米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 包装;運搬 -> 株式会社リコー

発明の名称 画像形成装置、記録紙の搬送制御方法、並びに、プログラムおよび記録媒体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−91398(P2007−91398A)
公開日 平成19年4月12日(2007.4.12)
出願番号 特願2005−282165(P2005−282165)
出願日 平成17年9月28日(2005.9.28)
代理人 【識別番号】100079843
【弁理士】
【氏名又は名称】高野 明近
発明者 藤田 明宏
要約 課題
インクジェット方式で両面印刷を行うときに、変形させることなく記録紙を搬送する画像形成装置を提供する。

解決手段
インクを用い且つ両面印刷機能を持つ画像形成装置であって、記録紙を搬送する搬送手段と、記録紙を前記搬送手段に加圧する加圧手段を有し、両面印刷を行う場合、片面印刷された記録紙を前記搬送手段の搬送方向上流にて待機させるように制御する制御手段を備えている。
特許請求の範囲
【請求項1】
インクを用い且つ両面印刷機能を持つ画像形成装置であって、記録紙を搬送する搬送手段と、記録紙を前記搬送手段に加圧する加圧手段を有し、両面印刷を行う場合、片面印刷された記録紙を前記搬送手段の搬送方向上流にて待機させるように制御する制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、記録紙の紙種を検出する紙種検出手段を有し、前記制御手段における、記録紙を前記搬送手段の搬送方向上流にて待機させる制御を、前記紙種検出手段によって得られた情報を基に切り替えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の画像形成装置において、片面印刷するときのインクの塗布量を検出する塗布量検出手段を有し、前記制御手段における、記録紙を前記搬送手段の搬送方向上流にて待機させる制御を、前記塗布量検出手段によって得られた情報を基に切り替えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1、2または3に記載の画像形成装置において、片面印刷したときの記録紙の湿度を検出する湿度検出手段を有し、前記制御手段における、記録紙を前記搬送手段の搬送方向上流にて待機させる制御を、前記湿度検出手段によって得られた情報を基に切り替えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置において、片面印刷したときの含水量を検出する含水量検出手段を有し、前記制御手段における、記録紙を前記搬送手段の搬送方向上流にて待機させる制御を、前記含水量検出手段によって得られた情報を基に切り替えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項2乃至5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記各検出手段は、印刷される画像データを基に推定することを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項3乃至6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記各検出手段の検出する範囲を規定することを特徴とした画像形成装置。
【請求項8】
インクを用い且つ両面印刷機能を持つ画像形成装置であって、記録紙を搬送する搬送手段と、記録紙を前記搬送手段に加圧する加圧手段を有し、両面印刷を行う場合、片面印刷のインクの塗布量を総量規制することを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
請求項8に記載の画像形成装置において、記録紙の紙種を検出する紙種検出手段を有し、前記紙種検出手段によって得られた情報を基に総量規制の値を変更することを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
請求項8または9に記載の画像形成装置において、片面印刷するときのインクの塗布量を検出する塗布量検出手段を有し、前記塗布量検出手段によって得られた情報を基に総量規制の値を変更することを特徴とする画像形成装置。
【請求項11】
請求項8、9または10に記載の画像形成装置において、片面印刷するときの記録紙の湿度を検出する湿度検出手段を有し、前記湿度検出手段によって得られた情報を基に総量規制の値を変更することを特徴とする画像形成装置。
【請求項12】
請求項8乃至11のいずれかに記載の画像形成装置において、片面印刷するときのインクの含水量を検出する含水量検出手段を有し、前記含水量検出手段によって得られた情報を基に総量規制の値を変更することを特徴とする画像形成装置。
【請求項13】
請求項10乃至12のいずれかに記載の画像形成装置において、前記各検出手段の検出する範囲を規定することを特徴とした画像形成装置。
【請求項14】
請求項1乃至13のいずれかに記載の画像形成装置において、前記搬送手段の端部をテーパー形状としたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項15】
記録紙を加圧しながら搬送する搬送手段を有し、インクを用い且つ両面印刷機能を持つ画像形成装置で使用される記録紙の搬送制御方法であって、両面印刷を行う場合、片面印刷された記録紙を前記搬送手段の搬送方向上流にて待機させるように搬送制御することを特徴とする記録紙の搬送制御方法。
【請求項16】
コンピュータに、請求項1乃至14のいずれかに記載の画像形成装置の機能を実現させるためのプログラム。
【請求項17】
コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、請求項16に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、記録紙の搬送制御方法、並びに、プログラムおよび記録媒体に関し、特に、インクジェット方式で画像形成するときの記録紙の搬送制御に関する。
【背景技術】
【0002】
シリアルプリンタとして昨今ではインクジェット記録方式のプリンタや画像形成装置が普及している。このインクジェット記録装置においては、インクで記録することから定着工程がなく、インク自体の乾燥によっていわば定着するようになっている。そのため、一般には、記録紙の片面にのみ記録し、両面記録は行われていなかった。そこで、省資源の要求や見開きで画像を印刷したい場合には、片面の記録が終了した後、排出された記録シートを表裏反対にして再度給紙して両面記録を行なうことが行われていた。
【0003】
しかし、両面記録を行う際に、片面に画像形成された記録紙を再度給紙して画像が形成されていない側の面に画像形成させるために、ユーザが操作する必要があり、能率やコストの問題が生じていた。
【0004】
このような問題を解決するために、特許文献1の発明は、記録媒体の表面側に記録手段を用いて記録を行い、記録媒体下端を搬送方向先端として搬送手段へ再び導いて、記録媒体の裏面側の記録開始位置へセットしたのち、搬送手段を逆転して記録媒体上端を搬送方向先端として記録媒体を搬送し、記録データを記録手段に送って裏面側の記録を行うように構成されている。
【特許文献1】特開平7−323637号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、インクが塗布されると用紙は水分(インク)を含むことになり、この状態でローラ間に挟まれたまま長時間放置しておくと、用紙がカールしたり、波打ったりという状態になる。
インクジェット方式では、印字ヘッドとの間が1〜2mmという狭い隙間を用紙が搬送されるため、このように用紙が変形したまま搬送して画像を形成しようとすると、用紙が記録ヘッドに当たって擦れてしまい、用紙の搬送性能、印刷品質及び装置全体の品質に大きく影響することになる。
【0006】
本発明は、上述した実情を考慮してなされたものであって、インクジェット方式で両面印刷を行うときに、変形させることなく記録紙を搬送する画像形成装置、記録紙の搬送制御方法、並びに、画像形成装置の機能や記録紙の搬送制御方法をコンピュータに実現させるためのプログラムおよびそのプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、インクを用い且つ両面印刷機能を持つ画像形成装置であって、記録紙を搬送する搬送手段と、記録紙を前記搬送手段に加圧する加圧手段を有し、両面印刷を行う場合、片面印刷された記録紙を前記搬送手段の搬送方向上流にて待機させるように制御する制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置である。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、記録紙の紙種を検出する紙種検出手段を有し、前記制御手段における、記録紙を前記搬送手段の搬送方向上流にて待機させる制御を、前記紙種検出手段によって得られた情報を基に切り替えることを特徴とする画像形成装置である。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、片面印刷するときのインクの塗布量を検出する塗布量検出手段を有し、前記制御手段における、記録紙を前記搬送手段の搬送方向上流にて待機させる制御を、前記塗布量検出手段によって得られた情報を基に切り替えることを特徴とする画像形成装置である。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1、2または3に記載の画像形成装置において、片面印刷したときの記録紙の湿度を検出する湿度検出手段を有し、前記制御手段における、記録紙を前記搬送手段の搬送方向上流にて待機させる制御を、前記湿度検出手段によって得られた情報を基に切り替えることを特徴とする画像形成装置である。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置において、片面印刷したときの含水量を検出する含水量検出手段を有し、前記制御手段における、記録紙を前記搬送手段の搬送方向上流にて待機させる制御を、前記含水量検出手段によって得られた情報を基に切り替えることを特徴とする画像形成装置である。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記各検出手段は、印刷される画像データを基に推定することを特徴とする画像形成装置である。
【0013】
請求項7に記載の発明は、請求項3乃至6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記各検出手段の検出する範囲を規定することを特徴とした画像形成装置である。
【0014】
請求項8に記載の発明は、インクを用い且つ両面印刷機能を持つ画像形成装置であって、記録紙を搬送する搬送手段と、記録紙を前記搬送手段に加圧する加圧手段を有し、両面印刷を行う場合、片面印刷のインクの塗布量を総量規制することを特徴とする画像形成装置である。
【0015】
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の画像形成装置において、記録紙の紙種を検出する紙種検出手段を有し、前記紙種検出手段によって得られた情報を基に総量規制の値を変更することを特徴とする画像形成装置である。
【0016】
請求項10に記載の発明は、請求項8または9に記載の画像形成装置において、片面印刷するときのインクの塗布量を検出する塗布量検出手段を有し、前記塗布量検出手段によって得られた情報を基に総量規制の値を変更することを特徴とする画像形成装置である。
【0017】
請求項11に記載の発明は、請求項8、9または10に記載の画像形成装置において、片面印刷するときの記録紙の湿度を検出する湿度検出手段を有し、前記湿度検出手段によって得られた情報を基に総量規制の値を変更することを特徴とする画像形成装置である。
【0018】
請求項12に記載の発明は、請求項8乃至11のいずれかに記載の画像形成装置において、片面印刷するときのインクの含水量を検出する含水量検出手段を有し、前記含水量検出手段によって得られた情報を基に総量規制の値を変更することを特徴とする画像形成装置である。
【0019】
請求項13に記載の発明は、請求項10乃至12のいずれかに記載の画像形成装置において、前記各検出手段の検出する範囲を規定することを特徴とした画像形成装置である。
【0020】
請求項14に記載の発明は、請求項1乃至13のいずれかに記載の画像形成装置において、前記搬送手段の端部をテーパー形状としたことを特徴とする画像形成装置である。
【0021】
請求項15に記載の発明は、記録紙を加圧しながら搬送する搬送手段を有し、インクを用い且つ両面印刷機能を持つ画像形成装置で使用される記録紙の搬送制御方法であって、両面印刷を行う場合、片面印刷された記録紙を前記搬送手段の搬送方向上流にて待機させるように搬送制御することを特徴とする記録紙の搬送制御方法である。
【0022】
請求項16に記載の発明は、コンピュータに、請求項1乃至14のいずれかに記載の画像形成装置の機能を実現させるためのプログラムである。
請求項17に記載の発明は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、請求項16に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体である。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、インクジェット方式の画像形成装置において両面印刷する場合、記録紙をレジストローラに挟み込んだ状態で長時間待機することを防止できるので、記録紙に大きな変形を与えることがなくなり、異常画像やジャムの防止が可能となる。
また、記録紙をレジストローラに挟み込んだ位置のインクの総量を規制することによって、記録紙に大きな変形を与えることがなくなり、異常画像やジャムの防止が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るインクジェット方式の画像形成装置の概略構成図である。図1において、画像形成装置1は、画像読取部2、作像部3、給紙部4、両面搬送部5、搬送部6および排紙部7から基本的に構成されている。
【0025】
画像読取部2は、コンタクトガラス20上に載置された原稿を圧板21で押さえて読み取る方式のもので、コンタクトガラス20の下方には、光源22、第1ミラー23、第2ミラー24、第3ミラー25、結像レンズ26及びCCDなどの撮像素子27を備え、光源22と第1ミラー23は第1走行体28に、第2ミラー24と第3ミラーは第2走行体29にそれぞれ搭載され、第1走行体28と第2走行体29は2対1の速度で副走査方向に移動する公知のものである。
【0026】
作像部3は、インクジェットヘッドとして記録ヘッド30と図示しない画像処理回路とからなり、画像読取部2で読み取った画像データ、あるいは図示しない通信制御部からネットワークを介してコンピュータから、あるいはローカルのプリンタとして機能するために接続されたコンピュータから転送されてきた画像データを画像処理回路で出力するためのデータに変換し、あるいは所定の処理を行って記録ヘッド30の駆動回路に出力する。
【0027】
記録ヘッド30は、キャリッジ32に搭載され、シリアルヘッドとして機能し、駆動回路からの指示に従って副走査方向の所定ドッド単位で主走査方向に走査して印字する。一走査(所定ドット数幅)印字すると、記録紙は副走査方向に送られ、記録ヘッド30が主走査方向に走査して印字するという動作を繰り返す。そして、最終行まで印字すると、次の記録紙の供給を受けて最初の行から同じ動作を繰り返す。
【0028】
主走査方向の走査は、キャリッジガイド31に案内されて主走査方向(記録紙搬送方向と直交する方向)に移動可能なキャリッジ32上に、液滴吐出ヘッドからなる複数の色の液滴を吐出する複数の記録ヘッド30を主走査方向に並べて配置(ノズル列は副走査方向)し、あるいは、複数の色の液滴を吐出する複数のノズル列を有する1または複数の記録ヘッドを配置して搭載し、キャリッジ32を主走査方向に移動させながら画像形成を行う。
【0029】
複数の記録ヘッド30は、それぞれブラック(Bk)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクを吐出する色ごとに用意された4個のヘッドからなり、図示しないインクカートリッジからそれぞれ各色のインクが供給される。
【0030】
給紙部4は、給紙トレイ40、ピックアップコロ(本体給紙コロ)41、摩擦パッド42およびレジストローラ43からなる。ピックアップコロ41は、給紙トレイ40内に積層された状態で収納されている記録紙44の最上位の記録紙面に当接して、記録紙44を給紙トレイ40から引き出し、摩擦パッド42によって1枚ずつに分離してレジストローラ43に送り出す。
これらのピックアップコロ41やレジストローラ43は後述する制御回路(図2)からわかるように給紙モータによって駆動され、それぞれ電磁クラッチにより駆動力の伝達のオン・オフが制御される。
【0031】
搬送部6は、給紙部4から作像部3へ、作像部3から排紙部7あるいは両面搬送部5へ、両面搬送部5から作像部3へ記録紙44を搬送する。
レジストローラ43の記録紙搬送方向下流側であって、記録ヘッド30を挟んで上流側には搬送ローラ58aが、下流側には搬送ローラ58bがそれぞれ設けられ、さらに、両者間に搬送ベルト58cが張架され、メインモータで駆動される。
【0032】
両面搬送部5は、両面入口ローラ51の下流側に記録紙搬送方向に沿って両面搬送ローラ53a,53b,53c,53d,53eが配置され、これらのローラは、両面モータによって駆動されて、片面に画像が形成された記録紙44を第2の分岐板74で両面入口ローラ51から両面搬送路52を経由して第1の両面待機部53に搬送される。
また、第2の両面待機部55には反転ローラ55a,55bが配置され、第1の両面待機部53側から搬送されてきた記録紙44をスイッチバックさせて、第1の分岐板54を切り替えて少なくとも両面出口ローラ56まで、反転モータによって駆動されて搬送される。
【0033】
排紙部7は、第2の搬送ローラ58bの下流側に搬送ローラ58d,58e,58fが設けられ、さらに、排紙搬送路70には、搬送ローラ71及び排紙ローラ72が設けられ、両面搬送路52の第2の分岐板74のすぐ下流には両面入口ローラ51が設けられ、これらの搬送ローラは排紙モータによって駆動される。印刷が完了すると排紙トレイ73へ排紙される。
【0034】
図2は、本実施形態に係る画像形成装置の制御部を示すブロック図である。図2において、制御部100は、この画像形成装置全体を制御するCPU101と、CPU101が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM102と、画像データ(印刷データ)等を一時格納するとともにCPU101のワークエリアとしても機能するRAM103と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリ(NVRAM)104と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC105と、画像読取部2による画像の読み取りおよび読み取った画像のデータ処理などを行うスキャナ制御部106を備えている。
【0035】
また、この制御部100は、外部装置からデータを受信する場合に使用するデータおよび信号の送受を行うための外部I/F107と、作像部3の記録ヘッド30を駆動制御するためのヘッド駆動制御部108およびヘッドドライバ109を備え、駆動源として5つのモータ、給紙モータ111,メインモータ112,排紙モータ113,両面モータ114,反転モータ115および各モータをそれぞれ駆動するためのモータドライバを含むモータ駆動部116,117,118,119,120を備えている。
【0036】
また、給紙クラッチ121、分岐ソレノイド122および反転ソレノイド123並びにこれらの駆動部124を備え、各駆動部108,116〜120とともにバスを介してCPU101によって制御される。
さらに、この制御部100は、各種センサ(例えば、インクの塗布量、含水量、湿度等を検出するセンサや、記録紙の印刷や搬送に係る各種センサ)の検知信号を取り込むためのI/O125を備え、また、この装置に必要な情報の入力および表示を行うための操作パネル126が接続されている。
【0037】
制御部100は、画像読取部2によって原稿画像を読み取った場合には、読取画像を処理してスキャナ制御部106内のバッファに格納する。また、外部I/F107を介してパーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読取装置、デジタルカメラなどの撮像装置などの外部ホスト側から印刷データ等を受信した場合には外部I/F107に含まれる受信バッファ内に格納する。
【0038】
CPU101は、スキャナ制御部106あるいは外部I/F107から画像データを読み出して解析し、ASIC105で必要な画像処理、データの並び替え処理等を行ってヘッド駆動制御部108に印刷画像データを転送する。なお、外部からのデータに基づいて画像出力するためのドットパターンデータの生成は、例えばROM102にフォントデータを格納して行っても良いし、外部ホスト側のプリンタドライバで画像データをビットマップデータに展開してこの画像形成装置に転送するようにしても良い。
【0039】
なお、後述の制御はROM102に格納されたプログラムにしたがって実行されるが、このプログラムのプログラムデータは、例えば外部I/F107を介して図示しないサーバから転送され、あるいは図示しないCD−ROMやSDカードなどの記録媒体から記録媒体駆動装置を介して転送され、図示しないハードディスク装置などにダウンロードしたりバージョンアップして使用することも可能である。
【0040】
ヘッド駆動制御部108は、各記録ヘッド30の1行分に相当する画像データ(ドットパターンデータ)を受け取ると、この1行分のドットパターンデータをヘッドドライバ109に転送し、ヘッドドライバ109はドットパターンデータに基づいて記録ヘッド30の1ライン分のアクチュエータ手段に対して選択的に所要の駆動波形を印加させて駆動する。
これにより、各記録ヘッド30の対応したノズルから液滴が吐出され、印字が行われる。その際、記録紙44を副走査搬送部によって1行分ずつ、あるいはヘッドの副走査方向のドット数に対応した行数分搬送して停止させ、記録ヘッド30から液滴を吐出させることによって、記録紙44上に1行あるいはドット数に対応した行数分の印字が1主走査方向の走査によって印字される。
【0041】
<実施形態1>
上述したような、インクジェット方式の画像形成装置において、両面印刷した場合、片面印刷した後、もう片方の面を印刷する前に、インクの補充、記録ヘッドの掃除や印刷するための画像データが揃わないため、搬送ローラ58aにかんだ状態で記録紙44が待機するときがある。さらに、画像処理の影響、先行の用紙の印字状況等で変化し、待機時間が長時間に及ぶ場合もある。
このように、記録紙44が搬送ローラ58aにかんだ状態の時には、搬送ローラ58aの近くにあるレジストローラ43にも挟み込まれた状態となっている。
【0042】
このレジストローラ43は、図3に示したような構造をしており、ゴム層で芯金を覆われた駆動ローラと、当該駆動ローラに圧接する従動ローラとを有している。ここで、駆動ローラの芯金を覆うゴム層は、全域にわたって芯金を覆うのではなく、駆動ローラ軸長手方向中央部周辺を切り欠いてレジストセンサのアクチエータを配置している。軸受を介して本体に取り付けられた駆動ローラ側には、電磁クラッチを介してSPモータから駆動力が伝えられるようになっている。
一方、従動ローラも両端を加圧軸受で支持されているが、その支持は固定的ではなく、バネによって従動ローラを駆動ローラ方向にスライドして駆動ローラを加圧可能なようになっている(図4参照)。
【0043】
しかし、片面印刷がなされると記録紙44は水分(インク)を含み、レジストローラ43に挟まれた状態で放置すると、記録紙44は変形してカールしたり、波打ったりした状態になってしまう。
【0044】
このようなことを防ぐためには、記録紙44をレジストローラ43に挟み込んだ状態に置かない、あるいは、両面搬送路50、第1の両面待機部53、第2の両面待機部55におけばよい。しかし、両面搬送路50、第1の両面待機部53、第2の両面待機部55では、作像部3に遠いため、出力の生産性が上がらない。したがって、記録紙44の先端を作像部3に出来るだけ近い位置、即ち、レジストローラ43の搬送方向の上流側で待機させる構成をとることによって、出力の生産性を上げることができる。
【0045】
以下、上述したように、記録紙44をレジストローラ43の搬送方向上流側で待機するための制御方法について説明する。
【0046】
図5は、本実施形態1における搬送モードを変更する処理手順を示すフローチャートである。
ユーザからホストコンピュータや、操作部から両面印刷が指定されたかを判断し、両面印刷が指示されていないときには(ステップS11/NO)、通常搬送モードを設定する(ステップS14)。
また、両面印刷がユーザに指定された場合(ステップS11/YES)、記録紙が薄紙でなければ(ステップS12/NO)、通常搬送モードを設定する(ステップS14)。ここで、記録紙の薄さは、予め紙の種類とその厚さとの対応表を記憶させておき、ユーザがコンピュータや操作部で指定した、紙の種類に基づいて対応表から厚さを取得し、所定の閾値を使って判断する。
また、記録紙の厚さを判断するのは、厚紙であれば両面印刷が指定されても、レジストローラ43に挟まった状態であっても、記録紙44が変形することが少ないと考えるからである。
【0047】
一方、記録紙が薄紙であれば(ステップS12/YES)、搬送変更モードを設定する(ステップS13)。
【0048】
ここで、通常搬送モードが設定されると、両面印刷が指定されていても、片面印刷された記録紙44は、もう片方の面を印刷するときにも、搬送ローラ58aにかんだ状態で待機するように搬送制御される。
一方、搬送変更モードが設定されると、記録紙44が薄紙であれば、片面印刷した状態でレジストローラ43に長時間挟まれると、記録紙44が変形してしまうので、もう片方の面を印刷するときには、記録紙44の先端がレジストローラ43にかんだ状態で待機するように搬送制御される。
【0049】
しかし、記録紙44が薄紙であっても、インクの塗布量が少なければ、水分(インク)の量が少なく、レジストローラ43に挟まれても変形しない場合がある。この場合には、通常の搬送制御をすればよい。
【0050】
図6は、本実施形態1における搬送モードを、インクの塗布量を判断して変更する処理手順を示すフローチャートである。
ユーザからホストコンピュータや、操作部から両面印刷が指定されたかを判断し、両面印刷が指示されていないときには(ステップS21/NO)、通常搬送モードを設定する(ステップS26)。
また、両面印刷がユーザに指定された場合(ステップS21/YES)、記録紙が薄紙でなければ(ステップS22/NO)、通常搬送モードを設定する(ステップS26)。
この記録紙の厚さの判断は、上記と同様にして判断する。
【0051】
一方、記録紙が薄紙であれば(ステップS22/YES)、インク塗布量を検出し(ステップS23)、塗布量が少なければ(ステップS24/NO)、通常搬送モードを設定する(ステップS26)。
また、インク塗布量が多ければ(ステップS24/YES)、搬送変更モードを設定する(ステップS25)。
【0052】
このインクの塗布量は、印刷する画像データに基づいて吐出する液滴の総量から推計する。あるいは、記録ヘッド30から吐出した液滴量を計測して、インクの塗布量としてもよい。また、インクの塗布量の多いか少ないかは、予め設定した所定の値を基準として判断する。
【0053】
図7は、本実施形態1における搬送モードを、含水量を判断して変更する処理手順を示すフローチャートである。図7では、図6のインクの塗布量の代わりに、記録紙44に含まれる含水量を基準に搬送モードを設定する点が相違しているのみである。
この含水量は、印刷する画像データに基づいて吐出する液滴の総量から推計された水の量を用いる。あるいは、含水量センサを用いて、直接印刷された記録紙の含水量を検出してもよい。また、含水量の多いか少ないかは、予め設定した所定の値を基準として判断する。
【0054】
図8は、本実施形態1における搬送モードを、記録紙の湿度を判断して変更する処理手順を示すフローチャートである。図8では、図6のインクの塗布量の代わりに、印刷によって生じた記録紙44に含まれる湿度を基準に搬送モードを設定する点が相違しているのみである。
この湿度は、印刷する画像データに基づいて吐出する液滴の総量から推計された水の量から湿度を用いる。あるいは、湿度センサを用いて、直接印刷された記録紙の湿度を検出してもよい。また、湿度が高いか低いかは、予め設定した所定の値(例えば、70%RH)を基準として判断する。
【0055】
上記の説明では、両面印刷および薄紙への印刷指示があった場合にのみ、種々の検出結果(インク塗布量、含水量、湿度)を参照して、通常搬送モードと搬送変更モードとを切り替えるようにしていた。しかし、両面印刷の指示があった時に、紙種を判定することなく、種々の検出結果(インク塗布量、含水量、湿度)によって通常搬送モードと搬送変更モードとを切り替えるようにしてもよい。
さらに、種々の検出結果(紙種、インク塗布量、含水量、湿度)を任意に組み合わせて、組み合わせの検出結果が所定の条件を満足するか否かによって、通常搬送モードと搬送変更モードとを切り替えるようにしてもよい。
【0056】
これまでの説明では、片面印刷し、記録紙44の先端が搬送ローラ58aにかんだ状態となり、レジストローラ43に挟まれた範囲が印刷されていなかった場合には、あえて記録紙44の先端をレジストローラ43にかんだ状態で待機させる必要はない。
これは、レジストローラ43に挟まれても記録紙44が変形しない程度の印刷状態のときにも、同様なことが言える。
【0057】
そこで、記録紙44の先端が搬送ローラ58aにかんだ状態となり、レジストローラ43に挟まれる範囲の印刷の状態を検出して、その検出結果が所定の条件を満たすか否かによって、通常搬送モードと搬送変更モードとを切り替えるようにしてもよい。
例えば、搬送ローラ58aとレジストローラ43間の距離を120mmとすると、レジストローラ43に挟まれる範囲(以下、検出範囲という)は100mm〜140mmとなる。ここで、検出範囲の幅は、レジストローラ43ごとに予め設定された値である。
よって、この検出範囲(100mm〜140mm)についてのみ上述した種々の検出結果(紙種、インク塗布量、含水量、湿度)を基にモードを変更する。
【0058】
例えば、図6(インク塗布量)の場合には、ステップS23の「インク塗布量の検出」において、上記の検出範囲内のインク塗布量を画像データから推定し、あるいは、インク塗布量センサで検出し、この検出したインク塗布量が所定値より大きければ、搬送変更モードに設定し、さもなければ、通常搬送モードに設定する。
他の図7(含水量)、図8(湿度)の場合についても同様に、検出範囲内の含水量や湿度を検出して、搬送変更モードあるいは通常搬送モードを設定する。
【0059】
したがって、種々の検出結果(紙種、インク塗布量、含水量、湿度)を得る範囲を限定できるので、検出時間が短縮され、生産性(コピーや印刷の速度)が向上する。
【0060】
<実施形態2>
上記の実施形態1では、両面印刷するときに、片面印刷後にレジストローラ43に挟まれる記録紙44の部分が変形するか否かで、搬送モードを変更するようにした。
しかし、レジストローラ43に挟まれる記録紙44の部分が変形しない程度の水分量にすれば、搬送モードを変更する必要がなくなる。
本実施形態2では、両面印刷において、レジストローラ43によって片面印刷された記録紙44が変形しない程度の水分量になるように、インクの吐出量の総量規制を行うようにした。ここで、総量規制とは、インクの吐出量を一律にカットすることを言う。
これにより、実施形態1のように紙種、インクの塗布量、含水量、湿度などを検出することが無くなり、装置のコストダウンが図れ、インク量を規制するため、レジストローラ内で記録紙が長時間待機しても変形が起きず品質が向上する。
【0061】
また、実施形態1のように紙種、インクの塗布量、含水量、湿度等を検出すれば、総量規制すべき対象の選択が正確となり、総量規制による画像品質の低下が防げる。
図9は、本実施形態2におけるインク塗布量の総量規制を行う処理手順を示すフローチャートである。
ユーザからホストコンピュータや、操作部から両面印刷が指定されたかを判断し、両面印刷が指示されていないときには(ステップS51/NO)、インクの塗布量の総量規制を行わないように設定する(ステップS55)。
【0062】
また、両面印刷がユーザに指定された場合(ステップS51/YES)、インク塗布量を検出し(ステップS52)、塗布量が少なければ(ステップS53/NO)、インクの塗布量の総量規制を行わないように設定する(ステップS55)。このインクの塗布量は、印刷する画像データに基づいて吐出する液滴の総量から推計する。また、インクの塗布量の多いか少ないかは、予め設定した所定の値を基準として判断する。
また、インク塗布量が多ければ(ステップS53/YES)、インクの塗布量の総量規制を行うように設定する(ステップS54)。
【0063】
上記のように、インク塗布量の総量規制を行わないように設定された場合、印刷制御では通常のインク量で印刷が行われ、両面目の印刷は搬送ローラ58aにて待機することになる(通常搬送モード)。
一方、インク塗布量の総量規制を行うように設定された場合、印刷制御では通常のインク量に対して、例えば、80%にカットして印刷が行われ、両面目の印刷は搬送ローラ58aにて待機することになる(通常搬送モード)。
【0064】
さらに、片面印刷後の記録紙44の先端部が搬送ローラ58aにかんだ状態で待機するとき(通常搬送モード)には、レジストローラ43に挟まれる部分(実施形態1で説明した検出範囲)にのみインク量の総量規制をしてもよい。
この場合には、ステップS52の「インク塗布量の検出」は、上記の検出範囲の画像データからインクの塗布量を推定する。
【0065】
また、同様に、紙種、含水量や湿度を検出して、インクの総量規制をするか否かを設定することができる。また、種々の検出結果(紙種、塗布量、含水量、湿度)を任意に組み合わせて、組み合わせの検出結果が所定の条件を満足するか否かによって、インクの総量規制をするか否かを設定することができる。
【0066】
また、上記の説明では、記録紙へ記録したときの水分量が可変でも、総量規制の規制値を一定としていた。これを、記録した後で変形しない程度の水分量になるように、インクの吐出量の総量規制を行うようにしてもよい(総量規制値の可変)。
【0067】
以上のように、総量規制して印刷しても、水分量が減らずレジストローラ43で待機するときに変形が起こることもある。この場合には、総量規制したインク量が所定の条件を満足しないときには、総量規制せずに搬送変更モードに置き換えるようにする。
図10は、本実施形態2におけるインク量の総量規制と搬送モードの変更を設定する処理手順を示すフローチャートである。
【0068】
ユーザからホストコンピュータや、操作部から両面印刷が指定されたかを判断し、両面印刷が指示されていないときには(ステップS60/NO)、インクの塗布量の総量規制を行わないように設定するとともに(ステップS69)、通常搬送モードを設定する(ステップS68)。
【0069】
また、両面印刷がユーザに指定された場合(ステップS60/YES)、インク塗布量を検出し(ステップS61)、塗布量が少なければ(ステップS62/NO)、インクの塗布量の総量規制を行わないように設定するとともに(ステップS69)、通常搬送モードを設定する(ステップS68)。このインクの塗布量は、印刷する画像データに基づいて吐出する液滴の総量から推計する。また、インクの塗布量の多いか少ないかは、予め設定した所定の値を基準として判断する。さらに、このインク塗布量の検出を、レジストローラ43に挟まれる範囲に限って行うようにしてもよい。
【0070】
また、インク塗布量が多ければ(ステップS62/YES)、インクの塗布量に総量規制を行った場合のインク塗布量を算出する(ステップS63)。この総量規制を行ったときのインクの塗布量は、総量規制しないときのインクの塗布量に、総量規制値(例えば、80%)を乗じた値とする。
【0071】
総量規制を行ったときのインク塗布量が少ないときには(ステップS64/NO)、インクの塗布量の総量規制を行うように設定するとともに(ステップS67)、通常搬送モードを設定する(ステップS68)。
一方、総量規制を行ったときのインク塗布量が多いときには(ステップS64/YES)、インクの塗布量の総量規制を行わないように設定するとともに(ステップS65)、搬送変更モードを設定する(ステップS66)。
【0072】
また、紙種、含水量や湿度の個々の検出値についても同様に処理することができる。また、これらの紙種、インクの塗布量、含水量や湿度の任意の組み合わせについても同様に処理することができる。
【0073】
ところで、本発明で使用する搬送装置は、搬送ローラとレジストローラとが独立して駆動することにより搬送されるようになっている。また、この2つのローラの回転は、同期し且つ間欠した駆動を行うため、各ローラの送り量にズレが生じるとループができたり、逆に引っ張り合ったりする問題が起きる。
【0074】
このような状態のレジストローラで、水分量が多い記録紙が挟み込まれると、ゴム層が切り欠いた状態となった駆動ローラの端部で、折り目がついてしまうことがある。
下記の表は、この端部の形状と紙種とで折り目がつくか否かを表したものである。
この表を見ると、厚紙全面(100%)に印字した場合でも、どのような端部の形状でも折り目が目立たない。しかし、薄紙全体に印字した場合や80%の印字であった場合には、駆動ローラの端部の形状が角またはc0.5の場合(図11(A))には、この端部がエッジとなり薄紙の記録紙に折り目がついてしまう。
しかし、この駆動ローラの端部が図11(B)や(C)のように、滑らかな形状であれば、端部がエッジとならないため薄紙の記録紙でも折り目が目立たないようになる。
【0075】
【表1】


【0076】
したがって、本発明で使用するレジストローラの切り欠き部の端部をテーパー形状とすれば、薄紙であっても折り目が目立たないようにできる。
また、このようなレジストローラを使って、記録紙を上記のような搬送制御をすることにより、搬送時のしわ、膨らみ等が防止でき、画像品質が向上する。
【0077】
本発明は、上述した実施形態のみに限定されたものではない。上述した実施形態を構成する各機能をそれぞれプログラム化して、予め記録媒体に書き込んでおき、この記録媒体に記録されたこれらのプログラムをメモリあるいは記憶装置に格納し、そのプログラムを実行することによって、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体も本発明を構成することになる。
また、上記プログラムは、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することによって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0078】
なお、上述した実施形態の機能を実現するプログラムは、ディスク系(例えば、磁気ディスク、光ディスク等)、カード系(例えば、メモリカード、光カード等)、半導体メモリ系(例えば、ROM、不揮発性メモリ等)、テープ系(例えば、磁気テープ、カセットテープ等)等のいずれの形態の記録媒体で提供されてもよい。あるいは、ネットワークを介して記憶装置に格納された上記プログラムをサーバコンピュータから直接供給を受けるようにしてもよい。この場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
このように、上述した実施形態の機能をプログラム化して流通させることによって、コストの低廉化、および可搬性や汎用性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0079】
【図1】本発明の実施形態に係るインクジェット方式の画像形成装置の概略構成図である。
【図2】実施形態に係る画像形成装置の制御部を示すブロック図である。
【図3】レジストローラの構造を示す図である。
【図4】レジストローラの加圧部の構造を示す図である。
【図5】実施形態1における搬送モードを変更する処理手順を示すフローチャートである。
【図6】実施形態1における搬送モードを、インクの塗布量を判断して変更する処理手順を示すフローチャートである。
【図7】実施形態1における搬送モードを、含水量を判断して変更する処理手順を示すフローチャートである。
【図8】実施形態1における搬送モードを、記録紙の湿度を判断して変更する処理手順を示すフローチャートである。
【図9】実施形態2におけるインク塗布量の総量規制を行う処理手順を示すフローチャートである。
【図10】実施形態2におけるインク量の総量規制と搬送モードの変更を設定する処理手順を示すフローチャートである。
【図11】レジストローラの端部の形状と折り目の関係を説明する図である。
【符号の説明】
【0080】
1…画像形成装置、2…画像読取部、3…作像部、4…給紙部、5…両面搬送部、6…搬送部、7…排紙部、20…コンタクトガラス、21…圧板、22…光源、23…第1ミラー、24…第2ミラー、25…第3ミラー、26…結像レンズ、27…撮像素子、28…第1走行体、29…第2走行体、30…記録ヘッド、31…キャリッジガイド、32…キャリッジ、40…給紙トレイ、41…ピックアップコロ、42…摩擦パッド、43…レジストローラ、44…記録紙、50,52,57…両面搬送路、51…両面入口ローラ、53…第1の両面待機部、53a,53b,53c,53d,53e…両面搬送ローラ、54…第1の分岐板、55…第2の両面待機部、55a,55b…反転ローラ、56…両面出口ローラ、58a,58b…搬送ローラ、58c…搬送ベルト、58d,58e,58f…搬送ローラ対、70…排紙搬送路、71…搬送ローラ、72…排紙ローラ、73…排紙トレイ、74…第2の分岐板、100…制御部、101…CPU、102…ROM、103…RAM、105…ASIC、106…スキャナ制御部、107…外部I/F、108…ヘッド駆動制御部、109…ヘッドドライバ、111…給紙モータ、112…メインモータ、113…排紙モータ、114…両面モータ、115…反転モータ、116,117,118,119,120…モータ駆動部、121…給紙クラッチ、122…分岐ソレノイド、123…反転ソレノイド、124…クラッチ類駆動部、125…I/O、126…操作パネル。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013