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発明の名称 エレベータ表示器の点灯制御装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−70024(P2007−70024A)
公開日 平成19年3月22日(2007.3.22)
出願番号 特願2005−257748(P2005−257748)
出願日 平成17年9月6日(2005.9.6)
代理人 【識別番号】100057874
【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道照
発明者 矢野 康信
要約 課題
本発明は、エレベータ表示器の発光手段の劣化を検出することができるエレベータ表示器の点灯制御装置を得ることを目的とするものである。

解決手段
複数の乗場には、エレベータ表示器としての乗場表示器1と乗場点灯制御装置本体2とがそれぞれ設けられている。乗場表示器1は、昇降表示灯1a、現在階表示灯1b、休止表示灯1c、満員表示灯1d、UP登録ボタン1e及びDOWN登録ボタン1fを点灯部として有している。昇降表示灯1a、現在階表示灯1b、休止表示灯1c、満員表示灯1d、UP登録ボタン1e及びDOWN登録ボタン1fは、それぞれ発光手段としてのLEDを含んでいる。昇降表示灯1a、現在階表示灯1b、休止表示灯1c、満員表示灯1d、UP登録ボタン1e及びDOWN登録ボタン1fは、LEDの発光により点灯される。各LEDは、乗場点灯制御装置本体2から、点灯駆動電圧を受ける。
特許請求の範囲
【請求項1】
エレベータ表示器内の発光手段の消費電流値を発光パターン毎に測定し、測定した消費電流値と、発光パターン毎に登録された劣化判別電流値とを比較することにより、上記発光手段の劣化を検出する点灯制御装置本体
を備えていることを特徴とするエレベータ表示器の点灯制御装置。
【請求項2】
上記点灯制御装置本体は、事前に登録された初期の消費電流値である基準電流値から劣化判別電流値を算出することを特徴とする請求項1記載のエレベータ表示器の点灯制御装置。
【請求項3】
上記点灯制御装置本体は、上記発光手段の劣化を検出すると、その情報を保守センタの管理盤へと送信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ表示器の点灯制御装置。
【請求項4】
上記点灯制御装置本体は、上記発光手段の劣化を検出すると、どこの発光手段が劣化したかを示す位置情報を保守センタの管理盤へと送信することを特徴とする請求項3記載のエレベータ表示器の点灯制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えばかご表示器及び乗場表示器等の点灯制御を行うエレベータ表示器の点灯制御装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の乗場位置表示器球切れ検出装置においては、光ファイバを介して乗場位置表示器に接続された処理装置により、乗場位置表示器の球切れが監視されており、球切れ検出時には、昇降路に設けられた球切れ警報ランプが点灯される(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平8−59112号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような従来の乗場位置表示器球切れ検出装置は、乗場位置表示器の球切れのみを検出し、球切れ前に乗場位置表示器の劣化を検出することができなかった。このため、球切れが発生してから作業員が交換作業を行う期間の乗客への利便性が低下していた。
【0005】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、エレベータ表示器の発光手段の劣化を検出することができるエレベータ表示器の点灯制御装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係るエレベータ表示器の点灯制御装置は、エレベータ表示器内の発光手段の消費電流値を発光パターン毎に測定し、測定した消費電流値と、発光パターン毎に登録された劣化判別電流値とを比較することにより、発光手段の劣化を検出する点灯制御装置本体を備えている。
【発明の効果】
【0007】
この発明のエレベータ表示器の点灯制御装置は、点灯装置本体がエレベータ表示器に流れる消費電流値を測定し、点灯装置本体に登録された劣化判別電流値と測定した消費電流値とを比較するので、球切れ前にエレベータ表示器の発光手段の劣化を検出することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による乗場点灯制御装置の構成を示す構成図である。
複数の乗場(図示せず)には、エレベータ表示器としての乗場表示器1と乗場点灯制御装置本体2とがそれぞれ設けられている。各乗場表示器1は、昇降表示灯1a、現在階表示灯1b、休止表示灯1c、満員表示灯1d、UP登録ボタン1e及びDOWN登録ボタン1fを有している。
【0009】
昇降表示灯1a、現在階表示灯1b、休止表示灯1c、満員表示灯1d、UP登録ボタン1e及びDOWN登録ボタン1fは、それぞれ発光手段としてのLED(Light Emitting Diode)を含んでいる。昇降表示灯1a、現在階表示灯1b、休止表示灯1c、満員表示灯1d、UP登録ボタン1e及びDOWN登録ボタン1fは、LEDの発光により点灯される。
【0010】
昇降表示灯1aは、かごの昇降状態を示す。現在階表示灯1bは、かごの現在階を示す。休止表示灯1cは、エレベータの休止状態を示す。満員表示灯1dは、かごの満員状態を示す。UP登録ボタン1e及びDOWN登録ボタン1fは、乗場の乗客によりかごを呼ぶために操作される。また、UP登録ボタン1e及びDOWN登録ボタン1fは、乗客による操作に応じて、かごの呼び登録状態を示す。
【0011】
また、昇降表示灯1a、現在階表示灯1b、休止表示灯1c、満員表示灯1d、UP登録ボタン1e及びDOWN登録ボタン1fのLEDは、乗場点灯制御装置本体(制御カード)2から点灯駆動電圧を受ける。乗場点灯制御装置本体2は、発光パターンに基づいて乗場表示器1内の複数のLEDに点灯駆動電圧を出力し、LEDを発光させる。即ち、乗場点灯制御装置本体2は、発光パターンに基づいて複数のLEDを組み合わせて発光させることにより、乗場表示器1が点灯されてエレベータの運行状況や乗客によるかごの呼び登録状態を乗客に示す。
【0012】
さらに、乗場点灯制御装置本体2は、点灯主制御部2a、消費電流測定回路2b、LED点灯駆動回路2c、電流値保存部(外部記憶装置)2d、I/F回路2e及び階床設定スイッチ2fを有している。点灯主制御部2aは、LEDの点灯命令及び劣化情報の生成を行うとともに、乗場点灯制御装置本体2の全体の制御を行う。劣化情報とは、LEDの輝度の低下又は断線を外部に知らせるための情報である。消費電流測定回路2bは、LEDの発光パターンに応じた消費電流値を測定する。点灯駆動回路2cは、点灯主制御部2aから点灯命令に応じて、点灯駆動電圧を各LEDに出力する。
【0013】
電流値保存部2dは、書き換え可能なRAM(Random Access Memory)である。また、電流値保存部2dには、LEDの発光パターン毎の初期の消費電流値である基準電流値と、基準電流値に基づいて算出された劣化判別電流値とが格納されている。I/F回路2eは、点灯主制御部2aと外部機器との通信のデータの入出力を行う。階床設定スイッチ2fには、乗場点灯制御装置本体2が設置された乗場階毎に個別の位置情報としての階情報が登録されている。
【0014】
さらに、点灯主制御部2aは、測定した消費電流値と基準電流値とをLEDの発光パターン毎に比較する。消費電流値と基準電流値とが同等の場合、点灯主制御部2aは、異常なしと判断する。また、消費電流値が基準電流値を超過した場合、点灯主制御部2aは、測定した消費電流値を基準電流値に上書きする。これにより、設置後のLEDの個体差による消費電流値の変動を吸収する。
【0015】
消費電流値が劣化判別電流値よりも下回っている場合、点灯主制御部2aは、LEDが劣化したと判断し、劣化情報を生成する。ここで、劣化判別電流値とは、発光パターン毎の消費電流値の計測誤差、及び微弱な消費電流の変化等による誤検出を防ぐために設定された電流値である。また、発光パターンによってLEDの発光個数が異なるため、劣化判別電流値は、発光パターン毎に電流値が設定されている。例えば、多数のLEDにより構成される発光パターンの劣化判別電流値には、基準電流値の1%低い電流値が設定されている。小数のLEDにより構成される発光パターンの劣化判別電流値には、基準電流値の10%低い電流値が設定されている。
【0016】
かご(図示せず)には、かご表示器3とかご点灯制御装置本体4とが設けられている。かご表示器3は、点灯部を有している。かご表示器3の点灯部は、発光手段としてのLEDを含んでおり、LEDの発光により点灯される。かご表示器3内のLEDは、かご点灯制御装置本体4から点灯駆動電圧を受ける。かご点灯制御装置本体4は、乗場点灯制御装置本体2と同一の構成である。
【0017】
乗場点灯制御装置本体2及びかご点灯制御装置本体4は、エレベータ信号伝送ライン6を介して、エレベータ制御部5と通信可能に接続されている。また、乗場点灯制御装置本体2及びかご点灯制御装置本体4は、エレベータ制御部5から点灯制御信号を受ける。エレベータ制御部5は、かごの運転を制御する。また、エレベータ制御部5は、エレベータを管理する保守センタの管理盤と通信する。
【0018】
次に、動作について図2のフローチャートに沿って説明する。図2は、図1の点灯主制御部2aの動作を示すフローチャートである。まず、電源投入後、点灯主制御部2aは、LEDの発光パターン毎の基準電流値を記憶しているかどうかを確認する(ステップS1)。
【0019】
基準電流値を記憶していない場合、点灯主制御部2aは、点灯テストモードとなり、LEDの発光パターン毎の基準電流値を測定し、記憶する。また、点灯主制御部2aは、測定した基準電流値から劣化判別電流値を算出する(ステップS2)。そして、基準電流値を記憶している場合、点灯主制御部2aは、エレベータ制御部5からLEDの点灯制御信号を受けたかどうかを監視する(ステップS3)。
【0020】
点灯主制御部2aがエレベータ制御部5から点灯制御信号を受けると、点灯主制御部2aは、点灯制御信号の発光パターンに応じてLEDを点灯させ、その発光パターンのLEDの消費電力値を測定し、記憶する(ステップS4)。消費電力値の測定が終わると、点灯主制御部2aは、測定した発光パターンの消費電力値が同一発光パターンの劣化判別電流値よりも下回っているかどうかを判断する(ステップS5)。
【0021】
消費電流値が劣化判別電流値以上である場合、点灯主制御部2aは、乗場表示器1が測定した消費電流値と基準電流値とが同等かどうかを確認する(ステップS6)。消費電流値と基準電流値とが同等の場合、点灯主制御部2aは、エレベータ制御部5から点灯制御信号を受けるまで待機する(ステップ3)。
【0022】
また、消費電流値と基準電流値とが同等でない場合、即ち、測定した消費電流値が基準電流値を超過している場合、点灯主制御部2aは、測定した消費電流値を基準電流値として、その発光パターンの基準電流値に上書きし(ステップS7)、エレベータ制御部5から点灯制御信号を受けるまで待機する(ステップ3)。
【0023】
さらに、消費電流値が劣化判別電流値よりも下回っている場合、消費電流値と階床設定スイッチ2fに登録された乗場階情報とに基づいて劣化情報を生成し(ステップS8)、エレベータ信号伝送ライン6を介して、エレベータ制御部5へと劣化情報を送る(ステップS9)。そして、点灯主制御部2aは、エレベータ制御部5から点灯制御信号を受けるまで待機する(ステップ3)。
【0024】
ここで、劣化情報を受けたエレベータ制御部5は、保守センタの管理盤へと劣化情報を送信する。
【0025】
また、点灯主制御部2aは、記憶部(ROM)を有するワンチップマイコンで構成されている。点灯主制御部2aの記憶部には、図2の動作を実行するためのプログラムが格納されている。さらに、エレベータ制御部5は、演算処理部(CPU)、記憶部(ROM、RAM及びハードディスク等)及び信号入出力部を持ったコンピュータ(図示せず)により構成することができる。
【0026】
さらにまた、かご点灯制御装置本体4の動作は、点灯主制御部2aの動作と同じである。
【0027】
上記のような点灯制御装置では、乗場表示器1内のLEDの消費電流値と劣化判別電流値とを比較したので、乗場表示器1及びかご表示器3内のLEDの劣化を検出することができる。即ち、輝度が低下したLEDは、消費電流値が低下しており、劣化判別電流値と測定したLEDの消費電力値とを比較することにより、LEDの輝度の低下及びLEDの断線を検出することができる。
【0028】
また、LEDの輝度の低下を検出し、劣化情報を保守センタの管理盤へと送信するので、LEDの断線前に作業員が交換作業を行うことができ、LEDの断線による利便性の低下を防ぐことができる。
【0029】
さらにまた、乗場表示器1内のLEDの劣化の場合には、乗場階情報が劣化情報に付加されているため、作業員が即座に乗場階情報が示す階の乗場表示器1内のLEDの交換作業を行うことができ、作業効率を向上させることができる。
【0030】
なお、実施の形態1では、乗場表示器1内及びかご表示器3内の発光手段には、LEDを用いたが、LEDに限定するものではなく、消費電流の低下により輝度の低下又は断線が検出できるものであればよい。例えば、エレベータ表示器の発光手段は、電球、蛍光管、無機EL(Electro Luminescence)及び有機EL等を用いてもよい。
【0031】
また、実施の形態1では、劣化判別電流値が基準電流値よりも低い電流値が設定されていたが、劣化判別電流値が基準電流値と同一の電流値であってもよい。
【0032】
さらに、実施の形態1では、エレベータ制御部5が保守センタの管理盤へと劣化情報を中継していたが、点灯制御装置本体が直接保守センタの管理盤へと劣化情報を送信してもよい。
【0033】
さらにまた、実施の形態1では、位置情報に乗場階情報を用いたが、乗場階情報に限らず、発光手段の位置が特定できるものであればよい。例えば、各発光手段に固有のアドレス番号を付して、点灯制御装置本体が劣化している発光手段のアドレス番号を保守センタの管理盤に送信してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】この発明の実施の形態1による乗場点灯制御装置の構成を示す構成図である。
【図2】図1の点灯主制御部の動作を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0035】
1 乗場表示器(エレベータ表示器)、2 乗場点灯制御装置本体、3 かご表示器(エレベータ表示器)、4 かご点灯制御装置本体。




 

 


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