米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 包装;運搬 -> 株式会社吉野工業所

発明の名称 合成樹脂製容器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−8526(P2007−8526A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−191674(P2005−191674)
出願日 平成17年6月30日(2005.6.30)
代理人 【識別番号】100072051
【弁理士】
【氏名又は名称】杉村 興作
発明者 糸川 淳一 / 飯塚 高雄
要約 課題
上方が円錐状に縮径された一升瓶形の容器につき、その接地安定性、把持特性の改善を図る。

解決手段
内容物を注出する注出孔を有する口頸部1と、この口頸部1につながる上胴部2と、この上胴部2につながりその下端を底部とする下胴部3からなり、上方が円錐状に縮径された外観形状を有する合成樹脂製容器において、前記上胴部2を、口頸部1に向けて漸次に径を小さくした円錐状をなし、その最小径が最大径の35%以下で、かつ、下胴部3の60%以上の高さを有するものにて構成する。
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物を注出する注出孔を有する口頸部と、この口頸部につながる上胴部と、この上胴部につながりその下端を底部とする下胴部からなり、上方が円錐状に縮径された外観形状を有する合成樹脂製容器であって、
前記上胴部は、口頸部に向けて漸次に径を小さくした円錐状をなし、その最小径が最大径の35%以下であり、かつ、下胴部の60%以上の高さを有することを特徴とする合成樹脂製容器。
【請求項2】
前記口頸部は、その外壁に一体形成されたネックリングと、このネックリングの下部において連設されたくびれ部を有する請求項1記載の合成樹脂製容器。
【請求項3】
前記上胴部はその上端が最小径になり、その下端が最大径になる請求項1又は2記載の合成樹脂製容器。
【請求項4】
前記上胴部の最大径と、前記下胴部の最大径が同径であり、該下胴部の最大径がその下端に有する請求項1〜3の何れかに記載の合成樹脂製容器。
【請求項5】
前記下胴部は、上胴部との境界を形成する環状凹部と、この環状凹部につながりラベル貼着領域を有する胴体部分と、この胴体部分の下部に環状凹部を介してつながるヒール部からなり、前記ヒール部が最大径を有する請求項1〜4の何れかに記載の合成樹脂製容器。
【請求項6】
前記上胴部を、最大径の1/2となる位置で上下に振り分けたとき、上部は下部の60%以上の高さを有する請求項1〜5の何れかに記載の合成樹脂製容器。
【請求項7】
容器の全高さが最大径の2.5倍以上の高さになる請求項1〜6の何れかに記載の合成樹脂製容器。
【請求項8】
前記上胴部の最小径はネックリングの径よりも小さいものである請求項2〜7の何れかに記載の合成樹脂製容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂(熱可塑性樹脂)をブロー成形することによって製造されるボトルタイプの容器(上方が円錐状に縮径された、いわゆる一升瓶形の容器)に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ペットボトルなどの合成樹脂製の容器は、効率的な生産が可能であるうえ、取り扱いも比較的容易であることから、近年、酒や飲料、調味材等を入れる容器として多用されており、そのサイズも多岐にわたっている。
【0003】
かかる容器をブロー成形するには射出成形や押し出し成形によって予め形成された一次成形品としてのプリフォームを、二軸延伸ブロー成形により所望の外観形状を呈するように仕上げることによって製造される(例えば特許文献1参照)が、この種の成形法を適用して一升瓶形の容器を製造した場合に、接地安定性が充分でなく、把持特性も良好とは言えないところに問題を残していた。
【特許文献1】特開平6−127542号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、一升瓶のような、上方が円錐状に縮径された外観形状を有する合成樹脂製容器について、接地安定性、把持特性の改善を図るところにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、内容物を注出する注出孔を有する口頸部と、この口頸部につながる上胴部と、この上胴部につながりその下端を底部とする下胴部からなり、上方が円錐状に縮径された外観形状を有する合成樹脂製容器であって、
前記上胴部は、口頸部に向けて漸次に径を小さくした円錐状をなし、その最小径が最大径の35%以下であり、かつ、下胴部の60%以上の高さを有することを特徴とする合成樹脂製容器である。
【0006】
上記の構成になる合成樹脂製容器において前記口頸部は、その外壁に一体形成されたネックリングと、このネックリングの下部において連設されたくびれ部を有するものがとくに有利に適合する。
【0007】
また、前記上胴部はその上端を最小径とし、その下端を最大径とするのが好ましい。上胴部の最大径と、前記下胴部の最大径は同径とするのがよく、下胴部の最大径はその下端とする。
【0008】
下胴部は、上胴部との境界を形成する環状凹部と、この環状凹部につながりラベル貼着領域を有する胴体部分と、この胴体部分の下部に環状凹部を介してつながるヒール部にて構成することができ、前記ヒール部を最大径とする。
【0009】
上胴部については、最大径の1/2となる位置で上下に振り分けたとき、上部は下部の60%以上の高さとなるようにするのがよく、容器の全高が最大径の2.5倍以上の高さとし、上胴部の最小径はネックリングの径よりも小さい(未満)するのがよい。
【発明の効果】
【0010】
上方が円錐状に縮径された外観形状を有する合成樹脂製容器において、上胴部の最小径を最大径の35%以下とし、かつ、下胴部の60%以上の高さとすることにより接地安定性が改善される。
【0011】
前記口頸部に、その外壁に一体形成されたネックリングを設け、このネックリングの下部において連設されたくびれ部を形成することで指が引っ掛かりやくすなり把持特性が改善される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従う合成樹脂製容器の実施の形態を上方が円錐状に縮径された外観形状を呈する一升瓶に類似する形状をもったボトルの例で示したものであって、図における1は内容物を注出する注出孔を有する口頸部、2は口頸部1につながる上胴部である。この上胴部2は口頸部1に向けて漸次に径を小さくした円錐状をなしており、その上端は下端の最大径Dmaxの35%以下(下限は15%程度)である最小径Dminを有しており、かつ、下胴部3の高さhの60%以上(上限は130%程度)の高さhを有している。
【0013】
また、3は上胴部2につながりその下端を底部とする下胴部である。下胴部3は上胴部1との境界を形成する環状凹部3aと、この環状凹部3aにつながりラベル貼着域及び減圧吸収領域rを形成する胴体部分3b(ラベルを貼着したとき該ラベルは容器の最大径よりも外方へ突出しない)と、この胴体部分3bの下部で環状凹部3cを介してつながるヒール部3dからなっており、該ヒール部3dが下胴部3の最大径dmaxをなしており、該最大径dmaはdmax=Dmaxとなっている。
【0014】
さらに4は口頸部2の外壁に一体成形されたネックリング、5はネックリング4の下部において連設されたくびれ部である。
【0015】
上記のような構成になる容器は、内容物を充填して接地した場合に接地安定性が極めて良好であり(据わりがよい)簡単に倒れ込むことがなく、しかも容器を把持したときフィットするので持ち易い。
【0016】
くびれ部5はストレート部5aと傾斜部(テーパー部)5bにて構成することができ、容器の搬送やキャッピングの際のサポート部として使用するたストレート部5aは3.5mm以上の長さ(ネックリングの下端から傾斜部に至るまでの寸法)とするのがよい。実施の形態で示したような一升瓶形の容器については、例えば、ストレート部を4mm程度、傾斜部5bを4.5mm程度とすることができる。
【0017】
上胴部2を、最大径Dmaxの1/2となる位置で上下に振り分けたとき、その上部の高さh11は下部の高さh12 の60%以上とすることにより、容器のネックリング4の下方における把持特性が改善される。
【0018】
容器の全高さHは最大径Dmaxの2.5倍以上(上限は4.5倍以下程度)の高さとすることにより、容器の接地安定性が良好に保たれる。
【0019】
また、前記上胴部2の最小径Dminをネックリング4の径よりも小さくする(ネックリング4の径未満)ことにより、ネックリング4の下方における把持特性が改善される。
【0020】
本発明に従う容器はポリエステル系の合成樹脂を使用することができるが、樹脂の種類はとくに限定されない。また、例えば、下胴部3の周壁に複数の環状溝を設けることが可能であり、容器の外観形状も図示したものに限定されることはなく適宜変更することができる。
【産業上の利用可能性】
【0021】
接地安定性、把持特性の良好な一升瓶タイプの合成樹脂製容器が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明に従う合成樹脂製容器の実施の形態を示した図である。
【符号の説明】
【0023】
1 口頸部
2 上胴部
3 下胴部
3a 環状凹部
3b 胴体部分
3c 環状凹部
3d ヒール部
4 ネックリング
5 くびれ部




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013