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発明の名称 印刷装置、画像データのキャッシュ管理方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−8043(P2007−8043A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−192530(P2005−192530)
出願日 平成17年6月30日(2005.6.30)
代理人 【識別番号】110000198
【氏名又は名称】特許業務法人湘洋内外特許事務所
発明者 南 栄二 / 溝口 昌彦
要約 課題
多面割り付け印刷の際のスループットを向上させる。

解決手段
記憶装置から画像データを読み込み、多面割り付け印刷を行なう印刷装置であって、画像データを一時的に格納するキャッシュ手段と、多面割り付け印刷のレイアウトの指定を受け付けるレイアウト指定受付手段と、多面割り付け印刷に用いる画像データの指定を受け付ける画像データ指定受付手段と、指定されたレイアウトにしたがい、前記指定された画像データのうち、より先に印刷される画像データを、前記記憶装置から読み出して前記キャッシュ手段に格納する制御手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
特許請求の範囲
【請求項1】
記憶装置から画像データを読み込み、多面割り付け印刷を行なう印刷装置であって、
画像データを一時的に格納するキャッシュ手段と、
多面割り付け印刷のレイアウトの指定を受け付けるレイアウト指定受付手段と、
多面割り付け印刷に用いる画像データの指定を受け付ける画像データ指定受付手段と、
指定されたレイアウトにしたがい、前記指定された画像データのうち、より先に印刷される画像データを、前記記憶装置から読み出して前記キャッシュ手段に格納する制御手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
【請求項2】
請求項1に記載の印刷装置であって、
前記制御手段は、前記キャッシュ手段に格納可能な画像データの枚数を算出し、算出された枚数の範囲内で、より先に印刷される画像データを前記キャッシュ手段に格納することを特徴とする印刷装置。
【請求項3】
請求項2に記載の印刷装置であって、
前記レイアウト指定受付手段は、印刷用紙のサイズの指定をさらに受け付け、
前記制御手段は、指定された印刷用紙のサイズおよび指定されたレイアウトから多面割り付け印刷に用いる画像データ1枚あたりのデータ量を算出し、前記キャッシュ手段の容量を参照して前記キャッシュ手段に格納可能な画像データの枚数を算出することを特徴とする印刷装置。
【請求項4】
請求項1に記載の印刷装置であって、
前記制御手段は、前記画像データ指定受付手段が画像データの指定を受け付けるたびに、その画像データを前記キャッシュ手段に格納するかどうかを判断することを特徴とする印刷装置。
【請求項5】
請求項4に記載の印刷装置であって、
前記画像データ指定受付手段は、画像データの指定を受け付ける際に、前記記憶装置に格納されている画像データのサムネイル表示を行なうことを特徴とする印刷装置。
【請求項6】
請求項1に記載の印刷装置であって、
前記制御手段は、前記キャッシュ手段に格納した画像データが印刷のために読み出されると、前記指定された画像データであって記憶装置から読み出されていない画像データのうち、より先に印刷される画像データを、前記記憶装置から読み出して前記キャッシュ手段に格納することを特徴とする印刷装置。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
前記記憶装置はメモリカードであることを特徴とする印刷装置。
【請求項8】
記憶装置から画像データを読み込み、多面割り付け印刷を行なう印刷装置における画像データのキャッシュ管理方法であって、
多面割り付け印刷のレイアウトの指定を受け付けるレイアウト指定受付ステップと、
多面割り付け印刷に用いる画像データの指定を受け付ける画像データ指定受付ステップと、
指定されたレイアウトにしたがい、前記指定された画像データのうち、より先に印刷される画像データを、前記記憶装置から読み出して前記キャッシュ手段に格納する制御ステップとを有することを特徴とするキャッシュ管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、印刷装置に係り、特に、記憶装置から読み取った複数の画像データを多面割り付け印刷する印刷装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、プリンタ等の印刷装置は、ホストコンピュータに接続され、ホストコンピュータから送られた印刷データに基づいて印刷を行なっていた。
【0003】
近年では、例えば、特許文献1に記載されているように、メモリカード、USBメモリ等の可搬型の記憶装置を装着可能なスロット、コネクタ等を備え、メモリカード、USBメモリ等に記録された画像データを読み出して印刷する機能を備えた印刷装置も実用化されている。
【0004】
一般に、メモリカードからの画像データの読み出しには時間がかかる。このため、特許文献1に記載されている印刷装置は、先行する画像データの印刷処理中に、後続の画像データをメモリカードから読み出し、内部のキャッシュに格納しておくことで、印刷処理のスループットを向上させるようにしている。
【0005】
ところで、メモリカード等から画像データを読み出して印刷する印刷装置では、複数の画像データを1枚の印刷用紙に配置して印刷する多面割り付け印刷が行なえるものがある。このような印刷装置では、メモリカード等に記録されている画像データのサムネイル画像を表示して、ユーザから多面割り付け印刷させる画像データの指定を受け付けるようにしている。
【0006】
【特許文献1】特開2004−148695号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
多面割り付け印刷におけるスループットを向上させるためにも、上記の技術を用いて指定された画像データをあらかじめキャッシュに格納しておくことが考えられる。
【0008】
ところが、キャッシュの容量が十分でない場合には、指定された複数の画像データのうち一部の画像データがキャッシュに格納されることになる。
【0009】
この場合、キャッシュに格納する画像を考慮しないと、多面割り付け印刷におけるスループットの向上が望めないことになってしまう。例えば、図7に示すように、「画像1」〜「画像4」を多面割り付け印刷する場合であって、画像データを2枚キャッシュに格納できる場合を想定する。
【0010】
このとき、「画像1」〜「画像4」の順序で画像を指定すると、従来のキャッシュ方法では、「画像1」「画像2」あるいは「画像3」「画像4」の組がキャッシュに格納されることになる。
【0011】
ところが、多面割り付けのレイアウトが図7(a)に示すような場合には、「画像1」「画像2」から先に印刷されるため、「画像1」「画像2」の組がキャッシュに格納されているときにはスループットは向上するが、「画像3」「画像4」の組がキャッシュに格納されているときには、「画像1」「画像2」をメモリカードから読み出さなければならないためスループットの向上は望めない。
【0012】
一方で、多面割り付けのレイアウトが図7(b)に示すような場合には、「画像1」「画像3」から先に印刷されるため、「画像1」「画像2」の組および「画像3」「画像4」の組のいずれも、片方の画像データをメモリカードから読み出さなければならないため、両方の画像データがキャッシュに格納されているときよりもスループットが低下することになる。
【0013】
本発明は、多面割り付け印刷の際のスループットを向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様である印刷装置は、
記憶装置から画像データを読み込み、多面割り付け印刷を行なう印刷装置であって、
画像データを一時的に格納するキャッシュ手段と、
多面割り付け印刷のレイアウトの指定を受け付けるレイアウト指定受付手段と、
多面割り付け印刷に用いる画像データの指定を受け付ける画像データ指定受付手段と、
指定されたレイアウトにしたがい、前記指定された画像データのうち、より先に印刷される画像データを、前記記憶装置から読み出して前記キャッシュ手段に格納する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、多面割り付け印刷において先に印刷される場所に配置される画像データをキャッシュ手段に格納することにより、多面割り付け印刷時のスループットを向上させるようにしている。
【0016】
ここで、前記制御手段は、前記キャッシュ手段に格納可能な画像データの枚数を算出し、算出された枚数の範囲内で、より先に印刷される画像データを前記キャッシュ手段に格納することができる。
【0017】
また、前記レイアウト指定受付手段は、印刷用紙のサイズの指定をさらに受け付け、
前記制御手段は、指定された印刷用紙のサイズおよび指定されたレイアウトから多面割り付け印刷に用いる画像データ1枚あたりのデータ量を算出し、前記キャッシュ手段の容量を参照して前記キャッシュ手段に格納可能な画像データの枚数を算出することができる。
【0018】
さらに、前記制御手段は、前記画像データ指定受付手段が画像データの指定を受け付けるたびに、その画像データを前記キャッシュ手段に格納するかどうかを判断することができる。
【0019】
このとき、前記画像データ指定受付手段は、画像データの指定を受け付ける際に、前記記憶装置に格納されている画像データのサムネイル表示を行なうことが望ましい。
【0020】
また、前記制御手段は、前記キャッシュ手段に格納した画像データが印刷のために読み出されると、前記指定された画像データであって記憶装置から読み出されていない画像データのうち、より先に印刷される画像データを、前記記憶装置から読み出して前記キャッシュ手段に格納することができる。
【0021】
これにより、印刷開始後においてもスループットを向上させることができる。
【0022】
上記目的を達成するため、本発明の第2の態様であるキャッシュ管理方法は、
記憶装置から画像データを読み込み、多面割り付け印刷を行なう印刷装置における画像データのキャッシュ管理方法であって、
多面割り付け印刷のレイアウトの指定を受け付けるレイアウト指定受付ステップと、
多面割り付け印刷に用いる画像データの指定を受け付ける画像データ指定受付ステップと、
指定されたレイアウトにしたがい、前記指定された画像データのうち、より先に印刷される画像データを、前記記憶装置から読み出して前記キャッシュ手段に格納する制御ステップとを有することを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0024】
図1は、本発明を適用した印刷装置のハードウェア構成を示すブロック図である。本図に示すように印刷装置100は、制御部10とカードスロット20と印刷機構部30と操作パネル部40とUSBコネクタ50とを備えて構成される。ただし、印刷装置100の構成は本図の例に限られない。
【0025】
制御部10は、印刷装置100における各種処理を制御する。制御部10は、CPU11、RAM12、ROM13、カードスロット20を介して接続されるメモリカード200の読み書きを制御するメモリカードコントローラ14、印刷機構部30を制御するプリンタコントローラ15、USBコネクタ50を介して接続されるホストコンピュータ等の他機器との通信を制御するインタフェースコントローラ16を備えている。
【0026】
印刷機構部30は、メモリカード200から読み取った画像データ、ホストコンピュータから送られた印刷データ等に基づく印刷を行なうための機構部である。印刷機構部30は、印字ヘッド、インクカートリッジ、キャリッジ等を有する印字駆動機構31と、給紙装置、給紙モータ、送りモータ等を有する給排紙駆動機構32とを備えている。
【0027】
操作パネル部40は、液晶表示装置、スイッチ等を備え、メニューを表示したり、ユーザからの操作を受け付ける。
【0028】
USBコネクタ50は、例えば、USBケーブルを介してホストコンピュータと接続される。また、USBホスト機能を備えさせて、USBメモリ等を装着可能なようにしてもよい。
【0029】
図2は、印刷装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。本図に示すように印刷装置100には、画像データ読取部110と、ユーザインタフェース部120と、表示部121と、操作受付部122と、画像処理部130と、印刷実行部140と、キャッシュ部150とが構成される。
【0030】
画像データ読取部110は、メモリカード200等に記録された画像データを読み取る処理を行なう。
【0031】
ユーザインタフェース部120は、操作受付部122を介してユーザから指示を受け付けたり、表示部121を用いてユーザに対して各種情報を提示するための処理を行なう。特に本実施例では、多面割り付け印刷の際のレイアウトの指示を受け付けたり、メモリカード200等に記録された画像データのサムネイルを表示して、印刷させる画像データの指定を受け付けるための処理を行なう。また、ユーザインタフェース部120は、キャッシュ部150に格納する印刷用画像データを決定する処理を行なう。ユーザインタフェース部120は、制御部10等により構成することができ、操作受付部122、表示部121は、操作パネル部40により構成することができる。
【0032】
画像処理部130は、ユーザインタフェース部120がユーザから受け付けた指示にしたがい、画像データ読取部110が読み出した画像データに基づいて、印刷実行部140で印刷可能な印刷用画像データを生成する処理を行なう。画像処理部130は、制御部10等により構成することができる。すなわち、CPU11がROM13に記録されたプログラム等にしたがって処理を行なうことで、画像処理部130が仮想的に構築される。
【0033】
印刷実行部140は、画像処理部130が生成した印刷用画像データに基づく印刷処理を行なう。印刷実行部140は、印刷機構部30により構成することができる。
【0034】
キャッシュ部150は、画像処理部130が生成した印刷用画像データを一時的に格納する記憶領域である。キャッシュ部150は、RAM12により構成することができる。
【0035】
図3は、本実施例の多面割り付け印刷処理中において、RAM12上に構成される記憶領域の一例を示す図である。本図に示すように、RAM12上には、サムネイル画像格納部、キャッシュ部、作業領域部が構成される。
【0036】
サムネイル画像格納部は、多面割り付け印刷に用いる画像の指定を受け付ける際に表示するサムネイル画像を一時的に格納する領域である。
【0037】
キャッシュ部は、上述のように画像処理部130が生成した印刷用画像データを一時的に格納する記憶領域である。本例では、キャッシュ部に割り当てられた領域には、2枚分の印刷用画像データを格納できるようになっている。ただし、割付の枚数等により画像データ1枚あたりの大きさ、解像度等が変化するため、キャッシュ部に格納可能な印刷用画像データの枚数は変化する。
【0038】
作業領域部は、画像処理部130の作業、その他に用いられる記憶領域である。
【0039】
つぎに、本実施例における多面割り付け印刷処理について図4のフロー図を参照して説明する。
【0040】
本処理は、ユーザからメモリカード200に記録された画像データを用いて多面割り付け印刷を行なう指示を受け付けた場合に開始する(S101)。
【0041】
多面割り付け印刷処理を開始すると、ユーザから印刷用紙に関する設定と、レイアウトの設定を受け付ける(S102)。印刷用紙に関する設定には、印刷用紙のサイズ、例えば、A4サイズ、L判サイズ、ハガキサイズ等の指定が含まれる。印刷用紙のサイズにより、設定可能なレイアウトが異なるため、ここでは、レイアウトの設定に先立ち、印刷用紙のサイズの設定を受け付けるようにしている。
【0042】
レイアウトの設定では、例えば、図5に示すようなメニューを表示してユーザにレイアウトの選択を促すようにする。ここで、図5(a)は、2枚の画像を縦に配置したレイアウトである。図5(b)、図5(c)は、両方とも4枚の画像を配置したレイアウトであるが、それぞれ配置の順序が異なっている。同様に、図5(d)、図5(e)は、両方とも8枚の画像を配置したレイアウトであるが、それぞれ配置の順序が異なっている。図5(f)は20枚の画像を配置したレイアウトであり、図5(g)は、80枚の画像を配置したレイアウトである。
【0043】
印刷用紙のサイズとレイアウトとが設定されると、印刷用画像データ1枚あたりのデータ量を算出する(S103)。すなわち、印刷用紙のサイズとレイアウトとから配置される画像のサイズが求められる。例えば、図5(b)に示すようなレイアウトが設定された場合には、画像データのサイズは、印刷用紙のサイズの約1/4となる。さらに、印刷の際にユーザから指定されるカラーモード、印刷品質等の情報を参照することで、印刷用画像データ1枚あたりのデータ量を求めることができる。
【0044】
印刷用画像データ1枚あたりのデータ量が算出されると、キャッシュ部150に何枚の印刷用画像データを格納可能かを求める(S104)。これは、キャッシュ部150に割り当てられる容量と算出された印刷用画像データ1枚あたりのデータ量とから容易に求めることができる。
【0045】
また、格納可能な印刷用画像データの枚数と、設定されたレイアウトから指定された画像のうち、何枚目をキャッシュ部150に格納すべきかを決定する(S105)。
【0046】
例えば、図6(a)に示すように、1〜8の8枚の画像データがメモリカード200に記録されている場合に、図6(b)に示すようなレイアウトが設定されたとする。このとき、キャッシュ部150には2枚の画像データが格納可能であるとする。また、印刷対象になる画像は、図6(a)中で太線で示した「1」「3」「5」「8」であるとする。
【0047】
この場合、最初に印刷されるのは、図6(d)に示すように用紙の上部に配置されている1枚目「A」と2枚目「B」に指定された画像データである。したがって、「1」と「3」の印刷用画像データをキャッシュ部150に格納すればよいことになる。
【0048】
このように、本実施例では、多面割り付け印刷において最初に印刷される場所に配置される画像データをキャッシュに格納することにより、多面割り付け印刷時のスループットを向上させるようにしている。
【0049】
一方、図6(c)に示すようなレイアウトが設定されたとする。この場合、最初に印刷されるのは、図6(e)に示すように1枚目「A」と3枚目「C」に指定された画像データである。したがって、「1」と「5」の印刷用画像データをキャッシュ部150に格納すればよいことになる。
【0050】
同様に、2枚配置(図5(a))、8枚配置(図5(d)、図5(e))の場合等にも、キャッシュ部150に格納可能な枚数について、より先に印刷される画像、すなわち、上部に配置される画像データを格納することにより、多面割り付け印刷時のスループットを向上することができる。
【0051】
つぎに、ユーザから印刷する画像の指定を受け付ける(S106)。画像の指定は、レイアウトで配置される枚数分受け付ける。ただし、同じ画像を複数配置可能なようにしてもよい。
【0052】
画像の指定受け付けは、例えば、メモリカード200に記録されている画像データのサムネイルを表示部に順次表示し、指定を受け付けるようにする。RAM12上にはこのためのサムネイル画像格納部が設けられている。サムネイルの表示は、1画面を順次表示するようにしてもよいし、複数の、例えば、9個のサムネイルを同時に表示するようにしてもよい。
【0053】
画像の選択を受け付けると、その画像の印刷用画像データをキャッシュ部150に格納するかどうかを判断する(S107)。この判断は、選択された画像が、キャッシュ部150に格納する枚数目に該当するかどうかにより行なうことができる。そして、該当する場合には、その画像の印刷用画像データを生成してキャッシュ部150に格納する(S108)。
【0054】
例えば、図6(a)に示す8枚の画像があり、1枚目と2枚目とが格納する枚数目と決定されている場合に、まず、「1」が選択されると、これは1枚目に該当するため、キャッシュ部150に格納する。つぎに「5」が選択されると、これは、この時点では2枚目に該当するため、キャッシュ部150に格納する。さらに、「3」が選択されると、「3」が2枚目になり、「5」は3枚目になる。そこで、「3」の印刷用画像データをすでに格納されている「5」の印刷用画像データに上書きする。
【0055】
なお、選択画像の解除を受け付けた場合であって、その画像がキャッシュ部150への格納対象になっていたときは、新たに格納対象となる印刷用画像データをキャッシュ部150に上書きするようにする。
【0056】
例えば、「1」「2」「3」の画像が選択されている状態では、「1」と「2」の印刷用画像データがキャッシュ部150に格納されることになるが、「2」の画像の選択が解除されると、「3」の印刷用画像データをすでに格納されている「2」の印刷用画像データに上書きする。
【0057】
なお、ここでは、各割り付け位置には、メモリカード200に記録されている並び順で配置されるものとしているが、指定された順番に配置されるようにしてもよい。この場合は、指定された順序で配置したときに、より先に印刷される画像データをキャッシュ部150に格納するようにする。
【0058】
以上の処理を、画像の選択が終了するまで繰り返す(S109)。そして印刷を実行する(S110)。このとき、最初に印刷される画像データは、キャッシュ部150に格納されており、メモリカード200から読み出す必要がないため、多面割り付け印刷処理のスループットを向上させることができる。
【0059】
なお、印刷が開始された後も、印刷される順番で、すなわち、より上部に配置される画像データを、バックグラウンドでメモリカード200から読み出してキャッシュ部150に格納することにより、多面割り付け印刷処理のスループットをさらに向上させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】印刷装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図。
【図2】印刷装置の機能構成の一例を示すブロック図。
【図3】多面割り付け印刷処理中のRAM上の記憶領域を説明する図。
【図4】多面割り付け印刷処理について説明するフロー図。
【図5】多面割り付けの例を説明する図。
【図6】画像選択の例を説明する図。
【図7】従来の問題点を説明する図。
【符号の説明】
【0061】
10…制御部、11…CPU、12…RAM、13…ROM、14…メモリカードコントローラ、15…プリンタコントローラ、16…インタフェースコントローラ、20…カードスロット、30…印刷機構部、31…印字駆動機構、32…給排紙駆動機構、40…操作パネル部、50…USBコネクタ、100…印刷装置、110…画像データ読取部、120…ユーザインタフェース部、121…表示部、122…操作受付部、130…画像処理部、140…印刷実行部、150…キャッシュ部、200…メモリカード




 

 


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