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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−62967(P2007−62967A)
公開日 平成19年3月15日(2007.3.15)
出願番号 特願2005−252780(P2005−252780)
出願日 平成17年8月31日(2005.8.31)
代理人 【識別番号】100096840
【弁理士】
【氏名又は名称】後呂 和男
発明者 五十嵐 宏 / 岡本 次男
要約 課題
ジャムの解消を容易にすることができる画像形成装置を提供する

解決手段
本体ケーシング2の開口部2Aを開閉可能な前面カバー3には、搬送される用紙4に付着した紙粉を付着させる紙粉除去ローラ13Aと、紙粉除去ローラ13Aに付着した紙粉を掻きとるスポンジ部材72と、スポンジ部材72に掻きとられた部材を搬送経路の幅方向に搬送するオーガが設けられており、オーガにより搬送された紙粉は、本体ケーシング2内部に設けられる紙粉貯留容器90に貯留される。
特許請求の範囲
【請求項1】
本体ケーシングと、
前記本体ケーシングの開口部を開閉可能なカバーと、
被記録媒体の搬送経路に設けられ、前記被記録媒体の付着物を除去する付着物除去手段と、
前記付着物除去手段により除去された付着物が貯留される付着物貯留手段と、を備える画像形成装置において、
前記付着物除去手段は、前記カバーに備えられる一方、
前記付着物貯留手段は、前記本体ケーシングの内部に備えられることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記カバーには、前記付着物除去手段により除去された付着物を前記被記録媒体の搬送経路の幅方向であって前記被記録媒体の搬送経路外にまで搬送する付着物搬送手段が備えられており、
前記付着物搬送手段により搬送された付着物が前記付着物貯留手段に貯留されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記付着物貯留手段は、付着物が内部に貯留される付着物貯留容器であり、
前記付着物貯留容器は、
前記被記録媒体の搬送経路の下方側のスペースに配されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記被記録媒体が収容され前記本体ケーシングに対して挿脱可能な給紙カセットが備えられ、前記付着物貯留手段は、付着物が内部に貯留される付着物貯留容器であり、
前記給紙カセット及び前記付着物貯留容器の少なくともいずれか一方は、前記給紙カセットの挿脱の際に他方に干渉する干渉部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記干渉部は、前記給紙カセット側に設けられるとともに、前記付着物貯留容器の下面には、凸部が設けられており、
前記給紙カセットの挿脱の際には、前記干渉部は、弾性体の弾性力により付勢された状態で前記付着物貯留容器側の凸部に干渉することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記給紙カセットには、前記被記録媒体の搬送経路に配され、前記被記録媒体の搬送の際に前記被記録媒体を搬送方向に案内する案内ローラが設けられていることを特徴とする請求項4ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記付着物貯留手段は、前記給紙カセットの側方に配されていることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記付着物貯留手段は、前記給紙カセット内部のうち前記被記録媒体の搬送経路の幅方向の端部に設けられていることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記付着物除去手段の下流側には、前記被記録媒体を下流側に搬送するベルトユニットが設けられるとともに、前記付着物貯留手段は、前記ベルトユニットの下方に配されており、
前記ベルトユニットの前記搬送経路の幅方向の端部には、前記付着物除去手段により除去された付着物が通過する付着物通過孔が上下方向に貫通形成され、
前記付着物通過孔を通過する付着物が前記付着物貯留手段に貯留されることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記付着物除去手段は、付着物除去ローラを備えて構成されており、前記付着物除去ローラの回転の際に前記付着物除去ローラの表面に付着した付着物を除去するものであって、
前記付着物除去ローラ及び前記付着物除去ローラと対向して配置される対向ローラにより前記被記録媒体をレジストする一対のレジストローラが構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
レーザプリンタなどの画像形成装置では、用紙(被記録媒体)は、給紙ローラと給紙パッドとで挟まれながら1枚毎に分離されて給紙される。したがって、給紙パッドとの間の擦れによって用紙上に紙粉等の付着物が発生しやすく、そのような付着物がトナーに混入したり、形成された画像に付着すると、画像品質の低下を招いてしまう。
【0003】
そこで、用紙の搬送経路に、例えば静電気を帯びた付着物除去ローラ(紙粉除去ローラ)を設け、用紙上に生じた付着物を、付着物除去ローラの回転の際に当該付着物除去ローラに付着させるとともに、その付着物除去ローラに接触状に配置されスポンジ等からなる掻取部材により付着した付着物を掻き取る。そして、掻取部材により掻き取った付着物を付着物貯留容器に貯留するようになっている。
【特許文献1】特開2003−81477公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、画像形成の際に用紙にジャムが発生した場合には、一旦本体ケーシングのカバーを開放してジャムの解消作業を行わなければならない。このとき、本体ケーシング内に、付着物除去ローラが存在すると、この付着物除去ローラが邪魔になって、ジャムの解消が困難になるおそれがある。
【0005】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ジャムの解消を容易にすることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、本体ケーシングと、前記本体ケーシングの開口部を開閉可能なカバーと、被記録媒体の搬送経路に設けられ、前記被記録媒体の付着物を除去する付着物除去手段と、前記付着物除去手段により除去された付着物が貯留される付着物貯留手段と、を備える画像形成装置において、前記付着物除去手段は、前記カバーに備えられる一方、前記付着物貯留手段は、前記本体ケーシングの内部に備えられる構成としたところに特徴を有する。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記カバーには、前記付着物除去手段により除去された付着物を前記被記録媒体の搬送経路の幅方向であって前記被記録媒体の搬送経路外にまで搬送する付着物搬送手段が備えられており、前記付着物搬送手段により搬送された付着物が前記付着物貯留手段に貯留されるところに特徴を有する。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記付着物貯留手段は、付着物が内部に貯留される付着物貯留容器であり、前記付着物貯留容器は、前記被記録媒体の搬送経路の下方側のスペースに配されるところに特徴を有する。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記被記録媒体が収容され前記本体ケーシングに対して挿脱可能な給紙カセットが備えられ、前記付着物貯留手段は、付着物が内部に貯留される付着物貯留容器であり、前記給紙カセット及び前記付着物貯留容器の少なくともいずれか一方は、前記給紙カセットの挿脱の際に他方に干渉する干渉部を有するところに特徴を有する。
【0010】
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記干渉部は、前記給紙カセット側に設けられるとともに、前記付着物貯留容器の下面には、凸部が設けられており、前記給紙カセットの挿脱の際には、前記干渉部は、弾性体の弾性力により付勢された状態で前記付着物貯留容器側の凸部に干渉するところに特徴を有する。
【0011】
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5のいずれかに記載のものにおいて、前記給紙カセットには、前記被記録媒体の搬送経路に配され、前記被記録媒体の搬送の際に前記被記録媒体を搬送方向に案内する案内ローラが設けられているところに特徴を有する。
【0012】
請求項7の発明は、請求項4ないし請求項6のいずれかに記載のものにおいて、前記付着物貯留手段は、前記給紙カセットの側方に配されているところに特徴を有する。
【0013】
請求項8の発明は、請求項4ないし請求項6のいずれかに記載のものにおいて、前記付着物貯留手段は、前記給紙カセット内部のうち前記被記録媒体の搬送経路の幅方向の端部に設けられているところに特徴を有する。
【0014】
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のものにおいて、前記付着物除去手段の下流側には、前記被記録媒体を下流側に搬送するベルトユニットが設けられるとともに、前記付着物貯留手段は、前記ベルトユニットの下方に配されており、前記ベルトユニットの前記搬送経路の幅方向の端部には、前記付着物除去手段により除去された付着物が通過する付着物通過孔が上下方向に貫通形成され、前記付着物通過孔を通過する付着物が前記付着物貯留手段に貯留されるところに特徴を有する。
【0015】
請求項10の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のものにおいて、前記付着物除去手段は、付着物除去ローラを備えて構成されており、前記付着物除去ローラの回転の際に前記付着物除去ローラの表面に付着した付着物を除去するものであって、前記付着物除去ローラ及び前記付着物除去ローラと対向して配置される対向ローラにより前記被記録媒体をレジストする一対のレジストローラが構成されるところに特徴を有する。
【発明の効果】
【0016】
<請求項1の発明>
本構成によれば、付着物除去手段がカバーに備えられているから、カバーの開放の際には、付着物除去手段をカバーの開放に伴って移動させることができる。したがって、本体ケーシングの内部で被記録媒体のジャムが発生した場合であっても、付着物除去手段が邪魔にならないから、ジャムの解消が容易になる。また、付着物は本体ケーシングの内部に備えられた付着物貯留手段に貯留されるから、カバー側に付着物貯留手段を設ける構成よりも、付着物の貯留に必要な容積の確保が容易になる。さらに、本体ケーシングの内部に付着物が貯留されるから、カバー側に付着物を貯留するよりも、カバーの開放の際に付着物の飛散が生じにくくなる。
【0017】
<請求項2の発明>
付着物貯留手段を被記録媒体の搬送経路の上方等に設ける場合には、限られた小さなスペースに付着物貯留手段を設けなければならないことが多い。しかし、本構成によれば、被記録媒体の搬送経路外の比較的広いスペースに付着物貯留手段を設けることができる。また、付着物搬送手段も付着物除去手段と同様に、カバーに備えられるから、カバーの開放の際には、付着物搬送手段もカバーの開放に伴って移動させることができる。したがって、本体ケーシングの内部で発生する被記録媒体のジャムに容易に対処することができる。
【0018】
<請求項3の発明>
本構成によれば、搬送経路の下方のスペースを有効利用できるだけでなく、付着物の貯留容積を十分に確保することができる。また、重力の方向に逆らわなく自然に付着物を貯留させることができる。
【0019】
<請求項4の発明>
本構成によれば、干渉によって生じる振動により、貯留された付着物の偏りを減少させることができる。
【0020】
<請求項5の発明>
本構成によれば、簡易な構成で付着物貯留容器に振動を与えることができる。
【0021】
<請求項6の発明>
本構成によれば、画像形成の際には、案内ローラにより被記録媒体が案内されるとともに、被記録媒体のジャムが発生した際には、給紙カセットの引き出しに伴い案内ローラが搬送経路から離れるから、被記録媒体のジャムの解消が容易になる。
【0022】
<請求項7の発明>
本構成によれば、給紙カセットの側方のスペースを有効利用することができる。
【0023】
<請求項8の発明>
本構成によれば、給紙カセット内部のスペースを有効利用することができる。
【0024】
<請求項9の発明>
本構成によれば、除去された付着物をベルトユニットの下方の付着物貯留手段に貯留することができる。
【0025】
<請求項10の発明>
本構成によれば、レジストローラに付着物を除去させることができる。また、最小のローラ構成となり、装置を小型、シンプルにすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
<実施形態1>
次に本発明の第1実施形態を図1ないし図7を参照して説明する。
1.レーザプリンタの全体構成
図1は、本実施形態の画像形成装置としてのレーザプリンタ1の概略的構成を示す側断面図である。図2は、レーザプリンタ1の前面カバー3を開いた状態の概略的構成を示す側断面図である。図3は、レーザプリンタ1の給紙カセット7を引き出した状態の概略的構成を示す側断面図である。図4は、レーザプリンタ1の断面図である。図5は、図4のA−A面の概略構成を示す側断面図である。図6は、用紙に付着した紙粉が除去される様子を示す図である。なお、以下の説明においては、図1における右側を前方とする。
【0027】
このレーザプリンタ1は、直接転写タンデム型のカラーレーザプリンタであって、図1に示すように、略箱型の本体ケーシング2を備えている。本体ケーシング2の前面には、開閉可能な前面カバー3(本発明の「カバー」に相当)が設けられており、図2に示すように、この前面カバー3の下端部の回転軸3Aを中心として前方に開放することにより、本体ケーシング2内のプロセスカートリッジ26やベルトユニット15の交換(着脱)や、本体ケーシング2内部で発生する用紙4ジャムの解消が可能となる。なお、前面カバー3には、用紙4の紙粉を除去するための構成が設けられているが、かかる具体的な構成については、後に詳述する。
【0028】
本体ケーシング2の上面には、画像形成後の用紙4が積載される排紙トレイ5が形成されている。
【0029】
本体ケーシング2の下部には、画像を形成するための用紙4が積載される給紙カセット7が前方へ引き出し(挿脱)可能に装着されている。
給紙カセット7は、上方が開放された箱型であって、給紙カセット7内の用紙収容部7Bには、バネ8の付勢により用紙4の前端側を持ち上げるように傾動可能な用紙押圧板9が設けられている。また、用紙収容部7Bの前端部7Cの上方位置には、ピックアップローラ10と、図示しないバネの付勢によりこのピックアップローラ10に圧接する分離パッド11とが設けられている。さらにピックアップローラ10の斜め前上方には一対の給紙ローラ12(12A,12B)が設けられ、その上方に一対のレジストローラ13(13A,13B)が設けられている。なお、レジストローラ13Aは、後述する紙粉除去ローラとしても機能している。
【0030】
ここで、前方側の給紙ローラ12A(本発明の「案内ローラ」に相当)と分離パッド11とは、給紙カセット7に一体的に設けられている。したがって、給紙カセット7を引き出した際には、図3に示すように給紙ローラ12Aと分離パッド11とが給紙カセット7と一体的に引き出されるようになっている。これにより、ピックアップローラ10や給紙ローラ12A,12Bの付近で用紙4のジャムが発生した場合であっても、給紙カセット7を引き出した後に用紙4の取り出し等を行うことにより、ジャムの解消が容易にできるようになっている。
【0031】
図1に示すように、給紙カセット7の最上位の用紙4は、用紙押圧板9によってピックアップローラ10に向かって押圧され、ピックアップローラ10の回転によって、ピックアップローラ10と分離パッド11との間に挟まれたときに1枚ごとに分離される。そして、ピックアップローラ10及び分離パッド11の間から送り出された用紙4は、給紙ローラ12によってレジストローラ13へ送られる(案内される)。レジストローラ13では、その用紙4を所定のタイミングでレジストし、下流(後方)側の搬送ベルト18に向けて送り出す。
【0032】
ここで、本体ケーシング2の内部のうち、レジストローラ13からベルトユニット15上に至る用紙4の搬送路には、やや上方に張り出す張出部98が形成されており、この張出部98よりもやや低い位置にあるベルトユニット15上の搬送路に用紙4が搬送されるようになっている。
【0033】
本体ケーシング2の内部には、スキャナ部27と、4つのプロセスカートリッジ26と、ベルトユニット15と、が設けられている。
スキャナ部27は、本体ケーシング2の内部の上部に固定されており、所定の画像データに基づいた各色毎のレーザ光Lを対応する感光体ドラム31の表面上に高速走査にて照射する。
【0034】
4つのプロセスカートリッジ26は、スキャナ部27の下方に配されており、マゼンタ,イエロー,シアン,ブラックの各色に対応し前後方向に並んで着脱可能となっている。
各プロセスカートリッジ26は、枠状のカートリッジフレーム30と、そのカートリッジフレーム30の下部に設けられた感光体ドラム31及びスコロトロン型帯電器32と、カートリッジフレーム30に対し着脱可能に装着される現像カートリッジ34とを備えている。
【0035】
感光体ドラム31は、接地された金属製のドラム本体を備え、その表層をポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層で被覆することにより構成されている。
【0036】
スコロトロン型帯電器32は、感光体ドラム31の後側斜め上方において、感光体ドラム31と接触しないように所定間隔を隔てて、感光体ドラム31と対向配置されている。このスコロトロン型帯電器32は、タングステン等の帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させることにより、感光体ドラム31の表面を一様に正極性に帯電させる。
【0037】
現像カートリッジ34は、略箱形をなし、その内部には、上部にトナー収容室38が設けられ、その下側に供給ローラ39、現像ローラ40および層厚規制ブレード41が設けられている。各トナー収容室38には、現像剤として、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色の正帯電性の非磁性1成分のトナーがそれぞれ収容されている。また、各トナー収容室38には、トナーを撹拌するためのアジテータ42が設けられている。
【0038】
供給ローラ39は、金属製のローラ軸を導電性の発泡材料で被覆することにより構成されており、現像ローラ40は、金属製のローラ軸を導電性のゴム材料で被覆することにより構成されている。トナー収容室38から放出されたトナーは、供給ローラ39の回転により現像ローラ40に供給され、供給ローラ39と現像ローラ40との間で正に摩擦帯電される。さらに、現像ローラ40上に供給されたトナーは、現像ローラ40の回転に伴って、層厚規制ブレード41と現像ローラ40との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ40上に担持される。
【0039】
感光体ドラム31の表面は、その回転時、まずスコロトロン型帯電器32により一様に正帯電される。その後、スキャナ部27からのレーザ光の高速走査により露光されて、用紙4に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
【0040】
次いで、現像ローラ40の回転により、現像ローラ40上に担持され正帯電されているトナーが、感光体ドラム31に対向して接触するときに、感光体ドラム31の表面上に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム31の静電潜像は、可視像化され、感光体ドラム31の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
【0041】
その後、各感光体ドラム31の表面上に担持されたトナー像は、搬送ベルト18によって搬送される用紙4が、感光体ドラム31と転写ローラ19との間の各転写位置を通る間に、転写ローラ19に印加される負極性の転写バイアスによって、用紙4に順次転写される。こうしてトナー像が転写された用紙4は、次いで定着器43に搬送される。
【0042】
定着器43は、本体ケーシング2内における搬送ベルト18の後方に配置されている。この定着器43は、ハロゲンランプ等の熱源を備えて回転駆動される加熱ローラ44と、加熱ローラ44の下方において、加熱ローラ44を押圧するように対向配置され従動回転される加圧ローラ45とを備えている。この定着器43では、4色のトナー像を担持した用紙4を、加熱ローラ44及び加圧ローラ45によって挟持搬送しながら加熱することにより、トナー像を用紙4に定着させる。そして、熱定着された用紙4は、定着器43の斜め後上方に配置された搬送ローラ46により本体ケーシング2の上部に設けられた排紙ローラ47へ搬送され、この排紙ローラ47により前述の排紙トレイ5上に排出される。
【0043】
ベルトユニット15は、プロセスカートリッジ26の下方に設けられており、前後に離間して配置された一対の支持ローラ16,17間と、支持ローラ16,17間に水平に架設される搬送ベルト18とを備えて構成され、本体ケーシング2に対して着脱可能となっている。
【0044】
一対の支持ローラ16,17のうち後側の支持ローラ17は、図示しないモータの動力により回転駆動される駆動ローラであり、前側の支持ローラ16は、後述するように搬送ベルト18に張力を付与するためのテンションローラである。搬送ベルト18は、ポリカーボネート等の樹脂材からなる無端状のベルトであり、駆動ローラたる支持ローラ17が回転駆動されることにより図1の反時計回り方向に循環移動し、その上面に載せた用紙4を後方へ搬送する。搬送ベルト18の内側には、後述のプロセスカートリッジ26が有する各感光体ドラム31と対向配置される4つの転写ローラ19が前後方向に一定間隔で並んで設けられ、各感光体ドラム31と対応する転写ローラ19との間に搬送ベルト18を挟んだ状態となっている。転写時には、この転写ローラ19と感光体ドラム31との間に転写バイアスが印加される。なお、この支持ローラ17は、ベルトユニット15を本体ケーシング2に装着したときに、本体ケーシング2内に設けられたギア機構(図示せず)に連結され、同じく本体ケーシング2内に設けられたモータ(図示せず)の動力により駆動される。
【0045】
ベルトユニット15の下側には、搬送ベルト18に付着したトナーや紙粉等を除去するためのクリーニングローラ21が設けられている。クリーニングローラ21は、金属製の軸部材の周囲にシリコンからなる発泡材が設けられた構成であって、ベルトユニット15に設けられた金属製のバックアップローラ22と搬送ベルト18を挟んで対向している。クリーニングローラ21とバックアップローラ22との間には、所定のバイアスが印加され、それにより搬送ベルト18上のトナー等がクリーニングローラ21側へ電気的に吸引されるようになっている。また、クリーニングローラ21には、その表面に付着したトナー等を除去する金属製の回収ローラ23が当接しており、さらにその回収ローラ23にはその表面に付着したトナー等を掻き落とすためのブレード24が当接している。
【0046】
2.用紙に付着した紙粉を除去するための構成
本実施形態のレーザプリンタ1には、用紙4に付着した紙粉を除去するための構成が前面カバー3と本体ケーシング2内部(なお、「本体ケーシング2内部」には前面カバー3の構成は含まれない)とのそれぞれに設けられている。
<前面カバーの構成>
前面カバー3は、図1に示すように、本体ケーシング2の開口部2Aを閉塞するカバー本体95と、カバー本体95の下端部と本体ケーシング2側の回転軸3Aとを連結する連結部96とから構成されている。
【0047】
カバー本体95は、下方側ほど厚みを増す三角形状であって、その底面は本体ケーシング2内部の張出部98に対応して、内方に湾曲する湾曲部97とされており(図3参照)、前面カバー3が閉じられた状態では、張出部98と湾曲部97との間の隙間が用紙4が搬送される搬送パスとなっている。
【0048】
カバー本体95の略下半分には、収容室68が設けられており、この収容室68内に、用紙4に付着した紙粉を除去する紙粉除去部70(本発明の「付着物除去手段」に相当する)と、紙粉除去部70により除去された紙粉を本体ケーシング2内部に配される紙粉貯留容器90に搬送するオーガ部材80(本発明の「付着物搬送手段」に相当する)と、が収容されている。
【0049】
紙粉除去部70は、搬送される用紙4に付着した紙粉を表面に引き寄せる紙粉除去ローラ13Aと、紙粉除去ローラ13Aの表面の紙粉を掻き取るスポンジ部材72と、スポンジ部材72により掻き取られた紙粉を受ける紙粉受け部73と、を備えて構成されている。
紙粉除去ローラ13Aは、前面カバー3の回転軸3Aと平行な金属製のローラ軸を有し、本体ケーシング2内部の対向ローラ13Bに対向する部分の周面が収容室68から露出している。紙粉除去ローラ13Aの表面は、帯電されやすいフッ素樹脂で形成されており、紙粉除去ローラ13Aの回転時におけるスポンジ部材72との接触(摩擦)により、紙粉除去ローラ13Aの表面に静電気が生じるようになっている。そして、この静電気により用紙4の紙粉が引き寄せされるようになっている。
【0050】
また、紙粉除去ローラ13Aのローラ軸は、カバー本体95の支持部材(図示しない)に支持されており、前面カバー3が閉じられた状態で駆動連結されるギヤ機構を介して所定のタイミングで行われるモータ(図示しない)の駆動により搬送方向と同方向(時計方向)に回転し、同じくモータによって反時計方向に回転駆動される本体ケーシング2内部の対向ローラ13Bと紙粉除去ローラ13Aとの間に用紙4を挟んで所定のタイミングで搬送するようになっている。したがって、紙粉除去ローラ13Aと対向ローラ13Bとが用紙4をレジストするレジストローラとしての機能も有している。
【0051】
スポンジ部材72は、直方体状であって、例えばウレタンフォームなどで構成されている。スポンジ部材72の一面は収容室68の上壁にバネ等の弾性体69を介して接続されており、スポンジ部材72は弾性体69の弾性力により付勢された状態で紙粉除去ローラ13Aの表面に接触するようになっている。
【0052】
これにより、紙粉除去ローラ13Aが時計回りに回転すると、紙粉除去ローラ13Aの表面の紙粉がスポンジ部材72により紙粉除去ローラ13Aの表面から掻き取られながら堆積して塊状となり、紙粉受け部73に落下するようになっている(図6参照)。
【0053】
紙粉受け部73は、用紙4の搬送経路の幅方向の全幅に亘って弧状に凹設されており、この紙粉受け部73にスポンジ部材72により掻き取られた塊状の紙粉が落とされるようになっている。
【0054】
オーガ部材80は、紙粉受け部73内に沿って配設されており、紙粉受け部73上の紙粉を紙粉貯留口90Aの配される本体ケーシング2内部の両側端部側に搬送する。
【0055】
このオーガ部材80は、図4に示すように、シャフト部材82と、このシャフト部材82の周りにおいてスパイラル状に形成されるスパイラル部83とを一体的に備えている。このシャフト部材82の一端部には、モータ(図示しない)から動力が入力されるオーガ駆動ギヤ(図示しない)が設けられている。
【0056】
スパイラル部83は、シャフト部材82の略中央部で回転の進行方向が異なっており、略中央部を境として紙粉の搬送方向が異なるようになっている。即ち、オーガ部材80の所定方向の回転により、近い側の側壁に向けて紙粉が搬送されるようになっている。
【0057】
さらに、前面カバー3のうち、オーガ部材80による搬送経路の終端に位置する紙粉受け部73には、搬送された紙粉が通過(落下)する紙粉通過部81が備えられている。そして、紙粉通過部81を通過(落下)した紙粉は本体ケーシング2内部に設けられる紙粉貯留容器90に貯留されるようになっている。
【0058】
紙粉通過部81は、上下方向に貫通して設けられ紙粉の通過を許容する太さの管状であって、紙粉受け部73と連続して設けられている。この紙粉通過部81は、前面カバー3の閉止状態では、本体ケーシング2内部の紙粉貯留容器90(紙粉貯留口90A)と連通するようになっている。
【0059】
<本体ケーシング内部の構成>
一方、本体ケーシング2内部には、紙粉通過部81からの紙粉が貯留される紙粉貯留容器90が設けられている。
紙粉貯留容器90は、図4に示すように、内部に紙粉を貯留可能な空間を有し、用紙4の搬送経路の幅方向の両端部側にそれぞれ一対設けられている。
【0060】
より詳しくは、紙粉貯留容器90は、ベルトユニット15と給紙カセット7との間(被記録媒体の搬送経路の下方側のスペース)に設けられる略直方体状の第1貯留部91と、第1貯留部91と連通し、給紙カセット7と本体ケーシング2の側壁2Bとの間に設けられる第2貯留部92とから構成されている。
【0061】
第1貯留部91の上面には、上方に突出する突部91Aが設けられており、突部91Aの中央部には上下に貫通する紙粉貯留口90Aが設けられている。そして、紙粉通過部81を通過(落下)した紙粉が第1貯留部91及び第2貯留部92に蓄えられるようになっている。
【0062】
また、第1貯留部91の底壁の下面側には、下方に突出する凸部93が設けられている(図5参照)。一方、給紙カセット7の両側壁の上部には、上面側が山形に突出する干渉部94が設けられており、この干渉部94の一端側が軸94Bにより回動可能に支持されるとともに、下面側がバネ等の弾性体94Aにより上方に付勢されている。これにより、給紙カセット7の引き出し時には、干渉部94が凸部93に干渉することにより、紙粉貯留容器90に振動が与えられるようになっている。この振動により、第1貯留部91のうち、紙粉貯留口90Aのほぼ真下に落下した紙粉が徐々に均されていくとともに、紙粉が第2貯留部92側にも貯留されやすいようになっている。
【0063】
3.プロセスカートリッジ26及びベルトユニット15の着脱
図7は、プロセスカートリッジ26及びベルトユニット15が着脱される様子を示す図である。
プロセスカートリッジ26及びベルトユニット15の着脱を行う際には、図2に示すように、前面カバー3を、例えば90度(給紙カセット7の前壁が水平となる位置まで)開放する。このときの、前面カバー3の湾曲部97の上端の高さCは、本体ケーシング2内部の張出部98の高さB1よりも低い位置となるようになっている(図2のBだけ低い)。なお、図2の2点鎖線に示すように、前面カバー3の開放位置を変えて、湾曲部97の少なくとも一部が張出部98の高さB1よりも低い位置(図2の2点鎖線で示す位置から、もう少し下に回動した位置)となるように所定の角度だけ傾くようにしてもよい。
【0064】
このようにすれば、プロセスカートリッジ26を本体ケーシング2の開口部2Aから取り外すときに、プロセスカートリッジ26が前面カバー3に干渉しにくくなるだけでなく、用紙4のジャムを解消するための作業が容易になる。
【0065】
なお、例えば、本体ケーシング2内部の張出部98が本実施形態のように張り出していない場合(例えば、本体ケーシング2内部の張出部98の高さがベルトユニット15の上面の高さと同じA1である場合(図示せず))には、湾曲部97の少なくとも一部がベルトユニット15の上面の高さよりも低い位置となるようにすればよい(例えば、前面カバー3が水平位置にある場合には、Aだけ低くなっている)。
【0066】
そして、図7に示すように、4つのプロセスカートリッジ26を本体ケーシング2から取り外した状態で、ベルトユニット15を、開口部2Aを介して本体ケーシング2に対して取り外す。
【0067】
4.本実施形態の効果
(1)本構成によれば、紙粉除去部70(付着物除去手段)が前面カバー3に備えられているから、前面カバー3の開放の際には、紙粉除去部70(付着物除去手段)を前面カバー3の開放に伴って移動させることができる。したがって、紙粉除去部70が本体ケーシング2内部に固定されている場合と異なり、本体ケーシング2の内部で用紙4(被記録媒体)のジャムが発生した場合であっても、紙粉除去部70が邪魔にならないから、ジャムの解消が容易になる。また、紙粉(付着物)は本体ケーシング2の内部に備えられた紙粉貯留容器90(付着物貯留手段)に貯留されるから、紙粉貯留容器90についても前面カバー3側に設ける構成よりも、紙粉の貯留に必要な容積の確保が容易になる。さらに、本体ケーシング2の内部の紙粉貯留容器90に紙粉が貯留されるから、前面カバー3側に紙粉を貯留するよりも、前面カバー3の開放の際に紙粉の飛散が生じにくくなる。
【0068】
(2)紙粉貯留容器を用紙4の搬送経路の上方等に設ける場合には、限られた小さなスペースに紙粉貯留容器を設けなければならないことが多い。しかし、本構成によれば、紙粉貯留容器90は、用紙4の搬送経路外の比較的広いスペースに設けられる。また、オーガ部材80(付着物搬送手段)も紙粉除去部70と同様に、前面カバー3に備えられるから、前面カバー3の開放の際には、オーガ部材80(付着物搬送手段)も前面カバー3の開放に伴って移動することになる。したがって、本体ケーシング2の内部で発生する用紙4のジャムに容易に対処することができる。
【0069】
(3)本実施形態によれば、紙粉貯留容器90(付着物貯留手段)の第1貯留部91は、ベルトユニット15と給紙カセット7の間(用紙4の搬送経路の下方側のスペース)に配されるから、搬送経路の下方のスペースを有効利用できるだけでなく、紙粉の貯留容積を十分に確保することができる。また、重力の方向に逆らわなく自然に紙粉を貯留させることができる。
【0070】
(4)干渉部94は、給紙カセット7側に設けられるとともに、紙粉貯留容器90の下面には、凸部93が設けられており、給紙カセット7の挿脱の際には、干渉部94は、弾性体の弾性力により付勢された状態で紙粉貯留容器90側の凸部93に干渉する。したがって、干渉によって生じる振動により、貯留された紙粉の偏りを減少させることができる。
(5)給紙カセット7には、用紙4を搬送方向に案内する給紙ローラ12A(案内ローラ)が設けられているから、画像形成の際には、給紙ローラ12Aにより用紙4が案内されるとともに、用紙4のジャムが発生した際には、給紙カセット7の引き出しに伴い給紙ローラ(案内ローラ)が搬送経路から離れるから、用紙4のジャムの解消が容易になる。
【0071】
(6)紙粉貯留容器90(付着物貯留手段)の第2貯留部92は、給紙カセット7と本体ケーシング2の側壁2Bの間(給紙カセット7の側方)に配されているから、給紙カセット7の側方のスペースを有効利用することができる。
【0072】
(7)紙粉除去部70(付着物除去手段)は、紙粉除去ローラ13A及び紙粉除去ローラ13Aと対向して配置される対向ローラ13Bにより用紙4をレジストする一対のレジストローラが構成されるから、レジストローラが紙粉を除去する機能を有することができる。また、最小のローラ構成となり、装置を小型、シンプルにすることができる。
【0073】
<実施形態2>
図8は、実施形態2に係るレーザプリンタの概略構成を示す側断面図である。図9は、プロセスカートリッジ26及びベルトユニット15が着脱される様子を示す図である。
実施形態2のレーザプリンタは、実施形態1と異なり、図8に示すように、ベルトユニット15を収容するベルトユニットケース100を有し、ベルトユニット15の着脱がベルトユニットケース100の着脱と一体的に行われるものである。なお、上記実施形態1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0074】
ベルトユニットケース100は、図9に示すように、ベルトユニット15の全体が収容可能なユニット収容部102と、ユニット収容部102の前方にて上流側から搬送される用紙4をガイドするガイド部材101とが一体的に構成されている。
ユニット収容部102は、ベルトユニット15よりもわずかに大きい箱型をなし、ユニット収容部102の底面には、ベルトユニット15側に設けられるバックアップローラ22と、給紙カセット7の上方に固定されているクリーニングローラ21と、が対向して接触するように、貫通穴102Aが設けられている。
【0075】
また、ガイド部材101は、ベルトユニットケース100の前端部に設けられており、図8に示すように、本体ケーシング2に装備されたピックアップローラ10によって取り出された用紙4を搬送ベルト18上へ案内するようになっている。
【0076】
さらに、ガイド部材101には、図9に示すように、上下に貫通する紙粉通過孔110が搬送経路の幅方向の両端部にそれぞれ形成されている。そして、図8に示すように、前面カバー3の紙粉通過部181を落下(通過)した紙粉は、ガイド部材101の紙粉通過孔110を通過して紙粉貯留容器190に貯留されるようになっている。
【0077】
なお、ベルトユニット15の着脱を行う際には、図9に示すように、まず、前面カバー3を開放し、4つのプロセスカートリッジ26を本体ケーシング2の開口部2Aから取り外す。次に、4つのプロセスカートリッジ26を本体ケーシング2から取り外した状態で、ガイド部材101をつかんでベルトユニットケース100やや持ち上げる。すると、各ローラ16,17の軸を支持する軸受け部と、本体側に設けられ前記軸受け部の位置決めを行う位置決め部材(図示しない)と、の係合が解除されるから、ベルトユニットケース100とベルトユニット15とを一体的に、本体ケーシング2内部から開口部2Aを介して取り外す。
【0078】
このようにすれば、ベルトユニット15の紙粉通過孔110(付着物通過孔)を通過させることで、除去された紙粉をベルトユニット15の下方の紙粉貯留容器190に貯留させることができる。
【0079】
<実施形態3>
図10は、実施形態3に係るレーザプリンタの断面図である。
実施形態1では、紙粉貯留容器90のうち、第2貯留部92は、給紙カセット7と本体ケーシング2の側壁2Bとの間の隙間に設けることとしたが、実施形態3では、図10に示すように、上記実施形態よりも給紙カセット7の幅が大きい給紙カセット117が用いられており、第2貯留部111が、給紙カセット7内部のうち、用紙4の配されない両端部に設けられるものである。
このように、紙粉貯留容器90は、前記給紙カセット7内部のうち用紙4の配されない端部に設けられているから、給紙カセット7内部のスペースを有効利用することができるだけでなく、給紙カセット7を引き出すことで、紙粉を取り除くことが可能になる。
【0080】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0081】
(1)上記実施形態では、給紙カセット7に設けられる干渉部94が紙粉貯留容器90に干渉する構成としたが、紙粉貯留容器90に振動を与えられる構成であれば、これに限られない。例えば、干渉部94が紙粉貯留容器90側に設けられる構成でもよい。
(2)上記実施形態では、紙粉貯留容器90に紙粉が貯留される構成としたが、容器の形態に限らず、他の形態等(紙粉貯留手段)に紙粉が貯留される構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0082】
【図1】本発明の実施形態1に係るレーザプリンタの概略構成を示す側断面図
【図2】図1のレーザプリンタの前面カバーを開放した状態を示す側断面図
【図3】図1のレーザプリンタの給紙カセットを引き出した状態を示す側断面図
【図4】レーザプリンタの断面図
【図5】図4のA−A面の概略構成を示す側断面図
【図6】用紙に付着した紙粉が除去される様子を示す図
【図7】ベルトユニット等が着脱される様子を示す図
【図8】実施形態2に係るレーザプリンタの概略構成を示す側断面図
【図9】ベルトユニット等が着脱される様子を示す図
【図10】実施形態3に係るレーザプリンタの断面図
【符号の説明】
【0083】
1…レーザプリンタ
2…本体ケーシング
3…前面カバー
7,117…給紙カセット
12A…給紙ローラ(案内ローラ)
13…レジストローラ
13A…紙粉除去ローラ
15…ベルトユニット
70…紙粉除去部(付着物除去手段)
72…スポンジ部材
73…紙粉受け部
80…オーガ部材(付着物搬送手段)
81,181…紙粉通過部
90,190…紙粉貯留容器(付着物貯留容器)
91…第1貯留部
92,111…第2貯留部
93…凸部
94…干渉部
110…紙粉通過孔(付着物通過孔)




 

 


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