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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−62937(P2007−62937A)
公開日 平成19年3月15日(2007.3.15)
出願番号 特願2005−251464(P2005−251464)
出願日 平成17年8月31日(2005.8.31)
代理人
発明者 白井 宏嗣
要約 課題
本発明の課題は、簡易な構成で給紙トレイのスムーズな開閉動作ができる画像形成装置を提供することである。

解決手段
本発明の画像形成装置は、画像形成装置本体1aと、画像形成装置本体1aに用紙を給紙する給紙トレイ7と、画像形成装置本体1aに形成した略箱型のトレイ収納部10とを備え、給紙トレイ7は引き出し自在になっており、トレイ収納部10の引出口側底面10cには給紙トレイ7の底面がトレイ収納部10の底面に擦れるのを防止する擦れ防止部9を設けている。
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置本体と、画像形成装置本体に用紙を給紙する給紙トレイと、画像形成装置本体に形成した略箱型のトレイ収納部とを備え、給紙トレイは引き出し自在になっており、トレイ収納部の引出口側底面には給紙トレイの底面がトレイ収納部の底面に擦れるのを防止する擦れ防止部を設けていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
擦れ防止部はローラであり、ローラ側面が給紙トレイの底面に接触しつつ回転することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
トレイ収納部の底面にはローラを配置する孔が形成されており、ローラ側面がトレイ収納部の底面から突設していることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
ローラは給紙トレイの引き出し方向に沿って複数設けており、ローラはトレイ収納部の底面上に設けていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
擦れ防止部は断面が略扇形状の揺動部材であり、揺動部材はトレイ収納部に軸支した頂点と給紙トレイの底面に当接する曲面とを有し、給紙トレイの引き出し時には給紙トレイの底面が曲面に接触摩擦して揺動部材がトレイの引き出し方向に揺動すると共に、給紙トレイの収納時には給紙トレイの底面が曲面に接触摩擦して揺動部材がトレイの収納方向に揺動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図13には従来の画像形成装置100が開示されており、画像形成装置本体に形成したトレイ収納部103と、トレイ収納部103に対して引き出し及び収納自在な給紙トレイ101とを備えている。係る画像形成装置100ではトレイ収納部103の両サイドにスライドレール105を設け、給紙トレイ101のスムーズな開閉動作ができるようにしている。
【0003】
しかし、上述の画像形成装置100においては、給紙トレイ101を手前に引き出した際に、トレイ内の用紙の重みやトレイ本体の重みによってトレイが垂れ下がってしまう。そして図15に示すように、給紙トレイ101の底面101aがトレイ収納部103の引出口側底面100aに接触し、そのままトレイを引き出すと擦れて異音が発生したり、開閉動作が重くなったり等の不具合が生じるという問題があった。
【0004】
一方、特許文献1に記載の従来技術は、画像形成装置本体に形成したトレイ収納部と、給紙トレイと、トレイ収納部の両サイドに設けたスライドレールとを備え、スライドレールの手前側の位置にガイドコロを設けて、給紙トレイを手前に引き出した際に、ガイドコロで給紙トレイを支えて、トレイが垂れ下がるのを防止している。
【0005】
【特許文献1】特開2004−269064号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1記載の従来技術では、トレイ収納部の両サイドのスライドレールにガイドコロを設けてあるので、トレイ収納部の両側面と画像形成装置本体との間にガイドコロを設けるためのスペースが別途必要となると共にスライドレールにコロを取り付けるために構成が複雑になるという問題があった。
【0007】
本発明は、簡易な構成で給紙トレイのスムーズな開閉動作ができる画像形成装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、画像形成装置本体と、画像形成装置本体に用紙を給紙する給紙トレイと、画像形成装置本体に形成した略箱型のトレイ収納部とを備え、給紙トレイは引き出し自在になっており、トレイ収納部の引出口側底面には給紙トレイの底面がトレイ収納部の底面に擦れるのを防止する擦れ防止部を設けていることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、擦れ防止部はローラであり、ローラ側面が給紙トレイの底面に接触しつつ回転することを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載された発明において、トレイ収納部の底面にはローラを配置する孔が形成されており、ローラ側面がトレイ収納部の底面から突設していることを特徴とする。
【0011】
請求項4に記載された発明は、請求項2に記載された発明において、ローラは給紙トレイの引き出し方向に沿って複数設けており、ローラはトレイ収納部の底面上に設けていることを特徴とする。
【0012】
請求項5に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、擦れ防止部は断面が略扇形状の揺動部材であり、揺動部材はトレイ収納部に軸支した頂点と給紙トレイの底面に当接する曲面とを有し、給紙トレイの引き出し時には給紙トレイの底面が曲面に接触摩擦して揺動部材がトレイの引き出し方向に揺動すると共に、給紙トレイの収納時には給紙トレイの底面が曲面に接触摩擦して揺動部材がトレイの収納方向に揺動することを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、トレイ収納部の引出口側底面には擦れ防止部を設けているので、給紙トレイを引き出す際に、給紙トレイの底面がトレイ収納部に接触し難く、給紙トレイの底面とトレイ収納部とが擦れて異音が発生したり、開閉動作が重くなったり等の不具合が生じることを防止でき、給紙トレイのスムーズな開閉動作ができる。擦れ防止部をトレイ収納部の底面に設けてあるので、従来技術のようにスライドレールにコロを取り付ける必要がなく構成が簡易である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は図3に示す画像形成装置の要部(一点鎖線で囲んだ部分)を抜き出して示す正面図、図2は給紙トレイがトレイ収納部の所定位置(収納位置と引出位置)にあるときの給紙トレイと擦れ防止部とを示す断面図、図3は第1実施の形態に係る画像形成装置の斜視図である。
【0015】
図3に示すように画像形成装置1は複写機であり、装置本体1aと、装置本体1aの上部に設けた画像読取部1bとから構成されている。画像読取部1bで読取った画像データは静電潜像として感光体ドラムに書き込まれ、感光体ドラムに書き込まれた静電潜像は現像化された後、搬送された用紙に転写画像として転写される。そして、定着手段により転写画像が定着された後、排紙部3から機外に排出される。
【0016】
装置本体1aの下部には給紙部5が設けられており、給紙部5は用紙を収納する複数の給紙トレイ7と、画像形成装置本体1aに形成されたトレイ収納部10とを備える。給紙トレイ7はトレイ収納部10に対して引き出し自在であり、用紙がなくなったときやジャム紙が発生した場合には、給紙トレイ7を手前側に引き出して用紙の補充や、ジャム紙を取り除くようにしている。また、トレイ収納部10の両サイドには給紙トレイ7の開閉を案内するガイドレール10bが設けられており、給紙トレイ7の両側にはガイドレール10bにガイドされるガイド部材7bが設けられている。
【0017】
トレイ収納部10の引出口側底面10cには給紙トレイ7を引き出す際にトレイ収納部10の底面10aと給紙トレイ7の底面7aとの擦れを防止する擦れ防止部9を設けている。擦れ防止部9はローラであり、ローラ9は引出口側底面10cの略中央に設けている。
【0018】
トレイ収納部10の引出口側底面10cには孔10bが形成されており、孔10bにローラ9が取り付けられるようになっている。ローラ9は円筒状のローラ本体9aとローラ本体9aに取り付けられたローラ軸9bと、ローラ軸9bを軸支する軸受け9cとからなり、ローラ9を凹部10bに取り付けた際にはローラ側面がトレイ収納部10の底面10aから突設している。
【0019】
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の作用及び効果について説明する。給紙トレイ7をトレイ収納部10に収納した状態では、図2に示すように給紙トレイ7は2点鎖線で示す位置にあり、給紙トレイ7をトレイ収納部10から引き出していくと給紙トレイの重量や用紙の重みにより給紙トレイ7が垂れ下がってくる。本実施の形態では、給紙トレイ7の引き出しにより給紙トレイ7が垂れ下がってくると、図2に示すようにローラ9が給紙トレイ7の底面7aに接触しつつ回転する。
【0020】
このように、給紙トレイ7の引き出し動作により、給紙トレイ7が垂れ下がるような場合でも、ローラ9が給紙トレイ7を受けることができるので、給紙トレイ7を引き出す際に、給紙トレイ7の底面7aがトレイ収納部10の底面10aに接触し難く、給紙トレイ7の底面7aとトレイ収納部10の底面10aとが擦れて異音が発生したり、開閉動作が重くなったり等の不具合が生じることを防止できる。
【0021】
ローラ9は引出口側底面10cの略中央に設けているので、従来技術のようにトレイ収納部10の両サイドのスライドレールにガイドコロを設ける場合に比べ、給紙トレイ7の両サイドにガイドコロを設けるスペースが不要であり、装置の小型化を図ることができる。
【0022】
次に、他の実施の形態を説明するが、以下の説明において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することにより、その部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では上述の第1実施の形態と異なる点を主に説明する。図4〜図6は第2実施の形態に係る画像形成装置を説明する図である。第2実施の形態ではトレイ収納部10の底面10aにトレイの引き出し方向に沿って複数のローラ9を設けており、ローラ9がトレイ収納部10の底面10aと給紙トレイ7の底面との間に設けている点が第1実施の形態と異なる。本実施の形態で用いられる各ローラ9の直径は第1実施の形態で用いるローラ9よりも小径のものを用いている。
【0023】
トレイ収納部10の引出口側底面10cには略L字状の支持ブラケット9dが固定されており、支持ブラケット9dに形成された軸穴9fにローラ軸9bが軸支されている。
【0024】
本実施の形態では、トレイの引き出しの際に複数のローラ9で給紙トレイ7を受けているので、1つのローラで受ける場合に比べて各ローラ9に係る負荷が少なくてすみ、ローラ自体の損傷やローラ9を支持する支持部材の損傷を防止することができる。
【0025】
各ローラ9はトレイ収納部10の底面10aから突設して設けているので、ローラ9を収納するための孔をトレイ収納部10に形成する必要がなく、トレイ収納部10の成形が簡易である。また、トレイ収納部10に支持ブラケット9を取り付けるだけでよいので、後付けが簡単である。
【0026】
次に第3実施の形態について説明する。図7〜図11は第3実施の形態に係る画像形成装置を説明する図である。第3実施の形態では、トレイ収納部10の底面10aと給紙トレイ7の底面7aとの間に縦断面が略扇形状の揺動部材9を設けている。揺動部材9はトレイ収納部に軸支した頂点部9bと、曲面部9iとを有している。揺動部材本体9aはトレイの引き出し方向に沿って揺動自在になっている。また、揺動部材本体9aは表面摩擦が小さい部材であり、給紙トレイ7が揺動部材本体9aと接触摩擦する際にすべり易くなっている。
【0027】
図9に示すように、収納トレイ10内に収納された位置から給紙トレイ7を引き出していくと、給紙トレイ7は垂れ下がった状態となり、給紙トレイ7の底面7aが揺動部材本体の曲線部9iに接触する。給紙トレイ7をそのまま引き出していくと、給紙トレイ7との摩擦接触により揺動部材本体9aは図9中矢印A方向に揺動し、給紙トレイ7が最大限引き出された位置において、揺動部材本体9aの直線部9gがトレイ収納部10の底面10aに接触する。一方、給紙トレイ7を収納する際において、給紙トレイ7が最大限引き出された位置では給紙トレイ7の底面7aが垂れ下がって揺動部材本体9aの曲線部9iに接触している。給紙トレイ7を押すと、給紙トレイ7の底面7aと揺動部材本体9aとの摩擦接触によって、揺動部材本体9aが図10中矢印B方向に揺動し、揺動部材本体9aの直線部9hがトレイ収納部10の底面10aに接触する。
【0028】
本実施の形態では、トレイ収納部10の底面10aと給紙トレイ7の底面7aとの間に縦断面が略扇形状の揺動部材9を設けているので、揺動部材9を収納するための孔をトレイ収納部10に形成する必要がなく、トレイ収納部10の成形が簡易であると共に筐体強度の低下を防止できる。また、トレイ収納部10に支持ブラケット9を取り付けるだけでよいので、後付けが簡単である。
【0029】
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。上述の第1〜第3実施の形態において、図12に示すように給紙トレイ7の底面7aに突部7bを設けてあっても良い。この場合、給紙トレイ7の底面7aとローラ9等との接触面積が小さくなるため、給紙トレイ7の底面7aとローラ9とのすべりがよくなり、給紙トレイ7のスムーズな開閉が可能である。
【0030】
上述の第1〜第3実施の形態において、トレイ収納部10の底面10aは枠状に組んだフレームであっても良く、この場合、擦れ防止部9を引出口側のフレームに設けてあっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】図3に示す画像形成装置の要部を抜き出して示す正面図である。
【図2】給紙トレイがトレイ収納部の所定位置(収納位置と引出位置)にあるときの給紙トレイと擦れ防止部とを示す断面図である。
【図3】第1実施の形態に係る画像形成装置の斜視図である。
【図4】図6に示す画像形成装置の要部を抜き出して示す正面図である。
【図5】給紙トレイがトレイ収納部の所定位置(収納位置と引出位置)にあるときの給紙トレイと擦れ防止部とを示す断面図である。
【図6】第2実施の形態に係る画像形成装置の斜視図である。
【図7】図9に示す画像形成装置の要部を抜き出して示す正面図である。
【図8】給紙トレイがトレイ収納部の収納位置にあるときの給紙トレイと擦れ防止部とを示す断面図である。
【図9】給紙トレイをトレイ収納部から引き出す際の給紙トレイと擦れ防止部とを示す断面図である。
【図10】給紙トレイをトレイ収納部に収納する際の給紙トレイと擦れ防止部とを示す断面図である。
【図11】第3実施の形態に係る画像形成装置の斜視図である。
【図12】変形例に係る画像形成装置の要部を示す正面図である。
【図13】従来例に係る画像形成装置を示し、(a)は画像形成装置全体を示す斜視図、(b)は給紙トレイの引き出し時を示す縦断面図である。
【符号の説明】
【0032】
1 画像形成装置
7 給紙トレイ
9 擦れ防止部
10 トレイ収納部
10b 孔
10c 引出口側底面




 

 


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