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発明の名称 天井クレーン
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−186330(P2007−186330A)
公開日 平成19年7月26日(2007.7.26)
出願番号 特願2006−7546(P2006−7546)
出願日 平成18年1月16日(2006.1.16)
代理人 【識別番号】100102211
【弁理士】
【氏名又は名称】森 治
発明者 川尻 栄作 / 土居 治樹
要約 課題
動力・制御・計装・付属機器をクレーンガーダ主構造内に設置することにより、地上制御装置とクレーンの間を省配線化することができる天井クレーンを提供すること。

解決手段
天井クレーンのガーダ2に、動力回路及び制御回路を備えた制御装置と、シーケンサ4及び光ケーブル12を備えた通信装置とを設置する。
特許請求の範囲
【請求項1】
走行するガーダと、該ガーダに沿って横行するクラブとを備えた天井クレーンにおいて、前記ガーダに、動力回路及び制御回路を備えた制御装置と、シーケンサ及び光ケーブルを備えた通信装置とを設置したことを特徴とする天井クレーン。
【請求項2】
複数のクレーンを各クレーン毎に設けた制御装置により運転するようになし、任意の制御装置を他のクレーンの制御装置に切り替える非常切替回路を設けたことを特徴とする請求項1記載の天井クレーン。
【請求項3】
前記ガーダ側で、インバータ出力側とモータ端子間に各用途毎にノートリップブレーカもしくは遠隔操作が可能な電動ブレーカを設置したことを特徴とする請求項1又は2記載の天井クレーン。
【請求項4】
ガーダの歩道上面に定期的にエアーを吹き付けるブロアーを設置したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の天井クレーン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ごみ処理場等における天井クレーンに関し、特に、地上制御装置からクレーンヘの配線を少なくすることができる天井クレーンに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ごみ処理場における天井クレーンは、クレーンの動力部(巻上・開閉・横行・走行・ケーブルリール)の各モータ及びブレーキ等の各3相動力線、各リミットスイッチの制御線、自動運転時に速度・位置制御用として使用するエンコーダ等の各計装線、照明、ブザー、ホッパ中心ランプ等の各付属信号線、アース線を地上動力・制御盤からクレーンヘ供給するために数十本の動力・信号線を必要としている。
【0003】
そのため、上記従来の天井クレーンでは、クレーンを動かすために、図3に示すように、地上設備側に各動力制御盤、リミット用リレー盤、シーケンサ制御盤、数十本の動力・信号線が必要となり、各製作、工事共に多大な費用を必要としていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記従来の天井クレーンが有する問題点に鑑み、動力・制御・計装・付属機器をクレーンガーダ主構造内に設置することにより、地上制御装置とクレーンの間を省配線化することができる天井クレーンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明の天井クレーンは、走行するガーダと、該ガーダに沿って横行するクラブとを備えた天井クレーンにおいて、前記ガーダに、動力回路及び制御回路を備えた制御装置と、シーケンサ及び光ケーブルを備えた通信装置とを設置したことを特徴とする。
【0006】
この場合において、複数のクレーンを各クレーン毎に設けた制御装置により運転するようになし、任意の制御装置を他のクレーンの制御装置に切り替える非常切替回路を設けることができる。
【0007】
また、前記ガーダ側で、インバータ出力側とモータ端子間に各用途毎にノートリップブレーカもしくは遠隔操作が可能な電動ブレーカを設置することができる。
【0008】
また、ガーダの歩道上面に定期的にエアーを吹き付けるブロアーを設置することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の天井クレーンによれば、走行するガーダと、該ガーダに沿って横行するクラブとを備えた天井クレーンにおいて、前記ガーダに、動力回路及び制御回路を備えた制御装置と、シーケンサ及び光ケーブルを備えた通信装置とを設置することから、コントローラからの信号を、地上制御装置の操作盤内シーケンサとガーダ内シーケンサの間で光ケーブルで通信することにより、クレーンを制御することができ、これにより、例えば、クレーンヘの信号線を3相動力線1本、アース線1本、光ケーブル2本、制御線を1本とすることができる。
【0010】
この場合、複数のクレーンを各クレーン毎に設けた制御装置により運転するようになし、任意の制御装置を他のクレーンの制御装置に切り替える非常切替回路を設けることにより、クレーンの制御装置が故障した場合でも、この故障したクレーンを正常な別のクレーンの制御装置で運転することによって退避させることができる。
そして、代わりのクレーンを運転することにより、クレーン設備を備えた施設を安定した状態で稼働させることができる。
【0011】
また、前記ガーダ側で、インバータ出力側とモータ端子間に各用途毎にノートリップブレーカもしくは遠隔操作が可能な電動ブレーカを設置することにより、インバータ2次側の配線を外さずにブレーカを切ることで、絶縁測定を可能とし、メンテナンス性を向上させることができる。
【0012】
また、ガーダの歩道上面に定期的にエアーを吹き付けるブロアーを設置することにより、ガーダ内部の電子機器への粉塵の進入を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の天井クレーンの実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【実施例1】
【0014】
図1〜図2に、本発明の天井クレーンの一実施例を示す。
この天井クレーンは、クレーン主構造部であるガーダ2の強度的に問題のない歩道1の下に、クレーンの制御部分であるインバータ3、シーケンサ4、ブレーカ、リレー、マグネットスイッチ等を設置している。
地上設備からの動力線14、アース13は、電源箱8より供給し、付属、制御電源は、電源箱8から電気室内のトランス10を経由した単相3線式の制御線11をクレーン上へ供給している。
【0015】
コントローラ6からの信号、タッチパネル5への表示は、地上・クレーン上の両シーケンサ4に1本目の光ケーブル12で通信させる。
また、共通操作盤7のパソコン、共通自動制御盤9からの自動運転は、共通操作盤7のパソコンに光通信ボード(もしくは、RS−422、232C等の光変換アダプタ)から2本目の光ケーブル12を各クレーンに接続し、クレーンヘの作業指示を行う。
各クレーンコントローラ6内のシーケンサ4と共通自動制御盤7との通信も光ケーブル12にて行う。
【0016】
ただし、クレーンの法令で決められている非常停止信号、過巻装置、電源入切りの信号に関しては、制御線11と光ケーブル12による2重化を行い、フェイルセイフ回路とする。
また、クレーン2台自動運転における信号は、図1〜図2のシステム構成により、光ケーブル12による光ループを作成し、常時お互いの状態を監視し、衝突防止を退避できるようにする。
また、共通操作盤7のパソコン、共通自動制御盤9内のシーケンサ4、各シーケンサ4へのCPU電源は、基本的に無停電電源とし、光通信を安定させる。プラントからのホッパ要求信号、扉開閉、他設備運転の信号は、共通自動制御盤9より光ケーブル12による通信とする。
【0017】
ところで、クレーンにて発生する故障・メンテナンスは、下記のクレーンの制御モニター装置やクレーンの故障診断装置により判断し、クレーンに上がらなくても地上操作盤のタッチパネルに表示することができる。
クレーンの制御モニター装置は、クレーンの動力回路及び制御回路の信号を入出力するコントローラと、コントローラにおけるクレーンの制御状態を送信する送信装置と、送信装置からの信号を受信する受信装置と、受信装置に送信されたクレーンの制御状態を電気回路図として表示する表示装置とを備えている。
このクレーンの制御モニター装置は、コントローラにおけるクレーンの制御状態を、クレーンから離れた位置で表示できることから、例えば、地上側のクレーンオペレータ上で現時点のクレーン制御状態を監視することができ、これにより、メンテナンス作業を安全に行うとともに、電気回路図によって制御状態そのものを監視することにより、クレーンの高レベルの故障診断を行うことができる。
【0018】
また、クレーンの故障診断装置は、クレーンの動力回路及び制御回路の信号と吊荷の荷重とをクレーン制御装置から取り込む通信装置と、診断する各部品の故障基準データと故障の場合に発する故障メッセージデータとを記憶する記憶装置と、前記通信装置及び記憶装置からデータを取り込んで、前記各部品の動作状況、吊荷の荷重又は故障メッセージを表示するとともに、表示した部品の寿命予測計算を行い、寿命予測データとして表示する演算装置とを備えている。
このクレーンの故障診断装置は、動作状況の状態表示を行っている各部品の内、任意の部品について寿命予測計算を行うことにより、部品の寿命や損耗の予測を行い、部品の計画的な事前交換や整備時期の把握をすることができる。
【0019】
一方、故障個所を発見したとしても復旧不能となる巻上インバータ故障の場合は、正常なクレーン側の巻上インバータ、巻上ブレーキ回路をカーテンケーブルに追加することで、液晶タッチパネル又はコントローラから非常切替運転を行い、故障したクレーンを待機位置まで移動し、焼却炉を停止させずにごみ処理場の安定運転を可能とする。
【0020】
この他に、モータ、ブレーキ等の絶縁(メガー)測定を行うために、各用途毎にインバータ出力側とモータ端子間にノートリップブレーカもしくは遠隔操作が可能な電動ブレーカを歩道下面に設置することで、インバータ2次側の配線を外さずにブレーカを切ることで、絶縁測定を可能とし、メンテナンス性を向上させることができる。
【0021】
また、ガーダ内部電子機器への粉塵対策として、歩道上面にブロアーを設置し、定期的にエアーを吹き付けることで、粉塵の進入を防止することができる。
【0022】
以上、本発明の天井クレーンについて、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、実施例に記載した構成を適宜組み合わせるなど、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
【産業上の利用可能性】
【0023】
以上、本発明の天井クレーンは、動力・制御・計装・付属機器をクレーンガーダ主構造内に設置することにより、地上制御装置とクレーンの間を省配線化することができるという特性を有していることから、例えば、ごみ処理場の天井クレーンの用途に好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の天井クレーンの一実施例を示す説明図である。
【図2】同天井クレーンの回路図である。
【図3】従来の天井クレーンの回路図である。
【符号の説明】
【0025】
1 歩道
2 ガーダ
3 インバータ
4 シーケンサ
5 タッチパネル
6 コントローラ
7 共通操作盤
8 電源箱
9 共通自動制御盤
10 トランス
11 制御線
12 光ケーブル




 

 


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