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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−84210(P2007−84210A)
公開日 平成19年4月5日(2007.4.5)
出願番号 特願2005−273297(P2005−273297)
出願日 平成17年9月21日(2005.9.21)
代理人
発明者 白井 宏嗣
要約 課題
開閉カバーと手差しトレイの機能を阻害することなく、簡単な構成で、排出された用紙の先端側を開閉カバーの近傍で支えることができ、排出された用紙が床に落下するのを防止できる画像形成装置を提供する。

解決手段
用紙に画像を形成して胴内排紙トレイ2に排紙する画像形成装置において、胴内排紙トレイ2の排紙方向先端部の下側に設けた手差しトレイ6と、胴内排紙トレイ2と手差しトレイ6との間に回動自在に取り付けたトナーボトル収納カバー14と、トナーボトル収納カバー14と同一支点で回動するように取り付けられ、胴内排紙トレイ2から離間する方向に回動した状態で胴内排紙トレイ2と共に排出用紙を保持する領域を構成する補助トレイ15とを備えた。
特許請求の範囲
【請求項1】
用紙に画像を形成して胴内排紙トレイに排紙する画像形成装置において、
前記胴内排紙トレイの排紙方向先端部の下側に設けた手差しトレイと、
前記胴内排紙トレイと前記手差しトレイとの間に回動自在に取り付けた開閉カバーと、
前記開閉カバーと同一支点で回動するように取り付けられ、前記胴内排紙トレイから離間する方向に回動した状態で前記胴内排紙トレイと共に排出用紙を保持する領域を構成する補助トレイとを備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記補助トレイをスライド可能に保持し、前記補助トレイの回動支点となる伸縮手段を備え、
前記伸縮手段に対する前記補助トレイのスライドによって、前記補助トレイと前記胴内排紙トレイとで構成される排出用紙の保持領域が拡張することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記開閉カバーに係止する機能と、排出されてきた用紙の先端と当接して用紙の位置決めを行う機能とを有した曲げ部を前記補助トレイの先端に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記補助トレイの先端部の中央に切り欠き部を形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記開閉カバーは装置内に設置されたトナーボトルを覆うトナーボトル収納カバーであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉カバーと手差しトレイを有する画像形成装置に関し、特に、開閉カバーと手差しトレイの機能を阻害することなく、簡単な構成で、排出された用紙を落下させずに保持できる画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
A1サイズやA0サイズなどの大サイズの用紙に画像を形成する画像形成装置が知られている。図8及び図9はその一例を示す斜視図及び側面図である。図8、図9に示すように、この画像形成装置は、原稿の画像情報を光学的に読み取るスキャナ部A、用紙に所定の画像を形成する作像部B、用紙を作像部へ供給する給紙部Cで構成されている。
用紙の供給は給紙部Cからの供給の他に手差しトレイ6からの供給が可能となっている。手差しトレイ6は装置正面の給紙部Cの上側に位置するテーブル状の部位であり、ここから手差しで用紙を送り込むことができる。手差しトレイ6から送られた用紙は作像部Bで画像が形成され、胴内排紙トレイ2に排出される。なお、図8、図9では、用紙8が胴内排紙トレイ2に排出された状態を示している。
ところで、胴内排紙トレイ2と手差しトレイ6の間には作像部Bの主要機構が配設されており、そこにはトナー供給用のトナーボトル3がセットされている。トナーボトル3は開閉カバーとしてのトナーボトル収納カバー4内に収納されており、ボトルの交換時にはヒンジ7を支点にトナーボトル収納カバー4を矢印で示す開く方向に回動させた状態で交換作業を行う。
このような大サイズの用紙を扱う画像形成装置では、排出した用紙が床に落下しないように胴内排紙トレイのような排紙受け部は領域の広いものが望まれる。しかし、装置の大きさの制約などから排紙受け部をむやみに大きく形成することはできない。そこで、このような問題に対応して例えば特許文献1〜4の技術が提案されている。
【0003】
特許文献1では、排紙トレイに軸支部を介して拡張トレイを設け、さらに、補助トレイを設けて、全部のトレイ部材を開いた状態で、最大サイズの記録紙を収容可能に設けている。これにより、A3サイズ等の大サイズの記録紙を収容でき、用紙トレイから記録紙が落下する等の不都合が発生することを防止できるとしている。
また、特許文献2では、本体の側面に近接する閉側と本体の側面から離反して外方に突出する開側に開閉可能な手差しトレイを有する画像形成装置において、手差しトレイの開閉動作に連動して開閉する手差し上方カバーを備え、手差し上方カバーが手差しトレイ上方を覆うことで、排紙トレイから用紙が落下してもこれを給紙してしまうトラブルを防ぐとしている。
また、特許文献3では、読取装置下方かつ本体内に排紙トレイを位置させ、用紙積載角度をオペレータ方向(前方向)に水平あるいは上方に傾斜させることで、A0サイズ以上のような原稿台高さより長い原稿の読取装置挿入時に、原稿後端が床面に達して用紙が破損したり汚れるのを防止するとしている。
また、特許文献4では、排紙口から排出された用紙を画像形成装置本体の前方を迂回させて下方へ案内する上下方向の排紙路と、この排紙路の下方で且つデッキの内部空間にわたって設けられた排紙トレイとを備え、排紙口から排出された用紙を装置前方から取り出しやすい状態に積層してストックできるとしている。
【特許文献1】特開2003−201054公報
【特許文献2】特開2003−182889公報
【特許文献3】特開2002−211822公報
【特許文献4】特許第2561563号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、図8、図9の画像形成装置に対して特許文献1や特許文献2の構成を適用しようとすると、それらの構成を胴内排紙トレイを延長した位置、即ち、トナーボトル収納カバー(開閉カバー)の近傍に配設せざるを得ないため、トナーボトル収納カバーと手差しトレイの機能が妨げられるという問題が生じる。また、特許文献3では、原稿の一部を保持することはできるが、排出されてくる大サイズの用紙を保持できる構成にはなっていない。また、特許文献4のような構成をとると、装置が複雑になると共に大型化するという問題が起きる。
そこで、本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、開閉カバーと手差しトレイの機能を阻害することなく、簡単な構成で、排出された用紙の先端側を開閉カバーの近傍で支えることができ、排出された用紙が床に落下するのを防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、用紙に画像を形成して胴内排紙トレイに排紙する画像形成装置において、前記胴内排紙トレイの排紙方向先端部の下側に設けた手差しトレイと、前記胴内排紙トレイと前記手差しトレイとの間に回動自在に取り付けた開閉カバーと、前記開閉カバーと同一支点で回動するように取り付けられ、前記胴内排紙トレイから離間する方向に回動した状態で前記胴内排紙トレイと共に排出用紙を保持する領域を構成する補助トレイとを備えた画像形成装置を特徴とする。
また、請求項2に記載の発明では、前記補助トレイをスライド可能に保持し、前記補助トレイの回動支点となる伸縮手段を備え、前記伸縮手段に対する前記補助トレイのスライドによって、前記補助トレイと前記胴内排紙トレイとで構成される排出用紙の保持領域が拡張する請求項1記載の画像形成装置を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明では、前記開閉カバーに係止する機能と、排出されてきた用紙の先端と当接して用紙の位置決めを行う機能とを有した曲げ部を前記補助トレイの先端に設けた請求項1又は2に記載の画像形成装置を特徴とする。
また、請求項4に記載の発明では、前記補助トレイの先端部の中央に切り欠き部を形成した請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置を特徴とする。
また、請求項5に記載の発明では、前記開閉カバーは装置内に設置されたトナーボトルを覆うトナーボトル収納カバーである請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置を特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、開閉カバーと手差しトレイの機能を阻害することなく、簡単な構成で、排出された用紙の先端部分を開閉カバーの近傍で支えることが可能となり、排出された用紙が床に落下するのを防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、ここで示す画像形成装置の作像動作に必要な基本構成は図9の従来の画像形成装置と同様である。従って、ここの説明では、従来例とは異なるトナーボトル収納カバー(開閉カバー)周辺の構成を中心に説明する。
図1は本発明を実施するための最良の形態である画像形成装置のトナーボトル収納カバー(開閉カバー)14周辺の斜視図であり、図2は図1の画像形成装置の外観を示す斜視図である。同図においてトナーボトル収納カバー14は胴内排紙トレイ2の下部の装置内部に装填されているトナーボトル3の交換作業時に開閉するカバーである。
トナーボトル収納カバー14は胴内排紙トレイ2と手差しトレイ6(図9)との間の位置に配され、その側面の下側がヒンジ17によって回動自在に取り付けられている。図1はトナーボトル収納カバー14を閉じた状態であり、図示しない掛止手段によってその閉状態が維持されている。そして、トナーボトル収納カバー14を覆うように補助トレイ15が設けられている。補助トレイ15はトナーボトル収納カバー14の形状に合わせて湾曲させて形成され、その側面の下側がヒンジ17によってトナーボトル収納カバー14と共に回動自在に取り付けられている。補助トレイ15は、その上部を胴内排紙トレイ2から離間する方向に引くことで開放される。
【0008】
また、補助トレイ15の上部には爪部12が設けられており、トナーボトル収納カバー14の上部に形成された溝部11に係合することでトナーボトル収納カバー14と一体で回動できるようになっている。このような構成のため、トナーボトル収納カバー14の開閉動作が補助トレイ15によって阻害されることがない。爪部12を図1のように溝部11から外して補助トレイ15だけを開放することにより、胴内排紙トレイ2の延長上で排出用紙8の先端側を支えるので、A0サイズやA1サイズのような大サイズの用紙の排出時に用紙が床に落下するのを防止することができる。
この場合、開放された補助トレイ15は胴内排紙トレイ2よりも下に位置しているので、用紙8の先端が補助トレイ15に進入しやすい。このため、用紙が無理に押し出されて姿勢が乱れるようなことがなく、円滑な用紙排出動作が実現される。また、補助トレイ15は湾曲した形状なので、用紙8を受け止めやすい。
このように、胴内排紙トレイ2の延長上の近傍にトナーボトル収納カバー14が配置されていても、トナーボトル収納カバー14や手差しトレイ6(図9)の機能を阻害することなく、簡単な構成で、排出用紙の先端側を受けるための部材をトナーボトル収納カバー14の近傍に配置させることが可能となる。
【0009】
次に、胴内排紙トレイ2と補助トレイ15とで構成される領域を拡張できるようにした画像形成装置について説明する。なお、図1、図2と同様の部分については同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。図3は補助トレイ15を伸張することができる画像形成装置のトナーボトル収納カバー14周辺の斜視図であり、図4は図3の画像形成装置の外観を示す斜視図である。同図に示すように、補助トレイ15はスライドアーム(伸縮手段)23を介してヒンジ27によってトナーボトル収納カバー14と共に回動自在に取り付けられている。
補助トレイ15の側部にはリブ状のスライドガイド部26が形成されており、それがスライドアーム23の内部に挿嵌され、スライドアーム23に対してスライドするようになっている。また、スライドガイド部26には突起状のストッパ28が設けられており、これがスライドアーム23に穿設された矩形孔23a内において移動できるようになっている。これにより、スライドガイド部26がスライドアーム23から抜けてしまうのを防止している。
このように、補助トレイ15を胴内排紙トレイ2から離間する方向にスライドさせることができる構成にしたので、胴内排紙トレイ2と補助トレイ15とで構成される領域が広がって用紙8の挙動範囲にゆとりができ、用紙の保持能力が向上する。積載可能枚数の向上にもつながる。
【0010】
次に、複数の用紙が排出されたときに用紙の先端が揃うようにした画像形成装置について説明する。なお、図1、図2と同様の部分については同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。図5は排出された複数の用紙の先端が揃うようにした画像形成装置のトナーボトル収納カバー14周辺の斜視図であり、図6は図5のトナーボトル収納カバー14周辺の側面図である。
図5、図6に示すように、補助トレイ15の先端には曲げ部32が突設されており、排出されてきた用紙8の先端が突き当たるようになっている。一方、トナーボトル収納カバー14には凹部31が形成されており、トナーボトル収納カバー14と補助トレイ15を重ね合わせたときに曲げ部32が収まるようになっている。また、曲げ部32及び凹部31は上述の爪部12及び溝部11(図1)と同様の機能も有する。なお、曲げ部32の設置個所は任意でよく、また、全幅に亘って形成してもよい。このように、曲げ部32を設けたことにより、排出されてきた複数の用紙の先端が揃うので、用紙の保持状態が一層良好なものになる。
【0011】
最後に、補助トレイ15の先端に切り欠き部を形成した画像形成装置について説明する。なお、図1、図2と同様の部分については同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。図7は補助トレイ15に切り欠き部を形成した画像形成装置の外観を示す斜視図である。同図に示すように、補助トレイ15の先端であって横方向中央に切り欠き部18が形成されている。切り欠き部18の幅はこの例では人の腰幅程度としている。
このように、切り欠き部18を形成したので、装置中央の前に立って作業するオペレータの体に補助トレイ15が当たって作業の邪魔になるようなことがなく、作業性が向上する。また、補助トレイ15が切り欠かれているので、補助トレイ15が開いていても手差しトレイ6(図8、図9参照)を視認することができ、手差しによる用紙の供給作業が容易になる。
なお、ここの説明では開閉カバーがトナーボトル収納カバーである場合を示したが、開閉カバーとしては、トナーボトル収納カバーに限定されることはなく、他の目的のためのカバーであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明を実施するための最良の形態(画像形成装置)のトナーボトル収納カバー(開閉カバー)14周辺の斜視図である。
【図2】図1の画像形成装置の外観を示す斜視図である。
【図3】補助トレイ15の伸張が可能な画像形成装置のトナーボトル収納カバー14周辺の斜視図である。
【図4】図3の画像形成装置の外観を示す斜視図である。
【図5】用紙の先端を揃えることができる画像形成装置のトナーボトル収納カバー14周辺の斜視図である。
【図6】図5のトナーボトル収納カバー14周辺の側面図である。
【図7】補助トレイ15に切り欠き部を形成した画像形成装置の外観を示す斜視図である。
【図8】従来の画像形成装置の外観を示す斜視図である。
【図9】従来の画像形成装置の断面図である。
【符号の説明】
【0013】
2 胴内排紙トレイ、3 トナーボトル、4、14 トナーボトル収納カバー、6 手差しトレイ、7、17、27 ヒンジ、8 用紙、11 溝部、12 爪部、15 補助トレイ、18 切り欠き部、23 スライドアーム、26 スライドガイド部、28 ストッパ、31 凹部、32 曲げ部、A スキャナ部、B 作像部、C 給紙部




 

 


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