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発明の名称 印刷装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−50941(P2007−50941A)
公開日 平成19年3月1日(2007.3.1)
出願番号 特願2005−235409(P2005−235409)
出願日 平成17年8月15日(2005.8.15)
代理人 【識別番号】100091225
【弁理士】
【氏名又は名称】仲野 均
発明者 吉村 耕司
要約 課題
排紙センサの代わりに満杯検知センサを用いることにより用紙がOHPであっても排紙口付近のジャムを検知できる印刷装置を提供すること。

解決手段
用紙の種類がOHPの場合には透過してしまうので、排紙センサ52では検知することができないため、排紙センサ52付近のジャムを検知出来ないということが起きる。そこで、排紙センサ52の変わりに満杯検知センサ56を用いることにより、排紙センサ52付近でのジャムを検知する。ジャムの検知は、例えば搬送路のレジストセンサ32を用紙が通過してから排紙センサ52または満杯検知センサ56に検知されるまでの時間を計測し、一定時間経過しても検知されなかった場合に、ジャムが発生したと判断する。
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の用紙上に画像形成する画像形成手段と、この画像形成手段で画像形成された用紙を一定の搬送路に沿って機外に排出する排紙手段と、この排紙手段により機外に排出された用紙を収容するための排紙トレイと、を備えた印刷装置において、
前記搬送路の所定位置に用紙の通過を検知する第1のセンサと、前記排紙トレイへ排出された用紙が満杯かどうかをフィラー型のセンサを用いて検知する満杯検知センサと、前記第1のセンサを通過した用紙が一定時間内に前記満杯検知センサが用紙の到達を検知するか否かを判断する到達判断手段とを備え、前記到達判断手段が用紙が到達しなかったと判断したときに用紙排出時に紙詰まりが発生したことを検知することを特徴とする印刷装置。
【請求項2】
前記搬送路の排出部に排紙を検知する反射型の排紙センサをさらに備え、
前記到達判断手段が、到達を判断するセンサを反射型のセンサでは検知できない用紙の場合のみ前記満杯検知センサを用い、他の用紙の場合は前記排紙センサを用いて判断することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
【請求項3】
満杯検知センサのフィラーを排紙が通過し、紙有りから紙無しへの変化した時のフィラーのチャタリング回数をカウントするカウント手段とを備え、
このカウント手段によるカウントの結果、チャタリング回数がある一定回数以下となった場合に満杯状態と判断することを特徴とする請求項1または請求項2記載の印刷装置。
【請求項4】
満杯検知センサのフィラーを排紙が通過し、紙有りから紙無しへの変化した時のフィラーのチャタリング時間を計測する計測手段とを備え、
この計測手段による計測の結果、チャタリング時間がある一定時間より小さくなった場合に満杯状態と判断することを特徴とする請求項1または請求項2記載の印刷装置。
【請求項5】
満杯検知センサのフィラーを排紙が通過し、紙有りから紙無しへの変化した時のフィラーのチャタリング回数をカウントするカウント手段と、満杯検知センサのフィラーを排紙が通過し、紙有りから紙無しへの変化した時のフィラーのチャタリング時間を計測する計測手段とを備え、
前記カウント手段によるカウントの結果、チャタリング回数がある一定回数以下となった場合に満杯状態と判断するか、前記計測手段による計測の結果、チャタリング時間がある一定時間より小さくなった場合に満杯状態と判断するかを選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
【請求項6】
前記搬送路の排出部に排紙を検知する反射型の排紙センサをさらに備え、
前記到達判断手段が、到達を判断するセンサを前記反射型のセンサを用いるか、前記満杯検知センサを用いるかを設定する設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
【請求項7】
満杯状態と判断するチャタリング回数を紙種に応じて設定する回数設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3記載の印刷装置。
【請求項8】
満杯状態と判断するチャタリング時間を紙種に応じて設定する時間設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4記載の印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成を行う印刷装置の排紙装置に関する。
【背景技術】
【0002】
所定の用紙に画像形成を行う印刷装置では、画像形成が終了した用紙を搬送路を通して機外に排出し、所定の排紙トレイに1枚ずつ蓄積するようになっている。通常、このような印刷装置では、排出口付近または排紙トレイにセンサを設置して排紙トレイの過積載や排出口付近のジャム(紙詰まり)を検知するようになっている。一般に、排出口付近に設置されるセンサには、反射型のセンサが多く用いられていた。
【特許文献1】特開2003−137479公報
【特許文献2】特開2003−192225公報
【0003】
特許文献1には、画像形成に使用する用紙の状態に応じた排紙トレイの満杯検知の設定を可能とした画像形成装置の排紙装置が開示されている。
特許文献2には、排紙トレイに用紙が排出されたか否かの検知と、排出トレイ上の用紙の満杯検知を1つの検知装置で行うことによって、満杯状態と排紙部停滞ジャムとを高精度に識別できる画像形成装置が開示されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、OHP用紙で印刷を行う場合、反射型のセンサだとセンサ上を紙が通紙したのかどうかの判断をすることが出来ない。特に排紙センサが反射型のセンサを用いている場合には排紙センサ付近で起きるジャムを検知することができない。
また、印刷を行う紙種によってはカールしたり、あまり印刷後の紙を重ねて置きたくない場合もある。このように紙種に応じて柔軟に排紙処理ができることが望ましい。
そこで、本発明の第1の目的は、排紙センサの代わりに満杯検知センサを用いることにより用紙がOHPであっても排紙口付近のジャムを検知できる印刷装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、紙種に応じて用いるセンサを切り換えることで、適切にジャムを検知できる印刷装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、満杯検知センサの紙有り状態から紙無し状態への変化時のチャタリング回数が満杯状態になるに従って少なくなることを利用し、満杯検知センサが本当に満杯になる前に満杯を通知する印刷装置を提供することである。
本発明の第4の目的は、満杯検知センサの紙有り状態から紙無し状態への変化時のチャタリング時間が短くなることを利用し、満杯検知センサが本当に満杯になる前に満杯を通知する印刷装置を提供することである。
本発明の第5の目的は、チャタリングを利用した検知の方法を選択できる印刷装置を提供することである。
本発明の第6の目的は、用いる紙種に応じて、排紙口付近のジャム検知を反射型センサで検知するか満杯検知センサを用いて検知するかを切り替えることができる印刷装置を提供することである。
本発明の第7の目的は、用いる紙種に応じて満杯検知タイミングを変えることができる印刷装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1記載の発明では、所定の用紙上に画像形成する画像形成手段と、この画像形成手段で画像形成された用紙を一定の搬送路に沿って機外に排出する排紙手段と、この排紙手段により機外に排出された用紙を収容するための排紙トレイと、を備えた印刷装置において、前記搬送路の所定位置に用紙の通過を検知する第1のセンサと、前記排紙トレイへ排出された用紙が満杯かどうかをフィラー型のセンサを用いて検知する満杯検知センサと、前記第1のセンサを通過した用紙が一定時間内に前記満杯検知センサが用紙の到達を検知するか否かを判断する到達判断手段とを備え、前記到達判断手段が用紙が到達しなかったと判断したときに用紙排出時に紙詰まりが発生したことを検知することにより、前記第1の目的を達成する。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記搬送路の排出部に排紙を検知する反射型の排紙センサをさらに備え、前記到達判断手段が、到達を判断するセンサを反射型のセンサでは検知できない用紙の場合のみ前記満杯検知センサを用い、他の用紙の場合は前記排紙センサを用いて判断することにより、前記第2の目的を達成する。
請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2記載の発明において、満杯検知センサのフィラーを排紙が通過し、紙有りから紙無しへの変化した時のフィラーのチャタリング回数をカウントするカウント手段とを備え、このカウント手段によるカウントの結果、チャタリング回数がある一定回数以下となった場合に満杯状態と判断することにより、前記第3の目的を達成する。
請求項4記載の発明では、請求項1または請求項2記載の発明において、満杯検知センサのフィラーを排紙が通過し、紙有りから紙無しへの変化した時のフィラーのチャタリング時間を計測する計測手段とを備え、この計測手段による計測の結果、チャタリング時間がある一定時間より小さくなった場合に満杯状態と判断することにより、前記第4の目的を達成する。
【0006】
請求項5記載の発明では、請求項1記載の発明において、満杯検知センサのフィラーを排紙が通過し、紙有りから紙無しへの変化した時のフィラーのチャタリング回数をカウントするカウント手段と、満杯検知センサのフィラーを排紙が通過し、紙有りから紙無しへの変化した時のフィラーのチャタリング時間を計測する計測手段とを備え、前記カウント手段によるカウントの結果、チャタリング回数がある一定回数以下となった場合に満杯状態と判断するか、前記計測手段による計測の結果、チャタリング時間がある一定時間より小さくなった場合に満杯状態と判断するかを選択する選択手段を備えたことにより、前記第5の目的を達成する。
請求項6記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記搬送路の排出部に排紙を検知する反射型の排紙センサをさらに備え、前記到達判断手段が、到達を判断するセンサを前記反射型のセンサを用いるか、前記満杯検知センサを用いるかを設定する設定手段をさらに備えたことにより、前記第6の目的を達成する。
請求項7記載の発明では、請求項3記載の発明において、満杯状態と判断するチャタリング回数を紙種に応じて設定する回数設定手段をさらに備えたことにより、前記第7の目的を達成する。
請求項8記載の発明では、請求項4記載の発明において、満杯状態と判断するチャタリング時間を紙種に応じて設定する時間設定手段をさらに備えたことにより、前記第7の目的を達成する。
【発明の効果】
【0007】
請求項1記載の発明では、排紙センサの変わりにフィラー型の満杯検知センサを用いることによりOHPなど反射型センサで用紙の有無を検知できないような紙種も検知できるので、確実に排紙口付近のジャムを検知できる。
請求項2記載の発明では、排紙センサと満杯検知センサの両方を用いることにより、紙種特定の紙種のみ満杯検知センサを用いることにより、適切にジャムを検知できる。
請求項3記載の発明では、満杯検知センサのチャタリング回数を利用することにより、満杯と判断した時でもジャム判断を正常に行うことが出来る。
請求項4記載の発明では、満杯検知センサのチャタリング時間を利用することにより、満杯と判断した時でもジャム判断を正常に行うことが出来る。
【0008】
請求項5記載の発明では、チャタリングを利用した検知の方法を選択できるので、センサの特性に応じて満杯検知を正確に行うことが出来る。
請求項6記載の発明では、反射型センサでは検知できないような特殊な紙種も満杯検知センサを使用するように設定することにより、ジャムを検知できるようになる。
請求項7および請求項8記載の発明では、満杯検知センサでの満杯通知タイミングを紙種に応じて設定できるようにすることにより、より正確に印刷した紙種への影響をより少なくなるようなタイミングで満杯を通知することができるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の好適な実施の形態を図1ないし図4を参照して、詳細に説明する。
図1は、本実施例に係る印刷装置の搬送パスを説明した図である。この印刷装置は、バンク2に、バンク給紙コロB10、バンク縦搬送センサB12、バンク中継ローラB14を、バンク1に、バンク給紙コロA16、バンク縦搬送センサA18、バンク中継ローラA20を備えている。また、本体には、本体トレイセット位置22、本体フリクションパッド24、本体給紙コロ26、バンク出口停止位置28、本体中継ローラ30、レジストセンサ32、レジストローラ34、中間転写ベルト36、2次転写ローラ38、中間転写ローラ40、定着入口センサ42、定着ローラ44、加圧ローラ46、定着出口センサ48、分岐爪50、排紙センサ52、排紙ローラ54、満杯検知センサ56、反転ローラ58、反転センサ60、両面ジャム検知センサA62、両面入口ローラ64、両面中間ローラ66、両面ジャム検知センサB68、両面出口ローラ70、手差しコロ(半月)72、手差しフリクションパッド74、手差しセット位置76を備えている。
【0010】
この印刷装置では、用紙は各給紙トレイからレジストセンサ32、レジストローラ34を通り、中間転写駆動ローラ40と2次転写ローラ38間で紙転写され、定着入口センサ42を通り、定着ローラ44と加圧ローラ46間で定着される。その後、定着出口センサ48を通り、排紙センサ52を通過して、満杯検知センサ56を通って排出されるようになっている。この時、排紙センサ52は反射型センサを、満杯検知センサ56はフィラー型センサを用いている。
通常、排紙センサ52付近で生じたジャム(紙詰まり)は、排紙センサ52にて検知される。また、満杯検知センサ56は、一定時間以上満杯状態にセンサがなった場合、満杯と判断する。例えば、図2に示すように、センサOFFで満杯と検知するような満杯検知センサにおいて、センサOFFの期間が最大用紙長よりも長い時間だった場合、満杯状態と検知することとする。
【0011】
このような印刷装置において、用紙の種類がOHPの場合には透過してしまい、排紙センサ52では検知することができない。そのため排紙センサ52付近のジャムを検知出来ないということが起きる。そこで、排紙センサ52の変わりに満杯検知センサ56を用いる。これにより排紙センサ52付近でのジャムを検知することができる。
このようなジャムの検知は、例えば搬送路のレジストセンサ32を用紙が通過してから排紙センサ52または満杯検知センサ56に検知されるまでの時間を計測し、一定時間経過しても検知されなかった場合に、ジャムが発生したと判断する。
【0012】
このように排紙センサ52の変わりに満杯検知センサ56を用いる方法が可能であるが、実際に排紙トレイが満杯状態になった場合、満杯検知センサ56がセンサOFF(満杯状態)を指したままセンサON状態に戻らないということが発生する。
この時、満杯検知センサ56を紙が通過しても満杯検知センサ56は変化しない。そのため、満杯時には満杯検知センサ56をジャム検知に使用できなくなる。
そこで、OHPのような反射型センサで検知できないような紙種のみ満杯検知センサ56を用いて排紙付近のジャムを検知し、それ以外の紙種は排紙センサ52を用いて検知するようにする。
【0013】
また、他の方法として、満杯検知センサ56で実際に満杯状態になる前に満杯と判断するようにする。この満杯と判断する方法としては、センサがOFFからONへ変化する際のチャタリングを用いる方法がある。
例えば、排紙トレイが満杯状態へ近づくほど、図3に示すようにチャタリングの回数が少なくなることを利用してチャタリングの回数がある一定回数以下になると満杯と検知するようにする。
また、同様に、図4に示すようにチャタリング時間を利用し、チャタリング時間がある一定時間よりも小さくなったとき満杯だと判断することも可能である。
【0014】
上記したように、満杯と判断するのにチャタリング回数を基準とする方法と、チャタリング時間を基準とする方法が可能であるが、いずれの方法がより適しているかは、当該センサの取り付け方やセンサの特性により決定されるべきものである。そこで、満杯と判断するのにチャタリング回数を基準とするのかチャタリング時間を基準とするのかを選択できるようにする。
【0015】
他の実施例として、上記のチャタリングを用いて満杯を検知するタイミングを変化させる例をあげることができる。具体的には、紙種により満杯タイミングを変化させることが考えられる。例えば、あまり印刷物を重ねたくないような紙種の場合は、満杯と判断するタイミングを早くなるように設定する。こうすることで、印刷物を多数重ね合わせることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本実施例に係る印刷装置の搬送パスを説明した図である。
【図2】センサOFFで満杯と検知するような満杯検知センサにおいて、センサOFFの期間が最大用紙長よりも長い時間だった場合、満杯状態として検知することを示した図である。
【図3】チャタリングの回数が少なくなることを利用してチャタリングの回数がある一定回数以下になると満杯と検知することを示した図である。
【図4】チャタリング時間を利用し、チャタリング時間がある一定時間よりも小さくなったとき満杯だと判断することを示した図である。
【符号の説明】
【0017】
32 レジストセンサ
38 2次転写ローラ
40 中間転写ローラ
42 定着入口センサ
48 定着出口センサ
52 排紙センサ
54 排紙ローラ
56 満杯検知センサ




 

 


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