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発明の名称 クロコニウム色素
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−31644(P2007−31644A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−220442(P2005−220442)
出願日 平成17年7月29日(2005.7.29)
代理人 【識別番号】110000109
【氏名又は名称】特許業務法人特許事務所サイクス
発明者 木村 桂三 / 山川 一義
要約 課題
画像形成材料、赤外線感熱型記録材料、光記録素子および光学フイルム材料等として有用な新規なクロコニウム色素を提供する

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
下記一般式(I)で表されることを特徴とする化合物。
【化1】


〔一般式(I)中、R11はpKa値が18以下のプロトンを有する置換基を表し、R12は水素原子、脂肪族基、芳香族基または複素環基を表す。ただし、一つの窒素原子に結合するR11とR12とを合わせた水素原子以外の原子の総数は11以上である。R13は置換基を表す。n13は0〜4の整数を表す。n13が2以上の場合、複数のR13は同一でも異なっていてもよく、互いに結合して環を形成してもよい。〕
【請求項2】
前記一般式(I)におけるR11が、pKa値が10〜17のプロトンを有する置換基であることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記一般式(I)におけるR11が、ヒドロキシル基を有する置換基であることを特徴とする請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
前記一般式(I)におけるR11が、2個以上のヒドロキシル基を有する置換基であることを特徴とする請求項1または2に記載の化合物。
【請求項5】
前記一般式(I)におけるR11が、エーテル結合を有する置換基であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成材料、赤外線感熱型記録材料、光記録素子および光学フイルム材料等として有用な新規なクロコニウム色素に関する。
【背景技術】
【0002】
実質的に可視光を吸収しないが、赤外線を吸収する近赤外吸収色素としては、クロコニウム色素が有用であり、盛んに研究されてきた(例えば、特許文献1〜5参照)。これまでに知られているクロコニウム色素としては、特許文献2に記載の一般式(I)〜(III)に示されるように、炭素環や複素環を末端に有するポリメチン置換基がクロコン酸母核の1,3位に置換したものが知られている。このうち、炭素環を末端に有するポリメチンからなる色素としては、炭素環が2−ヒドロキシ−4−ジアルキルアミノベンゼンのものなどが知られている。この、ベンゼンの4位に置換している4−アミノ基としてはジアルキルアミノ基が知られている。色素の諸物性(溶解性、融点、会合など)の調節にはこのジアルキルアミノ基のアルキル基上の官能基変更が有効であるが、これまでアルキル基上の置換基としてはエーテルのみが知られているだけであった(例えば特許文献3、5参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平5−155145号公報
【特許文献2】特開平6−8644号公報
【特許文献3】特開2001−117201号公報
【特許文献4】特開2001−294785号公報
【特許文献5】特開2002−286931号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、画像形成材料、赤外線感熱型記録材料、光記録素子および光学フイルム材料等として有用な新規なクロコニウム色素を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは鋭意検討の結果、下記手段により本発明の前記目的が達成されることを見出した。
【0006】
(1) 下記一般式で表されることを特徴とする化合物。
【0007】
【化1】


【0008】
〔一般式(I)中、R11はpKa値が18以下のプロトンを有する置換基を表し、R12は水素原子、脂肪族基、芳香族基または複素環基を表す。ただし、一つの窒素原子に結合するR11とR12とを合わせた水素原子以外の原子の総数は11以上である。n13は0〜4の整数を表す。n13が2以上の場合、複数のR13は同一でも異なっていてもよく、互いに結合して環を形成してもよい。〕
【0009】
(2) 前記一般式(I)におけるR11が、pKa値が10〜17のプロトンを有する置換基であることを特徴とする(1)に記載の化合物。
(3) 前記一般式(I)におけるR11が、ヒドロキシル基を有する置換基であることを特徴とする(1)または(2)に記載の化合物。
(4) 前記一般式(I)におけるR11が、2個以上のヒドロキシル基を有する置換基であることを特徴とする(1)または(2)に記載の化合物。
(5) 前記一般式(I)におけるR11が、エーテル結合を有する置換基であることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項に記載の化合物。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、画像形成材料、赤外線感熱型記録材料、光記録素子および光学フイルム材料等として有用な新規なクロコニウム色素を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態について詳しく説明する。尚、本明細書において「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
本発明の化合物(クロコニウム色素)は、下記一般式で表されることを特徴とする。
【0012】
【化2】


〔一般式(I)中、R11はpKa値が18以下のプロトンを有する置換基を表し、R12は水素原子、脂肪族基、芳香族基または複素環基を表す。ただし、一つの窒素原子に結合するR11とR12とを合わせた水素原子以外の原子の総数は11以上である。R13は置換基を表す。n13は0〜4の整数を表す。n13が2以上の場合、複数のR13は同一でも異なっていてもよく、互いに結合して環を形成してもよい。〕
【0013】
本発明の化合物は、画像形成材料、赤外線感熱型記録材料、光記録素子および光学フイルム材料等として有用なクロコニウム色素として用いることができる。
【0014】
本明細書において、「脂肪族基」はアルキル基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アルキニル基、置換アルキニル基、シクロアルキル基、置換シクロアルキル基、シクロアルケニル基、置換シクロアルケニル基、シクロアルキニル基、置換シクロアルキニル基を意味する。これらの脂肪族基のうち、アルキル基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アルキニル基、置換アルキニル基、シクロアルキル基、置換シクロアルキル基、シクロアルケニル基、置換シクロアルケニル基が好ましい。
【0015】
前記アルキル基は直鎖状であっても分岐していてもよい。前記アルキル基の炭素原子数は1〜20であることが好ましく、1〜18であることがさらに好ましい。また、前記置換アルキル基のアルキル部分は、前記アルキル基と同様である。
前記アルケニル基は直鎖状であっても分岐していてもよい。前記アルケニル基の炭素原子数は2〜20であることが好ましく、2〜18であることがさらに好ましい。前記置換アルケニル基のアルケニル部分は、前記アルケニル基と同様である。
前記アルキニル基は直鎖状であっても分岐していてもよい。前記アルキニル基の炭素原子数は2〜20であることが好ましく、2〜18であることがさらに好ましい。前記置換アルキニル基のアルキニル部分は、前記アルキニル基と同様である。
前記シクロアルキル基および前記シクロアルケニル基の炭素原子数は3〜20が好ましく、前記置換シクロアルキル基のシクロアルキル部分および前記置換シクロケニル基のシクロアルケニル部分の炭素原子数はシクロアルキル基、シクロアルケニル基と同様である。
【0016】
上述の置換アルキル基、置換アルケニル基、置換アルキニル基、置換シクロアルキル基、置換シクロアルケニル基および置換シクロアルキニル基における置換基としては、例えば、以下の基が挙げられる。
ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、アルキルまたはシクロアルキル基〔直鎖、分岐、環状の置換若しくは無置換の飽和脂肪族基を表す。それらは、アルキル基(好ましくは炭素数1〜30のアルキル基、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、n−オクチル、エイコシル、2−クロロエチル、2−シアノエチル、2―エチルヘキシル)、シクロアルキル基(好ましくは、炭素数3〜30の置換または無置換のシクロアルキル基、例えば、シクロヘキシル、シクロペンチル、4−n−ドデシルシクロヘキシル)、ビシクロアルキル基(好ましくは、炭素数5〜30の置換若しくは無置換のビシクロアルキル基、つまり、炭素数5〜30のビシクロアルカンから水素原子を一個取り去った一価の基である。例えば、ビシクロ[1,2,2]ヘプタン−2−イル、ビシクロ[2,2,2]オクタン−3−イル)、さらに環構造が多いトリシクロ構造なども包含するものである。以下に説明する置換基の部分構造中のアルキル基(例えばアルキルチオ基のアルキル基)もこのような概念のアルキル基を表す。またシクロアルキル基も同様である。〕;
【0017】
アルケニル若しくはシクロアルケニル基[直鎖、分岐、環状の置換若しくは無置換の二重結合を有する脂肪族基を表す。それらは、アルケニル基(好ましくは炭素数2〜30の置換または無置換のアルケニル基、例えば、ビニル、アリル、プレニル、ゲラニル、オレイル)、シクロアルケニル基(好ましくは、炭素数3〜30の置換若しくは無置換のシクロアルケニル基、つまり、炭素数3〜30のシクロアルケンの水素原子を一個取り去った一価の基である。例えば、2−シクロペンテン−1−イル、2−シクロヘキセン−1−イル)、ビシクロアルケニル基(置換若しくは無置換のビシクロアルケニル基、好ましくは、炭素数5〜30の置換若しくは無置換のビシクロアルケニル基、つまり二重結合を一個持つビシクロアルケンの水素原子を一個取り去った一価の基である。例えば、ビシクロ[2,2,1]ヘプト−2−エン−1−イル、ビシクロ[2,2,2]オクト−2−エン−4−イル)を包含するものである。]、アルキニル基(好ましくは、炭素数2〜30の置換または無置換のアルキニル基、例えば、エチニル、プロパルギル、トリメチルシリルエチニル基)、
【0018】
アリール基(好ましくは炭素数6〜30の置換若しくは無置換のアリール基、例えば、フェニル、p−トリル、ナフチル、m−クロロフェニル、o−ヘキサデカノイルアミノフェニル)、ヘテロ環基(好ましくは5または6員の置換若しくは無置換の、芳香族若しくは非芳香族のヘテロ環化合物から一個の水素原子を取り除いた一価の基であり、さらに好ましくは、炭素数3〜30の5若しくは6員の芳香族のヘテロ環基である。例えば、2−フリル、2−チエニル、2−ピリミジニル、2−ベンゾチアゾリル)、シアノ基、ヒドロキシル基、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシ基(好ましくは、炭素数1〜30の置換若しくは無置換のアルコキシ基、例えば、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、tert−ブトキシ、n−オクチルオキシ、2−メトキシエトキシ)、アリールオキシ基(好ましくは、炭素数6〜30の置換若しくは無置換のアリールオキシ基、例えば、フェノキシ、2−メチルフェノキシ、4−tert−ブチルフェノキシ、3−ニトロフェノキシ、2−テトラデカノイルアミノフェノキシ)、シリルオキシ基(好ましくは、炭素数3〜20のシリルオキシ基、例えば、トリメチルシリルオキシ、tert−ブチルジメチルシリルオキシ)、ヘテロ環オキシ基(好ましくは、炭素数2〜30の置換若しくは無置換のヘテロ環オキシ基、1−フェニルテトラゾール−5−オキシ、2−テトラヒドロピラニルオキシ)、アシルオキシ基(好ましくはホルミルオキシ基、炭素数2〜30の置換若しくは無置換のアルキルカルボニルオキシ基、炭素数6〜30の置換若しくは無置換のアリールカルボニルオキシ基、例えば、ホルミルオキシ、アセチルオキシ、ピバロイルオキシ、ステアロイルオキシ、ベンゾイルオキシ、p−メトキシフェニルカルボニルオキシ)、カルバモイルオキシ基(好ましくは、炭素数1〜30の置換若しくは無置換のカルバモイルオキシ基、例えば、N,N−ジメチルカルバモイルオキシ、N,N−ジエチルカルバモイルオキシ、モルホリノカルボニルオキシ、N,N−ジ−n−オクチルアミノカルボニルオキシ、N−n−オクチルカルバモイルオキシ)、アルコキシカルボニルオキシ基(好ましくは、炭素数2〜30の置換若しくは無置換アルコキシカルボニルオキシ基、例えばメトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、tert−ブトキシカルボニルオキシ、n−オクチルカルボニルオキシ)、アリールオキシカルボニルオキシ基(好ましくは、炭素数7〜30の置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニルオキシ基、例えば、フェノキシカルボニルオキシ、p−メトキシフェノキシカルボニルオキシ、p−n−ヘキサデシルオキシフェノキシカルボニルオキシ)、
【0019】
アミノ基(好ましくは、アミノ基、炭素数1〜30の置換若しくは無置換のアルキルアミノ基、炭素数6〜30の置換若しくは無置換のアニリノ基、例えば、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、アニリノ、N−メチル−アニリノ、ジフェニルアミノ)、アシルアミノ基(好ましくは、ホルミルアミノ基、炭素数1〜30の置換若しくは無置換のアルキルカルボニルアミノ基、炭素数6〜30の置換若しくは無置換のアリールカルボニルアミノ基、例えば、ホルミルアミノ、アセチルアミノ、ピバロイルアミノ、ラウロイルアミノ、ベンゾイルアミノ、3,4,5−トリ−n−オクチルオキシフェニルカルボニルアミノ)、アミノカルボニルアミノ基(好ましくは、炭素数1〜30の置換若しくは無置換のアミノカルボニルアミノ、例えば、カルバモイルアミノ、N,N−ジメチルアミノカルボニルアミノ、N,N−ジエチルアミノカルボニルアミノ、モルホリノカルボニルアミノ)、アルコキシカルボニルアミノ基(好ましくは炭素数2〜30の置換若しくは無置換アルコキシカルボニルアミノ基、例えば、メトキシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、tert−ブトキシカルボニルアミノ、n−オクタデシルオキシカルボニルアミノ、N−メチルーメトキシカルボニルアミノ)、アリールオキシカルボニルアミノ基(好ましくは、炭素数7〜30の置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニルアミノ基、例えば、フェノキシカルボニルアミノ、p−クロロフェノキシカルボニルアミノ、m−n−オクチルオキシフェノキシカルボニルアミノ)、スルファモイルアミノ基(好ましくは、炭素数0〜30の置換若しくは無置換のスルファモイルアミノ基、例えば、スルファモイルアミノ、N,N−ジメチルアミノスルホニルアミノ、N−n−オクチルアミノスルホニルアミノ)、アルキル若しくはアリールスルホニルアミノ基(好ましくは炭素数1〜30の置換若しくは無置換のアルキルスルホニルアミノ、炭素数6〜30の置換若しくは無置換のアリールスルホニルアミノ、例えば、メチルスルホニルアミノ、ブチルスルホニルアミノ、フェニルスルホニルアミノ、2,3,5−トリクロロフェニルスルホニルアミノ、p−メチルフェニルスルホニルアミノ)、メルカプト基、アルキルチオ基(好ましくは、炭素数1〜30の置換若しくは無置換のアルキルチオ基、例えばメチルチオ、エチルチオ、n−ヘキサデシルチオ)、アリールチオ基(好ましくは炭素数6〜30の置換若しくは無置換のアリールチオ、例えば、フェニルチオ、p−クロロフェニルチオ、m−メトキシフェニルチオ)、ヘテロ環チオ基(好ましくは炭素数2〜30の置換または無置換のヘテロ環チオ基、例えば、2−ベンゾチアゾリルチオ、1−フェニルテトラゾール−5−イルチオ)、
【0020】
スルファモイル基(好ましくは炭素数0〜30の置換若しくは無置換のスルファモイル基、例えば、N−エチルスルファモイル、N−(3−ドデシルオキシプロピル)スルファモイル、N,N−ジメチルスルファモイル、N−アセチルスルファモイル、N−ベンゾイルスルファモイル、N−(N’−フェニルカルバモイル)スルファモイル)、スルホ基、アルキル若しくはアリールスルフィニル基(好ましくは、炭素数1〜30の置換または無置換のアルキルスルフィニル基、6〜30の置換または無置換のアリールスルフィニル基、例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、フェニルスルフィニル、p−メチルフェニルスルフィニル)、アルキル若しくはアリールスルホニル基(好ましくは、炭素数1〜30の置換または無置換のアルキルスルホニル基、6〜30の置換または無置換のアリールスルホニル基、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル、フェニルスルホニル、p−メチルフェニルスルホニル)、アシル基(好ましくはホルミル基、炭素数2〜30の置換または無置換のアルキルカルボニル基、炭素数7〜30の置換若しくは無置換のアリールカルボニル基、炭素数4〜30の置換若しくは無置換の炭素原子でカルボニル基と結合しているヘテロ環カルボニル基、例えば、アセチル、ピバロイル、2−クロロアセチル、ステアロイル、ベンゾイル、p−n−オクチルオキシフェニルカルボニル、2−ピリジルカルボニル、2−フリルカルボニル)、アリールオキシカルボニル基(好ましくは、炭素数7〜30の置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基、例えば、フェノキシカルボニル、o−クロロフェノキシカルボニル、m−ニトロフェノキシカルボニル、p−tert−ブチルフェノキシカルボニル)、アルコキシカルボニル基(好ましくは、炭素数2〜30の置換若しくは無置換アルコキシカルボニル基、例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、n−オクタデシルオキシカルボニル)、
【0021】
カルバモイル基(好ましくは、炭素数1〜30の置換若しくは無置換のカルバモイル、例えば、カルバモイル、N−メチルカルバモイル、N,N−ジメチルカルバモイル、N,N−ジ−n−オクチルカルバモイル、N−(メチルスルホニル)カルバモイル)、アリール若しくはヘテロ環アゾ基(好ましくは炭素数6〜30の置換若しくは無置換のアリールアゾ基、炭素数3〜30の置換若しくは無置換のヘテロ環アゾ基、例えば、フェニルアゾ、p−クロロフェニルアゾ、5−エチルチオ−1,3,4−チアジアゾール−2−イルアゾ)、イミド基(好ましくは、N−スクシンイミド、N−フタルイミド)、ホスフィノ基(好ましくは、炭素数2〜30の置換若しくは無置換のホスフィノ基、例えば、ジメチルホスフィノ、ジフェニルホスフィノ、メチルフェノキシホスフィノ)、ホスフィニル基(好ましくは、炭素数2〜30の置換若しくは無置換のホスフィニル基、例えば、ホスフィニル、ジオクチルオキシホスフィニル、ジエトキシホスフィニル)、ホスフィニルオキシ基(好ましくは、炭素数2〜30の置換若しくは無置換のホスフィニルオキシ基、例えば、ジフェノキシホスフィニルオキシ、ジオクチルオキシホスフィニルオキシ)、ホスフィニルアミノ基(好ましくは、炭素数2〜30の置換若しくは無置換のホスフィニルアミノ基、例えば、ジメトキシホスフィニルアミノ、ジメチルアミノホスフィニルアミノ)、シリル基(好ましくは、炭素数3〜30の置換若しくは無置換のシリル基、例えば、トリメチルシリル、tert−ブチルジメチルシリル、フェニルジメチルシリル)
等が挙げられる。
【0022】
前記の官能基の中で、水素原子を有するものは、これを取り去りさらに前記の基で置換されていてもよい。そのような官能基の例としては、例えば、アルキルカルボニルアミノスルホニル基、アリールカルボニルアミノスルホニル基、アルキルスルホニルアミノカルボニル基、アリールスルホニルアミノカルボニル基が挙げられる。その例としては、メチルスルホニルアミノカルボニル、p−メチルフェニルスルホニルアミノカルボニル、アセチルアミノスルホニル、ベンゾイルアミノスルホニルが挙げられる。
【0023】
本明細書において「芳香族基」は、アリール基および置換アリール基を意味する。またこれらの芳香族基は脂肪族環、他の芳香族環または複素環が縮合していてもよい。芳香族基の炭素原子数は6〜40が好ましく、6〜30がさらに好ましく、6〜20がさらに好ましい。またその中でもアリール基としてはフェニル基またはナフチル基であることが好ましく、フェニル基が特に好ましい。
【0024】
置換アリール基のアリール部分は、上述のアリール基と同様である。置換アリール基の置換基の例としては、先に置換アルキル基、置換アルケニル基、置換アルキニル基、置換シクロアルキル基、置換シクロアルケニル基および置換シクロアルキニル基の置換基の例として挙げたものと同様である。
【0025】
本明細書において、「複素環基」は5員または6員の飽和または不飽和複素環基が好ましい。また該基の複素環に脂肪族環、芳香族環または他の複素環が縮合していてもよい。複素環のヘテロ原子の例にはB、N、O、S、SeおよびTeが含まれる。このうちヘテロ原子としてはN、OおよびSが好ましい。複素環は炭素原子が遊離の原子価(一価)を有する(複素環基は炭素原子において結合する)ことが好ましい。好ましい複素環基の炭素原子数は1〜40であり、より好ましくは1〜30であり、さらに好ましくは1〜20である。飽和複素環の例には、ピロリジン環、モルホリン環、2−ボラ−1,3−ジオキソラン環および1,3−チアゾリジン環が含まれる。不飽和複素環の例には、イミダゾール環、チアゾール環、ベンゾチアゾール環、ベンゾオキサゾール環、ベンゾトリアゾール環、ベンゾセレナゾール環、ピリジン環、ピリミジン環およびキノリン環が含まれる。複素環基は置換基を有していても良い。置換基の例としては、先に置換アルキル基、置換アルケニル基、置換アルキニル基、置換シクロアルキル基、置換シクロアルケニル基および置換シクロアルキニル基の置換基の例として挙げたものと同様である。
【0026】
次に一般式(I)で表される化合物について説明する。
一般式(I)においてR11はpKa値18以下のプロトンを有する置換基を表す。pKaの定義および説明についてはJ.マーチ著のアドバンスト・オーガニック・ケミストリー(第4版、ワイリー・インターサイエンス、1992年発行)の248〜272頁に記載がある。好ましいpKa値としては6〜18であり、さらに好ましくは10〜17であり、さらに好ましくは12〜17であり、最も好ましくは14〜17である。
pKa18以下のプロトンとして好ましくは、ヒドロキシル基、メルカプト基、カルバモイル基、スルファモイル基、カルボキシル基、アシルアミノ基、スルホ基、スルホンアミド基のプロトンが挙げられる。より好ましくは、ヒドロキシル基、カルバモイル基、スルファモイル基、カルボキシル基、アシルアミノ基、スルホンアミド基のプロトンであり、さらに好ましくは、ヒドロキシル基、アシルアミノ基、スルホンアミド基のプロトンであり、また最も好ましくはヒドロキシル基のプロトンである。
【0027】
11が有するpKa18以下のプロトンの好ましい数は1〜5であり、さらに好ましくは1〜3であり、さらに好ましくは1〜2であり、最も好ましくは2である。
【0028】
11が表す置換基としては、好ましくは脂肪族基、芳香族基または複素環基であり、これらの基は前述のとおりである。R11としては、好ましくは脂肪族基、芳香族基であり、より好ましくは炭素数1〜40の脂肪族基または炭素数6〜40の芳香族基である。さらに好ましくは炭素数1〜20の脂肪族基であり、さらに好ましくは炭素数1〜15のアルキル基であり、最も好ましくは炭素数2〜10のアルキル基である。ただし、これらの置換基は少なくとも1つの前記pKa18以下のプロトンを有する、すなわち該プロトンを有する基で置換された置換基である。
以上の観点から、本発明の化合物としては、前記R11がヒドロキシル基を有する置換基であることが好ましく、2個以上のヒドロキシル基を有する置換基であることが更に好ましい。また、前記R11としては、エーテル結合を有する置換基も好ましい。
【0029】
11にはpKa18以下のプロトンを有する基以外にさらに置換基が結合することも好ましい。前記置換基の例としては上述の置換アルキル基、置換アルケニル基、置換アルキニル基、置換シクロアルキル基、置換シクロアルケニル基および置換シクロアルキニル基の置換基の例として挙げたものと同様のものが挙げられる。なかでも好ましくはハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、シアノ基、ニトロ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シリルオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、アミノ基、アミノカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、スルファモイルアミノ基、アルキル若しくはアリールスルホニルアミノ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ基、スルファモイル基、アルキル若しくはアリールスルフィニル基、アルキル若しくはアリールスルホニル基、アシル基、アリールオキシカルボニル基、アルコキシカルボニル基、イミド基、ホスフィノ基、ホスフィニル基、ホスフィニルオキシ基、ホスフィニルアミノ基、シリル基であり、さらに好ましくはハロゲン原子、アルキル基、アリール基、ヘテロ環基、シアノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シリルオキシ基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、アミノ基、アミノカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、スルファモイルアミノ基、アルキル若しくはアリールスルホニルアミノ基、アリールオキシカルボニル基、アルコキシカルボニル基であり、より好ましくはハロゲン原子、アルキル基、アリール基、シアノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シリルオキシ基であり、さらに好ましくはアルコキシ基およびアリールオキシ基であり、最も好ましくはアルコキシ基である。
【0030】
一般式(I)においてR12は水素原子、脂肪族基、芳香族基または複素環基を表し、これらの基は前述の通りである。R12として好ましくは水素原子、脂肪族基および芳香族基であり、より好ましくは水素原子、炭素数1〜40の脂肪族基および炭素数6〜40の芳香族基である。さらに好ましいR12は水素原子および炭素数1〜30の脂肪族基であり、さらに好ましくは水素原子および炭素数1〜20のアルキル基であり、特に好ましくは水素原子または無置換の炭素数1〜20のアルキル基、あるいはヒドロキシル基、ハロゲン原子、ヘテロ環基、シアノ基、カルボキシル基、アルコキシ基またはスルホ基が置換した炭素数1〜20のアルキル基である。
【0031】
また、一般式(I)において一つの窒素原子に結合するR11とR12とを合わせた水素原子以外の原子の総数は11以上である。前記原子の総数としては、11〜40が好ましい。
【0032】
一般式(I)においてR13は置換基を表し、置換基の例としては前述の置換アルキル基、置換アルケニル基、置換アルキニル基、置換シクロアルキル基、置換シクロアルケニル基および置換シクロアルキニル基の置換基の例として挙げたものと同様のものが挙げられる。R13として好ましくはハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、シアノ基、ヒドロキシル基、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シリルオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、アミノカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、スルファモイルアミノ基、アルキル若しくはアリールスルホニルアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ基、スルファモイル基、スルホ基、アルキル若しくはアリールスルフィニル基、アルキル若しくはアリールスルホニル基、アシル基、アリールオキシカルボニル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、イミド基、ホスフィノ基、ホスフィニル基、ホスフィニルオキシ基、ホスフィニルアミノ基、シリル基であり、より好ましくはハロゲン原子、アルキル基、アリール基、シアノ基、ヒドロキシル基、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シリルオキシ基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、スルファモイル基、スルホ基、アルキル若しくはアリールスルフィニル基、アルキル若しくはアリールスルホニル基、アシル基、アリールオキシカルボニル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、イミド基、ホスフィノ基、ホスフィニル基、ホスフィニルオキシ基、ホスフィニルアミノ基、シリル基であり、さらに好ましくは、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、シアノ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シリルオキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アシル基、カルバモイル基、シリル基であり、さらに好ましくはハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、および炭素数1〜20のアルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、アルキルチオ基、アシル基、カルバモイル基、シリル基、および炭素数6〜20のアリール基、アリールオキシ基、アリールチオ基であり、さらに好ましくはハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシル基、および炭素数1〜12のアルキル基、アルコキシ基、アミノ基、および炭素数6〜12のアリール基、アリールオキシ基であり、さらに好ましくはハロゲン原子、ヒドロキシル基、および炭素数1〜8のアルキル基、アルコキシ基である。最も好ましいR13はヒドロキシル基である。
【0033】
なお、R13はR11またはR12と結合して5〜7員環を形成することも好ましい。
【0034】
n13は0〜4の整数を表し、好ましくは0〜3であり、さらに好ましくは1〜2であり、さらに好ましくは1である。n13が2以上の場合、複数のR13は同一でも異なっていてもよく、互いに結合して環を形成してもよい。
【0035】
次に本発明の一般式(I)で表される化合物の具体例(例示化合物(1)〜(C−30)を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0036】
【化3】


【0037】
【化4】


【0038】
【化5】


【0039】
本発明の化合物は、リービッヒス・アンナーレン・デア・ケミーの935〜939頁(1993年)に記載の方法を参考に、クロコン酸とアニリン化合物とを脱水縮合することによって合成することができる。前記クロコン酸1モルに対する前記アニリン化合物のモル比は、好ましくは1.5〜3であり、さらに好ましくは1.8〜2.5であり、特に好ましくは1.9〜2.1である。前記脱水縮合に用いることのできる溶媒としては、例えば、アミド系溶媒(例えば、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、1−メチル−2−ピロリドン)、スルホン系溶媒(例えば、スルホラン)、スルホキシド系溶媒(例えば、ジメチルスルホキシド)、ウレイド系溶媒(例えば、テトラメチルウレア)、エーテル系溶媒(例えば、ジオキサン、シクロペンチルメチルエーテル)、ケトン系溶媒(例えば、アセトン、シクロヘキサノン)、炭化水素系溶媒(例えば、トルエン、キシレン、メシチレン、n−オクタン)、ハロゲン系溶媒(例えば、テトラクロロエタン、クロロベンゼン)、アルコール系溶媒(例えば、1−ブタノール、エチレングリコール、シクロヘキサノール)、カルボン酸溶媒(例えば、酢酸)を単独あるいは混合して用いることができる。前記脱水縮合において、好ましくは無溶媒、炭化水素系溶媒、ハロゲン系溶媒、アルコール系溶媒、エーテル系溶媒およびカルボン酸溶媒であり、さらに好ましくは炭化水素系溶媒、ハロゲン系溶媒およびアルコール系溶媒の場合である。
【0040】
前記脱水縮合における反応温度は0〜250℃であり、好ましくは50〜200℃であり、さらに好ましくは60〜150℃であり、5分〜30時間の反応時間の範囲で行うことが好ましい。
【0041】
前記脱水縮合においては、反応中、副生する水を系外に除くことも好ましい。前記副生する水を系外に除く方法としては、減圧下若しくは常圧にて単独または溶媒とともに留去する方法、モレキュラーシーブ等の吸収剤を用いる方法、あるいは、無水酢酸等の脱水縮合剤を用いる方法等が好ましく用いられる。
【0042】
なお、本発明の原料となるアニリン化合物は特開平10−29976号公報に記載の方法を参考に合成することができる。
【実施例】
【0043】
以下に本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0044】
[実施例1]
下記反応に基づき、本発明の例示化合物(C−2)を合成した。
【0045】
【化6】


【0046】
3ツ口フラスコに化合物(1)57.1g、化合物(2)14.2g、1−ブタノール400ml、トルエン700mlを入れて加熱還流条件にて1時間、溶媒を一部留去しながら攪拌した。得られた試料を室温まで冷却し、析出した結晶を濾取し、乾燥して目的の例示化合物(C−2)35.2gを得た(収率52%)。得られた化合物について、テトラヒドロフランを溶媒とする希薄溶液の分光吸収を測定し、λmax=828nmを観測した。
【0047】
[実施例2]
下記反応に基づき、例示化合物(C−5)を合成した。
【0048】
【化7】


【0049】
3ツ口フラスコに化合物(3)92.3g、化合物(2)14.2g、1−ブタノール600ml、トルエン700mlを入れて加熱還流条件にて1時間、溶媒を一部留去しながら攪拌した。得られた試料を室温まで冷却し、析出した結晶を濾取し、乾燥して目的の例示化合物(C−5)48.4gを得た(収率47%)。得られた化合物について、テトラヒドロフランを溶媒とする希薄溶液の分光吸収を測定し、λmax=828nmを観測した。
【0050】
[実施例3]
下記反応に基づき、例示化合物(C−8)を合成した。
【0051】
【化8】


【0052】
3ツ口フラスコに化合物(4)57.1g、化合物(2)14.2g、1−ブタノール800ml、トルエン500mlを入れて加熱還流条件にて1時間、溶媒を一部留去しながら攪拌した。得られた試料室温まで冷却し、析出した結晶を濾取し、乾燥して目的の例示化合物(C−8)28.4gを得た(収率42%)。得られた化合物について、テトラヒドロフランを溶媒とする希薄溶液の分光吸収を測定し、λmax=831nmを観測した。
【0053】
[実施例4]
下記反応に基づき、例示化合物(C−17)を合成した。
【0054】
【化9】


【0055】
3ツ口フラスコに化合物(5)53.9g、化合物(2)14.2g、1−ブタノール500ml、トルエン700mlを入れて加熱還流条件にて1時間、溶媒を一部留去しながら攪拌した。得られた試料を室温まで冷却し、析出した結晶を濾取し、乾燥して目的の例示化合物(C−17)31.6gを得た(収率49%)。得られた化合物について、テトラヒドロフランを溶媒とする希薄溶液の分光吸収を測定し、λmax=830nmを観測した。
【産業上の利用可能性】
【0056】
本発明の化合物は、近赤外吸収色素として有用である。このため、本発明の化合物は、画像形成材料、赤外線感熱型記録材料、光記録素子および光学フイルム材料等として有用であり、産業上の利用可能性が高い。




 

 


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