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発明の名称 エレベータのかご床
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−91426(P2007−91426A)
公開日 平成19年4月12日(2007.4.12)
出願番号 特願2005−284958(P2005−284958)
出願日 平成17年9月29日(2005.9.29)
代理人 【識別番号】100082175
【弁理士】
【氏名又は名称】高田 守
発明者 高橋 良直 / 渡辺 誠治 / 田中 繁之 / 佐直 尚彦 / 西田 隆雄
要約 課題
集中荷重に対する強度を向上させたエレベータのかご床を提供する。

解決手段
エレベータかごの床板1と、床板を支える補強材であり、床板の下面に互いに平行になるように配置された複数本の床梁4とを備え、各床梁は、横断面W字状であり、W字状の両端部をそれぞれ外側方向に延長して両端水平鍔部41、42を形成し、W字状の中央連結部に中央水平鍔部43を形成し、両端水平鍔部及び中央水平鍔部の少なくとも3箇所で床板の下面に結合される。
特許請求の範囲
【請求項1】
エレベータかごの床板と、
前記床板を支える補強材であり、前記床板の下面に互いに平行になるように配置された複数本の床梁とを備え、
前記各床梁は、横断面W字状であり、W字状の両端部をそれぞれ外側方向に延長して両端水平鍔部を形成し、W字状の中央連結部に中央水平鍔部を形成し、前記両端水平鍔部及び前記中央水平鍔部の少なくとも3箇所で前記床板の下面に結合されていることを特徴とするエレベータのかご床。
【請求項2】
エレベータかごの床板と、
前記床板を支える補強材であり、前記床板の下面に互いに平行になるように配置された複数本の床梁と、
前記各床梁の両端部にそれぞれ結合された側梁とを備え、
前記各床梁は、横断面W字状であり、W字状の両端部をそれぞれ外側方向に延長して両端水平鍔部を形成し、W字状の中央連結部に中央水平鍔部を形成し、前記両端水平鍔部及び前記中央水平鍔部の少なくとも3箇所で前記床板の下面に結合されていることを特徴とするエレベータのかご床。
【請求項3】
横断面W字状の床梁は、中央水平鍔部の幅寸法を両端水平鍔部の幅寸法の2倍以上としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータのかご床。
【請求項4】
各床梁の両端水平鍔部及び前記中央水平鍔部の少なくとも3箇所は、溶接により前記床板の下面に結合されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータのかご床。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、エレベータのかご床の構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のエレベータのかご床の構造においては、床板の下面に横断面U字状の細長い床梁を互いに平行に複数本配置し、この各床梁のU字状の両端部をそれぞれ外側方向に延長して水平鍔部を形成し、この両端の水平鍔部を床板の下面に溶接により結合している。(例えば、特許文献1参照)。
従来のエレベータのかご床の構造は、例えば、図2、図3に示すものである。図2は従来のエレベータのかご床の構造を示す斜視図、図3は従来のエレベータのかご床の構造を示す側面図、図4は強度を確保するために床梁間のピッチを縮小した場合の側面図である。
図において、1はエレベータかごの床板、2は床板1の下面に互いに平行になるように複数本配置された横断面U字状の細長い床梁、21、22は各床梁2のU字状の両端部をそれぞれ外側方向に延長して形成した両端水平鍔部である。上記床梁2は、両端水平鍔部21、22の2箇所を上記床板1の下面に溶接することにより結合されている。なお、3は各床梁2の両端部に溶接により結合された側梁である。
【0003】
【特許文献1】実開昭56−72885号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のエレベータのかご床の構造では、台車等の重量物の集中荷重に対して、互いに隣接する床梁2と床梁2の間にある床板1のみで受け持つ部分(図3の床梁間のピッチ間隔d寸法部分)が広くなり、集中荷重に対する強度が得られないという問題点がある。また、集中荷重に対しての強度を上げようとすると、図4に示すように、互いに隣接する床梁2と床梁2の間のピッチ間隔を縮小するか、床板1自体の板厚を厚くしなければならない。しかしながら、図4のように床梁2間のピッチ間隔をdからcに縮小すると、床梁の部品点数や重量が増えたり、溶接箇所の数が増加するという新たな問題点がある。
【0005】
また、一般的な建築物の床構造として広く用いられているデッキプレート(キーストンプレートともいう)は、例えば、図5、図6に示すように、断面が連続した波形(コルゲート状)の鋼材5であり、このような鋼材5からなるデッキプレートを、建築床梁6へ溶接等で固定し、その上面にコンクリート7を流して建築床を形成している。このような構造のデッキプレート5をエレベータのかご床へ直接使用するには、長さや幅サイズが大き過ぎて、切断加工の困難性等により、採用されるまでに至っていない。したがって、エレベータのかご床用としては、上記のように、平鋼板を汎用プレス機にて折り曲げて製作しているのが実情である。
【0006】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、床板を支える補強材である床梁を横断面W字状とし、両端水平鍔部と中央水平鍔部とを形成し、両端水平鍔部と中央水平鍔部の3箇所で床板の下面に溶接により結合することにより、集中荷重に対する強度を向上させたエレベータのかご床を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係るエレベータのかご床においては、エレベータかごの床板と、床板を支える補強材であり、床板の下面に互いに平行になるように配置された複数本の床梁とを備え、各床梁は、横断面W字状であり、W字状の両端部をそれぞれ外側方向に延長して両端水平鍔部を形成し、W字状の中央連結部に中央水平鍔部を形成し、両端水平鍔部及び中央水平鍔部の少なくとも3箇所で床板の下面に結合されているものである。
【0008】
また、横断面W字状の床梁は、中央水平鍔部の幅寸法を両端水平鍔部の幅寸法の2倍以上としたものである。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、床板を支える補強材である床梁を横断面W字状とし、両端水平鍔部と中央水平鍔部とを形成し、両端水平鍔部と中央水平鍔部の3箇所で床板の下面に溶接等により結合したので、簡単な構成により集中荷重に対する強度を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご床の構造を示す側面図である。
【0011】
図において、1はエレベータかごの床板、4は床板1の下面に互いに平行になるように複数本配置された横断面W字状の細長い床梁、41、42は各床梁4のW字状の両端部をそれぞれ外側方向に延長して形成した幅寸法aを持つ両端水平鍔部、43は各床梁4のW字状の中央連結部に形成した幅寸法bを持つ中央水平鍔部であり、中央水平鍔部43の幅寸法bを両端水平鍔部41、42の幅寸法aの2倍以上としている。上記W字状の床梁4は、両端水平鍔部41、42及び中央水平鍔部43の3箇所を上記床板1の下面に溶接することにより結合されている。したがって、互いに隣接する床梁4と床梁4の間にある床板1のみで受け持つ部分の幅寸法cが狭くなり、台車等の集中荷重が局所的に作用しても、床板1のみで荷重を受ける部分が少ないので、強度を増大させることができる。なお、3は各床梁4の両端部に溶接により結合された側梁である。
【0012】
このように構成されたエレベータのかご床の構造においては、床板1を支える補強材である床梁4を横断面W字状とし、両端水平鍔部41、42と中央水平鍔部43とを形成し、両端水平鍔部41、42と中央水平鍔部43の3箇所で床板1の下面に溶接により結合している。したがって、互いに隣接する床梁4と床梁4の間にある床板1のみで受け持つ部分の幅寸法cが狭くなり、台車等の集中荷重が局所的に作用しても、床板1のみで荷重を受ける部分が少ないので、強度を増大させることができる。
【0013】
図4に示す従来の強度を確保するために床梁2間のピッチ間隔を縮小した場合と比較すると、従来のU字状床梁2の2本分がこの発明のW字状床梁4の1本分と同等の効果を示すため、部品点数を削減することができ、また溶接箇所数も従来のU字状床梁の2本分の場合が4箇所であるのに対し、この発明のW字状床梁4の1本分の場合では3箇所で済むことになるので、溶接箇所数の削減にも繋がる効果がある。
【0014】
また、W字状の床梁4の中央連結部に形成される中央水平鍔部43の幅寸法bを調節することにより、かご床の寸法が変化しても、隣接する床梁4間の間隔c寸法を変えることなく容易に対応可能である。これにより、かごの寸法が変化しても、集中荷重に対する強度を保持することができる。なお、当然ながら、床梁4のピッチ間隔を変更すれば、かごの寸法が変化しても容易に対応することができる。
【0015】
また、一般的な建築物の床構造として広く用いられているデッキプレートを補強材としてかごの床梁に使用した場合、かご床の寸法が変化した時の端部の形状が崩れてしまうが、この発明によれば、かご床の寸法が変化した時の端部の形状が崩れてしまうことがなくなる。また、製作には既存のU字状床梁製作用のプレス機をそのまま用いることができるので、特殊な切断加工機が必要となるデッキプレートよりも容易に製作することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】この発明の実施の形態1におけるエレベータのかご床の構造を示す側面図である。
【図2】従来のエレベータのかご床の構造を示す斜視図である。
【図3】従来のエレベータのかご床の構造を示す側面図である。
【図4】従来のエレベータのかご床の構造において、強度を確保するために床梁間のピッチを縮小した場合の側面図である。
【図5】一般的な建築物の床構造として広く用いられているデッキプレートを示す建築床の断面図である。
【図6】図5におけるA−A線に沿った断面図である。
【符号の説明】
【0017】
1 エレベータかごの床板
2 横断面U字状の床梁
21、22 両端水平鍔部
3 側梁
4 横断面W字状の床梁
41、42 両端水平鍔部
43 中央水平鍔部
5 デッキプレート(鋼材)
6 建築床梁
7 コンクリート




 

 


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