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プリンタ、印刷制御方法及びプログラム - セイコーエプソン株式会社
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発明の名称 プリンタ、印刷制御方法及びプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−15373(P2007−15373A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2006−147733(P2006−147733)
出願日 平成18年5月29日(2006.5.29)
代理人 【識別番号】100095728
【弁理士】
【氏名又は名称】上柳 雅誉
発明者 土屋 彰彦 / 木村 智明
要約 課題
ラベル紙を含む連続用紙に印刷可能なプリンタにおいて、連続用紙の無駄な消費を可及的に抑え、連続用紙の仕様に合わせてセルフ印刷を実行することができるようにする。

解決手段
長尺状の台紙に複数のラベルが間隔を開けて配置されたラベル紙P3/P4を含む連続用紙に印刷するプリンタであって、搬送機構15を制御する紙送り制御部38と、印刷ヘッドを含む印刷機構13を制御する印刷制御部36と、連続用紙の用紙情報を検出する検出器21と、前記紙送り制御部38は、セルフ印刷データの印刷開始位置を決定し、前記印刷ヘッドに対して前記連続用紙を位置決めする印刷開始位置制御部と、次に印刷するセルフ印刷データの印刷開始位置を決定し、前記印刷ヘッドに対して前記連続用紙を位置決めする次行印刷位置制御部と、を備えて構成される。
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺状の台紙に複数のラベルが間隔を開けて配置されたラベル紙を含む連続用紙に印刷
するプリンタであって、
前記連続用紙を搬送路に沿って搬送する搬送機構を制御する紙送り制御部と、
前記搬送路に沿って配置された印刷ヘッドを含む印刷機構を制御する印刷制御部と、
前記印刷ヘッドに対して前記搬送路上流側に配置され、前記連続用紙の用紙情報を検出
する検出器と、
前記プリンタが有する情報に基づいて、セルフ印刷データを生成する印刷データ生成部
とを有し、
前記紙送り制御部は、
前記用紙情報に基づいて、前記セルフ印刷データの印刷開始位置を決定し、前記印刷ヘ
ッドに対して前記連続用紙を位置決めする印刷開始位置制御部と、
前記セルフ印刷データの印刷開始位置決定の後、前記用紙情報に基づいて、次に印刷す
るセルフ印刷データの印刷開始位置を決定し、前記印刷ヘッドに対して前記連続用紙を位
置決めする次行印刷位置制御部と、
を有することを特徴とするプリンタ。
【請求項2】
前記検出器は、前記連続用紙の印刷不可能領域を検出し、
前記印刷開始位置制御部は、前記連続用紙の搬送開始前に、前記検出器上に前記印刷不
可能領域が存在する場合、当該印刷不可能領域の上流側直近に位置する前記連続用紙の印
刷可能領域から印刷を開始すべく、前記連続用紙を位置決めすることを特徴とする請求項
1記載のプリンタ。
【請求項3】
前記印刷開始位置制御部は、前記連続用紙の搬送開始前に、前記検出器上に前記印刷不
可能領域が存在しない場合、前記連続用紙の搬送を開始し、
前記連続用紙の搬送を開始してから前記検出器と前記印刷ヘッドとの前記搬送路に沿っ
た距離を搬送するまでの間に、前記印刷不可能領域を検出した場合、当該印刷不可能領域
の上流側直近に位置する印刷可能領域から印刷を開始すべく、前記連続用紙を位置決めす
ることを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
【請求項4】
前記印刷開始位置制御部は、前記連続用紙の搬送開始前に、前記検出器上に前記印刷不
可能領域が存在しない場合、前記連続用紙の搬送を開始し、
前記連続用紙の搬送を開始してから前記検出器と前記印刷ヘッドとの前記搬送路に沿っ
た距離を搬送するまでの間に、前記印刷不可能領域を検出した場合、当該印刷不可能領域
を検出したときの前記印刷ヘッド上に位置する印刷可能領域から印刷を開始すべく、前記
連続用紙を位置決めすることを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
【請求項5】
前記検出器は、前記連続用紙の印刷不可能領域を検出し、
前記次行印刷位置制御部は、
前記印刷ヘッド上に位置する印刷可能領域の未印刷領域情報を取得する印刷領域情報取
得部と、
前記未印刷領域内に次に印刷する前記セルフ印刷データを印刷可能か否かを判断する印
刷実行判定部とを有し、
前記印刷実行判定部により印刷不可能と判断された場合には、前記印刷不可能領域の上
流側直近に位置する印刷可能領域から印刷を開始すべく、前記連続用紙を位置決めするこ
とを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
【請求項6】
前記次行印刷位置制御部は、1行毎または所定行数毎に前記連続用紙を位置決めするこ
とを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
【請求項7】
長尺状の台紙に複数のラベルが間隔を開けて配置されたラベル紙を含む連続用紙に印刷
するプリンタの印刷制御方法であって、
(a)印刷ヘッドに対して、前記連続用紙の搬送方向上流側に配置された検出器により
、前記連続用紙の用紙情報を検出するステップと、
(b)前記プリンタが有する情報に基づいて、セルフ印刷データを生成するステップと

(c)前記用紙情報に基づいて、前記セルフ印刷データの印刷開始位置を決定し、前記
印刷ヘッドに対して前記連続用紙を位置決めするステップと、
(d)前記セルフ印刷データの印刷開始位置決定の後、前記用紙情報に基づいて、次に
印刷するセルフ印刷データの印刷開始位置を決定し、前記印刷ヘッドに対して前記連続用
紙を位置決めするステップと、
(e)前記セルフ印刷データを前記連続用紙に印刷するステップと、
を有することを特徴とする印刷制御方法。
【請求項8】
前記ステップ(a)は、前記連続用紙の印刷不可能領域を検出し、
前記ステップ(c)は、前記連続用紙の搬送開始前に、前記検出器上に前記印刷不可能
領域が存在する場合、当該印刷不可能領域の上流側直近に位置する前記連続用紙の印刷可
能領域から印刷を開始すべく、前記連続用紙を位置決めすることを特徴とする請求項7記
載の印刷制御方法。
【請求項9】
前記ステップ(c)は、前記連続用紙の搬送開始前に、前記検出器上に前記印刷不可能
領域が存在しない場合、前記連続用紙の搬送を開始し、
前記連続用紙の搬送を開始してから前記検出器と前記印刷ヘッドとの前記搬送路に沿っ
た距離を搬送するまでの間に、前記印刷不可能領域を検出した場合、当該印刷不可能領域
の上流側直近に位置する印刷可能領域から印刷を開始すべく、前記連続用紙を位置決めす
ることを特徴とする請求項8記載の印刷制御方法。
【請求項10】
前記ステップ(c)は、前記連続用紙の搬送開始前に、前記検出器上に前記印刷不可能
領域が存在しない場合、前記連続用紙の搬送を開始し、
前記連続用紙の搬送を開始してから前記検出器と前記印刷ヘッドとの前記搬送路に沿っ
た距離を搬送するまでの間に、前記印刷不可能領域を検出した場合、当該印刷不可能領域
を検出したときの前記印刷ヘッド上に位置する印刷可能領域から印刷を開始すべく、前記
連続用紙を位置決めすることを特徴とする請求項8記載の印刷制御方法。
【請求項11】
前記ステップ(a)は、前記連続用紙の印刷不可能領域を検出し、
前記ステップ(d)は、
(d1)前記印刷ヘッド上に位置する印刷可能領域の未印刷領域情報を取得するステッ
プと、
(d2)前記未印刷領域内に次に印刷する前記セルフ印刷データを印刷可能か否かを判
断するステップとを有し、
前記ステップ(d2)により印刷不可能と判断された場合には、前記印刷不可能領域の
上流側直近に位置する印刷可能領域から印刷を開始すべく、前記連続用紙を位置決めする
ことを特徴とする請求項7記載の印刷制御方法。
【請求項12】
前記ステップ(d)は、1行毎または所定行数毎に前記連続用紙を位置決めすることを
特徴とする請求項7記載の印刷制御方法。
【請求項13】
請求項7に記載の印刷制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログ
ラム。
【請求項14】
請求項7に記載の印刷制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを記録した情報記録媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、連続用紙であるラベル紙に印刷可能なプリンタ、当該プリンタにおける印刷
制御方法、当該印刷制御方法を実行するコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
ロール紙等の連続用紙を収納し、当該連続用紙に印刷を行うプリンタ、例えば、POS
プリンタ、受付番号(整理券)発行機、携帯型プリンタが普及している。
【0003】
図11は、プリンタで使用される各種連続用紙の斜視図である。普通紙P1は、マーク
の無い連続用紙をロール状に巻いて形成される(図11(A))。マーク付普通紙P2は
、普通紙P1の裏面(非印刷面)の一側部に所定長さL3のマーク(ブラックマーク)2
0が所定間隔L4を存して印刷されたものである(図11(B))。ダイカットラベル紙
P3は、連続上の台紙18に所定長さL1のラベル19を所定間隔L2を存して複数貼着
し、これをロール状に巻いて形成される(図11(C))。マーク付ダイカットラベル紙
P4は、ダイカットラベル紙P3の台紙18の裏面(非ラベル貼着面)の一側部に所定長
さL5のマーク(ブラックマーク)20が各ラベル間に所定間隔L6を存して印刷された
ものである(図11(D))。図示は省略するが、ブラックマークの印刷に代えて、検出
用の孔または切り欠きをマーク20として設けた連続用紙も存在する。
【0004】
また、プリンタは、現在の設定及び/又は状態に関する情報を印刷するステータス印刷
機能を有している。さらには、印刷品質確認のためのテスト印刷機能、販売促進のための
デモンストレーション印刷機能、プリンタのメモリの内容をダンプした情報を印刷するダ
ンプ印刷機能の何れかを備えたプリンタも知られている。テスト印刷やデモンストレーシ
ョン印刷では、予めプリンタに格納されている文字データや画像データが印刷されるのが
一般的である。このように、ホスト装置から送信される印刷データを即時に印刷するので
はなく、プリンタが有している情報を印刷する機能を、以下ではセルフ印刷機能と総称す
る。セルフ印刷は、プリンタ単独であっても実行可能である。
【0005】
セルフ印刷において印刷される印刷データは、プリンタに収納されている連続用紙の種
類を考慮することなく、プリンタのファームウェアによって一意的に生成される。連続用
紙が普通紙P1であるときは、用紙搬送方向に印刷不可能領域がないため、図12(A)
に示すように、生成された印刷データに基づいて全ての印刷データ(印刷行92a〜92
g)が印刷される。一方、連続用紙がダイカットラベル紙P3であるときは、用紙搬送方
向に印刷可能領域であるラベル部19と印刷不可能領域である台紙部18とが存在するた
め、台紙部18の位置を考慮せずに印刷すると、図12(B)に示すように、印刷データ
の一部(印刷行92d)が正常に印刷されない不備が発生する。このように、プリンタに
収納された連続用紙がその搬送方向に印刷不可能領域を有するものである場合には、セル
フ印刷において印刷不備になるという不都合があった。
【0006】
そこで、セルフ印刷を実行する前に、オペレ−タが連続用紙の種類を予めプリンタに設
定したり、あるいは、プリンタ自身が連続用紙の種類を自動判定する必要があった。例え
ば、光学センサを備え、連続用紙に照射した光の透過受光レベルおよび反射受光レベルに
基づいて、連続用紙の種類を判定することができるプリンタが提案されている(例えば、
特許文献1参照)。
【0007】
また、ミシン目のある連続紙(ファンフォールド紙)のミシン目を検出する検出器を備
え、印刷不可能領域であるミシン目の前後に所望の余白を自動的に設けることのできるミ
シン目スキップ装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。該ミシン目スキップ
装置では、第1カウンタにミシン目検出位置から数えた印字終了行数を、第2カウンタに
ミシン目検出位置から数えた印字開始行数を設定し、検出器によりミシン目が検出される
と第1および第2カウンタがスタートし、第1カウンタのカウント数が印字終了行数に等
しくなると第1カウンタは印字装置の作動を停止させる信号を出力し、次いで第2カウン
タのカウント数が印字開始行数に等しくなると第2カウンタは印字装置の作動を開始させ
る信号を出力することにより、ミシン目の前後に余白を自動的に設けることができる。
【0008】
また、ラベルのサイズを判定し、ラベルサイズに合った適切なテスト印字を行うプリン
タが提案されている(例えば、特許文献3参照)。該プリンタでは、ラベル紙の台紙の裏
面にラベルに対応して付されたマークを光センサによって検出し、その検出結果からラベ
ルサイズを判定し、メモリに格納された複数のテスト印字パターンの中からラベルサイズ
に応じたテスト印字パターンを選択して印字することにより、ラベルサイズに合ったテス
ト印字を行うことができる。
【0009】
【特許文献1】特開2002−205872号公報
【特許文献2】特開昭64−9769号公報
【特許文献3】特開2002−166634号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、オペレータにより連続用紙の種類をプリンタに設定する従来技術には、
設定を忘れたり、設定を間違えた場合に、印刷不備が発生する恐れがあった。あるいは、
設定された連続用紙の種類と、プリンタに収納されている連続用紙の種類とが異なる場合
には、印刷を実行しないプリンタもあった。
【0011】
また、プリンタにより連続用紙の種類を自動判定する従来技術には、収納されている連
続用紙を特定するために用紙を搬送する必要があるので、印刷されない無駄な用紙が発生
してしまうという不都合があった。例えば、ラベル紙の場合は2〜3枚程度のラベルが無
駄になっていた。携帯型プリンタにおいては、収納可能なロール紙が小径のものに限られ
るため、用紙が無駄に消費されるとロール紙の交換頻度が高くなり、オペレータの負担が
増加する許りでなく、印刷作業効率が低下するという不都合もあった。
【0012】
また、従来のミシン目スキップ装置では、ファンフォールド紙の種類(ミシン目とミシ
ン目の間隔)に応じて印字終了行数および印字開始行数を都度設定する必要がある許りで
なく、ミシン目を検出した後でなければ印刷を開始することができないため用紙が無駄に
なるという不都合があった。
【0013】
また、ラベルサイズに応じたテスト印字パターンを選択して印字する従来技術では、ラ
ベルサイズに応じたテスト印字パターンを予めプリンタに格納しておく必要があり、相応
の容量のメモリを要する許りでなく、全ての連続用紙には対応できず汎用性に劣るという
不都合があった。
【0014】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、連続用紙の無駄な消費を可及的
に抑え、連続用紙の仕様に合わせてセルフ印刷を実行することができるプリンタ、当該プ
リンタにおける印刷制御方法、当該印刷制御方法を実行するコンピュータプログラムを提
供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明のプリンタは、長尺状の台紙に複数のラベルが間隔を開けて配置されたラベル紙
を含む連続用紙に印刷するプリンタであって、前記連続用紙を搬送路に沿って搬送する搬
送機構を制御する紙送り制御部と、前記搬送路に沿って配置された印刷ヘッドを含む印刷
機構を制御する印刷制御部と、前記印刷ヘッドに対して前記搬送路上流側に配置され、前
記連続用紙の用紙情報を検出する検出器と、前記プリンタが有する情報に基づいて、セル
フ印刷データを生成する印刷データ生成部とを有し、前記紙送り制御部は、前記用紙情報
に基づいて、前記セルフ印刷データの印刷開始位置(前記セルフ印刷データの1行目の印
刷開始位置)を決定し、前記印刷ヘッドに対して前記連続用紙を位置決めする印刷開始位
置制御部と、前記セルフ印刷データの印刷開始位置決定の後(または前記セルフ印刷デー
タの1行目の印刷開始の後)、前記用紙情報に基づいて、次に印刷するセルフ印刷データ
の印刷開始位置を決定し、前記印刷ヘッドに対して前記連続用紙を位置決めする次行印刷
位置制御部と、を備えて構成される。
【0016】
また、前記検出器は、前記連続用紙の印刷不可能領域(印刷不可能領域の有無)を検出
し、前記印刷開始位置制御部は、前記連続用紙の搬送開始前に、前記検出器上に前記印刷
不可能領域が存在する場合、当該印刷不可能領域の上流側直近に位置する前記連続用紙の
印刷可能領域から印刷を開始すべく、前記連続用紙を位置決めすることが好ましい。
【0017】
この場合において、前記印刷開始位置制御部は、前記連続用紙の搬送開始前に、前記検
出器上に前記印刷不可能領域が存在しない場合、前記連続用紙の搬送を開始し、前記連続
用紙の搬送を開始してから前記検出器と前記印刷ヘッドとの前記搬送路に沿った距離を搬
送するまでの間に、前記印刷不可能領域を検出した場合、当該印刷不可能領域の上流側直
近に位置する印刷可能領域から印刷を開始すべく、前記連続用紙を位置決めすることが好
ましい。
【0018】
あるいは、前記印刷開始位置制御部は、前記連続用紙の搬送開始前に、前記検出器上に
前記印刷不可能領域が存在しない場合、前記連続用紙の搬送を開始し、前記連続用紙の搬
送を開始してから前記検出器と前記印刷ヘッドとの前記搬送路に沿った距離を搬送するま
での間に、前記印刷不可能領域を検出した場合、当該印刷不可能領域を検出したときの前
記印刷ヘッド上に位置する印刷可能領域から印刷を開始すべく、前記連続用紙を位置決め
することが好ましい。
【0019】
また、前記検出器は、前記連続用紙の印刷不可能領域(印刷不可能領域の有無)を検出
し、前記次行印刷位置制御部は、前記印刷ヘッド上に位置する印刷可能領域の未印刷領域
情報を取得する印刷領域情報取得部と、前記未印刷領域内に次に印刷する前記セルフ印刷
データを印刷可能か否かを判断する印刷実行判定部とを有し、前記印刷実行判定部により
印刷不可能と判断された場合には、前記印刷不可能領域の上流側直近に位置する印刷可能
領域から印刷を開始すべく、前記連続用紙を位置決めすることが好ましい。
【0020】
また、前記次行印刷位置制御部は、1行毎または1パス毎(すなわち所定行数毎)に前
記連続用紙を位置決めすることが好ましい。
【0021】
本発明は、プリンタの制御方法としても把握することが適当であり、その場合において
も同様の作用・効果を奏するものである。
【0022】
また、本発明の制御方法は、プリンタの制御部で実行可能な制御プログラムとして供給
することが可能であり、その制御プログラムを記録した情報記録媒体を介して提供するこ
とができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。図1はカバーが閉
じた状態を示すプリンタの外観斜視図、図2はカバーが開いた状態を示すプリンタの外観
斜視図である。プリンタ1は、筐体9で覆われており、その内部にロール紙2を収納する
収納部3を備えている。ロール紙2の装填や交換は、収納部3の開口部3aを介して行わ
れ、その開口部3aは、後端側を支点として上下回動自在なカバー4によって開閉される
。カバー4は、カバーオープンボタン10を押し下げることによって開かれる。
【0024】
カバー4の先端部と開口部3aの前端縁との間には、スリット状の排出口8が形成され
ており、収納部3内に保持されるロール紙2の一端側が搬送路を通って排出口8から排出
される。カバー4の前端部分には、プリンタ1の幅方向に搬送ローラ5が架け渡され、そ
のローラ軸5aの右端部には従動側歯車6が固定されている。また、カバー4の前端部分
には、ロール紙2を案内するガイド板7も取り付けられている。
【0025】
プリンタ1の筐体9側には、カバー4を閉じた状態において搬送ローラ5に対峙する部
位にサーマル式の印刷ヘッド25(図9参照)が配置されている。印刷ヘッド25は、押
圧ばね等の付勢部材によって搬送ローラ(プラテン)5に対して押し付けられている。ま
た、筐体9には、搬送モータと、その回転軸に設けられたピニオンと噛み合う駆動側歯車
(列)が取り付けられている。カバー4を閉じると、従動側歯車6が駆動側歯車(列)に
噛み合い、搬送モータによって搬送ローラ5を回転駆動可能になると共に、搬送ローラ5
よって印刷ヘッド25による印刷位置を経由して記録紙を搬送する搬送路が形成される。
【0026】
このように、収納部3に収納されたロール紙2から繰り出される記録紙は、印刷ヘッド
25と搬送ローラ5との間を通って上方に搬送される間に、印刷ヘッド25によって印刷
が行われ、排出口8から排出される。
【0027】
また、搬送路における印刷ヘッド25の上流側近傍には、ロール紙2の用紙情報(種類
や位置等に係る情報)を検出するための透過・反射兼用型光センサ(以下では、センサと
称する。)21が配置されている。センサ21は、図3に示すように、搬送路を挟んで対
向するセンサユニット21a、21bを備えている。ロール紙2の裏面(非印刷面)に対
向する裏側センサユニット21bは、カバー4側(ガイド板7)に設けられており、内部
に組込まれる反射用発光素子22および受光素子23を一対として反射型光学センサを構
成する。ロール紙2の表面(印刷面)に対向する表側センサユニット21aは、筐体9側
に設けられており、内部には透過用発光素子24が組込まれている。透過用発光素子24
は、受光素子23に対向して配置され、透過用発光素子24および受光素子23を一対と
して透過型光学センサを構成する。反射用発光素子22と透過用発光素子24は、例えば
、紙送りピッチ(1ドット)毎に交互に発光駆動され、それに応じて受光素子23が、反
射受光レベル信号と透過受光レベル信号を交互に出力する。
【0028】
図4は、各種連続用紙における反射および透過受光レベルを示す説明図である。図4に
示すように、センサ21上に連続用紙が存在していない場合、反射受光レベルはLow、透
過受光レベルはHighとなる。普通紙P1を使用した場合、紙位置に拘わらず、反射受光レ
ベルはHigh、透過受光レベルはLowとなる。マーク付普通紙P2を使用した場合、反射/
透過受光レベルはそれぞれ、白紙部(マーク部外)ではHigh/Low、マーク部ではLow/Low
となり、ダイカットラベル紙P3を使用した場合、ラベル部ではHigh/Low、台紙部ではHi
gh/Highとなり、マーク付ラベル紙P4を使用した場合、ラベル部ではHigh/Low、マーク
部ではLow/Lowとなる。
【0029】
プリンタ1は、ロール紙2を搬送しつつ、センサ21により反射受光レベルおよび透過
受光レベルを検出し、当該受光レベルに基づいてロール紙2の種類を判定する。例えば、
反射/透過受光レベルがそれぞれHigh/Lowであり、紙送り量が所定量に達しても反射/透
過受光レベルが変化しない場合には、普通紙P1であると判定する。また、紙送り量が所
定量に達する前に、反射/透過受光レベルがHigh/Low からHigh/Highに変化した場合には
、ダイカットラベル紙P3であると判定する。
【0030】
なお、本実施形態においては、図4に示すとおり、マーク付普通紙P2とマーク付ラベ
ル紙P4とは、その反射/透過受光レベルが同じであるため、判別することができない。
この場合に、プリンタ1は、マーク付ラベル紙P4と判定するようにしている。マーク付
普通紙P2には印刷不可能領域が存在しないが、マーク付ラベル紙P4には印刷不可能領
域が存在するため、マーク付ラベル紙P4として処理することにより印刷不備を発生させ
ないためである。
【0031】
尤も、使用するセンサと用紙の種類を判別するためのしきい値の設定によっては、普通
紙の白紙部とラベル紙のラベル部とを判別でき、よってマーク付普通紙P2とマーク付ラ
ベル紙P4とを判別することができる。例えば、反射/透過受光レベルは、普通紙の白紙
部ではHigh/High、ラベル紙のラベル部ではHigh/Lowとなる。
【0032】
図5は、プリンタ1の制御ブロック図である。プリンタ1は、印刷ヘッド25を含む印
刷機構13と、搬送ローラ5、従動/駆動側歯車、搬送モータを含む搬送機構15と、セ
ンサ21と、電源のオン/オフ、紙送りの指示、セルフ印刷の指示等を入力するためのス
イッチ11と、これら各部を制御する制御部30とを備える。
【0033】
以下、制御部30について説明する。制御部30は、インタフェース32と主制御部3
4と印刷制御部36と紙送り制御部38と用紙情報取得部40と印刷データ生成部42と
を備える。
【0034】
印刷データ生成部42は、プリンタ1に接続された外部装置やスイッチ11からのセル
フ印刷指示に応じて、セルフ印刷データを生成する。例えば、プリンタ1が備えるDIP
スイッチの設定状態や、インタフェース32の通信パラメータの設定状態、ファームウェ
アのバージョン情報などの情報を収集し、所定の印刷形式に合った印刷データを生成する

【0035】
用紙情報取得部40は、センサ21の検出信号に基づいて、用紙情報を取得する。例え
ば、ロール紙2の種類を判定し、また、ロール紙2上のラベル部19やマーク部20の有
無とその位置を判定する。
【0036】
紙送り制御部38は、外部装置からの制御命令や印刷データ、スイッチ11の操作に基
づいて搬送機構15を制御し、ロール紙2を搬送させる。セルフ印刷処理時には、紙送り
制御部38は、用紙情報取得部40によって取得されたロール紙2の用紙情報と、印刷デ
ータ生成部42によって生成されたセルフ印刷データとに基づいて搬送機構15を制御し
、ロール紙2を搬送させる。
【0037】
印刷制御部36は、外部装置からの印刷データや印刷データ生成部42からのセルフ印
刷データに基づいて印刷機構13を制御し、印刷ヘッド25によりロール紙2上に印刷を
行わせる。
【0038】
主制御部34は、プリンタ1全体の動作の制御を司る。例えば、インタフェース32を
介して外部装置からの制御命令や印刷データ等のデータを受信し、制御部30の各部を制
御して当該データに応じた処理を実行させる。印刷処理時には、紙送り制御部38による
ロール紙2の紙送り制御と同期させながら、印刷制御部36により印刷機構13を制御し
てロール紙2上に印刷を行わせる。
【0039】
ここで、制御部30は、例えば、CPUと、ファームウェア(制御プログラム)等を格
納するROMと、送/受信バッファや印刷バッファまた作業領域として機能するRAMと
を備えて構成される。
【0040】
図6は、紙送り制御部38の機能ブロック図である。紙送り制御部38は、印刷開始位
置制御部60と次行印刷位置制御部62と用紙搬送量計数部70とを備える。
【0041】
印刷開始位置制御部60は、セルフ印刷処理の開始時に、1行目の印刷開始位置を決定
し、ロール紙2を印刷位置に位置合せする。
【0042】
次行印刷位置制御部62は、セルフ印刷処理の開始後2行目以降の各印刷行毎に、印刷
開始位置を決定し、ロール紙2を印刷位置に位置合せする。
【0043】
用紙搬送量計数部70は、ラベル部19の後端部(搬送方向上流側端部)またはマーク
20の前端部(搬送方向下流側端部)を検出してからのロール紙2の搬送量を計数する第
1搬送量計数部72と、ラベル部19の前端部(搬送方向下流側端部)またはマーク20
の後端部(搬送方向上流側端部)を検出してからのロール紙2の搬送量を計数する第2搬
送量計数部74とを備える。用紙搬送量計数部70による計数値は、印刷開始位置制御部
60と次行印刷位置制御部62によるロール紙2の搬送制御に利用される。
【0044】
印刷開始位置制御部60は、用紙情報取得部40によって取得されたロール紙2の用紙
情報に基づいて、ロール紙2上に印刷不可能領域が存在するか否かを判定する印刷不可領
域判定部64を備える。セルフ印刷処理の開始時に、センサ21と印刷ヘッド25との搬
送路に沿った距離(以下では、センサ=ヘッド間距離と称する)D1だけロール紙2を搬
送させながら、ロール紙2上に印刷不可能領域が存在するか否かを判定する。そして、印
刷不可能領域が存在しない場合には、その位置を印刷開始位置とし、印刷不可能領域が存
在する場合には、次の印刷可能領域が印刷ヘッド25下に位置するまでロール紙2を搬送
してその位置を印刷開始位置とする。
【0045】
例えば、ロール紙2がラベル紙(P3,P4)である場合、台紙部18は印刷不可能領
域であるから、センサ=ヘッド間距離D1だけロール紙2を搬送させる間に、センサ21
により台紙部18を検出したときには、当該台紙部18に続くラベル部19に印刷すべく
、ロール紙2を搬送させる。
【0046】
ここで、センサ=ヘッド間距離D1だけロール紙2を搬送させるのは、搬送開始前にお
いて、センサ21と印刷ヘッド25との間に印刷不可能領域が存在していた場合、センサ
21はその印刷不可能領域を検出することができず、印刷を行っても印刷不備になってし
まうからである。
【0047】
次行印刷位置制御部62は、印刷領域情報取得部66と印刷実行判定部68とを備える
。印刷領域情報取得部66は、用紙情報取得部40によって取得されたロール紙2の用紙
情報に基づいて、ロール紙2上の印刷可能領域の情報や該印刷可能領域の未印刷領域Eの
情報を取得する。印刷実行判定部68は、印刷領域情報取得部66によって取得されたロ
ール紙2上の未印刷領域情報および印刷データ生成部42によって生成されたセルフ印刷
データのうち次に印刷する1行分の印刷データ(以下では、次行印刷データと称する)に
基づいて、ロール紙2上の印刷可能領域の未印刷領域E内に次行印刷データを印刷できる
か否かを判定する。次行印刷位置制御部62は、印刷実行判定部68によって印刷実行可
能と判定された場合には、その位置を次行印刷開始位置とし、印刷実行不可能と判定され
た場合には、次の印刷可能領域が印刷ヘッド25下に位置するまでロール紙2を搬送して
その位置を次行印刷開始位置とする。
【0048】
例えば、ロール紙2がラベル紙(P3,P4)である場合、印刷対象となっているラベ
ル部19の未印刷領域E内に、次行印刷データを印刷できるか否かを判定し、印刷できな
い場合には、次のラベル部19に印刷すべく、ロール紙2を搬送させる。
【0049】
次に、図7〜図10を参照し、セルフ印刷処理における動作手順を説明する。プリンタ
1は、セルフ印刷の指示が入力されると、ロール紙2を印刷開始位置まで搬送し、印刷を
開始する。セルフ印刷は、次行印刷データを、ロール紙2の印刷可能領域の未印刷領域E
内に印刷できるか否かを判定しながら行われる。
【0050】
セルフ印刷の指示が入力されると、まず、用紙情報取得部40により、ロール紙2の用
紙情報を取得し(S102)、センサ21上に台紙部18が存在するか否かを判定する(
S104)。すなわち、センサ21による反射/透過受光レベルが、High/High(ダイカ
ットラベル紙P3)またはLow/Low(マーク付ラベル紙P4)であるか否かを判定する。
センサ21上に台紙部18が存在する場合(S104;Yes、図9(a1))、その台
紙部18の上流側直近のラベル部19bを印刷ヘッド25の印刷位置下に搬送する(S1
06)。詳しくは、ロール紙2を搬送しながらセンサ21の検出信号に基づいてラベル部
の前端部を検出し(図9(a2))、当該検出した位置から、センサ=ヘッド間距離D1
に印刷時の上余白の距離M1(M1≧0)を加えた距離を搬送する。これにより、ラベル
部19bが印刷開始位置にセットされる(図9(a3))。ラベル部の前端部は、センサ
21による反射/透過受光レベルが、High/HighまたはLow/Lowから、High/Lowに変化する
ことで検出でき、ラベル部前端部を検出してからの搬送量は、第2搬送量計数部74によ
って計数される。なお、マーク付ラベル紙P4の場合には、マーク20の後端部をラベル
の前端部とみなして処理する。また、プリンタ1に収納されたロール紙2がマーク付普通
紙P2である場合、上述したとおり本実施形態においてはマーク付ラベル紙P4として処
理する。すなわち、マーク付普通紙P2に付されたマーク20がマーク付ラベル紙P4の
台紙部18に相当するものとして処理する。
【0051】
一方、センサ21上に台紙部18が存在しない場合(S104;No)、ロール紙2を
搬送しながら(S108)、用紙情報を取得し(S110)、台紙部18を検出したか否
かを判定する(S112)。搬送を開始してから、センサ=ヘッド間距離D1を搬送し終
わるまでの間に、台紙部18が検出された場合は(S112;Yes)、その台紙部18
の上流側直近のラベル部19bを印刷ヘッド25の印刷位置下に搬送する(S106)。
例えば、搬送開始前にラベル紙(P3,P4)が図9(a1´)の状態にある場合、上記
の処理によってラベル紙は図9(a3)に示す状態になる。搬送を開始してから、センサ
=ヘッド間距離D1を搬送し終わるまでの間に、台紙部18が検出されなかった場合は(
S112;No/S114;Yes)、その搬送が終了した位置を印刷開始位置とする。
この場合の例を図9(b1),(b2)および図9(c1),(c2)に示す。プリンタ
1に収納されたロール紙2が普通紙P1である場合、普通紙P1には台紙部18が存在し
ないため、搬送を開始してからセンサ=ヘッド間距離D1を搬送した位置が印刷開始位置
となる。
【0052】
以上の処理により、セルフ印刷の印刷開始位置が決まり、図8に示す処理に移行して印
刷が開始される。
【0053】
ロール紙2の印刷開始位置への位置決めがなされると(図10(a))、まず、1行目
の印刷データを取得し印刷を行い改行する(S200)。印刷データは、印刷データ生成
部42により生成され、印刷バッファに格納されたセルフ印刷データから読み出すことに
より取得できる。
【0054】
そして、次行印刷データと、ロール紙2の未印刷領域Eに係る情報とを取得する(S2
02)。ロール紙2の用紙搬送方向の未印刷領域Eは、ラベル部19の後端(台紙部18
の前端またはマーク20の前端)をセンサ21により検出してからの搬送量D2と、印刷
時の下余白の距離M2(M2≧0)とを、センサ=ヘッド間距離D1から差し引くことに
より算出することができる(E=D1−D2−M2、図10(b),(d))。ラベル部
の後端部は、センサ21による反射/透過受光レベルが、High/LowからHigh/HighまたはL
ow/Lowに変化することで検出でき、ラベル部後端部を検出してからの搬送量は、第1搬送
量計数部72によって計数される。
【0055】
次に、印刷データを未印刷領域E内に印刷できるか否かを判定する(S204)。すな
わち、印刷データの印刷文字高さ(あるいは1行の高さ)と未印刷領域Eとを比較し、未
印刷領域Eの長さが印刷文字高さ以上である場合には印刷可能と判定し、未印刷領域Eの
長さが印刷文字高さに満たない場合には印刷不可能と判定することができる。
【0056】
なお、ロール紙2が普通紙P1の場合には、台紙部は存在しないので当該台紙部を検出
することはなく、また印刷不可能領域が存在しないため、紙無しが検出されるまでは常に
印刷可能となる。紙無しが検出された場合、すなわち普通紙P1の後端部を検出した場合
には、上記のラベル部19の後端部を検出したときと同様に未印刷領域Eに係る情報を取
得して印刷可否を判定する。
【0057】
未印刷領域E内に印刷できると判定された場合には(S204;Yes、図10(d)
)、印刷を行う(S206)。一方、未印刷領域E内に印刷できないと判定された場合に
は(S204;No、図10(e))、現在印刷位置に位置するラベル部19aに隣接し
上流側に位置するラベル部19bを印刷位置に位置決めしてから(S210、図10(f
))、印刷を行う(S206)。ステップS210の位置決め処理は、上述したステップ
S106と同様に、ラベル部の前端部を検出した位置から(図10(c))、センサ=ヘ
ッド間距離D1に印刷時の上余白の距離M1を加えた距離を搬送することにより行われる

【0058】
さらに印刷データがある場合には(S208;Yes)、1行印刷毎に上記S202〜
S206の処理を繰り返し行い、印刷データがなくなった場合に(S208;No)、セ
ルフ印刷処理を終了する。
【0059】
以上、本発明の一実施形態を図面に沿って説明したが、本発明は前記実施形態において
示された事項に限定されず、請求の範囲及び発明を実施するための最良の形態の記載、並
びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用を行うことができる範囲が含まれる

【0060】
例えば、前記実施形態では1行毎に印刷を実行しているが、1パス(1走査)で複数行
印刷可能なプリンタであれば、1パス(複数行)毎に、印刷可能領域内への印刷が可能か
否かを判断し、印刷を実行するようにしてもよい。
【0061】
また、前記実施形態では、マーク付ラベル紙P4の場合にマーク20の後/前端部をラ
ベルの前/後端部とみなして簡易な処理にしているが、ダイカットラベル紙P3と同様に
ラベルの前/後端部を検出するようにしてもよい。
【0062】
また、前記実施形態では、セルフ印刷の印刷開始位置の決定において、搬送開始前にセ
ンサ21上に台紙部18が存在せず、センサ=ヘッド間距離D1を搬送する間に台紙部1
8を検出した場合に、次ラベル部19から印刷を開始したが、(ラベル部19の搬送方向
長さ−上余白M1)≧センサ=ヘッド間距離D1、且つ、センサ=ヘッド間距離D1≧(
セルフ印刷文字高さ+下余白M2)であれば、台紙部18(ラベル部19の後端)を検出
した位置を印刷開始位置としてもよい。
【0063】
また、前記実施形態では、未印刷領域Eを、ラベル部19の後端部を基準として算出し
ているが、ラベル部19の前端部を基準として算出するようにしてもよい。さらには、セ
ンサ=ヘッド間距離D1が印刷文字高さに満たない場合には、ラベル部19の後端部を検
出したときに未印刷領域E内への印刷はできないと判定し、次ラベル部19を印刷位置に
位置決めしてもよい。
【0064】
また、幅の異なる連続紙に印刷可能なプリンタにおいては、紙幅を検出する検出器を設
け、検出した紙幅に応じてセルフ印刷データを作成するようにしてもよい。
【0065】
また、前記実施形態では、セルフ印刷処理(図7及び図8の各ステップ)をプリンタの
制御部に実行させるプログラムを、プリンタ1のROMに格納しているが、該プログラム
を情報記録媒体に記録し、情報記録媒体から該プログラムを読み出してプリンタのRAM
に格納し実行するようにしても良い。また、該プログラムを、ネットワークを経由してダ
ウンロードし実行するようにしても良い。ここで、情報記録媒体とは、フラッシュメモリ
等の半導体メモリ、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク等の磁気ディスク
、CD、DVD、MO等の光ディスクであって、電気的、磁気的、光学的等の読み取り方
法のいかんにかかわらず、コンピュータによって読み取り可能な情報記録媒体であれば、
あらゆる情報記録媒体を含むものである。
【0066】
以上説明したように、本発明によれば、連続用紙の印刷不可能領域を検出すると共に、
連続用紙の印刷可能領域の未印刷領域内への印刷データの印刷可否を判定しながら印刷を
行うので、連続用紙の用紙設定がなくても、印刷不備を発生させずにセルフ印刷を実行で
きる。また、セルフ印刷開始時の印刷開始位置を連続用紙の印刷不可能領域の有無に基づ
いて適宜に決定するので、連続用紙の無駄な排出を可及的に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0067】
【図1】カバーが閉じた状態を示すプリンタの外観斜視図。
【図2】カバーが開いた状態を示すプリンタの外観斜視図。
【図3】センサの断面図。
【図4】各種連続用紙における反射および透過受光レベルを示す説明図。
【図5】プリンタの制御ブロック図。
【図6】紙送り制御部の機能ブロック図。
【図7】セルフ印刷の印刷開始位置決定手順を示すフローチャート。
【図8】セルフ印刷の印刷手順を示すフローチャート。
【図9】セルフ印刷の印刷開始位置決定処理における連続用紙の搬送状態を示す説明図。
【図10】セルフ印刷の印刷処理における連続用紙の搬送状態を示す説明図。
【図11】各種連続用紙の斜視図。
【図12】従来のセルフ印刷の印刷結果を示す図であり、(A)は普通紙への印刷の結果を、(B)はラベル紙への印刷の結果を示す図。
【符号の説明】
【0068】
1…プリンタ、2…ロール紙、11…スイッチ、13…印刷機構、15…搬送機構、1
8…台紙部、19…ラベル部、20…マーク部、21…センサ、25…印刷ヘッド、30
…制御部、32…インタフェース、34…主制御部、36…印刷制御部、38…紙送り制
御部、40…用紙情報取得部、42…印刷データ生成部、60…印刷開始位置制御部、6
2…次行印刷位置制御部、64…印刷不可領域判定部、66…印刷領域情報取得部、68
…印刷実行判定部、70…用紙搬送量計数部、72…第1搬送量計数部、74…第2搬送
量計数部。




 

 


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