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発明の名称 コイル・トランス通箱
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−45481(P2007−45481A)
公開日 平成19年2月22日(2007.2.22)
出願番号 特願2005−232851(P2005−232851)
出願日 平成17年8月11日(2005.8.11)
代理人 【識別番号】100110386
【弁理士】
【氏名又は名称】園田 敏雄
発明者 戸塚正二
要約 課題

突出部を持つ部品の搬送用通箱の仕切部材について、部品のリードを保護するためのパッド53などを底板54に接着して取り付けていたが(図2)、使用回数が多くなるにつれてパッド53が外れたり、その外れたことを上部から確認することが困難であったため、パッド53が外れた状態で使用する可能性があり、その場合は部品のリードの保護が出来ず、そのために使用する前に加工を施す必要がある場合が多かった。
この発明は以上の問題のない仕切部材を工夫したものである。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
突出部を持つ部品の運送時に包装箱に嵌めて用いる仕切部材であって、
複数の壁部に囲まれた複数の少なくとも1面が開口した空間部を持つ第1及び第2の部材と、
第1の部材の開口部に、第2の部材の壁部が位置しており、
前記第1、第2の部材の開口部が対向するように位置していることを特徴とする仕切部材。
【請求項2】
前記第1または第2の部材の少なくとも一方は抜き型(空間部が貫通している型)であることを特徴とする請求項1記載の仕切部材。
【請求項3】
前記第1及び第2の部材が共に抜き型で形成されていることを特徴とする請求項2記載の仕切部材。
【請求項4】
前記第1または第2の部材の壁部は、前後左右のいずれかの方向に均等ピッチで並んでいることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の仕切部材。
【請求項5】
前記第1の部材の壁部のピッチは、前記第2の部材の壁部のピッチの倍数であることを特徴とする請求項4記載の仕切部材。
【請求項6】
前記第1の部材の壁部のピッチは、前記第2の部材の壁部のピッチと同一ピッチであり、
、互いにハーフピッチずれて位置する事を特徴とする請求項4記載の仕切部材。
【請求項7】
前記第1または第2の部材が、弾力性のある材料で出来ている事を特徴とする請求項1乃至請求項6記載の仕切部材。
【請求項8】
前記第1および第2の部材が互いに接着されている事を特徴とする請求項1乃至請求項7記載の仕切部材。
【請求項9】
請求項1乃至請求項8の仕切部材を、樹脂製の箱内に配置したことを特徴とする通箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、リードなどを保有しているエレキ部品の運送時の通箱に関するものであり、エレキ部品以外の部品を運搬する際の通箱全般にも適用できるものである。
【背景技術】
【0002】
従来の部品の運送用の通箱はダンボールを用いて、内部にはPETなどの成形材にて部品の保護をしているが、部品のコストに輸送時の通箱の費用も含まれて安価にならず、耐久性の面でもリサイクルが困難で環境にも優しくなかったため、シンプルで、安価で、何度も使用が可能で、部品にゴミの付着が少なく、部品表示も安易なものを可能とした通箱を目的としている。
【0003】
従来、コイル・トランスなどの、リードの突出部を持つ部品を搬送する際は、突出部が破損しないように一つ一つクッション材などを取り付けて梱包した上で、段ボールやプラスチックで出来た通箱に詰めていた(例えば特開平11−124182号公報)。しかしながら、このやり方だとクッション材や梱包材が搬送後は大量のゴミとなっていた。
【0004】
そこで、発泡スチロールやPETなどで作成した仕切板51、底板54を包装箱に設置し、個々のしきりの中に突出部が上になるように入れて搬送していた(図1)。しかし、この方法であると部品が上下逆に入れられることになるため、天地無用の部品には適用できない。また。通常品番等が書かれた面が包装箱の底側に位置することになるため、通箱に収納されたままではどの部品であるか判別が出来ず、特に複数品種を1つの通箱に入れた場合などには、判別の為だけに一つ一つ箱から取り出す必要があり、作業効率が悪くなっていた。
【特許文献1】特開平11−124182号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
その問題を解決するために、部品のリードを保護するためのパッド53などを底板54に接着して取り付けていたが(図2)、使用回数が多くなるにつれてパッド53が外れたり、その外れたことを上部から確認することが困難であったため、パッド53が外れた状態で使用する可能性があり、その場合は部品のリードの保護が出来ず、そのために使用する前に加工を施す必要がある場合が多かった。
この発明は以上の問題を解決するために工夫したものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上記課題を解決するためのこの発明の手段は次のとおりである。
すなわち、突出部を持つ部品の運送時に包装箱に嵌めて用いる仕切部材であって、
複数の壁部に囲まれた複数の少なくとも1面が開口した空間部を持つ第1及び第2の部材と、
第1の部材の開口部に、第2の部材の壁部が位置しており、
前記第1、第2の部材の開口部が対向するように位置していることを特徴とする仕切部材。
【0007】
(2)前記第1または第2の部材の少なくとも一方は抜き型(空間部が貫通している型)である。
(3)また、前記第1及び第2の部材が共に抜き型で形成されていることである。
(4)前記第1または第2の部材の壁部は、前後左右のいずれかの方向に均等ピッチで並んでいることである。
(5)さらに、前記第1の部材の壁部のピッチは、前記第2の部材の壁部のピッチの倍数であることである。
(6)前期第1の部材の壁部のピッチは、前記第2の部材の壁部のピッチと同一ピッチであり、
互いにハーフピッチずれて位置することである。
(7)前記第1または第2の部材が、弾力性のある材料で出来ていることである。
(8)前記第1および第2の部材が互いに接着されていることである。
(9)請求項1乃至請求項8の仕切部材を、樹脂製の箱内に配置したことである。
【発明の効果】
【0008】
〔請求項1の発明〕
突出部を持つ部品の搬送時に、個々に緩衝部材を取り付けて包装する必要がない。耐久性が高く繰り返し利用可能で環境に優しい。
リードの保護を下向きにて出来るため、部品を使用状態と同様な状態で運送できるため、部品の型式を識別するマークを上部より安易に確認ができることを特徴とする。従来は、下向きに部品を入れており、場合によっては表示が輸送時の振動などでかすれて見えなくなったり、使用時に型番を見ることが困難であったが、それらの問題が解決可能となっている。
【0009】
〔請求項2の発明〕
抜き型の組み合わせにより底板を入れることなくリードを保護できるため、使用時のゴミが付着したり、たまることも少なく、清掃が容易にできることを特徴とする。従来は使用頻度が増す毎に箱の内部にゴミがたまりだし、場合によっては、部品に異物が付着することもあり得たが、抜き型の組み合わせであることより、底板がないので、エアブロー、水洗い等で安易に除去が可能となっている。
【0010】
〔請求項3の発明〕
抜き型のみの接合で作成できるため、型費用や型合わせ費用が安価となり、部品へのコストアップも最小に出来る。
【0011】
〔請求項4の発明〕
簡単な構造であるため、型費用や型合わせ費用が安価となり、部品へのコストアップも最小に出来る。
【0012】
〔請求項5の発明〕
突出部の状態に合わせて、突出部をよける部位の位置、数を変更できる。
【0013】
〔請求項6の発明〕
同一の型から出来た部材を両方の部材に使えるため、型費用や型合わせ費用が安価となり、部品へのコストアップも最小に出来る。
【0014】
〔請求項7の発明〕
搬送中の部品への衝撃を和らげることが出来る。
【0015】
〔請求項8、9の発明〕
プラスチック材の箱に抜き型の組み合わせたものを使用することによって、2つの大きなクッションを全体に接着できるため何度でも使用することができ、さらに抜き型のみの組み合わせであるため、安価に型費用が済むため、部品へのコストにも影響がほとんどなく従来では数回使用すると通箱を破棄していたことより何度も利用が可能となり、環境に配慮してゴミを低減できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
ついで、図面を参照しながら実施例を説明する。
〔実施例1〕
例えば、コイル・トランス部品搬送用の仕切部材は、図3に示すように壁部で囲まれた複数の開口部を有する部材1,2、いわゆる抜き型を2つ貼り合わせて一体にして構成されている。
このものは、抜き型で作成されたものであるから、型費用や型合わせ費用が安価となる。
また、下の部材2の隔壁2aのピッチが上の部材1の隔壁1aのピッチの半分で出来ているので、図4に示す様に、上の部材1の開口部に下の部材2の壁部2aが位置する。
【0017】
前記部材1,2は、搬送中の衝撃を和らげるために発泡スチロール等の弾力性のある材料で作られている。
この仕切部材1,2を、プラスチック等の再利用可能な箱に入れることで、部品搬送用の通箱が構成される。何度か使用して通箱にゴミやほこりがたまった際にも、仕切部材を取り外すことで、箱、仕切部材ともに、エアブロー、水洗い等により容易に清掃が可能である。
【0018】
実際の使用時には、上の部材の開口部に、図4のように上向き(部品を基板に実装したときと同じ状態)にコイル・トランスを下の部材の壁部をまたぐように入れることで、リードが下の部材の開口部に位置する。このとき、下の部材の厚みはリードより大きくなるように作成されている。このことで、搬送中にリードが変形することなく搬送することが可能になる。また、部品を使用状態と同様な状態で運送できるため、部品に付された型式表示マークを上部から容易に確認することができる。
【0019】
上記実施例では、下の部材2のピッチが上の部材の半分であるが、これに限らず、1/3,1/4,・・・等、リードの配置や数にあわせて適宜変更しても良い。
また、互いにピッチが異なっていないもの、例えば、図5に示す実施例2のように、同じピッチのものを、1/2ピッチずらすことでも、同様の効果を得ることが出来る。この場合、同じ部材を上の部材と、下の部材とに用いればよいので、仕切部材を安価に作成することが出来る。
【0020】
また、図6に示す実施例3のように、下の部材22は、1方向にのみ所定ピッチの壁部aを有するものであり、他方はつながったような形状でも良い。
また、下の部材は貫通しておらず片方がふさがったような形状であっても良い。加えて、上の部材も同様に片方がふさがったような形状であっても良い。この場合、下の部材に先に部品を並べた上で、上の部材をかぶせることになる。このような構成を取ることで、部品を密閉した形で梱包して搬送することが可能になるため、清浄度が要求される部品には最適である。
また、開口部の形状は四角形には限らず、部品の形状や、収納方法に合わせて、六角形や丸形等異なる形をしていてもよいことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】は、従来の通箱の仕切部材の一例を示す斜視図である。
【図2】は、従来の通箱の仕切部材の他の例を示す斜視図である。
【図3】は、この発明の仕切部材の実施例1の斜視図である。
【図4】は、実施例1の仕切部材を包装箱に嵌めた状態の平面図である。
【図5】は、この発明の仕切部材の実施例2の斜視図である。
【図6】は、この発明の仕切部材の実施例3の下の部材の斜視図である。
【符号の説明】
【0022】
1:上の部材
1a:隔壁
2:下の部材
2a:隔壁
11: 上の部材
11a:隔壁
12:下の部材
12a:隔壁
22:下の部材
22a:隔壁
51:上の部材(仕切板)
53:パッド
54:底板





 

 


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