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減圧吸収パネルを備えた合成樹脂製ボトル型容器 - 株式会社吉野工業所
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発明の名称 減圧吸収パネルを備えた合成樹脂製ボトル型容器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−119010(P2007−119010A)
公開日 平成19年5月17日(2007.5.17)
出願番号 特願2005−314000(P2005−314000)
出願日 平成17年10月28日(2005.10.28)
代理人 【識別番号】100072051
【弁理士】
【氏名又は名称】杉村 興作
発明者 鈴木 孝典 / 飯塚 高雄
要約 課題
減圧吸収量の増大された合成樹脂製ボトル型容器を提案する。

解決手段
内容物を注出する口部を有する上側胴部2と、この上側胴部2にウエスト3を介して一体的につながる下側胴部4とを備え、該上側胴部2及び下側胴部4のそれぞれにおいて向きを同じくする側壁につき、パネル壁をたわみ変形させて減圧に伴う容器の形状変形を防止する減圧吸収パネル5、6を設けた合成樹脂製ボトル型容器において、前記減圧吸収パネル5、6は、その縁部の少なくとも一部分を凸状又は凹状に変位させた輪郭線を有するものとする。
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物を注出する口部を有する上側胴部と、この上側胴部にウエストを介して一体的につながる下側胴部とを備え、該上側胴部及び下側胴部のそれぞれにおいて向きを同じくする側壁につき、パネル壁をたわみ変形させて減圧に伴う容器の形状変形を防止する減圧吸収パネルを設けた合成樹脂製ボトル型容器であって、
前記減圧吸収パネルは、その縁部の少なくとも一部分を凸状又は凹状に変位させた輪郭線からなる、ことを特徴とする減圧吸収パネルを備えた合成樹脂製ボトル型容器。
【請求項2】
前記上側胴部及び下側胴部の減圧吸収パネルは、凸状又は凹状に変位させた輪郭部位を互いに向い合わせに配置したものである、請求項1記載の減圧吸収パネルを備えた合成樹脂製ボトル型容器。
【請求項3】
前記減圧吸収パネルの輪郭形状は、ウエストラインを基準にして上側胴部、下側胴部で線対称になる、請求項1又は2記載の減圧吸収パネルを備えた合成樹脂製ボトル型容器。





発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、胴部の側壁に減圧吸収パネルを有する合成樹脂製ボトル型容器に関するものであり、該減圧吸収パネルのサイズを変更することなしに減圧吸収量をより一層増大させようとするものである。
【背景技術】
【0002】
ペットボトルに代表される合成樹脂製のボトル型容器は、軽量で取り扱いが容易であり、透明性を確保できるのでガラス製の容器と比較して遜色のない外観を呈すること、しかも、コスト的にも安価であることから、近年、食品や飲料、化粧料あるいは薬剤等を入れる容器として多用されている。
【0003】
また、この種の容器では、殺菌等のために80〜95℃程度の温度を保有したままで内容物を充填、密封する商品や常温で殺菌充填(アセプティック充填)を行う商品に対応させたものもでてきている。
【0004】
とくに、高温充填やアセプティック充填を行う商品に対応させた容器において、容器内の圧力変化(特に減圧)が生じた場合に、同変化による形状変化(外観形状の変化)を伴うことから、容器の胴体には、たわみ変形を積極的に起こさせて容器の外観形状を安定保持する減圧吸収パネルが備えられている。
【0005】
ところで、減圧吸収パネルを備えた従来の容器においては、該パネルの吸収量を超えて容器内が減圧してしまうこともあって、この場合、減圧吸収パネルでは圧力変化を吸収しきれず、該減圧吸収パネル以外の胴壁部の変形を誘引し、容器の外観形状が損なわれる結果、商品価値が失われることになる。
【0006】
この点に関する先行技術としては、容器の周壁に少なくとも2個の減圧吸収用の凹部を設け、該凹部の相互間にそれらに連なる溝部(縦リブ)を形成して容器内部が負圧状態になったときの変形を各凹部に均等に分散させるプラスチック容器が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【特許文献1】特許第3608420号公報
【0007】
しかしながら、上記のようなプラスチック容器は、容器の横剛性が損なわれるため減圧の際に該溝部を起点にして容器が変形することがあり、今だ改善の余地が残されているのが現状であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の課題は、容器内が減圧された場合においても十分な吸収量を確保可能とし、横剛性の低下を招くことのない新規な合成樹脂製ボトル型容器を提案するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、内容物を注出する口部を有する上側胴部と、この上側胴部にウエストを介して一体的につながる下側胴部とを備え、該上側胴部及び下側胴部のそれぞれにおいて向きを同じくする側壁につき、パネル壁をたわみ変形させて減圧に伴う容器の形状変形を防止する減圧吸収パネルを設けた合成樹脂製ボトル型容器であって、
前記減圧吸収パネルは、その縁部の少なくとも一部分を凸状又は凹状に変位させた輪郭線を有する、ことを特徴とする減圧吸収パネルを備えた合成樹脂製ボトル型容器である。
【0010】
上記の構成に成る合成樹脂製ボトル型容器は、前記上側胴部及び下側胴部の減圧吸収パネルが、凸状又は凹状に変位させた輪郭線を互いに向い合わせに配置するのが好ましい。
【0011】
また、前記減圧吸収パネルの輪郭形状は、ウエストラインを基準にして上側胴部、下側胴部で線対称とするのがよい。
【発明の効果】
【0012】
減圧吸収パネルの縁部の少なくとも一部分を凸状あるいは凹状に変位させた輪郭線を有するものとすると、その部位に隣接する側壁が減圧吸収パネルとともにたわみ変形することになり、減圧吸収量が増大する。
【0013】
該凸状あるいは凹状に変位させた輪郭部位を上側胴部及び下側胴部との間で互いに向い合わせにした場合、各胴部の減圧吸収パネルがそれぞれたわみ変形するだけでなく、その相互間に位置する側壁を含めた部分の全体がたわみ変形するため、十分な減圧吸収量が確保される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従う合成樹脂製ボトル型容器(ペットボトル等)の実施の形態を示したものであり、図2はそのA−A断面を示した図である。
【0015】
図における1は容器内の内容物を注出する口部、2は上側胴部、3は環状の細溝にて形成されたウエスト、4はウエスト3を介してつながる下側胴部であり、これらは射出成形等によって作製されたプリフォームを二軸延伸ブロー成形することにより一体的に形成される。
【0016】
また、5は上側胴部2の側壁に凹部を設け、これによって区画された減圧吸収パネルである。この減圧吸収パネル5は下側縁部の角をウエスト3に向けて2箇所凸状に変位させた輪郭部位5aを有している。この輪郭部位5aの突出代t(図1参照)は、ウエスト3に到達しない寸法に設定されている。
【0017】
また、6は下側胴部4の側壁に凹部を設け、これによって区画された減圧吸収パネルである。この減圧吸収パネル6は上側縁部の角をウエスト3に向けて2箇所凸状に変位させた輪郭部位6aを有しており、この輪郭部位6aの突出代t(図1参照)も上記輪郭部位5aと同様に、ウエスト3に到達しない寸法に設定されている。
【0018】
上記のような構成になる合成樹脂製ボトル型容器は、減圧吸収パネル5、6での吸収量が限界に達してもその相互間に位置する領域が該輪郭部位5a、6aを起点にして優先的にたわみ変形するととなり減圧吸収量が増大され、しかも、輪郭部位5a、6aはウエスト3に達していないので従来の容器の如く溝部を起点にした形状変形がなく、十分な横剛性を確保することができる。
【0019】
減圧吸収パネル5、6の相互間を他の領域に比べてたわみ変形させやすくするため、輪郭部位5a、6aは互いに向い合わせになる配置し、ウエスト3の中心線を基準にして線対称となる輪郭形状とする。
【0020】
減圧吸収パネル5、6の輪郭形状は、他の角を2箇所凸状とした輪郭部位5b、6bをさらに追加した図3に示したものでもよいし、該輪郭部位5a、5b、6a、6bを横向きにした図4に示すようにしてもよい。また、該輪郭部位は角の相互間の中央部の1箇所で凸状とした図5に示すようなものでもよく、この点についてはとくに限定されるものではなく、さらには、凸状の輪郭部位に代えて凹状の輪郭部位を形成してもよい。なお、上掲図3のように凸状の輪郭部位を容器の肩部に向けて形成する場合、その突出代は肩部との境界に到達しない寸法に設定するのがよい。
【産業上の利用可能性】
【0021】
減圧吸収パネルのサイズ変更を伴わずに減圧吸収量を増大させることが可能で、横剛性の低下を招くことのない合成樹脂製ボトル型容器が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明に従う合成樹脂製ボトル型容器の実施の形態を示した図である。
【図2】図1のA−A断面を示した図である。
【図3】本発明に従う合成樹脂製ボトル型容器の他の実施形態を減圧吸収パネルについて示した図である。
【図4】本発明に従う合成樹脂製ボトル型容器の他の実施形態を減圧吸収パネルについて示した図である。
【図5】本発明に従う合成樹脂製ボトル型容器の他の実施形態を減圧吸収パネルについて示した図である。
【符号の説明】
【0023】
1 口部
2 上側胴部
3 ウエスト
4 下側胴部
5 減圧吸収パネル
5a 輪郭部位
6 減圧吸収パネル
6a 輪郭部位
t 突出代
t 突出代




 

 


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