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発明の名称 乗客コンベアの欄干装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−31113(P2007−31113A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−219385(P2005−219385)
出願日 平成17年7月28日(2005.7.28)
代理人 【識別番号】100082175
【弁理士】
【氏名又は名称】高田 守
発明者 野下 明良
要約 課題
内デッキを有する欄干構造について、安全性が高く、保守性の優れた乗客コンベアの欄干装置を得る。

解決手段
踏段2の両側に立設する欄干パネル3と、踏段2の両側に位置し、この踏段2と僅かな隙間を確保して配置されたスカートガード6と、欄干パネル3の下辺部からスカートガード6の上辺部までを覆う内デッキ7とを備えた乗客コンベアの欄干装置において、内デッキ下縁部7aとこの内デッキ下縁部7aの裏面に固設したクリップ体10からなり、下方に開口する凹溝形状部13を備え、この凹溝形状部13をスカートガード6の上縁部に差込み、欄干パネル3側の内デッキ上縁部7bで内デッキ7を乗客コンベア本体側に固定したものである。
特許請求の範囲
【請求項1】
踏段の両側に立設する欄干パネルと、上記踏段の両側に位置し、該踏段と僅かな隙間を確保して配置されたスカートガードと、上記欄干パネルの下辺部から上記スカートガードの上辺部までを覆う内デッキとを備えた乗客コンベアの欄干装置において、
内デッキ下縁部と該内デッキ下縁部の裏面に固設したクリップ体からなり、下方に開口する凹溝形状部を備え、該凹溝形状部をスカートガード上縁部に差込み、上記欄干パネル側の内デッキ上縁部で上記内デッキを乗客コンベア本体側に固定したことを特徴とする乗客コンベアの欄干装置。
【請求項2】
上記スカートガード上縁部に曲げ加工により成形した引退部を設け、上記内デッキを上記スカートガード表面より上記踏段側に突出させないようにしたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの欄干装置。
【請求項3】
上記内デッキの継ぎ目位置と上記スカートガードの継ぎ目位置とを、所定の長さだけずらして配置したことを特徴とする請求項1または2記載の乗客コンベアの欄干装置。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、乗客コンベアの欄干装置に関し、特に、エスカレータや動く歩道等の乗客搬送用の乗客コンベアに用いて好適な乗客コンベアの欄干装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、マイコンベアのインナレッジ取付構造として、内デッキ下縁部とスカートガード上縁部を結合するネジの頭部を覆う、長手方向に連続した嵌合部を有する覆い部材を備えたものがある(例えば、特許文献1)。
また、従来、マイコンベアのインナーデッキ取付装置として、内デッキ下縁部裏面に設けられたガイド部材の凸部と、スカートガード上縁部裏面に設けられたガイド部材の凹溝がスライド可能に嵌合され、デッキ支持部に設けられた弾性変形可能な押え部材の下側に内デッキをスライドして固定するものがある(例えば、特許文献2)。
また、従来、マイコンベアの欄干として、内デッキ下縁部と、スカートガード上縁部を、互いの縁部が挿入される嵌合溝を有する係合片により接続するものがある(例えば、特許文献3)。
また、従来、乗客コンベアの欄干装置として、スカートガード上縁部に曲げ加工により成形した引退部を設け、その引退部上に内デッキ下縁部を重合して、ネジとクリップ片によりスカートガード引退部を挟み込んで内デッキを固定するものがある(例えば、特許文献4参照)
【0003】
【特許文献1】特開2000−44152号公報
【特許文献2】特開2001−130859号公報
【特許文献3】特開2001−261273号公報
【特許文献4】特開2002−326781号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1の場合は、乗客の衣服等が内デッキ取付ネジに引っかからないが、覆い部材が嵌合部のみで押込んで固定されているので外れ易いことと、外れ易い覆い部材を乗客の足元と接触する部位に設けることから、安全上好ましくないという問題点があった。
また、上記特許文献2の場合は、内デッキの下端面とスカートガードの上端面が突合されることから、製作精度や据付精度によってはこの突合せ面に隙間があいてしまい安全性が低下し、また、中間部の内デッキを取外す場合に、端部の内デッキから順次取外さなければならない不都合があるという問題点があった。
また、上記特許文献3の場合は、係合片がスカートガード表面より踏段側に突出するため、特に30°傾斜部の往路側踏段と帰路側踏段間に複数個の駆動ユニットを収納した乗客コンベアでは、駆動ユニットの保守のために30°傾斜部の往路側踏段を取り外す場合に、その部位の内デッキと合わせて係合片も取り外さなければならない不都合があるという問題点があった。
また、上記特許文献4の場合は、従来の乗客コンベアと同様に、取付ネジが緩んだ場合に、踏段側(乗客側)へ取付ネジ頭部が飛び出し、安全上好ましくないという問題点があった。
【0005】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、内デッキを有する欄干構造について、安全性が高く、保守性の優れた乗客コンベアの欄干装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る乗客コンベアの欄干装置は、踏段の両側に立設する欄干パネルと、踏段の両側に位置し、この踏段と僅かな隙間を確保して配置されたスカートガードと、欄干パネルの下辺部からスカートガードの上辺部までを覆う内デッキとを備えた乗客コンベアの欄干装置において、内デッキ下縁部とこの内デッキ下縁部の裏面に固設したクリップ体からなり、下方に開口する凹溝形状部を備え、この凹溝形状部をスカートガード上縁部に差込み、欄干パネル側の内デッキ上縁部で内デッキを乗客コンベア本体側に固定したものである。
【発明の効果】
【0007】
この発明は、内デッキ下縁部に位置する内デッキ取付ネジを廃止し、この取付ネジの緩みに起因する乗客側への取付ネジ頭部の飛び出しを無くして、安全性を向上させることができるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、この発明の一実施の形態を、図1〜図4を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による乗客コンベアの欄干装置を示す斜視図である。
図において、主枠1の間口方向の中間に配置された乗客が乗る踏段2の両側には、欄干部の主体を成す欄干パネル(ここでは、ガラスパネルの場合を示す)3が立設されると共に、踏段2と同期して移動する移動手摺4が設けられ、欄干パネル3の上辺部に移動手摺4を案内支持するガードレール5が取り付けられる。また、踏段2の両側に位置し踏段2と僅かな隙間を確保してスカートガード6が配置され、欄干パネル3の下辺部からスカートガード6の上辺部までを内デッキ7で覆うようにしている。
【0009】
図2は、図1のA−A線に沿った矢視断面図,図3は図2に相当する内デッキの取付方法を説明する図、図4は図1のB−B線に沿った矢視側面図である。
各図において、スカートガード6の裏面にスカートガード固定部材6aが溶接され、ボルト8等を介して乗客コンベアの主枠1(図1)に調整可能に取り付けられる。また、欄干パネル3の保持部材9が、ボルト等(図示せず)で乗客コンベアの主枠1(図1)に強固に取り付けられる。
内デッキ下縁部7aの裏面にアルミ押出材等で製作されたクリップ体10が設けられ、接着剤11または要所で内デッキ7の裏面に溶植されたスタッドボルト12で固設されており、このクリップ体10と内デッキ下縁部7aで下方に開口する凹溝形状部13を形成している。
【0010】
また、内デッキ7がスカートガード表面6bより踏段2側に突出しないようにするために、スカートガード6の上縁部全長に曲げ加工により成形したスカートガード上縁引退部6cが設けられる。
内デッキ7の取り付けは、図3に示すように、先ず、内デッキ下縁部7aの凹溝形状部13をスカートガード上縁引退部6cに差込み、次に、内デッキ上縁部7bを取付ネジ14により固定すればよく、取外しはその逆の手順となる。
この構造によれば、従来の内デッキ下縁部7aに位置する内デッキ取付ネジが廃止でき、この取付ネジの緩みに起因する踏段2側(乗客側)への取付ネジ頭部の飛び出しが無くなり、安全性を向上させることができる。万一、内デッキ上縁部7bに位置する取付ネジ14が緩んでネジ頭部が飛び出しても、踏段2側の乗客に直接引っかかる心配は無い。
【0011】
また、内デッキ7をスカートガード表面6bより踏段2側に突出させない構造にしたので、保守等による往路側踏段2の取外し時に内デッキ7の取外しを必要とせず、踏段2の路面と内デッキ下端面7c間に誤って挟まれる心配も無くなるため、この部位の安全性を一層向上させることができる。
更に、図4に示すように、スカートガード継ぎ目6dと内デッキ継ぎ目7dは、所定の長さLだけずらして配置したので、スカートガード継ぎ目6dにて隣接するスカートガード6eと6fは、同一の内デッキ7に嵌り合い、同様に、内デッキ継ぎ目7dにて隣接する内デッキ7eと7fは、同一のスカートガード6に嵌り合うため、スカートガード6および内デッキ7の継ぎ目において、踏段2側(乗客側)の表面に段差を発生させない。
【0012】
なお、図4では、クリップ体10を長尺品で図示したが、長さの短い短尺品を複数個設けてもよく、さらに、安全性を向上させるように内デッキ上縁部7bの取付ネジ14の固定部は、例えばネジ頭部を覆う軟質弾性材製パッキング等を設けても差し支えない。
【0013】
以上のように、本実施の形態によれば、従来使用されていた内デッキ下縁部7aに位置する内デッキ取付ネジを廃止でき、この取付ネジの緩みに起因する踏段2側(乗客側)への取付ネジ頭部の飛び出しが無くなり、その分だけ安全性を向上させることができ、万一、内デッキ上縁部7bに位置する取付ネジ14が緩んでネジ頭部が飛び出しても、踏段2側の乗客に直接引っかかる心配は無い。
また、内デッキ7をスカートガード表面6bより突出させない構造にしたので、保守等による往路側踏段2の取外し時に内デッキ7の取外しを必要とせず、踏段2の路面と内デッキ下端面7c間に誤って挟まれる心配も無くなるため、この部位の安全性を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】この発明の実施の形態1による乗客コンベアの欄干装置を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿った矢視断面図である。
【図3】図2に相当する内デッキの取付方法を説明するための図である。
【図4】図1のB−B線に沿った矢視側面図である。
【符号の説明】
【0015】
2 踏段、3 欄干パネル、4 移動手摺、6 スカートガード、6a スカートガード固定部材、6b スカートガード表面、6c スカートガード上縁引退部、7 内デッキ、7a 内デッキ下縁部、7b 内デッキ上縁部、7c 内デッキ下端面、9 欄干パネル保持部材、10 クリップ体、13 凹溝形状部、14 取付ネジ。




 

 


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