米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 包装;運搬 -> 三菱電機株式会社

発明の名称 エレベータ及びエレベータ制御方式
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−119124(P2007−119124A)
公開日 平成19年5月17日(2007.5.17)
出願番号 特願2005−310783(P2005−310783)
出願日 平成17年10月26日(2005.10.26)
代理人 【識別番号】100082175
【弁理士】
【氏名又は名称】高田 守
発明者 井上 幸子
要約 課題
かご室内に仕切りを設けて、一つのかご室を複数の空間(部屋)に分けることにより、面識のない人間との乗り合わせを回避できるエレベータ及びエレベータ制御方式を提供するものである。

解決手段
かご室1の側面を構成するかご側壁、かご室の上面を覆うかご天井板およびかご室の床面となるかご床から構成されたエレベータのかご室において、かご床と垂直に設けられ、かご室内を複数の部屋に分けるための仕切り2を備えたものである。
特許請求の範囲
【請求項1】
かご室の側面を構成するかご側壁、かご室の上面を覆うかご天井板およびかご室の床面となるかご床から構成されたエレベータのかご室において、
前記かご床と垂直に設けられ、前記かご室内を複数の部屋に分けるための仕切りを備えたことを特徴とするエレベータ。
【請求項2】
仕切りは、かご側壁面側に畳むことができる伸縮自在な構成としたことを特徴とする請求項1記載のエレベータ。
【請求項3】
かご室の側面を構成するかご側壁、かご室の上面を覆うかご天井板およびかご室の床面となるかご床から構成されたエレベータのかご室において、
前記かご床上に回転可能に設けられた回転床と、
前記回転床と垂直に設けられ、前記かご室内を複数の扇形の部屋に分けるための仕切りと、
を備えたことを特徴とするエレベータ。
【請求項4】
仕切りは、横断面Y字状であり、かご室内に3つの扇形の部屋を形成することを特徴とする請求項3記載のエレベータ。
【請求項5】
かご室内の分けられた部屋毎にかご操作盤を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータ。
【請求項6】
かご室内の分けられた部屋全てにかご室内荷重が検出されているときに乗場呼びが登録された場合、かご室がかご呼び登録された乗客の降りる階より乗場呼びで登録された階の方へ先に到着するときは、乗場呼びを無効にすることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のエレベータ制御方式。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、かご室内に仕切りを設けて、一つのかご室を複数の空間(部屋)に分けることにより、面識のない人間との乗り合わせを間接的に回避することのできるエレベータ及びエレベータ制御方式に関するものである。
【背景技術】
【0002】
エレベータの利用において、面識の全くない人間と乗り合わせることに関して不愉快に感じたり不安に感じたりすることは少なくない。また、そういった状況は防犯上においても好ましくない。
一般に、エレベータのかごは、かご操作盤から利用者である乗客が指定した階以外にも乗場の呼びボタンが押された階に停止する。このため、乗場の呼びを指定した人が面識のない人間である場合、かご内に乗っている乗客の意思に関係なく乗場呼びの階に停止し、面識のない人間と乗り合わせてしまう。このような乗り合わせ自体を防止するために、エレベータ内に乗客がいるときは、乗場の呼びを禁止するエレベータの防犯装置がある(例えば、特許文献1参照)。また、エレベータの利用者を制限することで、面識のない人間との乗り合わせの機会を減らすエレベータの制御装置がある(例えば、特許文献2、3参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2000−26039号公報
【特許文献2】特開2005−170541号公報
【特許文献3】特開2005−206357号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術では、面識のない人間同士の乗り合わせを防ぐために、かご室内に乗客がいると乗場呼びには応答しないため、サービスが低下してしまうという問題があった。
【0005】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、かご室内に仕切りを設けて、一つのかご室を複数の空間(部屋)に分けることにより、面識のない人間との乗り合わせを回避して、利便性を配慮しつつ快適なサービスを提供できるエレベータ及びエレベータ制御方式を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係るエレベータにおいては、かご室の側面を構成するかご側壁、かご室の上面を覆うかご天井板およびかご室の床面となるかご床から構成されたエレベータのかご室において、かご床と垂直に設けられ、かご室内を複数の部屋に分けるための仕切りを備えたものである。
【0007】
また、かご床上に回転可能に設けられた回転床と、回転床と垂直に設けられ、かご室内を複数の扇形の部屋に分けるための仕切りとを備えたものである。
【0008】
また、この発明に係るエレベータ制御方式においては、かご室内の分けられた部屋全てにかご室内荷重が検出されているときに乗場呼びが登録された場合、かご室がかご呼び登録された乗客の降りる階より乗場呼びで登録された階の方へ先に到着するときは、乗場呼びを無効にするものである。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、かご室内に仕切りを備えたので、面識のない人間同士が直接顔を合わせることがなくなり、利便性を考慮しつつ快適なサービスを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室の構造を示す横断面図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ制御方式の運転方法を示すフローチャートである。
【0011】
図において、エレベータのかご室1は、かご室の側面を構成するかご側壁、かご室の上面を覆うかご天井板及びかご室の床面となるかご床から構成されている。そして、かご室1内は、かご床上のほぼ中央にかご床と垂直に設けられた仕切り2により左右2つの空間からなる部屋3a、3bに分けられている。かご室1の正面入り口側には、仕切り2により分けられた左右2つの部屋3a、3bを別々に開閉することができるかご扉4a、4bがそれぞれ設けられている。また、かご室1内の各部屋3a、3bに対応する各かご扉4a、4b近傍のかご袖壁には、各かご扉4a、4bを開閉することのできるかご操作盤5a、5bがそれぞれ設けられている。なお、仕切り2は、かご側壁面側に畳むことができるように、蛇腹構成、スライド構成、折り畳み構成など、伸縮自在な構成とすることによって、不使用時に小さくすることができる。
以上の構成により、かご室1内に、面識のない人間同士が顔を合わせることがない左右2つの部屋(空間)3a、3bを形成することができる。
【0012】
次に、このように構成されたエレベータの運転方法について、図2に基づいて説明する。先ず、ステップS1において、乗場呼びの有無を検出する。乗場呼びが検出されると、ステップS2において、かご室1の各部屋3a、3bのすべてに乗客がいるかどうかを、例えばかご内荷重等により検出する。各部屋3a、3bのすべてにかご内荷重が検出されると、ステップS3において、かご室1がかご呼び登録された乗客の降りる階より乗場呼びで登録された階の方へ先に到着するかどうか、換言すれば、乗客の降りる階より乗場呼びの階への到着の方が早いかを検出する。乗客の降りる階より乗場呼びの階への到着の方が早い場合は、乗場呼びの階に停止しても、それぞれの部屋3a、3bに乗客がいるため、これ以上新たな乗客を乗せることができないと判断し、ステップS4により他階の乗場呼びを無効とする処理が行われる。
このような状況以外の場合で、例えば乗場呼びにてかご室1に乗客が乗り込むときは、従来と同様に、乗場呼びに応答し、すべての部屋3a、3bの入り口側のかご扉4a、4bを開ける。但し、このとき乗客の既にいる部屋のかご扉は閉ったままである。また、乗客がかご操作盤5a、5bにて指定した階に降りるときも、従来と同様にかご扉を開ける。
【0013】
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2におけるエレベータのかご室の構造を示す横断面図、図4はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ制御方式の運転方法を示すフローチャートである。
【0014】
図において、エレベータのかご室1は、かご室の側面を構成するかご側壁、かご室の上面を覆うかご天井板及びかご室の床面となるかご床から構成されている。かご床上のほぼ中央を回転中心として回転する円形の回転床6が設けられている。そして、かご室1内は、円形の回転床6の回転中心から放射状方向に延びかつかご床と垂直に設けられた横断面Y字状の仕切り7により3つの扇形の空間からなる部屋8a、8b、8cに分けられている。かご室1の正面入り口側には、左右両開き式のかご扉9a、9bが設けられている。また、円形の回転床6は回転しながら、扇形の各部屋8a、8b、8cの扇形先端の円弧状開口部(出入り口)を交互に乗場側の方へ持って行くことにより、かご扉9a、9bを開いて乗客の乗り降りを可能にしている。
以上の構成により、かご室1内に、面識のない人間同士が顔を合わせることがない3つの扇形の部屋(空間)8a、8b、8cを形成することができ、扇形の各部屋は円形の回転床6を回転させることで、扇形先端の円弧状開口部(出入り口)を交互に乗場側の方へ持って行くことにより、乗客の乗り降りを可能にしている。
【0015】
次に、このように構成されたエレベータの運転方法について、図4に基づいて説明する。先ず、ステップS11において、乗場呼びの有無を検出する。乗場呼びが検出されると、ステップS12において、かご室1の各部屋8a、8b、8cのすべてに乗客がいるかどうかを、例えばかご内荷重等により検出する。各部屋8a、8b、8cのすべてにかご内荷重が検出されると、ステップS13において、かご室1がかご呼び登録された乗客の降りる階より乗場呼びで登録された階の方へ先に到着するかどうか、換言すれば、乗客の降りる階より乗場呼びの階への到着の方が早いかを検出する。乗客の降りる階より乗場呼びの階への到着の方が早い場合は、乗場呼びの階に停止しても、それぞれの部屋8a、8b、8cに乗客がいるため、これ以上新たな乗客を乗せることができないと判断し、ステップS14により他階の乗場呼びを無効とする処理が行われる。
また、ステップS11において乗場呼びが検出され、ステップS12において各部屋8a、8b、8cのうちすべてではないがいずれかにおいてかご内荷重が検出された場合は、更にステップS15によって、乗客が全くいないかどうか判断する。ステップS15で各部屋のどこかに乗客がいると判断された場合は、ステップS16で円形の回転床6を回転させ、乗客のいない空き部屋の円弧状開口部(出入り口)を乗場側の方へ持って行き、乗場の乗客を空き部屋に乗せる。
また、ステップS11において乗場呼びが有るか無いかにかかわらず、ステップ17において、かご呼びにて乗客が降りる場合は、ステップS18によって、降りる乗客のいる部屋の円弧状開口部(出入り口)を乗場側に持ってくるという動作をし、乗客を降ろす。
このような状況以外の場合で、例えば乗場呼びにてかご室1の各部屋に乗客が乗り込むときは、従来と同様に、乗場呼びに応答し、かご扉13a、13bを開ける。また、乗客がかご操作盤にて指定した階に降りるときも、従来と同様にかご扉を開ける。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】この発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室の構造を示す横断面図である。
【図2】この発明の実施の形態1におけるエレベータ制御方式の運転方法を示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施の形態2におけるエレベータのかご室の構造を示す横断面図である。
【図4】この発明の実施の形態2におけるエレベータ制御方式の運転方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0017】
1 エレベータのかご室
2 仕切り
3a、3b 2つの部屋(空間)
4a、4b かご扉
5a、5b かご操作盤
6 円形の回転床
7 横断面Y字状の仕切り
8a、8b、8c 3つの部屋
9a、9b 左右両開き式のかご扉




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013