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発明の名称 PTPシートの製造装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−69950(P2007−69950A)
公開日 平成19年3月22日(2007.3.22)
出願番号 特願2005−258948(P2005−258948)
出願日 平成17年9月7日(2005.9.7)
代理人 【識別番号】100111095
【弁理士】
【氏名又は名称】川口 光男
発明者 佐野 健太郎 / 水野 博文 / 林 準市 / 藤井 卓也
要約 課題
カバーフィルムとしての密封用フィルムにコードが付されるPTPシートを製造するにあたり、生産スケジュールが変わっても適切にコードを付すことが可能なPTPシートの製造装置を提供する。

解決手段
PTPシートの製造工程において、印刷手段40にて、文字情報と共にバーコードを密封用フィルム4に印刷する。具体的に、印刷手段40では、印刷用センサ42にて密封用フィルム4のマークを検出し、当該検出タイミングに基づいて、印刷機構41によって、シート単位で「ABC」という文字情報8を印刷すると共に、ペア小片の単位でバーコード9を印刷する。一方、位置調整手段22では、延伸用センサ51にて検出される密封用フィルム4のマークに基づき、延伸ローラ62にて密封用フィルム4の延伸を行い、シール手段18による密封用フィルム4の取着位置を調整する。
特許請求の範囲
【請求項1】
ポケット部に錠剤の収容された包装用フィルムに対し、前記ポケット部を塞ぐように、カバーフィルムをシール状態で取着するためのシール手段を備えてなるPTPシートの製造装置において、
前記カバーフィルムの前記ポケット部とは反対側の面に、少なくとも前記錠剤に関する情報を包含した1次元コード又は2次元コードからなるコードを印刷する印刷手段を備えていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【請求項2】
請求項1に記載の製造装置において、
前記印刷手段は、前記カバーフィルムに予め付されたマークに合わせ、前記コードを印刷するよう構成されており、
前記カバーフィルムに付された前記マークに基づき、前記シール手段によるカバーフィルムの取着位置を調整する位置調整手段を備えていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【請求項3】
ポケット部に錠剤の収容された包装用フィルムに対し、前記ポケット部を塞ぐように、カバーフィルムをシール状態で取着するためのシール手段を備えてなるPTPシートの製造装置において、
前記カバーフィルムに予め付されたマークを検出する印刷側検出手段、及び、前記印刷側検出手段にて検出されたマークに合わせ、前記カバーフィルムの前記ポケット部とは反対側の面に、少なくとも前記錠剤に関する情報を包含した1次元コード又は2次元コードからなるコードを印刷する印刷機構を有する印刷手段と、
前記カバーフィルムに付された前記マークを検出する位置調整側検出手段、及び、前記位置調整側検出手段にて検出されたマークに基づき、前記シール手段によるカバーフィルムの取着位置を調整する位置調整機構を有する位置調整手段とを備えていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれかに記載の製造装置において、
前記印刷手段にて印刷された前記コードを読み取る読取手段と、
前記読取手段による読取結果に基づく検査を行う検査手段とを備えていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【請求項5】
請求項4に記載の製造装置において、
前記検査手段は、前記印刷手段からの情報と前記読取手段による読取結果とに基づき、前記印刷されたコードを検査するよう構成されていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【請求項6】
ポケット部に錠剤の収容された包装用フィルムに対し、前記ポケット部を塞ぐように、カバーフィルムをシール状態で取着するためのシール手段を備えてなるPTPシートの製造装置において、
前記カバーフィルムに予め付されたマークを検出する印刷側検出手段、及び、前記印刷側検出手段にて検出されたマークに合わせ、前記カバーフィルムの前記ポケット部とは反対側の面に、少なくとも前記錠剤に関する情報を包含した1次元コード又は2次元コードからなるコードを、前記シール手段による前記カバーフィルムの取着に先立って印刷する印刷機構を有する印刷手段と、
前記印刷手段の下流側において前記カバーフィルムに付された前記マークを検出する位置調整側検出手段、及び、前記位置調整側検出手段にて検出されたマークに基づき、前記シール手段によるカバーフィルムの取着位置を調整する位置調整機構を有する位置調整手段と、
前記シール手段よりも下流側に設けられ、前記印刷手段にて印刷された前記コードを読み取る読取手段と、
前記印刷手段からの情報と前記読取手段による読取結果とに基づき、前記印刷されたコードを検査する検査手段とを備えていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【請求項7】
請求項4乃至6のいずれかに記載の製造装置において、
前記検査手段は、情報表示を行うための表示手段を有していることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【請求項8】
請求項4乃至7のいずれかに記載の製造装置において、
前記印刷手段は、前記カバーフィルムの搬送方向に対し平行に配列するように前記コードを印刷し、かつ、前記配列中に前記読取手段の読取対象とするコードのみを印刷するよう構成されていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【請求項9】
請求項4乃至8のいずれかに記載の製造装置において、
前記読取手段は、前記コードを撮像する撮像手段及び当該撮像された画像から情報を読み取るためのパターンマッチングを行う画像処理手段とを有していることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれかに記載の製造装置において、
前記印刷手段は、前記コードを、最小投薬単位毎に印刷可能となっていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装用フィルムに形成されたポケット部に錠剤が収容され、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムがシール状態で取着されてなるPTPシートを製造する技術に係り、特にカバーフィルムにコードを付したPTPシートを製造するPTPシートの製造装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、PTPシートは、錠剤等が充填されるポケット部が形成された樹脂製の包装用フィルムと、その包装用フィルムにポケット部の開口側を密封するように前記包装用フィルムに取着されるアルミニウム製のカバーフィルムとから構成されている。
【0003】
近年、薬局や病院等において、処方され、手渡される錠剤が正しいか否か、或いは如何なる薬剤であるか等を確認するというニーズが高まりつつある。
【0004】
このようなニーズに応えるべく、カバーフィルムにコードを付すことが考えられる。コードとはバーコード等の1次元コードやQRコード等の2次元コードであり、コードにて情報を記載すれば、少ないスペースに多くの情報を記載することが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平9−299448号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したコードはカバーフィルムに対し予め印刷しておくことが考えられるが、コードにて示されるロット番号、有効期限といった情報は、生産量や生産日程などの生産スケジュールの中で変化する。そのため、製品の生産スケジュールに合わせて適切な印刷の施されたカバーフィルムを用意する必要が生じ、カバーフィルムの管理が煩雑になったり、手間がかかったりするという事態を招致する。
【0006】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、カバーフィルムにコードが付されるPTPシートを製造するにあたり、生産スケジュールが変わっても適切にコードを付すことが可能なPTPシートの製造装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
【0008】
手段1.ポケット部に錠剤の収容された包装用フィルムに対し、前記ポケット部を塞ぐように、カバーフィルムをシール状態で取着するためのシール手段を備えてなるPTPシートの製造装置において、
前記カバーフィルムの前記ポケット部とは反対側の面に、少なくとも前記錠剤に関する情報を包含した1次元コード又は2次元コードからなるコードを印刷する印刷手段を備えていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【0009】
手段1に記載のPTPシートの製造装置は、シール手段を備えてなる。シール手段は、ポケット部に錠剤の収容された包装用フィルムに対し、ポケット部を塞ぐように、カバーフィルムをシール状態で取着するためのものである。
【0010】
ここで特に、手段1では、印刷手段が、カバーフィルムのポケット部とは反対側の面に、少なくとも錠剤に関する情報を包含した1次元コード又は2次元コードからなるコードを印刷する。
【0011】
つまり、手段1によれば、PTPシートの製造工程において、印刷手段にて、コードがカバーフィルムに付されるのである。したがって、製品の生産スケジュールに合わせて予め印刷の施されたカバーフィルムを用意する必要がなく、カバーフィルムの管理が煩雑になったり、手間がかかったりするという事態を招致することがない。すなわち、生産スケジュールに合わせて、印刷手段による印刷内容を変更すればよく、ロット番号、有効期限といった変化する情報を記載する場合でも、フレキシブルに対応することができる。
【0012】
手段2.手段1に記載の製造装置において、
前記印刷手段は、前記カバーフィルムに予め付されたマークに合わせ、前記コードを印刷するよう構成されており、
前記カバーフィルムに付された前記マークに基づき、前記シール手段によるカバーフィルムの取着位置を調整する位置調整手段を備えていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【0013】
上述したようにコードを印刷する場合、シート単位に打ち抜かれる打ち抜きライン内の、例えばスリットやミシン目にかからない狭小な所定の位置に印刷することが要求され、印刷位置精度の向上が重要になる。例えば、シール手段によるカバーフィルムの取着後にポケット部に合わせて、コードを印刷することが考えられる。
【0014】
しかし、この方法では、ポケット部が印刷面の反対側に来るためシール目凹凸やカバーフィルムを印刷面の反対側から支持できないことになり、結果として、ポケット部の影響により、後に確実に読み取れる高品位の印刷が、できないおそれがある。
【0015】
この点、手段2によれば、印刷手段が、カバーフィルムに予め付されたマークに合わせてコードを印刷し、位置調整手段が、当該マークに基づき、シール手段によるカバーフィルムの取着位置を調整する。このようにすれば、印刷位置に関して十分な精度を出すことができると共に、高品位の印刷が可能である。
【0016】
手段3.ポケット部に錠剤の収容された包装用フィルムに対し、前記ポケット部を塞ぐように、カバーフィルムをシール状態で取着するためのシール手段を備えてなるPTPシートの製造装置において、
前記カバーフィルムに予め付されたマークを検出する印刷側検出手段、及び、前記印刷側検出手段にて検出されたマークに合わせ、前記カバーフィルムの前記ポケット部とは反対側の面に、少なくとも前記錠剤に関する情報を包含した1次元コード又は2次元コードからなるコードを印刷する印刷機構を有する印刷手段と、
前記カバーフィルムに付された前記マークを検出する位置調整側検出手段、及び、前記位置調整側検出手段にて検出されたマークに基づき、前記シール手段によるカバーフィルムの取着位置を調整する位置調整機構を有する位置調整手段とを備えていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【0017】
手段3に記載のPTPシートの製造装置は、シール手段を備えてなる。シール手段は、ポケット部に錠剤の収容された包装用フィルムに対し、ポケット部を塞ぐように、カバーフィルムをシール状態で取着するためのものである。
【0018】
ここで特に手段3では、印刷手段と、位置調整手段とを備えている。印刷手段では、印刷側検出手段がカバーフィルムに予め付されたマークを検出し、印刷機構によって、検出されたマークに合わせ、カバーフィルムのポケット部とは反対側の面に、少なくとも錠剤に関する情報を包含した1次元コード又は2次元コードからなるコードが印刷される。
【0019】
一方、位置調整手段では、位置調整側検出手段がカバーフィルムに付されたマークを検出し、位置調整機構によって、検出されたマークに基づき、シール手段によるカバーフィルムの取着位置が調整される。
【0020】
手段3によれば、PTPシートの製造工程において、印刷手段にて、コードがカバーフィルムに付される。したがって、製品の生産スケジュールに合わせて予め印刷の施されたカバーフィルムを用意する必要がなく、カバーフィルムの管理が煩雑になったり、手間がかかったりするという事態を招致することがない。すなわち、生産スケジュールに合わせて、印刷手段による印刷内容を変更すればよく、ロット番号、有効期限といった変化する情報を記載する場合でも、フレキシブルに対応することができる。
【0021】
しかも、カバーフィルムに付されたマークに合わせてコードが印刷され、当該マークに基づいてカバーフィルムの取着位置が調整される。したがって、印刷位置に関して十分な精度を出すことができる。
【0022】
手段4.手段1乃至3のいずれかに記載の製造装置において、
前記印刷手段にて印刷された前記コードを読み取る読取手段と、
前記読取手段による読取結果に基づく検査を行う検査手段とを備えていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【0023】
手段4によれば、読取手段が、印刷されたコードを読み取り、検査手段が、読取結果に基づく検査を行う。このようにすれば、印刷手段によって適切にコードが印刷されているか否かを検査でき、製造工程におけるコード印刷を適切に行うことができる。
【0024】
手段5.手段4に記載の製造装置において、
前記検査手段は、前記印刷手段からの情報と前記読取手段による読取結果とに基づき、前記印刷されたコードを検査するよう構成されていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【0025】
手段5によれば、検査手段が印刷手段からの印刷情報を用いてコードを検査するため、印刷状態が適切か否か、すなわち機械的にコードが読み取り可能か否かだけでなく、印刷手段側との情報の一致を検査することができ、印刷されたコードの信頼性が向上する。
【0026】
手段6.ポケット部に錠剤の収容された包装用フィルムに対し、前記ポケット部を塞ぐように、カバーフィルムをシール状態で取着するためのシール手段を備えてなるPTPシートの製造装置において、
前記カバーフィルムに予め付されたマークを検出する印刷側検出手段、及び、前記印刷側検出手段にて検出されたマークに合わせ、前記カバーフィルムの前記ポケット部とは反対側の面に、少なくとも前記錠剤に関する情報を包含した1次元コード又は2次元コードからなるコードを、前記シール手段による前記カバーフィルムの取着に先立って印刷する印刷機構を有する印刷手段と、
前記印刷手段の下流側において前記カバーフィルムに付された前記マークを検出する位置調整側検出手段、及び、前記位置調整側検出手段にて検出されたマークに基づき、前記シール手段によるカバーフィルムの取着位置を調整する位置調整機構を有する位置調整手段と、
前記シール手段よりも下流側に設けられ、前記印刷手段にて印刷された前記コードを読み取る読取手段と、
前記印刷手段からの情報と前記読取手段による読取結果とに基づき、前記印刷されたコードを検査する検査手段とを備えていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【0027】
手段6によれば、手段3と同様に、PTPシートの製造工程において、印刷手段にて、コードがカバーフィルムに付される。したがって、製品の生産スケジュールに合わせて予め印刷の施されたカバーフィルムを用意する必要がなく、カバーフィルムの管理が煩雑になったり、手間がかかったりするという事態を招致することがない。すなわち、生産スケジュールに合わせて、印刷手段による印刷内容を変更すればよく、ロット番号、有効期限といった変化する情報を記載する場合でも、フレキシブルに対応することができる。しかも、カバーフィルムに付されたマークに合わせてコードが印刷され、当該マークに基づいてカバーフィルムの取着位置が調整される。したがって、印刷位置に関して十分な精度を出すことができる。
【0028】
また手段6によれば、読取手段が印刷されたコードを読み取り、検査手段が、読取結果に基づく検査を行うため、印刷手段によって適切にコードが印刷されているか否かを検査でき、製造工程におけるコード印刷を適切に行うことができる。加えて、検査手段が印刷手段からの情報を用いてコードを検査するため、印刷状態が適切か否か、すなわち機械的にコードが読み取り可能か否かだけでなく、印刷手段側との情報の一致を検査することができ、印刷されたコードの信頼性が向上する。
【0029】
さらにまた、手段6によれば、印刷手段の印刷機構は、コードを、シール手段によるカバーフィルムの取着に先立って印刷する。このようにすれば、カバーフィルムの取着後に印刷を行う場合と比較して印刷が容易であるという点で有利である。そして、このような構成を前提として、読取手段がシール手段よりも下流側に設けられているため、シール手段による取着を要因として生じる印刷部分の不具合、例えば取着時に生じたシワによる印刷部分の不具合など、も検査できる。
【0030】
手段7.手段4乃至6のいずれかに記載の製造装置において、
前記検査手段は、情報表示を行うための表示手段を有していることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【0031】
上述した検査手段は、例えば手段7に示すように、情報表示を行うための表示手段を有するものとすることが考えられる。表示される情報としては、例えば読取手段にて読み取られたコード情報であることが考えられる。また例えば、検査結果を表示するようにしてもよい。このようにすれば、作業者にとって、検査状況が分かり易いものとなるという点で有利である。
【0032】
手段8.手段4乃至7のいずれかに記載の製造装置において、
前記印刷手段は、前記カバーフィルムの搬送方向に対し平行に配列するように前記コードを印刷し、かつ、前記配列中に前記読取手段の読取対象とするコードのみを印刷するよう構成されていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【0033】
手段8によれば、印刷手段がカバーフィルムの搬送方向に対し平行に配列するようにコードを印刷するため、当該コードの配列上に読取手段を設ければ、読取手段を移動させることなくコードを読み取ることができる。また、配列中に読取手段の読取対象とするコードのみを印刷するため、すなわち、コード以外の文字情報などがコード配列中に混在することがないため、読取手段による読み取りが容易になると共に、正確な読み取りを実現できる。
【0034】
なお、コードとしてバーコードを付する場合、バーコードの走査方向を搬送方向に平行にすれば、例えば直進性を有する読み取り光を走査方向に走査することなく、単に一定位置に照射するようにし、カバーフィルムの搬送を利用して、コードを読み取るような構成とすることもできる。
【0035】
手段9.手段4乃至8のいずれかに記載の製造装置において、
前記読取手段は、前記コードを撮像する撮像手段及び当該撮像された画像から情報を読み取るためのパターンマッチングを行う画像処理手段とを有していることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【0036】
手段9では、読取手段が、撮像手段及び、画像処理手段を有している。撮像手段がコードを撮像し、画像処理手段が、撮像された画像から情報を読み取るためのパターンマッチングを行う。このようにすれば、印刷されたコードを一旦画像として取り込むため、正確なコードの読み取りに寄与する。
【0037】
手段10.手段1乃至9のいずれかに記載の製造装置において、
前記印刷手段は、前記コードを、最小投薬単位毎に印刷可能となっていることを特徴とするPTPシートの製造装置。
【0038】
手段10は、コードを最小投薬単位毎に印刷可能となっているため、薬局や病院等において、処方され、手渡される錠剤が正しいか否か、或いは如何なる薬剤であるか等を確認するというニーズにより合致したものとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0039】
以下、実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
[第1実施形態]
図2(a),(c)に示すように、本実施形態におけるPTPシート1は、複数のポケット部2を備えた「包装用フィルム」としての容器フィルム3と、ポケット部2を塞ぐようにして容器フィルム3に取着された「カバーフィルム」としての密封用フィルム4とを有している。容器フィルム3は、例えば、PP(ポリプロピレン)やPVC(ポリ塩化ビニル)等の比較的硬質で所定の剛性を有する熱可塑性樹脂材料によって構成され、光透過性を有している(ここでは、透明を呈している。)。密封用フィルム4は、アルミニウムを含む材料によって構成されている。
【0040】
また、各ポケット部2には被充填物としての錠剤5が1つずつ収容されている。PTPシート1の容器フィルム3には、例えば2つのポケット部2が含まれたペア小片に切り離すことができるように複数の横スリット6が形成されている(もちろん縦スリットが形成されていてもよいし、スリットを省略してもよい)。
【0041】
さらに、図2(b)に示すように、前記密封用フィルム4のポケット部2とは反対側の面(すなわち、PTPシート1の裏面側)には、図柄が印刷されている。本実施形態では、シート単位で「ABC」という文字情報8が印刷されており、また、上記ペア小片の単位で「コード」としてのバーコード9が印刷されている。なお、このような文字情報8及びバーコード9は、密封用フィルム4に対し、密封用フィルム4の取着前に印刷される。
【0042】
そのため、容器フィルム3への密封用フィルム4の取着過程においては、印刷された図柄(文字情報8及びバーコード9)の位置合わせを行うことが必要となる。密封用フィルム4を容器フィルム3に取着した後には錠剤5の充填されたフィルムが裁断されてPTPシート1となるのであるが、裁断前の密封用フィルム4は、図2(d)に示すように、図柄の印刷及び位置合わせに用いられるマーク7が所定間隔(1シート分よりも僅かに小さな間隔)で外縁部に予め付されている。
【0043】
本実施形態は、密封用フィルム4に付されたマーク7を読み取ることに基づくバーコード9の印刷、および、当該バーコード9の印刷された密封用フィルム4の容器フィルム3に対する取着位置の調整に特徴を有するのであるが、まずは次に、上記PTPシート1を製造するための製造装置(PTP包装機(ブリスタ包装機))10の構成について説明することとする。
【0044】
図1に示すように、PTP包装機10の最上流側では、帯状の容器フィルム3がロール状に巻回されている。ロール状に巻回された容器フィルム3は、間欠的に搬送されるようになっており、容器フィルム3の搬送経路に沿って、加熱手段12とポケット成形手段13とが順に並設されている。これら加熱手段12及びポケット成形手段13によってポケット部形成装置14が構成されている。そして、加熱手段12によって容器フィルム3が部分的に加熱され、該容器フィルム3が比較的柔軟になった状態において、ポケット成形手段13によって容器フィルム3にポケット部2が成形される。なお、このポケット部2の成形は、容器フィルム3の搬送動作間のインターバルの際に行われる。
【0045】
ポケット部2が形成された容器フィルム3の移送経路に沿って、ポケット部2に錠剤5を自動的に充填する充填装置16、外観検査装置17、シール手段18が配設されている。充填装置16は、所定間隔毎にシャッタを開くことで錠剤5を落下させるものであり、このシャッタ開放動作に伴って各ポケット部2に錠剤5が投入される。
【0046】
外観検査装置17は、錠剤5が各ポケット部2に確実に充填されているか否か、また錠剤5の欠け、ひび等の外観異常の有無、異物混入の有無等の検査を行うためのものである。該外観検査装置17は、ポケット部2の開口側からの検査を行う。
【0047】
一方、帯状に形成された密封用フィルム4は、最上流側においてロール状に巻回されている。ロール状に巻回された密封用フィルム4の引出し端は、シール手段18の方へと案内されている。シール手段18は、フィルム受けローラ19と加熱ローラ20とを備えており、フィルム受けローラ19に加熱ローラ20が圧接可能に構成されている。そして、両ローラ19,20間に容器フィルム3及び密封用フィルム4が送り込まれるようになっており、容器フィルム3及び密封用フィルム4が、両ローラ19,20間を加熱圧接状態で通過することで、容器フィルム3に密封用フィルム4が貼着され、これにより、錠剤5が各ポケット部2に充填された帯状のPTPフィルム21が製造される。なお、フィルム受けローラ19の表面には、容器フィルム3のポケット部2に対応する凹部が形成されている。一方、加熱ローラ20の表面には、シール用の網目状の微細な凸条が形成されており、これが強く圧接することで、強固なシールが実現されるようになっている。
【0048】
上述したように、PTPシート1の密封用フィルム4のポケット部2とは反対側の面に、「ABC」の文字情報8及びバーコード9が印刷される(図2(b)参照)。本実施形態では、PTP包装機10内に印刷手段40を設け、貼着の直前に印刷を施す。したがって、この印刷手段40は、シール手段18の上流側に設けられている。そして、PTPフィルム21が後述するように裁断されて上述したPTPシート1となるのであるが、裁断後のPTPシート1の所定位置に文字情報8及びバーコード9が付されるように、本実施形態では密封用フィルム4の位置を調整する位置調整手段22が印刷手段40の下流側に設けられている。なお、印刷手段40及び、位置調整手段22については、後述する。
【0049】
前記シール手段18の下流側には、ポケット部2側から錠剤5等の異常を検出するための外観検査装置23が設けられている。尚、外観検査装置17,23によって不良品判定された場合、図示しない不良シート排出機構に不良品信号が送られ、その不良品判定となったPTPシートは、不良シート排出機構によって別途排出され、図示しない不良品ホッパに移送されるようになっている。
【0050】
外観検査装置23の下流ではPTPフィルム21移送経路に沿って、スリット成形装置24及びシート打抜装置26が順に配設されている。スリット成形装置24は、PTPフィルム21の所定位置に前記横スリット6を形成する機能を有する。シート打抜装置26は、PTPフィルム21をPTPシート1単位に打抜く機能を有する。前記シート打抜装置26の下流側には、シート打抜装置26から落下する端材27を貯留するためのスクラップ用ホッパ28が設けられている。また、シート打抜装置26の下側には、打抜かれたPTPシート1を移送するためのコンベア29が設けられており、該PTPシート1は完成品用ホッパ30に移送されるようになっている。
【0051】
さて、PTP包装機10の概略は以上のとおりであるが、以下においては図3に基づき、シール手段18の上流側に設けられている印刷手段40及び、位置調整手段22についてより具体的に説明する。
【0052】
図3に示すように、印刷手段40には、ロール状に巻回された密封用フィルム4の移送経路に沿って、印刷用センサ42、印刷機構41が配設されている。
【0053】
印刷用センサ42は、印刷機構41の上流側に設けられており、図2(d)に示した密封用フィルム4のマーク7の通過を検出する。一方、印刷機構41は、密封用フィルム4のポケット部2とは反対側の面に、文字情報8及びバーコード9を印刷するための機構である。この印刷機構41により印刷されるバーコード9には、例えば、ロット番号、有効期限、内容量、含量、力価、薬効などの錠剤5に関する情報が包含される。
【0054】
このように構成された印刷手段40では、印刷用センサ42にて密封用フィルム4のマーク7が検出されると、当該検出タイミングに基づいて、印刷機構41によって、シート単位で「ABC」という文字情報8が印刷されると共に、ペア小片の単位でバーコード9が印刷される。
【0055】
一方、位置調整手段22には、ロール状に巻回された密封用フィルム4の移送経路に沿って、延伸用センサ51、延伸手段60が配設されている。
【0056】
延伸手段60は、一対のローラ61,62を備えている。一対のローラ61,62は、下流側へ密封用フィルム4を繰り出す繰出ローラ61と、繰出ローラ61の上流側に位置し、繰出ローラ61との間で密封用フィルム4を延伸させることが可能な延伸ローラ62とからなる。なお、繰出ローラ61、延伸ローラ62に隣接してそれぞれ一対の密着ローラ63が設けられ、密封用フィルム4を各ローラの外周に密着させ、密封用フィルム4の送られる量が、各ローラの回転に一致するように構成されている。
【0057】
延伸用センサ51は、繰出ローラ61の上流側に設けられており、図2(d)に示した密封用フィルム4のマーク7の通過を検出する。そして、この検出タイミングで容器フィルム3の位置情報を出力するのが、位置検出エンコーダ53である。位置検出エンコーダ53は、フィルム受けローラ19の所定の基準位置からの回転量(つまり回転位置)を出力する。
【0058】
このように構成された位置調整手段22では、延伸用センサ51にて密封用フィルム4のマーク7が検出されると、位置検出エンコーダ53から位置情報が出力されるため、この位置情報と上流側目標位置との差分から密封用フィルム4の延伸の要否を判断し、延伸が必要と判断した場合には、延伸ローラ62を繰出ローラ61に対して減速することにより密封用フィルム4の延伸を行う。すなわち、位置調整手段22では、延伸用センサ51にて検出される密封用フィルム4のマーク7に基づき、密封用フィルム4の延伸が行われ、シール手段18による密封用フィルム4の取着位置が調整される。このように密封用フィルム4に付されたマーク7に基づき密封用フィルム4の取着位置を調整する手法は、例えば特開昭58−30909号公報などに開示されるものである。
【0059】
なお、本実施形態における印刷手段40が「印刷手段」に相当し、印刷用センサ42が「印刷側検出手段」に相当し、印刷機構41が「印刷機構」に相当する。また、位置調整手段22が「位置調整手段」に相当し、延伸用センサ51が「位置調整側検出手段」に相当し、延伸手段60が「位置調整機構」に相当する。さらに、シール手段18が「シール手段」に相当する。
【0060】
次に本実施形態のPTP包装機10の発揮する効果を説明する。
【0061】
本実施形態においては、PTPシート1の製造工程において、印刷手段40にて、文字情報8と共にバーコード9が密封用フィルム4に印刷される。したがって、製品の生産スケジュールに合わせて予めバーコードなどの印刷された密封用フィルム4を用意する必要がなく、密封用フィルム4の管理が煩雑になったり、手間がかかったりするという事態を招致することがない。すなわち、生産スケジュールに合わせて、印刷手段40による印刷内容を変更すればよく、ロット番号、有効期限といった変化する情報を記載する場合でも、フレキシブルに対応することができる。
【0062】
また、本実施形態では、印刷手段40では、印刷用センサ42にて密封用フィルム4のマーク7が検出されると、当該検出タイミングに基づいて、印刷機構41によって、シート単位で「ABC」という文字情報8が印刷されると共に、ペア小片の単位でバーコード9が印刷される。一方、位置調整手段22では、延伸用センサ51にて検出される密封用フィルム4のマーク7に基づき、密封用フィルム4の延伸が行われ、シール手段18による密封用フィルム4の取着位置が調整される。これによって、バーコード9の印刷位置に関して十分な精度を出すことができる。特に、本実施形態では、ペア小片毎にバーコード9を印刷するため(図2(b)参照)、このような構成が有効となる。
[第2実施形態]
本第2実施形態は、上記第1実施形態とほぼ同様の構成であるため、以下では異なる部分のみを説明する。なお、同様の構成部分については、同一の符号を用いて示すものとする。
【0063】
図4に示すように、第2実施形態のPTP包装機11は、上記第1実施形態のPTP包装機10に加えて、読取手段81及び検査手段82を備えてなる。
【0064】
読取手段81は、シール手段18の下流側、スリット成形装置24の直前に配設されている。この読取手段81は、印刷手段40にて印刷されたバーコード9を読み取るためのものであり、バーコード9を撮像し、当該撮像された画像に対し、情報読み取りのためのパターンマッチングを行う。
【0065】
検査手段82は、印刷手段40からの情報と読取手段81による読取結果とに基づいて、印刷されたコードを検査する。具体的には、バーコード9の包含する情報、すなわちロット番号、有効期限、内容量、含量、力価、薬効などの錠剤5に関する情報が印刷手段40から出力されるようになっており、これらの情報と読取手段81による読取結果とを比較して、バーコード9が機械的に読み取ることが可能か否かという印刷状態の検査に加え、バーコード9として表示された情報内容が正しいものであるか否かという検査が行われる。
【0066】
また、検査手段82は、表示装置82aを有しており、表示装置82aには、読取手段81にて読み取られたバーコード91の情報、及び当該情報が正しいものであるか否かという検査結果が表示される。
【0067】
なお、印刷手段40は、図5に示すように、密封用フィルム4の搬送方向に平行に配列されるようにバーコード9を印刷する。本実施形態では、ペア小片の単位でバーコード9を付するため、記号H1,H2,H3,H4,H5で示すように、搬送方向に平行な配列は計5つとなる。そして、これらH1〜H5の配列中には、バーコード9のみが印刷される。すなわち、文字情報8などの他の情報がH1〜H5の配列中に混在しないようになっている。
【0068】
なお、本実施形態においても、印刷手段40が「印刷手段」に相当し、印刷用センサ42が「印刷側検出手段」に相当し、印刷機構41が「印刷機構」に相当する。また、位置調整手段22が「位置調整手段」に相当し、延伸用センサ51が「位置調整側検出手段」に相当し、延伸手段60が「位置調整機構」に相当する。さらに、シール手段18が「シール手段」に相当する。
【0069】
そして特に、本実施形態では、読取手段81が「読取手段」に相当し、読取手段81が「撮像手段」及び「画像処理手段」として機能する。また、検査手段82が「検査手段」に相当し、表示手段82aが「表示手段」に相当する。
【0070】
次に本実施形態のPTP包装機11の発揮する効果を説明する。
【0071】
本実施形態のPTP包装機11においても、上記実施形態と同様の効果を奏する。すなわち、生産スケジュールに合わせて、印刷手段40による印刷内容を変更すれば、ロット番号、有効期限といった変化する情報を記載する場合でも、フレキシブルに対応することができる。
【0072】
また、本実施形態においても、印刷手段40は、印刷用センサ42にて密封用フィルム4のマーク7が検出されると、当該検出タイミングに基づいて、シート単位で「ABC」という文字情報8を印刷すると共に、ペア小片の単位でバーコード9を印刷する。一方、位置調整手段22は、延伸用センサ51にて検出される密封用フィルム4のマーク7に基づき、密封用フィルム4の延伸を行うことにより、シール手段18による密封用フィルム4の取着位置を調整する。これによって、バーコード9の印刷位置に関して十分な精度を出すことができる。特に、本実施形態では、ペア小片毎にバーコード9を印刷するため(図2(b)参照)、このような構成が有効となる。
【0073】
さらにまた、本実施形態では、読取手段81が印刷されたバーコード9を読み取り、検査手段82が、読取結果に基づく検査を行うため、印刷手段40によって適切にコードが印刷されているか否かを検査でき、製造工程におけるコード印刷を適切に行うことができる。ここで、検査手段82は、印刷手段40からの情報をも用いて検査を行う。具体的には、バーコード9の包含する情報、すなわちロット番号、有効期限、内容量、含量、力価、薬効などの錠剤5に関する情報が印刷手段40から出力されるようになっており、これらの情報と読取手段81による読取結果とを比較して、バーコード9が機械的に読み取れるか否かという印刷状態の検査に加え、バーコード9として表示された情報内容が正しいものであるか否かという検査を行う。これによって、バーコード9として記載される情報の信頼性が向上する。
【0074】
また、検査手段82は、表示装置82aを有しており、表示装置82aには、読取手段81にて読み取られたバーコード91の情報、及び当該情報が正しいものであるか否かという検査結果が表示される。これによって、作業者にとって、検査状況が分かり易いものとなる。
【0075】
さらに、印刷手段40は、密封用フィルム4の搬送方向に平行に配列されるようにバーコード9を印刷する(図5参照)。具体的には、記号H1,H2,H3,H4,H5で示すように、搬送方向に平行な計5つの配列としてバーコード9を印刷する。これによって、当該バーコード9の配列上に読取手段81を設ければ、読取手段81を移動させることなくバーコード9を読み取ることができる。また、これらH1〜H5の配列中には、バーコード9のみを印刷し、文字情報8などの他の情報がH1〜H5の配列中に混在しないようになっている。これによって、読取手段81による読み取りが容易になると共に、正確な読み取りを実現できる。
【0076】
また、読取手段81は、バーコード9を撮像し、当該撮像された画像に対し、情報読み取りのためのパターンマッチングを行う。このように本実施形態では印刷されたバーコード9を一旦画像として取り込むため、より正確なバーコード9の読み取りに寄与する。
【0077】
以上説明した実施形態において、例えば、次のように構成の一部を適宜変更して実施することも可能である。勿論、以下において例示しない他の変更例も当然可能である。
【0078】
(a)上記実施形態では、ペア小片の単位でバーコード9を印刷する構成であったが(図2(b)参照)、錠剤一錠毎にバーコード9を印刷する構成とすることもできる。この場合も、密封用フィルム4に付されたマーク7に合わせてバーコード9を印刷する印刷手段40、及び、密封用フィルム4に付されたマーク7に基づき、密封用フィルム4の容器フィルム3に対する取着位置を調整する位置調整手段22を備える構成が有効になる。
【0079】
(b)上記実施形態はコードとしてバーコード9を印刷する構成であったが、他の1次元コードを印刷する構成とすることも考えられる。また、QRコードなどの2次元コードを印刷する構成としてもよい。2次元コードを用いれば、1次元コードに比べて、記載できる情報量がさらに多くなるという点で有利である。
【0080】
(c)上記実施形態では、バーコード9には、ロット番号、有効期限、内容量、含量、力価、薬効などの錠剤5に関する情報が包含されるものとした。これに対して、さらに別の情報を、バーコード9が包含するようにしてもよいし、これらの情報の一部を包含するようにしてもよい。
【0081】
(d)上記第2実施形態では、読取手段81は、バーコード9を撮像し、当該撮像した画像に基づくパターンマッチングにより、バーコード9を読み取っていた。
【0082】
これに対し、図5に示したようにバーコード9の走査方向が搬送方向に平行になっていることに着目し、直進性を有する読み取り光を一定位置に照射するようにし、カバーフィルムの搬送を利用して、バーコード9を読み取る構成とすることもできる。
【0083】
(e)上記実施形態においては、検査手段82の有する表示手段82aに、読取手段81にて読み取られたバーコード9の情報、及び当該情報が正しいものであるか否かという検査結果を表示していたが、別の情報を表示するようにしてもよい。例えば、撮像されたバーコード9の画像を表示するようにしてもよいし、バーコード9が機械的に読み取れたか否かという情報を表示するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0084】
【図1】第1実施形態のPTP包装機の概略構成図である。
【図2】(a)はPTPシートの表側を示す斜視図であり、(b)はPTPシートの裏側を示す斜視図であり、(c)はPTPシートを示す部分拡大断面図であり、(d)は密封用フィルムの部分平面図である。
【図3】印刷手段及び位置調整手段の概略構成図である。
【図4】第2実施形態のPTP包装機の概略構成図である。
【図5】印刷手段による印刷態様を例示する説明図である。
【符号の説明】
【0085】
1…PTPシート、2…ポケット部、3…包装用フィルムとしての容器フィルム、4…カバーフィルムとしての密封用フィルム、5…錠剤、7…マーク、8…文字情報、9…コードとしてのバーコード、10,11…PTPシートの製造装置としてのPTP包装機、18…シール手段、22…位置調整手段、40…印刷手段、41…印刷機構、42…印刷側検出手段としての印刷用センサ、51…位置調整側検出手段としての延伸用センサ、53…位置検出エンコーダ、60…位置調整機構としての延伸手段、61…繰出ローラ、62…延伸ローラ、63…密着ローラ、81…読取手段、82…検査手段、82a…表示手段。




 

 


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