米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 包装;運搬 -> 三菱電機株式会社

発明の名称 エレベータのドア装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−8602(P2007−8602A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−188181(P2005−188181)
出願日 平成17年6月28日(2005.6.28)
代理人 【識別番号】100082175
【弁理士】
【氏名又は名称】高田 守
発明者 飯田 真司
要約 課題
窓部が備えられたエレベータのドア装置において、簡単な構成により、手荷物等の引き込みを確実に防止することができるエレベータのドア装置を得る。

解決手段
エレベータの出入口を形成する三方枠1と、エレベータの出入口を開閉する引き戸3と、この引き戸3に設けられた窓部8とを備えたエレベータのドア装置において、引き戸3に設けられた窓部8は、戸開方向側縁部が、引き戸3の全閉時に、隣接する三方枠の縦枠に隠蔽されるように配置される。
特許請求の範囲
【請求項1】
エレベータの出入口を形成する三方枠と、前記出入口を開閉する引き戸と、この引き戸に設けられた窓部とを備えたエレベータのドア装置において、前記窓部は、戸開方向側縁部が、前記引き戸の全閉時に、隣接する前記三方枠の縦枠に隠蔽されるように配置されたことを特徴とするエレベータのドア装置。
【請求項2】
エレベータの出入口を形成する三方枠と、前記出入口を開閉する引き戸と、この引き戸に設けられた窓部とを備えたエレベータのドア装置において、前記窓部は、前記引き戸の全閉時に、上縁部が前記三方枠の上枠に隠蔽されるとともに、戸開方向側縁部が、隣接する前記三方枠の縦枠に隠蔽されるように配置されたことを特徴とするエレベータのドア装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、窓部を備えたエレベータのドア装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のエレベータのドア装置には、引き戸に触れているエレベータ利用者の手や手荷物等が引き戸の戸開動作とともに戸袋内に引き込まれることを防止するため、フッ素系樹脂からなる低摩擦性被覆層を、引き戸表面の胸高位置から下方の高さに設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2000−355479号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載のエレベータのドア装置は、引き戸の表面が平坦な場合には有効な手段であるが、例えば、引き戸に窓部が備えられている場合には、十分な効果を奏することができなかった。
【0005】
そこで、図6乃至図9に基づいて、窓部が備えられた従来のエレベータのドア装置について説明する。図6は従来のエレベータのドア装置の正面図、図7は図6に示すエレベータのドア装置のG−G断面図である。図6及び図7において、3はエレベータの乗場出入口2を開閉する乗場の戸であり、左右にそれぞれ1枚の乗場の戸3が移動する両開き方式の横引き戸を示している。各乗場の戸3のドアパネル7には、隣接する乗場三方枠1の縦枠5から距離E離れた位置に、幅Fの略長方形状の開口部が形成されており、この開口部にガラス板8等が取り付けられて窓部が形成される。
【0006】
この窓部は、図7に示すように、ガラス板8がドアパネル7の裏面側から配置され、ガラス板8の周縁部が保持枠10及びボルト11を介してドアパネル7に固定される。ここで、上記ガラス板8は、その表面がドアパネル7の表面と略面一となるように、即ち、ガラス板8の突出量Hが0に近づくように配置される。また、ガラス板8は、製作寸法誤差や組立性を考慮して、ドアパネル7に形成された開口部の幅Fよりも僅かに小さい幅を有するように構成されるため、ガラス板8の周縁部と上記開口部の周縁部との間には、幅G(約1mm程度)の隙間12が形成されるのが一般的である。
【0007】
ところで、エレベータ乗場にいる利用者は、急いでいる時等、図8に示すように、乗場の戸3に接近してかごの到着を待っていることがある。また、乗場でかごの到着を待っている利用者は、かごが到着すると、図9に示すように、かごから降りてくる他の利用者のために、乗場三方枠1の縦枠5に背を向けるようにして通路を空けることがある。かかる場合には、無意識の内に利用者の手荷物等が乗場の戸3に接触してしまうことがあった。
【0008】
そして、上記のように乗場にいる利用者が乗場の戸3に接近した状態で戸開動作が開始されると、窓部の周縁部に形成された隙間12に手荷物等の一部が挟まり、この手荷物等が戸袋内に引き込まれることがあった。かかる場合には、戸袋内に引き込まれた手荷物等が乗場三方枠1の縦枠5と乗場の戸3との間に挟まってしまうことにより戸開動作が阻害されたり、手荷物等が噛み込んでしまうことにより戸開閉動作が全く行われなくなったりするという問題が生じていた。
【0009】
なお、特許文献1記載の低摩擦性被覆層を窓部が備えられた乗場の戸3の表面に設けたり、低摩擦性能を備えた塗料等を塗布したりすることも考えられるが、窓部周縁部に形成された隙間12の部分が剥がれやすく効果が持続しないとともに、低摩擦性被覆層の張り替えや塗料の塗り直し等の作業が必要となり、作業性及びコスト面で問題があった。
【0010】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、窓部が備えられたエレベータのドア装置において、簡単な構成により、手荷物等の引き込みを確実に防止することができるエレベータのドア装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この発明に係るエレベータのドア装置は、エレベータの出入口を形成する三方枠と、出入口を開閉する引き戸と、この引き戸に設けられた窓部とを備えたエレベータのドア装置において、窓部は、戸開方向側縁部が、引き戸の全閉時に、隣接する三方枠の縦枠に隠蔽されるように配置されたものである。
【発明の効果】
【0012】
この発明は、エレベータの出入口を形成する三方枠と、出入口を開閉する引き戸と、この引き戸に設けられた窓部とを備えたエレベータのドア装置において、窓部は、戸開方向側縁部が、引き戸の全閉時に、隣接する三方枠の縦枠に隠蔽されるように配置された構成としたことで、窓部が備えられたエレベータのドア装置において、簡単な構成により手荷物等の引き込みを確実に防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0014】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのドア装置の正面図、図2は図1に示すエレベータのドア装置のA−A断面図、図3はそのB−B断面図、図4は図2に示すエレベータのドア装置のC部詳細図、図5は図3に示すエレベータのドア装置のD部詳細図である。
【0015】
図1乃至図5において、1はエレベータの乗場に設けられた乗場三方枠、2はこの乗場三方枠1と乗場の床面とにより形成される乗場出入口、3はこの乗場出入口2を開閉する両開き方式の横引き戸からなる乗場の戸、4はこの乗場の戸3下端部の移動方向を案内する敷居であり、上記乗場三方枠1は、乗場出入口2の両側に立設された縦枠5と、この両縦枠5の上部端間に渡って設けられて乗場出入口2の上側に配置された上枠6とから構成される。なお、実施の形態1においては、左右にそれぞれ各1枚の乗場の戸3が移動することにより上記乗場出入口2が開閉されるように構成されている。
【0016】
また、上記乗場の戸3には、ドアパネル7に形成された開口部にガラス板8が設けられて窓部が形成されている。このガラス板8は、その表面がドアパネル7の表面と略面一となるように配置され、その周縁部が、ドアパネル7に形成された開口部の周縁部に支持されて固定されている。このガラス板8は、図2乃至図5に示すように、ドアパネル7の裏面に設けられた略Z字状の取付板9に接着固定されてドアパネル7に設けられている。なお、上記ガラス板8は、図7に示すように、その周縁部がドアパネル7と保持枠10とにより挟持されるようにしてドアパネル7に支持されていても良い。
【0017】
また、上記ガラス板8は、その上縁部が上枠6の下面よりも上方に位置するように配置されており、ガラス板8の上縁部とドアパネル7の開口部の上縁部との境界部は、上枠6により隠蔽されている。一方、ガラス板8の戸開方向の側縁部、即ち、縦枠5に隣接する側の側縁部は、乗場の戸3の全閉時において、隣接する縦枠5の乗場出入口2側側面よりも反乗場出入口2側に位置するように配置されており、乗場の戸3の全閉時に、ガラス板8の戸開方向側縁部とドアパネル7の開口部の戸開方向側縁部との境界部は、隣接する縦枠5により隠蔽されている。
【0018】
かかる構成を有することにより、エレベータの乗場でかごの到着を待っているエレベータ利用者が乗場の戸3に接近して、この利用者の手荷物等が乗場の戸3の表面に接触している場合でも、従来のように、ガラス板8とドアパネル7との境界部に形成された隙間12に手荷物等の一部が挟まって、戸袋内に引き込まれるようなことを防止することが可能となる。即ち、乗場の戸3の全閉時においても、ガラス板8の戸開方向側縁部は乗場三方枠1の縦枠5に隠蔽されており、手荷物等が引っ掛かり易い上記境界部が、利用者の待つ乗場の戸3の表面に現れる恐れはない。
【0019】
なお、ガラス板8の戸閉方向側縁部とドアパネル7の開口部の戸閉方向側縁部との間に形成される境界部は、利用者の待つ乗場の戸3の表面に現れることとなるが、かかる境界部は乗場の戸3の全閉時に乗場出入口2の中央部に配置されるとともに、万一利用者の手荷物等が挟まった場合でも、戸袋内に引き込まれるまでに時間があり、手荷物を引かれた利用者が、手荷物が挟まっていることに気づいて取り外すことが可能であるため、特に問題となることはない。
【0020】
また、実施の形態1においては、乗場側のドア装置について説明したが、かご側のドア装置であっても、実施の形態1と同様の構成により同様の効果を得ることができることは言うまでもない。即ち、かごの戸に窓部が備えられている場合には、かごの戸の全閉時に、その窓部の上縁部をかご三方枠の上枠に隠蔽されるように構成し、戸開方向側縁部を、隣接するかご三方枠の縦枠に隠蔽されるように構成すれば良い。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】この発明の実施の形態1におけるエレベータのドア装置の正面図である。
【図2】図1に示すエレベータのドア装置のA−A断面図である。
【図3】図1に示すエレベータのドア装置のB−B断面図である。
【図4】図2に示すエレベータのドア装置のC部詳細図である。
【図5】図3に示すエレベータのドア装置のD部詳細図である。
【図6】従来のエレベータのドア装置の正面図である。
【図7】図6に示すエレベータのドア装置のG−G断面図である。
【図8】従来のエレベータのドア装置の動作を説明する図である。
【図9】従来のエレベータのドア装置の動作を説明する図である。
【符号の説明】
【0022】
1 乗場三方枠
2 乗場出入口
3 乗場の戸
4 敷居
5 縦枠
6 上枠
7 ドアパネル
8 ガラス板
9 取付板
10 保持枠
11 ボルト
12 隙間




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013