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発明の名称 ローラ部材及び画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−238273(P2007−238273A)
公開日 平成19年9月20日(2007.9.20)
出願番号 特願2006−63403(P2006−63403)
出願日 平成18年3月8日(2006.3.8)
代理人 【識別番号】100120226
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 知浩
発明者 大槻 良平
要約 課題
複数の各分割ローラ部材の分割面に成型時に樹脂を射出するための樹脂射出ゲートの形跡を残した場合でもその分割面で異音が発生することを防止できるローラ部材及び画像形成装置を提供する。

解決手段
第1分割ローラ部材12と第2分割ローラ部材14とが同軸上で連結したときに第1分割ローラ部材12の第2突出部20の樹脂射出ゲート跡22が同軸上に隣接する他の第2分割ローラ部材14の基準面24に接触しないようにクリアランスDが設けられているため樹脂射出ゲート跡22が第2分割ローラ部材14に接触することを防止できる。また、第2分割ローラ部材14の第2突出部28の樹脂射出ゲート跡30が同軸上に隣接する他の第1分割ローラ部材12の基準面16に接触しないようにクリアランスDが設けられているため樹脂射出ゲート跡30が第1分割ローラ部材12に接触することを防止できる。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の分割ローラ部材が同軸上で連結されて構成されるローラ部材であって、
複数の前記分割ローラ部材の軸方向端部には前記分割ローラ部材同士が連結される分割面がそれぞれ形成され、
前記分割面には射出成型時に型に樹脂を射出するための樹脂射出ゲートの形跡である樹脂射出ゲート跡が形成され、
複数の前記分割ローラ部材を同軸上に連結したときに前記樹脂射出ゲート跡が隣接する他の前記分割ローラ部材の前記分割面に接触しないようにクリアランスを設けたことを特徴とするローラ部材。
【請求項2】
前記分割ローラ部材の前記分割面には段差部が設けられ、
前記樹脂射出ゲート跡は前記段差部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のローラ部材。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のローラ部材を備えたことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の分割ローラ部材が同軸上で連結されて構成されたローラ部材及びこれを備えた画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、画像形成装置の内部には多数のローラ部材が用いられているが、長手方向に長い樹脂のローラ部材は、成型できないため、いくつかの分割ローラ部材に分割し、これらを同軸上で連結させて、構成している。
【特許文献1】特開平9−258589号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、外径の大きなローラ部材では、肉盗みした部位に設けたリブに成型時に樹脂を流し込む樹脂射出ゲートの形跡である樹脂射出ゲート跡を残すことができるが、肉盗みができないような外径の小さなローラ部材では樹脂射出ゲート跡を残す部位がないため問題となる。また、ローラ部材の外周面は用紙が接触するため、樹脂射出ゲート跡を残すことはできない。さらに、分割された各分割ローラ部材の分割面(端面)に樹脂射出ゲート跡を残すと、分割された各分割ローラ部材が回転するときにその分割面で異音が発生する可能性がある。
【0004】
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、複数の各分割ローラ部材の分割面に成型時に樹脂を射出するための樹脂射出ゲート跡を残した場合でも、その分割面で異音が発生することを防止できるローラ部材及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、複数の分割ローラ部材が同軸上で連結されて構成されるローラ部材であって、複数の前記分割ローラ部材の軸方向端部には前記分割ローラ部材同士が連結される分割面がそれぞれ形成され、前記分割面には射出成型時に型に樹脂を射出するための樹脂射出ゲートの形跡である樹脂射出ゲート跡が形成され、複数の前記分割ローラ部材を同軸上に連結したときに前記樹脂射出ゲート跡が隣接する他の前記分割ローラ部材の前記分割面に接触しないようにクリアランスを設けたことを特徴とする。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、複数の分割ローラ部材を同軸上に連結したときに樹脂射出ゲート跡が隣接する他の分割ローラ部材の分割面に接触しないようにクリアランスが設けられているため、樹脂射出ゲート跡が隣接する他の分割ローラ部材の分割面に接触することを防止できる。これにより、樹脂射出ゲート跡の表面粗さが大きい場合でも、ローラ部材が回転し用紙を搬送するときに、異音が発生してしまうことを防止できる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のローラ部材において、前記分割ローラ部材の前記分割面には段差部が設けられ、前記樹脂射出ゲート跡は前記段差部に形成されていることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、分割ローラ部材の分割面には段差部が設けられており、樹脂射出ゲート跡が段差部に形成されていることにより、簡易な構造で、樹脂射出ゲート跡が隣接する他の分割ローラ部材の分割面に接触することを防止できる。この結果、ローラ部材が回転するときの異音の発生を容易に防止できる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のローラ部材を備えた画像形成装置であることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、複数の各分割ローラ部材の分割面に成型時に樹脂を射出するための樹脂射出ゲート跡を残した場合でも、画像形成装置に設けられたローラ部材が回転するときに、その分割面で異音が発生することを防止できる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、複数の各分割ローラ部材の分割面に成型時に樹脂を射出するための樹脂射出ゲート跡を残した場合でも、その分割面で異音が発生することを防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
次に、本発明の一実施形態に係るローラ部材及び画像形成装置について、図面を参照して説明する。
【0013】
画像形成装置の内部には用紙を搬送するために多くのローラ部材が用いられている。ローラ部材の対向する位置には他のローラ部材が配置されており、各ローラ部材に用紙が挟まれた状態でローラ部材が回転することにより用紙が所定の方向に搬送されていく。
【0014】
図1に示すように、ローラ部材10は、複数の分割ローラ部材12、14が同軸上に連結されている構成されている。すなわち、図2に示すように、ローラ部材10は、第1分割ローラ部材12を備えている。第1分割ローラ部材12は、樹脂で構成され円筒状に形成されている。また、第1分割ローラ部材12の軸方向側端面(分割面)には、基準面(分割面)16と、この基準面16から軸方向に突出した第1突出部18と、第1突出部18からさらに軸方向に突出した第2突出部20と、がそれぞれ形成されている。このように、第1分割ローラ部材12の軸方向側端面(基準面16)には、第1突出部18と第2突出部20とで構成された段差部が形成されている。また、第2突出部20の端面には、射出成型時に型に樹脂を射出するための樹脂射出ゲートの形跡である樹脂射出ゲート跡22が形成されている。
【0015】
また、図1及び図3に示すように、ローラ部材10は、第2分割ローラ部材14を備えている。第2分割ローラ部材14は、第1分割ローラ部材12と同様の形状をしており、樹脂で構成され円筒状に形成されている。また、第2分割ローラ部材14の軸方向側端面(分割面)には、基準面(分割面)24と、この基準面24から軸方向に突出した第1突出部26と、第1突出部26からさらに軸方向に突出した第2突出部28と、がそれぞれ形成されている。このように、第2分割ローラ部材14の軸方向側端面(基準面24)には、第1分割ローラ部材12と同様にして、第1突出部26と第2突出部28で構成された段差部が形成されている。また、第2突出部28の端面には、射出成型時に型に樹脂を射出するための樹脂射出ゲートの形跡である樹脂射出ゲート跡30が形成されている。
【0016】
図1に示すように、第1分割ローラ部材12と第2分割ローラ部材14が連結される場合には、第1分割ローラ部材12の中心部と第2分割ローラ部材14の中心部に回転軸32がそれぞれ挿入される。これにより、第1分割ローラ部材12と第2分割ローラ部材14とが同軸上に配置される。そして、第2分割ローラ部材14の第2突出部28が第1分割ローラ部材12の基準面16と対向するように両者が連結される。このとき、第2分割ローラ部材14の第1突出部26が第1分割ローラ部材12の第1突出部18と接触している。また、第2分割ローラ部材14の基準面24が第1分割ローラ部材12の第2突出部20と対向するように連結される。
【0017】
ここで、第1分割ローラ部材12と第2分割ローラ部材14とが同軸上で連結された状態では、第1分割ローラ部材12の第2突出部20と第2分割ローラ部材14の基準面24との間には所定のクリアランスDが形成されている。また、第1分割ローラ部材12の基準面16と第2分割ローラ部材14の第2突出部28との間には所定のクリアランスDが形成されている。
【0018】
次に、本実施形態に係るロール部材及び画像形成装置の作用について説明する。
【0019】
図1乃至図3に示すように、第1分割ローラ部材12と第2分割ローラ部材14とが同軸上で連結したときに、第1分割ローラ部材12の第2突出部20に形成された樹脂射出ゲート跡22が同軸上に隣接する他の第2分割ローラ部材14の基準面24に接触しないように所定のクリアランスDが設けられているため、第1分割ローラ部材12の第2突出部20に形成された樹脂射出ゲート跡22が同軸上に隣接する他の第2分割ローラ部材14の基準面24に接触することを防止できる。また、第1分割ローラ部材12と第2分割ローラ部材14とが同軸上で連結したときに、第2分割ローラ部材14の第2突出部28に形成された樹脂射出ゲート跡30が同軸上に隣接する他の第1分割ローラ部材12の基準面16に接触しないように所定のクリアランスDが設けられているため、第2分割ローラ部材14の第2突出部28に形成された樹脂射出ゲート跡30が同軸上に隣接する他の第1分割ローラ部材12の基準面16に接触することを防止できる。これにより、各樹脂射出ゲート跡22、30の表面粗さが大きい場合でも、ローラ部材10が回転し用紙を搬送するときに、分割面においてゲート跡22、30が擦れることによる異音が発生してしまうことを防止できる。
【0020】
特に、各分割ローラ部材12、14の分割面には、基準面16、24と第1突出部18、26と第2突出部20、28とで構成された段差部が設けられており、各樹脂射出ゲート跡22、30がその段差部に形成されていることにより、簡易な構造で、各分割ローラ部材12、14の樹脂射出ゲート跡22、30が隣接する他の分割ローラ部材の分割面に接触することを防止できる。この結果、ローラ部材10が回転するときの分割面における異音の発生を容易に防止できる。
【0021】
また、上記ローラ部材10を画像形成装置のプレスローラとして用いれば、複数の各分割ローラ部材12、14の分割面に成型時に樹脂を射出するための樹脂射出ゲート跡22、30を残した場合でも、画像形成装置に設けられたローラ部材10が回転するときに、その分割面で異音が発生することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の一実施形態に係るローラ部材を構成する複数の分割ローラ部材が同軸上で連結された状態の構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るローラ部材を構成する一方の分割ローラ部材の斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るローラ部材を構成する他方の分割ローラ部材の斜視図である。
【符号の説明】
【0023】
10 ローラ部材
12 第1分割ローラ部材(分割ローラ部材)
14 第2分割ローラ部材(分割ローラ部材)
16 基準面(分割面)
18 第1突出部(段差部)
20 第2突出部(段差部)
22 樹脂射出ゲート跡
24 基準面(分割面)
26 第1突出部(段差部)
28 第2突出部(段差部)
30 樹脂射出ゲート跡
D クリアランス





 

 


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