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発明の名称 エチレンとの閉環共重合
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−84791(P2007−84791A)
公開日 平成19年4月5日(2007.4.5)
出願番号 特願2006−209600(P2006−209600)
出願日 平成18年8月1日(2006.8.1)
代理人 【識別番号】100093285
【弁理士】
【氏名又は名称】久保山 隆
発明者 小坂田 耕太郎 / 竹内 大介 / 朴 世訓 / 藤田 正行 / 平畠 亘
要約 課題
極性基を有する耐熱性に優れた共重合体およびその製造方法を提供する。

解決手段
下式で表される単位と、エチレン単位および/またはα−オレフィン単位とからなる共重合体およびその製造方法。
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも、下式(1)で表される単位と、エチレン単位および/またはα−オレフィン単位とからなる共重合体。


(ただし、上式(1)において、X1、X2、X3およびX4はそれぞれ独立に、元素の周期表第16族の原子を表し、R1およびR2はそれぞれ独立に、水素原子または炭素原子数1〜20の炭化水素基を表し、R1とR2は互いに結合していてもよい。A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9およびA10はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、置換シリル基、アルコキシ基、アラルキルオキシ基、アリールオキシ基、2置換アミノ基、または炭化水素チオ基を表す。)
【請求項2】
式(1)で表される単位中の5員環が、共重合体の主鎖に対して、下式(2)で表されるトランス形である請求項1記載の共重合体。


(ただし、上式(2)において、X1、X2、X3およびX4はそれぞれ独立に、元素の周期表第16族の原子を表し、R1およびR2はそれぞれ独立に、水素原子または炭素原子数1〜20の炭化水素基を表し、R1とR2は互いに結合していてもよい。A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9およびA10はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、置換シリル基、アルコキシ基、アラルキルオキシ基、アリールオキシ基、2置換アミノ基、または炭化水素チオ基を表す。)
【請求項3】
少なくとも、下式(3)で表される化合物と、エチレンおよび/またはα−オレフィンとを共重合させる工程からなる、少なくとも、下式(1)で表される単位と、エチレン単位および/またはα−オレフィン単位とからなる共重合体の製造方法。




(ただし、上式(1)および(3)において、X1、X2、X3およびX4はそれぞれ独立に、元素の周期表第16族の原子を表し、R1およびR2はそれぞれ独立に、水素原子または炭素原子数1〜20の炭化水素基を表し、R1とR2は互いに結合していてもよい。A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9およびA10はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、置換シリル基、アルコキシ基、アラルキルオキシ基、アリールオキシ基、2置換アミノ基、または炭化水素チオ基を表す。)
【請求項4】
共重合が、遷移金属化合物と、有機アルミニウム化合物および/またはホウ素化合物との接触によって生成される重合用触媒の存在下に行われる請求項3記載の共重合体の製造方法。
【請求項5】
遷移金属化合物が下式[I]で表される化合物である請求項4記載の共重合体の製造方法。


(ただし、上式[I]において、Mは元素の周期表第10族の遷移金属原子を表し、R3およびR4はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、置換シリル基、アルコキシ基、アラルキルオキシ基、またはアリールオキシ基を表し、R5およびR6はそれぞれ独立に、炭素原子数1〜30の炭化水素基を表し、R7およびR8はそれぞれ独立に、水素原子または炭素原子数1〜20の炭化水素基を表し、R7とR8とは互いに結合していてもよい。)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、極性基を有する耐熱性に優れた共重合体ならびにその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
極性基を重合体に導入することによって、極性基が有する相溶性に由来する種々の性質を重合体に付与できることが知られている。例えば、特許文献1には、エチレンとアクリル酸エステルをラジカル重合することによって製造されたエチレン−アクリル酸エステル共重合体が記載されている。
【0003】
【特許文献1】国際公開第96/23010号パンフレット
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のα−オレフィン−極性モノマー共重合体においては、耐熱性が十分であるとはいえず、また、特許文献1に記載の製造方法によってα−オレフィンと極性モノマーを共重合する場合は、重合体中に極性モノマーが導入される場所が側鎖の末端部のみであり、かつ、極性モノマーの導入率も非常に低いため、極性基が有する上記の特徴が必ずしも活かされた重合体とはいえなかった。
かかる現状において、本発明が解決しようとする課題、すなわち、本発明の目的は、極性基を有する耐熱性に優れた共重合体およびその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は少なくとも、下式(1)で表される単位と、エチレン単位および/またはα−オレフィン単位とからなる共重合体である。


(ただし、上式(1)において、X1、X2、X3およびX4はそれぞれ独立に、元素の周期表第16族の原子を表し、R1およびR2はそれぞれ独立に、水素原子または炭素原子数1〜20の炭化水素基を表し、R1とR2は互いに結合していてもよい。A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9およびA10はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、置換シリル基、アルコキシ基、アラルキルオキシ基、アリールオキシ基、2置換アミノ基、または炭化水素チオ基を表す。)
【0006】
本発明はまた、少なくとも、下式(3)で表される化合物と、エチレンおよび/またはα−オレフィンとを共重合させる工程からなる、少なくとも、下式(1)で表される単位と、エチレン単位および/またはα−オレフィン単位とからなる共重合体の製造方法である。




(ただし、上式(1)および(3)において、X1、X2、X3およびX4はそれぞれ独立に、元素の周期表第16族の原子を表し、R1およびR2はそれぞれ独立に、水素原子または炭素原子数1〜20の炭化水素基を表し、R1とR2は互いに結合していてもよい。A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9およびA10はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、置換シリル基、アルコキシ基、アラルキルオキシ基、アリールオキシ基、2置換アミノ基、または炭化水素チオ基を表す。)
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、極性基を有する耐熱性に優れた共重合体およびその製造方法が提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
式(1)中のX1、X2、X3およびX4として、酸素原子、硫黄原子およびセレン原子を例示することができる。中でも、好ましくは酸素原子である。
【0009】
式(1)中のR1およびR2における炭化水素基として、メチル基、エチル基およびn−ブチル基のような直鎖状アルキル基;イソプロピル基、イソブチル基、tert−ブチル基およびネオペンチル基のような分岐状アルキル基;シクロヘキシル基およびシクロオクチル基のような環状アルキル基を例示することができる。R1およびR2は、好ましくは炭素原子数1〜20のアルキル基であり、より好ましくは炭素原子数1〜10の直鎖状無置換アルキル基であり、さらに好ましくは、メチル基、エチル基またはn−ブチル基である。
【0010】
式(1)中のR1とR2とが互いに結合している場合、結合によって形成される環として、脂肪族の環および芳香族の環を例示することができる。これらの環は置換基を有していてもよい。脂肪族の環における、R1とR2との結合によって形成される2価の基として、メチレン基、イソプロピリデン基、1,2−エチレン基、1,2−シクロへキシレン基、1,3−シクロヘキシレン基、1,4−シクロヘキシレン基、1,2−ノルボルネン基、2,3−ブテン基、2,3−ジメチル−2,3−ブテン基、および2,4−ペンテン基を例示することができる。中でも、メチレン基、イソプロピリデン基、2,3−ブテン基または2,3−ジメチル−2,3−ブテン基が好ましい。芳香族の環における、R1とR2との結合によって形成される2価の基として、1,2−フェニレン基、1,3−フェニレン基、1,4−フェニレン基、1,2−ナフチレン基、1,3−ナフチレン基、1,4−ナフチレン基、1,5−ナフチレン基、1,6−ナフチレン基、1,7−ナフチレン基、1,8−ナフチレン基、2,3−ナフチレン基、2,4−ナフチレン基、2,5−ナフチレン基、2,6−ナフチレン基、2,7−ナフチレン基、2,8−ナフチレン基、2,2’−ビフェニレン基、1,2−ジメチレンフェニル基、1,3−ジメチレンフェニル基、1,4−ジメチレンフェニル基、1,2−ジエチレンフェニル基、1,3−ジエチレンフェニル基、および1,4−ジエチレンフェニル基を例示することができる。
【0011】
式(1)中のA1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、およびA10におけるハロゲン原子として、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、およびヨウ素原子を例示することができる。中でも、好ましくはフッ素原子である。
【0012】
式(1)中のA1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、およびA10におけるアルキル基として、メチル基、エチル基およびn−ブチル基のような直鎖状アルキル基;イソプロピル基、イソブチル基、tert−ブチル基、およびネオペンチル基のような分岐状アルキル基;ならびに、シクロヘキシル基およびシクロオクチル基のような環状アルキル基を例示することができる。
【0013】
式(1)中のA1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、およびA10におけるアラルキル基として、ベンジル基、フェネチル基、2−メチルベンジル基、3−メチルベンジル基、4−メチルベンジル基、2,6-ジメチルベンジル基、および3,5−ジメチルベンジル基を例示することができる。該アラルキル基は、ハロゲン原子、炭化水素オキシ基、ニトロ基、スルホネート基、シリル基、およびシアノ基のような置換基を有していてもよい。
【0014】
式(1)中のA1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、およびA10におけるアリール基として、フェニル基、トリル基、およびメシチル基を例示することができる。該アリール基は、ハロゲン原子、炭化水素オキシ基、ニトロ基、スルホネート基、シリル基、およびシアノ基のような置換基を有していてもよい。
【0015】
式(1)中のA1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、およびA10における置換シリル基として、トリメチルシリル基、ジエチルメチルシリル基、エチルジメチルシリル基、およびトリエチルシリル基を例示することができる。該置換シリル基は、ハロゲン原子、炭化水素オキシ基、ニトロ基、スルホネート基、シリル基、およびシアノ基のような置換基を有していてもよい。
【0016】
式(1)中のA1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、およびA10におけるアルコキシ基として、メトキシ基、エトキシキ基およびn−ブトキシ基のような直鎖状アルコキシ基;イソプロポキシ基、イソブトキシ基、tert−ブトキシ基、およびネオペントキシ基のような分岐状アルコキシ基;ならびに、シクロヘキシロキシ基およびシクロオクチロキシ基のような環状アルコキシ基を例示することができる。該アルコキシ基は、ハロゲン原子、炭化水素オキシ基、ニトロ基、スルホネート基、シリル基、およびシアノ基のような置換基を有していてもよい。
【0017】
式(1)中のA1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、およびA10におけるアラルキルオキシ基として、ベンジロキシ基、フェネチロキシ基、2−メチルベンジロキシ基、3−メチルベンジロキシ基、4−メチルベンジルロキシ基、2,6-ジメチルベンジロキシ基、および3,5−ジメチルベンジロキシ基を例示することができる。該アラルキルオキシ基は、ハロゲン原子、炭化水素オキシ基、ニトロ基、スルホネート基、シリル基、およびシアノ基のような置換基を有していてもよい。
【0018】
式(1)中のA1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、およびA10におけるアリールオキシ基として、フェノキシ基、2−メチルフェノキシ基、2−エチルフェノキシ基、2−n−プロピルフェノキシ基、2−イソプロピルフェノキシ基、2−n−ブチルフェノキシ基、2−イソブチルフェノキシ基、2−tert−ブチルフェノキシ基、3−メチルフェノキシ基、3−イソプロピルフェノキシ基、3−n−ブチルフェノキシ基、3−tert−ブチルフェノキシ基、4−メチルフェノキシ基、4−イソプロピルフェノキシ基、4−n−ブチルフェノキシ基、4−tert−ブチルフェノキシ基、2,3−ジメチルフェノキシ基、2,4−ジメチルフェノキシ基、2,5−ジメチルフェノキシ基、2,6−ジメチルフェノキシ基、3,5−ジメチルフェノキシ基、2,6−ジイソプロピルフェノキシ基、2,6−ジ−tert−ブチルフェノキシ基、およびナフトキシ基を例示することができる。該アリールオキシ基は、ハロゲン原子、炭化水素オキシ基、ニトロ基、スルホネート基、シリル基、およびシアノ基のような置換基を有していてもよい。
【0019】
式(1)中のA1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、およびA10における2置換アミノ基として、N,N−ジメチルアミノ基、N,N−ジエチルアミノ基、およびN,N−ジ−n−ブチルアミノ基のような直鎖状アルキルアミノ基;N,N−ジイソプロピルアミノ基、N,N−ジイソブチルアミノ基、N,N−ジ−tert−ブチルアミノ基、およびN,N−ジネオペンチルアミノ基のような分岐状アルキルアミノ基;ならびに、N,N−ジシクロヘキシルアミノ基およびN,N−ジシクロオクチルアミノ基のような環状アルキルアミノ基を例示することができる。
【0020】
式(1)中のA1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、およびA10における炭化水素チオ基としてメチルチオ基、エチルチオ基およびn−ブチルチオ基のような直鎖状アルキルチオ基;イソプロピルチオ基、イソブチルチオ基、tert−ブチルチオ基、およびネオペンチルチオ基のような分岐状アルキルチオ基;ならびに、シクロヘキシルチオ基およびシクロオクチルチオ基のような環状アルキルチオ基を例示することができる
中でも、A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、およびA10として、水素原子、ハロゲン原子、または炭素原子数1〜10のアルキル基が好ましく、水素原子またはメチル基がより好ましく、水素原子がさらに好ましい。
【0021】
5とA6とは、または、A7とA8とは、互いに結合していてもよい。これらの結合によって形成される環として、シクロブタン、シクロペンタンおよびシクロヘキサンのような脂肪族の環、ならびに芳香族の環を例示することができる。これらの環は置換基を有していてもよい。
【0022】
式(1)で表される繰り返し単位において、重合体の主鎖と5員環との立体的な位置関係は特に限定されない。耐熱性に優れた重合体という観点から、該主鎖に対して、5員環は下式(2)で表されるトランス形であることが好ましい。


(ただし、上式(2)において、X1、X2、X3およびX4はそれぞれ独立に、元素の周期表第16族の原子を表し、R1およびR2はそれぞれ独立に、水素原子または炭素原子数1〜20の炭化水素基を表し、R1とR2は互いに結合していてもよい。A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9およびA10はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、置換シリル基、アルコキシ基、アラルキルオキシ基、アリールオキシ基、2置換アミノ基、または炭化水素チオ基を表す。)
【0023】
上記の位置関係は、本発明の重合体の重クロロホルム溶液を用いた13C−NMRスペクトルによって求められる。該スペクトルにおいて、溶媒である重クロロホルムのピーク位置を77ppmとした場合、45〜46ppmに現れるピーク(i)は、5員環が重合体の主鎖に対してトランス形である炭素原子に帰属され、39〜42ppmに現れるピーク(ii)は、5員環が重合体の主鎖に対してシス形である炭素原子に帰属される。
したがって、ピーク(i)の面積とピーク(ii)の面積との合計に対する、ピーク(i)の面積の比[100(i)/{(i)+(ii)}]を求めることによって、トランス形の割合が決定される。
【0024】
式(3)で表される化合物として、ジアリルジカルボン酸エステルを例示することができる。中でも、特に好ましくは、イソプロピリデンジアリルマロン酸エステル、ジメチルジアリルマロン酸エステル、ジエチルジアリルマロン酸エステル、ジイソプロピルジアリルマロン酸エステル、またはジターシャリーブチルジアリルマロン酸エステルであり、これらは全て公知の化合物である。また、ジプロピルジアリルマロン酸エステルやジシクロヘキシルジアリルマロン酸エステルは、実施例に示したような方法で得ることができる。
【0025】
本発明におけるα−オレフィンとは、α位が二重結合である1−アルケンを意味する。該α−オレフィンとして、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、および1−デセンのような直鎖状α−オレフィン;ならびに、3−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、およびビニルシクロヘキサンのような分岐状α−オレフィンを例示することができる。中でも、好ましくは炭素原子数3〜20のα−オレフィンであり、さらに好ましくは炭素原子数3〜10の直鎖状α−オレフィンであり、特に好ましくはプロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、または1−オクテンである。
【0026】
また、本発明の共重合体は、少なくとも、式(3)で表される化合物と、エチレンおよび/またはα−オレフィンとを、該重合用触媒の存在下に重合させることによって、製造することができる。
【0027】
遷移金属化合物は、付加重合活性のある遷移金属化合物であれば特に限定されず、公知の遷移金属化合物であってもよい。中でも、元素の周期表第4〜10族の遷移金属原子またはランタノイド系列の遷移金属原子を有する遷移金属化合物が好ましい。遷移金属化合物として、下式(4)で表される遷移金属化合物や、該遷移金属化合物と水との反応で得られる2量体であるμ−オキソタイプの遷移金属化合物を例示することができる。
a1b (4)
(ただし、上式(4)において、M1は元素の周期表(IUPAC1985年)第4〜10族の遷移金属原子またはランタノイド系列の遷移金属原子を表し、Lはシクロペンタジエン形アニオン骨格を有する基、またはヘテロ原子を含有する基を表し、複数のLが存在する場合、それらは相互に、直接連結されているか、または、炭素原子、ケイ素原子、窒素原子、酸素原子、硫黄原子もしくはリン原子を含有する残基を介して連結されている。Xはハロゲン原子または炭素原子数1〜20の炭化水素基を表し、aは0<a≦8を満たす数を表し、bは0<b≦8を満たす数を表す。)
【0028】
1として、チタン原子、ジルコニウム原子、ハフニウム原子、バナジウム原子、ニオビウム原子、タンタル原子、クロム原子、鉄原子、ルテニウム原子、コバルト原子、ロジウム原子、ニッケル原子、パラジウム原子、サマリウム原子、およびイッテルビウム原子を例示することができる。
【0029】
Lにおけるシクロペンタジエン形アニオン骨格を有する基として、シクロペンタジエニル基、置換シクロペンタジエニル基、インデニル基、置換インデニル基、フルオレニル基、および置換フルオレニル基を例示することができる。
【0030】
シクロペンタジエン形アニオン骨格を有する基として具体的には、η5−シクロペンタジエニル基、η5−メチルシクロペンタジエニル基、η5−tert−ブチルシクロペンタジエニル基、η5−1,2−ジメチルシクロペンタジエニル基、η5−1,3−ジメチルシクロペンタジエニル基、η5−1−tert−ブチル−2−メチルシクロペンタジエニル基、η5−1−tert−ブチル−3−メチルシクロペンタジエニル基、η5−1−メチル−2−イソプロピルシクロペンタジエニル基、η5−1−メチル−3−イソプロピルシクロペンタジエニル基、η5−1,2,3−トリメチルシクロペンタジエニル基、η5−1,2,4−トリメチルシクロペンタジエニル基、η5−テトラメチルシクロペンタジエニル基、η5−ペンタメチルシクロペンタジエニル基、η5−インデニル基、η5−4,5,6,7−テトラヒドロインデニル基、η5−2−メチルインデニル基、η5−3−メチルインデニル基、η5−4−メチルインデニル基、η5−5−メチルインデニル基、η5−6−メチルインデニル基、η5−7−メチルインデニル基、η5−2−tert−ブチルインデニル基、η5−3−tert−ブチルインデニル基、η5−4−tert−ブチルインデニル基、η5−5−tert−ブチルインデニル基、η5−6−tert−ブチルインデニル基、η5−7−tert−ブチルインデニル基、η5−2,3−ジメチルインデニル基、η5−4,7−ジメチルインデニル基、η5−2,4,7−トリメチルインデニル基、η5−2−メチル−4−イソプロピルインデニル基、η5−4,5−ベンズインデニル基、η5−2−メチル−4,5−ベンズインデニル基、η5−4−フェニルインデニル基、η5−2−メチル−5−フェニルインデニル基、η5−2−メチル−4−フェニルインデニル基、η5−2−メチル−4−ナフチルインデニル基、η5−フルオレニル基、η5−2,7−ジメチルフルオレニル基、およびη5−2,7−ジ−tert−ブチルフルオレニル基を例示することができる。
【0031】
Lにおけるヘテロ原子を含有する基にかかるヘテロ原子として、酸素原子、硫黄原子、窒素原子、およびリン原子を例示することができる。該基として、アルコキシ基、アリールオキシ基、チオアルコキシ基、チオアリールオキシ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、アルキルホスフィノ基、アリールホスフィノ基、酸素原子、硫黄原子、窒素原子またはリン原子を環構造内に有する芳香族もしくは脂肪族複素環基、およびキレート性配位子を例示することができる。
【0032】
ヘテロ原子を含有する基として、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、およびブトキシ基のようなアルコキシ基;フェノキシ基、2−メチルフェノキシ基,2,6−ジメチルフェノキシ基、2,4,6−トリメチルフェノキシ基、2−エチルフェノキシ基、4−n−プロピルフェノキシ基、2−イソプロピルフェノキシ基、2,6−ジイソプロピルフェノキシ基、4−sec−ブチルフェノキシ基、4−tert−ブチルフェノキシ基、2,6−ジ−sec−ブチルフェノキシ基、2−tert−ブチル−4−メチルフェノキシ基、および2,6−ジ−tert−ブチルフェノキシ基のようなアリールオキシ基;4−メトキシフェノキシ基、2,6−ジメトキシフェノキシ基、3,5−ジメトキシフェノキシ基、2−クロロフェノキシ基、4−ニトロソフェノキシ基、4−ニトロフェノキシ基、2−アミノフェノキシ基、3−アミノフェノキシ基、4−アミノチオフェノキシ基、2,3,6−トリクロロフェノキシ基、および2,4,6−トリフルオロフェノキシ基のような置換アリールオキシ基;チオメトキシ基のような炭化水素チオ基;ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロピルアミノ基、イソプロピルアミノ基、tert−ブチルアミノ基のようなアルキル置換アミノ基、およびジフェニルアミノ基のようなアリール置換アミノ基;ピロリル基;ジメチルホスフィノ基のようなホスフィノ基;ならびに、2−(2−オキシ−1−プロピル)フェノキシ基、カテコール、レゾルシノール、4−イソプロピルカテコール、3−メトキシカテコール、1,8−ジヒドロキシナフチル基、1,2−ジヒドロキシナフチル基、2,2’−ビフエニルジオール基、1,1’−ビ−2−ナフトール基、2,2’−ジヒドロキシ−6,6’−ジメチルビフェニル基、4,4’,6,6’−テトラ−tert−ブチル−2,2’メチレンジフェノキシ基、および4,4’,6,6’−テトラメチル−2,2’−イソブチリデンジフェノキシ基のようなアリールジオキシ基を例示することができる。
【0033】
上記のキレート性配位子とは、複数の結合部位を有する配位子を意味する。該配位子として、アセチルアセトナート、ジイミン、オキサゾリン、ビスオキサゾリン、テルピリジン、アシルヒドラゾン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ポルフィリン、クラウンエーテル、およびクリプタートを例示することができる。
【0034】
複数のLが存在する場合、シクロペンタジエン形アニオン骨格を有する基同士、シクロペンタジエン形アニオン骨格を有する基とヘテロ原子を含有する基、またはヘテロ原子を含有する基同士は、それぞれ、直接連結されているか、または、炭素原子、ケイ素原子、窒素原子、酸素原子、硫黄原子もしくはリン原子を含有する残基を介して連結されている。かかる残基として、エチレン基およびプロピレン基のようなアルキレン基;ジメチルメチレン基およびジフェニルメチレン基のような置換アルキレン基;シリレン基、ジメチルシリレン基、ジフェニルシリレン基、およびテトラメチルジシリレン基のような置換シリレン基;ならびに、窒素原子、酸素原子、硫黄原子およびリン原子のようなヘテロ原子を例示することができる。
【0035】
式(4)にかかるXにおけるハロゲン原子として、フッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ素原子を例示することができ、炭素原子数1〜20の炭化水素基として、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、フェニル基、およびベンジル基を例示することができる。
【0036】
式(4)におけるaおよびbは、遷移金属原子M1の価数と、LおよびXの価数とを考慮して、遷移金属化合物として中性となるよう適宜選択される。
【0037】
式(4)で表される、M1がチタン原子である遷移金属化合物として、ビス(シクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ビス(メチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ビス(n−ブチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ビス(ジメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ビス(エチルメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ビス(トリメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ビス(テトラメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ビス(インデニル)チタンジクロライド、ビス(4,5,6,7ーテトラヒドロインデニル)チタンジクロライド、ビス(フルオレニル)チタンジクロライド、シクロペンタジエニル(ペンタメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、シクロペンタジエニル(インデニル)チタンジクロライド、シクロペンタジエニル(フルオレニル)チタンジクロライド、インデニル(フルオレニル)チタンジクロライド、ペンタメチルシクロペンタジエニル(インデニル)チタンジクロライド、ペンタメチルシクロペンタジエニル(フルオレニル)チタンジクロライド、
【0038】
エチレンビス(シクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(2−メチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(3−メチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(2−n−ブチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(3−n−ブチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(2,3−ジメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(2,4−ジメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(2,5−ジメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(3,4−ジメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(2,3−エチルメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(2,4−エチルメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(2,5−エチルメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(3,5−エチルメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(2,3,4−トリメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(2,3,5−トリメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(テトラメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレンビス(インデニル)チタンジクロライド、エチレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)チタンジクロライド、エチレンビス(2−フェニルインデニル)チタンジクロライド、エチレンビス(2−メチルインデニル)チタンジクロライド、エチレンビス(2−メチル−4−フェニルインデニル)チタンジクロライド、エチレンビス(2−メチル−4−ナフチルインデニル)チタンジクロライド、エチレンビス(2−メチル−4,5−ベンゾインデニル)チタンジクロライド、エチレンビス(フルオレニル)チタンジクロライド、エチレン(シクロペンタジエニル)(ペンタメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、エチレン(シクロペンタジエニル)(インデニル)チタンジクロライド、エチレン(メチルシクロペンタジエニル)(インデニル)チタンジクロライド、エチレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(インデニル)チタンジクロライド、エチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(インデニル)チタンジクロライド、エチレン(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、エチレン(メチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、エチレン(ペンタメチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、エチレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、エチレン(テトラメチルペンタジエニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、エチレン(インデニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、
【0039】
イソプロピリデンビス(シクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(2−メチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(3−メチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(2−n−ブチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(3−n−ブチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(2,3−ジメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(2,4−ジメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(2,5−ジメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(3,4−ジメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(2,3−エチルメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(2,4−エチルメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(2,5−エチルメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(3,5−エチルメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(2,3,4−トリメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(2,3,5−トリメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(テトラメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(インデニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(2−フェニルインデニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(2−メチルインデニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(2−メチル−4−フェニルインデニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(2−メチル−4−ナフチルインデニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(2−メチル−4,5−ベンゾインデニル)チタンジクロライド、イソプロピリデンビス(フルオレニル)チタンジクロライド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(テトラメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(インデニル)チタンジクロライド、イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(インデニル)チタンジクロライド、イソプロピリデン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(インデニル)ジクロライド、イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(インデニル)ジクロライド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、イソプロピリデン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、イソプロピリデン(インデニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、
【0040】
ジメチルシリレンビス(シクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(2−メチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(3−メチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(2−n−ブチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(3−n−ブチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(2,3−ジメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(2,4−ジメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(2,5−ジメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(3,4−ジメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(2,3−エチルメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(2,4−エチルメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(2,5−エチルメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(3,5−エチルメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(2,3,4−トリメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(2,3,5−トリメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(テトラメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(インデニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(2−フェニルインデニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(2−メチルインデニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(2−メチル−4−フェニルインデニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(2−メチル−4−ナフチルインデニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレンビス(2−メチル−4,5−ベンゾインデニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(インデニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(インデニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(インデニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(インデニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(インデニル)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(インデニル)(フルオレニル)チタンジクロライド、
【0041】
シクロペンタジエニルチタントリクロライド、ペンタメチルシクロペンタジエニルチタントリクロライド、シクロペンタジエニル(ジメチルアミド)チタンジクロライド、シクロペンタジエニル(フェノキシ)チタンジクロライド、シクロペンタジエニル(2,6−ジメチルフェニル)チタンジクロライド、シクロペンタジエニル(2,6−ジイソプロピルフェニル)チタンジクロライド、シクロペンタジエニル(2,6−ジ−tert−ブチルフェニル)チタンジクロライド、ペンタメチルシクロペンタジエニル(2,6−ジメチルフェニル)チタンジクロライド、ペンタメチルシクロペンタジエニル(2,6−ジイソプロピルフェニル)チタンジクロライド、ペンタメチルシクロペンタジエニル(2,6−ジ−tert−ブチルフェニル)チタンジクロライド、インデニル(2,6−ジイソプロピルフェニル)チタンジクロライド、フルオレニル(2,6−ジイソプロピルフェニル)チタンジクロライド、
【0042】
メチレン(シクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(シクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(シクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(フルオレニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(フルオレニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(フルオレニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(フルオレニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、メチレン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、
【0043】
メチレン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(フルオレニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(フルオレニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(フルオレニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(フルオレニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、イソプロピリデン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、
【0044】
ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(フルオレニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(フルオレニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(フルオレニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(フルオレニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジフェニルメチレン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、
【0045】
ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(3−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(3,5−ジ−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(5−メチル−3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(5−メチル−3−トリメチルシリル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(3,5−ジアミル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジ−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(5−メチル−3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(5−メチル−3−トリメチルシリル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジアミル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(3−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジ−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(5−メチル−3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(5−メチル−3−トリメチルシリル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(n−ブチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジアミル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジ−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(5−メチル−3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(5−メチル−3−トリメチルシリル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジアミル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジ−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(5−メチル−3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(5−メチル−3−トリメチルシリル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジアミル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3,5−ジ−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(5−メチル−3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(5−メチル−3−トリメチルシリル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3,5−ジアミル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(インデニル)(2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(インデニル)(3−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(インデニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(インデニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(インデニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(インデニル)(3,5−ジ−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(インデニル)(5−メチル−3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(インデニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(インデニル)(5−メチル−3−トリメチルシリル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(インデニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(インデニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(インデニル)(3,5−ジアミル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(フルオレニル)(2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(フルオレニル)(3−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(フルオレニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(フルオレニル)(3,5−ジ−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(フルオレニル)(5−メチル−3−フェニル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(フルオレニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(フルオレニル)(5−メチル−3−トリメチルシリル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(フルオレニル)(3−tert−ブチ
ル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタンジクロライド、ジメチルシリレン(フルオレニル)(3,5−ジアミル−2−フェノキシ)チタンジクロライド、および、ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル))(1−ナフトキシ−2−イル)チタンジクロライド、これらの化合物の(2−フェノキシ)を(3−フェニル−2−フェノキシ)、(3−トリメチルシリル−2−フェノキシ)、または(3−tert−ブチルジメチルシリル−2−フェノキシ)に置き換えた化合物、これらの化合物のジメチルシリレンをジエチルシリレン、ジフェニルシリレン、またはジメトキシシリレンに置き換えた化合物、ならびに、これらの化合物のジクロライドをジフルオライド、ジブロマイド、ジアイオダイドジメチル、ジエチル、ジイソプロピル、ビス(ジメチルアミド)、ビス(ジエチルアミド)、ジメトキシド、ジエトキシド、ジ−n−ブトキシド、ジイソプロポキシドに置き換えた化合物を例示することができる。
【0046】
式(4)で表される、M1がチタン原子である遷移金属化合物として、更に、(tert−ブチルアミド)テトラメチルシクロペンタジエニル−1,2−エタンジイルチタンジクロライド、(tert−ブチルアミド)テトラメチルシクロペンタジエニル−1,2−エタンジイルチタンジメチル、(tert−ブチルアミド)テトラメチルシクロペンタジエニル−1,2−エタンジイルチタンジベンジル、(メチルアミド)テトラメチルシクロペンタジエニル−1,2−エタンジイルチタンジクロライド、(エチルアミド)テトラメチルシクロペンタジエニル−1,2−エタンジイルチタンジクロライド、(tert−ブチルアミド)テトラメチルシクロペンタジエニルジメチルシランチタンジクロライド、(tert−ブチルアミド)テトラメチルシクロペンタジエニルジメチルシランチタンジメチル、(tert−ブチルアミド)テトラメチルシクロペンタジエニルジメチルシランチタンジベンジル、(ベンジルアミド)テトラメチルシクロペンタジエニルジメチルシランチタンジクロライド、(フェニルフォスファイド)テトラメチルシクロペンタジエニルジメチルシランチタンジベンジル、(tert−ブチルアミド)インデニル−1,2−エタンジイルチタンジクロライド、(tert−ブチルアミド)インデニル−1,2−エタンジイルチタンジメチル、(tert−ブチルアミド)テトラヒドロインデニル−1,2−エタンジイルチタンジクロライド、(tert−ブチルアミド)テトラヒドロインデニル−1,2−エタンジイルチタンジメチル、(tert−ブチルアミド)フルオレニル−1,2−エタンジイルチタンジクロライド、(tert−ブチルアミド)フルオレニル−1,2−エタンジイルチタンジメチル、(tert−ブチルアミド)インデニルジメチルシランチタンジクロライド、(tert−ブチルアミド)インデニルジメチルシランチタンジメチル、(tert−ブチルアミド)テトラヒドロインデニルジメチルシランチタンジクロライド、(tert−ブチルアミド)テトラヒドロインデニルジメチルシランチタンジメチル、(tert−ブチルアミド)フルオレニルジメチルシランチタンジクロライド、(tert−ブチルアミド)フルオレニルジメチルシランチタンジメチル、
【0047】
(ジメチルアミノメチル)テトラメチルシクロペンタジエニルチタン(III)ジクロライド、(ジメチルアミノエチル)テトラメチルシクロペンタジエニルチタン(III)ジクロライド、(ジメチルアミノプロピル)テトラメチルシクロペンタジエニルチタン(III)ジクロライド、(N−ピロリジニルエチル)テトラメチルシクロペンタジエニルチタンジクロライド、(B−ジメチルアミノボラベンゼン)シクロペンタジエニルジルコニウムジクロライド、シクロペンタジエニル(9−メシチルボラアントラセニル)ジルコニウムジクロライド、
【0048】
2,2’−チオビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノキシ)チタンジクロライド、2,2’−チオビス[4−メチル−6−(1−メチルエチル)フェノキシ]チタンジクロライド、2,2’−チオビス(4,6−ジメチルフェノキシ)チタンジクロライド、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノキシ)チタンジクロライド、2,2’−エチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノキシ)チタンジクロライド、2,2’−スルフィニルビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノキシ)チタンジクロライド、2,2’−(4,4’,6,6’−テトラ−tert−ブチル−1,1’ビフェノキシ)チタンジクロライド、2,2’−チオビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノキシ)チタンジイソプロポキサイド、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノキシ)チタンジイソプロポキサイド、2,2’−エチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノキシ)チタンジイソプロポキサイド、2,2’−スルフィニルビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノキシ)チタンジイソプロポキサイド、
【0049】
(ジ−tert−ブチル−1,3−プロパンジアミド)チタンジクロライド、(ジシクロヘキシル−1,3−プロパンジアミド)チタンジクロライド、[ビス(トリメチルシリル)−1,3−プロパンジジアミド]チタンジクロライド、[ビス(tert−ブチルジメチルシリル)−1,3−プロパンジアミド]チタンジクロライド、[ビス(2,6−ジメチルフェニル)−1,3−プロパンジアミド]チタンジクロライド、[ビス(2,6−ジイソプロピルフェニル)−1,3−プロパンジアミド]チタンジクロライド、[ビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェニル)−1,3−プロパンジアミド]チタンジクロライド、[ビス(トリイソプロピルシリル)ナフタレンジアミド]チタンジクロライド、[ビス(トリメチルシリル)ナフタレンジアミド]チタンジクロライド、[ビス(tert−ブチルジメチルシリル)ナフタレンジアミド]チタンジクロライド、[ビス(tert−ブチルジメチルシリル)ナフタレンジアミド]チタンジブロマイド、
【0050】
[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]チタントリクロライド、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]チタントリブロマイド、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]チタントリアイオダイド、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]チタントリクロライド、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]チタントリブロマイド、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]チタントリアイオダイド、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]チタントリクロライド、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]チタントリブロマイド、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]チタントリアイオダイド、[トリス(3,5−ジメチルピラゾリル)メチル]チタントリクロライド、[トリス(3,5−ジメチルピラゾリル)メチル]チタントリブロマイド、[トリス(3,5−ジメチルピラゾリル)メチル]チタントリアイオダイド、[トリス(3,5−ジエチルピラゾリル)メチル]チタントリクロライド、[トリス(3,5−ジエチルピラゾリル)メチル]チタントリブロマイド、[トリス(3,5−ジエチルピラゾリル)メチル]チタントリアイオダイド、[トリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)メチル]チタントリクロライド、[トリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)メチル]チタントリブロマイド、[トリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)メチル]チタントリアイオダイド、
【0051】
μ−オキソビス[イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンクロライド]、μ−オキソビス[イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンメトキシド]、μ−オキソビス[イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンクロライド]、μ−オキソビス[イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンメトキシド]、μ−オキソビス[イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンクロライド]、μ−オキソビス[イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンメトキシド]、μ−オキソビス[イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンクロライド]、μ−オキソビス[イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンメトキシド]、μ−オキソビス[イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンクロライド]、μ−オキソビス[イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンメトキシド]、μ−オキソビス[イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンクロライド]、μ−オキソビス[イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンメトキシド]、μ−オキソビス[ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンクロライド]、μ−オキソビス[ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンメトキシド]、μ−オキソビス[ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンクロライド]、μ−オキソビス[ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンメトキシド]、μ−オキソビス[ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンクロライド]、μ−オキソビス[ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンメトキシド]、μ−オキソビス[ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンクロライド]、μ−オキソビス[ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンメトキシド]、μ−オキソビス[ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンクロライド]、μ−オキソビス[ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタンメトキシド]、μ−オキソビス[ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンクロライド]、μ−オキソビス[ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンメトキシド]、ジ−μ−オキソビス[イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタン]、ジ−μ−オキソビス[イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタン]、ジ−μ−オキソビス[イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタン]、ジ−μ−オキソビス[イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタン]、ジ−μ−オキソビス[イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタン]、ジ−μ−オキソビス[イソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタン]、ジ−μ−オキソビス[ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタン]、ジ−μ−オキソビス[ジメチルシリレン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタン]、ジ−μ−オキソビス[ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタン]、ジ−μ−オキソビス[ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタン]、ジ−μ−オキソビス[ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタン]、および、ジ−μ−オキソビス[ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタン]を例示することができる。
【0052】
また、式(4)で表される、M1がジルコニウム原子またはハフニウム原子である遷移金属化合物として、上記チタン化合物におけるチタン原子を、ジルコニウム原子またはハフニウム原子に置き換えた化合物を例示することができる。
【0053】
式(4)で表される、M1がバナジウム原子である遷移金属化合物として、バナジウムアセチルアセトナート、バナジウムテトラクロライド、およびバナジウムオキシトリクロライドを例示することができる。
【0054】
式(4)で表される、M1がサマリウム原子である遷移金属化合物として、ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)サマリウムメチルテトラヒドロフランを例示することができる。
【0055】
式(4)で表される、M1がイッテルビウム原子である遷移金属化合物として、ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)イッテルビウムメチルテトラヒドロフランを例示することができる。
【0056】
式(4)で表される、M1がパラジウム原子である遷移金属化合物として、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジメチルオキサゾリン]パラジウムジクロライド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジメチルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジエチルオキサゾリン]パラジウムジクロライド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジエチルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジ−n−プロピルオキサゾリン]パラジウムジクロライド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジ−n−プロピルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジイソプロピルオキサゾリン]パラジウムジクロライド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジイソプロピルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジシクロヘキシルオキサゾリン]パラジウムジクロライド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジシクロヘキシルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジメトキシオキサゾリン]パラジウムジクロライド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジメトキシオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジエトキシオキサゾリン]パラジウムジクロライド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジエトキシオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジフェニルオキサゾリン]パラジウムジクロライド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジフェニルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、
【0057】
メチレンビス[(4R)−4−メチル−5,5’−ジ−(2−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、メチレンビス[(4R)−4−メチル−5,5’−ジ−(3−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、メチレンビス[(4R)−4−メチル−5,5’−ジ−(4−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、メチレンビス[(4R)−4−メチル−5,5’−ジ−(2−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、メチレンビス[(4R)−4−メチル−5,5’−ジ−(3−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、メチレンビス[(4R)−4−メチル−5,5’−ジ−(4−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、メチレンビス[スピロ{(4R)−4−メチルオキサゾリン−5,1’−シクロブタン}]パラジウムジブロマイド、メチレンビス[スピロ{(4R)−4−メチルオキサゾリン−5,1’−シクロペンタン}]パラジウムジブロマイド、メチレンビス[スピロ{(4R)−4−メチルオキサゾリン−5,1’−シクロヘキサン}]パラジウムジブロマイド、メチレンビス[スピロ{(4R)−4−メチルオキサゾリン−5,1’−シクロヘプタン}]パラジウムジブロマイド、
【0058】
2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソプロピル−5,5’−ジメチルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソプロピル−5,5’−ジエチルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソプロピル−5,5’−ジ−n−プロピルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、メチレンビス[(4R)−4−イソプロピル−5,5’−ジイソプロピルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソプロピル−5,5’−ジシクロヘキシルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソプロピル−5,5’−ジフェニルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソプロピル−5,5’−ジ−(2−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソプロピル−5,5’−ジ−(3−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソプロピル−5,5’−ジ−(4−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソプロピル−5,5’−ジ−(2−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソプロピル−5,5’−ジ−(3−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソプロピル−5,5’−ジ−(4−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−イソプロピルオキサゾリン−5,1’−シクロブタン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−イソプロピルオキサゾリン−5,1’−シクロペンタン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−イソプロピルオキサゾリン−5,1’−シクロヘキサン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−イソプロピルオキサゾリン−5,1’−シクロヘプタン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソブチル−5,5’−ジメチルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソブチル−5,5’−ジエチルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソブチル−5,5’−ジ−n−プロピルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソブチル−5,5’−ジ−イソプロピルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソブチル−5,5’−ジシクロヘキシルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソブチル−5,5’−ジフェニルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソブチル−5,5’−ジ−(2−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソブチル−5,5’−ジ−(3−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソブチル−5,5’−ジ−(4−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソブチル−5,5’−ジ−(2−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソブチル−5,5’−ジ−(3−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−イソブチル−5,5’−ジ−(4−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−イソブチルオキサゾリン−5,1’−シクロブタン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−イソブチルオキサゾリン−5,1’−シクロペンタン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−イソブチルオキサゾリン−5,1’−シクロヘキサン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−イソブチルオキサゾリン−5,1’−シクロヘプタン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−tert−ブチル−5,5’−ジメチルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−tert−ブチル−5,5’−ジエチルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−4−tert−ブチル−5,5’−ジ−n−プロピルオキサゾリン] パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−tert−ブチル−5,5’−ジ−イソプロピルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−tert−ブチル−5,5’−ジフェニルオキサゾリン] パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−tert−ブチル−5,5’−ジシクロヘキシルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−tert−ブチル−5,5’−ジ−(2−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−tert−ブチル−5,5’−ジ−(3−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−tert−ブチル−5,5’−ジ−(4−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−tert−ブチル−5,5’−ジ−(2−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−tert−ブチル−5,5’−ジ−(3−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−tert−ブチル−5,5’−ジ−(4−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、
【0059】
2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−tert−ブチルオキサゾリン−5,1’−シクロブタン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−tert−ブチルオキサゾリン−5,1’−シクロペンタン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−tert−ブチルオキサゾリン−5,1’−シクロヘキサン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−tert−ブチルオキサゾリン−5,1’−シクロヘプタン}]パラジウムジブロマイド、
【0060】
2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジメチルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジエチルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジ−n−プロピルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジ−イソプロピルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジシクロヘキシルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジフェニルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジ−(2−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジ−(3−メチルフェニ)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジ−(4−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジ−(2−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジ−(3−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−フェニル−5,5’−ジ−(4−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、
【0061】
2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−フェニルオキサゾリン−5,1’−シクロブタン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−フェニルオキサゾリン−5,1’−シクロペンタン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−フェニルオキサゾリン−5,1’−シクロヘキサン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−フェニルオキサゾリン−5,1’−シクロヘプタン}]パラジウムジブロマイド、
【0062】
2,2’−メチレンビス[(4R)−4−ベンジル−5,5’−ジメチルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−ベンジル−5,5’−ジエチルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−ベンジル−5,5’−ジ−n−プロピルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−ベンジル−5,5’−ジ−イソプロピルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−ベンジル−5,5’−ジシクロヘキシルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−ベンジル−5,5’−ジフェニルオキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−ベンジル−5,5’−ジ−(2−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−ベンジル−5,5’−ジ−(3−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−ベンジル−5,5’−ジ−(4−メチルフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−ベンジル−5,5’−ジ−(2−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−ベンジル−5,5’−ジ−(3−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[(4R)−4−ベンジル−5,5’−ジ−(4−メトキシフェニル)オキサゾリン]パラジウムジブロマイド、
【0063】
2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−ベンジルオキサゾリン−5,1’−シクロブタン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−ベンジルオキサゾリン−5,1’−シクロペンタン}]パラジウムジブロマイド、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−ベンジルオキサゾリン−5,1’−シクロヘキサン}]パラジウムジブロマイド、および、2,2’−メチレンビス[スピロ{(4R)−4−ベンジルオキサゾリン−5,1’−シクロヘプタン}]パラジウムジブロマイド、ならびに、上記各化合物における(4R)が(4S)に相当する化合物を例示することができる。また、メソ型異性体として、ビスオキサゾリン類の光学活性体として前記した各化合物における(4R)が、一つのオキサゾリン骨格が(4R)、他方のオキサゾリン骨格が(4S)に相当する化合物を例示することができる。
【0064】
式(4)で表される、M1がパラジウム原子である遷移金属化合物として、更に、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]パラジウムクロライド、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]パラジウムブロマイド、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]パラジウムアイオダイド、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]パラジウムメチル、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]パラジウムエチル、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]パラジウムアリル、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]パラジウムメタリル、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]パラジウムクロライド、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]パラジウムブロマイド、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]パラジウムアイオダイド、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]パラジウムメチル、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]パラジウムエチル、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]パラジウムアリル、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]パラジウムメタリル、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]パラジウムクロライド、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]パラジウムブロマイド、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]パラジウムアイオダイド、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]パラジウムメチル、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]パラジウムエチル、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]パラジウムアリル、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]パラジウムメタリル、
【0065】
クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(アニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−メチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−エチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−ノルマルプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−イソプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−ノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−イソブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−ノルマルヘキシルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(4−メチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジメチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジエチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジノルマルプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジイソプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジイソブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジノルマルヘキシルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−メチル−6−エチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−メチル−6−ノルマルプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−メチル−6−イソプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−メチル−6−ブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−エチル−6−ノルマルプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−エチル−6−イソプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−エチル−6−ノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−ノルマルプロピル−6−イソプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−ノルマルプロピル−6−ノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス(2−イソプロピル−6−ノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−メチルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−エチルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−ノルマルプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−イソプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2,6−ジメチルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2,6−ジエチルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2,6−ジノルマルプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2,6−ジイソプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−メチル−6−エチルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−メチル−6−ノルマルプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−メチル−6−イソプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−エチル−6−ノルマルプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−エチル−6−イソプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(エタン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(1−ナフチル)アニリン−κN}]パラジウム、
【0066】
クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(アニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−メチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−エチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−ノルマルプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−イソプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−ノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−イソブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−ノルマルヘキシルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(4−メチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2,6−ジメチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2,6−ジエチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2,6−ジノルマルプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2,6−ジイソプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2,6−ジノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2,6−ジイソブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2,6−ジノルマルヘキシルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−メチル−6−エチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−メチル−6−ノルマルプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−メチル−6−イソプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−メチル−6−ノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−エチル−6−ノルマルプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−エチル−6−イソプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−エチル−6−ノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−ノルマルプロピル−6−イソプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−ノルマルプロピル−6−ノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2−イソプロピル−6−ノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(2,4,6−トリメチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−メチルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−エチルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−ノルマルプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−イソプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2,6−ジメチルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2,6−ジエチルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2,6−ジノルマルプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2,6−ジイソプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−メチル−6−エチルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−メチル−6−ノルマルプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−メチル−6−イソプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−エチル−6−ノルマルプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−エチル−6−イソプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(1−ナフチル)アニリン−κN}]パラジウム、
【0067】
クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビスアニリン−κN]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−メチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−エチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−ノルマルプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−イソプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(4−メチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−ノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−イソブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−ノルマルヘキシルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジメチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジエチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジノルマルプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジイソプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジイソブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジノルマルヘキシルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−メチル−6−エチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−メチル−6−ノルマルプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−メチル−6−イソプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−メチル−6−ノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−エチル−6−ノルマルプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−エチル−6−イソプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−エチル−6−ノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−ノルマルプロピル−6−イソプロピルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−ノルマルプロピル−6−ノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−イソプロピル−6−ノルマルブチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2,4,6−トリメチルアニリン−κN)]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−メチルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−エチルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−ノルマルプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−イソプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2,6−ジメチルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2,6−ジエチルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2,6−ジノルマルプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2,6−ジイソプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−メチル−6−エチルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−メチル−6−ノルマルプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−メチル−6−イソプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−エチル−6−ノルマルプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(2−エチル−6−イソプロピルフェニル)アニリン−κN}]パラジウム、および、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス{2,4−ジメチル−6−(1−ナフチル)アニリン−κN}]パラジウムを例示することができる。
【0068】
式(4)で表される、M1がニッケル原子、コバルト原子、ロジウム原子、またはルテニウム原子である遷移金属化合物として、上記パラジウム化合物におけるパラジウム原子を、ニッケル原子、コバルト原子、ロジウム原子、またはルテニウム原子に置き換えた化合物を例示することができる。
【0069】
式(4)で表される、M1が鉄原子である遷移金属化合物として、2,6−ビス−[1−(2,6−ジメチルフェニルイミノ)エチル]ピリジンアイロンジクロライド、2,6−ビス−[1−(2,6−ジイソプロピルフェニルイミノ)エチル]ピリジンアイロンジクロライド、2,6−ビス−[1−(2−tert−ブチル−フェニルイミノ)エチル]ピリジンアイロンジクロライド、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]アイロンクロライド、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]アイロンブロマイド、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]アイロンアイオダイド、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]アイロンメチル、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]アイロンエチル、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]アイロンアリル、[ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレート]アイロンメタリル、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]アイロンクロライド、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]アイロンブロマイド、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]アイロンアイオダイド、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]アイロンメチル、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]アイロンエチル、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]アイロンアリル、[ヒドロトリス(3,5−ジエチルピラゾリル)ボレート]アイロンメタリル、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]アイロンクロライド、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]アイロンブロマイド、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]アイロンアイオダイド、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]アイロンメチル、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]アイロンエチル、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]アイロンアリル、および、[ヒドロトリス(3,5−ジ−tert−ブチルピラゾリル)ボレート]アイロンメタリルを例示することができる。
【0070】
式(4)で表される、M1がコバルト原子またはニッケル原子である遷移金属化合物として、上記の鉄化合物における鉄原子を、コバルト原子またはニッケル原子に置き換えた化合物を例示することができる。
上記の遷移金属化合物は、二種以上を組合せてもよい。
【0071】
遷移金属化合物として好ましくは、下式[I]で表される化合物である。


(ただし、上式[I]において、Mは元素の周期表第10族の遷移金属原子を表し、R3およびR4はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、置換シリル基、アルコキシ基、アラルキルオキシ基、またはアリールオキシ基を表し、R5およびR6はそれぞれ独立に、炭素原子数1〜30の炭化水素基を表し、R7およびR8はそれぞれ独立に、水素原子または炭素原子数1〜20の炭化水素基を表し、R7とR8とは互いに結合していてもよい。)
【0072】
7およびR8における炭化水素基として、アルキル基およびアリール基を例示することができる。これらの基は、ハロゲン原子、炭化水素オキシ基、ニトロ基、スルホニル基、およびシリル基のような基で置換されていてもよい。該アルキル基として、メチル基、エチル基、およびn−ブチル基のような直鎖状アルキル基;イソプロピル基、イソブチル基、tert−ブチル基、およびネオペンチル基のような分岐状アルキル基;ならびに、シクロヘキシル基およびシクロオクチル基のような環状アルキル基を例示することができる。中でも、好ましくは炭素原子数1〜20のアルキル基であり、より好ましくは炭素原子数1〜12の直鎖状アルキル基であり、さらに好ましくはメチル基またはエチル基である。該アリール基として、フェニル基、ナフチル基、4−トリル基、およびメシチル基を例示することができる。中でも、好ましくは炭素原子数6〜20のアリール基であり、より好ましくは炭素原子数6〜12のアリール基であり、さらに好ましくはフェニル基または、メシチル基である。
【0073】
式[I]におけるR7とR8とが互いに結合している場合、該結合によって形成される環として、脂肪族の環および芳香族の環を例示することができる。これらの環は置換基を有していてもよい。脂肪族の環におけるR7とR8との結合によって形成される2価の基として、1,2−エチレン基、1,2−シクロへキシレン基、1,2−ノルボルネン基、2,3−ブテン基、2,3−ジメチル−2,3−ブテン基、および2,4−ペンテン基を例示することができる。芳香族の環におけるR7とR8との結合によって形成される2価の基として、1,2−フェニレン基およびアセナフチル基を例示することができ、好ましくはアセナフチル基である。
【0074】
式[I]におけるR5およびR6の炭素原子数1〜30の炭化水素基として、アルキル基、アラルキル基およびアリール基を例示することができる。これらの基は、ハロゲン原子、炭化水素オキシ基、ニトロ基、スルホニル基、およびシリル基のような置換基を有していてもよい。
【0075】
上記アルキル基として、メチル基、エチル基およびn−ブチル基のような直鎖状アルキル基;イソプロピル基、イソブチル基、tert−ブチル基、およびネオペンチル基のような分岐状アルキル基;ならびにシクロヘキシルおよびシクロオクチルのような環状アルキル基を例示することができる。中でも、好ましくは炭素原子数1〜20のアルキル基、より好ましくは炭素原子数1〜12の分岐状アルキル基、さらに好ましくはイソプロピル基またはtert−ブチル基である。
【0076】
上記アラルキル基として、ベンジル基およびフェネチル基を例示することができる。中でも、好ましくは炭素原子数7〜20のアラルキル基、より好ましくは炭素原子数7〜12のアラルキル基、さらに好ましくはベンジル基である。
【0077】
上記アリール基として、フェニル基、2−メチルフェニル基、2−エチルフェニル基、2−ノルマルプロピルフェニル基、2−イソプロピルフェニル基、2−ノルマルブチルフェニル基、2−イソブチルフェニル基、2−ノルマルヘキシルフェニル基、4−メチルフェニル基、2,6−ジメチルフェニル基、2,6−ジエチルフェニル基、2,6−ジノルマルプロピルフェニル基、2,6−ジイソプロピルフェニル基、2,6−ジノルマルブチルフェニル基、2,6−ジイソブチルフェニル基、2,6−ジノルマルヘキシルフェニル基、2−メチル−6−エチルフェニル基、2−メチル−6−ノルマルプロピルフェニル基、2−メチル−6−イソプロピルフェニル基、2−メチル−6−ブチルフェニル基、2−エチル−6−ノルマルプロピルフェニル基、2−エチル−6−イソプロピルフェニル基、2−エチル−6−ノルマルブチルフェニル基、2−ノルマルプロピル−6−イソプロピルフェニル基、2−ノルマルプロピル−6−ノルマルブチルフェニル基、2−イソプロピル−6−ノルマルブチルフェニル基、2,4,6−トリメチルフェニル基、2,4−ジメチル−6−(2−メチルフェニル)フェニル基、2,4−ジメチル−6−(2−エチルフェニル)フェニル基、2,4−ジメチル−6−(2−ノルマルプロピルフェニル)フェニル基、2,4−ジメチル−6−(2−イソプロピルフェニル)フェニル基、2,4−ジメチル−6−(2,6−ジメチルフェニル)フェニル基、2,4−ジメチル−6−(2,6−ジエチルフェニル)フェニル基、2,4−ジメチル−6−(2,6−ジノルマルプロピルフェニル)フェニル基、2,4−ジメチル−6−(2,6−ジイソプロピルフェニル)フェニル基、2,4−ジメチル−6−(2−メチル−6−エチルフェニル)フェニル基、2,4−ジメチル−6−(2−メチル−6−ノルマルプロピルフェニル)フェニル基、2,4−ジメチル−6−(2−メチル−6−イソプロピルフェニル)フェニル基、2,4−ジメチル−6−(2−エチル−6−ノルマルプロピルフェニル)フェニル基、2,4−ジメチル−6−(2−エチル−6−イソプロピルフェニル)フェニル基、および2,4−ジメチル−6−(1−ナフチル)フェニル基を例示することができる。中でも、好ましくは炭素原子数6〜30のアリール基、より好ましくは炭素原子数7〜30のアリール基である。
【0078】
式[I]におけるR3およびR4のハロゲン原子として、フッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ素原子を例示することができる。中でも、好ましくは塩素原子または臭素原子である。
【0079】
上記アルキル基として、メチル基、エチル基およびn−ブチル基のような直鎖状アルキル基;イソプロピル基、イソブチル基、tert−ブチル基およびネオペンチル基のような分岐状アルキル基;ならびに、シクロヘキシルおよびシクロオクチルのような環状アルキル基を例示することができる。中でも、好ましくは炭素原子数1〜20のアルキル基、より好ましくは炭素原子数1〜12の直鎖状無置換アルキル基、さらに好ましくはメチル基である。
【0080】
上記アラルキル基として、ベンジル基およびフェネチル基を例示することができる。中でも、好ましくは炭素原子数7〜12のアラルキル基、より好ましくは炭素原子数7〜12の無置換アラルキル基、さらに好ましくはベンジル基である。
【0081】
上記アリール基として、フェニル基、ナフチル基、4−トリル基、メシチル基および4−フェニルフェニル基を例示することができる。中でも、好ましくは炭素原子数6〜20のアリール基、より好ましくは炭素原子数6〜12のアリール基、さらに好ましくはフェニル基、4−トリル基またはメシチル基である。
【0082】
上記置換シリル基として、メチルシリル基、エチルシリル基およびフェニルシリル基のような炭素原子数1〜20の1置換シリル基;ジメチルシリル基、ジエチルシリル基、およびジフェニルシリル基のような炭素原子数2〜20の2置換シリル基;トリメチルシリル基;トリエチルシリル基;トリ−n−プロピルシリル基;トリイソプロピルシリル基;トリ−n−ブチルシリル基;トリ−sec−ブチルシリル基;トリ−tert−ブチルシリル基;トリイソブチルシリル基;tert−ブチルジメチルシリル基;トリ−n−ペンチルシリル基;トリ−n−ヘキシルシリル基;トリシクロヘキシルシリル基;ならびにトリフェニルシリル基を例示することができる。中でも、好ましくは炭素原子数3〜20の3置換シリル基、さらに好ましくはトリメチルシリル基、tert−ブチルジメチルシリル基またはトリフェニルシリル基である。
【0083】
上記アルコキシ基として、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、n−ペンチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、n−ヘキシルオキシ基、n−オクチルオキシ基、n−ドデシルオキシ基、n−ペンタデシルオキシ基、およびn−エイコシルオキシ基を例示することができる。中でも、好ましくは炭素原子数1〜20のアルコキシ基、より好ましくはメトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基またはtert−ブトキシ基である。
【0084】
上記アラルキルオキシ基として、ベンジルオキシ基、(2−メチルフェニル)メトキシ基、(3−メチルフェニル)メトキシ基、(4−メチルフェニル)メトキシ基、(2、3−ジメチルフェニル)メトキシ基、(2、4−ジメチルフェニル)メトキシ基、(2、5−ジメチルフェニル)メトキシ基、(2、6−ジメチルフェニル)メトキシ基、(3,4−ジメチルフェニル)メトキシ基、(3,5−ジメチルフェニル)メトキシ基、(2,3,4−トリメチルフェニル)メトキシ基、(2,3,5−トリメチルフェニル)メトキシ基、(2,3,6−トリメチルフェニル)メトキシ基、(2,4,5−トリメチルフェニル)メトキシ基、(2,4,6−トリメチルフェニル)メトキシ基、(3,4,5−トリメチルフェニル)メトキシ基、(2,3,4,5−テトラメチルフェニル)メトキシ基、(2,3,4,6−テトラメチルフェニル)メトキシ基、(2,3,5,6−テトラメチルフェニル)メトキシ基、(ペンタメチルフェニル)メトキシ基、(エチルフェニル)メトキシ基、(n−プロピルフェニル)メトキシ基、(イソプロピルフェニル)メトキシ基、(n−ブチルフェニル)メトキシ基、(sec−ブチルフェニル)メトキシ基、(tert−ブチルフェニル)メトキシ基、(n−ヘキシルフェニル)メトキシ基、(n−オクチルフェニル)メトキシ基、(n−デシルフェニル)メトキシ基、ナフチルメトキシ基、およびアントラセニルメトキシ基を例示することができる。中でも、好ましくは炭素原子数7〜20のアラルキルオキシ基、より好ましくはベンジルオキシ基である。
【0085】
上記アリールオキシ基として、フェノキシ基、2−メチルフェノキシ基、3−メチルフェノキシ基、4−メチルフェノキシ基、2、3−ジメチルフェノキシ基、2、4−ジメチルフェノキシ基、2、5−ジメチルフェノキシ基、2、6−ジメチルフェノキシ基、3,4−ジメチルフェノキシ基、3,5−ジメチルフェノキシ基、2−tert−ブチル−3−メチルフェノキシ基、2−tert−ブチル−4−メチルフェノキシ基、2−tert−ブチル−5−メチルフェノキシ基、2−tert−ブチル−6−メチルフェノキシ基、2,3,4−トリメチルフェノキシ基、2,3,5−トリメチルフェノキシ基、2,3,6−トリメチルフェノキシ基、2,4,5−トリメチルフェノキシ基、2,4,6−トリメチルフェノキシ基、2−tert−ブチル−3,4−ジメチルフェノキシ基、2−tert−ブチル−3,5−ジメチルフェノキシ基、2−tert−ブチル−3,6−ジメチルフェノキシ基、2,6−ジ−tert−ブチル−3−メチルフェノキシ基、2−tert−ブチル−4,5−ジメチルフェノキシ基、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノキシ基、3,4,5−トリメチルフェノキシ基、2,3,4,5−テトラメチルフェノキシ基、2−tert−ブチル−3,4,5−トリメチルフェノキシ基、2,3,4,6−テトラメチルフェノキシ基、2−tert−ブチル−3,4,6−トリメチルフェノキシ基、2,6−ジ−tert−ブチル−3,4−ジメチルフェノキシ基、2,3,5,6−テトラメチルフェノキシ基、2−tert−ブチル−3,5,6−トリメチルフェノキシ基、2,6−ジ−tert−ブチル−3,5−ジメチルフェノキシ基、ペンタメチルフェノキシ基、エチルフェノキシ基、n−プロピルフェノキシ基、イソプロピルフェノキシ基、n−ブチルフェノキシ基、sec−ブチルフェノキシ基、tert−ブチルフェノキシ基、n−ヘキシルフェノキシ基、n−オクチルフェノキシ基、n−デシルフェノキシ基、ナフトキシ基、およびアントラセノキシ基を例示することができる。中でも、好ましくは炭素原子数6〜20のアリールオキシ基である。
【0086】
式[I]におけるR3およびR4は、好ましくは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、またはアリール基、さらに好ましくは水素原子、ハロゲン原子、または炭素原子数1〜12の直鎖状無置換アルキル基、特に好ましくは塩素原子、メチル基である。
【0087】
式[I]におけるMは、好ましくはニッケル原子またはパラジウム原子、さらに好ましくはパラジウム原子である。
【0088】
本発明における有機アルミニウム化合物は公知の化合物であってもよい。有機アルミニウム化合物として、下記の各化合物およびそれらの1種以上の組合せを例示することができる:
(1)式E1dAlZ3-dで表される有機アルミニウム化合物;
(2)式{−Al(E2)−O−}eで表される環状のアルミノキサン;および
(3)式E3{−Al(E3)−O−}fAlE32で表される線状のアルミノキサン;
ただし、上式において、E1、E2およびE3はそれぞれ炭化水素基を表し、複数のE1、複数のE2または複数のE3が存在する場合、それらは互いに同じか異なる。Zは水素原子またはハロゲン原子を表し、Zが複数ある場合、それらは同じか異なる。dは0<d≦3を満たす数を表し、eは2以上の整数であり、好ましくは2〜40の整数であり、fは1以上の整数であり、好ましくは1〜40の整数である。
【0089】
1、E2およびE3における炭化水素基は、好ましくは炭素原子数1〜8の炭化水素基、より好ましくは炭素原子数1〜8のアルキル基である。
【0090】
上式で表される有機アルミニウム化合物として、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリプロピルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、およびトリヘキシルアルミニウムのようなトリアルキルアルミニウム;ジメチルアルミニウムクロライド、ジエチルアルミニウムクロライド、ジプロピルアルミニウムクロライド、ジイソブチルアルミニウムクロライド、およびジヘキシルアルミニウムクロライドのようなジアルキルアルミニウムクロライド;メチルアルミニウムジクロライド、エチルアルミニウムジクロライド、プロピルアルミニウムジクロライド、イソブチルアルミニウムジクロライド、およびヘキシルアルミニウムジクロライドのようなアルキルアルミニウムジクロライド;ならびに、ジメチルアルミニウムハイドライド、ジエチルアルミニウムハイドライド、ジプロピルアルミニウムハイドライド、ジイソブチルアルミニウムハイドライド、およびジヘキシルアルミニウムハイドライドのようなジアルキルアルミニウムハイドライドを例示することができる。中でも、好ましくはトリアルキルアルミニウムであり、より好ましくはトリエチルアルミニウムまたはトリイソブチルアルミニウムである。
【0091】
上式におけるE2およびE3として、メチル基、エチル基、ノルマルプロピル基、イソプロピル基、ノルマルブチル基、イソブチル基、ノルマルペンチル基、およびネオペンチル基のようなアルキル基を例示することができる。中でも、メチル基またはイソブチル基が好ましい。
【0092】
上式で表される環状および線状のアルミノキサンは、各種の方法で製造することができる。それらの製造方法は特に限定されず、公知の製造方法であってもよい。製造方法として、トリメチルアルミニウムのようなトリアルキルアルミニウムを、ベンゼンおよび脂肪族炭化水素のような適当な有機溶剤に溶解した溶液を水と接触させて製造する方法、トリメチルアルミニウムのようなトリアルキルアルミニウムを、硫酸銅水和物のような結晶水を含んでいる金属塩に接触させて製造する方法を例示することができる。
【0093】
本発明におけるホウ素化合物は公知の化合物であってもよい。ホウ素化合物として、下記の各化合物およびそれらの1種以上の組合せを例示することができる:
(1)式BQ123で表されるホウ素化合物;
(2)式G+(BQ1234-で表されるホウ素化合物;および
(3)式(J−H)+(BQ1234-で表されるホウ素化合物;
ただし、上式において、Bは3価の原子価状態のホウ素原子を表し、Q1〜Q4はそれぞれ独立に、ハロゲン原子、炭化水素基、ハロゲン化炭化水素基、置換シリル基、アルコキシ基または2置換アミノ基を表し、G+は無機または有機のカチオンを表し、Jは中性ルイス塩基を表し、(J−H)+はブレンステッド酸を表す。)
【0094】
上記第1式〜第3式におけるQ1〜Q4は、好ましくは、ハロゲン原子、炭素原子数1〜20の炭化水素基、炭素原子数1〜20のハロゲン化炭化水素基、炭素原子数1〜20の置換シリル基、炭素原子数1〜20のアルコキシ基または炭素原子数2〜20の炭化水素基で置換された置換アミノ基であり、より好ましくは、ハロゲン原子、炭素原子数1〜20の炭素原子を含む炭化水素基または炭素原子数1〜20の炭素原子を含むハロゲン化炭化水素基であり、さらに好ましくは、少なくとも1個のフッ素原子を含む炭素原子数1〜20のフッ素化炭化水素基であり、特に好ましくは、少なくとも1個のフッ素原子を含む炭素原子数6〜20のフッ素化アリール基である。
【0095】
上記第1式で表されるホウ素化合物として、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン、トリス(2,3,5,6−テトラフルオロフェニル)ボラン、トリス(2,3,4,5−テトラフルオロフェニル)ボラン、トリス(3,4,5−トリフルオロフェニル)ボラン、トリス(2,3,4−トリフルオロフェニル)ボラン、およびフェニルビス(ペンタフルオロフェニル)ボランを例示することができる。中でも、最も好ましくはトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランである。
【0096】
上記第2式で表されるホウ素化合物における無機のカチオンであるG+として、フェロセニウムカチオン、アルキル置換フェロセニウムカチオン、および銀陽イオンを例示することができる。有機のカチオンであるG+として、トリフェニルメチルカチオンを例示することができる。G+は、好ましくはカルベニウムカチオンであり、特に好ましくはトリフェニルメチルカチオンである。
【0097】
上記第2式における(BQ1234-として、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、テトラキス(2,3,5,6−テトラフルオロフェニル)ボレート、テトラキス(2,3,4,5−テトラフルオロフェニル)ボレート、テトラキス(3,4,5−トリフルオロフェニル)ボレート、テトラキス(2,3,4−トリフルオロフェニル)ボレート、フェニルトリス(ペンタフルオロフェニル)ボレ−ト、およびテトラキス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)ボレートを例示することができる。
【0098】
上記第2式で表されるホウ素化合物として、リチウムテトラキス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)ボレート、ナトリウムテトラキス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)ボレート、カリウムテトラキス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)ボレート、銀テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、フェロセニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、1,1’−ジメチルフェロセニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、テトラブチルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、テトラフェニルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、テトラメチルアンモニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリメチルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジフェニルヨードニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニルカルベニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、およびトリフェニルカルベニウムテトラキス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)ボレートを例示することができる。中でも、最も好ましくは、トリフェニルカルベニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートである。
【0099】
上記第3式中の(J−H)+として、トリアルキル置換アンモニウム、N,N−ジアルキルアニリニウム、ジアルキルアンモニウムおよびトリアリールホスホニウムを例示することができ、(BQ1234-として上記と同様のものを例示することができる。
【0100】
上記第3式で表されるホウ素化合物として、トリエチルアンモニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリプロピルアンモニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリ(n−ブチル)アンモニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリ(n−ブチル)アンモニウムテトラキス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)ボレート、N,N−ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N,N−ジエチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N,N−ジメチル−2,4,6−トリメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N,N−ジメチルアニリニウムテトラキス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)ボレート、ジイソプロピルアンモニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジシクロヘキシルアンモニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリ(メチルフェニル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、およびトリ(ジメチルフェニル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートを例示することができる。中でも、最も好ましくは、トリ(n−ブチル)アンモニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートまたはN,N−ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートである。
【0101】
本発明におけるホウ素化合物は、好ましくは、上記第2式または第3式で表されるホウ素化合物であり、特に好ましくはトリフェニルカルベニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリ(n−ブチル)アンモニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートまたはN,N−ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートである。
【0102】
本発明における、例えば、イソプロピリデンジアリルマロネート(式(3)で表される化合物)とエチレンとの共重合体中の、イソプロピリデンジアリルマロネート単位(式(1)で表される単位)の含有量は、以下の手順からなる13C−NMR法によって求められる。
(1)共重合体のクロロホルム−d1溶液を調製する(濃度は4mg/ml〜2g/mlが好ましい);
(2)該溶液の13C−NMRスペクトルを測定する;
(3)共重合体中の、エチレン単位(4H)と、式(1)で表される単位中のR1およびR2のそれぞれに由来する2個のメチル基(6H)とに基づく、0.8〜1.4ppmの範囲に存在するピークの面積(A1)を求める;
(4)共重合体中の、式(1)で表される単位中のシクロペンタン環の2個のメチレン基(4H)(式(1)中のA5、A6、A7およびA8が水素原子であるから、A5およびA6が結合しているメチレン基と、A7およびA8が結合しているメチレン基)に基づく、2.3〜2.6ppmの範囲に存在するピークの面積(A2)を求める;
(5)式(1)で表される単位の含有量(モル%)を下式から算出する(式(1)で表される単位とエチレン単位との合計を100モル%とする);
100×A2/4÷[A2/4+{(A1)−(A2)6/4}/4]
【0103】
上記13C−NMRスペクトルにおいて、クロロホルム−d1のピーク位置を77ppmとした場合、47.0ppmに現れるピークは、共重合体の骨格における4個以上のメチレン基によって隔てられたシクロペンタン環のメチレン基に由来する炭素原子に帰属され、46.5ppmに現れるピークは、共重合体の骨格における2個のメチレン基によって隔てられたシクロペンタン環のメチレン基に由来する炭素原子に帰属される。
【0104】
本発明における共重合体中の、式(1)で表される単位の含有量は特に限定されず、該含有量は通常、0mol%を超え100mol%未満の範囲内である。中でも、優れた耐熱性を有する共重合体という観点から、好ましくは10mol%以上100mol%未満であり、より好ましくは20mol%以上100mol%未満である。
【0105】
本発明の共重合体の分子量は特に限定されないが、好ましくは重量平均分子量(Mw)が1,000〜10,000,000であり、より好ましくは2,000〜5,000,000であり、最も好ましくは4,000〜3,000,000である。
【0106】
本発明の共重合体の分子量分布は特に限定されないが、好ましくは1.0〜100であり、さらに好ましくは1.0〜50であり、最も好ましくは1.0〜20である。
【0107】
本発明の共重合体のガラス転移点(耐熱性の尺度)は、好ましくは60℃以上であり、より好ましくは70℃以上であり、最も好ましくは80℃以上である。
【0108】
本発明の共重合体は、トルエンおよびキシレンのような芳香族溶媒や、クロロホルムおよび塩化メチレンのようなハロゲン化溶媒に可溶である。
【0109】
本発明において、遷移金属化合物と、有機アルミニウム化合物および/またはホウ素化合物と、モノマーとの接触方法は、特に限定されない。
【0110】
遷移金属化合物と有機アルミニウム化合物とを接触させて重合用触媒を生成させる場合、重合用触媒の活性を高める観点から、有機アルミニウム化合物として、環状のアルミノキサン、線状のアルミノキサン、またはこれらの組合せが好ましい。遷移金属化合物と有機アルミニウム化合物とホウ素化合物とを接触させて重合用触媒を生成させる場合、同じ観点から、有機アルミニウム化合物として、上記第1式で表される有機アルミニウム化合物が好ましい。
【0111】
有機アルミニウム化合物の使用量は、遷移金属化合物1モル部あたり、通常0.1〜10000モル部であり、好ましくは5〜2000モル部である。該使用量が0.1モル部未満であると十分な重合活性が得られず、10000モル部を超えると、得られる重合体の分子量が低下したり(例えば、有機アルミニウム化合物への連鎖移動によって)、重合用触媒の活性が低下したりする場合がある。ホウ素化合物の使用量は、遷移金属化合物1モル部あたり、通常0.01〜100モル部であり、好ましくは0.5〜10モル部である。該使用量が0.01モル部未満であると、重合用触媒の活性が不十分である場合があり、100モル部を超える使用はコストの面から好ましくない。
【0112】
本発明における遷移金属化合物、有機アルミニウム化合物およびホウ素化合物のそれぞれは、溶液として用いてもよい。該溶液の溶媒として、塩化メチレン、クロロホルム、トルエン、ペンタン、ヘキサン、およびヘプタンを例示することができる。中でも、塩化メチレン、クロロホルム、またはトルエンが好ましい。
【0113】
遷移金属化合物溶液の濃度は、通常0.01〜500μmol/Lであり、好ましくは0.05〜100μmol/Lであり、より好ましくは0.05〜50μmol/Lである。有機アルミニウム化合物溶液の濃度は、アルミニウム原子換算で、通常0.01〜10000μmol/Lであり、好ましくは0.1〜5000μmol/Lであり、より好ましくは0.1〜2000μmol/Lである。ホウ素化合物溶液の濃度は、通常0.01〜500μmol/Lであり、好ましくは0.05〜200μmol/Lであり、より好ましくは0.05〜100μmol/Lである。遷移金属化合物溶液の濃度が0.01μmol/L未満である場合や、有機アルミニウム化合物溶液の濃度が、アルミニウム原子換算で、0.01μmol/L未満である場合や、ホウ素化合物溶液の濃度が0.01μmol/L未満である場合、大量の溶媒が必要となりコスト面で好ましくなく、遷移金属化合物溶液の濃度が500μmol/Lを超える場合や、有機アルミニウム化合物溶液の濃度が、アルミニウム原子換算で、10000μmol/Lを超える場合や、ホウ素化合物溶液の濃度が500μmol/Lを超える場合、これら化合物が十分に溶解せず析出する場合がある。
【0114】
本発明における重合用触媒は、無機化合物の粒子状物質または有機化合物の粒子状物質からなる担体と組合せてもよい。無機化合物として、シリカゲルおよびアルミナを例示することができる。有機化合物として、スチレン重合体を例示することができる。
【0115】
本発明における重合方法は特に限定されない。該方法として、バッチ式または連続式の、気相重合法、塊状重合法、および、適当な重合溶媒を使用しての溶液重合法またはスラリー重合法を例示することができる。重合溶媒は、重合触媒を失活させない溶媒であって、溶媒として、ベンゼン、トルエン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、およびシクロヘキサンのような炭化水素溶媒や、ジクロロメタンおよびクロロホルムのようなハロゲン化溶媒を例示することができる。
【0116】
本発明における重合温度は特に限定されず、一般に−100〜250℃であり、好ましくは−50〜200℃である。該温度が−100℃未満であると、重合用触媒が十分な活性を示さない場合があり、250℃を超えると、得られる重合体の分子量が低下する場合があったり、異性化反応のような副反応の生起によって、式(1)で表される繰り返し単位からなる重合体が得られない場合があったりする。
得られる重合体の分子量を調節するために、水素のような連鎖移動剤を使用してもよい。
【0117】
本発明における重合時間は特に限定されず、一般に1分から72時間である。該時間が1分未満であると、重合体の収量が不十分である場合があり、72時間を超えると、重合体の製造コストの面で不利である。
【0118】
本発明の重合体は、目的に応じて、耐候剤、滑剤、顔料、染料、帯電防止剤、酸化防止剤、防曇剤、防錆剤、界面活性剤、潤滑剤、および導電剤のような各種の添加剤と組合せてもよい。本発明の共重合体はまた、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、エチレン−α−オレフィン共重合エラストマー、およびポリプロピレンのような公知の重合体と組合せてもよい。
【0119】
本発明の重合体は、押出成形品や射出成形品として使用することができる。押出成形方法は、公知の成形方法であってもよい。押出成形方法として、円形ダイから溶融させた樹脂を押出し、筒状に膨らませたフィルムまたはシートを巻き取るインフレーション成形法や、直線状ダイから溶融させた樹脂を押出し、フィルムまたはシートを巻き取るTダイ成形法や、カレンダー成形法を例示することができる。
【実施例】
【0120】
以下、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されない。
【0121】
実施例1
(1)単量体の合成
PdCl2(CH3CN)20.0065gと塩化メチレン0.95mLとが入った25mLのシュレンク管に、窒素雰囲気下でP(OPh)30.33mLを加えた。室温で15分間撹拌後、トリエチルアミン0.07mLと水4.54μLとを加え、さらに20分間撹拌した。さらに水5mLを加え、5分間撹拌した後、上部の水層をキャヌラーを用いて除去した。残りの有機層を留去し、残渣をアセトンで洗浄することによってPd[P(OPh)3]4を得た(榧木、香田、碇屋共著、「ザ・ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(The Journal of Organic Chemistry)」、第69巻、2004年、p.2595に記載された方法を参照)。
50mLナス形フラスコに、モレキュラーシーブ3A7.69gと、トルエン35mLと、上記Pd(OPh)349.7mgと、メルドラム酸(2,2−ジメチル−1,3−ジオキサンー4,6−ジオン)5.04gと、アリルアルコール4.9mLとを加え、窒素雰囲気下80℃で2時間撹拌した。濾過した後にトルエンを留去し、残渣を、固定相としてシリカゲルを用い、移動相としてヘキサン8重量部と酢酸エチル1重量部との混合溶媒を用いたカラムクロマトグラフィーによって精製することで透明なオイル状のイソプロピリデンジアリルマロネート(単量体)6.22gを得た。
【0122】
下記の数平均分子量および分子量分布は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によって、下記の条件で測定した。また、検量線は標準ポリスチレンを用いて作成した。
測定機:JASCO社製(デガッサー:DG−980−50、ポンプ:PU−980、オートサンプラー:AS−950、カラムオーブン:CO−966、RI検出器:RI−930、UV検出器:UV−975)
カラム:昭和電工(株)製のShodex−806L×2本
測定温度:40℃
溶媒 :クロロホルム
サンプル濃度:1mg/1ml
【0123】
下記のガラス転移点は、セイコー電子工業(株)社製のSSC−5200なる名称の機種を用いた示差走査熱量(DSC)測定により、以下の条件で測定した。
昇温:25℃から135℃(10℃/分) 5分間保持
冷却:135℃から−60℃(20℃/分) 5分間保持
測定:−60℃から150℃(10℃/分で昇温)
【0124】
下記のトランス形の割合は、日本電子社製のLA−500なる名称の機種を用いた13C−NMR解析により、以下の条件で求めた。
測定溶媒:クロロホルム−d1
測定温度:室温
試料濃度:50mg/0.5ml
基準物質:クロロホルム−d1(77ppm)
【0125】
実施例2
三方コックの付いた50mlナス形フラスコにイソプロピリデンジアリルマロネート(単量体)0.314g(1.4mmol)を加え、凍結脱気した後、エチレン・アルゴン混合ガス(エチレン25モル%、アルゴンモル75%)で置換した。一方、クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジイソプロピルアニリン−κN)]パラジウム(遷移金属化合物)9.86mg(0.015mmol)およびナトリウムテトラキス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)ボレート(ホウ素化合物)15.9mg(0.018mmol)の入った25mLシュレンク管に塩化メチレン0.75mLを加え、5分間撹拌した。このようにして調製したカチオン性パラジウムの塩化メチレン溶液0.5mL(パラジウム錯体が0.01mmol)をシリンジでナス形フラスコに移し、エチレン・アルゴン混合ガス(エチレン25モル%、アルゴン75モル%)のバルーンを三方コックに付け、全圧0.1MPa(エチレン分圧0.025MPa)として室温で2時間撹拌した。反応後、反応混合系をメタノール(約50mL)に注ぐことによって共重合体を単離し、回収した。0.07gの共重合体が得られ、共重合体中のイソプロピリデンジアリルマロネート単位の含有量は25mol%であり(該共重合体中の全てのモノマー単位の合計を100モル%とする。したがって、エチレン単位の含有量=100モル%−25mol%=75モル%)、数平均分子量(Mn)は8000であり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比で表される分子量分布(Mw/Mn)は1.2であった。得られた共重合体は室温では固体状態であり、DTAには140℃まで吸熱ピークは観測されなかった。得られた結果を表1に示す。
【0126】
上記の耐熱性は、示差熱熱重量同時測定装置(TG/DTA、セイコーインスツル(株)製 SSC−5200を用いて、以下の条件で測定した。
測定条件:25℃から500℃まで10℃/分で昇温した。
【0127】
上記のイソプロピリデンジアリルマロネート単位の含有量は、日本電子社製のLA−500なる名称の機種を用いた13C−NMR解析により、以下の条件で求めた。
測定溶媒:クロロホルム−d1
測定温度:室温
試料濃度:50mg/0.5ml
基準物質:クロロホルム−d1(77ppm)
【0128】
実施例3
遷移金属化合物をクロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2,4,6−トリメチルアニリン−κN)]パラジウム0.015mmolに変更したこと以外は実施例2と同様に行った。
その結果0.105gの共重合体が得られ、共重合体中のイソプロピリデンジアリルマロネート単位の含有量は52mol%であり(該共重合体中の全てのモノマー単位の合計を100モル%とする。したがって、エチレン単位の含有量=100モル%−52mol%=48モル%)、数平均分子量(Mn)は8500であり、分子量分布(Mw/Mn)は1.3であった。得られた共重合体は室温では固体状態であり、DTAには140℃まで吸熱ピークは観測されなかった。得られた結果を表1に示す。
【0129】
実施例4
遷移金属化合物をクロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2−メチル−6−イソプロピルアニリン−κN)]パラジウム0.015mmolに変更したこと以外は実施例2と同様に行った。
その結果0.106gの共重合体が得られ、共重合体中のイソプロピリデンジアリルマロネート単位の含有量は39mol%であり(該共重合体中の全てのモノマー単位の合計を100モル%とする。したがって、エチレン単位の含有量=100モル%−39mol%=61モル%)、数平均分子量(Mn)は9300であり、分子量分布(Mw/Mn)は1.5であった。得られた共重合体は室温では固体状態であり、DTAには140℃まで吸熱ピークは観測されなかった。得られた結果を表1に示す。
【0130】
実施例5
遷移金属化合物をクロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2,4,6−トリメチルアニリン−κN)]パラジウム0.015mmolに変更したこと、イソプロピリデンジアリルマロネートの量を0.314gから0.157gに変更したこと、エチレン・アルゴン混合ガスをエチレンガスに変更したこと、エチレンガスの圧力を0.1MPaに変更したこと以外は実施例2と同様に行った。
その結果0.087gの共重合体が得られ、共重合体中のイソプロピリデンジアリルマロネート単位の含有量は12mol%であり(該共重合体中の全てのモノマー単位の合計を100モル%とする。したがって、エチレン単位の含有量=100モル%−12mol%=88モル%)、数平均分子量(Mn)は6100であり、分子量分布(Mw/Mn)は1.5であった。得られた共重合体は室温では固体状態であり、DTAには140℃まで吸熱ピークは観測されなかった。得られた結果を表1に示す。
【0131】
実施例6
遷移金属化合物をクロロ(メチル)[N,N’−(ブタン−2,3−ジイリデン)ビス(アニリン−κN)]パラジウム0.015mmolに変更したこと、イソプロピリデンジアリルマロネートの量を0.314gから0.157gに変更したこと、エチレン・アルゴン混合ガスをエチレンガスに変更したこと、エチレンガスの圧力を0.1MPaに変更したこと以外は実施例2と同様に行った。
その結果0.251gの共重合体が得られ、共重合体中のイソプロピリデンジアリルマロネート単位の含有量は7mol%であり(該共重合体中の全てのモノマー単位の合計を100モル%とする。したがって、エチレン単位の含有量=100モル%−7mol%=93モル%)、数平均分子量(Mn)は52000であり、分子量分布(Mw/Mn)は2.5であった。得られた共重合体は室温では固体状態であり、DTAには140℃まで吸熱ピークは観測されなかった。得られた結果を表1に示す。
【0132】
実施例7
三方コックの付いた50mlナス形フラスコにイソプロピリデンジアリルマロネート(単量体)0.156g(0.7mmol)と1−ヘキセン58.9mg(0.7mmol)とを加え、凍結脱気した後、アルゴンガスで置換した。一方、クロロ(メチル)[N,N’−(1、2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジイソプロピルアニリン−κN)]パラジウム(遷移金属化合物)6.6mg(0.010mmol)およびナトリウムテトラキス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)ボレート(ホウ素化合物)13.2mg(0.012mmol)の入った25mLシュレンク管に塩化メチレン0.5mLを加え、5分間撹拌した。このようにして調製したカチオン性パラジウムの塩化メチレン溶液0.5mL(パラジウム錯体が0.01mmol)をシリンジでナス形フラスコに移し、室温で24時間撹拌した。反応後、反応混合系をメタノール(約50mL)に注ぐことによって共重合体を単離し、回収した。
0.188gの共重合体が得られ、共重合体中のイソプロピリデンジアリルマロネート単位の含有量は45mol%であり(該共重合体中の全てのモノマー単位の合計を100モル%とする。したがって、1−ヘキセン単位の含有量=100モル%−45mol%=55モル%)、数平均分子量(Mn)は8000であり、分子量分布(Mw/Mn)は2.1であった。得られた共重合体は室温では固体状態であり、DTAには140℃まで吸熱ピークは観測されなかった。得られた結果を表1に示す。
【0133】
実施例8
三方コックの付いた50mlナス形フラスコにイソプロピリデンジアリルマロネート(単量体)0.156g(0.7mmol)と、メシチレン(内部標準物質)35μl(0.25mmol)と、1−ヘキセン0.87μl(0.7mmol)とを加え、凍結脱気した後、エチレンで置換した。一方、クロロ(メチル)[N,N‘−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジイソプロピルアニリン−κN)]パラジウム(遷移金属化合物)9.86mg(0.015mmol)およびナトリウムテトラキス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)ボレート(ホウ素化合物)15.9mg(0.018mmol)の入った25mlシュレンク管に塩化メチレン0.75mlを加え、10分間撹拌した。このようにして調製したカチオン性パラジウムの塩化メチレン溶液0.25ml(パラジウム錯体が0.01mmol)をシリンジでナス形フラスコに移し、エチレンガスのバルーンを三方コックに付け、0.1MPaで室温で3時間撹拌した。反応後、反応混合系をメタノール(約50ml)に注ぐことによって共重合体を単離し、回収した。
0.49gの共重合体が得られ、共重合体中のイソプロピリデンジアリルマロネート単位と1−ヘキセン単位の含有量は、それぞれ3.4モル%および6.1モル%であり(該共重合対中の全てのモノマー単位の合計を100モル%とする。したがって、エチレン単位の含有量=100モル%−(3.4モル%+6.1モル%)=90.5モル%)、数平均分子量(Mn)は21000であり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比で表される分子量分布(Mw/Mn)は2.4であった。得られた共重合体はDTAでは149℃まで吸熱ピークは観測されなかった。得られた結果を表1に示す。
【0134】
実施例9
窒素置換された25mLシュレンク管にイソプロピリデンジアリルマロネート(単量体)0.156g(0.7mmol)および1−デセン0.13mLを加えた。一方クロロ(メチル)[N,N’−(1,2−ジヒドロアセナフチレン−1,2−ジイリデン)ビス(2,6−ジイソプロピルアニリン−κN)]パラジウム5.9mg(0.01mmol)およびナトリウムテトラキス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニル)ボレート(ホウ素化合物)10.6mg(0.012mmol)の入った25mLシュレンク管に塩化メチレン0.50mLを加え、5分間撹拌した。このようにして調製したカチオン性パラジウムの塩化メチレン溶液0.5mL(パラジウム錯体が0.01mmol)をシリンジでモノマーの入っているシュレンク管に移し、室温で5時間撹拌した。
反応後、反応混合系をメタノール(約50mL)に注ぐことによって共重合体を単離し、回収した。0.180gの共重合体が得られ、共重合体中のイソプロピリデンジアリルマロネート単位の含有量は35mol%であり(該共重合体中の全てのモノマー単位の合計を100mol%とする。したがって、1−デセン単位の含有量=100mol%−35mol%=65mol%)、数平均分子量(Mn)は5200であり、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比で表される分子量分布(Mw/Mn)は2.3であった。得られた共重合体は室温では固体状態であり、DTAには140℃まで吸熱ピークは観測されなかった。得られた結果を表1に示す。
【0135】
比較例1
イソプロピリデンジアリルマロネートをアクリル酸メチル0.06g(0.7mmol)に変更したこと以外は実施例5と同様に行った。
その結果、0.047gの共重合体が得られ、共重合体中のアクリル酸メチル単位の含有量は7mol%であり(該共重合体中の全てのモノマー単位の合計を100モル%とする。したがって、エチレン単位の含有量=100モル%−7mol%=93モル%)、数平均分子量(Mn)は1500であり、分子量分布(Mw/Mn)は1.6であった。共重合体は室温ではオイル状であった。得られた結果を表1に示す。
【0136】
比較例2
イソプロピリデンジアリルマロネートをアクリル酸メチル0.12g(1.4mmol)に変更したこと以外は実施例5と同様に行った。
その結果、ほとんど重合体は得られなかった。得られた結果を表1に示す。
【0137】
【表1】







 

 


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