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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−76868(P2007−76868A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−269253(P2005−269253)
出願日 平成17年9月15日(2005.9.15)
代理人 【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
発明者 林田 聡
要約 課題
複数の給紙トレイ、排紙トレイをグルーピング化して自動的に切り替えて印刷を行う画像形成装置において、切り替えの対象となる複数の給紙トレイ、排紙トレイのステータスや用紙残量の取得を可能にすること。

解決手段
グルーピングされた複数の給紙トレイを自動的に切り替えて印刷できる画像形成装置であって、個々の給紙トレイのステータスを1つの給紙トレイグループのステータスとして表現する給紙トレイステータス制御部13を備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
グルーピングされた複数の給紙トレイを自動的に切り替えて印刷できる画像形成装置であって、
個々の給紙トレイのステータスを1つの給紙トレイグループのステータスとして表現する給紙トレイステータス生成手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記給紙トレイステータス生成手段は、複数の給紙トレイのステータスを一定の優先度により1つの給紙トレイトレイグループのステータス仮想的なステータスを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
グルーピングされた複数の給紙トレイを自動的に切り替えて印刷できる画像形成装置であって、
個々の給紙トレイの用紙残量を1つの給紙トレイグループの用紙残量として表現する用紙残量認識手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
前記用紙残量認識手段は、複数の給紙トレイの用紙残量を加算して1つの給紙トレイトレイグループの用紙残量を作成することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記用紙残量認識手段は、故障等で使用できない給紙トレイの用紙残量は加算の対象としないことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
グルーピングされた複数の排紙トレイを自動的に切り替えて印刷できる画像形成装置であって、
個々の排紙トレイのステータスを1つの排紙トレイグループのステータスとして表現する排紙トレイステータス生成手段ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
前記排紙トレイステータス生成手段は、複数の排紙トレイのステータスを一定の優先度により1つの排紙トレイトレイグループのステータス仮想的なステータスを生成することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
トレイグループのステータスや用紙残量を個々のトレイのステータス、用紙残量として用いることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機やプリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、複数の給紙トレイを自動的に切り替えて、連続印刷を可能とするための技術が知られている(たとえば、特許文献1、2参照)。これによりユーザーは用紙補給やトレイを手動で切り替える手間を省くことができる。このとき複数あるトレイのどれとどれで自動切り替えを可能とするかは、プリンタ装置の設定によって実現されている。
【0003】
すなわち、複数の給紙トレイ、排紙トレイをグルーピング化して自動切換えを行うことで1度の印刷ジョブで1つのトレイ容量を超える連続印刷を行うことを可能としている。たとえばこのグルーピングの設定は通常プリンタ装置側の設定により行われているため、データを送信するホストコンピュータはトレイがグルーピングされているかどうかを特に意識することなく、必要な給紙トレイを選択してデータを送信すれば、その給紙トレイに用紙がなくなったときにプリンタ装置で自動的に給紙トレイを切り替えて印刷を続行する。
【0004】
【特許文献1】特開平5−229196号公報
【特許文献2】特開2000−143017号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記に示されるような従来の技術にあっては、ホストコンピュータ上の印刷管理ソフトで、プリンタ装置の状態を監視するような場合、プリンタ装置の個々の給紙トレイの状態を監視することができても、どの給紙トレイ同士がグルーピングされているかを知るすべがないと用紙なしやトレイの故障で印刷に支障があるかどうかを正確に判断することができないという問題点があった。
【0006】
また、ホストコンピュータから監視するトレイのステータスは標準的に定義されたI//Fを使用することが多いため、その場合新たに複数トレイグループのステータスを定義してもそれを参照することができないという問題点があった。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の給紙トレイ、排紙トレイをグルーピング化して自動的に切り替えて印刷を行う画像形成装置において、切り替えの対象となる複数の給紙トレイ、排紙トレイのステータスや用紙残量の取得を可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、グルーピングされた複数の給紙トレイを自動的に切り替えて印刷できる画像形成装置であって、個々の給紙トレイのステータスを1つの給紙トレイグループのステータスとして表現する給紙トレイステータス生成手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
この請求項1にかかる発明によれば、複数の給紙トレイをグルーピング化して自動的に切り替えて印刷を行う画像形成装置で、切り替えの対象となる複数の給紙トレイのステータスを取得することが可能になる。
【0010】
また、請求項2にかかる発明は、前記給紙トレイステータス生成手段は、複数の給紙トレイのステータスを一定の優先度により1つの給紙トレイトレイグループのステータス仮想的なステータスを生成することを特徴とする。
【0011】
この請求項2にかかる発明によれば、請求項1において、複数の給紙トレイのステータスを一定の優先度により1つの給紙トレイトレイグループのステータス仮想的なステータスを生成することにより、切り替えの対象となる複数の給紙トレイのステータスを取得することが可能になる。
【0012】
また、請求項3にかかる発明は、グルーピングされた複数の給紙トレイを自動的に切り替えて印刷できる画像形成装置であって、個々の給紙トレイの用紙残量を1つの給紙トレイグループの用紙残量として表現する用紙残量認識手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
この請求項3にかかる発明によれば、個々の給紙トレイの用紙残量を1つの給紙トレイグループの用紙残量として表現することにより、切り替えの対象となる複数の給紙トレイの用紙残量を取得することが可能になる。
【0014】
また、請求項4にかかる発明は、前記用紙残量認識手段は、複数の給紙トレイの用紙残量を加算して1つの給紙トレイトレイグループの用紙残量を作成することを特徴とする。
【0015】
この請求項4にかかる発明によれば、請求項3において、複数の給紙トレイの用紙残量を加算して1つの給紙トレイトレイグループの用紙残量を作成することにより、切り替えの対象となる複数の給紙トレイの用紙残量を取得することが可能になる。
【0016】
また、請求項5にかかる発明は、前記用紙残量認識手段は、故障等で使用できない給紙トレイの用紙残量は加算の対象としないことを特徴とする。
【0017】
この請求項5にかかる発明によれば、請求項4において、複数の給紙トレイをグルーピング化して自動的に切り替えて印刷を行う画像形成装置で、切り替えの対象となる複数の給紙トレイの用紙残量を取得する際に、故障などにより使用できない用紙残量を除外して実際に使用することができる用紙残量を取得することが可能になる。
【0018】
また、請求項6にかかる発明は、グルーピングされた複数の排紙トレイを自動的に切り替えて印刷できる画像形成装置であって、個々の排紙トレイのステータスを1つの排紙トレイグループのステータスとして表現する排紙トレイステータス生成手段ことを特徴とする。
【0019】
この請求項6にかかる発明によれば、個々の排紙トレイのステータスを1つの排紙トレイグループのステータスとして表現する複数の排紙トレイをグルーピング化して自動的に切り替えて印刷を行う画像形成装置で、切り替えの対象となる複数の排紙トレイのステータスを取得することが可能になる。
【0020】
また、請求項7にかかる発明は、前記排紙トレイステータス生成手段は、複数の排紙トレイのステータスを一定の優先度により1つの排紙トレイトレイグループのステータス仮想的なステータスを生成することを特徴とする。
【0021】
この請求項7にかかる発明によれば、請求項6において、複数の排紙トレイをグルーピング化して自動的に切り替えて印刷を行う画像形成装置で、切り替えの対象となる複数の排紙トレイのステータスを取得することが可能になる。
【0022】
また、請求項8にかかる発明は、トレイグループのステータスや用紙残量を個々のトレイのステータスや用紙残量として用いることを特徴とする。
【0023】
この請求項8にかかる発明によれば、請求項1〜7のいずれか一つにおいて、複数の給紙トレイ、排紙トレイをグルーピング化して自動的に切り替えて印刷を行う画像形成装置で、切り替えの対象となる複数の給紙トレイ、排紙トレイのステータス、用紙残量を、新たに定義されたトレイグループの情報を参照することなくプリンタ装置でのトレイグルーピングの設定を意識することなく、トレイの情報を参照することで取得することが可能になる。
【発明の効果】
【0024】
本発明(請求項1)にかかる画像形成装置は、複数の給紙トレイをグルーピング化して自動的に切り替えて印刷を行う画像形成装置で、切り替えの対象となる複数の給紙トレイのステータスを取得することができるという効果を奏する。
【0025】
また、本発明(請求項2)にかかる画像形成装置は、請求項1において、複数の給紙トレイのステータスを一定の優先度により1つの給紙トレイトレイグループのステータス仮想的なステータスを生成することにより、切り替えの対象となる複数の給紙トレイのステータスを取得することができるという効果を奏する。
【0026】
また、本発明(請求項3)にかかる画像形成装置は、個々の給紙トレイの用紙残量を1つの給紙トレイグループの用紙残量として表現することにより、切り替えの対象となる複数の給紙トレイの用紙残量を取得することができるという効果を奏する。
【0027】
また、本発明(請求項4)にかかる画像形成装置は、請求項3において、複数の給紙トレイの用紙残量を加算して1つの給紙トレイトレイグループの用紙残量を作成することにより、切り替えの対象となる複数の給紙トレイの用紙残量を取得することができるという効果を奏する。
【0028】
また、本発明(請求項5)にかかる画像形成装置は、請求項4において、複数の給紙トレイをグルーピング化して自動的に切り替えて印刷を行う画像形成装置で、切り替えの対象となる複数の給紙トレイの用紙残量を取得する際に、故障などにより使用できない用紙残量を除外して実際に使用することができる用紙残量を取得することができるという効果を奏する。
【0029】
また、本発明(請求項6)にかかる画像形成装置は、個々の排紙トレイのステータスを1つの排紙トレイグループのステータスとして表現する複数の排紙トレイをグルーピング化して自動的に切り替えて印刷を行う画像形成装置で、切り替えの対象となる複数の排紙トレイのステータスを取得することができるという効果を奏する。
【0030】
また、本発明(請求項7)にかかる画像形成装置は、請求項6において、複数の排紙トレイをグルーピング化して自動的に切り替えて印刷を行う画像形成装置で、切り替えの対象となる複数の排紙トレイのステータスを取得することができるという効果を奏する。
【0031】
また、本発明(請求項8)にかかる画像形成装置は、請求項1〜7のいずれか一つにおいて、複数の給紙トレイ、排紙トレイをグルーピング化して自動的に切り替えて印刷を行う画像形成装置で、切り替えの対象となる複数の給紙トレイ、排紙トレイのステータスや用紙残量を、新たに定義されたトレイグループの情報を参照することなくプリンタ装置でのトレイグルーピングの設定を意識することなく、トレイの情報を参照することで取得することができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0032】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
【0033】
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態にかかるエンジン制御部の機能構成を示すブロック図である。このエンジン制御部10は、後述するように、印刷制御管理部11、トレイグループ管理部12、ステータス制御部13、コンソール表示I/F14、画像エンジンI/F15、印刷データ展開部16、印刷データ解析部17、データ入出力部18を備えている。
【0034】
以上の構成において、PC(パーソナルコンピュータ)から受信した印刷データは、データ入出力I/F14より印刷データ解析部17に渡される。印刷データ解析部17では印刷制御データと印刷データの解析を行い、印刷データは印刷データ展開部16にて画像データに描画される。印刷制御データと印刷データからその文書の印刷管理データが作成され、それらを元に用紙への印刷を行う。印刷データに給紙トレイ、排紙トレイ指定があった場合には、トレイグループ管理部12を介して、印刷制御管理部11にて実際に印刷に使用する給紙トレイ、排紙トレイが決定される。
【0035】
また、エンジンのステータスなどは画像エンジンI/F15からステータス制御部13で管理され、それがコンソール表示I/F14を通じてプリンタのコンソール画面に表示されたり、データ入出力I/F18を通じてPC(パーソナルコンピュータ)にステータスの通知を行う。ステータスの通知はプリンタの状態変化があった場合にプリンタからPC(パーソナルコンピュータ)に通知を行う場合と、PC(パーソナルコンピュータ)からの問い合わせに応答する場合がある。
【0036】
トレイグループのステータスは画像エンジンI/F15から取得した個々の給紙トレイ、排紙トレイのステータスとトレイグループ管理部12の情報を元にステータス制御部13で生成される。
【0037】
図2は、本発明の実施の形態にかかるレーザプリンタの概略構成を示す説明図である。このレーザプリンタ30は、電子写真プロセスにもとづいた作像を行うものである。すなわち、用紙を積載し収容する給紙トレイ20a,20b,20c,20d、用紙を一枚ずつ給紙する給紙コロ21a,21b,21c,21d、給紙された用紙と画像との位置合わせを行うレジストローラ22、静電潜像を形成する感光体ドラム23、静電潜像にトナー像を付着させる現像ユニット24、画像データにしたがってレーザ光を変調し感光体ドラム23に書き込む光書込みユニット25、感光体ドラム23を帯電する帯電チャージャ26、感光体ドラム23の転写後の残留トナーなどを除去するクリーニングユニット27、トナー像を用紙に熱および圧力で定着する定着ユニット28、定着後の用紙を排紙搬送する排紙ローラ29、エンジン制御部10などを備えている。
【0038】
つぎに、用紙残量検知の例について説明する。図3は、用紙残量検知の一例を示す説明図であり、給紙コロ21a(21b,21c,21d)と用紙Pとの高さから残量を検知する例について示している。ここでは、用紙Pがトレイにセットされ、図示しない給紙上昇機構によって給紙コロ21a(21b,21c,21d)が所定位置まで持ち上げられフォトインタラプタ31で検知する例を示している。このフォトインタラプタ31で検知するまでの上昇時間により用紙残量を検知する。たとえば、ペーパエンド時に、用紙を新たにセットしたときを満杯とし、その後の給紙枚数を差し引いた分を残量とする。
【0039】
また、用紙残量を検知する別な例を図4に示す。この例では、用紙最上部に接触するフィラー32の反対側に検知用バー32を設け、さらにこのバーの動きを検知するフォトインタラプタ33a,33b,33c,33dを設ける。この図において、たとえば、検知用バー32が32aのときに用紙残量0%、33bのとき20%、33cのとき70%、33dのとき100%の用紙残量とする。この検知情報を画像エンジンI/F15にフィードバックする。なお、用紙の残量検知は上記例に限らず他の検知例であってもよい。たとえば、操作部からユーザがおおむねの用紙積載量をセットし、この後の給紙枚数を差し引いた枚数を残量とする。あるいは給紙上昇機構に光学式のセンサを複数配置し、給紙上昇時の停止位置に対応した上記センサの出力を用紙残量としてもよい。
【0040】
つぎに、複数の給紙トレイをグルーピングし、制御する例について説明する。図5に給紙トレイステータステーブル40を、図6に給紙トレイステータスの優先度テーブル41を、図7に給紙トレイの用紙残量管理テーブル(1)42を、図8に給紙トレイの用紙残量管理テーブル(2)43を、それぞれ示す。
【0041】
つぎに、上記構成や各テーブルにしたがった動作例について説明する。図10は、本発明の実施の形態にかかる動作例(1)を示すフローチャートである。この制御は図1に示すエンジン制御部10によって実行される。まず、トレイグループのステータスを要求し(ステップS11)、トレイグループのトレイ番号を取得する(ステップS12)。続いて、トレイnのステータスを取得し(ステップS13)、現在のグループステータス優先度より高いか否かを判断する(ステップS14)。ここで、現在のグループステータス優先度より高いと判断した場合、トレイnのステータスをグループステータスとする(ステップS15)。続いて、次のグルーピングされたトレイがあるか否かを判断し(ステップS16)、次のグルーピングされたトレイがなければ、トレイグループのステータスを応答する(ステップS17)。
【0042】
すなわち、給紙トレイステータステーブル40(図5参照)により、トレイ番号とグループ分類および各給紙トレイステータスが管理される。このテーブルによりグルーピングされたトレイステータスに優先度をつけて、トレイグループのステータスが表現される。これにより例えどれかのトレイがエラー状態で使用不能でも、同じグループのどれか1つのトレイが正常ならば印刷は可能であることから、トレイグループのステータスは正常となる。
【0043】
また、この優先度は給紙トレイスタータス優先度テーブル41(図6参照)で管理され、グルーピングされた給紙トレイの中で最も高い優先度の給紙トレイステータスが、トレイグループのステータスとして扱われる。
【0044】
この場合は、トレイ1:紙なし、トレイ2:Readyの状態で、トレイ1、トレイ2がトレイグループAとして定義されている場合、トレイグループAのステータスはReadyとなる。トレイ1は紙なしであるが、トレイ2はReady状態で印刷は可能であるため、トレイグループAのステータスはReadyとなる。
【0045】
これによりユーザーは不要なトレイ1の紙なしの回復処理を行うことなくにより印刷を行うことができるといった効果が期待できる。
【0046】
トレイ3,4はトレイグループBとして扱われるが、この例ではユーザーが修復容易な順に優先度をつけている。
【0047】
トレイ故障はサービスへの保守依頼が必要であるが、トレイアウトはユーザーがトレイを再セットすることで回復できるため、容易にエラー状態を回復できる。トレイグループBとして使用可能状態となる。
【0048】
すなわち、本例では図5に示すように以下にようなステータスとなる。
トレイ1:紙なし、トレイ2:紙なしの状態で、トレイ1、トレイ2がトレイグループAとして定義されている場合、トレイグループAのステータスは紙なしとなる。
トレイ1:故障、トレイ2:Readyの状態で、トレイ1、トレイ2がトレイグループAとして定義されている場合、トレイグループAのステータスはReadyとなる。
トレイ1:故障、トレイ2:故障の状態で、トレイ1、トレイ2がトレイグループAとして定義されている場合、トレイグループAのステータスは故障となる。
トレイ1:紙なし、トレイ2:故障の状態で、トレイ1、トレイ2がトレイグループAとして定義されている場合、トレイグループAのステータスは紙なしとなる。
トレイ1:紙なし、トレイ2:トレイアウトの状態で、トレイ1、トレイ2がトレイグループAとして定義されている場合、トレイグループAのステータスはトレイアウトとなる。
【0049】
したがって、上述した実施の形態によれば、複数の給紙トレイ、排紙トレイをグルーピング化して自動的に切り替えて印刷を行うプリンタで、切り替えの対象となる複数の給紙トレイ、排紙トレイのステータスや用紙残量を取得することができる。
【0050】
つぎに、個々の給紙トレイの用紙残量を1つの給紙トレイグループの用紙残量として表現し、複数の給紙トレイの用紙残量を加算して1つの給紙トレイトレイグループの用紙残量を作成するなどの例について説明する。
【0051】
図11は、本発明の実施の形態にかかる動作例(2)を示すフローチャートである。この制御は図1に示すエンジン制御部10によって実行される。まず、トレイグループのステータスを要求し(ステップS21)、トレイグループのトレイ番号を取得する(ステップS22)。続いて、トレイnのステータスを取得し(ステップS23)、ステータスがエラー状態ではないかを判断する(ステップS24)。ここで、ステータスがエラー状態ではないと判断した場合、トレイnの用紙残量を取得する(ステップS25)。続いて、トレイnの用紙残量をトレイグループの用紙残量に加算する(ステップS26)。続いて、次のグルーピングされたトレイの有無を判断し(ステップS27)、次のグルーピングされたトレイがなければ、トレイグループの用紙残量を応答する(ステップS28)。
【0052】
ここでは、図7に示すように、給紙トレイの用紙残量管理テーブル(1)42により、各給紙トレイの用紙残量とグループ分類がたとえば以下のように管理される。
【0053】
すなわち、図7に示すように、トレイ1:500枚、トレイ2:100枚の各用紙残量で、トレイ1、トレイ2がトレイグループAとして定義されている場合、トレイグループAの用紙残量は600枚となる。トレイ1:500枚、トレイ2:0枚の各用紙残量で、トレイ1、トレイ2がトレイグループAとして定義されている場合、トレイグループAの用紙残量は500枚となる。
【0054】
また、図8に示す給紙トレイの用紙残量管理テーブル(2)43のように用紙残量が割合で管理されている場合は以下のようになる。
【0055】
トレイ1:100%、トレイ2:20%の各用紙残量で、トレイ1、トレイ2がトレイグループAとして定義されている場合、トレイグループAの用紙残量は60%となる。トレイ3:100%、トレイ4:0%の各用紙残量で、トレイ1、トレイ2がトレイグループAとして定義されている場合、トレイグループAの用紙残量は50%となる。
【0056】
つぎに、故障等で使用できない給紙トレイの用紙残量は加算の対象としない例について説明する。ここでは、給紙トレイの用紙残量管理テーブル(1)42により、各給紙トレイの用紙残量とグループ分類が以下のように管理される。
【0057】
トレイ1:500枚、トレイ2:100枚の各用紙残量で、トレイ1、トレイ2がトレイグループAとして定義されている場合、2つのトレイの用紙残量合計は600枚となる。しかし、トレイ2の状態がトレイ故障の場合。トレイ2の用紙残量はトレイグループAの用紙残量には加算されないため、500枚となる。これによりグルーピングされたトレイにおいて、実際に使用可能な用紙残量が正しく取得することができる。
【0058】
ところで、これまで給紙トレイの管理について説明したが、複数の排紙トレイを備えた画像形成装置の場合にも同様に適用することができる。なお、排紙トレイは、通常の排紙センサ(フィラーとフィラーの位置によるフォトインタラプタで検知する)により満杯を検知する機構を有している。
【0059】
すなわち、排紙トレイのステータスにおいても給紙トレイと同様の管理テーブルにより、トレイ番号とグループ分類および各排紙トレイステータスが管理される。このテーブルによりグルーピングされたトレイステータスに優先度をつけて、トレイグループのステータスがたとえば以下のように表現される。
【0060】
トレイ1:トレイ満杯、トレイ2:Ready(排紙トレイ空)の状態で、トレイ1、トレイ2がトレイグループAとして定義されている場合、トレイグループAのステータスはReadyとなる。
トレイ1:トレイ満杯、トレイ2:Ready(排紙トレイ空)の状態で、トレイ1、トレイ2がトレイグループAとして定義されている場合、トレイグループAのステータスはReadyとなる。
トレイ1:トレイ満杯、トレイ2:紙ありの状態で、トレイ1、トレイ2がトレイグループAとして定義されている場合、トレイグループAのステータスは紙ありとなる。
【0061】
したがって、上述した実施の形態によれば、複数の給紙トレイをグルーピング化して自動的に切り替えて印刷を行うプリンタで、切り替えの対象となる複数の給紙トレイの用紙残量を取得する際に、故障などにより使用できない用紙残量を除外して実際に使用することができる用紙残量を取得することができる。
【0062】
ところで、前述した実施の形態ではそれぞれ各トレイ51a,51b,51c,51dのステータスや用紙残量(図9の最上図参照)とは別に、それぞれが属するトレイグループのステータスや用紙残量を定義した(図9の中央参照)。しかし、ホストコンピュータやプリントサーバーの印刷管理ソフトがここで定義したトレイグループの情報を参照することができず、個々のトレイステータスのみを参照する場合に対応するため、各トレイ51a,51b,51c,51dのステータスや用紙残量の代わりにトレイグループのステータスや用紙残量をその値として用いる(図9の最下図参照)。このように、トレイグループのステータスや用紙残量を個々のトレイのステータスや用紙残量として用いる。
【0063】
図12は、上記の動作例を示すフローチャートである。この図において、まず、トレイnのステータスを要求し(ステップS31)、トレイnの属するトレイグループxを取得する(ステップS32)。続いて、トレイグループxにその他のトレイがあるか否かを判断する(ステップS33)。ここで、トレイグループxにその他のトレイがあると判断した場合、トレイグループxのステータスを算出し(ステップS34)、さらにトレイグループxの用紙残量を算出する(ステップS35)。続いて、トレイグループxのステータスをトレイnのステータスとする(ステップS36)。さらにトレイグループxの用紙残量をトレイnの用紙残量とし(ステップS37)、トレイnのステータス、用紙残量を応答する(ステップS38)。
【0064】
複数の給紙トレイ、排紙トレイをグルーピング化して自動的に切り替えて印刷を行うプリンタで、切り替えの対象となる複数の給紙トレイ、排紙トレイのステータスや用紙残量を、新たに定義されたトレイグループの情報を参照することなくプリンタ装置でのトレイグルーピングの設定を意識することなく、トレイの情報を参照することで取得することができる。
【産業上の利用可能性】
【0065】
以上のように、本発明にかかる画像形成装置は、各種のプリンタや複写機などに有用であり、特に、複数の給紙トレイや排紙トレイを有する装置やシステムに適している。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】本発明の実施の形態にかかるエンジン制御部の機能構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかるレーザプリンタの概略構成を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかる用紙残量検知の一例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる用紙残量を検知する別な例を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかる給紙トレイステータステーブルを示す図表である。
【図6】本発明の実施の形態にかかる給紙トレイステータスの優先度テーブルを示す図表である。
【図7】本発明の実施の形態にかかる給紙トレイの用紙残量管理テーブルを示す図表である。
【図8】本発明の実施の形態にかかる給紙トレイの用紙残量管理テーブルを示す図表である。
【図9】本発明の実施の形態にかかる上記とは別なトレイグループのステータス、用紙残量を用いる例を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態にかかる動作例(1)を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態にかかる動作例(2)を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態にかかる動作例(3)を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0067】
10 エンジン制御部
11 印刷制御管理部
12 トレイグループ管理部
13 ステータス制御部
14 コンソール表示I/F
15 画像エンジンI/F
16 印刷データ展開部
17 印刷データ解析部
18 データ入出力I/F
30 レーザプリンタ
40 給紙トレイステータステーブル
41 給紙トレイステータスの優先度テーブル
42 給紙トレイの用紙残量管理テーブル1
43 給紙トレイの用紙残量管理テーブル2




 

 


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