米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 包装;運搬 -> 極東開発工業株式会社

発明の名称 塵芥収集車及び車両用火災防止装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−137638(P2007−137638A)
公開日 平成19年6月7日(2007.6.7)
出願番号 特願2005−336203(P2005−336203)
出願日 平成17年11月21日(2005.11.21)
代理人 【識別番号】110000280
【氏名又は名称】特許業務法人サンクレスト国際特許事務所
発明者 牛尾 昌史
要約 課題
製作コストを抑制しつつ、塵芥収容箱内部の火災を確実に消火することができる塵芥収集車及び車両用火災防止装置を提供する。

解決手段
本発明の塵芥収集車は、後面が開口した塵芥収容箱2と、この塵芥収容箱2の開口2aに連接して設けられ塵芥を塵芥収容箱2に積み込む積込動作を行う塵芥投入箱3と、エンジンの排気管31から排気ガスを塵芥収容箱2の内部に導く排気ガス導入路と、を備えている。また、前記排気ガス導入路の少なくとも一部が、塵芥収容箱の構成部材により形成される中空部により構成されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
後面が開口した塵芥収容箱と、
この塵芥収容箱の開口に連接して設けられ塵芥を前記塵芥収容箱に積み込む積込動作を行う塵芥投入箱と、
エンジンの排気管から排気ガスを前記塵芥収容箱の内部に導く排気ガス導入路と、を備え、
前記排気ガス導入路の少なくとも一部が、前記塵芥収容箱の構成部材により形成される中空部により構成されていることを特徴とする塵芥収集車。
【請求項2】
前記構成部材が、前記塵芥収容箱の外側面に沿って前後方向に延設され前記塵芥収集箱を補強する側部スチフナを含んでいる請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項3】
前記塵芥投入箱は、前記積込動作を油圧によって行う積込装置を備えており、
前記構成部材が、前記塵芥収容箱の上面に沿って前後方向に延設された、前記積込装置の油圧配管を格納するための格納部材を含んでいる請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項4】
前記塵芥収容箱は、当該塵芥収容箱内部に収容された塵芥を前記開口から排出すべく前記塵芥収容箱内部を前後方向に移動する排出板を備えており、
前記構成部材が、前記塵芥収容箱の内側面から突出しかつ前後方向に延設され、前記排出板の移動を案内するガイドレールを含んでいる請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項5】
前記構成部材が、前記塵芥収容箱の開口の周縁に沿って配設されて前記塵芥収容箱を補強する後部スチフナをさらに含んでいる請求項4に記載の塵芥収集車。
【請求項6】
前記構成部材が、前記開口の周縁に沿って配設され前記塵芥収集箱を補強する後部スチフナを含んでいる請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項7】
前記構成部材が、前記塵芥収集箱の外側面に沿って前後方向に延設され前記塵芥収集箱を補強する側部スチフナをさらに含んでいる請求項6に記載の塵芥収集車。
【請求項8】
前記構成部材が、前後方向に延びるとともに前記塵芥収容箱の下面に配設され、当該塵芥収集箱を支持しているサブフレームをさらに含んでいる請求項6に記載の塵芥収集車。
【請求項9】
前記後部スチフナの上部には、前記塵芥収容箱の内部に排気ガスを充填する充填口が設けられている請求項5〜8のいずれか1項に記載の塵芥収集車。
【請求項10】
前記排気ガス導入路には、当該排気ガス導入路内部を清掃する清掃媒体を導入するための清掃媒体導入口が設けられている請求項1記載の塵芥収集車。
【請求項11】
前記エンジンの排気管には、前記排気ガス導入路と、前記排気ガスを大気に放出する排出管とが接続され、
前記排気ガスの流路を前記排気ガス導入路側及び前記排出管側のいずれか一方に切り替える切替手段をさらに備えている請求項1記載の塵芥収集車。
【請求項12】
前記切替手段は、作業者が前記排気ガスの流路を切り替えるための操作手段を有している請求項11に記載の塵芥収集車。
【請求項13】
前記塵芥投入箱が積込動作モードであるか否かを検知する動作モード検知手段と、
前記塵芥投入箱が積込動作モードであると前記動作モード検知手段が検知すると、前記切替手段を動作させて、前記排気ガスの流路を前記排気ガス導入路側に切り替える積込動作切替手段と、をさらに備えている請求項11に記載の塵芥収集車。
【請求項14】
前記切換手段により前記排気ガスの流路がいずれの側に切り替えられているかを検知する流路検知手段と、
前記排気ガスの流路が前記排気ガス導入路側に切り替えられていると前記流路検知手段が検知すると、前記エンジンの回転数を上昇させる回転数上昇手段と、をさらに備えている請求項11に記載の塵芥収集車。
【請求項15】
前記切換手段により前記排気ガスの流路がいずれの側に切り替えられているかを検知する流路検知手段と、
前記排気ガスの流路が前記排気ガス導入路側に切り替えられていると前記流路検知手段が検知すると、エンジンに対して負荷を加える負荷手段をさらに備えている請求項11に記載の塵芥収集車。
【請求項16】
前記塵芥収容箱は、当該塵芥収容箱内部に収容された塵芥を前記開口から排出すべく前記塵芥収容箱内部を前後方向に移動する排出板を備えており、
前記切換手段により前記排気ガスの流路がいずれの側に切り替えられているかを検知する流路検知手段と、
前記排気ガスの流路が前記排気ガス導入路側に切り替えられていると前記流路検知手段が検知すると、前記排出板を車両後方向に移動させる排出板移動手段をさらに備えている請求項11に記載の塵芥収集車。
【請求項17】
前記塵芥投入箱及び前記塵芥収容箱には、当該塵芥収容箱の内部を密封するためのシール手段が設けられている請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項18】
後面が開口した塵芥収容箱と、
この塵芥収容箱の開口に連接して設けられ塵芥を前記塵芥収容箱に積み込む積込動作を行う塵芥投入箱と、
前記塵芥収容箱の内部を排気するための真空ポンプと、を備えていることを特徴とする塵芥収集車。
【請求項19】
後面が開口した塵芥収容箱と、
この塵芥収容箱の開口に連接して設けられ塵芥を前記塵芥収容箱に積み込む積込動作を行う塵芥投入箱と、
エンジンの排気管に接続された触媒装置よりもエンジン側から前記排気ガスを前記塵芥収容箱の内部に導く排気ガス導入路と、を備え、
前記排気ガス導入路の少なくとも一部が、前記塵芥収容箱の構成部材により形成される中空部により構成されていることを特徴とする塵芥収集車。
【請求項20】
後面が開口した塵芥収容箱と、
この塵芥収容箱の開口に連接して設けられ塵芥を前記塵芥収容箱に積み込む積込動作を行う塵芥投入箱と、
エンジンの排気管から排気ガスを前記塵芥収容箱の内部に導く排気ガス導入路と、を備え、
前記排気ガス導入路の少なくとも一部が、前記塵芥収容箱の構成部材により形成される中空部により構成されていることを特徴とする車両用火災防止装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の火災を未然に防止することができる塵芥収集車及び車両用火災防止装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、塵芥収集車によって廃棄物等の収集する際に、廃棄物の中に混在する内部ガスが残ったLPG缶等の爆発物や発火物に起因する火災が問題となっている。このような火災は、塵芥収集車の塵芥収容箱内部で生じるので、塵芥収集車の外部から消火することが困難であった。
このため、塵芥収容箱の内部に消火剤を放出し、火災を消火することができる車両用火災防止装置を備えた塵芥収集車が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2003−95404号公報
【特許文献2】特開2003−250925号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来の塵芥収集車では、当該塵芥収集車に搭載できる消火剤の量に限度があるため、完全に火災を消火できない恐れがあった。また、塵芥収集車に搭載する消火剤の補充や取り替え等のメンテナンスを要するため、手間が掛かるという問題があった。
また、搭載される消火装置は、消火剤を塵芥収容箱の内部に放出するための配管や、消火剤の貯留タンク等の複雑な装置を備える必要があるため、当該塵芥収集車の製作コストが増大化するという問題もあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、製作コストの増大化が抑制できるとともに、メンテナンス等の手間を掛けることなく塵芥収容箱内部の火災を確実に消火することができる塵芥収集車、及び車両用火災防止装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の塵芥収集車は、後面が開口した塵芥収容箱と、この塵芥収容箱の開口に連接して設けられ塵芥を前記塵芥収容箱に積み込む積込動作を行う塵芥投入箱と、エンジンの排気管から排気ガスを前記塵芥収容箱の内部に導く排気ガス導入路と、を備え、前記排気ガス導入路の少なくとも一部が、前記塵芥収容箱の構成部材により形成される中空部により構成されていることを特徴としている。
【0006】
上記のように構成された塵芥収集車によれば、エンジンの排気ガスは、排気ガス導入路により塵芥収容箱の内部に導き充填される。このため、塵芥収容箱内部の塵芥が燃焼したとしても、排気ガスを塵芥収容箱内部に充填することで、内部の酸素濃度を低下させることができ、燃焼した塵芥を消火できる。また、塵芥収容箱内部に予め排気ガスを充填することで、塵芥が燃焼するのを防止できる。
また消火に際して、エンジンの排気ガスを用いるので、上記従来例のように、消火剤の補充や取り替え等を必要とせず、メンテナンスの手間を要しない。
また、排気ガス導入路の少なくとも一部に、塵芥収容箱の構成部材により形成される中空部を利用したので、新たに排気ガス導入路全体を設ける必要がなく、容易に排気ガスを塵芥収容箱に充填することができるとともに、当該塵芥収集車の製作コストの増大化を抑制することができる。
【0007】
上記塵芥収集車において、前記構成部材が、前記塵芥収容箱の外側面に沿って前後方向に延設され前記塵芥収集箱を補強する側部スチフナを含んでいることが好ましい。
この場合、塵芥収容箱の構造部材である既設の側部スチフナにより形成される中空部を排気ガス導入路の一部として利用するので、新たに排気ガス導入路全体を設ける必要がなく、容易に排気ガスを塵芥収容箱に充填することができるとともに、当該塵芥収集車の製作コストの増大化を抑制することができる。また、側部スチフナは塵芥収容箱側面の前後方向に延設されているので、排気管の位置に応じた中空部の接続が容易である。
【0008】
上記塵芥収集車において、前記塵芥投入箱は、前記積込動作を油圧によって行う積込装置を備えており、前記構成部材が、前記塵芥収容箱の上面に沿って前後方向に延設された、前記積込装置の油圧配管を格納するための格納部材を含んでいることが好ましい。
この場合においても、既設の格納部材により形成される中空部を排気ガス導入路の一部として利用するので、新たに排気ガス導入路全体を設ける必要がなく、容易に排気ガスを塵芥収容箱に充填することができるとともに、当該塵芥収集車の製作コストの増大化を抑制することができる。
【0009】
上記塵芥収集車において、前記塵芥収容箱は、当該塵芥収容箱内部に収容された塵芥を前記開口から排出すべく前記塵芥収容箱内部を前後方向に移動する排出板を備えており、前記構成部材が、前記塵芥収容箱の内側面から突出しかつ前後方向に延設され、前記排出板の移動を案内するガイドレールを含んでいることが好ましい。
この場合においても、既設部材であるガイドレールにより形成される中空部を排気ガス導入路の一部として利用するので、新たに排気ガス導入路全体を設ける必要がなく、容易に排気ガスを塵芥収容箱に充填することができるとともに、当該塵芥収集車の製作コストの増大化を抑制することができる。また、ガイドレールは塵芥収容箱の内側面前後方向に延設されているので、排気管の位置に応じた中空部の接続が容易である。
【0010】
上記塵芥収集車(請求項4)において、前記構成部材が、前記塵芥収容箱の開口の周縁に沿って配設されて前記塵芥収容箱を補強する後部スチフナをさらに含んでいることが好ましい。
この場合においても、既設部材であるガイドレール及び後部スチフナにより形成される中空部を排気ガス導入路の一部として利用するので、新たに排気ガス導入路全体を設ける必要がなく、容易に排気ガスを塵芥収容箱に充填することができるとともに、当該塵芥収集車の製作コストの増大化を抑制することができる。
【0011】
上記塵芥収集車(請求項1)において、前記構成部材が、前記開口の周縁に沿って配設され前記塵芥収集箱を補強する後部スチフナを含んでいることが好ましい。この場合においても、塵芥収容箱の構造部材である既設の後部スチフナにより形成される中空部を排気ガス導入路の一部として利用するので、新たに排気ガス導入路全体を設ける必要がなく、容易に排気ガスを塵芥収容箱に充填することができるとともに、当該塵芥収集車の製作コストの増大化を抑制することができる。
【0012】
上記塵芥収集車(請求項6)において、前記構成部材が、前記塵芥収集箱の外側面に沿って前後方向に延設され前記塵芥収集箱を補強する側部スチフナをさらに含んでいることが好ましい。
この場合においても、塵芥収容箱の構造部材である既設の側部スチフナ及び後部スチフナにより形成される中空部を排気ガス導入路の一部として利用するので、新たに排気ガス導入路全体を設ける必要がなく、容易に排気ガスを塵芥収容箱に充填することができるとともに、当該塵芥収集車の製作コストの増大化を抑制することができる。また、側部スチフナは塵芥収容箱側部前後方向に延設されているので、排気管の位置に応じた中空部の接続が容易である。
【0013】
上記塵芥収集車(請求項6)において、前記構成部材が、前後方向に延びるとともに前記塵芥収容箱の下面に配設され、当該塵芥収集箱を支持しているサブフレームをさらに含んでいることが好ましい。
この場合においても、塵芥収容箱の構造部材である既設のサブフレーム及び後部スチフナにより形成される中空部を排気ガス導入路の一部として利用するので、新たに排気ガス導入路全体を設ける必要がなく、容易に排気ガスを塵芥収容箱に充填することができるとともに、当該塵芥収集車の製作コストの増大化を抑制することができる。また、サブフレームは塵芥収容箱前後方向に延設されているので、排気管の位置に応じた中空部の接続が容易である。
【0014】
上記塵芥収集車(請求項5〜8)において、前記後部スチフナの上部には、前記塵芥収容箱の内部に排気ガスを充填する充填口が設けられていてもよい。この場合、当該塵芥収容箱の底部から序々に積み上げられる塵芥に対して、塵芥収容箱内側上方から排気ガスを導入できるので、排気ガスを塵芥に対して効果的に放出できる。また、充填口を上部に設けることで、当該充填口に塵芥が詰まるのを防止できる。
また、塵芥収容箱に収容される塵芥は塵芥収容箱の後側の開口から投入されるので、塵芥は塵芥収容箱内の後部側より漸次収容される。これに対して、充填口を塵芥収容箱の後部に配置される後部スチフナに設けたので、塵芥収容箱内の後ろ寄りから排気ガスを導入することができる。このため、より効果的に塵芥の消火及び燃焼の防止を行うことができる。
【0015】
上記塵芥収集車(請求項1)において、前記排気ガス導入路には、当該排気ガス導入路内部を清掃するための清掃媒体を導入する清掃媒体導入口が設けられていてもよい。この場合、排気ガス導入路内部に塵芥等が詰まり排気ガスを塵芥収容箱に充填できなくなったとしても、排気ガス導入路内部に清掃媒体を導入することでその内圧を高めることで、その詰まった塵芥を排出することができる。
【0016】
上記塵芥収集車(請求項1)において、前記エンジンの排気管には、前記排気ガス導入路と、前記排気ガスを大気に放出する排出管とが接続され、前記排気ガスの流路を前記排気ガス導入路側及び前記排出管側のいずれか一方に切り替える切替手段をさらに備えていることが好ましい。この場合、排気ガスを塵芥収容箱の内部に充填するか否かを必要に応じて選択できる。
【0017】
上記塵芥収集車(請求項11)において、前記切替手段は、作業者が前記排気ガスの流路を切り替えるための操作手段を有していてもよい。
この場合、作業者が任意で排気ガスを塵芥収容箱内部に充填するか否かを選択することができる。これにより、例えば、塵芥が塵芥収容箱内部で燃焼した場合にも、作業者は緊急的に排気ガスを充填し消火することができる。
【0018】
上記塵芥収集車(請求項11)において、前記塵芥投入箱が積込動作モードであるか否かを検知する動作モード検知手段と、前記塵芥投入箱が積込動作モードであると前記動作モード検知手段が検知すると、前記切替手段を動作させて、前記排気ガスの流路を前記排気ガス導入路側に切り替える積込動作切替手段と、をさらに備えていてもよい。
この場合、積込動作切替手段によって、作業者が特に操作することなく、積込動作中には排気ガスが塵芥収容箱に充填される。従って、塵芥投入箱が積込動作中に塵芥が発火、燃焼するのを防止することができる。
【0019】
上記塵芥収集車(請求項11)において、前記切換手段により前記排気ガスの流路がいずれの側に切り替えられているかを検知する流路検知手段と、前記排気ガスの流路が前記排気ガス導入路側に切り替えられていると前記流路検知手段が検知すると、前記エンジンの回転数を上昇させる回転数上昇手段と、をさらに備えていてもよい。
この場合、塵芥収容箱内部に排気ガスが充填される際には、エンジンの回転数が上昇されて、排気ガスの排気圧が高まる。従って、充填口から充填される排気ガスの流速が高められ、より効果的に塵芥の消火及び燃焼の防止を行うことができる。
【0020】
上記塵芥収集車(請求項11)において、前記切換手段により前記排気ガスの流路がいずれの側に切り替えられているかを検知する流路検知手段と、前記排気ガスの流路が前記排気ガス導入路側に切り替えられていると前記流路検知手段が検知すると、エンジンに対して負荷を加える負荷手段をさらに備えていてもよい。
この場合、塵芥収容箱内部に排気ガスが充填される際には、エンジンに対して負荷が掛けられるので、排気ガスに含まれる酸素濃度を下げることができる。これによって、より効果的に塵芥の消火及び燃焼の防止を行うことができる。
【0021】
上記塵芥収集車(請求項11)において、前記塵芥収容箱は、当該塵芥収容箱内部に収容された塵芥を前記開口から排出すべく前記塵芥収容箱内部を前後方向に移動する排出板を備えており、前記切換手段により前記排気ガスの流路がいずれの側に切り替えられているかを検知する流路検知手段と、前記排気ガスの流路が前記排気ガス導入路側に切り替えられていると前記流路検知手段が検知すると、前記排出板を車両後方向に移動させる排出板移動手段をさらに備えていることが好ましい。
この場合、塵芥収容箱内部に排気ガスが充填される際には、排出板によって、塵芥を圧縮しつつ、塵芥収容箱内部において塵芥が収容される空間を狭めることができる。これによって、より少ない排気ガスで塵芥の消火及び燃焼の防止を迅速に行うことができる。
【0022】
上記塵芥収集車(請求項1)において、前記塵芥投入箱及び前記塵芥収容箱には、当該塵芥収容箱の内部を密封するためのシール手段が設けられていることが好ましい。
この場合、シール手段によって、塵芥収容箱に充填された排気ガスが外部に漏れるのを抑制することができ、より効果的に塵芥の消火及び燃焼の防止を行うことができる。
【0023】
また、本発明の塵芥収集車は、後面が開口した塵芥収容箱と、この塵芥収容箱の開口に連接して設けられ塵芥を前記塵芥収容箱に積み込む積込動作を行う塵芥投入箱と、前記塵芥収容箱の内部を排気するための真空ポンプと、を備えていることを特徴としている。
この場合、塵芥収容箱の内部を上記真空ポンプにより排気することで、内部の空気を希薄にできる。これによって、内部の酸素濃度が低下し、塵芥の消火及び燃焼の防止を効果的に行うことができる。
【0024】
また、本発明の塵芥収集車は、後面が開口した塵芥収容箱と、この塵芥収容箱の開口に連接して設けられ塵芥を前記塵芥収容箱に積み込む積込動作を行う塵芥投入箱と、エンジンの排気管に接続された触媒装置よりもエンジン側から前記排気ガスを前記塵芥収容箱の内部に導く排気ガス導入路と、を備え、前記排気ガス導入路の少なくとも一部が、前記塵芥収容箱の構成部材により形成される中空部により構成されていることを特徴としている。
上記のように構成された塵芥収集車によれば、塵芥収容箱の内部には、触媒装置を通過する前の窒素酸化物濃度の高い排気ガスが充填されるので、塵芥収容箱の内部の窒素酸化物濃度をより効果的に高めることができ、より効果的に塵芥の消火及び燃焼の防止を行うことができる。
【0025】
また、本発明の車両用火災防止装置は、後面が開口した塵芥収容箱と、この塵芥収容箱の開口に連接して設けられ塵芥を前記塵芥収容箱に積み込む積込動作を行う塵芥投入箱と、エンジンの排気管から排気ガスを前記塵芥収容箱の内部に導く排気ガス導入路と、を備え、前記排気ガス導入路の少なくとも一部が、前記塵芥収容箱の構成部材により形成される中空部により構成されていることを特徴としている。
上記のように構成された車両用火災防止装置によれば、上述のように、塵芥が燃焼したとしても、排気ガスを塵芥収容箱内部に充填することで、内部の酸素濃度を低下させることができ、燃焼した塵芥を消火できる。また、塵芥収容箱内部に予め排気ガスを導入することで、塵芥が燃焼するのを防止できる。
また、排気ガス導入路の一部に、塵芥収容箱の構成部材により形成される中空部を利用することで、新たに排気ガス導入路全体を設ける必要がないので、容易に排気ガスを塵芥収容箱に充填することができるとともに、当該装置の製作コストの増大化を抑制することができる。
【発明の効果】
【0026】
以上のように、本発明の塵芥収集車及び車両用火災防止装置によれば、メンテナンス等の手間を掛けることなくエンジンの排気ガスによって燃焼した塵芥を消火できるので、塵芥収容箱内部の火災を確実に消火することができる。また、その製作コストの増大化を抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
図1は、本発明の第一の実施形態に係るプレス式の塵芥収集車を示す側面図である。この塵芥収集車1は、車両用火災防止装置を備えている。図1において、塵芥収集車1は、後端部に開口2aを有している塵芥収容箱2と、その後部に連接する塵芥投入箱3とを備えている。塵芥投入箱3の後方には、塵芥が投入される投入口3aを、上下にスライドして開閉する蓋3bが設けられている。また、塵芥投入箱3の前方には、上部から斜め下方向に延びる遮蔽板3eが設けられるとともに、その下方には、塵芥を塵芥収容箱2に積み込むための開口部3dが設けられている。
【0028】
塵芥投入箱3は、上部に設けられた支点Pを中心に回動可能であり、図示しない油圧で作動するスイングシリンダによって、塵芥収容箱2に対しての開閉動作が可能となる。塵芥投入箱3は、図の実線で示す位置で塵芥収容箱2を閉鎖し、図の二点鎖線で示す上方へ回動した位置で塵芥収容箱2の後端部を開放し塵芥を後方へ排出することができる。
また、塵芥投入箱3の下部には、塵芥収容箱2の下部に固定されたロック用フック45aによってロックされた被フック部3gが設けられている。ロック用フック45aは、塵芥収容箱2側に固定されるとともに油圧で作動するパッカーロックシリンダ45にリンク機構を介して接続されており、このパッカーロックシリンダ45を伸長させることによりロックを解除し、収縮させることによりロックするように構成されている。
塵芥投入箱3は、これら被フック部3g、ロック用フック45a、及びパッカーロックシリンダ45によって、塵芥収容箱2に対して開閉可能にロックされる。
【0029】
次に、塵芥投入箱3内に設けられている積込装置50について説明する。積込装置50は、スライダ5と、このスライダ5の下端部にピン7を介して回動自在に取り付けられている押込板8と、を有している。塵芥投入箱3の左右の側壁3cには、遮蔽板3eに沿って斜め上下に延びるガイドレール4が設けられており、スライダ5に取り付けられた左右一対二組のローラ6によって、図中の二点鎖線で示すようにガイドレール4に沿って斜め上下に移動することができる。スライダ5は、図示のような側面形状の左右の側面部材5a間を車幅方向に延びるプレート等(図示せず)により接続して一体化したものである。押込板8もまた、図示のような側面形状の左右の側面部材8a間を車幅方向に延びるプレート等(図示せず)により接続して一体化したものである。
【0030】
塵芥投入箱3内の左右両側において、スライダ5の側面部材5aと塵芥投入箱3の側壁3cとの間には油圧で作動するプッシュシリンダ9が取り付けられている。また、押込板8の側面部材8aとスライダ5の側面部材5aとの間には油圧で作動するプレスシリンダ12が取り付けられている。
従って、プレスシリンダ12の収縮伸長動作により押込板8をスライダ5に対して回動させることができるとともに、プッシュシリンダ9の収縮伸長動作によりスライダ5と押込板8とを共に斜め上下方向に移動させることができる。これらの動作を組み合わせることにより、積込装置50は、投入口3aから投入された塵芥を圧縮し、圧縮した塵芥を塵芥収容箱2側へ押し込むことができるように構成されており、いわゆるプレス式による塵芥の塵芥の積み込み動作を行うことができる。
【0031】
また、上記スライダ5及び押込板8は、図1の実線で示した状態において、塵芥投入箱3の開口部3dを遮蔽することができる。
押込板8の先端部には、ゴム等の弾性体からなる先端部材8b、及び飛散防止部材8cが固定されている。これら先端部材8b及び飛散防止部材8cは、塵芥投入箱3内部の水分等が外部に飛散するのを防止するためのものであり、図1のように、押込板8の先端を塵芥投入箱3の底面に接触させたときに、押込板8の先端と塵芥投入箱3の底面との間を隙間なく密着させることができる。
また、押込板8及びスライダ5の外側面には、これら両者間において車幅方向に延びる隙間を遮蔽するための遮蔽部材8dが取り付けられている。この遮蔽部材8dは、ゴム等の弾性体により形成されており、押込板8とスライダ5との間の隙間を塞いでいる。
【0032】
さらに、左右の側壁3cの開口部3dに対応する位置には、当該側壁3cと、スライダ5の左右の側面部材5aとの隙間を塞ぐためのシール部材10が、左右それぞれ、ガイドレール4に沿って斜め上下方向に延びるように設けられている。
図2は、図1中、II−II線上における側壁3c、スライダ5、及びシール部材10の関係を示す矢視断面図である。図2において、図面下方が塵芥収容箱2側、すなわち車両前方側であり、図面上方が車両後方側である。スライダ5は、上述したように、ローラ6によってガイドレール4に沿って斜め上下方向に移動可能とされており、ガイドレール4が設けられた側壁3cと、スライダ5の側面部材5aとの間には、図のように隙間H1が空けられている。シール部材10は、ゴム等の弾性体により形成されており、ガイドレール4に沿って斜め上下方向に延びるように側壁3cに設けられている。シール部材10は、スライダ5の側面部材5aの端部に摺接するシールリップ10aを有しており、これによって、スライダ5を移動可能としつつ、隙間H1を塞ぐことができる。
【0033】
また、図1に戻って、押込板8の左右の側面部材8aには、当該側面部材8aと、側壁3cとの隙間を塞ぐためのシール部材11が、左右それぞれ設けられている。このシール部材11は、側面部材8aの回動軸となるピン7の近傍から先端方向に向かって延びるように形成されている。
図3は、図1中、III−III線上における側壁3c及び押込板8、及びシール部材11の関係を示す矢視断面図である。図のように、側壁3cと、押込板8との間には、図のように隙間H2が空けられている。シール部材11は、押込板8の側面部材8aに固定されるとともに、側壁3cと摺接するシールリップ11aが形成されており、これによって、押込板8を回動可能としつつ、隙間H2を塞ぐことができる。
【0034】
塵芥収容箱2の内部には、車両前後方向に移動可能とされている排出板13が設けられている。排出板13には、油圧によって伸縮させることができるディスチャージシリンダ14の一端部が接続されている。ディスチャージシリンダ14の他端部は、塵芥収容箱2の車両前方向の端部に接続されており、これによって、排出板13は、ディスチャージシリンダ14の伸縮により、図の実線で示す位置から二点鎖線で示す位置までの範囲で移動可能とされている。塵芥が空のとき排出板13は実線で示す位置にあり、排出板13よりも車両後方向に塵芥を積み込むための空間Sが確保されている。そして、排出板13は積込装置50によって積み込まれる塵芥を押込板8との間で圧縮させることができる。塵芥収集車1が塵芥を収容する際には、排出板13を車両前方向に間欠移動させることで前記空間Sを拡大させて塵芥収容箱2における塵芥の収容量を漸増させることができるとともに、排出板13を車両後方向に移動させることで塵芥収容箱2に収容された塵芥を後方へ排出することができる。
【0035】
図4は、塵芥収容箱2を開口2a側から正面視した図である。なお、図4では、理解を容易とするため、塵芥投入箱3を省略して示している。図4のように、上述した排出板13は、塵芥収容箱2の内部の幅方向断面のほぼ全面の範囲に渡って形成されている。図1も参照して、塵芥収容箱2の内側面の左右両側には、この排出板13の前後方向の移動を案内するガイドレール15が設けられている。このガイドレール15は、塵芥収容箱2の内側面から突出しかつ前後方向に延びるように形成されている。そしてガイドレール15は、排出板13の左右側面に形成された溝部13aにはめ込まれており、これによって、排出板13を前後方向への移動を案内している。
【0036】
また塵芥収容箱2には、当該塵芥収容箱2を補強するための後部スチフナ20が、開口2aの周縁に沿って配設されている。この後部スチフナ20は、例えば断面がほぼ矩形の中空パイプを所定の形状に形成したものであり内部に中空部を有している。この後部スチフナ20において車両後面側に向くとともに開口2aの左右側に位置する左右側面20a、及び下側面20bには、そのほぼ全面にゴム等の弾性体からなるシール部材21が取り付けられている。このシール部材21は、図1のように塵芥投入箱3が閉じられた状態においては、塵芥投入箱3の周縁部3hと、後部スチフナ20の左右面20a及び下面20bとの間に介在し、両者に密着する。
また、塵芥投入箱3の上方である支点P付近には、当該塵芥投入箱3と後部スチフナ20の上方との間を密封するためのシール部材22が設けられている。図5に支点P付近を拡大した断面図を示す。シール部材22はゴム等の弾性体よりなり、車両幅方向に延ばされて、塵芥投入箱3の上部に設けられたブラケット3kに固定、配置されている。
【0037】
このシール部材22は、塵芥投入箱3によって塵芥収容箱2を閉鎖した際に、後部スチフナ20側に設けられるとともに車両幅方向に延びる当接部材20cに当接するように、後部スチフナ20側に突設したシールリップ22aを有している。このシールリップ22aが当接部材に当接することで、塵芥投入箱3の上方と、後部スチフナ20の上方との隙間を塞ぐように構成されている。
上記の構成によって、塵芥投入箱3によって塵芥収容箱2を閉鎖した際には、シール部材21及びシール部材22によって、塵芥投入箱3と塵芥収容箱2との間をほぼ密封することができる。
【0038】
図6は図4中、破線Aで囲まれた後部スチフナ20の上部を拡大して示した一部欠截図である。図3のように、後部スチフナ20の上部には、塵芥収容箱2内部と、後部スチフナ20の内部とを連通する孔である充填口23が2カ所形成されている。
また、図7は、図4中、破線Bで囲まれた後部スチフナ20の下部を拡大して示した一部欠截図である。図4のように、後部スチフナ20の下部には、後述する当該塵芥収集車1のエンジンの排気管に接続されて排気ガスが供給される導入管30が接続されている。後部スチフナ20における導入管30の接続部分には、導入管30からの排気ガスを後部スチフナ20内部に導入するための導入口24が形成されており、導入管30の内部から供給される排気ガスは導入口24から後部スチフナ20内部に導入される。後部スチフナ20に導入された排気ガスは、充填口23より塵芥収容箱2の内部に充填される。また、導入管30と、後部スチフナ20との接続部は、排気ガスが漏れない程度の気密性をもって接続されている。
また、後部スチフナ20には、その内部を仕切る仕切板25,26(図6、図7)が設けられている。これら仕切板25,26は、後部スチフナ20内部の中空部を仕切ることで、導入口24から充填口23に向かう排気ガスの経路を一つとした長尺の中空経路T1を形成している。
【0039】
また、後部スチフナ20には、中空経路T1に清掃媒体としての圧縮空気を導入するための接続バルブ27が設けられている。この接続バルブ27は、圧縮空気を供給するための配管を接続することができるようにされており、中空経路T1に圧縮空気を導入することで内圧を高め、例えば、充填口23に塵芥等が詰まった場合にも、その詰まった塵芥を充填口23から排出清掃することができる。
なお、本実施形態では、充填口23を清掃すべく中空経路T1に圧縮空気を導入したが、中空経路T1内部圧力を高めて詰まった塵芥を充填口23から排出できるものであれば良く、他の気体、例えば、窒素ガスや、アルゴンガス等を用いても良いし、気体に限定されない。
【0040】
図1に戻って、上記後部スチフナ20に接続された導入管30は、金属製のフレキシブルチューブ等が用いられており、塵芥収集車1のエンジンの排気管31に接続されている。エンジンの排気管31は、エンジンの振動によって比較的大きく振動するため、導入管30をフレキシブルチューブとすることで、後部スチフナ20に排気管31から導入管30を介して伝わる振動を緩和することができる。
【0041】
排気管31は、エンジンの排気側に接続され排出される排気ガスを導くフロントパイプ32と、このフロントパイプ32に接続されるとともに排気ガス中の窒素酸化物等を低減するための触媒装置33とを有している。この触媒装置33の下流側には、上記導入管30と、排気ガスを大気に放出するための排出管34とが分流部35で接続されており、触媒装置33を通過した排気ガスを2方向に分流できるような流路が設けられている。すなわち、エンジンから排出される排気ガスは、排気管31を通過し、導入管30及び排出管34のいずれかに流れるように構成されている。
また、分流部35の下流側には、導入管30及び排出管34内部の排気ガスの流れを開閉自在に遮断する導入管側バルブ36、排出管側バルブ37が、それぞれ配設されている。両バルブ36,37は、電磁バルブであり、それぞれを制御することで、エンジンからの排気ガスを導入管30側、もしくは排出管34側のいずれか一方に切り替えることができるように構成されている。
【0042】
ここで、上記両バルブ36,37の制御に係る構成について説明する。図8は、上記両バルブ36,37を制御するための構成を示すブロック図である。図において、両バルブ36,37は、これらを制御するための制御部38に接続されている。この制御部38には、作業者が排気ガスの流路を切り替えるための操作手段としての緊急用手動スイッチ39が接続されている。
緊急用手動スイッチ39は、塵芥収集車1の運転席もしくは塵芥投入箱の外部に設けられた操作パネル(図示せず)等に配置されており、緊急用手動スイッチ39をOFF状態としたときには、制御部38は、導入管側バルブ36を閉じるとともに排出管側バルブ37を開くようにされており、排気ガスを排出管34に導き大気に放出する。一方、ON状態としたときには、制御部38は、導入管側バルブ36を開くとともに、排出管側バルブ37を閉じるようされており、排気ガスを導入管30に導く。すなわち、上記、導入管側バルブ36、排出管側バルブ37、制御部38、及び緊急手動用スイッチ39は、排気ガスの流路を導入管30側もしくは排出管34側のいずれか一方に切り替える切替手段を構成している。
なお、導入管30は、後部スチフナ20、塵芥収容箱2に接続されているため、排出管34よりも排気ガスを導入する際の抵抗が大きいので、両方の流路が開いている場合、排気ガスは排出管34側に流れる。よって、上記切替手段は、上記両バルブの内、排出管側バルブ37のみを備えて構成することもできる。
【0043】
また、制御部38には、塵芥投入箱3及び塵芥収容箱2に備えられた各油圧機器を制御するための油圧機器制御部40が接続されている。
油圧機器制御部40には、作業者が塵芥収集車1に対して所望の操作を行わせるための油圧機器操作部41が接続されている。さらに、油圧機器制御部40は、エンジン42で駆動される油圧ポンプ43により得られる油圧を油圧配管等を介してプッシュシリンダ9、プレスシリンダ12、ディスチャージシリンダ14、スイングシリンダ44、パッカーロックシリンダ45に分配するように構成されている。そして、油圧機器制御部40は、作業者の油圧機器操作部41に対する操作に基づいて、上記各油圧シリンダを制御し、塵芥収集車1に積込動作等の所定の動作モードを実行する。
【0044】
上記のような油圧機器制御部40が接続された制御部38は、以下のような動作を行う。すなわち、制御部38は、積込装置50の動作モードが積込動作モードであるか否かを油圧機器制御部40から検知できるように構成されており、制御部38が、積込装置50が積込動作モードであると検知すると、緊急用手動スイッチ39の状態に関わらず、導入管側バルブ36を開くとともに、排出管側バルブ37を閉じるようされており、排気ガスを導入管30に導く。
つまり、制御部38は、塵芥投入箱3の積込装置50が積込動作モードであるか否かを検知する動作モード検知手段を構成するとともに、積込装置50が積込動作モードである際には前記切換手段を動作させて、排気ガスの流路を導入管30側に切り替える積込動作切替手段を構成している。
【0045】
また、制御部38は、排気ガスの流路が導入管30側に切り替わっていると判断(検知)するとき、油圧機器制御部40に対して、例えば、パッカーロックシリンダ45を収縮させるように指令するように構成されている。この場合、塵芥投入箱3をロックしている状態にあるパッカーロックシリンダ45に対し、さらにロックする方向である収縮動作をさせることで、パッカーロックシリンダ45を作動させるための油圧ポンプ43に負荷を掛けることができる。油圧ポンプ43に負荷が掛かると、これを駆動するエンジン42にも負荷が掛かる。
このように、制御部38は、排気ガスの流路がいずれの側に切り替えられているかを検知する流路検知手段を構成するとともに、制御部38及び油圧機器制御部40は、排気ガスの流路が導入管30側に切り替えられていると前記流路検知手段が検知すると、パッカーロックシリンダ45等の油圧機器を作動させることによって、エンジン42に対して負荷を加える負荷手段を構成している。
【0046】
上記のように構成された塵芥収集車1において、エンジンの排気管31(図1)に接続された導入管30、及び後部スチフナ20の中空経路T1は、排気ガスを塵芥収容箱2の内部に導く排気ガス導入路を構成している。すなわち、排気ガス導入路の一部が、塵芥収容箱2の構成部材により形成される長尺の中空部としての中空経路T1により構成されている。
そして、前記切替手段によって、排気ガスの流路が導入管30側に切り替えられると、排気ガスは、その排気圧によって、前記排気ガス導入路に導入される。ついで、導入された排気ガスは、充填口23から塵芥収容箱2の内部に充填される。すなわち、エンジンの排気ガスは、排気管31から塵芥収容箱2に設けられた排気ガス導入路としての後部スチフナ20を介して塵芥収容箱2の内部に充填される。このため、塵芥収容箱2内部の塵芥が燃焼したとしても、排気ガスを塵芥収容箱2内部に充填することで、その内部の酸素濃度を低下させることができ、燃焼した塵芥を消火できる。従って、塵芥収容箱2の内部の火災を確実に消火することができる。
また、塵芥収容箱2内部に予め排気ガスを導入し充填しておけば、塵芥が内部で燃焼するのを防止できる。また、塵芥の消火に際しては、エンジンの排気ガスを用いるので、上記従来例のように、消火剤の補充や取り替えを必要とせず、メンテナンスの手間を要しない。
【0047】
また、上記実施形態においては、排気ガス導入路の一部に、後部スチフナ20により形成される既設の中空経路T1を利用したので、新たに排気ガス導入路全体を設ける必要がなく、容易に排気ガスを塵芥収容箱2に充填することができるとともに、当該塵芥収集車1の製作コストの増大化を抑制することができる。
【0048】
また、塵芥収容箱2に収容される塵芥は塵芥投入箱3を経て、塵芥収容箱2の開口2aから内部に収容されるので、塵芥は塵芥収容箱2内の後部側より漸次収容される。これに対して、本実施形態では、排気ガスを充填するための充填口23を塵芥収容箱2の後部に配置される後部スチフナ20に設けたので、排気ガスを塵芥収容箱2内の後ろ寄りから充填することができる。このため、より効果的に塵芥の消火及び燃焼の防止を行うことができる。
【0049】
また、本実施形態において、充填口23が後部スチフナ20の上部に設けられている。これによって、塵芥収容箱2の底部から序々に積み上げられる塵芥に対して、塵芥収容箱2内側上方から排気ガスを導入できるので、排気ガスを塵芥に対して効果的に放出できる。また、充填口を23上部に設けることで、充填口23に塵芥が詰まるのを防止できる。
【0050】
また本実施形態では、塵芥投入箱3と塵芥収容箱2との間に、シール部材21及びシール部材22を介在させることによって、両者の間がほぼ密封されている。また、側壁3cとスライダ5の側面部材5aとの隙間を塞ぐためのシール部材10、及び、押込板8の側面部材8aと側壁3cとの隙間を塞ぐためのシール部材11によって、塵芥投入箱3における積込装置50と開口部3dとの間が密封されている。これら各シール部材は、シール手段として、塵芥収容箱2の内部を密封している。これによって、塵芥収容箱2に充填された排気ガスが外部に漏れるのを抑制することができ、より効果的に塵芥の消火及び燃焼の防止を行うことができる。
さらに、排出板13の周縁に、当該排出板13と塵芥収容箱2の内側面との隙間を塞ぐシールを設けてもよい。この場合、排出板13の塵芥収容箱2に対する密封性が高まり、排気ガスが外部に漏れるのをより効果的に抑制できる。
【0051】
また、本実施形態において、導入管側バルブ36、排出管側バルブ37、制御部38、及び緊急手動用スイッチ39によって構成され、排気ガスの流路を導入管30側、及び排出管34側のいずれか一方に切り替える切替手段を有しているので、排気ガスを塵芥収容箱2の内部に充填するか否かを、必要に応じて選択することができる。
また、緊急手動用スイッチ39によって、作業者が排気ガスの流路を切り替えることができるので、例えば、塵芥が塵芥収容箱2の内部で燃焼し火災が発生した場合においても、作業者が緊急スイッチ39をON状態とすることで、緊急的に排気ガスを塵芥収容箱2の内部に充填し消火することができる。
【0052】
また、上記制御部38は、塵芥投入箱3の積込装置50が積込動作モードであるか否かを検知する動作モード検知手段を構成するとともに、積込装置50が積込動作モードである際には前記切換手段を動作させて、排気ガスの流路を導入管30側に切り替える積込動作切替手段を構成している。これらによって、塵芥の積込動作中においては、作業者が特に操作せずとも排気ガスが塵芥収容箱2の内部に充填される。従って、積込動作中に塵芥が発火、燃焼するのを防止することができる。
【0053】
また、本実施形態の塵芥収集車1は、制御部38により構成されるとともに排気ガスの流路がいずれの側に切り替えられているかを検知する流路検知手段と、制御部38及び油圧機器制御部40によって構成されるとともに排気ガスの流路が導入管30側に切り替えられている際に、所定の油圧機器を作動させることによって、エンジン42に対して負荷を加える負荷手段と、を有している。このため、塵芥収容箱2の内部に排気ガスが充填される際には、エンジンに対して負荷が掛けられるので、排気ガスに含まれる酸素濃度を下げることができる。これによって、より効果的に塵芥収容箱2の内部の塵芥の消火及び燃焼の防止を行うことができる。
【0054】
また、本実施形態における車両用火災防止装置は、塵芥収容箱2と、塵芥投入箱3と、前記排気ガス導入路とを備え、この排気ガス導入路の少なくとも一部が、塵芥収容箱2の構成部材により形成される長尺の中空部としての中空経路T1により構成されている。
このように構成された車両用火災防止装置によれば、上述のように、塵芥収容箱2内部の塵芥が燃焼したとしても、排気ガスを塵芥収容箱2内部に充填することで、その内部の酸素濃度を低下させることができ、燃焼した塵芥を消火できる。従って、塵芥収容箱2の内部の火災を確実に消火することができる。
【0055】
図9は、本発明の第二の実施形態に係る塵芥収集車を示す側面図である。本実施形態と、第一の実施形態との主な相違点は、排気ガス導入路の一部が、後部スチフナ20及び塵芥収容箱2を補強する側部スチフナ46を含んで形成される中空部により構成されている点である。その他の点については第一の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0056】
図9において、塵芥収容箱2の外側面には、上述の側部スチフナ46が前後方向に延設されている。この側部スチフナ46は、塵芥収容箱2における車両前後方向ほぼ全域に渡って延設されており、その後端部46aは後部スチフナ20に接続されている。
図10は、塵芥収容箱2を開口側から正面視したときの後部スチフナ20下部を示した一部欠截図である。図のように、側部スチフナ46は、断面凹型に形成された長尺の部材であり、塵芥収容箱2の外側面に固定されることで、側部スチフナ46と塵芥収容箱2の外側面とで囲まれる長尺の中空部としての側部中空経路T2を形成している。また、後部スチフナ20において、側部スチフナ46が接続されている部分には、図のように、後部スチフナ20内部の中空経路T1と側部中空経路T2とを連通する連通孔28が形成されている。
【0057】
図9に戻って、側部スチフナ46の前端部46bには、導入管30が接続された導入口46cが設けられており、導入管30から供給されるエンジンの排気ガスが側部中空経路T2に導入されるように構成されている。側部中空経路T2に導入された排気ガスは、連通孔28より後部スチフナ20の中空経路T1に導入され、後部スチフナ20に形成された充填口23(図6)から塵芥収容箱2の内部に充填される。
本実施形態の塵芥収集車1において、エンジンの排気管31に接続された導入管30、後部スチフナ20の中空経路T1、及び側部スチフナ46を含んで形成された側部中空経路T2は、排気ガスを塵芥収容箱2の内部に導く排気ガス導入路を構成している。すなわち、排気ガス導入路の一部が、塵芥収容箱2の構成部材により形成される中空経路T1及び側部中空経路T2により構成されている。
【0058】
上記のように構成された本実施形態の塵芥収集車1によれば、排気ガス導入路の一部に、既設の中空経路T1及び側部中空経路T2を利用したので、新たに排気ガス導入路全体を設ける必要がなく、容易に排気ガスを塵芥収容箱2に充填することができ、塵芥収容箱2内部の塵芥の消火及び燃焼の防止を行うことができる。また、当該塵芥収集車1の製作コストの増大化を抑制することができる。
【0059】
また、側部中空経路T2を形成する側部スチフナ46は、塵芥収容箱2側面の前後方向に延設されているので、排気管31の位置に応じて導入口46cの位置を変えることができ、導入管30と側部中空経路T2との接続が容易である。
【0060】
上記実施形態では、側部スチフナ46によって形成される側部中空経路T2と後部スチフナ20によって形成される中空経路T1を利用したが、例えば、図11に示すように、排出板13の移動を案内するためのガイドレール15に断面凹型の長尺部材を用いることによって形成されるガイドレール中空経路T3と、中空経路T1とを組み合わせて利用することもできるし、塵芥収容箱2の下面前後方向に延設されて当該塵芥収容箱2を支持するためのフレーム部材を含んで形成される長尺の中空部と、中空経路T1とを組み合わせて利用することもできる。また、上記各中空経路は、それぞれ単独で利用することもできる。
【0061】
図12は、本発明の第三の実施形態に係る塵芥収集車を示す側面図であり、図13は、図12中、IV−IV線矢視断面図である。本実施形態と、第一の実施形態との主な相違点は、排気ガス導入路の一部が、塵芥収容箱2の上部内側面2cに延設された格納部材47により形成された中空部により構成されている点、及びこの格納部材47に、塵芥収容箱2に排気ガスを充填する充填口23が設けられている点である。その他の点については第一の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0062】
図において、塵芥収容箱2の上部内側面2cには、断面凹型の格納部材47が、塵芥収容箱2における車両前後方向ほぼ全域に渡って延設されている。この格納部材47は、塵芥収容箱2の上部内側面2cに固定されることで、この格納部材47と上部内側面2cとで囲まれた長尺の中空部としての上部中空経路T4を形成している。この上部中空経路T4の内部には、積込装置50を作動させるための油圧配管51が配設格納されており、格納部材47は、油圧配管51を格納するための既設の部材である。
また、格納部材47の前端部47aには、導入管30が接続された導入口47bが設けられており、導入管30から供給されるエンジンの排気ガスが上部中空経路T4に導入されるように構成されている。また、後端部には、上部中空経路T4の後端開口を閉塞するための仕切板(図示せず)が設けられている。
格納部材47における後端部47c付近には、図13のように、塵芥収容箱2の内部と上部中空経路T4とを連通し、塵芥収容箱2の内部に排気ガスを充填する充填口23が形成されている。従って、導入管30から供給されるエンジンの排気ガスは、上部中空経路T4に導入されて、格納部材47の後部に形成された充填口23から塵芥収容箱2の内部に充填される。
【0063】
本実施形態の塵芥収集車1において、エンジンの排気管31に接続された導入管30、及び格納部材47を含んで形成された中空の上部中空経路T4は、排気ガスを塵芥収容箱2の内部に導く排気ガス導入路を構成している。すなわち、排気ガス導入路の一部が、塵芥収容箱2の構成部材により形成される長尺の中空部としての上部中空経路T4により構成されている。
【0064】
本実施形態の塵芥収集車1においても、上記各実施形態と同様、容易に排気ガスを塵芥収容箱2に充填することができ、塵芥収容箱2内部の塵芥の消火及び燃焼の防止を行うことができる。また、当該塵芥収集車の製作コストの増大化を抑制することができる。
また、本実施形態において、充填口23は格納部材47の後端部近傍に形成されていることが好ましく、上述したように、排気ガスを塵芥収容箱2の後ろ寄りから充填することで、より効果的に塵芥の消火及び燃焼の防止を行うことができるからである。
【0065】
図14は、本発明の第四の実施形態に係る塵芥収集車を示す側面図である。本実施形態は、第一の実施形態に対して、導入管30が、排気管31に接続された触媒装置33よりもエンジン側のフロントパイプ32に接続されている点で相違している。
この場合、塵芥収集箱2の内部には、触媒装置33を通過する前の窒素酸化物濃度の高い排気ガスが充填されるので、塵芥収容箱2の内部の窒素酸化物濃度をより効果的に高めることができ、結果として、塵芥収容箱2内部の酸素濃度を低下させることができる。これにより、より効果的に塵芥の消火及び燃焼の防止を行うことができる。
【0066】
本発明は、上記各実施形態のみに限定されるものではない。例えば、上記で説明した各実施形態では、収容した塵芥の排出方式が排出板を備えた押し出し式であるとともに、塵芥の積込方式がプレス式である塵芥収集車を例示したが、塵芥の積込方式がいわゆる回転板式の塵芥収集車についても適用できる。
また、図11にて示した、排出板13のガイドレール15を含んで構成されたガイドレール中空経路T3を排気ガス導入路の一部としたものは、ガイドレールを有する押し出し式の排出方式にのみ適用されるが、他の実施例にて示したものは、ダンプ式の排出方式の塵芥収集車についても適用できる。
【0067】
また、上記実施形態で示した、塵芥収容箱2の構成部材により形成される各中空経路は、排気ガス導入路の少なくとも一部を構成していれば良く、各中空経路における排気ガスの出口部分が直接塵芥収容箱2に接続される必要はない。さらに、上記実施形態にて示した、側部スチフナ、ガイドレール、及び格納部材は、断面凹型の部材を用いたが、例えば、中空のパイプ状の部材を用いることもできる。この場合、前記構造部材で形成される中空部の密閉性を確保するのが容易である。
【0068】
また、上記実施形態において、エンジンに負荷を掛けることで排気ガスの酸素濃度を低下させて塵芥の消火及び燃焼防止の効果を高めたものを示したが、例えば、塵芥収容箱2の内部に排気ガスを充填する際にはエンジンの回転数を上昇させて排気圧を高め、充填される排気ガスの流速を高めることで、より効果的に塵芥収容箱2の内部の塵芥の消火及び燃焼の防止を行うこともできる。例えば、図15に示すように、導入管側バルブ36及び排出管側バルブ37を制御するための制御部38にエンジン42の制御を行うためのエンジン制御部48を接続する。そして、排気ガスの流路が導入管30側に切り替えられていると流路検知手段としての制御部38が検知すると、エンジン制御部48が制御部38からの指令に基づいてエンジン42の回転数を上昇させる回転数上昇手段を、制御部38とエンジン制御部48とにより構成する。これにより、塵芥収容箱2の内部に排気ガスを充填する際の流速を高めることができ、より効果的に塵芥収容箱2の内部の塵芥の消火及び燃焼の防止を行うことができる。
【0069】
また、塵芥の排出方式が排出板を備えた押し出し式のものである場合、排出板を後方向に移動させることで、塵芥収容箱2内部において塵芥が収容される空間を狭め、少ない排気ガスで塵芥の消火及び燃焼の防止を迅速に行うことができる。例えば、図8において、排気ガスの流路が導入管30側に切り替えられていると流路検知手段としての制御部38が検知すると、油圧機器制御部40が制御部38からの指令に基づいてディスチャージシリンダ14を伸長させて排出板13を後方に移動させる排出板移動手段を、制御部38と油圧機器制御部40とにより構成する。これによって、少ない排気ガスで塵芥の消火及び燃焼の防止を迅速に行うことができる。
【0070】
また図16に示すように、本発明の塵芥収集車1は、塵芥収容箱2の内部を排気するための真空ポンプを備えることもできる。図16中の塵芥収集車1は、第一の実施形態で示した塵芥収集車と比較して、排気ガスを導入するための導入管30に代えて、真空ポンプ49に接続された吸引パイプ49bが後部スチフナ20に接続されている点で相違している。この真空ポンプ49は、図示しないモータ等によって駆動されており、吸引パイプ49b、後部スチフナ20を介して、充填口23から、塵芥収容箱2の内部を排気できるように構成されている。この場合、塵芥収容箱2の内部を真空ポンプ49により排気することで、塵芥収容箱2内部の空気を希薄にできる。これによって、内部の酸素濃度が低下し、塵芥の消火及び燃焼の防止をより効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0071】
【図1】本発明の第一の実施形態に係るプレス式の塵芥収集車を示す側面図である。
【図2】図1中、II−II線上における側壁、スライダ、及びシール部材の関係を示す矢視断面図である。
【図3】図1中、III−III線上における側壁及び押込板、及びシール部材の関係を示す矢視断面図である。
【図4】塵芥収容箱を開口側から正面視した図である。
【図5】支点P付近を拡大した断面図である。
【図6】図4中、破線Aで囲まれた後部スチフナの上部を拡大して示した一部欠截図である。
【図7】図4中、破線Bで囲まれた後部スチフナ20の下部を拡大して示した一部欠截図である。
【図8】導入管側バルブ及び排出管側バルブを制御するための構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第二の実施形態に係る塵芥収集車を示す側面図である。
【図10】塵芥収容箱を開口側から正面視したときの後部スチフナ下部を示した一部欠截図である。
【図11】ガイドレールにより形成される中空経路を示した図である。
【図12】本発明の第三の実施形態に係る塵芥収集車を示す側面図である。
【図13】図11中、IV−IV線矢視断面図である。
【図14】本発明の第四の実施形態に係る塵芥収集車を示す側面図である。
【図15】導入管側バルブ及び排出管側バルブを制御するための構成において他の例を示すブロック図である。
【図16】塵芥収容箱の内部を排気するための真空ポンプを備えた塵芥収集車を示す側面図である。
【符号の説明】
【0072】
1 塵芥収集車
2 塵芥収容箱
2a 開口
3 塵芥投入箱
10 シール部材
11 シール部材
20 後部スチフナ
21 シール部材
22 シール部材
23 充填口
27 接続バルブ
31 排気管
34 排出管
36 導入管側バルブ
37 排出管側バルブ
38 制御部
39 緊急用手動スイッチ
40 油圧機器制御部
46 側部スチフナ
47 格納部材
48 エンジン制御部
49 真空ポンプ
T1 中空経路
T2 側部中空経路
T3 ガイドレール中空経路
T4 上部中空経路




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013