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発明の名称 電子機器及びステータス表示プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−83690(P2007−83690A)
公開日 平成19年4月5日(2007.4.5)
出願番号 特願2005−278664(P2005−278664)
出願日 平成17年9月26日(2005.9.26)
代理人 【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
発明者 赤羽 絵美 / 八木 朝子 / 井上 佐枝子 / 高砂 恵理 / 小林 正彦
要約 課題
視覚的に、稼動状況を分かり易く表示することができる電子機器及びステータス表示プログラムを提供する。

解決手段
プリンタ10は、CPU、ROM、RAM、操作信号入力部、データ読取部、印刷駆動部及び表示駆動部を備える。表示駆動部は、前面で排出口の上方にある表示部18に表示する図形を制御する。CPUは、電源が投入されると、表示部18に、一対の円形形状を表示する。CPUは、操作信号入力部を介して印刷実行ボタンが押圧されると、表示部18に渦巻き形状を表示し、印刷実行表示を行なう。CPUは、印刷実行中は、負荷量に応じた速度で回転するように調整して渦巻き形状の表示を継続する。印刷が終了すると、CPUは、一対のアスタリスク形状を表示して、印刷終了表示を行なう。
特許請求の範囲
【請求項1】
処理状況に応じたステータス表示を行なう表示部と、この表示部に対する表示を制御する制御部とを備えた電子機器であって、
処理の負荷量とステータス表示とを対応させた表示形態テーブルを備え、
前記制御部が、
処理中の負荷量に関するデータを取得し、この負荷量に応じたステータス表示を、前記表示形態テーブルから特定する特定手段と、
特定したステータス表示に基づいて前記表示部に表示を実行する表示実行手段と
を備えたことを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記制御部は、前記ステータス表示に基づいて、前記表示部に、2つの同じ図形を離隔して配置することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記電子機器は、印刷装置であり、
この印刷装置には、印刷記録媒体の排出口の上に、前記表示部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記表示形態テーブルには、前記負荷量の増加に応じて前記図形の回転速度を増加させるステータス表示データが記録されており、
前記表示実行手段は、前記ステータス表示データに基づいて、前記負荷量に応じた回転速度で前記図形を表示させることを特徴とする請求項2又は3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記図形は、一対の渦巻き形状であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項6】
前記処理の開始前及び前記処理の完了後のステータスにおいては、前記処理中とは異なる図形を表示するための表示図形データを記憶した表示データ記憶手段を更に備え、
前記制御部は、前記処理の開始前又は前記処理の完了後には、前記表示データ記憶手段に記憶された表示図形データに基づいて表示を行なうことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項7】
処理の負荷量とステータス表示とを対応させた表示形態テーブルを備え、表示部と、この表示部に対する表示を制御する制御部とを用いて、処理状況に応じたステータス表示を行なうステータス表示プログラムであって、
前記制御部を、
処理中の負荷量に関するデータを取得し、この負荷量に応じたステータス表示を、前記表示形態テーブルから特定する特定手段、及び
特定したステータス表示に基づいて前記表示部に表示を実行する表示実行手段
として機能させることを特徴とするステータス表示プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷処理などにおける処理についてのステータス表示を行なう電子機器及びステータス表示プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、カメラ付き携帯電話やデジタルカメラの普及により、画像を印刷する機会が増えつつある。プリンタで画像を印刷する場合には、印刷が完了するまで多少なりとも時間がかかる。そこで、印刷中に、ユーザが印刷完了時間を把握できるように、印刷の進行状況を表示する技術があった。
【0003】
従来、印刷の進行状況を表示する技術としては、プログレスメータを用いることがある。プログレスメータとは、全体のデータ処理量を四角い枠の長さで表示し、終了したデータ処理量に対応する長さで色塗りしたものである。プログレスメータでは、表示範囲が小さい等により、注視しないと把握し難いということがあった。そこで、デジタルカメラで撮影した画像を印刷する際の印刷の進捗状況を、より分かり易くできるプリンタが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
特許文献1記載の発明では、プリンタの上面には、載置トレイを備えた載置台が設けられている。この載置トレイに接続端子を備えたデジタルカメラを載せると、載置台は印刷開始位置まで下方に位置する。プリンタのCPUは、画像ファイルのデータ量に基づいて画像印刷の所要時間と、載置台の移動速度を算出し、この移動速度で載置台を印刷終了位置まで上方に移動させる。これにより、画像を印刷する印刷処理の進捗状況を視覚的に示すことができる。
【特許文献1】特開2003−266895号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1記載の技術を用いることにより、ユーザは印刷が完了するまで進捗状況を把握することができる。しかし、進捗状況を把握することは可能であっても、処理状況を把握することはできなかった。すなわち、プリンタが、どのような稼動状況かを視覚的に分かり易く表現することできなかった。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、視覚的に、稼動状況を分かり易く表示することができる電子機器及びステータス表示プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、処理状況に応じたステータス表示を行なう表示部と、この表示部に対する表示を制御する制御部とを備えた電子機器であって、処理の負荷量とステータス表示とを対応させた表示形態テーブルを備え、前記制御部が、処理中の負荷量に関するデータを取得し、この負荷量に応じたステータス表示を、前記表示形態テーブルから特定する特定手段と、特定したステータス表示に基づいて前記表示部に表示を実行する表示実行手段とを備えた。これによれば、処理の負荷量に対応するステータス表示に基づいて電子機器に表示を行なう。このため、表示部の表示により電子機器の稼動状況を把握することができる。
【0008】
この電子機器において、前記制御部は、前記ステータス表示に基づいて、前記表示部に
、2つの同じ図形を離隔して配置する。これによれば、ステータス表示に基づいて、表示部に、2つの同じ図形を離隔して配置するため、これら図形が、他の部分と関連して顔面上の「両目」のように見える。このように隔離して配置した2つの同じ図形を変化させることにより顔の表情が変化するように見えるため、ユーザが面白味を感じることができる。また、表情が変化する部分の図形を表示するので、ステータスの変化を容易に把握することができる。ここで、表示部とは、例えば複数の表示セグメントで構成される場合には、2つの同じ図形を離隔して表示させる領域全体を意味するものとする。
【0009】
この電子機器において、前記電子機器は、印刷装置であり、この印刷装置には、印刷記録媒体の排出口の上に、前記表示部が設けられている。これによれば、排出口が例えば横長の形状で中央に設けられるため、排出口を「口」と見立てることにより、表示部に表示される図形を目として認識することができる。このため、図形を変化させることにより、より顔の表情が変化するように見せることができる。
【0010】
この電子機器において、前記表示形態テーブルには、前記負荷量の増加に応じて前記図形の回転速度を増加させるステータス表示データが記録されており、前記表示実行手段は、前記ステータス表示データに基づいて、前記負荷量に応じた回転速度で前記図形を表示させる。これによれば、負荷量が多ければ図形が早く回転するように表示される。「忙しくて目が回る」という言葉があるため、負荷量の増加に応じて図形が早く回転しているように表示することにより、電子機器が処理を行って忙しく稼動していることが連想できる。従って、ユーザは、知覚を介して面白味を感じて、稼動状況を楽しむことができる。
【0011】
この電子機器において、前記図形は、一対の渦巻き形状である。これによれば、一対の渦巻き形状を表示することにより、「目が回る」という状態を具体化して表示できる。このため、ユーザは、知覚を介して面白味をよりいっそう感じることができる。
【0012】
この電子機器において、前記処理の開始前及び前記処理の完了後のステータスにおいては、前記処理中とは異なる図形を表示するための表示図形データを記憶した表示データ記憶手段を更に備え、前記制御部は、前記処理の開始前又は前記処理の完了後には、前記表示データ記憶手段に記憶された表示図形データに基づいて表示を行なう。これによれば、処理の開始前及び終了後には、処理中とは異なる図形が表示される。このため、表示される図形に基づいて、ユーザは処理中か否か等をも容易に把握することができる。
【0013】
本発明によれば、処理の負荷量とステータス表示とを対応させた表示形態テーブルを備え、表示部と、この表示部に対する表示を制御する制御部とを用いて、処理状況に応じたステータス表示を行なうステータス表示プログラムであって、前記制御部を、処理中の負荷量に関するデータを取得し、この負荷量に応じたステータス表示を、前記表示形態テーブルから特定する特定手段、及び特定したステータス表示に基づいて前記表示部に表示を実行する表示実行手段として機能させる。これによれば、処理の負荷量に対応するステータス表示に基づいて電子機器に表示を行なう。このため、表示部の表示により電子機器の稼動状況を把握することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明を具体化した電子機器(印刷装置)の一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
本実施形態においては、印刷装置としてのプリンタ10は、本体11を備えている。この本体11には、その背面側に給紙トレイ12が取り付けられており、この給紙トレイ12には印刷記録媒体としての印刷用紙がストックされている。本体11には、前面に排出口13が設けられている。この排出口13は、下方の中央に横長に形成されており、印刷用紙を本体11から排出する。本体11の内部には、紙送り機構部が設けられている。こ
の紙送り機構部は、搬送ローラ14などを有し、給紙トレイ12にストックされた印刷用紙を排出口13へと搬送する。また、本体11の内部には、インクを噴射するヘッド15を含むヘッド駆動部が設けられている。このヘッド駆動部は、モータや圧電素子などを駆動して、紙送り方向と直交する平面方向にヘッド15を移動させながらヘッド15からインクを噴射させる。
【0015】
更に、本体11には表示部18が設けられている。この表示部18は、前面の排出口13の上方に位置する例えば液晶ディスプレイなどを有し、この液晶ディスプレイを構成する画素を点灯させたり消灯させたりして、所定の図形を表示する。本発明では、表示部18の液晶ディスプレイに、2つ(一対)の同じ形状を離隔して表示する。ここで、本体11の前面を顔の輪郭として、排出口13を口とした場合、液晶ディスプレイを構成する画素は目を表わす図形とする。本実施形態では、この図形としては、図1及び図4(a)に示される円形、図4(b)の渦巻き、図4(c)のアスタリスクの3種類の形状を用いて、目の形状を表わす。
【0016】
次に、プリンタ10の機能構成について、図2を参照して説明する。
プリンタ10は、制御部としてのCPU21を備えている。このCPU21は、特定手段及び表示実行手段等として機能し、CPUの負荷量(稼動量)を監視しながら、印刷を行なう。また、CPU21は、ROM22、RAM23、操作信号入力部24、データ読取部25、印刷駆動部26及び表示駆動部27にバスを介して接続されており、これらを制御する。
【0017】
ROM22には、印刷実行処理プログラムや表示処理プログラム等の処理プログラムや、各種プログラムで使用されるデータなどが記録されている。このROM22は、表示データ記憶手段として機能し、処理の開始前、処理中及び前記処理の完了後のステータスに対応するそれぞれ異なる図形を表示部18に表示するための表示図形データを記憶している。更に、このROM22には、CPU21の負荷量(%)と、それに対する表示部18に表示する点灯速度とを対応付けたステータス表示データを記憶した表示形態テーブルが記憶されている。
【0018】
RAM23は、処理に必要なデータを一時的に記録する。例えば、画像データ等から生成された印刷データは、このRAM23に一時的に記録される。
操作信号入力部24は、電源ボタンや印刷実行ボタンなどを含み、利用者からの指示に応じた信号を受け入れる。
【0019】
データ読取部25は、印刷データを生成するために、携帯可能なデータ記録媒体から画像データなどを読み取る。
印刷駆動部26は、CPU21からの信号に応じて、上記紙送り機構部やヘッド駆動部などの駆動部を駆動制御する。
表示駆動部27は、CPU21からの信号に応じて、表示部18の表示を制御する。
【0020】
次に、プリンタ10において印刷を行なうための処理について、図3及び図4を用いて説明する。
【0021】
まず、電源が投入された場合、CPU21は印刷待機表示を行なう(ステップS1−1)。具体的には、CPU21は、ROM22に記憶されている表示データに基づいて、表示駆動部27を介して、表示部18の眼領域の液晶を全点灯させて一対の円形を表示する。これにより、図4(a)に示すように、プリンタ10の前面は、本体11及び排出口13の形状との組み合わせにより、表示部18に表示された円形が「目」となるように表示される。すなわち、本実施形態では、表示部18に一対の円形が表示されることにより、
プリンタ10には、本体11の前面の外形が輪郭、排出口13が「口」、表示部18の円形が「目」に相当する顔表情が現れることになる。
【0022】
その後、ユーザにより印刷実行ボタンが押された場合、CPU21は印刷を開始する。具体的には、印刷実行ボタンが押圧されると、操作信号入力部24に印刷を開始するための信号が入力される。この操作信号入力部24からの印刷開始の信号は、CPU21に供給される。これにより、CPU21は、ROM22に記憶されている印刷プログラムを実行する。
【0023】
印刷プログラムを実行したCPU21は、印刷実行表示を行なう(ステップS1−2)。具体的には、CPU21は、表示駆動部27を駆動して、表示していた一対の円形の代わりに、表示部18に図4(b)に示す一対の渦巻き形状を表示する。そして、CPU21は、この渦巻き形状が一定の速度で回転しているように見えるように、渦巻きを構成する画素の点灯を制御しながら渦巻き形状の表示を開始する。この処理を以下に説明する。
【0024】
ここでは、CPU21は、印刷実行プログラムに従って印刷処理を実行する。これにより、CPU21は、データ読取部25を介して、データ記憶媒体に記憶されたデータから画像データを取得し、印刷データを生成する。そして、印刷データを一時的にRAM23に格納する。CPU21は、RAM23に格納した印刷データに基づいて印刷駆動部26を駆動し、紙送り機構部やヘッド駆動部などを駆動制御して、印刷を実行する。
【0025】
このように印刷実行プログラムに従って印刷を実行している間は、CPU21は、以下の印刷実行中の表示処理を実行する。
この表示処理では、まず、CPU21の印刷処理の負荷量を取得する(ステップS1−3)。そして、CPU21は、印刷処理の負荷量に応じた表示速度を特定する(ステップS1−4)。具体的には、CPU21は、印刷処理の負荷量に対応する表示速度を、ROM22に記録された表示形態テーブルを用いて特定する。そして、CPU21は、印刷実行表示を行なう(ステップS1−5)。具体的には、CPU21は、表示形態テーブルにおいて特定した表示速度を用いて、表示駆動部27を介して、表示部18に表示した渦巻き形状の回転速度を制御する。そして、上記ステップS1−3〜S1−6を印刷が終了するまで繰り返す(ステップS1−6において「NO」)。
【0026】
その後、印刷プログラムによる印刷処理が終了した場合(ステップS1−6において「YES」の場合)、CPU21は印刷終了表示を行なう(ステップS1−7)。具体的には、CPU21は、表示駆動部27を駆動して、表示していた一対の渦巻き形状の代わりに、表示部18に、図4(c)に示す一対のアスタリスク形状を表示する。
【0027】
その後、CPU21は、内蔵タイマを用いて所定時間(例えば3分)の経過を待つ。図4(c)に示すアスタリスク形状を表示してから所定時間(例えば3分)経過した場合には、再び、印刷待機表示を行なう(ステップS1−1)。具体的には、図4(a)に示す円形状を表示部18に表示する。そして、以上の処理を、電源が切断されるまで繰り返し行なう。
【0028】
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
○ 本実施形態では、印刷実行プログラムに従って印刷を実行している間は、CPU21の負荷量を取得し(ステップS1−3)、この負荷量に応じた表示速度を特定する(ステップS1−4)。そして、CPU21は、特定した表示速度となるように、表示駆動部27を介して、表示部18に表示した渦巻き形状の回転速度を制御して、印刷実行表示を行なう(ステップS1−5)。そして、上記ステップS1−3〜S1−6を印刷が終了するまで繰り返す。このため、表示部18には、負荷量に応じた速度で回転する渦巻き形状
が表示される。従って、プリンタ10の前面の形状及び排出口13の形状と、顔となる表情を表示することができ、更に、渦巻き形状の回転速度を負荷量に応じて変化させることにより、目が回っている表情を変化させながら表わすことができる。すなわち、プリンタ10が稼動状況を「顔」の表情として表示させることができる。これにより、ユーザフレンドリなステータス表示により、稼動状況を把握することができる。従って、印刷処理の完了までの待ち時間を、「顔」の表情で楽しむことができる。
また、渦巻き形状等のみを表示部18に表示するので、表情が変化する部分を大きく表示して、稼動状況を、より把握し易くすることができる。
【0029】
○ 本実施形態では、図4(b)に示すように、一対の渦巻き形状を負荷量に応じた速度で回転させるので、「忙しくて目が回る」状態を具体化して表現することにより、ユーザに対して視覚的に分かり易く稼動状況を提示することができる。
【0030】
○ 本実施形態では、印刷待機表示(ステップS1−1)においては、図4(a)に示すように表示部18に一対の円形を表示し、印刷終了表示(ステップS1−7)においては、図4(c)に示すように表示部18に一対のアスタリスク形状を表示する。これらは処理中に表示される図4(b)に示す渦巻き形状とは異なっているため、ユーザは、表示部18に表示された図形によって、処理中であるか、印刷待機中であるか、終了したのかを、容易に把握することができる。
【0031】
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・ 上記実施形態においては、表示部18の形状は、円形、渦巻き、アスタリスク以外の円形であってもよい。また、円形以外の形状、例えば三角形状などであってもよい。この場合であっても、回転していることがわかれば、「目が回っている」と知覚でき、面白味を感じることができる。
【0032】
・ 上記実施形態においては、処理中は、渦巻き形状を表示し、処理の負荷量に応じて渦巻き形状の回転速度を変更するようにした。これに代えて、処理中の負荷量に応じて表示部18に表示される図形を変更させてもよい。例えば、負荷量が小さい場合には、円形と渦巻き形状とを組み合わせた図形を表示部18に表示したり、更に負荷量が大きくなるに従って大きな渦巻き形状を示したりしてもよい。
【0033】
・ 上記実施形態においては、排出口13が設けられた前面に表示部18の液晶ディスプレイを設けて、前面に顔の表情を示した。これに限らず、上面などに設けてもよい。例えば、インクを貯蔵するカートリッジの交換用に設けられているカバーを口と見立てて、その側方に目となるような表示を行なってもよい。
【0034】
・ 上記実施形態では、液晶ディスプレイに、目となる図形を表示した。この液晶ディスプレイの代わりに、例えば、図5に示すような、2つの表示領域から構成される表示部18としてもよい。ここで、表示部18の各表示領域には、ほぼ環状でかつ同心円状となるように配置された複数のセグメントが設けられており、このセグメントは、例えばLCDなどにより構成される。そして、この場合、印刷待機中は、すべてのLDCなどを全点灯し、印刷時には、図5(a)に示すように環状に配置された部分を順番に消灯させて、回転することを表示してもよい。また、印刷完了時には、図5(b)に示すように、中心からほぼ同じ直線上に位置する部材を点灯又は点滅として表示させてもよい。
【0035】
・ 上記実施形態では、CPU21は、図4(c)に示すアスタリスク形状を表示してから所定時間(例えば3分)経過した後には、再び、印刷待機表示を行なう。これに限らず、印刷が完了した印刷物をユーザが取得した場合に、印刷待機表示を行なうようにしてもよい。具体的には、プリンタ10に、印刷が完了した印刷物を載置する排出トレイを設
け、この排出トレイに印刷物が載置されているか否かを示すセンサを設ける。これにより、印刷完了後、センサにより印刷物が排出トレイから除去された場合には、印刷待機表示を再び行なうようにしてもよい。
【0036】
・ 上記実施形態では、電子機器として印刷装置の適用する場合について説明した。これに限らず、電子機器として印刷装置以外、例えば、スキャナ等に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】実施形態におけるプリンタの外観斜視図。
【図2】実施形態におけるプリンタの構成を示すブロック図。
【図3】実施形態における処理を説明するための流れ図。
【図4】表示部の説明図で、(a)は待機時(b)は実行時(c)は終了時である。
【図5】変更例における別の表示部を示し、(a)は実行時(b)は終了時である。
【符号の説明】
【0038】
10…電子機器としてのプリンタ、13…排出口、18…表示部、21…制御部としてのCPU、22…表示データ記憶手段としてのROM。




 

 


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