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発明の名称 塗布容器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−8549(P2007−8549A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−193169(P2005−193169)
出願日 平成17年6月30日(2005.6.30)
代理人 【識別番号】100068157
【弁理士】
【氏名又は名称】今岡 良夫
発明者 角田 義幸
要約 課題
極めて簡単な操作により定量の液を塗布することができ、その構造も簡単な塗布容器を提案する。

解決手段
容器体Aと、その口頸部4に嵌着した塗布体Bとを備え、塗布体は、液導入口56を介して容器体内と連通し且つ内部に計量凹部R1を有する計量室Rと、計量室上端のノズル筒41e へ上端を突出しての液密な嵌着が可能に且つ突出部分の押し込みによる連通が可能に上方付勢状態で設けた棒栓42とを備え、全体を、口頸部4に嵌着固定した固定部B1と、固定部に対して、液導入口が閉塞した上昇状態から液導入口が開口する下降状態までの所定のストロークの上下動が可能に上方付勢状態で装着した可動部B2とから構成し、可動部を上方付勢力に抗して液導入口の開口状態に押し下げた際に可動部を固定部に自動的に係止する係止手段を設けるとともに、係止状態を解除する係止解除手段を設けた。
特許請求の範囲
【請求項1】
容器体Aと、該容器体に嵌着した塗布栓Bとからなり、塗布栓Bは、液導入口56を介して容器体A内と連通し且つ内部に計量凹部R1を有する計量室Rと、計量室R上端のノズル筒41e へ上端を突出しての液密な嵌着が可能に且つ突出部分の押し込みによる連通が可能に上方付勢状態で設けた棒栓42とを備え、全体を、口頸部4に嵌着固定した固定部B1と、該固定部B1に対して、前記液導入口56が閉塞した上昇状態から液導入口56が開口する下降状態までの所定ストロークの上下動が可能に上方付勢状態で装着した可動部B2とから構成し、前記可動部B2を上方付勢力に抗して前記液導入口56の開口状態に押し下げた際に可動部B2を固定部B1に自動的に係止する係止手段を設けるとともに、前記係止状態を解除する係止解除手段を設けたことを特徴とする塗布容器。
【請求項2】
前記係止手段は、前記固定部B1と可動部B2との対向位置のいずれか一方に内外揺動可能な弾性板部を突設するとともに、該弾性板部及びその対向面に弾性板部24の弾性変形に伴って係合する係合用の凸部25及び係合用の凹部51のいずれかを設けて構成し、前記係止解除手段は、可動部B2外方位置に、前記弾性板部24と連結して弾性板部24の押し込み或いは引き出しが可能な操作釦27を設けてなる請求項1記載の塗布容器。
【請求項3】
前記操作釦27が、押し込みにより係合用の凸部25と係合用の凹部51による係止を解除する係止解除手段であり、且つ、左右一対の操作釦27を設けてなる請求項2記載の塗布容器。
【請求項4】
前記塗布栓Bを被覆して容器体Aに着脱可能にカバーキャップCを設け、該カバーキャップCは、装着時に上昇状態の可動部B2を押し下げ係止可能に構成してなる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の塗布容器。
【請求項5】
容器体Aと、該容器体に嵌着した塗布栓とからなり、塗布栓Bは、固定部B1及び該固定部に上方付勢状態で上下動可能に装着した可動部B2とを備え、前記固定部B1は、容器体Aの口頸部4に液密に嵌着した装着筒10と、装着筒10より内方へ延設したフランジ13内周縁部に立設した第1摺動筒20と、フランジ13内周縁より中央上方へ延設した支持杆21の上端に立設し、外周に外向きフランジ状の第1シール壁23を突設した棒体22とを備え、前記可動部B2は、第1摺動筒20に液密摺動可能に嵌合した第2摺動筒43を垂設した底板44の上面より第1シール壁23外周縁と液密摺動する筒状の第2シール壁45を立設した底板部材40と、底板部材40外周縁を内周上下方向中間部に嵌着固定した下端開口の有頂筒状をなすとともに、頂部にノズル筒41e を設け、且つ、下端を装着筒10と隙間をあけてその外方へ垂下したカバー筒41と、ノズル筒41e へ上端を突出しての液密な嵌着が可能に且つ突出部分の押し込みによる連通が可能に上方付勢状態で設けた棒栓42とを備え、固定部B1と可動部B2との間に計量室Rを画成するとともに、該計量室R内の第2シール壁45の外方に計量凹部R1を形成し、可動部B2の上昇状態で第1シール壁23外周縁に第2シール壁45が液密摺接するとともに、可動部B2の押し下げにより第1シール壁23と第2シール壁45が離間して液導入口56を開口する如く構成し、前記固定部B1外周下部より内外揺動可能に突設した弾性板部24の外面と、該弾性板部24外方に垂設した前記可動部B2のカバー筒41内面とに、弾性板部24の弾性変形を伴って係合する係合用の凸部25及び係合用の凹部51のいずれかを設けて構成し、前記係止解除手段は、カバー筒41外方位置に、弾性板部24と連結して内方への押し込みが可能な操作釦27を設けて構成したことを特徴とする塗布容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は塗布容器に関し、詳しくは、簡単な操作で定量の液を塗布することができる塗布容器に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば養毛剤などの毛髪薬剤などの液を定量塗布するための塗布容器が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
上記定量注出塗布容器は、上端に口筒を有する壜体と、口筒に密にかつ不動に組み付き、開放した中央部上端に、外鍔状のシール外鍔を有する栓体を設けた組付き体と、該組付き体に密にかつ相対回動により一定ストロークで昇降変位すべく外装結合し、上昇限において、シール外鍔を上端開口部に密嵌入させる内筒片を中央に立設した切替え体と、該切替え体に密にかつ不動に外嵌して切替え体との間に一定容積の計量室を形成し、上端に注出口を開設した有頂筒形状の操作体と、注出口内に、上端部を突出可能に嵌入する弁片の下端に、注出口の下端開口部に密接する弁座片を周設し、該弁座片と弁片との一体物に上方への弾力を付勢する弁体と、から成る塗布栓と、該塗布栓を覆って壜体の胴部上端に着脱自在に取り付けられるキャップ体とから構成している。
【特許文献1】特開2000−272650号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記塗布容器は、定量の液を簡単に塗布することのできる優れたものであるが、塗布までの手順に若干煩雑さがある。例えば、上記塗布容器では、まず、キャップ体を壜体から外し、操作体の位置を確認し計量状態とする、次に、容器を逆さまにして薬液が計量室に満ちていることを確認する。ついで容器を上向きに戻して数秒間待ち、薬液の余分量が壜体に戻り、薬液の水位が計量線位置にくることを確認する。そして、操作体を回して注出状態とし、再び容器を逆さまにして操作体の注出口を頭皮に向けて壜を振って塗布する。使用後は、操作体を計量状態に戻して薬液か操作体から注出口から流れないようにし、キャップを閉めて保管する。
【0005】
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、極めて簡単な操作により定量の液を塗布することができる塗布容器を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の塗布容器は、容器体と、塗布栓とを備えており、容器体の形態としては筒状の胴部より肩部を介して口頸部を起立したボトルタイプのものが好ましく使用できるがこれに限らない。
【0007】
塗布栓は、液導入口を介して容器体内と連通し且つ内部に計量凹部を有する計量室と、計量室上端のノズル筒へ上端を突出しての液密な嵌着が可能に且つ突出部分の押し込みによる連通が可能に上方付勢状態で設けた棒栓とを備え、全体を、口頸部に嵌着固定した固定部と、該固定部に対し、液導入口が閉塞した上昇状態から液導入口が開口する下降状態までの所定ストロークの上下動が可能に上方付勢状態で装着した可動部とから構成している。
【0008】
また、可動部を上方付勢力に抗して液導入口の開口状態に押し下げた際に、可動部を固定部に自動的に係止する係止手段と、係止状態を解除する係止解除手段を設けている。
【0009】
係止手段は、固定部と可動部との対向位置のいずれか一方に内外揺動可能な弾性板部を突設するとともに、該弾性板部及びその対向面に弾性板部の弾性変形にともなって係合する係合用の凸部及び係合用の凹部のいずれかを設けて構成する。従って、固定部或いは可動部に前記弾性板部を設け、対向する固定部或いは可動部との間に係合用の凸部又は係合用の凹部を設ける。
【0010】
係止解除手段は、可動部外方位置に、弾性板部と連結して弾性板部の押し込み或いは引き出しが可能な操作釦を設ける。従って、弾性板部が固定部に設けられている場合には操作釦を押し込むことにより係止解除がなされ、弾性板部が可動部に設けられている場合には操作釦を引き出すことにより係止解除がなされる。
【0011】
上記課題を解決するための第1の手段として、容器体Aと、該容器体に嵌着した塗布栓Bとからなり、塗布栓Bは、液導入口56を介して容器体A内と連通し且つ内部に計量凹部R1を有する計量室Rと、計量室R上端のノズル筒41e へ上端を突出しての液密な嵌着が可能に且つ突出部分の押し込みによる連通が可能に上方付勢状態で設けた棒栓42とを備え、全体を、口頸部4に嵌着固定した固定部B1と、該固定部B1に対して、前記液導入口56が閉塞した上昇状態から液導入口56が開口する下降状態までの所定ストロークの上下動が可能に上方付勢状態で装着した可動部B2とから構成し、前記可動部B2を上方付勢力に抗して前記液導入口56の開口状態に押し下げた際に可動部B2を固定部B1に自動的に係止する係止手段を設けるとともに、前記係止状態を解除する係止解除手段を設けた。
【0012】
第2の手段として、前記第1の手段に於いて、前記係止手段は、前記固定部B1と可動部B2との対向位置のいずれか一方に内外揺動可能な弾性板部を突設するとともに、該弾性板部及びその対向面に弾性板部24の弾性変形に伴って係合する係合用の凸部25及び係合用の凹部51のいずれかを設けて構成し、前記係止解除手段は、可動部B2外方位置に、前記弾性板部24と連結して弾性板部24の押し込み或いは引き出しが可能な操作釦27を設けた。
【0013】
第3の手段として、前記第2の手段に於いて、前記操作釦27が、押し込みにより係合用の凸部25と係合用の凹部51による係止を解除する係止解除手段であり、且つ、左右一対の操作釦27を設けた。
【0014】
第4の手段として、前記第1の手段乃至第3の手段に於いて、前記塗布栓Bを被覆して容器体Aに着脱可能にカバーキャップCを設け、該カバーキャップCは、装着時に上昇状態の可動部B2を押し下げ係止可能に構成した。
【0015】
第5の手段として、容器体Aと、該容器体に嵌着した塗布栓とからなり、塗布栓Bは、固定部B1及び該固定部に上方付勢状態で上下動可能に装着した可動部B2とを備え、前記固定部B1は、容器体Aの口頸部4に液密に嵌着した装着筒10と、装着筒10より内方へ延設したフランジ13内周縁部に立設した第1摺動筒20と、フランジ13内周縁より中央上方へ延設した支持杆21の上端に立設し、外周に外向きフランジ状の第1シール壁23を突設した棒体22とを備え、前記可動部B2は、第1摺動筒20に液密摺動可能に嵌合した第2摺動筒43を垂設した底板44の上面より第1シール壁23外周縁と液密摺動する筒状の第2シール壁45を立設した底板部材40と、底板部材40外周縁を内周上下方向中間部に嵌着固定した下端開口の有頂筒状をなすとともに、頂部にノズル筒41e を設け、且つ、下端を装着筒10と隙間をあけてその外方へ垂下したカバー筒41と、ノズル筒41e へ上端を突出しての液密な嵌着が可能に且つ突出部分の押し込みによる連通が可能に上方付勢状態で設けた棒栓42とを備え、固定部B1と可動部B2との間に計量室Rを画成するとともに、該計量室R内の第2シール壁45の外方に計量凹部R1を形成し、可動部B2の上昇状態で第1シール壁23外周縁に第2シール壁45が液密摺接するとともに、可動部B2の押し下げにより第1シール壁23と第2シール壁45が離間して液導入口56を開口する如く構成し、前記固定部B1外周下部より内外揺動可能に突設した弾性板部24の外面と、該弾性板部24外方に垂設した前記可動部B2のカバー筒41内面とに、弾性板部24の弾性変形を伴って係合する係合用の凸部25及び係合用の凹部51のいずれかを設けて構成し、前記係止解除手段は、カバー筒41外方位置に、弾性板部24と連結して内方への押し込みが可能な操作釦27を設けて構成した。
【発明の効果】
【0016】
本発明の塗布容器は、容器を倒立させた後正立させることにより計量凹部R1内に指定量の液が計量される。次いで操作釦27を押し込むことにより計量室R内を密閉し、先端の棒栓42を頭皮等の被塗布部分に押し当てれば定量の液を塗布することができる。また、再度使用する場合には可動部B2を押し下げるだけで自動的に押し下げ状態で係止され、同様の操作を行える。従って、その操作は極めて簡単である。
【0017】
また、前記係止手段として、前記固定部B1と可動部B2との対向位置のいずれか一方に内外揺動可能な弾性板部を突設するとともに、該弾性板部及びその対向面に弾性板部24の弾性変形に伴って係合する係合用の凸部25及び係合用の凹部51のいずれかを設けて構成し、前記係止解除手段として、可動部B2外方位置に、前記弾性板部24と連結して弾性板部24の押し込み或いは引き出しが可能な操作釦27を設けた場合には、係止解除操作が操作釦27の押し込み或いは引き出しであるためより操作が簡便となる。
【0018】
また、前記操作釦27が、押し込みにより係合用の凸部25と係合用の凹部51による係止を解除する係止解除手段であり、且つ、左右一対の操作釦27を設けた場合には、係止解除操作が操作釦27を両側から押し込むだけで行えるため,更に簡便となる。
【0019】
また、上記カバーキャップCを設けた場合には、内容液の塗布の後にカバーキャップCを装着するだけで可動部B2を押し下げ係止できるため、そのまま保管できるとともに、次回の使用の際にはカバーキャップCを外せばそのまま計量できる利点がある。
【0020】
また、固定部B1の第1摺動筒20と可動部B2の第2摺動筒43とを摺動可能に嵌合させた場合には、係止解除の際に可動部B2の上昇速度を適度にコントロールでき、スピード上昇のための衝突等に起因する各部の損傷等を極力防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
【0022】
図面は本発明塗布容器の一例を示すもので、塗布容器1は、容器体Aと、塗布栓Bと、カバーキャップCとを備えている。
【0023】
容器体Aは、合成樹脂により形成されたもので、筒状の胴部2の上端より肩部3を介して口頸部4を起立している。また、口頸部4外周には塗布栓Bを係止するための係止突条5を周設しており、その上方に係止突起6を突設している。
【0024】
塗布栓Bは、は固定部B1と、可動部B2とを備えている。
【0025】
固定部B1は、容器体Aの口頸部4外周に嵌合させて塗布栓Bを容器体Aに装着するためのものであり、口頸部4外周に嵌着した装着筒10を備えている。装着筒10の内周下部には前記係止突条5に乗り越え係合させた係合突条11を周設し、上方への抜け出しを防止している。装着筒10の内周には係止リブ12を突設し、該係止リブ12を係止突起6に係合させて容器体Aに対する固定部B1の回動を防止する如く構成している。装着筒10の上端縁からは内方へフランジ13を延設し、その内周面から垂設したシール筒14を口頸部4内周に密嵌させてこの部分の液密性を図っている。フランジ13の上面外周縁からは案内筒15を立設し、その外周下部には係止突条14を周設し、その外面一部に回動防止用の突部17を突設している。また、フランジ13の上面内周縁部から第1摺動筒20を立設している。
【0026】
また、フランジ13の内周縁より上方中央に支持杆21を立設し、支持杆21の上端に棒体22を立設している。棒体22は下端を開口した中空状で、その外周にはフランジ状の第1シール壁23を突設しており、また、上端は縮径して後述棒栓が摺動可能に嵌合する縮径部22a に形成している。装着筒10の両側には内外揺動可能な弾性板部24をそれぞれ突設しており、弾性板部24の外面には係合用の凸部25を突設している。更に、弾性板部24の両側の下端部に一対の連結板26を介して操作釦27を延設している。
【0027】
可動部B2は固定部B1に対して上方付勢状態で所定のストロークでの上下動が可能に装着したもので、底板部材40と、カバー筒41と、棒栓42とを備えている。
【0028】
底板部材40は、第1摺動筒20内周に液密摺動可能に嵌合させた第2摺動筒43を底板44の内周縁下面より垂設しており、また、底板44の内周縁上面からは第1シール壁23の外周縁と液密に摺動する筒状の第2シール壁45を立設している。底板44は中間部において段部を介して外方を下降させ、下降した部分の下面を案内筒15上面に最下降状態で当接係止される如く構成している。また外周縁部に案内筒15外周に上下動可能に嵌合させた嵌合用筒46を延設しており、嵌合用筒46の下端には周方向多数の係止突部47を突設している。この係止突部47は可動部B2が上昇した際に前記係止突条16下面に当接してそれ以上の上昇を阻止し、従って、可動部B2は前記底板44が案内筒15上面に当接した状態から各係止突部47が係止突条16下面に当接するまでの所定のストロークで上下動する如く構成している。更に、嵌合用筒46の内面所定位置には嵌合用凹部48を凹設して前記回動防止用の突部17と上下動可能に嵌合させて固定部B1と可動部B2との相互の回動を防止している。また、底板44上面中間部には短筒49を立設している。
【0029】
カバー筒41は、下部の大径部41a 上部内周に前記嵌合用筒46を嵌着固定し、大径部41a は装着筒10の外周に隙間をあけて垂下させている。また、大径部41a の上端よりフランジ部41b を介して上方へ小径部41c を延設し、小径部41c 上端縁よりドーム状の頂壁部41d を延設しており、頂壁部41d の中央にノズル筒41e を立設して吐出口50を開口している。また、大径部41a の下端両側に矩形状の延設壁部41f を設け、この延設壁部41f に係合用の凹部51としての透孔を穿設しており、前記係合用の凸部25を係合させて可動部B2が押し下げ状態を維持する如く構成している。
【0030】
棒栓42は、下端部をフランジ状に拡げた円柱状をなし、フランジ部分上面のテーパ部分を吐出口50に連続する頂壁部41d 下面に圧接して吐出口50を閉塞している。棒栓42の下端には、底板44と短筒49とに下端を基端部を嵌着固定した合成樹脂製の螺旋バネ52の上端を一体に連結し、常時棒栓42を上方へ付勢させている。また、棒栓42の外面には上端より所定位置まで下降した凹溝53が凹設されており、突出部分を押圧して棒栓42を吐出口50内に押し込んだ際に凹溝53を介して内外が連通する如く構成している。更に、棒栓42の中央には貫通孔54を穿設し、棒体22の縮径部22a を液密摺動可能に嵌合させている。
【0031】
上記した可動部B2は、フランジ13と底板44の間に介在させた金属製のコイルスプリング55により常時上方に付勢させている。また、図6に示す如き可動部B2の最上昇状態では、第2シール壁45内周が第1シール壁23の外周縁に液密に嵌合してその上方及び外方に計量室Rを密閉する。従って、計量室Rは、カバー筒41と、底板44、第2シール壁45、第1シール壁23,棒体22及び棒栓42により画成される。また、計量室R内の第2シール壁45の外方には計量凹部R1が形成されている。可動部B2を押し下げた図2の状態では第1シール壁23から第2シール壁45が離れてそこに液導入口56を開口する。
【0032】
カバーキャップCは、塗布栓Bを被覆して容器体Aに着脱自在に装着したものであり、また、容器体Aへの装着により上昇した可動部B2を係止状態に押し下げることができる如く構成したものである。周壁60の下端を容器体胴部2の上端部に嵌着して着脱可能に装着しており、周壁60上端より延設した頂壁61裏面からはノズル筒41e 外周に嵌合させる嵌合筒62を垂設し、また、内部には前後左右に押圧リブ63を突設している。押圧リブ63の内側面は塗布栓Bを押圧できる形状に形成しており、図示例では段部64により塗布栓Bのフランジ部41b 上面を押圧可能に形成している。
【0033】
上記の如く構成した塗布容器1は、図2の状態から容器を倒立させると容器体A内の液が液導入口56から計量室R内に流入し、次いで容器を正立させると計量室R内の余分な液が容器体A内に戻るとともに、計量凹部R1内に所定量の液が計量される。次いで、操作釦27を押し込むと、係合用の凸部25が係合用の凹部51から外れ、コイルスプリング55の作用で可動部B2が上昇する。この際、第2シール壁45が第1シール壁23と液密に摺動し、計量室R内は画成される(図7(a))。次いで、再び容器を倒立させて所定の塗布部位に棒栓を押圧することにより、凹溝53を介して計量された液が塗布される(図7(b))。使用後は、可動部B2を再び押し下げて係止すれば次の塗布を行える。また、カバーキャップCを嵌着することによって可動部B2を押し下げるとともに、そのまま保管することができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明塗布容器の正面図である。(実施例1)
【図2】本発明塗布容器の要部拡大半断面図である。(実施例1)
【図3】本発明塗布容器の固定部を形成する部材の拡大半断面図である。(実施例1)
【図4】本発明塗布容器の固定部を形成する部材の平面図である。(実施例1)
【図5】本発明塗布容器の要部側面図である。(実施例1)
【図6】本発明塗布容器の作動部上昇状態の要部拡大半断面図である。(実施例1)
【図7】本発明塗布容器の作用を説明する説明図である。(実施例1)
【符号の説明】
【0035】
4…口頸部,10…装着筒,13…フランジ,20…第1摺動筒,21…支持杆,22…棒体,
22a …縮径部,23…第1シール壁,24…弾性板部,25…係合用の凸部,27…操作釦,
40…底板部材,41…カバー筒,41e …ノズル筒,42…棒栓,43…第2摺動筒,
44…底板,45…第2シール壁,51…係合用の凹部,56…液導入口,A…容器体,
B…塗布栓,B1…固定部,B2…可動部,R…計量室,R1…計量凹部




 

 


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