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発明の名称 計量スプーン付き容器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−99287(P2007−99287A)
公開日 平成19年4月19日(2007.4.19)
出願番号 特願2005−287717(P2005−287717)
出願日 平成17年9月30日(2005.9.30)
代理人 【識別番号】100113169
【弁理士】
【氏名又は名称】今岡 憲
発明者 渡邉 明彦 / 小林 勉
要約 課題
付設した計量スプーンが収納物内に潜り込むことなく、しかも、開封後の取り扱いも容易であり、使用者の手に収納物を付着させることを極力防止して使用できる計量スプーン付き容器を提案する。

解決手段
容器本体Aの上縁部に柄21の先端部を着脱自在に固定させて容器本体A上部に水平状態で支持した計量スプーンCを備え、計量スプーンCの固定手段として、容器本体Aの上端部より内方へ突設するとともに、計量スプーンCの柄21を先端部から差し込み嵌合させる横筒14を設けた。そして、柄21を横筒14内に挿通嵌合させることにより計量スプーンCを容器本体A上部に水平状態で支持する如く構成した。
特許請求の範囲
【請求項1】
有底筒状の容器本体Aと、容器本体Aの上端部に柄21の先端部を着脱自在に固定させて容器本体A上部に水平状態で支持した計量スプーンCと、容器本体Aに着脱可能に嵌合させた蓋体Dとを備え、前記計量スプーンCの着脱可能な固定手段として、前記容器本体Aの上端部より内方へ突設するとともに、計量スプーンCの柄21を先端部から差し込み嵌合させる横筒14を設けたことを特徴とする計量スプーン付き容器。
【請求項2】
前記横筒14の筒壁に窓孔17を穿設してなる請求項1記載の計量スプーン付き容器。
【請求項3】
前記横筒14をヒンジ15を介して上下揺動可能に突設してなる請求項1又は請求項2のいずれかに記載の計量スプーン付き容器。
【請求項4】
横筒14を、容器本体Aの上端に嵌合させた枠体Bの一部として構成してなる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の計量スプーン付き容器。
【請求項5】
有底筒状の容器本体Aと、容器本体Aの上端部に柄21の先端部を着脱自在に固定させて容器本体A上部に水平状態で支持した計量スプーンCと、容器本体Aに着脱可能に嵌合させた蓋体Dとを備え、前記計量スプーンCの着脱可能な固定手段として、前記容器本体Aの上端部に内側から三枚の板状部18a 〜18c を並べて掛け渡すとともに、中央の板状部18b 或いはその両側の二枚の板状部18a ,18c のいずれかに、上方又は下方に膨出し且つ柄21の先端部を摺動挿通可能な挿通部19を設け、前記挿通部19の頂部下面或いは底部上面と、他の板状部の上面或いは下面とで計量スプーンCの水平状態を維持する如く構成したことを特徴とする計量スプーン付き容器。
【請求項6】
前記各板状部18a …を、容器本体Aの上端に嵌合させた枠体Bの一部として構成してなる請求項6記載の計量スプーン付き容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は計量スプーン付き容器に関する。
【背景技術】
【0002】
計量用の計量スプーン等を備えつけた容器が種々提案されている。(例えば、特許文献1或いは特許文献2参照)。
【0003】
前者は、折り畳み自在な箱形の容器本体の口部内周に嵌合凹段部を形成し、該嵌合凹段部に合成樹脂製の口枠を嵌合させ、該口枠には適所に一部を上方へと折り上げる薄肉のヒンジを形成するとともに、上方へ折り上げる側の一部の内側に計量カップ、計量スプーン、その他の取出し具を取り外し可能に付設し、更に、その口部を口枠を含めて閉口用の薄肉のシール片で覆って、シール片の周縁部をその口部の口縁及び口枠へ加熱溶着,接着その他の貼着手段により剥離可能に貼着している。
【0004】
また後者は、小麦粉等の粉粒体を収納する蓋付きの容器であって、蓋の内壁面に片持状の係止片をその脚部にて固着し、係止片と内壁面との隙間にてスプーンの柄部を着脱可能に弾性保持するようにしている。
【特許文献1】特開平10-258841 号公報
【特許文献2】特開平10-328051 号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の計量スプーンを付設した容器は、一般に収納物の上に計量スプーンを装入していたが、保管,搬送時に収納物の中に潜り込んでしまとういう不都合が生じる。この様な不都合を防止するため上記特許文献1或いは特許文献2の発明では、口枠に計量スプーンを取り外し可能に付設したり、蓋の内壁面に係止片を設けてスプーンの柄部を保持する如く構成することにより対応している。しかしながら、前者は開封後に取り外したスプーンを収納物の上に装入しなければならず、また、後者は、係止片と内壁面との狭い隙間に柄部を挿入しなければならないため、スプーンの着脱が行い難い等、いまだ改良の余地は残されている。
【0006】
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、付設した計量スプーンが収納物内に潜り込むことはなく、しかも、開封後の取り扱い状態も容易に行えて、使用者の手に内容物を付着させることなく使用でき、構造も簡単で、安価に製造できる計量スプーン付き容器を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の計量スプーン付き容器1は、容器本体Aと、計量スプーンCと、蓋体Dとを備えている。
【0008】
容器本体Aは合成樹脂等により形成されたもので、その形状は有底筒状の広口形態のものが好ましく採用できるが、収納物を計量スプーンにて掬い出せる形状であればとくに限定されない。また、形成方法は公知方法が種々採用でき、例えば真空成形や圧空成形等のシート成形により形成することができる。
【0009】
計量スプーンCは合成樹脂等により形成されたもので、形成方法は公知方法が種々採用でき、例えば射出成形等により形成することができる。また、掬皿20と柄21とを備えており、容器本体Aの上端部に柄21の先端部を着脱自在に固定させて容器本体A上部に水平状態で支持している。
【0010】
計量スプーンCの固定手段として、容器本体Aの上端部より内方へ突設するとともに、計量スプーンCの柄21を先端部から差し込み嵌合させる横筒14を設けている。横筒14の形状は柄14の形状に併せて種々採用でき、例えば四角筒状であっても、円筒状であっても、その他の筒状であっても良い。また、横筒14はその筒壁に窓孔17を穿設すると良い。窓孔17の存在で柄21の挿入,引き出しをより容易に行える。窓孔17の形状は特に限定がない。更に、横筒14をヒンジ15を介して上下揺動可能に設けると良い。
【0011】
横筒14は容器本体Aより直接突設した形態のものであっても、或いは、別部材に構成して容器本体Aの上端部に嵌着固定したものであっても良い。別部材として形成した場合、容器本体Aの一部に嵌着固定する形態をとることも可能であるが、容器本体Aの上端に嵌着した枠体Bの一部として構成することも可能である。横筒14付きの枠体Bも合成樹脂により形成され、例えば、射出成形等の成形方法により形成することができる。
【0012】
また、計量スプーンCの固定手段として、容器本体Aの上端部に内側から三枚の板状部18a 〜18c を並べて掛け渡すとともに、中央の板状部18b 或いはその両側の二枚の板状部18a ,18c のいずれかに、上方又は下方に膨出し且つ柄21の先端部を摺動挿通可能な挿通部19を設け、前記挿通部19の頂部下面或いは底部上面と、他の板状部の上面或いは下面とで計量スプーンCの水平状態を維持する如く構成している。挿通部19を中央の板状部18b に、上方に膨出した形態即ち隆起形態で設けた場合には、その頂部下面と、前後の板状部18a ,18c の上面とで水平状態を維持し、また、前後の板状部18a ,18c にそれぞれ隆起形態の挿通部19を設けた場合には、それらの頂部下面と中央の板状部18b の上面とで水平状態を維持する。また、挿通部19を中央の板状部18b に下方に、膨出した状態即ち陥没形態に設けた場合には、その底部上面と板状部18a ,18c の下面とで水平状態を維持する。更に、前後の板状部18a ,18c に陥没形態に設けた場合には、その底部上面と中央の板状部18b 下面とで水平状態を維持する。
【0013】
各板状部18a ,18b ,18c は容器本体Aに直接掛け渡しても良いが、別部材に構成して容器本体Aの上端部に掛け渡しても良い。別部材として形成した場合、容器本体Aの上端部一部分のみに嵌着固定する形態をとることも可能であるが、容器本体Aの上端部に嵌着した枠体Bの一部として構成することも可能である。各板状部18a …の形成位置は容器本体Aの形状等により適宜選択すると良く、容器本体Aが角筒状の場合にはそのコーナー部分に設けると良い。板状部18a …を備えた枠体Bも合成樹脂等により形成され、例えば射出成形等により形成することができる。
【0014】
蓋体Dも合成樹脂等により形成されたもので、容器本体Aに着脱可能に嵌合させている。その形成方法は公知方法が種々採用でき、例えば射出成形により形成することができる。また、気密性を得るために容器本体A或いは枠体Bに密に嵌合するシール筒32を設け、容器本体A内を密閉する如く構成しても良い。
【0015】
上記課題を解決するための第1の手段として、有底筒状の容器本体Aと、容器本体Aの上端部に柄21の先端部を着脱自在に固定させて容器本体A上部に水平状態で支持した計量スプーンCと、容器本体Aに着脱可能に嵌合させた蓋体Dとを備え、前記計量スプーンCの着脱可能な固定手段として、前記容器本体Aの上端部より内方へ突設するとともに、計量スプーンCの柄21を先端部から差し込み嵌合させる横筒14を設けた。
【0016】
第2の手段として、前記第1の手段に於いて、前記横筒14の筒壁に窓孔17を穿設した。
【0017】
第3の手段として、前記第1の手段又は第2の手段のいずれかの手段に於いて、前記横筒14をヒンジ15を介して上下揺動可能に突設した。
【0018】
第4の手段として、前記第1の手段乃至第3の手段のいずれかの手段に於いて、横筒14を、容器本体Aの上端に嵌合させた枠体Bの一部として構成した。
【0019】
第5の手段として、有底筒状の容器本体Aと、容器本体Aの上端部に柄21の先端部を着脱自在に固定させて容器本体A上部に水平状態で支持した計量スプーンCと、容器本体Aに着脱可能に嵌合させた蓋体Dとを備え、前記計量スプーンCの着脱可能な固定手段として、前記容器本体Aの上端部に内側から三枚の板状部18a 〜18c を並べて掛け渡すとともに、中央の板状部18b 或いはその両側の二枚の板状部18a ,18c のいずれかに、上方又は下方に膨出し且つ柄21の先端部を摺動挿通可能な挿通部19を設け、前記挿通部19の頂部下面或いは底部上面と、他の板状部の上面或いは下面とで計量スプーンCの水平状態を維持する如く構成した。
【0020】
第6の手段として、前記第5の手段に於いて、前記各板状部18a …を、容器本体Aの上端に嵌合させた枠体Bの一部として構成した。
【発明の効果】
【0021】
本発明の計量スプーン付き容器は、付設した計量スプーンが収納物内に潜り込むことはなく、しかも、開封後の取り扱いも容易で、使用者の手を汚す等の不都合を極力防止でき、また、構造も簡単で、安価に製造できる。
【0022】
また、前記横筒14の筒壁に窓孔17を穿設した場合には、固定した計量スプーンCの安定維持のために柄21と筒壁とを比較的密に摺動する如く構成した場合でも、その嵌入及び抜き出しをより円滑に行える利点がある。
【0023】
前記横筒14をヒンジ15を介して上下揺動可能に突設した場合には、計量スプーンCの柄21の嵌入及び抜き出し操作を例えば斜め上方に向けて行えるため、その操作がより容易となる利点がある。
【0024】
また、横筒14或いは板状部18a …を、容器本体Aの上端に嵌合させた枠体Bの一部として構成した場合には、容器本体Aと別の材料で横筒14或いは板状部18a …を形成することができ、それらの特性に合った材質を選択できる利点がある。
【0025】
また、前記容器本体Aの上端部に内側から三枚の板状部18a 〜18c を並べて掛け渡すとともに、中央の板状部18b 或いはその両側の二枚の板状部18a ,18c のいずれかに、上方又は下方に膨出し且つ柄21の先端部を摺動挿通可能な挿通部19を設け、前記挿通部19の頂部下面或いは底部上面と、他の板状部の上面或いは下面とで計量スプーンCの水平状態を維持する如く構成した場合には、挿通部19の頂部或いは底部が開放されているため、柄21の挿通が容易であり、しかも挿入後はしっかりとズレのない計量スプーンCの支持を行える。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
【0027】
図1乃至図3は計量スプーン付き容器の一例を示し、計量スプーン付き容器1は、容器本体Aと、枠体Bと、計量スプーンCと、蓋体Dとを備えている。
【0028】
容器本体Aは底壁2周縁部より周壁3を立設した有底の四角筒状をなし、周壁3の上端縁よりフランジ部4を介して垂壁部5を垂設している。垂壁部5は上下方向中間部の段部により上方の小径部5aと、下方の大径部5bとで構成される。容器本体Aは合成樹脂により形成している。
【0029】
枠体Bも同様に合成樹脂により形成され、前記フランジ部4上に当接した環状基板10の下面から、周壁3内周上端部に嵌合する内嵌合壁11と、小径部5a外周に嵌合する外嵌合壁12をそれぞれ垂設し、また、環状基板10の内周縁部より起立環状壁13を起立し、更に、起立環状壁13の内周下部より内方へ横筒14を突設している。横筒14はヒンジ15を介して上下揺動可能に突設しており、更に、ヒンジ15は起立環状部13より突設したL字板状部16の上端縁に設けている。また、横筒14には窓孔17を穿設している。窓孔17は底壁部と頂壁部を交互に横断する帯状をなしている。
【0030】
計量スプーンCは合成樹脂製で、掬皿20と、柄21とを備えている。柄21は掬皿20の上端開口縁後部より後方に略水平に延設している。柄21は横筒14内に先端部から差し込み嵌合可能に構成している。そして、柄14を横筒先端開口から挿入して摺動嵌合させる。この際横筒14は二点鎖線で示す如く上方を向けることができる。
【0031】
蓋体Dは、前記大径部5b外周及び外嵌合壁12外周に下部を嵌合させた周壁30の上端縁より頂壁31を延設し、頂壁31下面より垂設したシール筒32を前記起立環状壁13の内周に気密に嵌合して容器本体Aに気密性を付与している。
【0032】
上記の如く構成した計量スプーン付き容器1は、例えば、図1の状態で保管,流通させる。使用に当たっては、蓋体Dを外し、計量スプーンCを引き抜いて収納物を計量して使用する。使用後は計量スプーンCを再び嵌合した後蓋体Dを嵌合する。
【0033】
図4乃至図6は他の例を示し、計量スプーン付き容器1は、同様に容器本体Aと、枠体Bと、計量スプーンCと、蓋体Dとを備えている。
【0034】
容器本体A及び蓋体Dは図1の例と同様であるため、同符号付して説明を省略する。
【0035】
枠体Bは図1の例と同様に前記フランジ部4上に当接した環状基板10の下面から、周壁3内周上端部に嵌合する内嵌合壁11と、小径部5a外周に嵌合する外嵌合壁12をそれぞれ垂設し、また、環状基板10の内周縁部より起立環状壁13を起立している。本例では、起立環状壁13の内周下部で、容器本体Aのコーナー部分に三枚の板状部18a ,18b ,18c を並べて掛け渡している。また、中央の板状部18b には上方に膨出した挿通部19を設けて柄21の先端部を摺動挿通可能に構成している。そして、挿通部19の頂部下面と、板状部18a 及び18c の上面とで水平状態を維持する如く構成している。
【0036】
計量スプーンCは合成樹脂製で、掬皿20と、柄21とを備えている。柄21は掬皿20の上端開口縁後部より後方に略水平に延設しており、柄21を挿通部19に挿通し、挿通部19の頂部下面と、他の板状部18a 及び18c の上面とで計量スプーンCの水平状態を維持する如く構成している。
【0037】
上記の如く構成した計量スプーン付き容器1は、例えば、図4の状態で保管,流通させる。使用に当たっては、蓋体Dを外し、計量スプーンCを引けば柄21を容易に引き出すことができる。次いで収納物を計量して使用した後、柄21の先端部を挿入して押し込めば、計量スプーンCを水平状態で容器本体A上部に維持し、蓋体Dを被せる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明計量スプーン付き容器の半断面図である。(実施例1)
【図2】本発明計量スプーン付き容器の一部切欠平面図である。(実施例1)
【図3】本発明計量スプーン付き容器の要部斜視図である。(実施例1)。
【図4】本発明計量スプーン付き容器の半断面図である。(実施例2)
【図5】本発明計量スプーン付き容器の一部切欠平面図である。(実施例2)
【図6】本発明計量スプーン付き容器の要部斜視図である。(実施例2)。
【符号の説明】
【0039】
14…横筒,15…ヒンジ,17…窓孔,18a ,18b ,18c …板状部,19…挿通部,21…柄, A…容器体,B…枠体,C…計量スプーン,D…蓋体,




 

 


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