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発明の名称 塵芥収集車
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−99488(P2007−99488A)
公開日 平成19年4月19日(2007.4.19)
出願番号 特願2005−294582(P2005−294582)
出願日 平成17年10月7日(2005.10.7)
代理人 【識別番号】110000280
【氏名又は名称】特許業務法人サンクレスト国際特許事務所
発明者 中倉 章夫
要約 課題
塵芥投入箱の側壁に固設されるサイドカバー内への異物の侵入を防止して、当該サイドカバー内に配設されているセンサの誤作動を確実に防ぐことができる塵芥収集車を提供する。

解決手段
投入口3aより投入された塵芥を前記塵芥収容箱3に積み込む動作を行う積込装置50と、前記投入口3aを開閉する開閉蓋3bと、その上端が前記塵芥投入箱後部において軸支されており、その下端が前記開閉蓋3bの上部に軸支されている開閉アームと、前記塵芥投入箱3の側壁に固設されており、前記積込装置50の作動を制御するために当該積込装置50の作動位置を検知する検知手段と、を備えた塵芥収集車1。前記検知手段を覆うサイドカバーが、前記塵芥投入箱3の側壁に固定されており、且つ前記開閉蓋3bの開閉時に、前記開閉アームが、前記塵芥投入箱3の両側壁の内側において回動し得るように構成されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
塵芥収容箱と、この塵芥収容箱に連設して設けられ、塵芥を投入するための投入口を後面に有する塵芥投入箱と、前記投入口より投入された塵芥を前記塵芥収容箱に積み込む動作を行う積込装置と、前記投入口を開閉する開閉蓋と、その上端が前記塵芥投入箱後部において軸支されており、その下端が前記開閉蓋の上部に軸支されている開閉アームと、前記塵芥投入箱の側壁に固設されており、前記積込装置の作動を制御するために当該積込装置の作動位置を検知する検知手段と、を備えた塵芥収集車であって、
少なくとも前記検知手段を覆うサイドカバーが、前記塵芥投入箱の側壁に固定されており、且つ
前記開閉蓋の開閉時に、前記開閉アームが、前記塵芥投入箱の両側壁の内側において回動し得るように構成されていることを特徴とする塵芥収集車。
【請求項2】
前記塵芥投入箱の投入口上部における当該塵芥投入箱の側壁上縁に沿って塵芥投入箱上面に凹部が形成されており、前記開閉アームの上端が、前記凹部の上部で軸支されており、前記開閉蓋の閉鎖位置において開閉アームが前記凹部内に収容されるように構成されている請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項3】
前記凹部の上部で軸支される開閉アーム上端の回転軸の一端が前記サイドカバー内に延設されて突出部を形成しており、その一端が前記塵芥投入箱の側壁に固定されるとともに、その他端が前記回転軸の突出部に連結されている弾性部材がサイドカバー内に配設されている請求項2に記載の塵芥収集車。
【請求項4】
前記塵芥投入箱の投入口上部における当該塵芥投入箱の側壁が上方に延設されて突出壁を形成しており、この突出壁と、当該突出壁と対向するように前記塵芥投入箱の後面上に設けられた壁部とで凹部が形成されており、前記開閉アームの上端が、前記凹部を構成する突出壁及び壁部の上部で軸支されており、前記開閉蓋の閉鎖位置において開閉アームが前記凹部内に収容されるように構成されている請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項5】
前記突出壁及び壁部の上部で軸支される開閉アーム上端の回転軸の一端が前記サイドカバー内に延設されて突出部を形成しており、その一端が前記塵芥投入箱の側壁に固定されるとともに、その他端が前記回転軸の突出部に連結されている弾性部材がサイドカバー内に配設されている請求項4に記載の塵芥収集車。
【請求項6】
前記塵芥投入箱の投入口上部における当該塵芥投入箱の後面上に、断面略コの字状の部材が配設されて凹部を形成しており、前記開閉アームの上端が、前記凹部を構成する断面略コの字状の部材の上部で軸支されており、前記開閉蓋の閉鎖位置において開閉アームが前記凹部内に収容されるように構成されている請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項7】
前記断面略コの字状の部材の上部で軸支される開閉アーム上端の回転軸の一端が前記サイドカバー内に延設されて突出部を形成しており、その一端が前記塵芥投入箱の側壁に固定されるとともに、その他端が前記回転軸の突出部に連結されている弾性部材がサイドカバー内に配設されている請求項6に記載の塵芥収集車。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生ごみや粗大ごみ等の塵芥を積み込むことができる塵芥収集車に関する。さらに詳しくは、塵芥を投入するための投入口の開閉蓋を開閉アームで開閉する塵芥収集車に関する。
【背景技術】
【0002】
一般の塵芥収集車においては、塵芥を収容する塵芥収容箱の後部に、塵芥を投入するための投入口を後面に有する塵芥投入箱が連設されており、前記投入口には、手動で開閉させて当該投入口を開閉する開閉蓋が設けられている。そして、塵芥の積込に際しては、前記開閉蓋のロックを解除して当該開閉蓋を上方に持ち上げて投入口を開き、この投入口から塵芥を塵芥投入箱内に投入し、この投入された塵芥をプレス式又は回転板式の積込装置で前記塵芥収容箱に押し込むように構成されている。
【0003】
前記開閉蓋の開閉には、例えば特許文献1に記載されているような開閉アームが用いられている。この特許文献1に記載されている開閉蓋は、その上端の両側に一対の支持軸が突設されており、この支持軸に開閉アームの一端(先端)が回転自在に結合されている。また、開閉アームの他端(基端)は、塵芥投入箱に固設された軸に回動自在に支持されている。そして、前記開閉アームの中間部には、当該開閉アームを上方に付勢するスプリングの一端が固定されており、開閉蓋下方に設けられたハンドルを操作してロックを解除すると、前記スプリングの付勢力によって開閉アームが前記軸を中心として回動し、これにより開閉蓋を少し持ち上げるようにするだけで簡単に当該開閉蓋を開けることができる。
【0004】
【特許文献1】実開平6−53511号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1における開閉アームは、塵芥投入箱の左右の側壁の外側に配設されているので、前記塵芥投入箱の左右側壁にサイドカバー(塵芥投入箱の側壁に配設された、当該塵芥投入箱開閉用のスイングシリンダや、積込装置の駆動シリンダや、前記シリンダの作動位置を検知するセンサ等を覆うためのカバー)を設ける際に、このサイドカバーの上面に切欠部ないしは開口部を形成し、前記開閉アームを回動させるためのスペースを確保する必要がある。しかしながら、サイドカバー上面に前記開口部を形成すると、塵芥収集車が走行している間に当該開口部から街路樹の枝や葉等の異物がサイドカバー内に入り込み、このサイドカバー内に配設されている前記位置検知センサが誤作動を起こすという問題がある。
【0006】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、塵芥投入箱の側壁に固設されるサイドカバー内への異物の侵入を防止して、当該サイドカバー内に配設されているセンサの誤作動を確実に防ぐことができる塵芥収集車を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の塵芥収集車は、塵芥収容箱と、この塵芥収容箱に連設して設けられ、塵芥を投入するための投入口を後面に有する塵芥投入箱と、前記投入口より投入された塵芥を前記塵芥収容箱に積み込む動作を行う積込装置と、前記投入口を開閉する開閉蓋と、その上端が前記塵芥投入箱後部において軸支されており、その下端が前記開閉蓋の上部に軸支されている開閉アームと、前記塵芥投入箱の側壁に固設されており、前記積込装置の作動を制御するために当該積込装置の作動位置を検知する検知手段と、を備えた塵芥収集車であって、
少なくとも前記検知手段を覆うサイドカバーが、前記塵芥投入箱の側壁に固定されており、且つ
前記開閉蓋の開閉時に、前記開閉アームが、前記塵芥投入箱の両側壁の内側において回動し得るように構成されていることを特徴としている。
【0008】
本発明の塵芥収集車においては、塵芥投入箱の投入口の開閉蓋を開閉するための開閉アームが、前記塵芥投入箱の両側壁の内側において回動し得るように構成されているので、開閉アームの回動スペースを塵芥投入箱の側部に確保する必要がない、換言すれば、サイドカバーの上面に開口部を形成して開閉アームを回動させるためのスペースを確保する必要がない。このため、塵芥投入箱の側壁に固設されており、前記積込装置の作動を制御するために当該積込装置の作動位置を検知する検知手段をサイドカバーにて覆うことができ、当該サイドカバー内への異物(走行中にサイドカバーに接触する街路樹の枝や葉等)の侵入を防止することができる。その結果、異物の存在に起因する前記検知手段の誤作動を確実に防ぐことができる。なお、本明細書において「内側」とは、塵芥投入箱の側壁を仮想的に上方に立ち上げた場合において、この側壁から塵芥収集車の中心軸(車両の進行方向に平行な中心軸のこと)に向かう側のことであり、一方、「外側」とは、同じく前記側壁を基準として塵芥収集車の中心軸から離れる側のことである。
【0009】
前記塵芥投入箱の投入口上部における当該塵芥投入箱の側壁上縁に沿って塵芥投入箱上面に凹部が形成されており、前記開閉アームの上端が、前記凹部の上部で軸支されており、前記開閉蓋の閉鎖位置において開閉アームが前記凹部内に収容されるように構成されているのが好ましい。この構成によれば、開閉蓋の閉鎖位置において開閉アームが前記凹部内に収容されるので、走行中に街路樹の枝が接触する等して当該開閉アームが損傷するのを防ぐことができる。
【0010】
前記凹部の上部で軸支される開閉アーム上端の回転軸の一端が前記サイドカバー内に延設されて突出部を形成しており、その一端が前記塵芥投入箱の側壁に固定されるとともに、その他端が前記回転軸の突出部に連結されている弾性部材がサイドカバー内に配設されているのが好ましい。この場合、弾性部材を設けて開閉アームを上方回動方向に付勢しているので、開閉蓋の開放作業を容易に行うことができる、また、前記弾性部材がサイドカバー内に配設されているので、異物により前記弾性部材の動作に支障が生じることがなく、スムーズに開閉蓋の開放作業を行うことができる。
【0011】
前記塵芥投入箱の投入口上部における当該塵芥投入箱の側壁が上方に延設されて突出壁を形成しており、この突出壁と、当該突出壁と対向するように前記塵芥投入箱の後面上に設けられた壁部とで凹部が形成されており、前記開閉アームの上端が、前記凹部を構成する突出壁及び壁部の上部で軸支されており、前記開閉蓋の閉鎖位置において開閉アームが前記凹部内に収容されるように構成されているのが好ましい。この構成によれば、開閉蓋の閉鎖位置において開閉アームが前記凹部内に収容されるので、走行中に街路樹の枝が接触する等して当該開閉アームが損傷するのを防ぐことができる。
【0012】
前記突出壁及び壁部の上部で軸支される開閉アーム上端の回転軸の一端が前記サイドカバー内に延設されて突出部を形成しており、その一端が前記塵芥投入箱の側壁に固定されるとともに、その他端が前記回転軸の突出部に連結されている弾性部材がサイドカバー内に配設されているのが好ましい。この場合、弾性部材を設けて開閉アームを上方回動方向に付勢しているので、開閉蓋の開放作業を容易に行うことができる、また、前記弾性部材がサイドカバー内に配設されているので、異物により前記弾性部材の動作に支障が生じることがなく、スムーズに開閉蓋の開放作業を行うことができる。
【0013】
前記塵芥投入箱の投入口上部における当該塵芥投入箱の後面上に、断面略コの字状の部材が配設されて凹部を形成しており、前記開閉アームの上端が、前記凹部を構成する断面略コの字状の部材の上部で軸支されており、前記開閉蓋の閉鎖位置において開閉アームが前記凹部内に収容されるように構成されているのが好ましい。この場合も、開閉蓋の閉鎖位置において開閉アームが前記凹部内に収容されるので、走行中に街路樹の枝が接触する等して当該開閉アームが損傷するのを防ぐことができる。
【0014】
前記断面略コの字状の部材の上部で軸支される開閉アーム上端の回転軸の一端が前記サイドカバー内に延設されて突出部を形成しており、その一端が前記塵芥投入箱の側壁に固定されるとともに、その他端が前記回転軸の突出部に連結されている弾性部材がサイドカバー内に配設されているのが好ましい。この場合も、弾性部材を設けて開閉アームを上方回動方向に付勢しているので、開閉蓋の開放作業を容易に行うことができる、また、前記弾性部材がサイドカバー内に配設されているので、異物により前記弾性部材の動作に支障が生じることがなく、スムーズに開閉蓋の開放作業を行うことができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明の塵芥収集車によれば、塵芥投入箱の側壁に固設されるサイドカバー内への異物の侵入を防止して、当該サイドカバー内に配設されているセンサの誤作動を確実に防ぐことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の塵芥収集車の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る塵芥収集車1の後部を示す側断面図である。この塵芥収集車1は、塵芥収容箱2と、この塵芥収容箱2の後部に連設して設けられる塵芥投入箱3とを備えている。塵芥投入箱3の後方(後面)には、塵芥が投入される投入口3aが設けられており、また、この投入口3aに対して上下にスライドして当該投入口3aを開閉する開閉蓋3bが設けられている。さらに、前記塵芥投入箱3の前方下部には、塵芥を塵芥収容箱2に積み込むための開口部3dが設けられている。
【0017】
塵芥投入箱3内には、前記投入口3aより投入された塵芥を前記塵芥収容箱に積み込む動作を行う積込装置50が配設されている。この積込装置50では、塵芥投入箱3の左右の側壁3cに前方上部から後方下部にまっすぐに延びるガイドレール4がそれぞれ設けられており、このガイドレール4に沿って移動することができるスライダ5が設けられている。スライダ5の左右それぞれには一対のローラ6が取り付けられており、このローラ6がガイドレール4内を斜め上下に移動することができる。スライダ5は、ガイドレール4に沿って延びる左右一対の側面部材5aと、これらの間で車幅方向に延びるプレート等(図示せず)とを有し、これらが接続されて一体化されたものである。また、スライダ5の下端部には、ピン7を介して押込板8が回動自在に取り付けられている。押込板8もまた、左右一対の側面部材8aと、これらの間で車幅方向に延びるプレート等(図示せず)とを有し、これらが接続されて一体化されたものである。
【0018】
塵芥投入箱3の両側壁3cには左右一対のプッシュシリンダ9の下端部がピン10によりそれぞれ取り付けられており、ピストン先端部はピン11によりスライダ5の側面部材5aの上端部に接続されている。また、押込板8には、左右一対のプレスシリンダ12の下端部がピン13により接続されており、ピストン先端部は前記ピン11により、スライダ5の側面部材5aの上端部に接続されている。したがって、プッシュシリンダ9の伸長動作によりスライダ5は、押込板8とともに斜め前方に上昇し、収縮動作により斜め後方に下降する。これによりスライダ5は、一次圧縮及び押込に対応した往復動が可能となる。また、押込板8は、プレスシリンダ12の伸長動作によりピン7を中心として時計廻り方向に回転し、収縮動作により反時計廻り方向に回動する。これにより、押込板8は、反転及び二次圧縮に対応した往復動が可能となる。
【0019】
開閉蓋3bの下部には左右一対のブラケット20(図3には、左側のブラケットだけが図示されている)が固定されており、各ブラケット20に略L字状のハンドル21の屈曲部が回動自在に軸支されている。前記ハンドル21の一端には、ロックバー22の内側端部が連結されており、当該ロックバー22の外側端部付近には、ローラ23が回転自在に設けられている。このローラ23は、塵芥投入箱3の投入口3aの左右の縁に沿って上下方向に形成された断面略コの字状のガイドレール24内に転動可能に配設されている。また、前記ロックバー22におけるローラ23よりも外側の端部は、先端に行くにしたがい径小にされており、前記ガイドレール24の上下に穿設された係合孔25と係合可能な係合突部26を構成している。ロックバー22の中間部には、当該ロックバー22を外側に突出する方向に付勢するスプリング27が設けられており、このスプリング27の一端は、開閉蓋3bの裏面に突設され前記ロックバー22の移動をガイドする孔が穿設されたガイドプレート28に当接し、また他端はロックバー22中間部において径方向外方に突設されたストッパ29に当接している。
【0020】
開閉蓋3bの閉鎖時においては、前記スプリング27により外側に突出する方向に付勢されたロックバー22の係合突部26が係合孔25内に進入して当該開閉蓋3bをロックしている。そして、ハンドル21を把持することにより、前記スプリング27の付勢力に抗してロックバー22を内側に移動させて前記係合突部26と係合孔25との係合を解除させることができる。後述するように、開閉蓋3bには、開放方向への付勢力が作用していることから、係合を解除した状態で開閉蓋3bを上方に軽く持ち上げるだけで簡単に当該開閉蓋3bを開けることができる。
【0021】
開閉アーム30は、断面略コの字状の長尺材で作製されており、その上端は前記塵芥収容箱3後部において軸支されており、その下端は前記開閉蓋3bの上部に軸支されている。開閉アーム30の上端には、前記開閉蓋3bを開放させるべく当該開閉アーム30を上方に回動させる方向に付勢する弾性部材であるスプリング31(図2〜3参照)が連結されており、このスプリング31は、前記塵芥投入箱3の側壁上部を覆う略トレイ形状のサイドカバー40内に配設されている。また、このサイドカバー40内には、前記積込装置50の作動を制御するために当該積込装置50を構成するプッシュシリンダ9及びプレスシリンダ12の作動位置を検知する検知手段である近接スイッチ41が配設されている。具体的には、塵芥投入箱3の側壁に前記近接スイッチ41が固設されている。
【0022】
本発明の特徴は、前記開閉アームが、前記開閉蓋3bの閉鎖時において、前記塵芥投入箱3の内側において回動し得るように構成されていることである。具体的には、本実施の形態において、前記塵芥投入箱3の投入口3a上部における当該塵芥投入箱3の側壁3c上縁に沿って塵芥投入箱上面に凹部42が形成されており、前記開閉アーム30の上端は、前記凹部42の上部で軸支されている。
【0023】
前記凹部42は、図5に示されるように、塵芥投入箱3の後面3eの左右の縁部に、塵芥投入箱3の側壁3c上縁に沿って切り欠きを形成し、この切り欠きに断面L字状の部材43を、その一辺43aが前記側壁3cの内側面と対向するように配設することで形成されている。
【0024】
図6は開閉アーム30上部の連結部の説明図であり、開閉アーム30の上端は、側壁3c及び断面L字状の部材43にそれぞれ固定されたスリーブ44内に回転自在に配設された回転軸45に固定されている。この回転軸45の一端は、サイドカバー40内に延設されて突出部46を構成しており、この突出部46に、径方向外方に向かう方向に連結部47が固定されている。この連結部47に、前述したスプリング31の一端が接続されている。このスプリング31の他端は塵芥投入箱3の側壁3cに固設された固定具48に接続されている。前記スプリング31によって、開閉アーム30は、上方に回動する方向、換言すれば開閉蓋3cを引き上げて投入口3aを開放する方向に付勢されている。
【0025】
本実施の形態では、塵芥投入箱3の投入口3aの開閉蓋3cを開閉するための開閉アーム30が、前記塵芥投入箱3の両側壁3cの内側において回動し得るように構成されているので、開閉アーム30の回動スペースを塵芥投入箱3の側部(側壁3cの外側部分)に確保する必要がない、換言すれば、サイドカバー40の上面に開口部を形成して開閉アーム30を回動させるためのスペースを確保する必要がない。このため、塵芥投入箱の側壁に固設されている前記近接スイッチ(検知手段)41をサイドカバー40にて覆うことができ、当該サイドカバー40内への異物(走行中にサイドカバー40に接触する街路樹の枝や葉等)の侵入を防止することができる。その結果、異物の存在に起因する前記近接スイッチ41の誤作動を確実に防ぐことができる。
【0026】
また、開閉蓋3bの閉鎖位置において開閉アーム30が前記凹部42内に収容されるように構成されているので、走行中に街路樹の枝が接触する等して当該開閉アーム30が損傷するのを防ぐことができる。さらに、スプリング(弾性部材)31を設けて開閉アーム30を上方回動方向に付勢しているので、開閉蓋3bの開放作業を容易に行うことができ、また、前記スプリング31がサイドカバー40内に配設されているので、異物により前記スプリング31の動作に支障が生じることがなく、スムーズに開閉蓋3bの開放作業を行うことができる。
【0027】
図7は開閉アーム30を収容する凹部42の他の例の断面説明図である。この例では、前記塵芥投入箱3の投入口3a上部における当該塵芥投入箱3の側壁3cが上方に延設されて突出壁3fを形成しており、この突出壁3fと、当該突出壁3fと対向するように前記塵芥投入箱3の後面3e上に設けられた壁部49とで凹部42が形成されている。前記開閉アーム30の上端は、前記凹部42を構成する突出壁3f及び壁部49の上部で軸支されている。この例でも、開閉蓋3bの閉鎖位置において開閉アーム30が前記凹部42内に収容されるように構成されているので、走行中に街路樹の枝が接触する等して当該開閉アーム30が損傷するのを防ぐことができる。また、この例においても、前述した実施の形態と同様にサイドカバー40内にスプリング(弾性部材)31を設けて開閉アーム30を上方回動方向に付勢することができ、これにより開閉蓋3bの開放作業を容易に行うことができる。
【0028】
図8は開閉アーム30を収容する凹部42のさらに他の例の断面説明図である。この例では、前記塵芥投入箱3の投入口3a上部における当該塵芥投入箱3の後面3e上に、断面略コの字状の部材51が配設されて凹部42を形成している。前記開閉アーム30の上端は、前記凹部42を構成する断面略コの字状の部材51の上部で軸支されている。この例でも、開閉蓋3bの閉鎖位置において開閉アーム30が前記凹部42内に収容されるように構成されているので、走行中に街路樹の枝が接触する等して当該開閉アーム30が損傷するのを防ぐことができる。また、この例においても、前述した実施の形態と同様にサイドカバー40内にスプリング(弾性部材)31を設けて開閉アーム30を上方回動方向に付勢することができ、これにより開閉蓋3bの開放作業を容易に行うことができる。
【0029】
なお、塵芥の積込装置としては、前記プレス式のもの以外に、従来から知られている、回転板と押込板とからなる回転板式の積込装置を用いることもでき、この場合でも、前記回転板や押込板の作動位置を検知する検知手段を、上部に開口部のないサイドカバー内に配設することができる。そして、サイドカバー内への異物の侵入を防止して、かかる異物の存在に起因する前記検知手段の誤作動を確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の塵芥収集車の一実施の形態の後部を示す側断面図である。
【図2】図1に示される塵芥収集車における塵芥投入箱の側面説明図である。
【図3】塵芥投入箱の一部を車両後方から見た説明図である。
【図4】開閉蓋のハンドル部分の操作説明図である。
【図5】開閉アームを収容する凹部の例の断面説明図である。
【図6】開閉アーム上部の連結部の説明図である。
【図7】開閉アームを収容する凹部の他の例の断面説明図である。
【図8】開閉アームを収容する凹部のさらに他の例の断面説明図である。
【符号の説明】
【0031】
1 塵芥収集車
2 塵芥収容箱
3 塵芥投入箱
3a 投入口
3b 開閉蓋
3c 側壁
3e 後面
3f 突出壁
21 ハンドル
22 ロックバー
23 ローラ
24 ガイドレール
25 係合孔
26 係合突部
30 開閉アーム
31 スプリング
40 サイドカバー
41 近接スイッチ
42 凹部
45 回転軸
46 突出部
50 積込装置




 

 


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