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発明の名称 画像表示装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−21838(P2007−21838A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−205533(P2005−205533)
出願日 平成17年7月14日(2005.7.14)
代理人 【識別番号】100093779
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 雅紀
発明者 野村 礼子
要約 課題
スライドショー実行中の印刷要求に対する応答時間が短い画像表示装置、画像表示方法及び画像表示プログラムを提供する。

解決手段
複数の画像を所定期間ずつ順に表示する表示ユニットと、前記表示ユニットによって表示されている画像の印刷要求を入力する入力ユニットと、前記表示ユニットによって表示されている画像の印刷データの生成処理を、前記印刷要求の入力の有無に関わらず、前記表示ユニットによる表示対象画像の切換と連動して開始する印刷準備ユニットと、前記印刷要求に応じて前記印刷データを印刷ユニットに出力する出力ユニットと、を備える画像表示装置。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の画像を所定期間ずつ順に表示する表示ユニットと、
前記表示ユニットによって表示されている画像の印刷要求を入力する入力ユニットと、
前記表示ユニットによって表示されている画像の印刷データの生成処理を、前記印刷要求の入力の有無に関わらず、前記表示ユニットによる表示対象画像の切換と連動して開始する印刷準備ユニットと、
前記印刷要求に応じて前記印刷データを印刷ユニットに出力する出力ユニットと、
を備える画像表示装置。
【請求項2】
前記印刷要求が入力された画像の前記印刷データを格納するためのメモリをさらに備え、
前記印刷準備ユニットは、前記メモリの空き容量に応じて前記印刷データの生成処理を開始又は延期する、
請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項3】
前記表示ユニットは、前の画像の前記印刷データの生成処理を前記印刷準備ユニットが完了する前に次の画像を表示する、
請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項4】
前記表示ユニットは、前の画像の印刷データの出力を前記印刷ユニットが完了する前に次の画像を表示する、
請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項5】
複数の画像を所定期間ずつ順に表示し、
表示している画像の印刷要求を入力し、
表示している画像の印刷データの生成処理を、前記印刷要求の入力の有無に関わらず、表示対象画像の切り換えと連動して開始し、
前記印刷要求に応じて前記印刷データを印刷ユニットに出力する、
画像表示方法。
【請求項6】
複数の画像を所定期間ずつ順に表示する表示ユニットと、
前記表示ユニットによって表示されている画像の印刷要求を入力する入力ユニットと、
前記表示ユニットによって表示されている画像の印刷データの生成処理を、前記印刷要求の入力の有無に関わらず、前記表示ユニットによる表示対象画像の切換と連動して開始する印刷準備ユニットと、
前記印刷要求に応じて前記印刷データを印刷ユニットに出力する出力ユニットと、
としてコンピュータを機能させる画像表示プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は画像表示装置に関し、特にスライドショー中の印刷処理に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数の画像を所定時間間隔で順に表示する所謂スライドショー機能が知られている。このようなスライドショー機能は、撮影済の複数の画像をディジタルカメラによって表示したり、リムーバブルメモリに格納されている複数の画像をスタンドアロン型のプリンタによって表示したり、特定のフォルダに格納されている複数の画像をパーソナルコンピュータ(PC)によって表示するために用いられる。
【0003】
特許文献1には、スライドショーを実行中に、表示されている画像の印刷要求を受け付けるディジタルカメラが記載されている。ディジタルカメラなどのハードウェアリソースが十分でないデバイスで印刷データを生成する場合、ユーザの印刷要求を受け付けてから印刷が開始されるまでに相当の時間を要するため、ユーザが印刷を要求してから印刷開始までの応答時間を短縮する機能の実装が望まれる。
【0004】
【特許文献1】特開2004−291630号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前述の要請に鑑みて創作されたものであって、スライドショー実行中の印刷要求に対する応答時間が短い画像表示装置、画像表示方法及び画像表示プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上記目的を達成するための画像表示装置は、複数の画像を所定期間ずつ順に表示する表示ユニットと、前記表示ユニットによって表示されている画像の印刷要求を入力する入力ユニットと、前記表示ユニットによって表示されている画像の印刷データの生成処理を、前記印刷要求の入力の有無に関わらず、前記表示ユニットによる表示対象画像の切換と連動して開始する印刷準備ユニットと、前記印刷要求に応じて前記印刷データを印刷ユニットに出力する出力ユニットと、を備える。
スライドショーによって表示されている画像について印刷要求を入力可能な状態で、印刷要求の入力の有無に関わらず、表示対象画像の切換と連動して印刷データの生成を開始することにより、画像表示装置でスライドショー実行中に画像表示装置が印刷要求を受け付けてから、印刷ユニットで印刷が開始されるまでの応答時間を短縮することができる。
【0007】
(2)前記画像表示装置は、前記印刷要求が入力された画像の前記印刷データを格納するためのメモリをさらに備えてもよい。前記印刷準備ユニットは、前記メモリの空き容量に応じて前記印刷データの生成処理を開始又は延期してもよい。
画像表示装置がメモリの空き容量に応じて印刷データの生成処理を開始又は延期することにより、ユーザはメモリの空き容量に関わらずスライドショー実行中に次々に表示される画像について印刷を要求することができる。このような画像表示装置においてメモリの空き容量が少ないときに印刷が要求されると、その要求に応じて印刷データの生成処理が予約されることになる。
【0008】
(3)前記表示ユニットは、前の画像の前記印刷データの生成処理を前記印刷準備ユニットが完了する前に次の画像を表示してもよい。
画像表示装置が前の画像の印刷データの生成処理を完了する前に次の画像を表示することにより、印刷データの生成処理の進行状況に関わらずユーザはスライドショーの実行中に次々に表示される画像について印刷を要求できるようになる。
【0009】
(4)前記表示ユニットは、前の画像の印刷データの出力を前記印刷ユニットが完了する前に次の画像を表示してもよい。
画像表示装置が前の画像の印刷データの出力を完了する前に次の画像を表示することにより、印刷データの出力処理の進行状況に関わらずユーザはスライドショーの実行中に次々に表示される画像について印刷を要求できるようになる。
【0010】
(5)上記目的を達成するための画像表示方法は、複数の画像を所定期間ずつ順に表示し、表示している画像の印刷要求を入力し、表示している画像の印刷データの生成処理を、前記印刷要求の入力の有無に関わらず、表示対象画像の切り換えと連動して開始し、前記印刷要求に応じて前記印刷データを印刷ユニットに出力する。
表示対象画像について印刷要求を入力可能な状態で、印刷要求の入力の有無に関わらず、表示対象画像の切換と連動して印刷データの生成を開始することにより、スライドショー実行中に画像表示装置が印刷要求を受け付けてから、印刷ユニットで印刷が開始されるまでの応答時間を短縮することができる。
【0011】
(6)上記目的を達成するための画像表示プログラムは、複数の画像を所定期間ずつ順に表示する表示ユニットと、前記表示ユニットによって表示されている画像の印刷要求を入力する入力ユニットと、前記表示ユニットによって表示されている画像の印刷データの生成処理を、前記印刷要求の入力の有無に関わらず、前記表示ユニットによる表示対象画像の切換と連動して開始する印刷準備ユニットと、前記印刷要求に応じて前記印刷データを印刷ユニットに出力する出力ユニットと、としてコンピュータを機能させる。
表示対象画像について印刷要求を入力可能な状態で、印刷要求の入力の有無に関わらず、表示対象画像の切換と連動して印刷データの生成を開始することにより、スライドショー実行中に画像表示装置が印刷要求を受け付けてから、印刷ユニットで印刷が開始されるまでの応答時間を短縮することができる。
【0012】
尚、請求項に記載された方法の各動作の順序は、技術上の阻害要因がない限り、記載順に限定されるものではなく、どのような順番で実行されてもよく、また同時に実行されてもよい。また、本発明に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、実施例に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
1.ハードウェア構成
図2は、本発明による画像表示装置の一実施例のとしてのプリンタ1の外観を示す斜視図である。図3は、プリンタ1のハードウェア構成を示すブロック図である。プリンタ1は、PC(Personal Computer)58、ディジタルカメラ60、携帯型電話端末62等の制御下でこれらのデバイスに格納されている画像を印刷する機能と、リムーバブルメモリ32に格納されている画像を入力して印刷する機能とを有する所謂スタンドアロン型のプリンタである。プリンタ1は、カードスロット26に挿入されたリムーバブルメモリ32に格納されている複数の画像をFPD(Flat Panel Display)20に所定時間間隔で表示するスライドショー機能を備えている。
【0014】
外部メモリコントローラ34は、カードスロット26に挿入されるリムーバブルメモリ32に接続される。リムーバブルメモリ32に格納されているデータは外部メモリコントローラによって入力され、RAM36に格納される。リムーバブルメモリ32は、カード型フラッシュメモリでもよいしCDでもよい。
【0015】
外部インタフェース部54は、PC58、ディジタルカメラ60、携帯型電話端末62等の外部システムと通信するためのUSBコントローラ、USBコネクタ等を備える。尚、外部インタフェース部54にハードディスク装置を接続し、ハードディスクに格納されている画像をプリンタ1に入力しても良い。
【0016】
印刷準備ユニットとしての画像処理部38は、ガンマ補正、シャープネス補正、解像度変換、分版処理、ハーフトーニング、インタレース処理等を実行するASICである。画像処理部38は、画像に対してガンマ補正、シャープネス補正、印刷解像度への解像度変換、sRGB等の色空間を持つ画像をCMY等のインク色に対応する色空間を持つ画像に変換する分版処理、階調をインクドットの有無値に変換するハーフトーニング、インクドットの有無値の配列をインクの噴射順に並び替えるインタレース処理等を施すことによっって印刷データを生成する。尚、画像のデコード機能を画像処理部38に備えても良い。
【0017】
印刷ユニットとしての印刷エンジン40は、インクジェット方式で用紙24に画像を形成するための記録ヘッド、記録ヘッドを往復移動させる駆動機構、給排紙機構等を備える。尚、印刷エンジン40の印刷方式は、レーザ方式、サーマル方式、ドットインパクト方式等でも良い。
【0018】
RAM36は、制御プログラムや制御プログラムの処理対象となるデータ、例えば画像や印刷ジョブリストや印刷データが一時的に格納される揮発性メモリである。
CPU52は、フラッシュメモリ50に格納されている制御プログラムを実行して各部を制御する。尚、制御プログラムは、リムーバブルメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体から入力しても良いし、遠隔地のサーバからネットワークを経由して入力しても良い。
【0019】
入力ユニットとしての操作部48は、ユーザのメニュー操作を受け付けるための十字ボタン12と決定ボタン14と戻るボタン16と印刷開始ボタン18とを備える。ユーザが十字ボタン12、決定ボタン14、戻るボタン16、印刷開始ボタン18を押すことにより、印刷要求等の各種の要求がプリンタ1に入力される。
表示ユニットとしての表示部46は、グラフィックコントローラ及びLCD等のFPD20を備える。FPD20には画像やメニューやステータスが表示される。
2.ソフトウェア構成
【0020】
図4はプリンタ1の制御プログラムの構成を示すブロック図である。尚、図4に示すモジュール構成は、プリンタ1の構成及び作動の理解を容易にするための概念的例示であって、制御プログラムをどのようなモジュール群で構成するかは、適宜選択しうる設計事項である。
【0021】
スライドショーモジュール64は、CPU52を表示ユニットとして機能させるプログラム部品である。スライドショーモジュール64は、リムーバブルメモリ32の所定フォルダに格納されている複数の画像を所定時間間隔で順に選択し、表示部46に選択した画像(表示対象画像)を表示させる。各画像の表示期間は予め決められた固定時間でも良いし、ユーザのメニュー操作によって設定される任意時間でも良い。また、スライドショーモジュール64は、表示対象画像の切換毎に印刷管理モジュール66に印刷データの生成を依頼し、印刷要求が操作部48によって入力されると印刷管理モジュール66に印刷を依頼する。
【0022】
印刷管理モジュール66は、CPU52を印刷準備ユニットとして機能させるプログラム部品である。印刷管理モジュール66は、印刷データの生成を依頼されると依頼毎に印刷ジョブを生成してリストに追加し、印刷を依頼されると印刷ジョブの印刷枚数を増加させる。
【0023】
図5は、印刷ジョブのリストを示す模式図である。印刷ジョブは、ID、印刷対象画像のパス及び印刷枚数のフィールドからなるレコードである。印刷ジョブには、印刷用紙サイズ、印刷品質などの印刷枚数以外の印刷条件を含めてもよい。このような印刷条件は、スライドショーの実行前に設定可能にしても良いし、印刷要求時に設定可能にしても良い。印刷ジョブは、生成順に印刷データ生成モジュール68によって処理される。印刷要求に応じて印刷ジョブを生成し、生成順に印刷ジョブを処理することにより、プリンタ1は、RAM36の空き容量に関わらず、スライドショーによって次々に画像を表示しながら各画像の印刷要求を受け付けられるようになる。
【0024】
印刷データ生成モジュール68は、CPU52及び画像処理部38を印刷準備ユニットとして機能させるプログラム部品である。印刷データ生成モジュール68は、先に生成された印刷ジョブの印刷対象画像から順に、印刷対象画像の印刷データを生成する。
【0025】
印刷モジュール70は、CPU52を出力モジュールとして機能させるプログラム部品である。印刷モジュール70は、印刷枚数が1以上に設定されている印刷ジョブについて印刷データ生成モジュール68によって生成された印刷データを印刷エンジン40に出力することにより、印刷エンジン40によって印刷対象画像の印刷を実行させる。
【0026】
3.画像表示方法
図1は、スライドショーモジュール64をCPU52が実行することにより、CPU52によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。図1に示す処理は、ユーザが操作部48によってメニューを操作することによってスライドショーの実行要求がプリンタ1に入力されると開始される。
【0027】
ステップS100では、CPU52は、リムーバブルメモリ32の所定フォルダに格納されている画像を順に選択する。選択順は、ファイルの生成日時順、ファイル名のコード順などである。選択対象の画像群は、フォルダで特定されても良いし、記録媒体のボリュームで特定されても良いし、ユーザの画像選択によって特定されても良い。CPU52は、選択対象の画像を全て選択すると、図1に示す処理(スライドショー)を終了する。
【0028】
ステップS102では、CPU52は、選択した画像を表示対象画像に設定する。尚、表示対象画像は、EXIFフォーマットの画像ファイルの主画像であってもよいし、サムネイル画像であっても良いし、JFIF以外のフォーマットの画像ファイルに格納されている画像であっても良い。
【0029】
ステップS104では、プリンタ1は、表示対象画像をデコードする。具体的には例えば、CPU52は、JPEGフォーマットの表示対象画像をデコードし、RGBの濃淡値を画素毎に持つ画像をRAM36に生成する。尚、CPU52は、ある画像を表示している期間に、次以後に表示する画像のデコードを開始しても良い。
【0030】
ステップS106では、プリンタ1は、表示対象画像をFPD20に表示する。具体的には、CPU52は、デコードした表示対象画像をFPD20の画面サイズに縮小又は拡大してRAM36のフレームメモリ領域に格納し、表示部46のディスプレイコントローラによってFPD20に表示対象画像を表示させる。
ステップS108では、プリンタ1は表示対象画像の表示時間を計時するタイマをセットする。具体的には、タイマに3秒などの予め設定されている表示時間がCPU52によって設定され、タイマによるカウントアップが開始する。
【0031】
ステップS110では、スライドショーモジュール64は、表示対象画像の印刷データの生成を印刷管理モジュール66に依頼する。スライドショーモジュール64は、印刷データの生成依頼を表示対象画像の表示前に実行しても良いし、タイマをセットする前に実行しても良い。ただし、スライドショーモジュール64は、印刷要求の入力の有無とは無関係に表示対象画像の印刷データの生成を依頼する。印刷データの生成依頼が発生すると、後述するように、処理がすんでいない印刷ジョブが残っていない限り、印刷データの生成が始まり、印刷要求が入力された印刷データの生成が完了すると印刷の実行が始まる。このため、このように表示対象画像の切換と同期して、例えば表示対象画像の切換直後に印刷データの生成依頼を発生させることにより、印刷要求の入力から印刷開始までの応答時間を短縮することができる。
【0032】
プリンタ1は、表示対象画像をFPD20に表示している期間中、一時停止要求の入力操作を待機する(ステップS112、S114)。具体的には、タイマに設定された表示時間が経過するまで、一時停止要求に対応する操作部48のボタン(例えば決定ボタン14)が押されたかどうかをCPU52が監視する。
【0033】
一時停止要求の入力を検出すると、プリンタ1はタイマのカウントアップを一時停止する(ステップS118)。具体的には例えば、CPU52がタイマのカウントアップを一時停止させ、スライドショーの一時停止中に入力可能な要求に対応するボタンを案内するための文字及び図形を表示対象画像に重ねて表示する(図8(A)参照)。
【0034】
ステップS120では、プリンタ1は現在の表示対象画像の次の画像(次画像)が選択されたか判定する。具体的には、CPU52が次画像の選択要求に対応する操作部48のボタン(例えば十字ボタン12の右部に当たる右ボタン)が押されたか判定する。
次画像が選択されると、プリンタ1は次画像を表示対象画像に設定する(ステップS122)。
【0035】
ステップS124では、プリンタ1は現在の表示対象画像の前の画像(前画像)が選択されたか判定する。具体的には、CPU52が前画像の選択要求に対応する操作部48のボタン(例えば十字ボタン12の右部に当たる右ボタン)が押されたか判定する。
前画像が選択されると、プリンタ1は前画像を表示対象画像に設定する(ステップS126)。
【0036】
尚、プリンタ1はステップS120及びステップS122において、表示対象画像の2以上前又は後の順位の画像の選択要求の入力を受け付けても良い。具体的には例えば、プリンタ1はステップS120において十字ボタン12の上部に当たる上ボタンが押されると、表示対象画像より順位が10後の画像の選択要求を入力しても良い。図8(A)は、表示対象画像より順位が10後の画像と表示対象画像より順位が10前の画像との選択要求に対応するボタン(十字ボタン12の上部及び下部)を案内する画面を例示している。このように順位をとばして画像を選択することを可能にすることにより、選択対象の画像が多数存在するときに、ユーザは目的の画像をすばやく選択できるようになる。
【0037】
ステップS128では、プリンタ1は印刷要求が入力されたか判定する。具体的には、CPU52が印刷要求に対応する操作部48のボタン(例えば印刷開始ボタン18)が押されたか判定する。具体的には例えばスライドショーモジュール64は、図8(A)に示す画面が表示された状態で印刷開始ボタン18が押されると、直ちに印刷管理モジュール66に印刷を依頼してもよいし、さらに図8(B)に示す画面を表示して印刷中止要求や印刷枚数の設定を受け付けても良い。図8(B)に示す画面は、十字ボタン12の上部を押すと印刷設定枚数が一枚増加し、十字ボタン12の下部を押すと印刷設定枚数が一枚減少し、戻るボタン16を押すと印刷中止要求を入力でき、印刷開始ボタン18を押すと印刷要求を入力できることを案内している。
【0038】
印刷要求が入力されると、スライドショーモジュール64は印刷管理モジュール66に印刷を依頼する(ステップS130)。具体的には例えばスライドショーモジュール64は、図8(A)に示す画面が表示されている状態で印刷開始ボタン18が押された場合に印刷を依頼する場合、表示対象画像について1枚の印刷を印刷管理モジュール66に依頼する。また例えば、スライドショーモジュール64は、図8(A)に示す画面が表示されている状態で印刷開始ボタン18が押された場合に印刷を依頼する場合、表示対象画像について1枚の印刷を印刷管理モジュール66に依頼する。また例えば、スライドショーモジュール64は、図8(B)に示す画面が表示されている状態で印刷開始ボタン18が押された場合に印刷を依頼する場合、ユーザによる十字ボタン12の操作に応じて設定した枚数の印刷を印刷管理モジュール66に依頼する。
【0039】
ステップS132では、プリンタ1はスライドショーの再開要求が入力されたか判定する。具体的には、CPU52が再開要求に対応する操作部48のボタン(例えば戻るボタン16)が押されたか判定する。
スライドショーの再開要求が入力されると、プリンタ1はタイマをリセットし、タイマによるカウントアップを開始させる(ステップS134)。具体的には、CPU52は、一時停止要求の入力前に経過した時間を起点にカウントアップを再開しても良いし、ステップS108でセットした時間を再度セットしても良い。
【0040】
表示対象画像の表示期間が終了すると、スライドショーモジュール64は、印刷管理モジュール66に印刷データの消去を依頼する(ステップS116)。尚、後述するように表示期間中に表示対象画像の印刷をスライドショーモジュール64が依頼している場合、印刷データの消去依頼は無効になる。
【0041】
図6は、印刷管理モジュール66をCPU52が実行することにより、CPU52によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。図6に示す処理は、図1に示す処理と平行してマルチタスクによって繰り返し実行される。
ステップS200では、印刷管理モジュール66は、スライドショーモジュール64による印刷データの生成依頼が発生したか判定する。
【0042】
印刷データの生成依頼が発生している場合、印刷管理モジュール66は新しい印刷ジョブを生成する。このとき印刷ジョブには、印刷枚数として0、印刷対象画像のパスとして表示対象画像のパスが設定される。スライドショーモジュール64は、印刷データの生成依頼を表示対象画像毎に1つのみ発生させる。したがって、印刷管理モジュール66は、全表示対象画像についてそれぞれ1つの印刷ジョブを生成することになる。尚、このように印刷ジョブが生成されたとしても、印刷枚数が0に設定されている場合、その印刷ジョブによって生成された印刷データが印刷エンジン40に出力されることはない。
ステップS204では、印刷管理モジュール66はスライドショーモジュール64による印刷依頼が発生したか判定する。
【0043】
印刷依頼が発生している場合、印刷管理モジュール66は表示対象画像の印刷ジョブの印刷枚数を増加させる(ステップS206)。ステップS204の処理は、1つの表示対象画像の表示期間中に繰り返し実行され得るため、1つの表示対象画像の表示期間中に印刷要求が繰り返し入力されると、そのたびに印刷枚数が変化し得る。具体的には例えば、1つの表示対象画像について図8(A)に示す画面が2度表示され、各画面で印刷開始ボタン18が1回押されると印刷枚数は2枚になる。また例えば1つの表示対象画像について図8(B)に示す画面が2度表示され、1度目に表示された画面で印刷枚数が2枚に設定され、2度目に表示された画面で印刷枚数が3枚に設定され印刷開始ボタン18が押されると印刷枚数は3枚になる。
【0044】
ステップS208では、印刷管理モジュール66はスライドショーモジュール64による印刷データの消去依頼が発生したか判定する。
印刷データの消去依頼が発生している場合、印刷管理モジュール66は表示対象画像の印刷ジョブの印刷枚数が0であるか判定する(ステップS210)。
印刷ジョブの印刷枚数が0である場合、表示対象画像の表示中に印刷要求が入力されていないことになるため、印刷管理モジュール66は表示対象画像の印刷ジョブを消去する(ステップS212)。
【0045】
印刷ジョブの印刷枚数が0である場合、印刷管理モジュール66は印刷ジョブの消去に続き、その印刷ジョブによってRAM36に生成された印刷データを消去する(ステップS214)。印刷データや印刷データの消去により、RAM36の空き容量が増大する。尚、印刷管理モジュール66が印刷ジョブや印刷データを消去しなくとも、印刷ジョブの印刷枚数が0である限り、たとえその印刷ジョブに対応する印刷データの生成が完了したとしても、その印刷ジョブによって実際に印刷が実行されることはない。
【0046】
図7は印刷データ生成モジュール68をCPU52が実行することにより、CPU52によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。図6に示す処理は、図1に示す処理と平行してマルチタスクによって繰り返し実行される。
ステップS300では、印刷データ生成モジュール68は、印刷ジョブがあるか判定する。
【0047】
印刷ジョブがある場合、印刷データ生成モジュール68は最先の印刷ジョブについて印刷データを生成する(ステップS302)。具体的には、CPU52は、リストに残っている印刷ジョブのうち、最初にリストに追加された印刷ジョブの印刷対象画像をデコードし、画像処理部38と協働してガンマ補正、シャープネス補正、解像度変換、分版処理、ハーフトーニング、インタレース処理等を印刷対象画像に施して印刷データを生成する。尚、ある画像が表示されている期間中に印刷データの生成が始まった場合、その画像の印刷データの生成が完了するまでに印刷要求がプリンタ1に入力されなければ、印刷管理モジュール66によって印刷データが消去されることになる。
【0048】
ステップS304では、印刷データ生成モジュール68は、現在処理中の印刷ジョブの印刷枚数が0であるか判定する。この判定は、印刷要求がプリンタ1に入力されなかったにも関わらずに印刷データの生成が完了した場合に、その印刷データに基づいて印刷が実行されることを防止するための処理である。
【0049】
現在処理中の印刷ジョブの印刷枚数が0でない場合、印刷データ生成モジュール68は現在処理中の印刷ジョブについて印刷データの出力を印刷モジュール70に依頼する(ステップS306)。その結果、スライドショーで表示されている期間中に印刷要求が入力された画像については、印刷モジュール70の制御下で印刷エンジン40によって印刷が実行される。
ステップS308では、印刷データ生成モジュール68は印刷データの出力を依頼した印刷ジョブを消去する。
【0050】
以上説明した本発明の実施例では、プリンタ1のスライドショーに本発明を適用した例を説明したが、本発明は、印刷データを生成してプリンタ1に出力するPC58、ディジタルカメラ60、携帯型電話端末62等のスライドショーにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本発明の一実施例に係るフローチャート。
【図2】本発明の一実施例に係る斜視図。
【図3】本発明の一実施例に係るブロック図。
【図4】本発明の一実施例に係るブロック図。
【図5】本発明の一実施例に係る模式図。
【図6】本発明の一実施例に係るフローチャート。
【図7】本発明の一実施例に係るフローチャート。
【図8】本発明の一実施例に係る画面を示す図。
【符号の説明】
【0052】
1:プリンタ(画像表示装置)、20:FPD(表示ユニット)、36:RAM(メモリ)、38:画像処理部(印刷準備ユニット)、40:印刷エンジン(印刷ユニット)、46:表示部(表示ユニット)、48:操作部(入力ユニット)、64:スライドショーモジュール(表示ユニット)、66:印刷管理モジュール(印刷準備ユニット)、68:印刷データ生成モジュール(印刷準備ユニット)、70:印刷モジュール(出力ユニット)




 

 


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