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発明の名称 縦置き開封ケース
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−217029(P2007−217029A)
公開日 平成19年8月30日(2007.8.30)
出願番号 特願2006−40594(P2006−40594)
出願日 平成18年2月17日(2006.2.17)
代理人 【識別番号】100072224
【弁理士】
【氏名又は名称】朝倉 正幸
発明者 広部 健一朗
要約 課題
限られた場所に設置しても場所をとらず、また蓋フラップを開かずに、内容品の取出しが安定性よくスムーズに行えるケースを提供する。

解決手段
連接した各一対の立面板1及び平面板2により粉袋等の物品を包込み、接合片の貼着により筒状に形成された胴部と、胴部の両端を、立面板から延出した内フラップと、平面板から延出した外フラップとを貼りあわせて胴部両端を封緘するラップラウンドケースにおいて、前記一対の平面板により囲まれた立面板の長側面に、前記立面板と平面板との境の稜線に平行な切断誘導線6を設け、かつ該長側面に、該切断誘導線と直交する方向に開封切込線8を設け、該開封切込線につまみ部または指穴9が添設されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
連接した各一対の立面板及び平面板により粉袋等の物品を包込み、接合片の貼着により筒状に形成された胴部と、胴部の両端を、立面板から延出した内フラップと、平面板から延出した外フラップとを貼りあわせて胴部両端を封緘するラップラウンドケースにおいて、
前記一対の平面板により囲まれた立面板の長側面に、前記立面板と平面板との境の稜線に平行な切断誘導線を設け、かつ該長側面に、該切断誘導線と直交する方向に開封切込線を設け、該開封切込線につまみ部又は指穴が添設されていることを特徴とする縦置き開封ケース。
【請求項2】
請求項1に記載の縦置き開封ケースにおいて、前記平行な切断誘導線間に、該切断誘導線と直交する方向に延び、かつ収納した物品の高さに応じて複数の位置に折目を設け、さらに、前記複数の折目のうちの少なくとも一つが開封切込線を兼ねていることを特徴とする縦置き開封ケース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば粉袋等の物品を複数列、複数段に包装する縦置き開封式ラップラウンドケースに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、飲料缶や瓶を多数個一括して供するために、所定数量をまとめて包装する段ボール製のラップラウンドケースが知られている。このラップラウンドケースは、例えば特許文献1に示すように、連接した各一対の立面板及び平面板により袋を包み込み、糊しろ片の貼着により筒状に形成された胴壁と、胴部の両端を、立面板並びに平面板から延出した蓋となる内フラップと外フラップとを貼りあわせて封緘するものとなっている。
【0003】
最近、例えばインスタントコーヒーやレギュラーコーヒー粉入り袋のような柔軟な物品をこのラップラウンドケースに包装した上で、コーヒーの販売機や自動コーヒー沸かしを設置している事務所、事業所のオフィ−ス等に直接供給することがある。
事務所のオフィ−ス等においては、ケースの蓋フラップを開封し、或いはケース上半部をカットテープ等で切断し、トレーにすることで、人手により、コーヒー粉を詰めた袋を取出しようにしている。しかしながら、事務所のような限られた場所では、このような段ボール製のラップラウンドケースを横積保管すると場所をとり、積上げ荷重で箱が変形しやすい(図6参照)。
また、ケースを開封してコーヒー粉を詰めた袋を取出すときも、ケースの蓋フラップを剥がし、或いはケース上半部を切り外してトレーにして使用することは内容品を取出す操作に手間と労力を要する。
さらに内容品を取出す際にも、ラップラウンドケースに複数列、複数段に詰められている内容品を一挙に全部を取出すのではなく、通常は、内容商品を、1個ずつ取出し、残りの袋はトレーケース内に残して置く(保管しておく)ことが多い。
【0004】
このようにオフィ−スのような限られた場所では、包装箱を横積保管すると、保管に場所をとり、邪魔になり、かつ極めて取りずらい状態で開封されるために、商品の取出し作業が煩わしいという不都合がある。
【特許文献1】実開平7−9721号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記のような問題点を解消して、オフィ−スのような限られた場所に設置しても、場所をとらず、またケースの外観が変形しにくく、内容品の保管や取出しも安定性よくスムーズに行えるケースを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の第1は、連接した各一対の立面板及び平面板により粉袋等の物品を包込み、接合片の貼着により筒状に形成された胴部と、胴部の両端を、立面板から延出した内フラップと、平面板から延出した外フラップとを貼りあわせて胴部両端を封緘するラップラウンドケースにおいて、
前記一対の平面板により囲まれた立面板の長側面に、前記立面板と平面板との境の稜線に平行な切断誘導線を設け、かつ該長側面に、該切断誘導線と直交する方向に開封切込線を設け、該開封切込線につまみ部または指穴が添設されていることを特徴である。
【0007】
本発明の第2は、前記第1発明の縦置き開封ケースにおいて、前記平行な切断誘導線間に、該切断誘導線と直交する方向に延び、かつ収納した物品の高さに応じて複数の位置に折目を設け、さらに、前記複数の折目のうち、少なくとも一つが開封切込線を兼ねていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、内フラップと外フラップにより閉じられたケースの筒状胴部を起して縦置きに設置して保管し、開封の際、その長側面に設けた切断誘導線に沿って長側板を切断開封して内容品を引出すことができるものとなる。
開封するときは、つまみ部又は指穴を持ってケースの立面板と平面板との境の稜線に平行に引き下げまたは引上げることで、収納物品の高さに応じた任意の大きさの取出用開封口を形成する。
前記長側面の、前記平行な切断誘導線間に、該切断誘導線と直交する方向に延び、かつ収納した物品の高さに応じて複数の位置に折目を設けているので、一段目の物品を取出し終わったら、2段目の折目まで開封して内容品を取出すのである。
このように本発明は、限られた場所に保管設置しても、場所をとらず、またケースの外観が変形しにくく、内容品の保管スペースの改善と取出しも安定性よくスムーズに行える。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
この発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。このラップラウンドケースは、段ボールのブランクを用いて形成されるが、段ボール以外の厚紙でもよい。
図2に示すようにこのブランクは、相対応する立面板1と平面板2とが交互に連接され、立面板1の端縁から内フラップ3が延設され、平面板2の端縁から外フラップ4が延設され、一方の平面板2の側縁から接合片5が延設されている。
【0010】
前記一対の平面板2、2により囲まれた立面板1には、前記立面板と平面板との境の稜線に沿って、平行な切断誘導線6、6を設ける。切断誘導線6はミシン線と呼ばれる不連続な切込線や、ジッパーと呼ばれる鉤状をした不連続な切込線により構成することができる。また、不連続の切込線に限定されるものでなく、半切線と呼ばれる紙厚の半分ほどが切断されたものであってもよい。
この切断誘導線6は、前記立面板1と平面板2との境の稜線に沿って、立面板1の上端から下端まで延びて、上下の内フラップ3の付け根に達する位置まで設けられている。
【0011】
立面板1には、前記平行な切断誘導線6、6間に、該切断誘導線と直交する方向に延び、かつ収納物品の高さに応じた位置に開封時の折曲げ線となる折目7を設ける。図のラップラウンドケースは、140g入りのインスタントコーヒー又はレギュラーコーヒー粉入りの粉袋を、仕切り用パットを挟んで1段4個、3段積する(合計12個)ものであるが、収納物の高さに応じた2本以上の折目7が前記の長側面に平行に入れられている。
勿論、収納物の重量が異なった場合、例えば240g入りの場合など収納物の大きさ・高さ等に応じて積み方、折目7が決定される。
【0012】
また立面板1には、切断誘導線6と直交する方向に開封切込線8を設け、該開封切込線8につまみ部9が添設されている。つまみに変えて手指の挿入可能な指穴でもよい。図示の開封切込線8は、切断誘導線6の端、言い換えるとフラップ3と立面板1の境に設けられているが、後記のように、立面板1の中途の切断誘導線6、6間でもよい。
【0013】
前記折目7は、ブランクの打抜き時に原紙を押刃で押圧して押罫として構成されるが、折目7とブランクの段ボールの段目とを平行に設ける場合、押罫による折目を入れる必要はない。段ボール原紙の平行段目は、設定位置に押罫を入れた場合と同じ様に、段目のところから容易に折り曲がるからである。
【0014】
上記のブランクを組み立て、レギュラーコーヒー等の粉袋Bを1段4個、3段(合計12個)包装するには、各段の間に仕切りパットCを挟さんだ状態で、各一対の立面板1及び平面板2を角筒状に折り曲げて袋Bを包み込み、図1に示すように、接合片5を反対側に平面板2に貼着して筒状の周壁を形成する。そして筒状の周壁の両端を、立面板1から延出した内フラップ3と、平面板2から延出した外フラップ4とを貼りあわせて胴部両端を封緘する。
【0015】
オフィ−スのような限られた場所では、ケースを縦置き保管するのでスペースをとらない。また、縦置きしたとき、前記パットCが内容物の保持棚となる。この縦置きケースを開封するときは、図3に示すように、開封切込線8に設けたつまみ部又は指穴9を持ってケースの立面板と平面板との境の稜線(切断誘導線6)に平行に引下げる。このとき、押罫による折目7を目やすにして、先ず、上段(1段目のみ)を、切断誘導線6、6に沿って切り下げ、取出用開封口10を形成する。押罫7を入れないときは、ケース内の商品を見ながら開封して、上段の商品を取出すことになる。2段目以降を開封するときは、切り開いたケースの立面板1を持ち、引下げることで任意の大きさのピッキングできる開封口10を形成する。
【0016】
図4は、開封切込線8を立面板1の中途に設けた一例を示したもので、前記の実施例と同様に、開封切込線8に設けたつまみ部又は指穴9を持ってケースの立面板と平面板との境の切断誘導線6、6に沿い上方に引き上げ、上段の商品取出用開封口10を形成する。すべての商品を取出すときは、切り開いたケースの立面板を持ち、引下げることにより各段ごとに商品を取出すことになる。
【0017】
以上のように本発明のケースは、限られた場所に保管設置することが容易であり、場所をとらず、蓋フラップを開かずに、立面板に設けた開封切込線に設けたつまみ部又は指穴9を持って内容物の高さに応じて順次開封することができ、内容品の保管や取出しも安定性よくスムーズに行える。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明のケースの一例を示す斜視図である。
【図2】同上ケースの展開図である。
【図3】1段目の開封状態を示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】同上ケースの展開図である。
【図6】従来のラップラウンドケースを横積保管した斜視図である。
【符号の説明】
【0019】
1 立面板
2 平面板
3 内フラップ
4 外フラップ
5 接合片
6 切断誘導線
7 折目(押罫)
8 開封切込線
9 つまみ部(指穴)
B 袋
C 仕切りパット




 

 


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