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発明の名称 飲料供給装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−84127(P2007−84127A)
公開日 平成19年4月5日(2007.4.5)
出願番号 特願2005−277018(P2005−277018)
出願日 平成17年9月26日(2005.9.26)
代理人 【識別番号】100133167
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 浩
発明者 中島 一秀
要約 課題

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
貯留している冷却水に蒸発パイプを浸漬させ、その周囲に形成させたアイスバンクの溶解熱を利用して冷却水を冷却する冷却装置を有する冷却水槽の、該冷却水に浸漬させた飲料冷却管を通流させて冷却した飲料を供給する飲料供給装置において、
水源からの洗浄水を前記飲料冷却管に通流させて該管内を洗浄する洗浄手段を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
【請求項2】
貯留している冷却水に蒸発パイプを浸漬させ、その周囲に形成させたアイスバンクの溶解熱を利用して冷却水を冷却する冷却装置を有する冷却水槽の、該冷却水に浸漬させた飲料冷却管を通流させて冷却した飲料を供給する飲料供給装置の、
前記飲料冷却管に洗浄水を通流させて洗浄する洗浄手段を前記冷却水槽の上方に設け、
前記洗浄手段には、前記冷却水槽の上端面を開口する開口手段を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
【請求項3】
前記開口手段は、前記洗浄手段の一端を蝶着した蝶番であり、洗浄手段の他端を上昇させると前記冷却水槽の上端面を開口し、洗浄手段の他端を降下させると冷却水槽の上端面を閉塞することを特徴とする請求項2に記載の飲料供給装置。
【請求項4】
前記開口手段は、前記洗浄手段を前記冷却水槽の上端面上を滑動させる滑動手段であることを特徴とする請求項2に記載の飲料供給装置。
【請求項5】
前記冷却水槽の上端面には氷投入口を設けていることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の飲料供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料供給装置に関し、特に、冷却水槽に貯留した冷却水に浸漬している飲料冷却管を洗浄するための洗浄装置を備えた飲料供給装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
たとえば、飲料を冷却して供給する飲料供給装置には、供給する飲料を冷却するための冷却水槽が設けられている。この冷却水槽には、飲料冷却用の冷却水が貯留され、冷却水には冷却装置の蒸発パイプを浸漬し、この蒸発パイプの周囲に形成させたアイスバンク(氷塊)の溶解熱を利用して冷却水温度を略0℃に保つようにしている。そして、この冷却水にコイル状の金属製パイプからなる飲料冷却管を浸漬し、該飲料冷却管を通流させて冷却した飲料を供給する(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平3−695号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、飲料を連続して供給すると、飲料冷却管を通流する飲料の熱量で冷却水温度が上昇してアイスバンクが急速に溶けだし、さらに冷却水温度が上昇すると、飲料冷却管を通流する飲料を冷やすことができなくなり、供給した飲料が生暖かくなるなどの不具合が生じる虞があり、程良く冷やした飲料を提供することができなくなる。
このようなときには、飲料供給装置の天板を取り外して冷却水槽に氷を投入することにより冷却水温度を下げて、程良く冷やした飲料の販売を続けることができるようにしている。
ところで、発泡性飲料であるビールを供給するビールディスペンサでは、飲料冷却管やビール樽とビールディスペンサを接続する飲料配管に常にビールが満たされ、時間経過に伴い、ビールの酵母菌が管内に附着し、菌が繁殖し、そのまま放置するとビールの味が低下する虞がある。このため、一日の販売(供給)が終わると、飲料配管や飲料冷却管に洗浄水を流して洗浄し、この後、ガスブローして管内に残留する洗浄水を排出していたが、この作業には手間と時間を要していた。
【0004】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、ビール等の発泡性飲料が通流する飲料冷却管や飲料配管を自動で洗浄可能とし、さらに、冷却水槽に氷を投入することを容易にした飲料供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る飲料供給装置は、貯留している冷却水に蒸発パイプを浸漬させ、その周囲に形成させたアイスバンクの溶解熱を利用して冷却水を冷却する冷却装置を有する冷却水槽の、該冷却水に浸漬させた飲料冷却管を通流させて冷却した飲料を供給する飲料供給装置において、
水源からの洗浄水を前記飲料冷却管に通流させて該管内を洗浄する洗浄手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る飲料供給装置は、貯留している冷却水に蒸発パイプを浸漬させ、その周囲に形成させたアイスバンクの溶解熱を利用して冷却水を冷却する冷却装置を有する冷却水槽の、該冷却水に浸漬させた飲料冷却管を通流させて冷却した飲料を供給する飲料供給装置の、
前記飲料冷却管に洗浄水を通流させて洗浄する洗浄手段を前記冷却水槽の上方に設け、
前記洗浄手段には、前記冷却水槽の上端面を開口する開口手段を備えたことを特徴とする。
【0006】
また、本発明の請求項3に係る飲料供給装置は、上述した請求項2において、前記開口手段は、前記洗浄手段の一端を蝶着した蝶番であり、洗浄手段の他端を上昇させると前記冷却水槽の上端面を開口し、洗浄手段の他端を降下させると冷却水槽の上端面を閉塞することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る飲料供給装置は、上述した請求項2において、前記開口手段は、前記洗浄手段を前記冷却水槽の上端面上を滑動させる滑動手段であることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る飲料供給装置は、上述した請求項2乃至4の何れかにおいて、前記冷却水槽の上端面には氷投入口を設けていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
請求項1の発明によれば、水源からの洗浄水を飲料冷却管に通流させて該管内を洗浄する洗浄手段を備えたので、ビール等の発泡性飲料が通流する飲料冷却管や飲料配管を自動で洗浄することができる飲料供給装置を実現することが可能になる。
請求項2の発明によれば、飲料冷却管に洗浄水を通流させて洗浄する洗浄手段を冷却水槽の上方に設け、洗浄手段には、冷却水槽の上端面を開口する開口手段を備えたので、冷却水槽に氷を投入することを容易にした飲料供給装置を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料供給装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の外観を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は天面図である。図1に示すように、ビールなどの飲料を冷却して供給する飲料供給装置1の天板2と側板3で構成する外装板内には、側面および底面を断熱壁で構成し、その上端面を開口した略直方体の水槽から成り、冷却水4を貯留する冷却水槽5と、この冷却水4に浸漬した蒸発パイプ6、圧縮機7、凝縮器8、凝縮器8を冷却する送風ファン9などで構成する冷却装置10が設けられている。蒸発パイプ6は、コイル状に巻回されて冷却水槽5に配設され、冷媒の蒸発熱でその周囲にアイスバンクを形成し、このアイスバンクの溶解熱を利用して冷却水4の温度を略0℃に保つようにしている。さらに、蒸発パイプ6の内側には、ステンレス製の飲料冷却管11がコイル状に巻回されて冷却水4に浸漬して配置され、この飲料冷却管11の供給側端部は冷却水槽5から延出されて飲料配管13に連通する。冷却水槽5上方には冷却水4を撹拌するための撹拌モータ15が取り付けられ、撹拌モータ15の回転に伴って撹拌羽根16が回転し、冷却水4を下方に向けて流動させ、飲料冷却管11を通過する飲料を効率よく冷やすようにしている。
【0009】
飲料供給装置1の前面には、冷却水4に浸漬した飲料冷却管11の注出側端部に連通する飲料注出バルブ12が取り付けてあり、飲料冷却管11は炭酸ガスボンベ60(図2参照)から加圧供給される炭酸ガスの圧力で飲料タンク40(図2参照)から押し出された飲料を供給するための飲料配管13に連通している。飲料注出バルブ12は操作レバー12aを揺動操作すると、これに従動する弁機構を開放して、例えば、ビール飲料の場合には飲料冷却管11を通流して冷やされたビール原料と炭酸ガスボンベ60から供給された炭酸ガスが注出ノズル12bから注出される。また、飲料注出バルブ12の下方には、簀の子14aを設けたドレン皿14が取り付けられ、注出ノズル12bから滴下する飲料を受容するとともに、ビールジョッキなどの容器を載置することができる。
天板2には、冷却水槽5に氷を投入するための氷投入口(図示せず)が設けられ、天板2の後方端にはヒンジ(蝶番)17で洗浄装置(洗浄手段)20が取り付けられ、洗浄装置20の前面(飲料注出バルブ12が取り付けられている側)を押し上げると氷投入口が開口して氷を投入することができる。
【0010】
図2は、本発明を適用した飲料供給装置の洗浄装置20の概略構成を示し、第1の開閉弁(ディスペンスヘッド開閉機構用ガス開閉弁)21、第2の開閉弁(発泡性飲料導出用ガス開閉弁)22、第3の開閉弁(洗浄水開閉弁)23と、これらの開閉弁を制御する制御部90が設けられている。第1の開閉弁21の流入口はコネクタ24を介して炭酸ガスボンベ60のガスレギュレータ61に接続され、流出口はコネクタ25を介したガス管路26がディスペンスヘッド50のディスペンスヘッド開閉機構51に接続されている。このディスペンスヘッド開閉機構51にガス圧が働くとガス導入口52と注出口41のガス導入通路を連通させるとともに注出口41とビール導出口53のビール導出通路を連通させてビール樽40からビールを導出可能にし、ディスペンスヘッド開閉機構51にガス圧が働いていないときはガス導入通路およびビール導出通路ともに遮断してガス導入口52とビール導出口53とを直接連通させ、ガス導入口52から供給された洗浄水や炭酸ガスをビール導出口53から飲料配管13へと直通させて管内を洗浄する構造を有している。また、第2の開閉弁22の流入口はコネクタ27を介してガスレギュレータ62に接続され、流出口は逆止弁28、マニホールド29と連通し、コネクタ30を介した洗浄水、ガス共用管路31がディスペンスヘッド50のガス導入口52に接続され、第3の開閉弁23の流入口はコネクタ32を介して水道(水源)70に、流出口は逆止弁33、マニホールド29と連通し、ガス導入口52に接続されている。
【0011】
ビール樽40への炭酸ガスの供給および供給された炭酸ガスの圧力で押し出されたビール(飲料)の導出はビール樽40の注出口41に接続されたディスペンスヘッド50を介して注出口41から行われるが、このディスペンスヘッド50はワンタッチで注出口41に着脱が可能であり、これらの構造はいずれも既に知られているものである。ディスペンスヘッド50の飲料流出口53には飲料配管13が接続され、冷却水槽5に貯留する冷却水4に浸漬している飲料冷却管11に連通し、ビールは飲料冷却管11を通流するときに冷やされ、飲料注出バルブ12の操作レバー12aを揺動操作すると注出ノズル12bから注出される。
そして、飲料配管13、飲料冷却管11、飲料注出バルブ12を洗浄するには、注出・洗浄スイッチ91を押すと、信号が制御部90へ出力され、制御部90は制御データに基づいて信号を出力する。注出・洗浄ランプ92を点滅させ、第2の開閉弁22を閉鎖した後(例えば、0.5秒間経過後)、第1の開閉弁21を閉鎖して炭酸ガスの供給を停止するとディスペンスヘッド開閉機構51がガス導入口52と飲料流出口53を注出口41の接続通路から遮断するとともにガス導入口52と飲料流出口53とを直接連通させる。その後(例えば、1秒間経過後)、第3の開閉弁23を開放させて水道70から供給される洗浄水を第3の開閉弁23、逆止弁33、マニホールド29からコネクタ30を介して洗浄水、ガス共用管31からガス導入口52に供給し、同時に操作レバー12aを揺動させて飲料注出バルブ12を開くと、この供給された洗浄水は飲料流出口53から飲料配管13、飲料冷却管11を流れて管内に残存していたビールを押し出しながらその内部を洗浄して注出ノズル12bから排出される。所定の時間(例えば、20秒〜60秒間)経過すると第3の開閉弁23を閉鎖して、洗浄水による洗浄を終了する。
【0012】
さらに、第2の開閉弁22を開放すると、炭酸ガスボンベ60に貯蔵している炭酸ガスが第2の開閉弁22、逆止弁28を通過して、マニホールド29からコネクタ30を介して洗浄水、ガス共用管31からガス導入口52に供給され、この供給された炭酸ガスが飲料流出口53から飲料配管13、飲料冷却管11、注出ノズル12bの管内に残留している洗浄水をガスブローして排出する。このガスブローを続けた後(例えば、10秒〜30秒間)、第2の開閉弁22を閉鎖してディスペンスヘッド50への炭酸ガス供給を停止して、飲料配管13、飲料冷却管11、飲料注出バルブ12内の圧力抜きを行う。そして、操作レバー12aを戻して飲料注出バルブ12のバルブを閉鎖するとともに、注出・洗浄ランプ92を消灯して制御部90の飲料配管洗浄制御を終了する。
図3は、本発明を適用した飲料供給装置のヒンジ17を基点として洗浄装置20を傾け、冷却水槽5の上端面開口から氷を投入可能とした外観図を示している。
【0013】
このように、飲料供給装置1の飲料冷却管11に洗浄水を通流させて洗浄する洗浄装置20を冷却水槽5の上方に設け、洗浄装置20には、冷却水槽5の上端面を開口するヒンジ(開口手段)17を備えたので、洗浄装置20を取り外すことなく冷却水槽5に氷を容易に投入することができる飲料供給装置1を実現することができる。
なお、本発明の実施の形態では、洗浄装置20の一端にヒンジ17を設け、洗浄装置20を上昇させると冷却水槽5の上端面を開口し、洗浄装置20を降下させると冷却水槽5の上端面を閉塞する構成にして、冷却水槽5に氷を投入するときには洗浄装置20の一端を持ち上げて氷を投入するようにしているが、この洗浄装置20を冷却水槽5の上端面上を滑動させる滑動装置(滑動手段)を備え、洗浄装置20を後方または横方向に移動させて氷を投入するようにしてもよい。このように滑動装置を備えて洗浄装置を後方または横方向に移動させても冷却水槽に氷を投入することを容易にした飲料供給装置を提供することができる。さらに、洗浄装置を分割して、その一部を取り外し可能とするようにしてもよい。このように、洗浄装置の一部を取り外し可能な構造とすることによっても氷を冷却水槽に投入することを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施の形態に係る飲料供給装置の概略構成を示す。
【図2】本発明の実施の形態に係る飲料供給装置の洗浄装置の概略構成を示す。
【図3】図1の冷却水槽の上端面開口から氷を投入可能とした図である。
【符号の説明】
【0015】
1 飲料供給装置
2 天板
3 側板
4 冷却水
5 冷却水槽
6 蒸発パイプ
7 圧縮機
8 凝縮器
9 送風ファン
10 冷却装置
11 飲料冷却管
12 飲料注出バルブ
20 洗浄装置
40 ビール樽
50 ディスペンスヘッド
60 炭酸ガスボンベ
90 制御部




 

 


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