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発明の名称 エレベーターの制御システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−99432(P2007−99432A)
公開日 平成19年4月19日(2007.4.19)
出願番号 特願2005−290646(P2005−290646)
出願日 平成17年10月4日(2005.10.4)
代理人 【識別番号】100113077
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 省吾
発明者 北川 茂男
要約 課題
発光素子の個別的なばらつき保障しながら必要最小限の電流を発光部に流せば足りるエレベーターの制御システムを得ること。

解決手段
送信データを送る第1発光部18と、第1発光部18の電流を制御する第1電流制御部17とを有する第1制御装置10と、第1制御装置10と第2制御装置20とを光伝送で送受信するエレベーターの制御システムにおいて、第2制御装置20には、第1発光部18からの第1送信データを第1受信データとして受信する第1受光部28と、第1受信データを第2送信データとして第1制御装置10に送る第2発光部29とを備えており、第1制御装置10には、第2送信データを第2受信データとして受信する第2受光部19と、第2受信データと第1送信データとの整合性により受信の可否を判断する判断部16と、判断部16の受信可能との判断に基づいて電流制御部17の電流値を調整するものである。
特許請求の範囲
【請求項1】
送信データを送る第1発光手段と、該第1発光手段の電流を制御する電流制御手段とを有する第1制御装置と、該第1制御装置と第2制御装置とを光伝送で送受信するエレベーターの制御システムにおいて、
前記第2制御装置には、前記第1発光手段からの第1送信データを第1受信データとして受信する第1受光手段と、前記第1受信データを第2送信データとして前記第1制御装置に送る第2発光手段とを備えており、
前記第1制御装置には、前記第2送信データを第2受信データとして受信する第2受光手段と、前記第2受信データと前記第1送信データとの整合性により受信の可否を判断する判断手段とを備え、
前記判断手段の受信可能との判断に基づいて前記電流制御手段の電流値を調整する、
ことを特徴とするエレベーターの制御システム。
【請求項2】
前記電流制御手段は、前記判断手段の受信可能な最小電流に基づく判断により電流値を調整する、
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベーターの制御システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のエレベーターの制御システムは、複数の制御装置間を光伝送で通信する場合、光度の低下分を見込んでその低下した光度において、受信側が受光可能なように、送信側の光度又は、受信側の感度を上げていた。
光度の低下は、第1に初期から固定的に存在する、通信路の長さによる減衰、回路構成素子のばらつきなどがある。第2に経年的に進行する、温度,外乱光などの環境変動、発光素子,光ファイバケーブルの光学的な劣化、コネクタ挿抜による物理的な変形、接合面の汚れによる結合損失の増加などがある。これらの光度低下の要因を補償する分だけ、送信側の光度又は、受信側の感度を上げていた。
【0003】
発光素子の経年劣化の補正に関しては下記特許文献1に記載のエレベーターの制御システムが知られている。かかる制御システムは、ドット式LED表示器を用い、各LEDの輝度の経年劣化を、それぞれのLED個別の点灯時間により自動補正している。
【0004】
上記制御システムによれば、各ドットLED個別の点灯時間により表示文字の輝度の経年劣化を自動補正するため、長期間稼働した場合でも、稼働開始時の表示文字の輝度を確保可能となり、表示文字の見やすい表示装置が実現できる。
【0005】
【特許文献1】特開2000−132118号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記エレベーターの制御システムは、発光素子の経年劣化を予め予測した最悪ケースの特性データに基づき補正していた。つまり、発光素子の個別的なばらつきを補正することができなかった。
さらに、発光素子の経年劣化のほかにも光度を低下させる要因が上記のようにあるが、かかる要因に補うように発光素子の発光強度を強くすると、発光素子に流れる電流が増加する。かかる増加により発光素子の寿命が低減するという課題があった。
【0007】
本発明は上記課題を解消するためになされたもので、発光素子の個別的なばらつき保障しながら必要最小限の電流を発光部に流せば足りるエレベーターの制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の発明に係るエレベーターの制御システムは、送信データを送る第1発光手段と、該第1発光手段の電流を制御する電流制御手段とを有する第1制御装置と、該第1制御装置と第2制御装置とを光伝送で送受信するエレベーターの制御システムにおいて、前記第2制御装置には、前記第1発光手段からの第1送信データを第1受信データとして受信する第1受光手段と、前記第1受信データを第2送信データとして前記第1制御装置に送る第2発光手段とを備えており、前記第1制御装置には、前記第2送信データを第2受信データとして受信する第2受光手段と、前記第2受信データと前記第1送信データとの整合性により受信の可否を判断する判断手段とを備え、前記判断手段の受信可能との判断に基づいて前記電流制御手段の電流値を調整する、ことを特徴とするものである。
【0009】
第2の発明に係るエレベーターの制御システムにおける電流制御手段は、判断手段の受信可能な最小電流に基づく判断により電流値を調整する、ことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0010】
第1の発明によれば、第2制御装置には、第1発光手段からの第1送信データを第1受信データとして受信する第1受光手段と、第1受信データを第2送信データとして前記第1制御装置に送る第2発光手段とを備えており、第1制御装置には、第2送信データを第2受信データとして受信する第2受光手段とを備えたエレベーターの制御システムであって、判断手段が第2受信データと前記第1送信データとの整合性により受信の可否を判断し、判断手段の受信可能との判断に基づいて電流制御手段の電流値を調整する。したがって、発光手段の個別的なばらつき保障しながら必要最小限の電流を発光手段に流せば足りる。これにより、発光素子の寿命も増加するという効果がある。
【0011】
第2の発明によれば、電流制御手段は判断手段の受信可能な最小電流に基づく判断により電流値を調整したので、送受信の信頼性も増加するという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1を参照して説明する。図1は一実施の形態を示すエレベーターの制御システムの構成を示す全体図である。
図1において、エレベーターの制御システム1は、第1制御装置10と第2制御装置20とを光伝送で送受信するように形成されている。
第1制御装置10は、第1CPU11と、第1ROM13と、第1RAM15とを有している。第1制御装置10は、第1送信データ、つまりデジタル信号を送る第1発光ダイオードから成る第1発光部18と、第2制御装置20からの第2送信データ、つまりデジタル信号を第2受信データとして受取るフォトダイオードから成る第2受光部19と、第2受信データと第1送信データとの整合性により受信の可否を判断する第1判断部としての第1通信制御部16と、第1通信制御部16の受信可能な判断に基づいて第1発光部18の電流値を調整する第1電流制御部17と、を備えている。
【0013】
第2制御装置20は、第2CPU21と、第2ROM23と、第2RAM25とを有している。第2制御装置20は、第2送信データ、つまりデジタル信号を送る第2発光ダイオードから成る第2発光部29と、第1制御装置10からの第1送信データ、つまりデジタル信号を第1受信データとして受取るフォトダイオードから成る第1受光部28と、第1受信データと第2送信データとの整合性により受信の可否を判断する第2判断部としての第2通信制御部26と、第2通信制御部26の受信可能との判断に基づいて第2発光部29の電流値を調整する第2電流制御部27と、を備えている。
【0014】
エレベーターの制御システム1は、第1制御装置10の第1発光部18と第2制御装置20の第1受光部28とが光ファイバーから成る第1通信線31で接続され、第2制御装置20の第2発光部29と第1制御装置10の第2受光部19とが光ファイバーから成る第2通信線33により接続されている。
【0015】
上記のように構成されたエレベーターの制御システムの動作を図1から図3を参照して説明する。図2は図1に示す制御システムの送信処理動作を示すフローチャート、図3は図1に示す制御システムの受信処理動作を示すフローチャートである。
第1制御装置10の第1通信制御部16は、開始コマンドを第1発光部18から第1通信線31を介して第2制御装置20の第1受光部28に送信し(ステップS101)、第2通信制御部26は、応答コマンドを第2発光部29から第2通信線33を介して第1制御装置10の第2受光部19に送信する(ステップS201)。第1CPU11は、応答コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS102)。
ステップS102において受信していると、第1CPU11は第1電流制御部17の電流値を最大に設定する(ステップS103)。第1通信制御部16は、予め定められた点検データとしての第1送信データを第1発光部18から第1通信線31を介して第2制御装置20の第1受光部28に送信する(ステップS105)。
【0016】
第2制御装置20の第1受光部28が通信線31を介して第1送信データを第1受信データとして受信し、第2通信制御部26は、点検データ、つまり第1受信データを受信したか否かを判断し(ステップS203)、受信したと判断すれば、第2通信制御部26は、第1受信データと同一の第2送信データを第2発光部29から第2通信線33を介して第1制御装置10の第2受光部19に送信し(ステップS205)、第2受光部19が第2送信データを第2受信データとして受信する(ステップS106)。
【0017】
第1通信制御部26は第2受信データと第1送信データとの整合性により受信の可否を判断し(ステップS107)、受信が可能と判断すれば、第1電流制御部17は電流からΔiを減算して新たな電流とし(ステップS109)、上記ステップS105を実行して上記ステップS107において、受信の可否を判断して受信が可能であれば、ステップS105〜ステップS107を繰り返す。
一方、上記ステップS107において、受信の可否を判断して受信が不可であれば、第1電流制御部17は電流からΔiを加算して新たな電流とする(ステップS111)。
【0018】
第1制御装置10の第1通信制御部16は、点検モードの終了データを第1発光部18から第1通信線31を介して第2制御装置20の第1受光部28に送信し(ステップS113)、第1制御装置10の動作を終了すると共に、第2通信制御部26は、該終了データを受信することにより第2制御装置10の動作を終了する。
【0019】
上記実施の形態によれば、第2制御装置20には、第1発光部18からの第1送信データを第1受信データとして受信する第1受光部28と、第1受信データを第2送信データとして第1制御装置10に送る第2発光部18とを備えており、第1制御装置10には、第2送信データを第2受信データとして受信する第2受光部19とを備え、第1判断部16が第2受信データと第1送信データとの整合性により受信の可否を判断し、第1調整部17が第1判断部16の受信可能との判断に基づいて第1電流制御部17の電流値を調整する。したがって、第1発光部18の個別的なばらつき保障しながら必要最小限の電流を第1発光部18に流せば足りる。これにより、第1発光部18の発光素子の寿命も増加するという効果がある。
また、第1調整部17は第1判断部16の受信可能な最小電流に基づく判断により第1電流制御部17の電流値を調整したので、送受信の信頼性も増加するという効果がある。
【産業上の利用可能性】
【0020】
本発明は、エレベーターに適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の一実施の形態を示すエレベーターの制御システムの構成を示す全体図である。
【図2】図1に示す制御システムの送信処理動作を示すフローチャートである。
【図3】図1に示す制御システムの受信処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0022】
10 第1制御装置、16 第1通信制御部、17 第1電流制御部、18 第1発光部、19 第2受光部、20 第2制御装置、26 第2通信制御部、27 第2電流制御部、28 第1受光部、29 第2発光部。




 

 


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