド部材12には、キャリッジ13が該ガイド部材12の長手方向(以下、主走査方向Xという)に沿って往復移動可能に挿通支持されている。
【0021】
キャリッジ13は、タイミングベルト14を介してキャリッジモータM1に連結されている。該キャリッジモータM1を回転駆動させると、その駆動力がタイミングベルト14を介してキャリッジ13に伝達される。これにより、駆動力を受けるキャリッジ13が、ガイド部材12に沿って主走査方向Xに往復移動する。
【0022】
キャリッジ13の下部には、記録ヘッド15が搭載されている。また、キャリッジ13にあって記録ヘッド15の上側には、液体としてのインクが収容された複数のインクカートリッジ16が着脱可能に搭載されている。記録ヘッド15の下面15aは液体を噴射させる図示しない多数の液体噴射ノズル(以下単に、ノズルという)が形成されたノズル形成面15aとなっており、インクカートリッジ16から記録ヘッド15に供給されたインクはこれらのノズルから吐出される。なお、本実施形態におけるインクは、不揮発成分である顔料(分散成分)と揮発成分である溶剤(溶媒成分)とを有する顔料インクである。
【0023】
キャリッジ13の下方には、プラテン17が配設されている。プラテン17は、ターゲットとしての記録用紙Pを支持する支持台であって、その上面には、図示しない紙送り機構が設けられている。該紙送り機構は、紙送りモータM2を駆動すると、主走査方向Xに直交する方向(以下、副走査方向Yという)に向かって記録用紙Pを搬送するようになっている。
【0024】
プリンタ10は、画像データに基づいて作成される画像信号が入力されると、紙送りモータM2を駆動して記録用紙Pを副走査方向Yに沿って搬送し、キャリッジモータM1を回転駆動してキャリッジ13を主走査方向Xに往復移動させる。そして、プリンタ10は、往復移動する記録ヘッド15から所定のタイミングでインク滴を吐出し、記録用紙P上に印刷を行う。
【0025】
また、本体ケース11の一側部(図2における右側)は、非印刷領域(ホームポジション)とされており、該非印刷領域にはクリーニング機構20が備えられている。クリーニング機構20は、上部が開口したケース20aに収容されており、液体噴射ノズルから液体を回収する回収機構として、キャップ21と、一対の排出チューブ22と、吸引ポンプ23と、を備えている。また、クリーニング機構20は、回収機構21〜23によって回収された液体を収容する液体収容容器としての回収タンク24を備えている。
【0026】
キャップ21は、ケース20aの開口部に配設されており、図示しない昇降機構によって、主走査方向X及び副走査方向Yに対して垂直な方向Z(以下、上下方向Zという)に往復動可能となっている。また、キャップ21は上面を開口した箱体状に形成されており、該キャップ21の上面には可撓性部材からなる四角枠状の外枠21aが形成されている。キャップ21の外枠21aは記録ヘッド15の下面15a、すなわちノズル形成面15aを密閉状態で覆うことが可能な大きさに形成されており、記録ヘッド15が非印刷領域に移動しキャップ21が上動すると、キャップ21の外枠21aが記録ヘッド15に当接しノズル形成面15aが封止される。これによって、キャップ21内には、ノズル形成面15aを密閉する空間、すなわちキャップ内空間が形成される。また、キャップ21の底面には両排出チューブ22が接続される吸引孔21bが上下方向Zに沿って貫通形成されている。両排出チューブ22は可撓性を有する材料からなり、本体ケース11の底面にあってプラテン17の下側に配設されている回収タンク24へと延びている。したがって、回収タンク24は、直方体形状の容器であって、その容器内部は両排出チューブ22を介してキャップ内空間と連通されている。
【0027】
吸引ポンプ23は、排出チューブ22の途中に接続されている。吸引ポンプ23は、図示しないポンプモータにて稼動するポンプであって、その吸引能力に相対する負圧をキャップ内空間に形成する。そして、吸引ポンプ23が稼動することによってキャップ内空間に負圧が形成されると、記録ヘッド15内のインクがノズルからキャップ内空間に向かって吐出され、記録ヘッド15のクリーニング動作が行われる。このとき、キャップ内空間に吐出されるインクは、吸引ポンプ23によって吸引され、排出チューブ22の下流側、すなわち回収タンク24内に排出される。
【0028】
次に、回収タンク24について詳述する。図3に示すように、回収タンク24は、回収機構21〜23によって回収されたインク(以下、廃インクという)を収容する収容部として、上側に開口する有底長四角箱状をなす収納容器30と、長四角板状をなし収納容器30の開口30aを閉塞する蓋体40とを備えている。
【0029】
収納容器30は、その側壁31の上縁の一部から外側へと向かって水平に突設された舌片部32を備えている。また、収納容器30の上縁(この場合、上端面)には、収納容器30の開口30aを囲むように環状をなす収容溝33が収納容器30の上縁全体に渡って凹設されている。なお、収容溝33は、舌片部32が突設された箇所においては、舌片部32の外周縁に沿って外側へ張り出した屈曲状をなすように凹設されている。
【0030】
収容溝33内には、可撓性を有する材料よりなるシール部材34が収容される。シール部材34は、収納容器30の上縁に沿って収納容器30の開口30aを囲むように配置されており、その両端部34a,34bが互いに接合されている。また、収納容器30の内側面には、複数(本実施形態では10個)のリブ35が内側に向かって突設されている。そして、各リブ35の上面には、それぞれネジ溝35aが形成されている。
【0031】
蓋体40は、平面視において収納容器30の容器底面30bと略同じ大きさに形成されている。蓋体40の周縁部には、収納容器30の各リブ35(各ネジ溝35a)と対応する位置に、それぞれ挿通孔40aが形成されている。そして、蓋体40は、図示しない複数のネジが各挿通孔40aを通して各ネジ溝35aにそれぞれ螺合されることにより、収納容器30に対してその開口30a全体を覆うように装着される。よって、図2に示すように、収納容器30と蓋体40とによって空間Sが形成され、その空間Sが液体としての廃インクを排出する排出口が配設される収容空間Sとなる。なお、収納容器30の開口30aが蓋体40によって閉塞されると、前述したシール部材34が収納容器30と蓋体40との間に介装される。このシール部材34によって収容空間Sの密閉性が高められ、蓋体40と収納容器30との間から収容空間Sに収容されている湿潤液や廃インクが揮発・漏出することが抑制される。
【0032】
収容空間Sには、湿潤液としての水が、収容空間Sに廃インクが収容される前に予め収容されている。そして、この水(以下、湿潤液という)により収容空間Sは、廃インクを回収し始めた直後から収容空間Sに廃インクがある程度収容されるまでの廃インクを回収する初期において湿潤な状態となっている。また、収容空間Sには、液体吸収部材としての第1、第2及び第3インク吸収体50,60,70が、収納容器30の容器底面30b側から順に積み重ねられた状態で収容されている。図3に示すように、これら各インク吸収体50,60,70は、何れも同じ大きさに形成された長四角板状をなす多孔質部材であり、平面視において容器底面30bと略同じ大きさに形成されている。各インク吸収体50,60,70の周縁において各リブ35と対応する位置には、それら各リブ35と対応する形状の切り欠き凹部50a,60a,70aがそれぞれ形成されている。そして、各リブ35に各切り欠き凹部50a,60a,70aが係合されることにより、収容空間Sにおける各インク吸収体50,60,70の位置決めがなされるようになっている。
【0033】
各インク吸収体50,60,70は、それぞれ長手方向における中央部において、それらの短手方向に沿って2つに分割されている。すなわち、第1インク吸収体50は、第1分割片51と第2分割片52とに分割され、第2インク吸収体60は、第3分割片61と第4分割片62とに分割され、第3インク吸収体70は、第5分割片71と第6分割片72とに分割されている。
【0034】
第1インク吸収体50(第1分割片51及び第2分割片52)には、収容空間Sに収容された湿潤液が含浸しており、第1インク吸収体50は廃インクを収容空間Sに回収する初期において湿潤な状態となっている。湿潤液は、湿潤液を含浸している第1インク吸収体50が収納容器30に収容されることにより、収容空間Sに廃インクが収容される前に収納容器30と蓋体40とによって形成される収容空間Sに収容される。
【0035】
第2インク吸収体60を構成する第3分割片61と第4分割片62との分割面における中央部には、切り欠き部61a,62aがそれぞれ互いに対向するように形成されている。また、第3インク吸収体70を構成する第5分割片71と第6分割片72との分割面における中央部には、切り欠き部71a,72aがそれぞれ互いに対向するように形成されている。切り欠き部61a,62aと切り欠き部71a,72aとは、それぞれ上下方向において互いに対応した位置関係となるように形成されている。そして、各インク吸収体50,60,70が収容空間S内で積み重ねられることで、第1インク吸収体50の上面50bと各切り欠き部61a,62a,71a,72aとで囲まれる空間、すなわち導入室S1が収納容器30の中央部に形成される(図2参照)。
【0036】
第5分割片71と共に第3インク吸収体70を構成する第6分割片72の上面には、図3に示すように、導入室S1と収納容器30の舌片部32との間を直線的に繋ぐ断面矩形状をなす凹溝72bが形成されている。そして、この凹溝72bは、その底面72cが舌片部32の上面32a、すなわち収納容器30における側壁31の上縁(上端面)において屈曲状をなす収容溝33よりも内側となる部分と面一となるように形成されている。
【0037】
また、蓋体40には、平面視において収納容器30の舌片部32と対応した形状をなす突片部41が設けられている。突片部41の基端側には通気口41aが貫通形成されている。また、突片部41には通気口41aの開口面積を変更する開口面積変更手段として、シート状のシール42が添着され、そのシール42によって通気口41aが閉塞されている。そして、蓋体40が収納容器30の開口30a全体を覆った装着状態では、この突片部41が、舌片部32の上面32aとの間に空間を介在させて舌片部32を上方から覆うようになっている。
【0038】
また、通気口41aよりも外側となる突片部41の先端側には筒状をなす一対のチューブ接続部43が並設されている。両チューブ接続部43は、それぞれ上下方向Zに沿って延びるように形成されており、突片部41の上面から上方に向かって突出した上側突出部43aと、突片部41の下面から下方に向かって突出した下側突出部43b(図2参照)とをそれぞれ備えている。そして、これら両上側突出部43aと両下側突出部43bとが互いに連通して一対のチューブ接続部43を構成している。
【0039】
また、蓋体40の下面には、蓋体40を収納容器30の開口30a全体を覆うように収納容器30に装着した場合に第3インク吸収体70の凹溝72b内に配置される案内板44が、突片部41から蓋体40の中央に向けて延設されている。案内板44は、その長さ方向において平行をなす2つの案内路45を形成し、両案内路45は、その端部が蓋体40の中央すなわち、導入室S1に位置する構成となっている(図2参照)。
【0040】
蓋体40における突片部41上面の両上側突出部43aには、図2に示すように、吸引ポンプ23から延びる一対の排出チューブ22がそれぞれ接続される。また、蓋体40における突片部41下面の両下側突出部43bには、両排出チューブ22とは別の2本の可撓性を有する排出チューブ46の基端部がそれぞれ接続される。そして、両排出チューブ46は、それぞれ蓋体40の下面側において案内板44の両案内路45に沿って水平に延設され、その案内路45の先端すなわち蓋体40の中央においてその両排出チューブ46の先端部を斜め下方に屈曲されている。両排出チューブ46は、それらの屈曲した先端部が略コ字状の支持部材47によって案内板44の各案内路45内に止着されることにより、蓋体40の下面に支持されている(図4参照)。そして、両排出チューブ46の先端部に設けられた両排出口46aが収容空間S内に配設される。
【0041】
さて、吸引ポンプ23を稼動してクリーニングを開始すると、その吸引ポンプ23から排出される液体(以下、廃インクとする)が各排出チューブ22,46を通じて導入室S1内に導入される。その際、導入室S1、すなわち収容空間Sは、排出口46aから廃インクが収容されるよりも前に収容空間Sに収容されている湿潤液の揮発成分によって湿潤な状態となっている。よって、廃インクの回収の初期において収容空間Sを湿潤な状態とすることができる。なお、収容空間Sに廃インクがある程度収容されると、収容空間Sは、その廃インクの揮発成分によって湿潤な状態となると考えられる。すなわち、収容空間Sは廃インクの回収の初期から常に湿潤な状態となっている。
【0042】
また、導入室S1内に導入された廃インクは、導入室S1の底面を形成する第1インク吸収体50の上面50bに受け止められ、第1インク吸収体50に吸収される(図2参照)。すなわち、湿潤液は、インク吸収体50,60,70において、廃インクを最初に吸収する第1インク吸収体50に含浸している。
【0043】
また、収納容器30の開口30aを覆う蓋体40には通気口41aが形成されているため、廃インクが収容空間Sにある程度収容され収容空間Sが飽和状態となったときには、通気口41aを閉塞するシール42を取り除くことにより、廃インクや湿潤液の揮発成分を外部に放出することができる。すなわち、シール42によって収容空間Sの湿潤状態が調整可能となっている。
【0044】
また、収納容器30にはインク吸収体50,60,70が配設されているため、排出口46aから排出された廃インクはインク吸収体50,60,70に吸収される。
また、湿潤液は収容空間Sにおいて、第1インク吸収体50に含浸しているため、収容部(収納容器30及び蓋体40)に収容されている湿潤液が収容空間Sを移動したり収容部(収納容器30及び蓋体40)から飛散したり収納容器30と蓋体40との隙間から漏れたりするのを妨げることができる。
【0045】
したがって、上記実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)収容部(収納容器30及び蓋体40)には廃インクが収容されるよりも前に湿潤液が収容されているため、その湿潤液により、廃インクの回収の初期において収容空間Sを湿潤な状態とすることができる。収容空間Sに廃インクがある程度回収されると、その回収された廃インクの揮発成分によって収容空間Sが湿潤な状態となり、廃インクの溶剤の揮発量が低減される。しかしながら、廃インクの回収の初期においては収容空間Sに収容されている廃インクの量が少ないため、回収の初期において収容空間Sに収容された廃インクの溶剤の揮発量は、ある程度廃インクを収容した収容部(収納容器30及び蓋体40)内に収容された廃インクの溶剤の揮発量よりも多くなる。上述したように、廃インクの回収の初期において収容空間Sに湿潤液が収容されることによって、廃インクの回収の初期においても収容空間Sが湿潤な状態となるため、収容空間Sに収容された廃インクの溶剤の揮発量を低減することができる。よって、排出チューブ22内に残留している廃インクが増粘することを抑制することが可能となり、排出チューブ22内に残留し増粘した廃インクによって排出チューブ22内の廃インクの流れが妨げられるおそれが低減し、廃インクを円滑に回収することができる。
【0046】
(2)回収タンク24の収容空間Sは、開口する収納容器30と、収納容器30の開口30aを閉塞する蓋体40とから形成されているため、収納容器30の開口30aから湿潤液を収容空間Sに容易に収容することができる。また、蓋体40によって湿潤液の揮発成分が外部に流出することが妨げられるため、収容部(収納容器30及び蓋体40)内すなわち収容空間Sの湿潤な状態を長期間維持することができる。また、湿潤液は収納容器30の開口30aから収容することができるため、収容部に湿潤液を収容するための構成が不要となり、回収タンクを構成する部材数や回収タンクの組立て工程数の増加を妨げることができる。
【0047】
(3)蓋体40に形成された通気口41aによって収容空間Sと外部とが連通し、該通気口41aを介して湿潤液及び廃インクの揮発成分が外部に放出される。よって、その放出量だけ収容空間Sに収容されている湿潤液及び廃インクの体積が減少するため、収容空間Sにその減少した体積の分だけさらに廃インクを回収することができる。また、収容空間Sに収容された湿潤液は時間が経過するとともに揮発するため、回収タンク24が最終的に回収することのできる廃インクの総量は、収容空間Sに湿潤液が収容されていない場合と同じ量となる。
【0048】
(4)通気口41aはシール42によって閉塞されているため、収容空間Sから外部へと放出される湿潤液の量を低減することができる。また、シール42を除去することによって収容空間Sと外部とが連通するため、収容空間Sに充満している湿潤液及び廃インクの揮発成分を外部へと放出することができる。すなわち、収容空間Sの湿潤状態を調整することができる。よって、収容空間Sにある程度廃インクが収容され収容空間Sに収容されている廃インクの量が多くなったときには、収容空間Sの乾燥を促して収容部(収納容器30及び蓋体40)内の液体の体積を低減させることができるため、廃インクを回収することが可能な期間を長くすることが可能となる。また、湿潤液の揮発量を低減させることができるため、収容空間Sの湿潤な状態を長期間維持することが可能となる。
【0049】
(5)収納容器30にはインク吸収体50,60,70が配設されているため、排出口46aから排出された廃インクはインク吸収体50,60,70に吸収される。よって、収容部(収納容器30及び蓋体40)に収容された廃インクが収容空間Sを移動したり、収容部(収納容器30及び蓋体40)から飛散したり、収納容器30と蓋体40との隙間から漏れたりするのを妨げることができる。
【0050】
(6)第1インク吸収体50には湿潤液が含浸しているため、第1インク吸収体50は廃インクの回収の初期において湿潤な状態となっている。よって、第1インク吸収体50で廃インクが増粘し堆積することが妨げられ、後続の廃インクを第1〜第3インク吸収体50,60,70の隅々に亘って円滑に浸透させることができる。
【0051】
(7)湿潤液は第1インク吸収体50に含浸しており、排出口46aから排出された廃インクが吸収される位置に配設されているため、第1インク吸収体50の表面で廃インクが固化するのを妨げることができる。よって、排出口46aから排出された廃インクが第1インク吸収体50の表面で固化し、その固化した廃インクによって後続する廃インクの吸収が妨げられるおそれを低減することができる。
【0052】
(8)水は、インクの溶剤として用いられる液体よりも揮発性が低いため、液体の状態で長期間存在することができる。よって、湿潤液として水を用いることにより、インクの溶剤として用いられる液体よりも長期間、収容空間S及びインク吸収体50,60,70を適度に湿潤な状態とすることができる。
【0053】
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、湿潤液は、湿潤液を含浸している第1インク吸収体50が収納容器30に収容されることにより、収容空間Sに収容されているがこのような態様に限定されない。例えば、湿潤液は、インク吸収体50,60,70が収容される前に予め収納容器30に収容されることによって収納容器30と蓋体40とによって形成される収容空間Sに収容されてもよい。また、湿潤液は、各インク吸収体50,60,70が収納容器30に収容された後に収納容器30に収容されることにより、収納容器30と蓋体40とによって形成される収容空間Sに収容されてもよい。
【0054】
・収納容器に湿潤液を注入するための注入孔を形成し、収納容器30と蓋体40とによって収容空間Sが形成された後に、該注入孔から湿潤液を注入することにより湿潤液が収容部(収納容器30及び蓋体40)に収容される構成としてもよい。
【0055】
・上記実施形態では、湿潤液として水を用いているがこのような態様に限定されず、インクの溶剤として用いられる液体等、揮発した後に成分が残らない液体であれば適宜変更可能である。なお、湿潤液としてインクに含まれる顔料等と親和性があるものを用いれば、より好適にインクが増粘することを妨げることができる。
【0056】
・上記実施形態では、湿潤液は排出口46aから排出された液体が吸収される位置に配設される第1インク吸収体50に含浸しているがこのような態様に限定されず、例えば、第2,第3インク吸収体60,70にも含浸されていても収容空間Sを湿潤な状態とすることができる。
【0057】
・収容部は、収容空間と、湿潤液が収容される湿潤液収容空間とを区画し、湿潤液の収容空間側への流入を妨げるための区画壁を有するといった構成としてもよい。例えば、図5に示すように、回収タンク80は、収容部として、上側に開口する有底長四角箱状をなす収納容器81と、長四角板状をなし収納容器81の開口81aを閉塞する蓋体82とを備えている。収納容器81にはその底面81bから略垂直に突出する区画壁83が一体的に形成されている。区画壁83は収納容器81の短手方向(図5において紙面奥行き方向)に沿って収納容器81の一方側の側壁(図示略)から他方側への側壁(図示略)まで延びている。収納容器81において区画壁83の板厚方向一方側(図5の右側)の空間S2は排出口84が配設される収容空間S2となっており、他方側(図5の左側)の空間S3は湿潤液が収容される湿潤液収容空間S3となっている。区画壁83の上端側にはその区画壁83を板厚方向に貫通する連通孔85が形成されており、その連通孔85を介して収容空間S2と湿潤液収容空間S3とが連通している。湿潤液収容空間S3に収容された湿潤液の揮発成分は連通孔85を介して収容空間S2に充満する。よって、収容空間S2に排出される液体の量が少ない液体の回収の初期においても収容空間S2の内部を湿潤な状態とすることができる。また、このような構成とすれば、区画壁83により、湿潤液が収容空間S2側へと流入することが妨げられるため、大気に接触する湿潤液の面積が小さくなる。よって、湿潤液の過剰な揮発を妨げることが可能となり、収容空間S2内を適度に湿潤させることができる。また、湿潤液収容空間S3に前記湿潤液を含浸する湿潤液含浸部材を配設してもよい。このような構成とすれば、湿潤液収容空間に収容されている湿潤液が湿潤液吸着部材に吸着され、湿潤液が飛散したり収納容器81と蓋体82との間から漏れたりするおそれを低減することができる。
【0058】
・収容空間Sと外部とを連通させる通気口41aが形成されていなくとも上述した(1),(2)及び(5)〜(8)の効果を奏することは可能である。また、通気口41aを設けなくとも、収容空間Sに収容された湿潤液は時間が経過するとともに回収タンク24の側壁から揮発するため、回収タンク24が最終的に回収することのできる液体の総量は、収容空間Sに湿潤液が収容されていない場合と同じ量になると考えられる。
【0059】
・上記実施形態では、蓋体40の突片部41に通気口41aが形成されているがこのような態様に限定されず、通気口41aが形成される位置は適宜変更可能である。また、通気口41aを閉塞する開口面積変更手段は上述したシール42に限定されず、例えば、ゴムやプラスチック等からなる蓋であってもよい。また、開口面積変更手段は蓋体と一体的に形成されていてもよい。例えば、蓋体を板厚方向に凹設されてなる凹部を蓋体に形成する。凹部の底部は蓋体の板厚よりも薄く、容易に取り除くことが可能な構成となっており、凹部の底部を除去することによって収容部と外部とが連通する。よって、収容部に液体がある程度収容され収容部内が過剰に湿潤な状態となった場合等に凹部の底部を取り除くことにより収容部に充満した湿潤液及び液体の揮発成分を外部に放出させることが可能となり、その放出量だけさらに液体を収容することができる。また、開口面積変更手段によって通気口41aの大きさを段階的に変更可能な構成とすれば、各インク吸収体50,60,70に吸収された廃インクの種類や、収容空間Sに収容される廃インクの量や使用頻度に応じて、外部に放出される湿潤液や廃インクの量を調節することができる。
【0060】
・上記実施形態では、導入室S1及び排出口46aを収容空間Sの略中央に配置するようにしたが、これに限らず、収容空間Sの隅部であってもよく、導入室S1及び排出口46aの位置は収容空間Sに廃インクを導入する位置であれば適宜変更可能である。
【0061】
・上記実施形態では、導入室S1の底面が湿潤液を含浸した第1インク吸収体50の上面50bによって形成され、排出口46aから排出された廃インクを受け止める位置に湿潤液が配設されているが、このような態様に限定されない。例えば、第1インク吸収体50に第2インク吸収体60と同様に切り欠き部61a,62aを備える構成とし、廃インクを収納容器30の容器底面30bで受け止める構成にしてもよい。すなわち、湿潤液は液体を吸収する位置に配設されていなくてもよい。このような構成であっても、収容空間Sを、液体の回収の初期において湿潤な状態とすることができる。
【0062】
・上記実施形態では、液体吸収部材を3枚の第1、第2及び第3インク吸収体50,60,70によって具体化したが、これに限らず、1枚あるいは2枚であってもよく、さらには4枚以上で構成してもよい。また、上記実施形態において、収容空間Sにインク吸収体50,60,70が配設されておらず湿潤液のみが収容されている構成であっても上述した(1)〜(4)の効果を得ることができる。
【0063】
・上記実施形態において、シール部材34及び収容溝33を省略してもよい。この場合、蓋体40を収納容器30の上縁に対して密着固定することが好ましい。
・上記実施形態において、通気口41aと排出口46aとは、必ずしも離間させる必要はなく、これらを互いに近接した位置に配設してもよい。また、通気口41aは2つ以上設けてもよい。
【0064】
・上記各実施形態では、液体噴射装置をインクジェット式プリンタとして具体化したが、例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタの製造や、有機ELディスプレイ等の画素形成に利用される液体噴射装置であってもよい。
【0065】
・排出口46aを有する排出チューブ46は、蓋体40に固定されていなくてもよい。
・上記実施形態では、回収タンク24は収納容器30と蓋体40とによって構成され、収納容器30の開口30aが蓋体40によって閉塞されることにより収容空間が形成されているが、このような態様に限定されず、例えば、回収タンクは収容空間を有する袋状に形成されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】インクジェット式プリンタの一部を示す斜視図。
【図2】インクジェット式プリンタの一部を示す部分断面図。
【図3】回収タンクの分解斜視図。
【図4】回収タンクの一部の拡大斜視図。
【図5】別例を示す部分断面図。
【符号の説明】
【0067】
S,S2…収容空間、S3…湿潤液収容空間、10…液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ、15…液体噴射ノズルを有する記録ヘッド、21…回収機構としてのキャップ、22…回収機構としての排出チューブ、23…回収機構としての吸引ポンプ、24…液体収容容器としての回収タンク、30a,81a…開口、30,81…収容空間を形成する収容部としての収納容器、40,82…収容空間を形成する収容部としての蓋体、41a…通気口、42…開口面積変更手段としてのシール、83…区画壁、46a,84…排出口、50,60,70…液体吸収部材としてのインク吸収体。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013