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液体容器の紙製積重用スペーサー - 王子チヨダコンテナー株式会社
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発明の名称 液体容器の紙製積重用スペーサー
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−161262(P2007−161262A)
公開日 平成19年6月28日(2007.6.28)
出願番号 特願2005−356081(P2005−356081)
出願日 平成17年12月9日(2005.12.9)
代理人 【識別番号】100072224
【弁理士】
【氏名又は名称】朝倉 正幸
発明者 中川 喜尊
要約 課題

本発明はウォーターサーバー用の液体容器を積重ねて保管したり、搬送する場合に用いる、強度及び安定性に高い紙製スペーサーの提供。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
複数枚の紙製格子片を互いに噛み合わせて連結せしめることにより形成した格子構造の容器積重用スペーサーであって、
前記格子片の上面に被支持物たる液体容器の底を載置することのできる凹部を設け、
一方、前記格子片の下面に前記液体容器の肩面に対応する曲面を設け、
中身が詰められた液体容器を重ね置きして搬送や保管する時に、上方の液体容器の底面をスペーサー上面の凹部で支持し、かつ、下方の液体容器のネック部をスペーサー中央の格子部に挿入して、前記下方の容器の肩面からスペーサーがズレ落ちしないように構成されていることを特徴とする液体容器の積重用スペーサー。
【請求項2】
一対の紙製縦格子片と、一対の紙製横格子片と、中央からほぼL型に折り曲げられて、前記縦横両格子片の外側に配置する一対の紙製補助格子片とから成り、
前記縦横両格子片及び補助格子片に夫々高さ方向に切込溝を形成して、該切込溝を介して前記夫々の格子片を互いに噛み合わせて連結せしめることにより形成した井桁状の容器積重用スペーサーであって、
前記所要の格子片の上面に被支持物たる液体容器の底を載置できる凹部と、その凹部に隣接し該凹部の外側に爪部を設け、
一方、前記所要の格子片の下面に前記液体容器の肩面に対応する曲面を設け、
中身が詰められた液体容器を重ね置きして搬送や保管する時に、上方の液体容器の底面を前記所要の格子片の爪部で係止し、かつ、下方の液体容器のネック部をスペーサー中央部に挿入して、容器の肩面からスペーサーがズレ落ちしないように構成されていることを特徴とする液体容器の積重用スペーサー。
【請求項3】
前記紙製格子片は、段ボール、樹脂など硬化剤を含浸した板紙等の紙製シートである請求項1に記載の液体容器の積重用スペーサー。
【請求項4】
前記紙製格子片と紙製補助格子片は、段ボール、樹脂など硬化剤を含浸した板紙等の紙製シートである請求項2に記載の液体容器の積重用スペーサー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はミネラルウォーター等の飲料水を入れる特殊な液体容器を積み重ねて保管したり、搬送する場合等に用いる治具である段ボール等の紙素材からなる積重用スペーサーに関する。
【背景技術】
【0002】
最近の地球環境汚染問題と健康志向ブームや名水ブームとが相まって、家庭のほか事務所、医院・薬局等で、冷水、温水が自由に利用できるウォーターサーバーが広く使われはじめている。
このようなウォーターサーバーにおいて、使用する水は特別な液体容器に入れられて飲料水メーカーから、宅配などで3本または2本一セットとして供給されてくる。その液体容器は、図4に示したようにその多くがPET等の樹脂材によりダルマ形等の特殊形状に形成されたプラスチック製ボトル容器である。宅配等で送られてくるボトル容器は、通常1本12リットル入りであり、ボトルの頂部中央に細長いネック状注水栓を一体に有している。
そしてこの容器は専用のウォーターサーバー(図示略)に設置して使用される。容器内の水はウォーターサーバー内の配管を介して冷水器や加熱器に送られ、冷却または加熱された後、冷水栓又は湯水栓を開くとウォーターサーバーから吐水されるようになっている。
【0003】
上記の液体容器は12リットルもの飲料水を入れるため重く、その形態も特別なものであるから、輸送や保管時にかかる経費が割高になる。また、消費者が上記液体容器を保管するときには比較的広い容器の保管スペースが必要になり、スペースのない場所では、置く容器の本数が限られてくるので、頻繁に配送しなければならず不経済であった。さらに又、重ね置きすると崩れやすく不安定または危険であるという非能率的な容器である。その改善策として、上記液体容器を2個積重ねて保管する際に、プラスチック等の素材で作られた成形品からなる積重用治具(スペーサーと呼ばれている)が用いられることがある。
なお別例として、プラスチック製ボトル容器の底部を上底にすることで重ねて保管できるようにした液体を入れる容器が特許文献1に提案されているが、この場合は既製の容器を捨て、ボトル容器を改めて造り直すことであり、省資源と廃棄問題から好ましくない。従って、既製の容器を使用し、重ね置きできるスペーサーが望まれている。
【特許文献1】特開2004−182334号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし成形品からなる従来のスペーサーは、材料費や加工費が高くつく上に嵩張り、近年の資源リサイクル問題や深刻になりつつあるゴミ処理問題などへの配慮から、廃棄性にも問題があるプラスチックや金属を素材とするものは消費者が心理的に避ける傾向がみられる。そういうこともあって、近時においては、焼却又は埋立てあるいはリサイクルのために回収容易な段ボールや板紙(加工紙を含む)などの紙素材を主体して構成されたスペーサーが好まれる傾向がある。
【0005】
本発明の目的は、上記のような従来技術の問題点に鑑み、従来のプラスチックまたは金属等の素材から作成された成形品からなるスペーサーに代えて、段ボールなどの紙素材(加工紙を含む紙シート)からなる複数枚の紙片を主体して構成されたスペーサーを提供するものである。
そして、使用時に軽量、安価な複数枚の紙片を噛み合わせ連結することにより、格子構造をした堅牢なスペーサーを形成する。スペーサーは折畳んだり、分解することで保管時に容易に小スペースとなる。また、使用現場にてその複数枚の紙片を扁平な状態から簡単に井桁状等に組立てることができ、かつ重い容器を重ね置きして搬送や保管する時には、上方の容器の底面を前記スペーサーの上面で支持でき、下方の容器のネック部を前記スペーサーの中央格子部に挿入して、該スペーサーが載置した容器からズレ落ちしないように固定でき、安心して重い液体容器を積み置きすることもできる紙製スペーサーを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の第1は、複数枚の紙製格子片を互いに噛み合わせて連結せしめることにより形成した格子構造の容器積重用スペーサーであって、
前記格子片の上面に被支持物たる液体容器の底を載置することのできる凹部を設け、
一方、前記格子片の下面に前記液体容器の肩面に対応する曲面を設け、
中身が詰められた液体容器を重ね置きして搬送や保管する時に、上方の液体容器の底面をスペーサー上面の凹部で支持し、かつ、下方の液体容器のネック部をスペーサー中央の格子部に挿入して、前記下方の容器の肩面からスペーサーがズレ落ちしないように構成されていることを特徴とする液体容器の積重用スペーサーである。
【0007】
第2発明は、一対の紙製縦格子片と、一対の紙製横格子片と、中央からL型に折り曲げられて、前記縦横両格子片の外側に配置する同じく一対の紙製補助格子片とから成り、
前記縦横両格子片及び補助格子片に夫々高さ方向に切込溝を形成して、該切込溝を介して前記夫々の格子片を互いに噛み合わせて連結せしめることにより形成した井桁状の容器積重用スペーサーであって、
前記所要の格子片の上面に被支持物たる液体容器の底を載置できる凹部と、その凹部に隣接した外側に爪部を設け、
一方、前記所要の格子片の下面に前記液体容器の肩面に対応した曲面を設け、
中身が詰められた液体容器を重ね置きして搬送や保管する時に、上方の液体容器の底面を前記所要の格子片の爪部で係止し、かつ、下方の液体容器のネック部をスペーサー中央部に挿入して、容器の肩面からスペーサーがズレ落ちしないように構成されている液体容器の積重用スペーサーである。
【0008】
そして、前記第1の発明で紙製格子片は、段ボール、樹脂など硬化剤を含浸した板紙等の紙製シートである。さらに前記第2の発明で前記紙製格子片と紙製補助格子片は、段ボール、樹脂など硬化剤を含浸した板紙等の紙製シートである。
【発明の効果】
【0009】
前記第1発明又は第2発明のスペーサーは、軽量、かつ安価な複数枚の紙片を噛み合せて連結させることにより格子構造をした堅牢で、積重ねる容器の安定性の高いスペーサーを形成することができる。
また、そのスペーサーは、使用前は扁平に畳んだり或いは分解が容易であるから、保管時には小スペースとなる。使用現場でその複数枚の紙片を扁平な状態から簡単に格子状に組み立てることができ、また中身が詰められた重い液体容器を重ね置きして搬送や保管する時には、上方の液体容器の底面をスペーサーの上面で支持でき、また、下方の液体容器のネック部をスペーサーの中央部に挿入して、スペーサーが載置した容器の肩面からズレ落ちしないように固定でき、安心して液体容器を積み置きすることもできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
【実施例】
【0011】
以下、本発明の実施態様を図面につき説明する。図1は本発明の第一の実施形態のスペーサー10を組立状態で示す斜視図、図2は同スペーサーの畳んだ状態を示す斜視図、図3(a)〜(c)は、同スペーサを構成する3種類の紙製格子片の平面図である。また、図4は本発明スペーサーを用いて、液体容器を重ね置きした状態を示す斜視図、図5は液体容器の肩面にスペーサーを載せた状態を説明図(平面図)である。
【0012】
第一の実施形態のスペーサー10は、図3(a〜c)に示すように、3種類の紙製格子片1〜3を夫々2枚ずつ用いて組み合わせることにより所定の高さを持った堅牢な格子状の構造体を形成する。
中身が詰められた重い液体容器(ウォーターサーバー用飲料水ボトルB)を重ね置きして搬送または保管する時には、下方の液体容器Bのネック部Nをスペーサー中央の格子部に挿入して、スペーサーが載置した容器の肩面からズレ落ちしないように固定し、かつ上方の液体容器の底面をスペーサー上面の凹部で支持するのである。
【0013】
各シートは一例として段ボールを打ち抜いて形成されるが、段ボールに限定されるものではなく、板紙のほか樹脂などの硬化剤を含浸した紙製シートでもよい。その他バルカナイズドファイバー等の植物繊維を主体として形成される強靭なシートを用いて形成させることもできる。
【0014】
符号1で示す一対の縦格子片と符号2で示す一対の横格子片とはほぼ同一形状に形成され、一例として、大よそ逆台形状となっているが、矩形であっても構わない。異なるところは、夫々の格子片をほぼ直交するように組合せるために、シート高さ方向に直線状に形成する後記の切込溝4、5及び突起部6と切欠き7を設けた点である。
また、格子片1と2の上面は、被支持物たる液体容器の底を載置して支持することのできる凹部8となっていて、その凹部に隣接する外側端に容器の底面を係止する爪部9を有している。
一方、格子片1と2の下面は、前記液体容器の肩面に対応する曲面11に形成されている。この曲面は、対象物の肩面に対応させる必要があるが滑らかな曲面である必要はなく、一例として湾曲した面と傾斜面と平面とが混在したごつごつした面でもよい。こうすることで前記液体容器の湾曲した外形の肩面に当接してフィットするようになっている。
【0015】
符号3で示す補助格子片はほぼ矩形状をしたシートからなり、中央からL型に折り曲げることができる位置に折目12を有し、その折目の両側に、縦横の格子片1、2と交差して噛み合わせせのための切込溝13と対応する切込溝14を有している。下面は、前記液体容器の肩面に対応する曲面11に形成されている。
【0016】
そしてこの実施態様のスペーサー10は、図1に示すように、各縦格子片1の上方切込溝4に各横格子片2の下方切込溝5を噛み合わせ、突起部6を切欠き7に噛み合わせ、さらに補助格子片3の各切込溝13を、これに対応する切込溝14に噛み合わせせることにより互いに連結せしめて、各格子片1〜3が井桁状をなすように組立てられている。
【0017】
使用するときは、図4及び図5に示すように、下方の液体容器Bのネック部Nをスペーサー中央の井桁状格子部に挿入することにより、スペーサーが載置した容器の肩面からズレ落ちしないようにする。次に、上方の液体容器の底面をスペーサー10の上面の凹部8と爪部9とで支持するのである。こうすることにより、図4にも示すように、中身が詰められた液体容器を安定性よく重ね置きして搬送や保管するのである。
なお、上記スペーサーを折畳む際には、井桁状に組みつけられている各格子片1〜3を、格子片3、3の対角線方向(矢印の方向)に押し潰すように力を加えていくと、格子片3の中央折目12が広がると同時に、符号1で示す一対の縦格子片が符号2で示す一対の横格子片に対して傾動し、前記両格子片は互いに重合する方向に移動する。そして、最終的に、図2に例示したように、ほぼ扁平に折り畳むことができるようになっている。
【0018】
(他の実施形態)
図6は本発明の第二の実施形態のスペーサー20を組立状態で示す斜視図、図7は同スペーサーの組立状態の平面図、図8(a)〜(f)は、同スペーサーを構成する6枚の紙製格子片の平面図である。
【0019】
図6に示す第二の実施形態のスペーサー20は、前記第一の実施形態とは異なり折り畳むことはできないが、6枚の紙製シートからなる格子片21〜26に分解することができる。また、この実施形態のスペーサー20は、6枚の紙製格子片21〜26が何れも同じ大きさで、大よそ逆台形状となっている。しかし矩形状であっても構わない。そして、各格子片21〜26の上面に被支持物たる液体容器の底面に当接して支持することのできる凹部27と、その凹部に隣接する外側端に爪部28を設けている。一方、各格子片21〜26の下面は、前記液体容器の肩面に対応する曲面29に形成されている。また、夫々の格子片21〜26の上下両面または何れか一方の面には、シート高さ方向に直線状の上方切込溝30または下方切込み溝31を形成する。
【0020】
そしてこの実施態様のスペーサー20は、図6及び図7に示すように、各格子片の上方切込溝30に対応する各格子片の下方切込溝31を噛み合わせることにより互いに連結せしめて、スペーサー中央部の格子部は、平面より見て2個の三角形を組み合わせた「ダビデの星」のような形をした格子状の構造体をもったスペーサー20を形成するのである。
【産業上の利用可能性】
【0021】
上記何れの実施例も、ウォーターサーバー用の重い液体容器を積重ねて保管したり搬送する場合に用いる強度及び安定性の高い紙製スペーサーに利用できる。さらに、店頭でコップ販売されるジュース類やアイスコーヒー等を入れた液体容器の保管・搬送の用途、その他花器や水盤等の置き台にも利用が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の一実施形態のスペーサーを組立状態で示す斜視図である。
【図2】同スペーサーの折畳み状態を示す斜視図である。
【図3】(a)〜(c)は、スペーサーを構成する3種類の紙製格子片の平面図である。
【図4】同上スペーサーを用いて、液体容器を重ね置きした状態を示す斜視図である。
【図5】同上スペーサーを容器の肩面に載せた状態を説明図(平面図)である。
【図6】本発明の第二実施形態のスペーサーを組立状態で示す斜視図である。
【図7】同スペーサーの組立状態の平面図である。
【図8】(a)〜(f)は、同スペーサーを構成する6枚の紙製格子片の平面図である。
【符号の説明】
【0023】
10 第一の実施形態のスペーサー
1 縦格子片
2 横格子片
3 補助格子片
4 上方切込溝
5 下方切込溝
6 突起部
7 切欠き
8 凹部
9 爪部
11 曲面
12 中央の折目
13 上方切込溝
14 下方切込溝
20 第二の実施形態のスペーサー
21〜26 紙製格子片
27 凹部
28 爪部
29 曲面
30 上方切込溝
31 下方切込溝




 

 


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