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発明の名称 複合容器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−91346(P2007−91346A)
公開日 平成19年4月12日(2007.4.12)
出願番号 特願2007−5529(P2007−5529)
出願日 平成19年1月15日(2007.1.15)
代理人 【識別番号】100113169
【弁理士】
【氏名又は名称】今岡 憲
発明者 當麻 徹 / 古原 裕嗣 / 藤江 隆 / 山中 伸夫 / 後藤 孝之
要約 課題
廃棄の際にプラスチックの嵩,重量をできるだけ少ないものとすることができ、また、使用時には充分な保形性を備えて使勝手が良く、更に、組立が容易で安価に製造できる紙と合成樹脂との複合容器を提案する。

解決手段
楕円筒状又は円筒状の薄肉胴部2b上端縁より延設した中央に向かって漸次上昇する湾曲肩部3bを介して口頚部4bを起立するとともに、胴部2b外周上部及び下部にそれぞれ下向き段部13及び上向き段部14を周設し、更に、胴部湾曲部分に水平な上下面を備えた嵌合凹部6bを設けてなる合成樹脂製の容器体A2と、上縁を下向き段部に、下縁を上向き段部にそれそれ当接係止させて胴部外周に嵌合させた楕円筒状又は円筒状をなすとともに、嵌合凹部内に反転係合させた反転板部9bを水平な切り溝10b により画成してなる紙製の外筒B2とを備え、外筒B2により使用時の容器の良好な保形性を維持し、廃棄の際には強い力により簡単に変形して外筒Bを容易に分離できる如く構成した。
特許請求の範囲
【請求項1】
楕円筒状又は円筒状の薄肉胴部2b上端縁より延設した中央に向かって漸次上昇する湾曲肩部3bを介して口頚部4bを起立するとともに、胴部2b外周上部及び下部にそれぞれ下向き段部13及び上向き段部14を周設し、且つ、胴部湾曲部分に水平な上下面を備えた嵌合凹部6bを設けてなる合成樹脂製の容器体A2と、上縁を下向き段部13に、下縁を上向き段部14にそれぞれ当接係止させて胴部2b外周に嵌合させた楕円筒状又は円筒状をなすとともに、嵌合凹部6b内に反転係合させた反転板部9bを水平な切り溝10b により画成してなる紙製の外筒B2とを備え、反転板部9bは、外筒B2の湾曲部分端部に間隔をあけて位置する一対の折曲箇所x,xの内側端間を切り溝10b により連結するとともに、各折曲箇所にはそれぞれ折り曲げ部11を設けてなり、嵌合凹部6bの上面及び下面に反転状態の反転板部9bを係止する係止突起15を突設したことを特徴とする複合容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は複合容器に関する。
【背景技術】
【0002】
筒状の胴部より口頚部を起立した容器体に、キャップを螺着させた合成樹脂製の容器が一般に使用されているが、近年のゴミ処理事情では、それらの廃棄の際に出来るだけ重量,嵩を少なくすることが要望されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は上記した点に鑑み、廃棄の際にプラスチックの重量,嵩を出来るだけ少ないものとすることができ、また、使用時には充分な保形性を備えて使勝手が良く、更に、組立が容易で安価に製造できる紙と合成樹脂との複合容器を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、楕円筒状又は円筒状の薄肉胴部2b上端縁より延設した中央に向かって漸次上昇する湾曲肩部3bを介して口頚部4bを起立するとともに、胴部2b外周上部及び下部にそれぞれ下向き段部13及び上向き段部14を周設し、且つ、胴部湾曲部分に水平な上下面を備えた嵌合凹部6bを設けてなる合成樹脂製の容器体A2と、上縁を下向き段部13に、下縁を上向き段部14にそれぞれ当接係止させて胴部2b外周に嵌合させた楕円筒状又は円筒状をなすとともに、嵌合凹部6b内に反転係合させた反転板部9bを水平な切り溝10b により画成してなる紙製の外筒B2とを備え、反転板部9bは、外筒B2の湾曲部分端部に間隔をあけて位置する一対の折曲箇所x,xの内側端間を切り溝10b により連結するとともに、各折曲箇所にはそれぞれ折り曲げ部11を設けてなり、嵌合凹部6bの上面及び下面に反転状態の反転板部9bを係止する係止突起15を突設した。
【発明の効果】
【0005】
本発明複合容器は、合成樹脂の廃棄物の量,嵩ともに少なくすることができ、近年のゴミ処理事情に適したものとなる。また、外筒B2の容器体A2への組付けも、胴部2b上方或いは下方より挿通嵌合させた後、反転板部9bを内方へ反転係合させることにより簡単に装着することができ、しかも、反転板部9bの折曲箇所にはそれぞれ折り曲げ部11を設けているため折り曲げ操作も簡単である。また、廃棄の際には紙製の外筒B2と、合成樹脂製の薄肉胴部2bとは強制的に押し潰せば比較的容易に変形し、両者の分離を容易に行える利点も兼ね備えている。
【0006】
また、係止突起15の存在で折り曲げた反転板部9bが弾性で戻る等の不都合がなく、より確実に外筒B2を容器体A2に固定させておくことができる利点を兼ね備えている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
【0008】
図1乃至図3は本発明の一実施例を示し、図中1は複合容器を示す。該複合容器1は、容器体A2と、外筒B2とを備えている。
【0009】
容器体A2は合成樹脂により形成されたもので、楕円筒状の薄肉胴部2b上端縁より延設した中央に向かって漸次上昇する湾曲肩部3bを介して口頚部4bを起立したものが使用される。また、胴部2b外周上部及び下部にそれぞれ下向き段部13及び上向き段部14を周設し、各段部間に外筒B2を嵌着固定する如く構成している。外筒B2の嵌着は、容器体A2上方より行うと良く、その場合に肩部3bを中央に向かって漸次上昇する湾曲状としているため容易に装着させることができる。
【0010】
また、胴部湾曲部分に水平な上下面を備えた嵌合凹部6bを設けている。この嵌合凹部6bは、外筒B2の後述する反転板部を嵌合係止させるためのもので、下向き段部13直下或いは上向き段部14直上の胴部湾曲部分に設ける。また、その形状は、理想的には、反転板部が反転状態に至った際に、その外側面と密接する側面を備えた形状が好ましいが、反転状態の反転板部が収納可能な大きさで、その上面,下面が反転板部の縦幅だけ離間した水平面であれば良い。嵌合凹部6bは、1箇所或いは2箇所以上4箇所に設けることができる。
【0011】
図示例では反転状態の反転板部9bの外面最奥に接する前後方向へ延びる直線状に側壁を形成しており、下向き段部13直下及び上向き段部14直上の胴部湾曲部分4箇所に設けている。また、嵌合凹部6bの上面及び下面には反転板部9bを係止する係止突起15を突設している。
【0012】
外筒B2は合成紙を含む紙により形成されたもので、上縁を胴部2bの下向き段部13に、下縁を胴部2bの上向き段部14にそれぞれ当接係止させて胴部2b外周に嵌合させた楕円筒状をなしている。
【0013】
また、各嵌合凹部6b内に反転して嵌合させた反転板部9bを水平な切り溝10b により画成している。各反転板部9bは、外筒B2の湾曲部分端部に間隔をあけて位置する一対の折曲箇所x,x内側端間を水平な切り溝10b により連結している。反転板部9bの数は1箇所でも2箇所以上4箇所でも良いが、同レベルの一対の単位がバランス上好ましい。図示例では、嵌合凹部6bに対応する4箇所に反転板部9bを設けている。また、各折曲箇所にはそれぞれ折り曲げ部11を設けている。折り曲げ部11は種々の方法で形成できるが、例えば、外筒B2を形成するシート状態の基材紙の所定位置にプレス加工により形成することができる。基材紙を所定形状に切断後筒状に形成すれば外筒B2を形成することができる。尚、図示例では便宜上シートから形成された外筒B2の連結箇所(連結代)を省略している。
【0014】
本実施例の場合に、外筒B2を容器体A2に装着する際には、胴部上方より挿入嵌合し、下縁が上向き段部14係止されるまで挿入して確実に嵌合させ、次いで、各反転板部9bを、その折曲箇所を折り曲げることにより内方へ反転させ、係止突起15を乗り越えてその外面に係止突起15を係止させて装着する。内容物の使用後は、強い力で容器体胴部2b及び外筒B2を変形させれば、両者を容易に分離させることができる。
【0015】
尚、本実施例では楕円筒状の薄肉胴部を持つ容器体A2と、楕円筒状の外筒B2とを使用しているが、円筒状の薄肉胴部を持つ容器体と、円筒状の外筒を採用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同実施例の反転板部部分の要部縦断面図である。
【図3】同実施例の組立前の斜視図である。
【符号の説明】
【0017】
2b…胴部,3b…肩部,4b…口頚部,6b…嵌合凹部,9b…反転板部,10b …切り溝,
11…折り曲げ部,13…下向き段部,14…上向き段部,15…係止突起,A2…容器体,
B2…外筒,x…折曲箇所




 

 


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