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発明の名称 エレベータ用巻上機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−15810(P2007−15810A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2005−198542(P2005−198542)
出願日 平成17年7月7日(2005.7.7)
代理人 【識別番号】100082175
【弁理士】
【氏名又は名称】高田 守
発明者 小川 康司
要約 課題
軸支持台の一端をバネによって支持することにより、反力を小さくしてエンコーダの小型化と固定軸の小径化を図ったエレベータ用巻上機を得る。

解決手段
軸支持躯体3と、軸支持台と、軸支持躯体と軸支持台に両端部を支持された固定軸5と、固定軸に回転自在に取り付けられ、トラクションシーブ8を含むロータ9と、軸支持台内側とロータとの間でかつ固定軸の外周に設けられたエンコーダ11とを備え、軸支持台は、固定軸の一端部を支持する上部軸支持台4aと、上部軸支持台を載置支持する下部軸支持台4bとからなる上下分割構造になっており、上部軸支持台と下部軸支持台との間に、上部軸支持台を下部軸支持台に対して上下方向に並進可能に取り付ける取付装置を設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】
軸支持躯体と、
前記軸支持躯体と互いに対向して設けられた軸支持台と、
前記軸支持躯体と前記軸支持台に両端部を支持された固定軸と、
前記固定軸に軸受を介して回転自在に取り付けられ、トラクションシーブを含むロータと、
前記軸支持躯体に設けられた固定子巻線と、
前記ロータに前記固定子巻線と対向して配置され、前記固定子巻線とによって電動機を構成する界磁磁石と、
前記軸支持躯体に設けられ、前記ロータに形成された制動面に対向して配置されたブレーキ装置と、
前記軸支持台内側と前記ロータとの間でかつ前記固定軸の外周に設けられたエンコーダとを備え、
前記軸支持台は、前記固定軸の一端部を支持する上部軸支持台と、上部軸支持台を載置支持する下部軸支持台とからなる上下分割構造になっており、
前記上部軸支持台と前記下部軸支持台との間に、前記上部軸支持台を前記下部軸支持台に対して上下方向に並進可能に取り付ける取付装置を設けたことを特徴とするエレベータ用巻上機。
【請求項2】
上部軸支持台を下部軸支持台に対して上下方向に並進可能に取り付ける取付装置は、上部軸支持台と下部軸支持台との間に介在して設けられるバネ、及びストッパ付きのガイドを含むことを特徴とする請求項1記載のエレベータ用巻上機。
【請求項3】
上部軸支持台を下部軸支持台に対して上下方向に並進可能に取り付ける取付装置は、上部軸支持台と下部軸支持台との間に介在して設けられるバネ、ストッパ付きのガイド、及びバネ力調整ボルトを含むことを特徴とする請求項1記載のエレベータ用巻上機。
【請求項4】
取付装置は、上部軸支持台と下部軸支持台の両端部に設けられたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のエレベータ用巻上機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、両端が支持された固定軸を持つ両端支持構造のエレベータ用巻上機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のエレベータ用巻上機においては、一端が支持された固定軸を持つ片持ち構造のエレベータ用巻上機(例えば、特許文献1参照)や、両端が支持された固定軸を持つ両端支持構造のエレベータ用巻上機(例えば、特許文献2参照)がある。
【0003】
【特許文献1】特開2004−229498号公報
【特許文献2】特開2000−289954号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の片持ち構造のエレベータ用巻上機では、吊荷重が増大した場合、軸を太くすれば良いが、省スペース化を図った巻上機では、ブレーキ等の機器が内装されており、軸を太くするには限界があり、片持ち構造が不可能となっていた。また、特許文献2記載の両端支持構造のエレベータ用巻上機では、狭いスペースに容易に設置できるように、主軸を両端側で支持し、軸端には中空のエンコーダを主軸に挿通させ幅方向が薄型となるようにしている。しかし、この構造では、荷重点と支持点の位置関係により支持反力は一意に決定され、軸径も強度条件から決定される。この場合の軸径は非常に大きくなるため、軸の外側に中空のエンコーダブラケットを配置し、そのブラケットにエンコーダを嵌合する構造にあっては、エンコーダの内径が非常に大きくなり、コスト高になるという問題があった。また、軸の一端を小径化したい場合には、小径化したい側の支持点を荷重点から遠ざければ良いが、巻上機の軸方向寸法が無駄に長くなるため、省スペースやコスト上の面から問題があった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、両端が支持された固定軸を持つ両端支持構造の巻上機において、軸支持台の一端をバネによって支持することにより、反力を小さくしてエンコーダの小型化と固定軸の小径化を図ったエレベータ用巻上機を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係るエレベータ用巻上機においては、軸支持躯体と、軸支持躯体と互いに対向して設けられた軸支持台と、軸支持躯体と軸支持台に両端部を支持された固定軸と、固定軸に軸受を介して回転自在に取り付けられ、トラクションシーブを含むロータと、軸支持躯体に設けられた固定子巻線と、ロータに固定子巻線と対向して配置され、固定子巻線とによって電動機を構成する界磁磁石と、軸支持躯体に設けられ、ロータに形成された制動面に対向して配置されたブレーキ装置と、軸支持台内側とロータとの間でかつ固定軸の外周に設けられたエンコーダとを備え、軸支持台は、固定軸の一端部を支持する上部軸支持台と、上部軸支持台を載置支持する下部軸支持台とからなる上下分割構造になっており、上部軸支持台と下部軸支持台との間に、上部軸支持台を下部軸支持台に対して上下方向に並進可能に取り付ける取付装置を設けたものである。
【発明の効果】
【0007】
この発明によれば、両端部が支持された固定軸の片側にバネを挿入した支持構造にすることにより、予め、所定のバネ力で軸端を支持したことになるので、支持反力はバネ力のみとなり、バネの無い両端固定の場合と比較して、軸端の支持反力は小さくなり、軸端近傍の曲げモーメントが小さくなる。そのため、軸径を小さくすることができる。したがって、バネ力を任意に設定すれば、軸支持台の分担荷重を任意に設定することができる。そして、軸支持台の分担荷重が小さくなれば、軸支持台近傍の軸径を小さくすることができ、結果的にエンコーダを小型化することが可能となり、コストを削減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用巻上機の全体構成を示す縦断面図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用巻上機を反モータ側から見た側面図である。
【0009】
図1はこの発明のエレベータ用巻上機の全体構成図であり、ベース1上の両端部には、有底の円筒形からなり内周部に電動機の固定子巻線2を取り付けた椀状の軸支持躯体3と、この軸支持躯体3と互いに対向して設けられた軸支持台4が固定されている。これらの軸支持躯体3と軸支持台4とに固定軸5の両端部が支持されている。この固定軸5に軸受6a、6bを介して電動機の界磁磁石7とトラクションシーブ8を含むロータ9が回転自在に取り付けられている。上記ロータ9には段付き中空円筒状のエンコーダブラケット10が固定されている。固定軸5の外周でかつエンコーダブラケット10の外周にはエンコーダ11の内輪が嵌合されている。エンコーダ11は、その外側端と上記軸支持台4の内側との間に介在させたU字状の板バネ12を介して軸支持台4に取り付けられている。また、軸支持台4は、固定軸5の一端部を貫通支持する上部軸支持台4aと、ベース1上に立設されて上部軸支持台4aを載置支持する下部軸支持台4bとに上下2分割されている。そして、図2に示すように、上部軸支持台4aの両端部には垂直方向の貫通穴13が設けられ、下部軸支持台4bの両端部の上記貫通穴13に対応する位置にはネジ穴14が設けられており、上部軸支持台4aの各貫通穴13の上方から軸型のガイド15が挿入され、上部軸支持台4aと下部軸支持台4bの間にコイルバネ16を介在させて軸型のガイド15の下端部を下部軸支持台4bの各ネジ穴14にネジ込むことにより、上部軸支持台4aはガイド15により上下方向に並進可能に取り付けると同時に、コイルバネ16によって弾性的に支持している。また、軸型のガイド15は、その頭部に上部軸支持台4aの上方向への移動を制限するストッパ17を有している。
なお、上記ロータ9の内周面に設けられた制動面と対向してブレーキ装置18が配置されている。
【0010】
以上のように構成されたこの発明の実施の形態1によれば、両端部が支持された固定軸の片側にバネを挿入した支持構造にすることにより、予め、所定のバネ力で軸端を支持したことになるので、支持反力はバネ力のみとなり、バネの無い両端固定の場合と比較して、軸端の支持反力は小さくなり、軸端近傍の曲げモーメントが小さくなる。そのため、軸径を小さくすることができる。したがって、バネ力を任意に設定すれば、軸支持台の分担荷重を任意に設定することができる。そして、軸支持台の分担荷重が小さくなれば、軸支持台近傍の軸径を小さくすることができ、結果的にエンコーダを小型化することが可能となり、コストを削減することができる。
【0011】
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ用巻上機を反モータ側から見た側面図である。図中、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付しているので、説明を省略する。
この実施の形態2において、実施の形態1と相違するところは、先ず第1に、上部軸支持台4aと下部軸支持台4bの間にコイルバネ16を介在させずに、直接軸型のガイド15の下端部を下部軸支持台4bの各ネジ穴14にネジ込んでいる点である。また第2には、図3に示すように、上部軸支持台4aの両側部で各貫通穴13の内側にバネ力調整ボルト19がそれぞれネジ込まれて設けられ、各バネ力調整ボルト19の下方部には上部軸支持台4aと下部軸支持台4bの間に位置するコイルバネ16が設けられている。このコイルバネ16の上端部は上部軸支持台4aの各バネ力調整ボルト19の下端部が貫通する貫通穴20の下端部内に挿入され、各バネ力調整ボルト19の下端部とコイルバネ16との間に介在させた操作体21より間接的に押圧されるようになっている。
【0012】
したがって、実施の形態2によれば、上記バネ力調整ボルト19を緩めると、コイルバネ16を自由長にすることができるので、軸支持台4側の反力は0に調整することが可能となる。バネ力を0にすることで軸型のガイド15を取外せば、容易に上部軸支持台4aを取外すことができので、エンコーダ11の交換を容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】この発明の実施の形態1におけるエレベータ用巻上機の全体構成を示す縦断面図である。
【図2】この発明の実施の形態1におけるエレベータ用巻上機を反モータ側から見た側面図である。
【図3】この発明の実施の形態2におけるエレベータ用巻上機を反モータ側から見た側面図である。
【符号の説明】
【0014】
1 ベース
2 固定子巻線
3 軸支持躯体
4 軸支持台
4a 上部軸支持台
4b 下部軸支持台
5 固定軸
6a、6b 軸受
7 界磁磁石
8 トラクションシーブ
9 ロータ
10 エンコーダブラケット
11 エンコーダ
12 板バネ
13 貫通穴
14 ネジ穴
15 ガイド
16 コイルバネ
17 ストッパ
18 ブレーキ装置
19 バネ力調整ボルト
20 貫通穴
21 操作体




 

 


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