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発明の名称 エレベータ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−22669(P2007−22669A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−202654(P2005−202654)
出願日 平成17年7月12日(2005.7.12)
代理人 【識別番号】100082175
【弁理士】
【氏名又は名称】高田 守
発明者 加藤 覚
要約 課題
複数のかごを備えたエレベータ装置において、複数のかごが所定の同一階床に同時に停止することができるエレベータ装置を得る。

解決手段
エレベータ昇降路内を昇降する複数のかごを、昇降路内で、縦並び及び横並びに並び替え自在に構成することにより、複数のかごを縦並びに配置して昇降路内を昇降させるとともに、所定の階床に設けられた乗場においては複数のかごを横並びに配置してから停止させ、複数のかごへの乗降を当該乗場において同時に実施する。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のかごが同一昇降路内を昇降するエレベータ装置において、前記複数のかごは、前記昇降路内で、縦並び及び横並びに並び替え自在に構成されたことを特徴とするエレベータ装置。
【請求項2】
複数のかごを備えたかご装置が同一昇降路内を昇降するエレベータ装置において、前記複数のかごを昇降させる昇降装置と、この昇降装置に連結されたかご装置支持体と、このかご装置支持体に回動自在に設けられた回動体とこの回動体に回動自在に設けられたかご支持体とを備え、前記複数のかごは、かご室床面が常時水平に保持されるように前記かご支持体に設けられ、前記昇降路内で、縦並び及び横並びに並び替え自在に構成されたことを特徴とするエレベータ装置。
【請求項3】
2つのかごを備えたかご装置が同一昇降路内を昇降するエレベータ装置において、前記かご装置を昇降させる昇降装置と、この昇降装置に連結されたかご装置支持体と、各中央部が前記かご装置支持体に回動自在に設けられて互いに対向するように配置された2つの回動体と、各回動体の一端部間に回動自在に設けられた第一かご支持体と、前記各回動体の他端部間に回動自在に設けられた第二かご支持体とを備え、前記2つのかごは、かご室床面が常時水平に保持されるように前記各かご支持体に設けられ、前記昇降路内で、縦並び及び横並びに並び替え自在に構成されたことを特徴とするエレベータ装置。
【請求項4】
昇降路は、複数のかごが縦並びに配置されて昇降する昇降スペースと、所定の階床に設けられ、前記複数のかごが横並びに配置されて停止する停止スペースとを備えたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のエレベータ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、複数のかごを備えたエレベータ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
エレベータ装置には、例えば、上下2段に積み重ねられたかごを同時に昇降させるダブルデッキエレベータのように、輸送力の向上を目的として、複数のかごが備えられたものがある。このように複数のかごが備えられた従来のエレベータ装置として、上下2段に積み重ねられたかごと、この上下部のかご間に連結されたリンクと、上下部のかごの一方を上下動させる駆動装置とを備えることにより、上下に配置されたかご間距離を自在に調節して、一部の階床間距離が他の階床間距離とは異なる場合でも、上下に隣接する全ての階床に停止することができるように構成されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平10−279231号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載のエレベータ装置では、昇降路の占有スペースを大きくすることなく縦方向の輸送力を向上させることができる反面、かごが上下に配置されているため、例えば、建築物の出入口階に設置された乗場等、利用者が多く利用する乗場であっても、上下部に配置されたかごがその乗場に同時に着床することができなかった。また、昇降路の終端に乗場がある場合には、一方のかごがその乗場に停止することができないという問題も生じていた。なお、1つのかごが昇降路内を昇降する通常のエレベータ装置、即ち、シングルデッキエレベータにおいて輸送力の向上を図るには、複数の昇降路を設けたり、かごの床面積を大きくしたりする必要があり、建築物の上下に渡って昇降路の占有スペースが大きくなってしまうという問題があった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、複数のかごを備えたエレベータ装置において、複数のかごが所定の同一階床に同時に停止することができるエレベータ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係るエレベータ装置は、複数のかごが同一昇降路内を昇降するエレベータ装置において、複数のかごが、昇降路内で、縦並び及び横並びに並び替え自在に構成されたものである。
【発明の効果】
【0007】
この発明は、複数のかごが同一昇降路内を昇降するエレベータ装置において、複数のかごを、昇降路内で、縦並び及び横並びに並び替え自在に構成したことで、複数のかごを所定の同一階床に同時に停止させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0009】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の正面図、図2はこの発明の実施の形態1におけるかご装置の正面図であり、後述するかご装置が最上階の乗場に停止している状態を示している。図1及び図2において、1は建築物に設けられたエレベータ昇降路、2は複数(実施の形態1においては3つ)のかご2a乃至2cを備えて昇降路1内を昇降するかご装置、3は昇降路1内をかご装置2とは逆方向に昇降する釣合い重り、4はかご装置2と釣合い重り3とを釣瓶式に懸吊する主索、5は昇降路1の上方に設けられた機械室、6はこの機械室5に設置されて、主索4が巻き掛けられたエレベータ巻上機の駆動綱車、7は巻上機と共に機械室5に設置されて、主索4が巻き掛けられたそらせ車である。なお、特許請求の範囲における昇降装置は、かご2a乃至2cを昇降させることができれば如何なる構成でも構わないが、実施の形態1においては、かご装置を懸吊する主索4と、この主索4を駆動綱車6の綱溝との摩擦力で移動させる巻上機とから構成される。
【0010】
ここで、上記かご装置2には、上端部に主索4が連結されることにより主索4に直接懸吊されてかご装置2全体の重量を支持するかご装置支持体8と、かご装置支持体8に設けられ、昇降路1の奥行方向に水平な軸を有する回動軸9と、一端部が回動軸9を介してかご装置支持体8に回動自在に設けられ、この回動軸9を中心に回転することにより、その他端部がかご装置支持体8の一側に突出する棒状の回動体10と、この回動体10に所定間隔毎に設けられ、前記回動軸9と同じ方向の軸を有する複数の回動軸11a乃至11cと、各回動軸11a乃至11cを介して回動体10にそれぞれ回動自在に設けられた複数のかご支持体12a乃至12cと、各かご支持体12a乃至12cにそれぞれ支持されたかご2a乃至2cと、回動体10を回動させる駆動手段(図示せず)とが備えられている。なお、駆動手段により回動体10が回動した場合でも、回動体10に回動自在に設けられたかご支持体12a乃至12cにより、かご2a乃至2cは、かご室の床面が常時水平となるように姿勢保持されている。
【0011】
ここで、図1及び図2は、かご装置2の回動体10が回動されてこの回動体10が略水平に配置された状態を示しており、この時のかご2a乃至2cは、各かご室の床面が同一高さとなるように、横一列に等間隔に並んで配置されている。なお、図示されていないが、最上階の乗場には、かご2a乃至2cの各停止位置に対応して、複数の乗場出入口が設置されている。そして、かかる状態において各かご2a乃至2cへ通じるエレベータ出入口が開放されることにより、各かご2a乃至2cへの乗降が同時に実施される。
【0012】
また、かご装置2が昇降する昇降路1は、建築物の最下階から最上階に渡って鉛直方向に形成された、所定の横断面積を有する昇降スペース1aと、最上階及び最下階の昇降スペース1aの一側に突出するように形成され、かご2a乃至2cが最上階又は最下階の乗場に同時に停止するため、及び、停止する際の動作のために必要な停止スペース1bとから構成されている。即ち、昇降路1は、かご2a乃至2cが同時に停止する最上階及び最下階付近のみ、その横断面積が大きくなるように構成され、かご2a乃至2cが同一階床に同時に停止することができない中間階においては、所定の横断面積を有するように構成されている。
【0013】
また、図3は図2に示すかご装置の他の状態を示す正面図であり、全てのかご2a乃至2cが最下階の乗場に同時に停止した状態を示している。図3において、かご2a乃至2cが同時に最下階の乗場に停止している場合、かご装置2は、かご2a乃至2cが最上階の乗場に停止している場合と同様の構成を有する。そして、図示されていないが、最下階の乗場にも、かご2a乃至2cの各停止位置に対応して複数の乗場出入口が設置されており、各かご2a乃至2cへの乗降が同時に実施される。
【0014】
一方、図4は図2に示すかご装置の他の状態を示す正面図であり、かご2a乃至2cが中間階の乗場に停止した状態又はかご装置2が昇降路1の昇降スペース1aを昇降している状態を示している。図4において、かご2a乃至2cは、回動体10が略鉛直に配置されることにより、縦一列に等間隔に並んで配置されている。即ち、各かご2a乃至2cは、鉛直投影面上、ほぼ同じ昇降路1内スペースを占有する。したがって、昇降路1の昇降スペース1aは、かご2a乃至2cの中の1台が昇降することができる空間を有していれば足り、かごを1台のみ有する通常のエレベータ装置の昇降路とほぼ同じ横断面積を有する昇降スペース1aで構成することが可能となる。
【0015】
次に、最下階の乗場にいるエレベータ利用者が、上記構成を有するエレベータ装置によって最上階の乗場に移動する際のエレベータ装置の動作について説明する。
最下階の乗場に同時に停止しているかご2a乃至2cへの利用者の乗降が終了すると、かご装置2は、登録された最上階の乗場に利用者を運ぶために上昇を開始する。ここで、かご装置2が上昇を開始すると同時に、それまで略水平に配置されていたかご装置2の回動体10が、図3において反時計回りに回転し始める。そして、かご装置2が所定距離上昇したときに、回動体10が略鉛直に配置されて、かご2a乃至2cが縦並びに配置される。
【0016】
その後、かご装置2は、かご2a及び2cが縦並びに配置された状態で昇降路1の昇降スペース1a内を上昇する。かご装置2が最上階に到着すると、かご装置2の駆動手段により回転体10が回転されて、この回転体10が図2に示すように略水平に配置される。即ち、各かご2a乃至2cが最上階の乗場出入口に対向するように横並びに昇降路1の停止スペース1b内に配置される。そして、かご2a乃至2cの出入口が同時に開放されることにより、各かご2a乃至2cへの乗降が同時に実施される。
【0017】
この発明の実施の形態1によれば、輸送力向上を目的として複数のかご2a乃至2cが備えられたエレベータ装置であっても、複数のかご2a乃至2cが所定の同一階床に同時に停止することができるように構成されているため、両終端階での乗降時間を短縮して輸送力向上を実現できるとともに、利用者に対してより良いサービスを提供することが可能となる。また、かご2a乃至2cが、乗場の停止位置等に合わせて縦並び及び横並びに並び替え自在に構成されているため、利用者の多いと想定される所定の階床(実施の形態1においては最上階及び最下階)付近の昇降路1にのみ停止スペース1bを形成すれば良く、複数の昇降路1を設置する場合よりも、建築物に対する昇降路1の占有スペースを大幅に減少することが可能となる。
【0018】
なお、この発明の実施の形態1においては、最上階及び最下階における利用者が多いことを想定して説明したが、中間階に建築物の出入口等が設けられている場合には、その階床にも複数のかご2a乃至2cが同時に停止することができるように構成しても良い。なお、図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の他の構成を示す要部正面図であり、中間階の乗場にかご2a乃至2cが同時に停止することができるように構成された場合を示したものである。図5において、かご装置2は、回動体10が略水平に配置されて図2及び図3に示すかご装置2と同様の構成を有している。また、昇降路1は、昇降スペース1aの一側に停止スペース1bが形成されている。なお、この停止スペース1bには、かご装置2がこの階床の乗場に上方及び下方から停止する場合に備え、この階床の上方及び下方に、停止する際の動作のために必要な空間が形成されている。かかる構成を有することにより、最上階及び最下階に限らず、必要な所定の階床の乗場にかご2a乃至2cを同時に停止させることが可能となる。
【0019】
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の側面図、図7はこの発明の実施の形態2におけるかご装置の正面図、図8はこの発明の実施の形態2におけるかご装置の側面図、図9は図8に示すかご装置の他の状態を示す側面図である。
【0020】
図6乃至図9において、昇降路1内を昇降するかご装置2は、上端部に主索4が連結されることにより、主索4に直接懸吊されてかご装置2全体の重量を支持する四角環状の枠体を呈するかご装置支持体13と、かご装置支持体13の両側縦柱の中央部にそれぞれ設けられ、昇降路1の間口方向に同一の水平軸を有する2つの回動軸14と、各中央部が回動軸14を介して互いに対向するようにかご装置支持体13に回動自在に設けられ、回動軸14を中心に回動することにより、両端部がそれぞれ枠体を呈するかご装置支持体13の前後に突出する棒状の2つの回動体15と、各回動体15の両端部にそれぞれ設けられ、前記回動軸14と同じ方向の水平軸を有する回動軸16と、この回動軸16を介して各回動体15の一端部間に回動自在に設けられた四角環状の枠体を呈するかご支持体17a(第一かご支持体)と、回動軸16を介して各回動体15の他端部間に回動自在に設けられた四角環状の枠体を呈するかご支持体17b(第二かご支持体)と、各かご支持体17a及び17bの枠体内にそれぞれ支持されたかご2d及び2eと、回動体15を回動させる駆動手段(図示せず)とが備えられている。なお、駆動手段により回動体15が回動した場合でも、回動体15に回動自在に設けられたかご支持体17a及び17bにより、かご2d及び2eは、かご室の床面が常時水平となるように姿勢保持されている。
【0021】
ここで、図7及び図8は、かご装置2の回動軸14が略鉛直に配置された状態を示しており、かご2d及び2eが縦一列に等間隔に並んで配置されている。かかる場合には、かご装置2は、各かご2d及び2eの一側に設けられたかご出入口18a及び18bが、中間階における上下の階床に設けられた乗場19a及び19bに対向するように停止する。
【0022】
また、図9は、かご装置2の回動体15が図7及び図8の状態から回動されて、この回動体15が略水平に配置された状態を示している。かかる場合には、かご2d及び2eは、各かご室の床面が同一高さとなるように、横一列に並んで配置されており、かご装置2は、同一階床に設けられた複数の乗場19c及び19dにかご出入口18a及び18cが対向するように停止する。なお、かご2d及び2eが横一列に並んで配置されると、一方のかご2eに設けられたかご出入口18bは昇降路1の中央部側に配置されてしまい使用することができないため、かご2eには、かご2dと同一高さに配置された時にのみ使用するかご出入口18cが、かご出入口18bの対向位置に設けられている。したがって、最上階及び最下階の乗場には、かご2d及び2eの各停止位置に対応して、昇降路1を間に挟んで互いに対向するように乗場出入口が設けられている。
【0023】
かかる構成を有するエレベータ装置では、かご2d及び2eを縦並びに配置した際に、このかご2d及び2eを主索4の直下部に配置することができるとともに、かご2d及び2eを横並びに配置した際にも、かご2d及び2eを主索4に対して対称に配置することができるため、主索4及びかご装置支持体13に過度の負担が作用することはない。なお、各かご2d及び2eの着床にあたっては、回動体15の回動角制御及びかご装置支持体13の停止高さ制御により、精度よく着床させることが可能である。また、その他は実施の形態1と同様の構成及び効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の正面図である。
【図2】この発明の実施の形態1におけるかご装置の正面図である。
【図3】図2に示すかご装置の他の状態を示す正面図である。
【図4】図2に示すかご装置の他の状態を示す正面図である。
【図5】この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の他の構成を示す要部正面図である。
【図6】この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の側面図である。
【図7】この発明の実施の形態2におけるかご装置の正面図である。
【図8】この発明の実施の形態2におけるかご装置の側面図である。
【図9】図8に示すかご装置の他の状態を示す側面図である。
【符号の説明】
【0025】
1 昇降路
1a 昇降スペース
1b 停止スペース
2 かご装置
2a、2b、2c、2d、2e かご
3 釣合い重り
4 主索
5 機械室
6 駆動綱車
7 そらせ車
8、13 かご装置支持体
9、11a、11b、11c、14、16 回動軸
10、15 回動体
12a、12b、12c、17a、17b かご支持体
18a、18b、18c かご出入口
19a、19b、19c、19d 乗場




 

 


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