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発明の名称 エレベータ表示装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−22743(P2007−22743A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−206750(P2005−206750)
出願日 平成17年7月15日(2005.7.15)
代理人 【識別番号】100098017
【弁理士】
【氏名又は名称】吉岡 宏嗣
発明者 徳永 吉宏 / 池富 力 / 松本 恵治 / 深田 裕紀
要約 課題
電力消費を増加させることなく、点灯状況を容易に識別することができるホールランタンを提供する。

解決手段
エレベータホールの乗りかご毎に設置され、乗りかごの到着前に点灯するホールランタン13の設置環境の照度を検出する照度検出器7を備えたエレベータ表示装置において、ホールランタン13は複数の光源を有し、照度検出器7が検出する照度に基づいて、点灯する光源を切り替える制御手段を備えることを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】
エレベータホールの乗りかご毎に設置され、該乗りかごの到着前に点灯するホールランタンと、該ホールランタンの設置環境の照度を検出する照度検出器とを備えたエレベータ表示装置において、
前記ホールランタンは複数の光源を有し、前記照度検出器が検出する照度に基づいて、点灯する前記光源を切り替える制御手段を備えることを特徴とするエレベータ表示装置。
【請求項2】
前記ホールランタンは前記光源を少なくとも3つ有し、前記制御手段は、前記照度検出器が検出する照度が設定値を超えたとき、点灯する前記光源を切り替えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベータ表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、複数のエレベータが並設されるエレベータホールにおいては、到着するエレベータの乗りかごを利用者に知らせる表示手段が設置されている。各エレベータには、例えば、表示手段としてホールランタンが設置され、利用者の呼び登録に応じて割り当てられた乗りかごが到着する前に、その乗りかごに対応するホールランタンが点灯し、到着する乗りかごの位置を利用者に知らせる。
【0003】
このように、利用者は、ホールランタンの点灯により、到着する乗りかごを前もって知らされるため、乗りかごに乗り込む準備をすることができ、乗りかごの到着に気づかずに、乗り損なったり、乗り遅れることがない。また、利用者の乗降が速やかに行われるため、運転効率が高くなる。
【0004】
ところで、このホールランタンは、通常、容器内に光源となるランプが1個設けられ、点灯時の明るさは常に一定のため、例えば、朝方や夕方の時間帯にエレベータホールに太陽光が入射すると、ホールランタンの点灯を識別することが困難となる。
【0005】
このため、複数のランプを備えたホールランタンと、エレベータホールの照度を検出する照度検出器を設置し、その照度検出器が検出した明るさが設定値を超えたときに、ホールランタンのランプを基準個数よりも多く点灯させ、ホールランタンの明るさを制御する技術が開示されている(特許文献1参照。)。
【0006】
また、照度検出器が検出する明るさに比例したエネルギー量をランプに供給し、これによってホールランタンの明るさを制御する技術が開示されている(特許文献2参照。)。
【0007】
【特許文献1】特開平6−9168号公報
【特許文献2】特開平3−249079号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記の特許文献1,2によれば、エレベータホールの明るさに応じて、ホールランタンのランプの点灯数や輝度が調整されるため、点灯するホールランタンの識別が容易になる。しかしながら、エレベータホールが通常時よりも明るい場合、このようにランプの点灯数や輝度を増加させると、ホールランタンの電力消費が増加するという問題がある。
【0009】
本発明は、電力消費を増加させることなく、点灯状況を容易に識別することができるホールランタンを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、本発明は、エレベータホールの乗りかご毎に設置され、この乗りかごの到着前に点灯するホールランタンと、このホールランタンの設置環境の照度を検出する照度検出器とを備えたエレベータ表示装置において、前記ホールランタンは複数の光源を有し、照度検出器が検出する照度に基づいて、点灯する光源を切り替える制御手段を備えることを特徴とする。
【0011】
すなわち、エレベータホールが通常の明るさのときは、ホールランタンの点灯する光源の数を最小、例えば1個とし、その点灯する光源の位置を固定する。そして、エレベータホールが通常よりも明るくなったときは、同時に点灯する光源の数を最小に保ちながら、点灯する光源の位置を順次切り替えていく。このように、光源の点灯位置を変化させることにより、ホールランタンの識別力が向上し、かつ点灯する光源の数を最小に保つことで、電力消費を最小限に抑えることができる。
【0012】
この場合において、ホールランタンは、光源を少なくとも3つ備え、制御手段は、照度検出器が検出する照度が設定値を超えたとき、点灯する光源を切り替えるように制御することが好ましい。このように、少なくとも3つの光源を備えることにより、例えば、点灯位置の変化に方向性を持たせることができ、ホールランタンの識別力を向上させることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、電力消費を増加させることなく、点灯状況を容易に識別することができるホールランタンを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明を適用してなるエレベータ表示装置の実施形態について図を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明のエレベータ表示装置を適用してなるエレベータをエレベータホール側から見たときの正面図である。図2は、本発明のエレベータ表示装置のホールランタンの内部を示す構成図である。図3は、本発明のエレベータ表示装置のホールランタンの通常時のランプ点灯状態を示す図である。図4は、本発明のエレベータ表示装置のホールランタンのランプ点灯位置が切り替わる状態を示す図である。図5は、本発明のエレベータ表示装置のホールランタンの回路図である。図6は、図5において通常のランプ点灯時のシーケンスを示す図である。図7は、図5においてランプ点灯位置が切り替わるシーケンスを示す図である。
【0016】
本実施形態のエレベータ表示装置は、基本的には、エレベータの設置数に関係なく適用されるが、複数のエレベータが並設して配置されるエレベータ群には、より好適に使用される。以下、ビル等に設置されるエレベータ群において、各エレベータに適用されるエレベータ表示装置の一例について具体的に説明する。
【0017】
図1に示すように、乗りかごのドア1の上方には、乗りかごの現在位置を表示するかご位置表示部3が設置されている。かご位置表示部3の両側には乗りかごが昇降する方向を表示する方向灯5が形成されている。ドア1を挟んでその両側には、照度検出器7、呼び登録灯9、制御装置11、ホールランタン13が設置されている。呼び登録灯9は、利用者の行先階によってエレベータに昇降方向を指令する入力釦の機能を有し、この入力により昇降方向のランプが点灯する。ホールランタン13は、図2に示すように、3つのランプ21,23,25が縦列して配置されている。
【0018】
照度検出器7は、制御装置11と電気的に接続され、エレベータホールの照度を検出し、その照度に応じた検出信号を制御装置11に出力するものである。制御装置11は、ホールランタン13と電気的に接続され、照度検出器7が検知した照度の検出信号が設定値以下であれば、例えば、図3に示すように、ホールランタン13の中央のランプ23のみ点灯するように、制御信号を出力する。これに対し、制御装置11は、検出信号が設定値を超える場合、例えば、図4に示すように、ホールランタン13のランプ21,23,25が矢印の方向に順次切り替わって繰り返し点灯するように制御信号を出力する。
【0019】
ホールランタン13の内部には、図5に示すように、各ランプの点灯を制御する回路が設けられている。図に示すように、電源P,N間には、リレーにより開閉されるリレー接点51,53,55を介してそれぞれランプ21,23,25が接続されている。リレー接点51,53,55は、制御装置11から出力される制御信号に基づいて、開閉制御される。
【0020】
次に、本実施形態の動作を説明する。まず、本実施形態のエレベータ群は、利用者による呼び登録灯9の入力と、乗りかご内での行先階釦の入力の一方もしくは両方に応答し、エレベータを割り当てながら、各階の呼び登録灯9の入力状況を監視している。
【0021】
例えば、ある階床にて呼び登録灯9の入力を検知すると、周知の制御手段によりエレベータが割り当てられ、その階床に乗りかごが停止する直前に、到着する乗りかごの位置のホールランタン13を点灯させる。そして、乗りかごが到着してドア1が開放され、利用者の乗降が終了すると、ドア1が閉じられてホールランタン13は消灯する。このように到着する乗りかごの位置のホールランタン13を点灯させることにより、利用者は、到着する乗りかごの位置を認識することができるため、乗りかごの到着に気づかずに乗り損なったり、乗り遅れたりすることがない。
【0022】
ところで、例えば、朝方や夕方の時間帯は、太陽の日差しがエレベータホールに直接入射するため、ホール内は通常のときと比べて明るくなる。このため、各エレベータのホールランタン13が点灯しても周囲の照度との差が小さくなり、識別が困難となる場合がある。
【0023】
そこで、本実施形態では、ホールランタン13の設置環境の照度を照度検出器7により検出し、検出された照度が設定値を超えたときは、ホールランタン13に搭載されるランプ21,23,25の点灯する位置を切り替えるように制御する。ここで、同時に複数のランプが点灯することがないように、例えば、ランプ21,23,25の順に点灯するものとし、この順番を繰り返し遷移させるようにする。
【0024】
照度検出器7で検出された照度が設定値以下のときは、図6に示すように、リレー接点53のみONとし(他のリレー接点51,55はOFF)、ランプ23のみ点灯させる。一方、照度検出器7で検出された照度が設定値を超えたときは、図7に示すように、リレー接点51,53,55のON状態を順次切り替える。
【0025】
以上述べたように、本実施形態によれば、エレベータホールの照度が設定値を超えたときは、点灯するランプを切り替えるように制御されるため、点灯する位置が変化してホールランタン13の識別力を向上させることができる。このため、朝夕の時間帯等にエレベータホールの照度が増加しても、利用者は、到着する乗りかごを容易に識別することができる。さらに、照度が設定値以下の通常時と比べて、同時に点灯するランプの点灯数、及びランプの輝度を一定に保つことができるため、従来のランプ点灯数や輝度を増やす方法と比較して電力消費を低減することができる。
【0026】
また、本実施形態では、3つのランプを縦列させて形成したホールランタンを例に説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、さらに多くのランプを用いて様々な形態のホールランタンを形成することができる。
【0027】
また、本実施形態では、ランプの発光色について言及していないが、例えば、通常の点灯時は白色等のランプ53を発光させ、照度が設定値を超えた場合は、互いに異なる発光色のランプ51,55を点灯させるようにしてもよい。また、本実施形態では、ランプ21,23,25の順に点灯位置を遷移させる例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、乗りかごの昇降方向に応じてランプの遷移する方向を定めるように制御してもよい。具体的に、乗りかごが下の階床から上昇してくるときは、ランプ25,23,21の順で点灯位置を上方に遷移させ、乗りかごが上の階床から下降してくるときは、ランプ21,23,25の順で点灯位置を下方に遷移させるように制御する。
【0028】
また、本実施形態では、照度が設定値を超えた場合に点灯するランプを切り替える制御について説明したが、照度の設定値にかかわらず、例えば、照度の大きさに応じて段階的に設定された、いくつかの遷移パターンに切り替える制御を行ってもよい。
【0029】
なお、本実施形態では、エレベータホール内の照度に基づいてランプの点灯を制御する例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、タイマ機能をもたせて、設定された時間帯になると、点灯するランプを切り替えるように制御してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明のエレベータ表示装置を適用してなるエレベータをエレベータホール側から見たときの正面図である。
【図2】図2は、本発明のエレベータ表示装置のホールランタンの内部を示す構成図である。
【図3】本発明のエレベータ表示装置のホールランタンの通常時のランプ点灯状態を示す図である。
【図4】本発明のエレベータ表示装置のホールランタンのランプ点灯位置が切り替わる状態を示す図である。
【図5】本発明のエレベータ表示装置のホールランタンの回路図である。
【図6】図5において通常のランプ点灯時のシーケンスを示す図である。
【図7】図5においてランプ点灯位置が切り替わるシーケンスを示す図である。
【符号の説明】
【0031】
1 ドア
3 かご位置表示部
5 方向灯
7 照度検出器
9 呼び登録灯
11 制御装置
13 ホールランタン
21,23,25 ランプ
51,53,55 リレー接点




 

 


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