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発明の名称 エレベータのドア装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−131368(P2007−131368A)
公開日 平成19年5月31日(2007.5.31)
出願番号 特願2005−323739(P2005−323739)
出願日 平成17年11月8日(2005.11.8)
代理人 【識別番号】100057874
【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道照
発明者 纐纈 雅彦
要約 課題
本発明は、投光器からの検出光線の干渉による他のセンサの誤動作を防止することができるエレベータのドア装置を得ることを目的とするものである。

解決手段
ドア制御回路29は、戸閉動作中に、第1及び第2の投光器18,20の少なくともいずれか一方からの検出光線の遮断を検出することにより、出入口の障害物を検出する。戸閉動作中に出入口の障害物が検出されると、ドア制御回路29は、ドア本体を反転戸開させる。また、ドア制御回路29は、戸開動作中には、第1及び第2の投光器18,20からの検出光線の投光を阻止する。
特許請求の範囲
【請求項1】
かごと乗場との間の出入口を開閉するドア本体、
上記出入口に検出光線を投光する投光器、
上記投光器からの検出光線を受光する受光器、及び
戸閉動作中に検出光線の遮断を検出することにより上記出入口の障害物を検出するとともに、戸開動作中には上記投光器からの検出光線の投光を阻止するドア制御部
を備えていることを特徴とするエレベータのドア装置。
【請求項2】
上記ドア制御部は、戸閉動作中であっても、上記ドア本体が予め設定された範囲にあるときには上記投光器からの検出光線の投光を阻止することを特徴とする請求項1記載のエレベータのドア装置。
【請求項3】
かごと乗場との間の出入口を開閉するドア本体、
上記出入口に検出光線を投光する投光器、
上記投光器からの検出光線を受光する受光器、及び
戸開動作中に検出光線の遮断を検出することにより上記ドア本体近傍の障害物を検出するとともに、戸閉動作中には上記投光器からの検出光線の投光を阻止するドア制御部
を備えていることを特徴とするエレベータのドア装置。
【請求項4】
上記ドア制御部は、戸開動作中であっても、上記ドア本体が予め設定された範囲にあるときには上記投光器からの検出光線の投光を阻止することを特徴とする請求項3記載のエレベータのドア装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、かごに設けられたかご出入口や乗場に設けられた乗場出入口を開閉するエレベータのドア装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のエレベータのドア安全装置では、かご出入口の一方の縦柱に複数の投光部が設けられ、他方の縦柱に複数の受光部が設けられている。そして、戸開動作中にかごドアに乗客が近付いて光ビームが遮断されると、乗客の注意を喚起するためのアナウンスが放送される。これにより、縦柱とかごドアとの間の隙間に乗客の指等が引き込まれるのが未然に防止される。また、投光器からは検出光線が常時投光されているが、戸開動作中以外(戸閉動作中、全戸開状態、全戸閉状態)は、受光部での受光結果を無効とする構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平8−40677号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような従来のエレベータのドア安全装置では、非検出時にも検出光線が常時投光されているため、干渉等により検出光線が他のセンサに受光され、誤動作を生じさせる恐れがあった。例えば、乗場ドア及びかごドアには、戸閉動作中に出入口の乗客を検出するセンサが設置されることが多いが、コストや光の性質により、センサに使用される検出光線の周波数はいずれも同じ領域になり易く、誤動作を生じる可能性が高くなる。
【0005】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、投光器からの検出光線の干渉による他のセンサの誤動作を防止することができるエレベータのドア装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係るエレベータのドア装置は、かごと乗場との間の出入口を開閉するドア本体、出入口に検出光線を投光する投光器、投光器からの検出光線を受光する受光器、及び戸閉動作中に検出光線の遮断を検出することにより出入口の障害物を検出するとともに、戸開動作中には投光器からの検出光線の投光を阻止するドア制御部を備えている。
【発明の効果】
【0007】
この発明のエレベータのドア装置は、戸閉動作中に検出光線の遮断を検出することにより出入口の障害物を検出するとともに、戸開動作中には投光器からの検出光線の投光を阻止するので、検出光線の干渉による他のセンサの誤動作を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータのかごドア装置を示す正面図である。図において、かご出入口の上部には、桁1が固定されている。桁1には、ドアレール2が水平に固定されている。
【0009】
ドアレール2には、かご出入口を開閉する第1及び第2のかごドア本体3a,3bが吊り下げられている。各かごドア本体3a,3bは、ドアパネル4と、ドアパネル4の上部に固定されドアレール2に係合するドアハンガ5とを有している。各ドアハンガ5は、ドアレール2に沿って転動される一対のハンガローラ6を有している。
【0010】
桁1には、第1及び第2のプーリ7,8がかご出入口の幅方向に互いに間隔をおいて設けられている。第1及び第2のプーリ7,8間には、無端状のベルト9が巻かれている。各ドアハンガ5は、連結具10,11を介してベルト9に接続されている。桁1上には、かごドア本体3a,3bを駆動するドアモータ12が搭載されている。ドアモータ12の駆動力は、伝達機構13を介して第1のプーリ7に伝達される。第1のプーリ7が回転されることにより、ベルト9が循環され、かごドア本体3a,3bが互いに反対方向へ移動される。
【0011】
図2は図1のドア装置の要部を示す平面図である。かご出入口の両側には、一対のかご縦柱14a,14bが設けられている。乗場出入口の両側には、一対の乗場縦柱15a,15bが設けられている。乗場出入口は、第1及び第2の乗場ドア本体16a,16bにより開閉される。乗場ドア本体16a,16bは、かごが着床した際にかごドア本体3a,3bと係合することにより、かごドア本体3a,3bとともに開閉される。
【0012】
かごドア本体3a,3bには、第1の光電センサ装置(挟み込み防止センサ装置)17が搭載されている。第1の光電センサ装置17は、第1のかごドア本体3a下部に取り付けられた第1の投光器18と、第2のかごドア本体3b下部に取り付けられた第1の受光器19と、第2のかごドア本体3b上部に取り付けられた第2の投光器20と、第1のかごドア本体3a上部に取り付けられた第2の受光器21とを有している。また、第1の光電センサ装置17は、かごドア本体3a,3bと乗場ドア本体16a,16bとの間に配置されている。
【0013】
第1の投光器18は、検出光線を水平に投光する。第1の受光器19は、第1の投光器18に対向して配置され、第1の投光器18から投光された検出光線を受光する。第2の投光器20は、検出光線を水平に投光する。第2の受光器21は、第2の投光器20に対向して配置され、第2の投光器20から投光された検出光線を受光する。第1の投光器18及び第2の投光器20からの検出光線の投光方向は、両者の検出光線の干渉を避けるために逆向きとなっている。
【0014】
かご縦柱14a,14bには、第2の光電センサ装置(引き込み防止センサ装置)22が取り付けられている。第2の光電センサ装置22は、かご縦柱14bに取り付けられた第3の投光器23と、かご縦柱14aに取り付けられた第3の受光器24とを有している。また、第2の光電センサ装置22は、かご縦柱14a,14bとかごドア本体3a,3bとの間に配置されている。
【0015】
第3の投光器23は、複数本の検出光線を水平に投光する。第3の受光器24は、第3の投光器23に対向して配置され、第3の投光器23から投光された検出光線を受光する。
【0016】
図3は図2の第1及び第2の光電センサ装置17,22の配置状態を示す正面図である。乗場ドアとかごドアとの間にある投光器18,20は、上下の高さに投光され、かごドアとかご縦柱との間にある投光器23は、かご出入口の下部より中ほどに配置され複数本の検出光線を投光している。
【0017】
図4は図1のドア装置の制御系を示すブロック図である。ドアモータ12には、電源25からの電力がパワー回路26を介して供給される。パワー回路26には、ゲート信号発生回路27で発生されたゲート信号が入力される。パワー回路26は、ゲート信号に基づいてPWM(Pulse Width Modulation)制御される。ドアモータ12には、ドアモータ12の回転に応じた信号を発生するパルスエンコーダ28が設けられている。
【0018】
かごドア本体3a,3bの開閉は、ドア制御部であるドア制御回路29により制御される。即ち、ドアモータ12は、ゲート信号発生回路27及びパワー回路26を介してドア制御回路29により制御される。ドア制御回路29は、パルスカウントユニット30、CPU(演算処理部)31、ROM(記憶部)32、RAM(記憶部)33、入出力ポート34及びPWMユニット35を有している。
【0019】
パルスカウントユニット30は、パルスエンコーダ28からの出力パルスをカウントする。CPU31は、外部入力信号に基づいてドア制御プログラムの演算処理を実行する。ROM32には、ドア制御プログラム及びデータが格納されている。RAM33には、処理データ及び学習データ等が記録される。
【0020】
入出力ポート34は、外部からの信号の入力及び外部への信号の出力を行う。また、入出力ポート34には、第1〜第3の投光器18,20,23及び第1〜第3の受光器19,21,24が接続されている。PWMユニット35は、ゲート信号発生回路27に対してPWM信号を送出する。ゲート信号発生回路27は、PWM信号に基づいてゲート信号を発生する。
【0021】
ドア制御回路29は、戸閉動作中に、第1及び第2の投光器18,20の少なくともいずれか一方からの検出光線の遮断を検出することにより、出入口の障害物(乗客、荷物又は台車等)を検出する。戸閉動作中に出入口の障害物が検出されると、ドア制御回路29は、ドア本体3a,3b,16a,16bを反転戸開させる。また、ドア制御回路29は、戸開動作中には、第1及び第2の投光器18,20からの検出光線の投光を阻止する。
【0022】
さらに、ドア制御回路29は、戸開動作中に、第3の投光器23からの検出光線の遮断を検出することにより、かごドア本体3a,3b近傍の障害物を検出する。戸開動作中にかごドア本体3a,3b近傍の障害物が検出されると、ドア制御回路29は、戸開動作を一時停止させるとともに、かごドア本体3a,3bから離れるよう乗客に指示するためのアナウンスをかご内アナウンス装置(図示せず)により放送させる。また、ドア制御回路29は、戸閉動作中には、第3の投光器23からの検出光線の投光を阻止する。
【0023】
図5は図4のドア制御回路29による第1及び第2の光電センサ装置17,22の制御動作を示すフローチャートである。ドア制御回路29は、ドア本体3a,3b,16a,16bが戸開動作中であるかどうかを監視している(ステップS1)。そして、戸開動作中でなければ、第1及び第2の投光器18,20により検出光線を投光させる(ステップS2)。また、戸開動作中であれば、第1及び第2の投光器18,20による投光を阻止するとともに、第1の光電センサ装置17の検出機能を無効とする(ステップS3,S4)。
【0024】
また、ドア制御回路29は、ドア本体3a,3b,16a,16bが戸閉動作中であるかどうかを監視している(ステップS5)。そして、戸閉動作中でなければ、第3の投光器23により検出光線を投光させる(ステップS6)。また、戸閉動作中であれば、第3の投光器23による投光を阻止するとともに、第2の光電センサ装置22の検出機能を無効とする(ステップS7,S8)。
【0025】
このようなドア装置によれば、戸開動作中に第1及び第2の投光器18,20による投光を阻止するようにしたので、第2の光電センサ装置22による障害物検出時に、第1及び第2の投光器18,20からの検出光線の干渉による誤動作が発生するのを防止することができる。同様に、戸閉動作中に第3の投光器23による投光を阻止するようにしたので、第1の光電センサ装置17による障害物検出時に、第3の投光器23からの検出光線の干渉による誤動作が発生するのを防止することができる。また、第1及び第2の光電センサ装置17,22以外の光電センサがドア装置の付近に配置されている場合、その光電センサ装置の誤動作も防止することができる。
【0026】
実施の形態2.
次に、図6はこの発明の実施の形態2によるドア制御回路の制御動作を示すフローチャートであり、ドア装置全体の構成は実施の形態1と同様である。実施の形態2では、ドア制御回路29は、ドア本体3a,3b,16a,16bが戸閉動作中であるか(ステップS5)、及びドア本体3a,3b,16a,16bの位置が予め設定された範囲内であるか(ステップS9)を監視している。設定範囲は、例えば図7に示すように設定される。図7の例では、所定の戸開度の位置から全開位置までが設定範囲となっている。
【0027】
戸閉動作中ではなく、かつドア本体3a,3b,16a,16bが設定範囲外にあるときは、第3の投光器23により検出光線を投光させる(ステップS6)。即ち、第3の投光器23からの検出光線は、全戸閉状態のとき、及び戸開動作中でドア本体3a,3b,16a,16bが設定範囲外にあるときに投光される。これ以外のとき、即ち戸閉動作中、全戸開状態のとき、及び戸開動作中でドア本体3a,3b,16a,16bが設定範囲内にあるときには、第3の投光器23による投光を阻止するとともに、第2の光電センサ装置22の検出機能を無効とする(ステップS7,S8)。
【0028】
このようなドア装置によれば、戸開動作中であっても、ドア本体3a,3b,16a,16bが予め設定された範囲にあるときには第3の投光器23からの検出光線の投光が阻止されるので、他の光電センサ装置の誤動作をより確実に防止することができる。
また、戸開直前や戸開動作初期にかごドア本体3a,3b近傍の障害物が検出されるとアナウンスによる警告が実施されるので、乗客の注意を喚起し戸開動作時に乗客の指等が引き込まれる危険性が軽減され、ドア本体3a,3b,16a,16bがある程度開いた後は、乗客は戸開動作を認知できるので第2の光電センサ装置22による検出機能を無効化しても問題はないと考えられる。
【0029】
なお、実施の形態2では、ドア本体3a,3b,16a,16bの位置に応じて戸開動作中の第3の投光器23からの投光を阻止したが、戸開動作開始からの時間に応じて第3の投光器23からの投光を阻止してもよい。
また、実施の形態2では、ドア本体3a,3b,16a,16bの位置に応じて戸開動作中の第3の投光器23からの投光を阻止したが、戸閉動作中の第1及び第2の投光器18,20からの投光を、ドア本体3a,3b,16a,16bの位置や戸動作開始からの時間に応じて阻止してもよい。
さらに、第1〜第3の投光器18,20,23からの投光を阻止するタイミングは、上記の他にも適宜設定することができる。例えば、全戸開状態及び全戸閉状態のときに第1〜第3の投光器18,20,23から検出光線を投光するか投光を阻止するかについても適宜設定することができる。
さらにまた、上記の例では、かごドア本体3a,3bとかご縦柱14a,14bとの間に第2の光電センサ装置22が配置されているが、乗場ドア本体16a,16bと乗場縦柱15a,15bとの間に第2の光電センサ装置、即ち引き込み防止センサ装置が配置されている場合にも、この発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】この発明の実施の形態1によるエレベータのかごドア装置を示す正面図である。
【図2】図1のドア装置の要部を示す平面図である。
【図3】図2の第1及び第2の光電センサ装置の配置状態を示す正面図である。
【図4】図1のドア装置の制御系を示すブロック図である。
【図5】図4のドア制御回路による第1及び第2の光電センサ装置の制御動作を示すフローチャートである。
【図6】この発明の実施の形態2によるドア制御回路の制御動作を示すフローチャートである。
【図7】実施の形態2のドア制御回路における設定範囲の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0031】
3a 第1のかごドア本体、3b 第2のかごドア本体、16a 第1の乗場ドア本体、16b 第2の乗場ドア本体、18 第1の投光器、19 第1の受光器、20 第2の投光器、21 第2の受光器、23 第3の投光器、24 第3の受光器、29 ドア制御回路(ドア制御部)。




 

 


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