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発明の名称 エレベータ乗かごの側板構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−186275(P2007−186275A)
公開日 平成19年7月26日(2007.7.26)
出願番号 特願2006−3805(P2006−3805)
出願日 平成18年1月11日(2006.1.11)
代理人 【識別番号】100093492
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 市郎
発明者 長谷川 裕子 / 小笠原 剛
要約 課題
構造を簡易化すると共に、作業性および意匠性の向上を図ることのできるエレベータ乗かごの側板構造の提供。

解決手段
かご枠に取付けられる複数枚の側板2を順次連結し乗かご1の壁1aを形成するエレベータ乗かごの側板構造において、側板2を、かご枠に取付けられ、略U字形の断面を有する折り曲げ部20を備えた複数の構造体21と、折り曲げ部20に嵌合される挿入部22を備えた複数の表面パネル23とに分割し、挿入部22を折り曲げ部20に嵌合することにより表面パネル23をかご室内側から構造体21に装着し、互いに隣接した表面パネル23が略同一面となる壁1aを形成するものである。
特許請求の範囲
【請求項1】
かご枠に取付けられる複数枚の側板を順次連結し乗かごの壁を形成するエレベータ乗かごの側板構造において、
前記側板を、前記かご枠に取付けられ、略U字形の断面を有する折り曲げ部を備えた複数の構造体と、前記折り曲げ部に嵌合される挿入部を備えた複数の表面パネルとに分割し、前記挿入部を前記折り曲げ部に嵌合することにより前記表面パネルをかご室内側から前記構造体に装着し、互いに隣接した前記表面パネルが略同一面となる前記壁を形成することを特徴とするエレベータ乗かごの側板構造。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、かご室を形成するエレベータ乗かごの側板構造に関する。
【背景技術】
【0002】
図6は従来のエレベータ乗かごの側板構造を示す平面図、図7は従来の側板裏面の構造を示す正面図、図8は従来の側板の平面図である。
【0003】
この種の従来技術として、エレベータの乗かご11の側板構造は図6に示すように、図示しないかご枠に取付けられる複数枚の側板12を順次連結し乗かご11の壁11aを形成している。そして、側板12は図7、図8に示すように、その両端が箱曲げされると共に、その上下が折り返し曲げされており、かつその裏面に、ハット形の略断面を有する補強体16が側板12の上下方向に沿って取付けられている。
【0004】
また、従来、隣接する側板の端部に、側板厚みを構成するように互いに直接向かい合うU字形の折返しをそれぞれ形成し、これら隣接する側板のU字形の折返しに、コの字状の目地を嵌め込んで、かご室に面した側板間の目地の面と連結された側板の面がほぼ同一となるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平9−77431号公報(段落番号0015、第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前述した従来のものは、かご室側から側板を押された際の撓みを抑える為に、側板の裏面に補強体を備えており、側板の作成に手間とコストを要するという問題があった。また、後者のような方法で複数の側板を互いに連結するものでは、隣接する側板の間隙を埋めるために目地を要することから、かご組立作業に手間を要すると共に、意匠性の観点からかご室の継ぎ目を可能な限り減らしたいという顧客のニーズに答える点で問題があった。
【0006】
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、構造を簡易化すると共に、作業性および意匠性の向上を図ることのできるエレベータ乗かごの側板構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明は、かご枠に取付けられる複数枚の側板を順次連結し乗かごの壁を形成するエレベータ乗かごの側板構造において、前記側板を、前記かご枠に取付けられ、略U字形の断面を有する折り曲げ部を備えた複数の構造体と、前記折り曲げ部に嵌合される挿入部を備えた複数の表面パネルとに分割し、前記挿入部を前記折り曲げ部に嵌合することにより前記表面パネルをかご室内側から前記構造体に装着し、互いに隣接した前記表面パネルが略同一面となる前記壁を形成することを特徴としている。
【0008】
このように構成した本発明は、まず、かご枠に構造体を取付け、次いで、表面パネルをかご室内側から構造体に対向させ、表面パネルの挿入部を構造体の略U字形の断面を有する折り曲げ部に嵌合することにより装着固定する。構造体は略U字形の断面を有する折り曲げ部を有して形成されることから、乗かごの側板として必要な強度を従来のような補強体を表面パネルに備えることなく確保することができ、したがって構造を簡易なものとすることができる。また、表面パネルの装着はかご室側から挿入部を折り曲げ部に嵌合するだけであることから、作業性に優れると共に、互いに隣接する表面パネル間に従来のような目地を要することがなく、したがって継ぎ目を軽減して意匠性の向上を図ることもできる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、乗かごの側板として必要な強度を補強体を表面パネルに備えることなく確保することにより構造を簡易なものとし、側板の作成に掛かる手間、費用の低減、及び軽量化を図ることができる。また、表面パネルの装着はかご室側から挿入部を折り曲げ部に嵌合するのみであることから、作業性に優れると共に、互いに隣接する表面パネル間に従来のような目地を要することがなく、したがって継ぎ目を軽減して意匠性の向上を図ることもできる。さらに、表面パネルの構造は簡易であると共にその着脱も容易であることから、低費用で、かつ短時間の工事でかご室のリニューアルを実施することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明に係るエレベータ乗かごの側板構造の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明のエレベータ乗かごの側板構造の一実施形態を示す平面図、図2は側板を構成する構造体及び表面パネルの構造を示す側面図、図3は表面パネルを構造体に装着した状態を示す側面図、図4は構造体の正面図、図5は構造体の平面図である。
【0012】
乗かご1の壁1aを形成する側板2は、かご枠、例えば上部が天井枠3、下部がボルト4により床枠5に取付けられ、略U字形の断面を有する折り曲げ部20を備えた複数の構造体21と、折り曲げ部20に嵌合される挿入部22を備えた複数の表面パネル23とに分割されて成っている。
【0013】
前述の構造体21は、例えば乗かご1の側面に左右それぞれ3箇所配設される側面構造体21a、及び乗かご1の背面に4箇所配設される背面構造体21bから成っており、1つの折り曲げ部20を形成したもの、或いは3つの折り曲げ部20を形成したものがある。尚、それぞれの構造体21は1枚の鋼板から成っており、この鋼板に図5に示すように公知のヘミング曲げを加工することにより折り曲げ部20を形成するようになっている。
【0014】
また、前述の表面パネル23は、例えば乗かご1の前面に配設される前面表面パネル23a、乗かご1の側面に配設される側面表面パネル23b、及び乗かご1の背面に配設される背面表面パネル23cから成っている。そして、表面パネル23の端部がL字状に折り曲げられることにより挿入部22が形成されている。
【0015】
本実施形態にあっては、側版2の組立を行う場合、まず、構造体21上部を天井枠3に取付けると共に、その下部をボルト4により床枠5に取付ける。次いで、図2に示すように表面パネル23をかご室内側から構造体21に対向させ、この状態から図3に示すように表面パネル23の挿入部22を構造体の略U字形の断面を有する折り曲げ部20に嵌合することにより装着固定する。この作業を順次行なうことにより互いに隣接した表面パネル23が略同一面となる壁1aを形成する。
【0016】
本実施形態によれば、乗かご1の側板2として必要な強度を補強体を表面パネル23に備えることなく確保することにより構造を簡易なものとし、側板2の作成に掛かる手間、費用の低減、及び軽量化を図ることができる。また、表面パネル23の装着はかご室側から挿入部22を折り曲げ部20に嵌合するのみであることから、作業性に優れると共に、互いに隣接する表面パネル23間に従来のような目地を要することがなく、したがって継ぎ目を軽減して意匠性の向上を図ることもできる。さらに、表面パネル23の構造は簡易であると共にその着脱も容易であることから、低費用で、かつ短時間の工事でかご室のリニューアルを実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明のエレベータ乗かごの側板構造の一実施形態を示す平面図である。
【図2】側板を構成する構造体及び表面パネルの構造を示す側面図である。
【図3】表面パネルを構造体に装着した状態を示す側面図である。
【図4】構造体の正面図である。
【図5】構造体の平面図である。
【図6】従来のエレベータ乗かごの側板構造を示す平面図である。
【図7】従来の側板裏面の構造を示す正面図である。
【図8】従来の側板の平面図である。
【符号の説明】
【0018】
1 乗かご
2 側板
3 天井枠
4 ボルト
5 床枠
20 折り曲げ部
21 構造体
22 挿入部
23 表面パネル






 

 


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