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画像形成装置、給紙先選択方法および記録媒体 - 株式会社リコー
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発明の名称 画像形成装置、給紙先選択方法および記録媒体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−76796(P2007−76796A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−265854(P2005−265854)
出願日 平成17年9月13日(2005.9.13)
代理人 【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
発明者 山▲崎▼ 泰子
要約 課題
様々な条件に合わせて生産性の向上を一層図ることが可能な画像形成装置、給紙先選択方法および記録媒体を提供することを目的とする。

解決手段
複数の給紙先を有する画像形成装置であって、給紙先及び給紙先設定の組み合わせを想定して検索順が設定されている給紙先検索順から自機に装着されている給紙先及び給紙先設定の組み合わせの検索順を取得して給紙先の優先度とする給紙先情報生成部112と、ユーザ指定を満たす給紙先のうち、優先度が最も高い給紙先を選択する給紙先選択部113とを有することにより上記課題を解決する。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の給紙先を有する画像形成装置であって、
前記給紙先及び給紙先設定の組み合わせを想定して検索順が設定されている給紙先検索順から自機が使用可能な前記給紙先及び給紙先設定の組み合わせの検索順を取得して前記給紙先の優先度とする給紙先情報生成部と、
ユーザ指定を満たす前記給紙先のうち、前記優先度が最も高い前記給紙先を選択する給紙先選択部と
を有する画像形成装置。
【請求項2】
前記給紙先情報生成部は、優先給紙先に設定されている前記給紙先の優先度を最も高くすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記給紙先の状態を検知する1つ以上のセンサと、
前記センサから前記給紙先の状態に応じた信号を前記給紙先ごとに受信し、前記給紙先ごとの給紙先状態を前記給紙先情報生成部に供給するデバイス制御部とを更に有し、
前記給紙先情報生成部は、前記給紙先状態から前記給紙先設定を抽出することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記給紙先設定は、前記給紙先ごとに設定が可能な用紙サイズ,用紙方向,用紙種別および給紙先の種別のうちの何れか一つ以上から成ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記給紙先検索順は、紙搬送の長さが短い順番に前記給紙先及び給紙先設定の組み合わの検索順が設定されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記給紙先検索順は、給紙経路の長さが短い順番に前記給紙先及び給紙先設定の組み合わの検索順が設定されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記給紙先検索順は、収納できる用紙の枚数が多い大容量給紙先が先頭になるように前記給紙先及び給紙先設定の組み合わの検索順が設定されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記ユーザ指定は、用紙サイズ,用紙方向および用紙種別のうちの何れか一つ以上から成ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項9】
複数の給紙先を有する画像形成装置の給紙先選択方法であって、
前記給紙先及び給紙先設定の組み合わせを想定して検索順が設定されている給紙先検索順から自機が使用可能な前記給紙先及び給紙先設定の組み合わせの検索順を取得して前記給紙先の優先度とする給紙先情報生成ステップと、
ユーザ指定を満たす前記給紙先のうち、前記優先度が最も高い前記給紙先を選択する給紙先選択ステップと
を有する給紙先選択方法。
【請求項10】
前記給紙先情報生成ステップは、優先給紙先に設定されている前記給紙先の優先度を最も高くすることを特徴とする請求項9記載の給紙先選択方法。
【請求項11】
前記給紙先の状態を検知する1つ以上のセンサから前記給紙先の状態に応じた信号を前記給紙先ごとに受信し、前記給紙先ごとの給紙先状態を供給する給紙先状態供給ステップを更に有し、
前記給紙先情報生成ステップは、前記給紙先状態から前記給紙先設定を抽出することを特徴とする請求項9記載の給紙先選択方法。
【請求項12】
前記給紙先設定は、前記給紙先ごとに設定が可能な用紙サイズ,用紙方向,用紙種別および給紙先の種別のうちの何れか一つ以上から成ることを特徴とする請求項9記載の給紙先選択方法。
【請求項13】
前記給紙先検索順は、紙搬送の長さが短い順番に前記給紙先及び給紙先設定の組み合わの検索順が設定されていることを特徴とする請求項9記載の給紙先選択方法。
【請求項14】
前記給紙先検索順は、給紙経路の長さが短い順番に前記給紙先及び給紙先設定の組み合わの検索順が設定されていることを特徴とする請求項9記載の給紙先選択方法。
【請求項15】
前記給紙先検索順は、収納できる用紙の枚数が多い大容量給紙先が先頭になるように前記給紙先及び給紙先設定の組み合わの検索順が設定されていることを特徴とする請求項9記載の給紙先選択方法。
【請求項16】
前記ユーザ指定は、用紙サイズ,用紙方向および用紙種別のうちの何れか一つ以上から成ることを特徴とする請求項9記載の給紙先選択方法。
【請求項17】
複数の給紙先を有する画像形成装置に、
前記給紙先及び給紙先設定の組み合わせを想定して検索順が設定されている給紙先検索順から自機が使用可能な前記給紙先及び給紙先設定の組み合わせの検索順を取得して前記給紙先の優先度とする給紙先情報生成ステップと、
ユーザ指定を満たす前記給紙先のうち、前記優先度が最も高い前記給紙先を選択する給紙先選択ステップと
を実行させる給紙先選択プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、給紙先選択方法および記録媒体に係り、特に複数の給紙先を有する画像形成装置、その画像形成装置で利用する給紙先選択方法および記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、画像形成装置の一例としての複合機(MFP)は、給紙先の一例としての複数の給紙トレイを有しているものが多い。このような複合機では、複数の給紙トレイに同一又は異なる種類の用紙が収納されているため、自動又はユーザからの指示に基づいて給紙トレイを選択する必要があった。従来の複合機には、給紙経路の最も短い給紙トレイから順次検索していき、最初に該当サイズの給紙トレイを発見すると、その給紙トレイを選択するものがあった。
【0003】
また、従来の複合機には、用紙収納枚数の多い給紙トレイを選択し、用紙収納枚数の多い給紙トレイが複数あった場合に給紙経路の短い方の給紙トレイを選択し、用紙収納枚数の多い給紙トレイがない場合に用紙残量の多い給紙トレイを選択し、用紙残量の多い給紙トレイが複数あった場合に給紙経路の短い方の給紙トレイを選択するものもあった(例えば特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平11−157684号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の複合機では、用紙収納枚数,用紙残量又は給紙経路などに応じて給紙トレイを選択することにより、生産性の向上を図ろうとしていた。しかしながら、近年の複合機は給紙トレイに収納される用紙の種類や、機器の構成,機器の性能,ユーザの使用方法等の条件が様々であるため、用紙収納枚数,用紙残量又は給紙経路などに応じて給紙トレイを選択するだけでは生産性の向上が図れないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、様々な条件に合わせて生産性の向上を一層図ることが可能な画像形成装置、給紙先選択方法および記録媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明は、複数の給紙先を有する画像形成装置であって、前記給紙先及び給紙先設定の組み合わせを想定して検索順が設定されている給紙先検索順から自機が使用可能な前記給紙先及び給紙先設定の組み合わせの検索順を取得して前記給紙先の優先度とする給紙先情報生成部と、ユーザ指定を満たす前記給紙先のうち、前記優先度が最も高い前記給紙先を選択する給紙先選択部とを有することを特徴とする。
【0007】
また、本発明は複数の給紙先を有する画像形成装置の給紙先選択方法であって、前記給紙先及び給紙先設定の組み合わせを想定して検索順が設定されている給紙先検索順から自機が使用可能な前記給紙先及び給紙先設定の組み合わせの検索順を取得して前記給紙先の優先度とする給紙先情報生成ステップと、ユーザ指定を満たす前記給紙先のうち、前記優先度が最も高い前記給紙先を選択する給紙先選択ステップとを有することを特徴とする。
【0008】
また、本発明は複数の給紙先を有する画像形成装置に、前記給紙先及び給紙先設定の組み合わせを想定して検索順が設定されている給紙先検索順から自機が使用可能な前記給紙先及び給紙先設定の組み合わせの検索順を取得して前記給紙先の優先度とする給紙先情報生成ステップと、ユーザ指定を満たす前記給紙先のうち、前記優先度が最も高い前記給紙先を選択する給紙先選択ステップとを実行させる給紙先選択プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、様々な条件に合わせて生産性の向上を一層図ることが可能な画像形成装置、給紙先選択方法および記録媒体を提供可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。なお、本実施例では画像形成装置の一例としての複合機(MFP)を例に説明するが、プリンタや複写機等、複数の給紙トレイから一つの給紙トレイを選択する如何なる画像形成装置であってもよい。
(装置構成)
図1は、本発明による複合機の構成を示す一例の概略図である。図1の複合機は、給紙トレイ1〜3,画像形成部5,排紙トレイ6および給紙経路7を含む構成である。給紙経路7は、給紙トレイ1〜3から排紙トレイ6までの用紙の搬送ルートを表している。複合機は給紙トレイ1〜3から一つの給紙トレイを選択し、その給紙トレイに収納されている用紙を利用する。
【0011】
図2は、本発明による複合機の電気的な構成を示す一例のブロック図である。図2の複合機は、CPU11,ROM12,RAM13,NVM(不揮発性RAM)14,ホストI/F15,記録制御部16,給紙制御部17,排紙制御部18,センサ入力部19,各給紙トレイ(以下、トレイという)の接続検知センサ20,各トレイの用紙サイズ検知センサ21,各トレイの用紙残量検知センサ22,各トレイの紙なし検知センサ23,各トレイの用紙方向検知センサ24,各トレイの種別検知センサ25,その他のセンサ26及び記録媒体I/F27を含む構成である。
【0012】
CPU11には、ROM12,RAM13,NVM14,ホストI/F15,記録制御部16,給紙制御部17,排紙制御部18,センサ入力部19,記録媒体I/F27が接続されている。
【0013】
ホストI/F15は、ホスト(又はプリンタコントローラ)との通信I/Fである。センサ入力部19は、各トレイの接続検知センサ20,各トレイの用紙サイズ検知センサ21,各トレイの用紙残量検知センサ22,各トレイの紙なし検知センサ23,各トレイの用紙方向検知センサ24,各トレイの種別検知センサ25,その他のセンサ26が接続されている。センサ入力部19に接続されている各センサは、各トレイの状態に応じた信号を出力する。CPU11は、センサ入力部19に入力された信号に基づいて各トレイの状態を認識し、給紙先選択プログラムに従って記録制御部16,給紙制御部17,排紙制御部18の駆動をコントロールし、複合機の機械部分を制御する。
【0014】
本発明の給紙先選択プログラムは、複合機を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。給紙先選択プログラムは例えば記録媒体28の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。なお、給紙先選択プログラムを記録した記録媒体28はCD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
【0015】
また、記録媒体28に記録されている給紙先選択プログラムは記録媒体I/F27を介してRAM13等にインストールされる。複合機は給紙先選択プログラムと共に、必要なファイル,データ等を格納する。給紙先選択プログラムは、予めROM12に記録しておいてもよい。CPU11はRAM13等に格納された給紙先選択プログラムに従って、図3に示すインタプリタソフトウェア(以下、単にインタプリタという)を実現できる。
【0016】
図3は、インタプリタの一例の構成図である。インタプリタ50は、PDL(ページ記述言語)デバイス制御コマンド処理部100,PDL描画処理コマンド処理部200,描画処理・デバイス制御部300を含む構成である。
【0017】
PDLデバイス制御コマンド処理部100は、デバイス制御コマンドの解析、実行処理を行う。PDLデバイス制御コマンド処理部100は、給紙先選択処理部110,排紙先選択処理部150等の処理部から構成される。また、PDL描画処理コマンド処理部200は描画処理コマンドの解析、実行処理を行う。また、描画処理・デバイス制御部300は描画処理・デバイス制御処理を行なう。
【0018】
図4は、給紙先選択処理部の一例の構成図である。給紙先選択処理部110は、ユーザデータ解析部111,給紙先情報生成部112,給紙先選択部113を含むように構成されている。
【0019】
給紙先選択処理部110は、ユーザからユーザデータを受信し、描画処理・デバイス制御部300から給紙先検索順・給紙先状態を受信する。給紙先選択処理部110は、受信したユーザデータおよび給紙先検索順・給紙先状態に基づいて給紙先(給紙トレイ)を選択し、選択した給紙先情報を描画処理・デバイス制御部300に通知する。
【0020】
給紙先選択処理部110の処理について、更に説明する。ユーザデータ解析部111はユーザデータを受信すると、給紙先選択に関係するユーザの指定をユーザデータから抜き出し、給紙先選択部113にユーザ指定値として通知する。給紙先情報生成部112は描画処理・デバイス制御部300から給紙先検索順・給紙先状態を受信すると、各給紙先の給紙先選択に関する設定値をまとめ、給紙先選択部113に給紙先優先度・給紙先設定として通知する。なお、給紙先検索順は給紙先名と給紙先設定で指定される。給紙先状態は自機が使用可能な例えば複合機に装着されたトレイの状態を表している。
【0021】
給紙先選択部113は、ユーザデータ解析部111からユーザ指定値、給紙先情報生成部112から給紙先優先度・給紙先設定を受信すると、ユーザ指定値にそった給紙先を選択する。そして、給紙先選択部113は選択した給紙先情報を描画処理・デバイス制御部300に通知する。
【0022】
図5は、給紙先情報生成部の一例の構成図である。給紙先情報生成部112は、給紙先優先度決定部1121,給紙先設定決定部1122を含むように構成されている。給紙先優先度決定部1121は、描画処理・デバイス制御部300から給紙先検索順、給紙先設定決定部1122から給紙先設定,優先給紙先を受信すると、給紙先優先度を決め、その給紙先優先度を給紙先選択部113に通知する。なお、給紙先設定は、給紙先の選択に必要な給紙先の設定である。
【0023】
給紙先設定決定部1122は、描画処理・デバイス制御部300から給紙先状態を受信すると、優先給紙先及び給紙先設定を抽出し、給紙先優先度決定部1121に優先給紙先及び給紙先設定を通知すると共に、給紙先選択部113に給紙先設定を通知する。
(処理手順)
図6は、給紙先情報生成処理の手順を表した一例のフローチャートである。図6の給紙先情報生成処理は、複合機の起動時又はジョブ処理開始時に実行される。ステップS1に進み、給紙先選択処理部110は、給紙先検索順・給紙先状態を自機の情報として描画処理・デバイス制御部300から取得する。
【0024】
ステップS2に進み、給紙先選択処理部110は給紙先状態から給紙に必要な情報を給紙先設定として抽出する。ステップS3に進み、給紙先選択処理部110は自機に装着されている給紙先の優先度を、図7に示す給紙先優先度決定処理により決定して処理を終了する。
【0025】
図7は、給紙先優先度決定処理の手順を表した一例のフローチャートである。ステップS10に進み、給紙先優先度決定部1121は自機に装着された給紙先数だけ繰り返し行なうLOOP1を開始する。
【0026】
ステップS11に進み、給紙先優先度決定部1121は給紙先設定決定部1122から受信した給紙先設定のうち、処理対象の給紙先の検索順に関係する設定を抜き出す。ステップS12に進み、給紙先優先度決定部1121は描画処理・デバイス制御部300から受信した給紙先検索順から、給紙先名と処理対象の給紙先の検索順に関係する設定とを満たす検索順を処理対象の給紙先の検索順として取得する。
【0027】
なお、給紙先検索順は給紙先名(例えばトレイ1など)と、給紙先の検索順に関係する設定(例えば用紙サイズ,用紙方向,トレイの種別など)との組み合わせを全て想定して優先順に並べたものであり、自機に装着されているトレイの状態と関係がない。
【0028】
ステップS13に進み、給紙先優先度決定部1121はステップS12で取得した処理対象の給紙先の検索順を優先度とする。ステップS14に進み、給紙先優先度決定部1121は自機に装着された給紙先数だけLOOP1を繰り返し行っていなければ、LOOP1の処理を続ける。一方、給紙先優先度決定部1121は自機に装着された給紙先数だけLOOP1を繰り返し行っていれば、LOOP1の処理を終える。LOOP1の処理を終えると、自機に装着された給紙先には優先度が設定されている。
【0029】
ステップS15に進み、給紙先優先度決定部1121は優先度に応じて給紙先優先度を並び替える。ステップS16に進み、給紙先優先度決定部1121は給紙先設定決定部1122から優先給紙先を受信していれば、その優先給紙先の優先度を最も高くし、再び給紙先優先度を並び替えて処理を終了する。
【0030】
図8は、給紙先選択処理の手順を表した一例のフローチャートである。ステップS20に進み、給紙先選択部113は自機に装着された給紙先数だけ繰り返し行なうLOOP2を開始する。
【0031】
ステップS21に進み、給紙先選択部113は給紙先情報生成部112から受信した給紙先設定のうち、処理対象の給紙先の給紙先設定を抜き出す。また、給紙先選択部113は処理対象の給紙先の給紙先設定が、ユーザデータ解析部111から受信したユーザ指定値を満たすか否かを判定する。
【0032】
ユーザ指定値を満たすと判定すれば、給紙先選択部113はステップS22に進み、すでに選択した給紙先があるか否かを判定する。選択した給紙先がなければ、給紙先選択部113はステップS24に進み、処理対象の給紙先を選択結果の給紙先とする。一方、選択した給紙先があれば、給紙先選択部113はステップS23に進み、処理対象の給紙先の優先度が、すでに選択した給紙先の優先度より高いか否かを判定する。
【0033】
処理対象の給紙先の優先度が、すでに選択した給紙先の優先度より高ければ、給紙先選択部113はステップS24に進み、処理対象の給紙先を選択結果の給紙先とする。処理対象の給紙先の優先度が、すでに選択した給紙先の優先度より高くなければ、給紙先選択部113はステップS25に進む。なお、ステップS21において、ユーザ指定値を満たしていないと判定した場合も、給紙先選択部113はステップS25に進む。
【0034】
ステップS25では、給紙先選択部113が、自機に装着された給紙先数だけLOOP2を繰り返し行ったか判定する。給紙先選択部113は自機に装着された給紙先数だけLOOP2を繰り返し行っていなければ、LOOP2の処理を続ける。一方、給紙先選択部113は自機に装着された給紙先数だけLOOP2を繰り返し行っていれば、LOOP2の処理を終える。LOOP2の処理を終えたときに選択されている給紙先は、給紙先選択処理の結果となる。即ち、給紙先選択部113は給紙先選択処理により選択された給紙先を給紙先情報として描画処理・デバイス制御部300に通知する。
【0035】
本発明による複合機は、給紙先検索順を給紙先選択処理で使用することにより、様々な条件に合わせて生産性の高い給紙先を選択できる。また、複合機は給紙先検索順を描画処理・デバイス制御部300で管理することにより、給紙先検索順の内容が変わっても、給紙先検索順を利用する給紙先情報生成部112に映像がない。
【実施例1】
【0036】
図9は、本発明による複合機の第1実施例の構成図である。図9の複合機は、給紙先がトレイ1,トレイ2,トレイ3の3つの例であり、それぞれ給紙先名(トレイ1,トレイ2,トレイ3)が付けられている。トレイ1に収納される用紙は、用紙サイズがA4,用紙方向がSEF,用紙種類が普通紙であるとする。トレイ2に収納される用紙は、用紙サイズがA3,用紙方向がSEF,用紙種類が厚紙であるとする。トレイ3に収納される用紙は、用紙サイズがA4,用紙方向がLEF,用紙種類が普通紙であるとする。また、優先給紙先はトレイ2であるとする。この場合のトレイ1〜3の給紙先名および給紙先設定は、以下の表1に示すような情報となる。また、給紙先検索順は以下の表2に示すような情報であるとする。
【0037】
【表1】


【0038】
【表2】


表2の給紙先検索順は、紙搬送の長さが短い順番に給紙先設定が並べられている。紙搬送の長さとは、用紙を給紙する際の辺の長さである。図10は、紙搬送の長さを表した模式図である。図10の上段は、用紙方向がSEF(ショートエッジフィード)である例を示している。また、図10の下段は用紙方向がLEF(ロングエッジフィード)である例を示している。
【0039】
用紙方向がSEFの場合、紙搬送の長さは用紙の長さ(a)となる。用紙方向がLEFの場合、紙搬送の長さは用紙の長さ(b)となる。表2の給紙先検索順では、生産性を向上させるために紙搬送の長さが短いことを重視している。
(処理手順)
実施例1の場合、図7を用いて前述した給紙先優先度決定処理は次のような手順で実行される。ステップS10に進み、給紙先優先度決定部1121は自機に装着された給紙先数だけ繰り返し行なうLOOP1を開始する。
【0040】
ステップS11に進み、給紙先優先度決定部1121は給紙先設定決定部1122から受信した給紙先設定のうち、処理対象の給紙先の検索順に関係する設定としてトレイ1の用紙の向きSEFを表1から取得する。ステップS12に進み、給紙先優先度決定部1121は給紙先名「トレイ1」と処理対象の給紙先の検索順に関係する設定「SEF」とを満たす検索順「4」を表2から取得し、トレイ1の検索順とする。また、ステップS13に進み、給紙先優先度決定部1121はトレイ1の検索順「4」に基づき、トレイ1の優先度を「4」とする。
【0041】
ステップS14に進み、給紙先優先度決定部1121は自機に装着された給紙先数だけLOOP1を繰り返し行っていないため、ステップS11に戻り、給紙先設定決定部1122から受信した給紙先設定のうち、処理対象の給紙先の検索順に関係する設定としてトレイ2の用紙の向きSEFを表1から取得する。ステップS12に進み、給紙先優先度決定部1121は給紙先名「トレイ2」と処理対象の給紙先の検索順に関係する設定「SEF」とを満たす検索順「5」を表2から取得し、トレイ2の検索順とする。また、ステップS13に進み、給紙先優先度決定部1121はトレイ2の検索順「5」に基づき、トレイ2の優先度を「5」とする。
【0042】
ステップS14に進み、給紙先優先度決定部1121は自機に装着された給紙先数だけLOOP1を繰り返し行っていないため、ステップS11に戻り、給紙先設定決定部1122から受信した給紙先設定のうち、処理対象の給紙先の検索順に関係する設定としてトレイ3の用紙の向きLEFを表1から取得する。ステップS12に進み、給紙先優先度決定部1121は給紙先名「トレイ3」と処理対象の給紙先の検索順に関係する設定「LEF」とを満たす検索順「3」を表2から取得し、トレイ3の検索順とする。また、ステップS13に進み、給紙先優先度決定部1121はトレイ3の検索順「3」に基づき、トレイ3の優先度を「3」とする。
【0043】
ステップS14に進み、給紙先優先度決定部1121は自機に装着された給紙先数だけLOOP1を繰り返し行った為、LOOP1の処理を終える。ステップS15に進み、給紙先優先度決定部1121は優先度に応じて給紙先優先度を並び替える。表3は、優先度に応じて並び替えられた給紙先優先度である。
【0044】
【表3】


ステップS16に進み、給紙先優先度決定部1121は優先給紙先であるトレイ2の優先度を最も高くし、再び給紙先優先度を並び替える。表4は、優先給紙先であるトレイ2が先頭になるように並び替えられた給紙先優先度である。
【0045】
【表4】


給紙先優先度決定部1121は、優先度に応じて並び替えられた給紙先優先度に1から順番に番号付けする。表5は、1から順番に番号付けされた給紙先優先度である。
【0046】
【表5】


以上のように、給紙先優先度決定部1121は給紙先優先度を決め、その給紙先優先度を給紙先選択部113に通知できる。また、実施例1の場合、図8を用いて前述した給紙先選択処理は次のような手順で実行される。
【0047】
ステップS20に進み、給紙先選択部113は自機に装着された給紙先数だけ繰り返し行なうLOOP2を開始する。ステップS21に進み、給紙先選択部113はユーザ指定値が用紙サイズ「A4」、用紙種類「普通紙」である為、給紙先情報生成部112から受信した給紙先設定のうち、トレイ1の用紙サイズ「A4」、用紙種類「普通紙」を表1から取得する。
【0048】
給紙先選択部113は、トレイ1の用紙サイズ「A4」、用紙種類「普通紙」がユーザ指定値を満たしているため、ステップS22に進み、すでに選択した給紙先があるか否かを判定する。選択した給紙先がない為、給紙先選択部113はステップS24に進み、トレイ1を給紙先とする。
【0049】
ステップS25に進み、給紙先選択部113は自機に装着された給紙先数だけLOOP2を繰り返し行っていないため、ステップS21に戻り、給紙先情報生成部112から受信した給紙先設定のうち、トレイ2の用紙サイズ「A3」、用紙種類「厚紙」を表1から取得する。
【0050】
給紙先選択部113は、トレイ2の用紙サイズ「A3」、用紙種類「厚紙」がユーザ指定値を満たしていないため、ステップS25に進み、自機に装着された給紙先数だけLOOP2を繰り返し行っていないため、ステップS21に戻る。給紙先選択部113は給紙先情報生成部112から受信した給紙先設定のうち、トレイ3の用紙サイズ「A4」、用紙種類「普通紙」を表1から取得する。
【0051】
給紙先選択部113は、トレイ3の用紙サイズ「A4」、用紙種類「普通紙」がユーザ指定値を満たしているため、ステップS22に進み、すでに選択した給紙先があるか否かを判定する。選択した給紙先がある為、給紙先選択部113はステップS23に進み、処理対象の給紙先であるトレイ3の優先度「2」が、すでに選択した給紙先であるトレイ1の優先度「3」より高いか否かを判定する。
【0052】
トレイ3の優先度が、トレイ1の優先度より高いため、給紙先選択部113はステップS24に進み、トレイ3を選択結果の給紙先とする。ステップS25に進み、給紙先選択部113は自機に装着された給紙先数だけLOOP2を繰り返し行った為、LOOP2の処理を終える。
【0053】
LOOP2の処理を終えたときに選択されているトレイ3は、給紙先選択処理の結果となる。即ち、給紙先選択部113は給紙先選択処理により選択されたトレイ3を給紙先情報として描画処理・デバイス制御部300に通知する。
【0054】
実施例1の複合機では、ユーザの指定を満たし、かつ紙搬送の長さが最も短い給紙先を選択できる。
【実施例2】
【0055】
図11は、本発明による複合機の第2実施例の構成図である。図11の複合機は、給紙先がトレイ1,トレイ2,トレイ3の3つの例であり、それぞれ給紙先名(トレイ1,トレイ2,トレイ3)が付けられている。図中の矢印は、トレイ1〜トレイ3の給紙経路を示している。
【0056】
トレイ1に収納される用紙は、用紙サイズがLetter,用紙方向がLEF,用紙種類が普通紙であるとする。トレイ2に収納される用紙は、用紙サイズがA3,用紙方向がSEF,用紙種類が普通紙であるとする。トレイ3に収納される用紙は、用紙サイズがA4,用紙方向がLEF,用紙種類が普通紙であるとする。また、優先給紙先はトレイ2であるとする。この場合のトレイ1〜3の給紙先名および給紙先設定は、以下の表6に示すような情報となる。また、給紙先検索順は以下の表7に示すような情報であるとする。
【0057】
【表6】


【0058】
【表7】


表7の給紙先検索順は、給紙経路の長さが短い順番に給紙先設定が並べられている。表7の給紙先検索順では、生産性を向上させるために給紙経路の長さが短く、用紙サイズがA4であることを重視している。
(処理手順)
実施例2の場合、図7を用いて前述した給紙先優先度決定処理は次のような手順で実行される。ステップS10に進み、給紙先優先度決定部1121は自機に装着された給紙先数だけ繰り返し行なうLOOP1を開始する。
【0059】
ステップS11に進み、給紙先優先度決定部1121は給紙先設定決定部1122から受信した給紙先設定のうち、処理対象の給紙先の検索順に関係する設定としてトレイ1の用紙サイズ「Letter」を表6から取得する。ステップS12に進み、給紙先優先度決定部1121は給紙先名「トレイ1」と処理対象の給紙先の検索順に関係する設定「Letter」とを満たす検索順「4」を表7から取得し、トレイ1の検索順とする。ステップS13に進み、給紙先優先度決定部1121はトレイ1の検索順「4」に基づき、トレイ1の優先度を「4」とする。
【0060】
ステップS14に進み、給紙先優先度決定部1121は自機に装着された給紙先数だけLOOP1を繰り返し行っていないため、ステップS11に戻り、給紙先設定決定部1122から受信した給紙先設定のうち、処理対象の給紙先の検索順に関係する設定としてトレイ2の用紙サイズ「A3」を表6から取得する。ステップS12に進み、給紙先優先度決定部1121は給紙先名「トレイ2」と処理対象の給紙先の検索順に関係する設定「A3」とを満たす検索順「5」を表7から取得し、トレイ2の検索順とする。また、ステップS13に進み、給紙先優先度決定部1121はトレイ2の検索順「5」に基づき、トレイ2の優先度を「5」とする。
【0061】
ステップS14に進み、給紙先優先度決定部1121は自機に装着された給紙先数だけLOOP1を繰り返し行っていないため、ステップS11に戻り、給紙先設定決定部1122から受信した給紙先設定のうち、処理対象の給紙先の検索順に関係する設定としてトレイ3の用紙サイズ「A4」を表6から取得する。ステップS12に進み、給紙先優先度決定部1121は給紙先名「トレイ3」と処理対象の給紙先の検索順に関係する設定「A4」とを満たす検索順「3」を表7から取得し、トレイ3の検索順とする。また、ステップS13に進み、給紙先優先度決定部1121はトレイ3の検索順「3」に基づき、トレイ3の優先度を「3」とする。
【0062】
ステップS14に進み、給紙先優先度決定部1121は自機に装着された給紙先数だけLOOP1を繰り返し行った為、LOOP1の処理を終える。ステップS15に進み、給紙先優先度決定部1121は優先度に応じて給紙先優先度を並び替える。表8は、優先度に応じて並び替えられた給紙先優先度である。
【0063】
【表8】


ステップS16に進み、給紙先優先度決定部1121は優先給紙先であるトレイ2の優先度を最も高くし、再び給紙先優先度を並び替える。表9は、優先給紙先であるトレイ2が先頭になるように並び替えられた給紙先優先度である。
【0064】
【表9】


給紙先優先度決定部1121は、優先度に応じて並び替えられた給紙先優先度に1から順番に番号付けする。表10は、1から順番に番号付けされた給紙先優先度である。
【0065】
【表10】


以上のように、給紙先優先度決定部1121は給紙先優先度を決め、その給紙先優先度を給紙先選択部113に通知できる。また、実施例2の場合、図8を用いて前述した給紙先選択処理は次のような手順で実行される。
【0066】
ステップS20に進み、給紙先選択部113は自機に装着された給紙先数だけ繰り返し行なうLOOP2を開始する。ステップS21に進み、給紙先選択部113はユーザ指定値が用紙サイズ「A4」、用紙種類「普通紙」である為、給紙先情報生成部112から受信した給紙先設定のうち、トレイ1の用紙サイズ「Letter」、用紙種類「普通紙」を表6から取得する。
【0067】
給紙先選択部113は、トレイ1の用紙サイズ「Letter」、用紙種類「普通紙」がユーザ指定値を満たしていないため、ステップS25に進む。給紙先選択部113は、自機に装着された給紙先数だけLOOP2を繰り返し行っていないため、ステップS21に戻り、給紙先情報生成部112から受信した給紙先設定のうち、トレイ2の用紙サイズ「A3」、用紙種類「普通紙」を表6から取得する。
【0068】
給紙先選択部113は、トレイ2の用紙サイズ「A3」、用紙種類「普通紙」がユーザ指定値を満たしていないため、ステップS25に進み、自機に装着された給紙先数だけLOOP2を繰り返し行っていないため、ステップS21に戻る。給紙先選択部113は給紙先情報生成部112から受信した給紙先設定のうち、トレイ3の用紙サイズ「A4」、用紙種類「普通紙」を表6から取得する。
【0069】
給紙先選択部113は、トレイ3の用紙サイズ「A4」、用紙種類「普通紙」がユーザ指定値を満たしているため、ステップS22に進み、すでに選択した給紙先があるか否かを判定する。選択した給紙先がない為、給紙先選択部113はステップS24に進み、トレイ3を給紙先とする。ステップS25に進み、給紙先選択部113は自機に装着された給紙先数だけLOOP2を繰り返し行った為、LOOP2の処理を終える。
【0070】
LOOP2の処理を終えたときに選択されているトレイ3は、給紙先選択処理の結果となる。即ち、給紙先選択部113は給紙先選択処理により選択されたトレイ3を給紙先情報として描画処理・デバイス制御部300に通知する。
【0071】
実施例2の複合機では、ユーザの指定を満たし、かつ給紙経路が最も短い給紙先を選択できる。
【実施例3】
【0072】
図12は、本発明による複合機の第3実施例の構成図である。図12の複合機は、給紙先がトレイ1,トレイ2,トレイ3の3つの例であり、それぞれ給紙先名(トレイ1,トレイ2,トレイ3)が付けられている。トレイ3は、収納できる用紙の枚数が多い大容量給紙トレイである。トレイ1に収納される用紙は、用紙サイズがLetter,用紙種類が普通紙であるとする。トレイ2に収納される用紙は、用紙サイズがA4,用紙種類が普通紙であるとする。トレイ3に収納される用紙は、用紙サイズがA4,用紙種類が普通紙であるとする。また、優先給紙先はトレイ1であるとする。この場合のトレイ1〜3の給紙先名および給紙先設定は、以下の表11に示すような情報となる。また、給紙先検索順は以下の表12に示すような情報であるとする。
【0073】
【表11】


【0074】
【表12】


表12の給紙先検索順は、生産性を向上させるために、収納できる用紙の枚数が多い大容量給紙トレイであることを重視している。
(処理手順)
実施例3の場合、図7を用いて前述した給紙先優先度決定処理は次のような手順で実行される。ステップS10に進み、給紙先優先度決定部1121は自機に装着された給紙先数だけ繰り返し行なうLOOP1を開始する。ステップS11,S12に進み、給紙先優先度決定部1121はトレイ1の検索順「2」を表12から取得し、トレイ1の検索順とする。ステップS13に進み、給紙先優先度決定部1121はトレイ1の検索順「2」に基づき、トレイ1の優先度を「2」とする。
【0075】
ステップS14に進み、給紙先優先度決定部1121は自機に装着された給紙先数だけLOOP1を繰り返し行っていないため、ステップS11,S12に戻り、トレイ2の検索順「3」を表12から取得し、トレイ2の検索順とする。ステップS13に進み、給紙先優先度決定部1121はトレイ2の検索順「3」に基づき、トレイ2の優先度を「3」とする。
【0076】
ステップS14に進み、給紙先優先度決定部1121は自機に装着された給紙先数だけLOOP1を繰り返し行っていないため、ステップS11に戻り、給紙先設定決定部1122から受信した給紙先設定のうち、処理対象の給紙先の検索順に関係する設定としてトレイ3が大容量給紙トレイであるか否かの情報を表11から取得する。ステップS12に進み、給紙先優先度決定部1121は給紙先名「トレイ3」と処理対象の給紙先の検索順に関係する設定「大容量給紙トレイ」とを満たす検索順「1」を表12から取得し、トレイ3の検索順とする。また、ステップS13に進み、給紙先優先度決定部1121はトレイ3の検索順「1」に基づき、トレイ3の優先度を「1」とする。
【0077】
ステップS14に進み、給紙先優先度決定部1121は自機に装着された給紙先数だけLOOP1を繰り返し行った為、LOOP1の処理を終える。ステップS15に進み、給紙先優先度決定部1121は優先度に応じて給紙先優先度を並び替える。表13は、優先度に応じて並び替えられた給紙先優先度である。
【0078】
【表13】


ステップS16に進み、給紙先優先度決定部1121は優先給紙先であるトレイ1の優先度を最も高くし、再び給紙先優先度を並び替える。表14は、優先給紙先であるトレイ1が先頭になるように並び替えられた給紙先優先度である。
【0079】
【表14】


給紙先優先度決定部1121は、優先度に応じて並び替えられた給紙先優先度に1から順番に番号付けする。表15は、1から順番に番号付けされた給紙先優先度である。
【0080】
【表15】


以上のように、給紙先優先度決定部1121は給紙先優先度を決め、その給紙先優先度を給紙先選択部113に通知できる。また、実施例3の場合、図8を用いて前述した給紙先選択処理は次のような手順で実行される。
【0081】
ステップS20に進み、給紙先選択部113は自機に装着された給紙先数だけ繰り返し行なうLOOP2を開始する。ステップS21に進み、給紙先選択部113はユーザ指定値が用紙サイズ「A4」、用紙種類「普通紙」である為、給紙先情報生成部112から受信した給紙先設定のうち、トレイ1の用紙サイズ「Letter」、用紙種類「普通紙」を表1から取得する。
【0082】
給紙先選択部113は、トレイ1の用紙サイズ「Letter」、用紙種類「普通紙」がユーザ指定値を満たしていないため、ステップS25に進む。給紙先選択部113は、自機に装着された給紙先数だけLOOP2を繰り返し行っていないため、ステップS21に戻り、給紙先情報生成部112から受信した給紙先設定のうち、トレイ2の用紙サイズ「A4」、用紙種類「普通紙」を表11から取得する。
【0083】
給紙先選択部113は、トレイ2の用紙サイズ「A4」、用紙種類「普通紙」がユーザ指定値を満たしているため、ステップS22に進み、すでに選択した給紙先があるか否かを判定する。選択した給紙先がない為、給紙先選択部113はステップS24に進み、トレイ2を給紙先とする。
【0084】
ステップS25に進み、給紙先選択部113は自機に装着された給紙先数だけLOOP2を繰り返し行っていないため、ステップS21に戻り、給紙先情報生成部112から受信した給紙先設定のうち、トレイ3の用紙サイズ「A4」、用紙種類「普通紙」を表11から取得する。
【0085】
給紙先選択部113は、トレイ3の用紙サイズ「A4」、用紙種類「普通紙」がユーザ指定値を満たしているため、ステップS22に進み、すでに選択した給紙先があるか否かを判定する。選択した給紙先がある為、給紙先選択部113はステップS23に進み、処理対象の給紙先であるトレイ3の優先度「2」が、すでに選択した給紙先であるトレイ2の優先度「3」より高いか否かを判定する。
【0086】
トレイ3の優先度が、トレイ2の優先度より高いため、給紙先選択部113はステップS24に進み、トレイ3を選択結果の給紙先とする。ステップS25に進み、給紙先選択部113は自機に装着された給紙先数だけLOOP2を繰り返し行った為、LOOP2の処理を終える。
【0087】
LOOP2の処理を終えたときに選択されているトレイ3は、給紙先選択処理の結果となる。即ち、給紙先選択部113は給紙先選択処理により選択されたトレイ3を給紙先情報として描画処理・デバイス制御部300に通知する。
【0088】
実施例3の複合機では、ユーザの指定を満たし、かつ大容量給紙トレイを給紙先として選択できる。
【0089】
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0090】
【図1】本発明による複合機の構成を示す一例の概略図である。
【図2】本発明による複合機の電気的な構成を示す一例のブロック図である。
【図3】インタプリタの一例の構成図である。
【図4】給紙先選択処理部の一例の構成図である。
【図5】給紙先情報生成部の一例の構成図である。
【図6】給紙先情報生成処理の手順を表した一例のフローチャートである。
【図7】給紙先優先度決定処理の手順を表した一例のフローチャートである。
【図8】給紙先選択処理の手順を表した一例のフローチャートである。
【図9】本発明による複合機の第1実施例の構成図である。
【図10】紙搬送の長さを表した模式図である。
【図11】本発明による複合機の第2実施例の構成図である。
【図12】本発明による複合機の第3実施例の構成図である。
【符号の説明】
【0091】
1〜3 給紙トレイ
5 画像形成部
6 排紙トレイ
7 給紙経路
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 NVM(不揮発性RAM)
15 ホストI/F
16 記録制御部
17 給紙制御部
18 排紙制御部
19 センサ入力部
20 接続検知センサ
21 用紙サイズ検知センサ
22 用紙残量検知センサ
23 紙なし検知センサ
24 用紙方向検知センサ
25 種別検知センサ
26 その他のセンサ
27 記録媒体I/F
28 記録媒体
50 インタプリタソフトウェア
100 PDLデバイス制御コマンド処理部
110 給紙先選択処理部
111 ユーザデータ解析部
112 給紙先情報生成部
113 給紙先選択部
150 排紙先選択処理部
200 PDL描画処理コマンド処理部
300 描画処理・デバイス制御部
1121 給紙先優先度決定部
1122 給紙先設定決定部




 

 


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