米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 包装;運搬 -> 株式会社リコー

発明の名称 被転写材搬送装置及び画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−76783(P2007−76783A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−264895(P2005−264895)
出願日 平成17年9月13日(2005.9.13)
代理人 【識別番号】100108121
【弁理士】
【氏名又は名称】奥山 雄毅
発明者 竹中嘉和
要約 課題
搬送時にレジスト、中間転写圧偏差に影響されず、基準の幅規制ガイド部材よりはみ出すスキューが発生した場合にもスキューに対して十分な対応が可能であり、ユニット取り外し等が不要な被転写材搬送装置及び画像形成装置を提供する。

解決手段
搬送ガイド板4に取り付けられた幅規制ガイド部材13、14により、搬送スキュー量を制御することで、搬送時にレジスト、中間転写圧偏差や幅規制ガイド部材からのはみ出しに影響されず、ユニットの取り外し等が不要な制御が可能となる被転写材搬送装置および該被転写材搬送装置を内部に位置してなる画像形成装置を提供することを可能にした。
特許請求の範囲
【請求項1】
被転写材を搬送する複数の搬送手段と、該搬送手段の間に該被転写材の幅に応じて移動する幅規制ガイド部材を設け、スキュー発生時に前記幅規制ガイド部材が変動することを特徴とする被転写材搬送装置。
【請求項2】
前記被転写材搬送装置が、前記搬送手段の少なくともひとつが転写工程中の搬送手段であり、該転写工程中の搬送手段の直上流側及び/又は直下流側に前記幅規制ガイド部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の被転写材搬送装置。
【請求項3】
前記被転写材搬送装置が、レジストローラ部を通過後、被転写材スキュー量を検知し、搬送ガイド板に取り付けられた幅規制ガイド部材が移動することを特徴とする請求項1又は2に記載の被転写材搬送装置。
【請求項4】
前記被転写材搬送装置が、転写ローラ部を通過後、転写紙スキュー量を検知し、搬送ガイド板に取り付けられた幅規制ガイド部材が移動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の被転写材搬送装置。
【請求項5】
前記被転写材搬送装置が、レジストローラ部、転写ローラ部を通過後、被転写材スキュー量を検知し、搬送ガイド板に取り付けられた幅規制ガイド部材がそれぞれ移動することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の被転写材搬送装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか一つに記載の被転写材搬送装置を画像形成装置内部に配置することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被転写材の幅に応じて移動する幅規制ガイド部材を設けたことを特徴とする被転写材搬送装置に関するものであり、特に、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置に応用できものである。
【背景技術】
【0002】
従来の画像形成装置において、転写紙のスキュー補正は、レジストローラのニップ部に転写紙先端を突き当ててループを作ることによって実施してきている。特許文献1および2においては、斜送コロを用いて、レジストローラ突入前のスキュー量の補正が開示されている。
【0003】
しかしながら、この機構では、レジストローラ圧偏差や、転写、定着での圧偏差による転写紙スキューの補正が十分できていないという問題点がある。
【0004】
また、従来の画像形成装置においては、画像形成装置から出力された被転写材が正常かどうか判断するために画像形成装置の下流に検品装置を設け、出力された被転写材の情報を読取り、出力されようとしている被転写材が正常かどうか検品するのが一般的であった。しかしながら、画像形成装置から出力された被転写材をそのまま検品装置で画像を読取る場合、画像形成装置内部で生じた被転写材のスキューや、被転写材の横方向へのズレが生じると、これらのズレを見込んだ大きな画像読取装置が必要となるなどの問題点があった。
【0005】
そこで、特許文献3においては、被転写材の情報を読取装置により読取る前に補正を行う、あるいは被転写材のスキュー補正を行う補正手段又は被転写材の搬送方向に略直角な方向の位置の補正を行う補正手段などの手段が開示されていた。
【0006】
しかしながら、上記手段は、搬送ユニットの位置を補正することで調整しており、1度搬送ユニットを再セットして調整をしなければならず、1枚目より転写紙のスキュー補正された装置にはなっていないという欠点があった。
【0007】
また、画像形成装置においては、被転写材が搬送途中で斜めに搬送されるスキューが生じることがよくある。従来、被転写材を搬送方向に真っ直ぐにするために、予め斜めに搬送して基準部材に突き当てて補正する方法が知られていた。しかしながら、斜め搬送の場合には長い搬送路が必要となる。また、幅寄せ機構の場合には、被転写材の搬送中に幅寄せ、つまり左右の幅規制ガイド部材を摺動させてその間隔を狭くして行くと、被転写材の側縁が、例えば幅規制ガイド部材の下流側の角部で押されてダメージが発生することがあり、被転写材の搬送を一旦停止してから、幅寄せする必要があり、プリント時間が長くなってしまうという問題点があった。
【0008】
そこで、特許文献4においては、幅寄せを行う左右の幅規制ガイド部材の一方に、用紙の一側縁の後端部に弾性をもって押圧する押圧部材を設けたことを開示して、対応していた。
【0009】
しかしながら、上記手段では基準の幅規制ガイド部材よりはみ出すスキューが発生した場合に対応できないという欠点があり、スキューに対して十分な対応が取れていないという問題点があった。
【0010】
【特許文献1】特開平10−7271号公報
【特許文献2】特開平5−238605号公報
【特許文献3】特開2004−244125号公報
【特許文献4】特開2002−205846号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、搬送時にレジスト、中間転写圧偏差に影響されず、基準の幅規制ガイド部材よりはみ出すスキューが発生した場合にもスキューに対して十分な対応が可能であり、ユニット取り外し等が不要な被転写材搬送装置及び画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記課題を解決する手段である本発明の特徴を以下に挙げる。
本発明は、被転写材を搬送する複数の搬送手段と、該搬送手段の間に該被転写材の幅に応じて移動する幅規制ガイド部材(以下サイドフェンス)を設け、スキュー発生時に前記幅規制ガイド部材が変動することを特徴とする被転写材搬送装置である。
ここで、複数の搬送手段の例としては、用紙カセットから取り出した用紙を搬送路に送り出す搬送手段、シートの先端を揃えて搬送するレジストロールを有する搬送手段、転写工程中の搬送手段、排紙工程中の搬送手段等がある。
【0013】
本発明は、前記搬送手段の少なくとも一つが転写工程中の搬送手段であり、該転写工程中の搬送手段の直上流側又は直下流側に前記サイドフェンスを設けたことを特徴とする前記被転写材搬送装置である。
【0014】
また、本発明では、レジストローラ部を通過後、被転写材スキュー量を検知し、搬送ガイド板に取り付けられたサイドフェンスが移動することを特徴としている前記被転写材搬送装置である。
【0015】
また、本発明では、転写ローラ部を通過後、転写紙スキュー量を検知し、搬送ガイド板に取り付けられたサイドフェンスが移動することを特徴としている前記被転写材搬送装置である。
【0016】
さらに、本発明では、被転写材のスキュー量を補正すると言う観点から、レジストローラ部、転写ローラ部を通過後、被転写材スキュー量を検知し、搬送ガイド板に取り付けられたサイドフェンスが、それぞれ移動することを特徴としている前記被転写材搬送装置である。
【0017】
本発明では、ユニット取り外し等は不要であり、搬送ローラのニップ部に転写紙先端を突き当ててループを作ることでスキュー補正をするのではなく、サイドフェンスでのスキュー補正を実施しており、搬送時にレジスト、中間転写圧偏差に影響されにくくなっている。
【0018】
本発明では、被転写材のスキュー量を補正するという観点から、移動するサイドフェンスの移動量を調整することが可能である。また、サイドフェンスが両側に可変になっているので、基準の幅規制ガイド部材よりはみ出すスキューが発生した場合にも、スキューに対して十分な対応が可能である。
【0019】
本発明は、前記サイドフェンスを設けた前記被転写材搬送装置を画像形成装置内部に位置してなることを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0020】
本発明は、上記解決するための手段によって、搬送ガイド板に取り付けられたサイドフェンスにより、搬送スキュー量を制御することで、搬送時にレジスト、中間転写圧偏差やサイドフェンスからのはみ出しに影響されず、ユニットの取り外し等が不要な制御が可能となる被転写材搬送装置および該被転写材搬送装置を内部に位置してなる画像形成装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0022】
実施例1について、説明する。図1は、従来の画像形成装置を示す図である。給紙カセット1にセットされた用紙2が給紙コロ3によって搬送され、搬送ガイド板4−1、4−2の間を通り、レジストローラ5、レジスト従動ローラ6に搬送される。レジストローラ5部によってタイミングを取るため、図示していないモータによって一旦停止し、再度搬送された後、搬送ガイド板4−3、4−4、入口ガイド7の間を通り、中間転写駆動ローラ8−1、2次転写ローラ9の間を通過し、搬送ガイド板4−5、4−6の間を通り、定着ローラ10−1、加圧ローラ11のニップ部を通過し、排紙されていく構成をとっている。
【0023】
ここで、中間転写駆動ローラ8−1は、中間転写ユニット8で構成されているユニットの一構成である。また、定着ローラ10−1、加圧ローラ11は、定着ユニット10で構成されているユニットの一構成である。
【0024】
図2は、従来の画像形成装置における紙の流れを示す図である。また、図3は、従来の画像形成装置におけるスキュー発生時の紙の流れを示す図である。用紙2が給紙コロ3を超えて、レジストローラ5を少し超えるくらいまでは、給紙カセット2の中にあるサイドフェンス12によって搬送スキューを押さえ込む構成となっている(図2を参照)。
ただし、図3のように用紙2がレジストローラ5、中間転写駆動ローラ8−1、定着ローラ10−1で搬送される状態では、給紙カセット2内部のサイドフェンス12では制御できる状態ではなく、レジストローラ5等の圧偏差の影響を受けやすい。
【0025】
図4は、本実施の形態における画像形成装置を示す図である。また、図5は、本実施の形態における画像形成装置における紙の流れを示す図である。用紙2がレジストローラ5、レジスト従動ローラ6に搬送されるまでは従来の画像形成装置と同様である。用紙2先端がレジストローラ5を超えた箇所で、先端位置検知センサ15−1、15−2により先端スキュー量を検出する。検出したスキュー量に基づき、搬送ガイド板4−3に取り付けられたサイドフェンス13−1、13−2が、図示していないモータ等により移動し、図5のような状態に変化する。
【0026】
図9は、本実施の形態におけるサイドフェンス機構の搬送面を示す図である。また、図10は、本実施の形態におけるサイドフェンス機構の搬送ガイド板を省略した搬送面を示す図である。さらに、図11は、本実施の形態におけるサイドフェンス13−1およびサイドフェンス13−2の斜視図を示す図である。サイドフェンス13−1に中継ギア17−1が噛み合い、中継ギア17−2、中継ギア17−3をタイミングベルト19−1で噛み合い、タイミングベルト19−2を介して、モータギア18−1に繋がっている。サイドフェンス13−2は、中継ギア17−1に噛み合い、モータギア18−2に繋がる。図示していないモータの駆動を、モータギア18−1及びモータギア18−2を介して、サイドフェンス13−1、サイドフェンス13ー2に伝え、サイドフェンス13−1、サイドフェンス13−2を移動する。
【0027】
次に実施例2について説明する。今回の発明を図4、6に示す。図6は、本実施の形態における画像形成装置における紙の流れを示す図である。用紙2が中間転写駆動ローラ8−1、2次転写ローラ9に搬送されるまでは従来の画像形成装置と同様である。用紙2先端が中間転写駆動ローラ8−1を超えた箇所で、先端位置検知センサ16−1、16−2により先端スキュー量を検出する。検出したスキュー量に基づき、搬送ガイド板4−5に取り付けられたサイドフェンス14−1、14−2が図示していないモータ等により移動し、図6のような状態に変化する。サイドフェンス14−1、サイドフェンス14−2の機構に関しては、図9、図10、図11に示すサイドフェンス13−1、サイドフェンス13−2と同様である。
【0028】
次に実施例3について説明する。今回の発明を図4、7に示す。図7は、本実施の形態における画像形成装置における紙の流れを示す図である。用紙2がレジストローラ5、レジスト従動ローラ6に搬送されるまでは従来の画像形成装置と同様である。用紙2先端がレジストローラ5を超えた箇所で、先端位置検知センサ15−1、15−2により先端スキュー量を検出する。用紙2先端が中間転写駆動ローラ8−1を超えた箇所で、先端位置検知センサ16−1、16−2により先端スキュー量を検出する。検出したスキュー量に基づき、搬送ガイド板4−3に取り付けられたサイドフェンス13−1.13−2、搬送ガイド板4−5に取り付けられたサイドフェンス14−1、14−2が図示していないモータ等により移動し、図7のような状態に変化する。
【0029】
次に実施例4について説明する。図8は、本実施の形態におけるサイドフェンスの移動量の調整フローを示す図である。図示していない給紙モータ駆動、図示していないレジストクラッチONして、用紙2の先端がレジストローラ5の先端を通過するので、その後、先端位置検知センサ15−1、15−2の通過時間をそれぞれT151、T152計測し、図示していないCPUに記憶する。このT151−T152をCPUにて計算し、T151−T152が正なら、サイドフェンス13−1を動かすように図示していないモータ駆動指令をだし、モータギア18−1、タイミングベルト19−2、中継ギア17−3、タイミングベルト19−1、中継ギア17−2、中継ギア17−1を介して、サイドフェンス13−1を移動させる。T151−T152が負の場合は、サイドフェンス13−2を動かすように図示していないモータ駆動指令をだし、モータギア18−2、中継ギア17−1を介して、サイドフェンス13−2を移動させる。
【0030】
先端位置検知センサ16−1、16−2の通過時間をそれぞれT161、T162計測し、図示していないCPUに記憶する。このT161−T162をCPUにて計算し、T161−T162が正なら、サイドフェンス14−1を動かすように図示していないモータ駆動指令をだし、サイドフェンス14−1を移動させる。T161−T162が負の場合は、サイドフェンス14−2を動かすように図示していないモータ駆動指令をだし、サイドフェンス14−2を移動させる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】図1は、従来の画像形成装置を示す図である。
【図2】図2は、従来の画像形成装置における紙の流れを示す図である。
【図3】図3は、従来の画像形成装置におけるスキュー発生時の紙の流れを示す図である。
【図4】図4は、本実施の形態における画像形成装置を示す図である。
【図5】図5は、本実施の形態における画像形成装置における紙の流れを示す図である。
【図6】図6は、本実施の形態における画像形成装置における紙の流れを示す図である。
【図7】図7は、本実施の形態における画像形成装置における紙の流れを示す図である。
【図8】図8は、本実施の形態におけるサイドフェンスの移動量の調整フローを示す図である。
【図9】図9は、本実施の形態におけるサイドフェンス機構の搬送面を示す図である。
【図10】図10は、本実施の形態におけるサイドフェンス機構の搬送ガイド板を省略した搬送面を示す図である。
【図11】図11は、本実施の形態におけるサイドフェンス13−1およびサイドフェンス13−2の斜視図を示す図である。
【符号の説明】
【0032】
1 給紙カセット
2 用紙
3 給紙コロ
4−1 搬送ガイド板
4−2 搬送ガイド板
4−3 搬送ガイド板
4−4 搬送ガイド板
4−5 搬送ガイド板
4−6 搬送ガイド板
5 レジストローラ
6 レジスト従動ローラ
7 入口ガイド
8 中間転写ユニット
8−1 中間転写駆動ローラ
8−2 中間転写従動ローラ
8−3 中間転写ベルト
8−4 入口ローラ
8−5 一次転写ローラ
8−6 バックアップローラ
9 2次転写ローラ
10 定着ユニット
10−1 定着ローラ
11 加圧ローラ
12 サイドフェンス
13−1 サイドフェンス
13−2 サイドフェンス
14−1 サイドフェンス
14−2 サイドフェンス
15−1 先端位置検知センサ
15−2 先端位置検知センサ
16−1 先端位置検知センサ
16−2 先端位置検知センサ
17−1 中継ギア
17−2 中継ギア
17−3 中継ギア
18−1 モータギア
18−2 モータギア
19−1 タイミングベルト
19−2 タイミングベルト




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013