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画像形成装置 - 株式会社リコー
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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−31162(P2007−31162A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2006−306467(P2006−306467)
出願日 平成18年11月13日(2006.11.13)
代理人 【識別番号】100072604
【弁理士】
【氏名又は名称】有我 軍一郎
発明者 藤原 宏
要約 課題
本発明は、用紙の表裏の反転や後処理などを簡易かつ無駄のない機構により実現して、汎用性および利便性の高い画像形成装置を提供すること。

解決手段
用紙カセット11a〜11cから呼び出した用紙Pを上斜め方向に横断する搬送経路R1内の画像形成ユニット13に搬送して片面に画像形成をし側面の搬出口31から搬出すると共にその下方の搬入口32から搬入されてくる用紙Pを再搬送経路R2を介して搬送経路R1に再度搬送することにより用紙Pの裏面に画像形成をする装置本体10と、搬出口31から搬出されてきた用紙Pをスイッチバックして表裏を反転させ搬入口32に搬入すると共にスイッチバックした用紙Pを装置本体10の反対側に搬出するスイッチバック装置40と、スイッチバック装置40から搬出されてくる用紙Pをソートして排紙トレイ62a〜62nに排紙しページ順位に積載するフィニッシャ装置60とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
装置本体の側面に着脱可能であり、画像形成手段により画像が形成された用紙を該装置本体から受け取る装置において、
後処理手段を着脱可能であり、かつ後処理手段に用紙を排出する複数の用紙排出口を上下方向に備えることを特徴とする装置。
【請求項2】
請求項1記載の装置を備えた画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関し、詳しくは、画像を形成した用紙の表裏の反転や排紙などを簡易かつ無駄のない機構により行い得るようにしたものに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、受け取った画像データをトナーなどの記録媒体により搬送用紙に記録して画像形成する装置が知られており、このような画像形成装置は、例えば、プリンタ装置に適用されるとともにコピー機やファクシミリ装置などにも搭載されて、用紙の両面への画像形成や、複数色の記録媒体によるカラー画像の形成や、画像を形成した用紙をソートするなどの排紙時の後処理を行い得るように工夫されたものが多用されている。
【0003】
例えば、図6に示す画像形成装置は、装置本体100の下部に用紙カセット101をセットして積載されている用紙Pを搬送経路R1内に案内することにより反転および再度の反転をさせて上部に配置されている排紙台102上に排紙するようになっており、用紙カセット101内の用紙Pは、先端側に圧接する呼出コロ103が呼び出して搬送ローラ対104、定着ローラ対105などを経て排紙ローラ対106に受け渡し排紙台102上に排紙するようになっている。
【0004】
この用紙Pは、搬送ローラ対104が感光体ドラム107による記録部に給紙することによって、その感光体ドラム107上に形成したトナー画像を上面に転写されるとともに、定着ローラ対105が加熱圧接することにより転写画像を定着されるようになっており、この片面に画像形成をした用紙Pは、定着ローラ対105の下流側で切替爪108が搬送方向を再搬送経路R2内に案内することにより、感光体ドラム107による記録部に再度給紙して裏面に画像を転写・定着(形成)することができるようになっている。この再搬送経路R2では、切替爪108が搬送方向を反転した用紙Pを駆動ローラ109と一対の従動ローラ110、111が巻き込んで再度反転させた後にその搬送方向を逆転してスイッチバックさせることにより、搬送経路R1を介して感光体ドラム108の記録部に用紙Pの表裏を反転して給紙することができるようになっている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような従来の画像形成装置にあっては、用紙Pの両面への画像形成を実現するために、感光体ドラム107の下方に、片面に画像形成をした用紙Pをスイッチバックさせて再搬送する経路R2を構築するので、用紙カセット101の上部のスペースSを占有して、サイズの異なる用紙カセットなどを増設する場合などに妨げになってしまい、無理に増設すると装置本体100の高さが高くなり過ぎてしまう場合があるという問題があった。
【0006】
特に、装置本体100を極端に大型化させることなく、近年のカラー画像の要求に応えるために、各色の感光体ドラムを搬送経路R1上に並設すると、装置本体100内に用紙PをスイッチバックさせるスペースSを確保するのは困難になるという解決課題があった。
【0007】
また、画像形成装置は、フィニッシャ装置を連結して、例えば、複数部の用紙に画像形成をするときには、それぞれページ順位に積載して排紙するなどの後処理を行うとともに、このときに画像形成面を上下のいずれに向けて用紙Pを排紙するかなどを調整する場合もあるが、このフィニッシャ装置内にも、用紙Pをスイッチバックさせて表裏を反転する機構を構築する必要がある。このため、同様な機構が重複して無駄にコスト高になってしまうという解決課題があった。さらに、このフィニッシャ装置を連結するにしても、用紙カセット101からの呼出側で用紙Pにジャム等が発生したときに、その搬送経路R1を容易に開放可能な構造にする必要があるという解決課題があった。
【0008】
そこで、本発明は、装置本体内のスペースを占有することなく用紙をコンパクトにスイッチバックさせることを可能にするとともに、他の機構の一部として兼用することを可能にすることにより、用紙の表裏の反転や後処理などを簡易かつ無駄のない機構により実現して、汎用性および利便性の高い画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決する第1の発明は、用紙カセットから積載されている用紙を呼び出して装置本体内を横断するように搬送した後に該装置本体の側面から本体外に搬出する用紙搬送手段と、該搬送用紙の上面に画像を形成する画像形成手段と、画像を形成されて装置本体の側面から搬出される用紙を受け取って下方に案内した後に該用紙の搬送方向を逆転させて当該装置外に搬出するスイッチバック手段と、を備えることを特徴とするものである。
【0010】
この発明では、用紙カセットの一端側から呼び出した用紙を装置本体内を横断させつつその上面に画像を形成した後に反対側側面の搬出口から装置外に搬出する装置本体に対して、スイッチバック手段(装置)は、その装置本体の搬出口から用紙を受け取って下方に案内しその搬送方向を逆転することにより装置外に搬出する、すなわち、画像形成をした用紙を上下方向にスイッチバックさせた後に、装置本体内に搬入したり、装置外に搬出(排紙)などすることができる。したがって、装置本体内に用紙をスイッチバックさせるスペースを設けることなく、装置本体に連結した本体外の装置により上下方向へのコンパクトなスイッチバックをさせて用紙の表裏を反転させることができ、装置本体内を横断させつつ上面に画像形成をした用紙をページ順位に装置外に排紙して積載することができる。また、大型化させてしまうことなく、用紙カセットの増設や感光体ドラムなどの並列を可能にするスペースを確保することができるとともに、スイッチバック手段は、用紙カセットの呼出側の反対側に連結するので、その搬送経路の開放を複雑にしてしまうことがない。
【0011】
上記課題を解決する第2の発明は、上記第1の発明の特定事項に加え、前記スイッチバック手段により搬出される用紙を引き取って排紙に伴う後処理を行った後に該用紙を装置外に排紙する後処理手段を配置したことを特徴とするものである。
【0012】
この発明では、スイッチバック手段が装置本体から搬出されてきた用紙の表裏を反転して画像面の上下を調整することにより、後処理手段(装置)は、そのスイッチバック手段から装置本体の反対側に搬出(排出)されてくる用紙を、そのまま受け取ってソートするなどの後処理を施して装置外に排紙することができる。したがって、後処理装置では、用紙をスイッチバックさせることなく後処理を施して排紙することができ、スイッチバック機構を別途構築することを省いてコスト低減を図ることができる。
【0013】
上記課題を解決する第3の発明は、上記第1または2の発明の特定事項に加え、前記スイッチバック手段は、本体側面の搬出口から搬出されてきた用紙をそのまま装置外に排出する経路を有することを特徴とするものである。
【0014】
この発明では、装置本体から搬出されてきた用紙をスイッチバックさせることなく、そのまま装置外に排出(排紙)することができる。したがって、例えば、湾曲時などの負荷に弱い用紙や後処理を施す必要のない用紙は、反転させる際の負荷を無用に加えることなく、装置外に排紙して積載することができる。
【0015】
上記課題を解決する第4の発明は、上記第1から3のいずれかの発明の特定事項に加え、前記装置本体は、本体側面の搬出口から搬出した用紙を該搬出口下方に開口する搬入口から受け取って前記画像形成手段の上流側より前記用紙搬送手段に受け渡す用紙再搬送手段を有する一方、前記スイッチバック手段は、本体側面の搬出口から搬出される用紙を受け取って下方に案内した後に該用紙の搬送方向を逆転させて本体側面の搬入口に搬入することを特徴とするものである。
【0016】
この発明では、用紙カセットから呼び出して片面に画像形成した用紙は、その呼出の反対側側面の搬出口から装置本体外に搬出して、スイッチバックさせることにより表裏を反転させた後に、その搬出口下方の搬入口に搬入して裏面に画像形成をするように受け渡すことができる。したがって、装置本体内に用紙の表裏を反転する機構を設けることなく、用紙の両面に画像を形成することができる。また、用紙の循環経路が交差しないように搬出口と搬入口を配設することにより用紙の先後端に大きな紙間を開けることなく連続処理することができる。
【0017】
上記課題を解決する第5の発明は、上記第1から4のいずれかの発明の特定事項に加え、前記スイッチバック手段は、前記装置本体の搬出口から受け取った用紙を下方に案内した後に該用紙の搬送方向を逆転させて装置外に排出する排出口を上下方向に離隔する複数箇所に配置したことを特徴とするものである。
【0018】
この発明では、装置本体から搬出されてきた用紙をスイッチバックさせた後には、上下方向に離隔する排出口のいずれかから排出(排紙)することができる。したがって、用紙に記録形成した画像の種別などに応じて排出口を切り替えることもでき、例えば、プリントアウト、コピー、あるいはファクシミリ受信のいずれにより受け取った画像であるかに応じて排紙して積載する場所を替えることができる。
【0019】
上記課題を解決する第6の発明は、上記第5の発明の特定事項に加え、前記装置本体は、用紙カセットと共に該用紙カセットから呼び出した用紙を上方の用紙搬送手段に受け渡す用紙呼出手段を配置した機構を積み重ねることにより用紙カセットを増設可能に構成するとともに、前記スイッチバック手段により搬出される用紙を引き取って排紙に伴う後処理を行った後に該用紙を装置外に排紙する後処理手段を備え、該スイッチバック手段の用紙の排出口を、用紙カセットの増設機構を積み重ねたときでも該後処理手段の用紙の搬入口に対応するように配設したことを特徴とするものである。
【0020】
この発明では、用紙カセットの増設機構を積み重ねた場合でも、装置本体から搬出されてきた用紙をスイッチバックさせた後に、後処理手段の搬入口に対応する排出口から用紙を排出(搬出)して搬入することができ、その用紙に後処理を施して排紙することができる。したがって、装置本体側でのみ用紙カセットの増設をすることができ、これによって後処理装置が利用不能になってしまうことがない。
【発明の効果】
【0021】
本発明によれば、装置本体内を横断させる用紙の上面に画像形成をする構造であるがために、画像面を上に向けたまま装置本体外に用紙を搬出する場合でも、上下方向のコンパクトなスイッチバックにより用紙の表裏を反転することができる。このため、装置本体内にスイッチバック機構を有することなく、用紙の再搬送経路を構築するだけで用紙両面への画像形成を実現することができるとともに、装置外にソートなどして排紙する後処理装置内にもスイッチバック機構を有することなく、用紙のページ順位を合わせるなどして積載することができる。したがって、装置本体内のスペースをスイッチバック機構により占有されてしまうことなく、複数の用紙カセットをセット可能にしたり、カラー画像の形成ユニットを構築することができ、用紙両面への画像形成や後処理を実現するためのスイッチバック機構の省略を実現することができる。
【0022】
この装置本体から搬出する用紙を、スイッチバックさせることなく、そのまま装置外に排紙する経路を配設することにより、無用に負荷を与えることなく、用紙を排紙して積載することができ、用紙に損傷を与えてしまうことを無くして品質を向上させることができる。
【0023】
また、両面に画像形成する用紙の搬出口の下方に搬入口を配設することにより、紙間を大きく開けることなく用紙を連続処理することができ、生産性(処理能力)を向上させることができる。
【0024】
さらに、スイッチバックさせた用紙の排出口を上下に複数配設することにより、後処理する機構を備えていない場合でも、用紙を排紙して積載する位置を任意に切り替えて使い勝手を向上させることができるとともに、このような構成を備えていることにより、後処理装置を連結しつつ用紙カセットを積み重ねて増設する場合でも、その後処理装置の搬入口に対応する排出口からスイッチバックさせた用紙を排出すればよく後処理装置を有効利用することができる。
【0025】
この結果、装置本体内のスペースを占有することがなく、後処理装置と兼用することのできるコンパクトな用紙のスイッチバック機構を実現することができ、画像形成装置の汎用性および利便性を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以下、本発明を図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明に係る画像形成装置の第1実施形態を適用したプリンタ装置の一例を示す図である。
【0027】
図1において、プリンタ装置は、装置本体10に、画像形成した搬送用紙Pをスイッチバックさせて表裏を反転するスイッチバック装置40と、スイッチバック装置40を介して送られてきた用紙Pを排紙する際に後処理をするフィニッシャ装置60とを着脱可能に連結されており、用紙カセット11a〜11cのいずれかから呼び出して画像を形成した用紙Pを、装置本体10の排紙台12、スイッチバック装置40の排紙トレイ42、あるいはフィニッシャ装置60の排紙トレイ62a〜62nのいずれかに排紙するようになっている。
【0028】
装置本体10は、搬送用紙Pにモノクロあるいはカラー画像を形成することができる画像形成ユニット13と、形成された画像を用紙Pに定着させる定着ユニット14とを着脱可能に搭載しており、図2に示すように、画像形成ユニット13は、担持ベルト15が用紙Pを斜め上方(横断方向)に向かって搬送するように搬送経路R1を形成するとともに、その担持ベルト15に沿ってイエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの順に並列・配置された感光体ドラム17Y、17M、17C、17Bの周面に書込ユニット16がレーザ光rを走査して静電潜像を書き込み形成し、現像ユニット18Y、18M、18C、18Bがその静電潜像をトナー現像して、担持ベルト15の搬送する用紙Pの片面にトナー画像を転写する一方、定着ユニット14は、内蔵ヒータにより加熱した加圧ローラ19を無端ベルト20に押し当てつつ圧接回転することにより担持ベルト15から受け取った用紙P上のトナー画像を定着させ、用紙P上への画像形成を行うようになっている。なお、書込ユニット16は、受け取ったイエロ用、マゼンタ用、シアン用、ブラック用の画像データに基づいて不図示のレーザダイオードの出射するレーザ光Lを2段のポリゴンスキャナ16aに照射してミラー群16bで偏光することにより感光体ドラム17Y、17M、17C、17B上を走査して静電潜像を書き込むようになっている。
【0029】
用紙Pは、サイズの異なる普通紙やOHPフィルムなどを積載収納する用紙カセット11a〜11cの先端側(装置本体10の図中右側)の呼出コロ21が呼び出して、分離給紙ローラ対22が1枚づつ分離・給紙することにより、搬送ローラ対23、収束ローラ対24による搬送経路R1を介して画像形成ユニット13の手前のレジストローラ対25に受け渡すようになっており、画像形成ユニット13および定着ユニット14を通過して画像形成された後には、分岐ローラ対26、搬送ローラ対23による搬送経路R1を介して装置本体10上部の排紙ローラ対27に受け渡すことにより、直前に形成した画像面を下に向けてページ順位になるように表裏を反転して排紙台12上に排紙し積載するようになっている。なお、用紙カセット11cからの用紙Pは、後述する収束ローラ対29を共用して収束ローラ対24からレジストローラ対25へと受け渡ようになっている。この装置本体10は、図中右側側面に開閉自在な手差トレイを配設して、そこから用紙Pをレジストローラ対25に直接供給することができるとともに、この手差トレイの下方には開閉ドアを配設して、呼出時などにジャムの生じた用紙Pを取り除くことができるようになっている。
【0030】
また、装置本体10は、担持ベルト15の下方に並行になるように配列された搬送ローラ対28および収束ローラ対29からなる再搬送経路R2を介して、搬送経路R1の収束ローラ対24およびレジストローラ対25に受け渡すことにより、用紙Pを画像形成ユニット13に再度搬送して画像形成をすることができるようになっており、この再搬送経路R2には、画像形成ユニット13により片面に画像を形成した用紙Pの搬送方向を、分岐ローラ対26の下流側に配置されている不図示の分岐爪が切り替えることによって、搬出ローラ対30が装置本体10の図中左側側面に開口する搬出口31から外部装置であるスイッチバック装置40に用紙Pを搬出して、そのスイッチバック装置40が表裏を反転した用紙Pをその搬出口31の下方に開口する搬入口32から搬入することにより搬送ローラ対28が受け取るようになっている。
【0031】
したがって、用紙カセット11a〜11cのいずれかから画像形成ユニット13に搬送して片面に画像を形成した用紙Pを、スイッチバック装置40で表裏を反転して画像形成ユニット13に再搬送することができ、装置本体10内で用紙Pの表裏を反転することなく、用紙Pの裏面に画像を形成して両面に画像形成することができる。このように、装置本体10内で用紙Pの表裏を反転するためのスイッチバック機構を不要にすることより感光体ドラム17Y〜17Bを並列するとともに用紙カセット11b、11cを配置することができ、用紙カセット11a〜11cの先端側に不図示の手差しトレイや開閉カバーを配設することができる。なお、このとき、偶数ページ(例えば、2ページ目)の画像を用紙Pの片面に形成した後に、奇数ページ(例えば、1ページ目)の画像を用紙Pの裏面に形成することにより、装置本体10上部の排紙ローラ対27に排紙する用紙Pは、ページ順位に積載することができるようになっている。
【0032】
そして、スイッチバック装置40は、図3に示すように、装置本体10の搬出口31から搬出されてきた用紙Pを、上部反転ローラ対43が受け取って先端から下方に降下するように案内して下部反転ローラ対44に受け渡す反転経路R3を搬送した後に、その下部反転ローラ対44が用紙Pの後端を挟持するタイミングに逆転してスイッチバックさせるとともに不図示の分岐爪で搬送方向を切り替えることにより、表裏を反転した用紙Pを搬入ローラ対46が装置本体10の搬出口31から再搬送経路R2の搬送ローラ対28に受け渡すことができるようになっている。したがって、装置本体10外部に連結したスイッチバック装置40での上下方向へのコンパクトなスイッチバックにより用紙Pの表裏を反転させて装置本体10内に戻すことができる。このとき、装置本体10の搬出口31から搬送経路R1を介して搬出されてきた用紙Pは、下方に開口する搬入口32から搬送経路R1の下方に位置する再搬送経路R2に搬入すればよいので、循環させる用紙Pの搬送経路が交差してしまうことがなく、用紙Pの搬入口32への搬入が完了する前に次の用紙Pの搬出口31からの搬出を開始することができ、先後の用紙Pの間に大きな間隔(紙間)を開けることなく、用紙Pの搬出・搬入を連続して行うことができる。
【0033】
このスイッチバック装置40は、上部反転ローラ対43が用紙Pの後端を挟持するタイミングに逆転してスイッチバックさせるとともに不図示の分岐爪で搬送方向を切り替えることにより、表裏を反転した用紙Pを搬入ローラ対47がフィニッシャ装置60の搬入口63から内部に搬入するようになっており、フィニッシャ装置60は、搬入口63から搬入されてきた用紙Pを搬送ローラ対64が受け取って排紙時の指定後処理に応じて、例えば、プリント部数目毎にソートして排紙ローラ対65a〜65nが排紙トレイ62a〜62nに排紙することにより、スイッチバック装置40で表裏を反転された用紙Pをページ順位に積載することができるようになっている。したがって、フィニッシャ装置60に用紙Pをスイッチバックさせて表裏を反転させる機構を構築することなく、排紙トレイ62a〜62n上にページ順位にした用紙Pを積載することができる。
【0034】
また、スイッチバック装置40は、装置本体10の搬出口31から搬出されてきた用紙Pの搬送方向を分岐爪48が反転ローラ対43の上方の搬送経路R4に切り替えてそのまま排紙ローラ対49に受け渡すことにより、用紙Pを反転することなく直前に画像を形成した面を上に向けたまま排紙トレイ42上に排紙して積載することができる。したがって、例えば、OHPなどを手差しする際には、排紙先として排紙トレイ42を指定することにより、湾曲させて反転させる際の負荷を与えずに表面に形成した画像の品質を劣化させることなく、用紙Pを排紙して積載することができる。
【0035】
このように本実施形態においては、用紙Pをスイッチバックさせて表裏を反転する機構により装置本体10内のスペース占有されることがなく、上下方向のスイッチバックによりコンパクトに用紙Pの表裏を反転するスイッチバック装置40を装置本体10とフィニッシャ装置60で兼用することができ、複数種の用紙Pを用紙カセット11a〜11cから呼び出して装置本体10内を横断するように搬送しつつ、並設した各色の感光体ドラム17Y〜17Bにより、用紙Pの両面にカラー画像を形成することができるとともに、その用紙Pを任意にページ順位にして、また、任意な位置に排紙して積載することができる。したがって、装置全体が無用に大型化してしまうことなく、プリンタ装置の汎用性および利便性を向上させることができる。
【0036】
なお、本実施形態では、スイッチバック装置40の上部反転ローラ対43は搬入ローラ対47と共に、また下部反転ローラ対44は搬入ローラ対46と共に、それぞれ別個の駆動モータにより駆動させることにより、用紙Pの搬入口32への搬入が完了する前に次の用紙Pの搬出口31からの搬出を開始することができるようになっており、さらに、搬入ローラ対46、47にワンウェイクラッチを内蔵させることにより、反転ローラ対43、44から抜けた用紙Pを装置本体10の搬送ローラ対28やフィニッシャ装置60の搬送ローラ対64が狭持した後には、その反転ローラ対43、44の駆動方向を用紙Pの搬送方向とは逆方向に駆動させて、用紙Pの搬出・搬入を連続して行うことができる。また、装置本体10の搬出口31から用紙Pを搬出する際の搬送速度と搬入口32から用紙Pを搬入する際の搬送速度とに差をつけることができるようにして、スイッチバック装置40による用紙Pの搬送速度を、装置本体10の搬出口31からの搬出速度よりも速く設定するとともに、搬入口32への搬入速度よりも遅く設定することにより、用紙Pの停止時間を増加させることなく、先後の用紙Pの間に大きな間隔(紙間)を生じさせることができ、確実に用紙Pの先後端を検知可能にすることができる。
【0037】
次に、図4は本発明に係る画像形成装置の第2実施形態を適用したプリンタ装置の一例を示す図である。なお、本実施形態は、上述実施形態と略同様に構成されているので、同様な構成には同一の符号を付して特徴部分を説明する(以下で説明する第3実施形態においても同様)。
【0038】
図4において、装置本体10は、用紙カセット11aから呼出コロ21および分離給紙ローラ対22により呼び出して分離給送する用紙Pを、用紙カセット11bの載置面に開口するスリット33内に通紙して搬送ローラ対23に受け渡すようになっており、その用紙カセット11aを載置する底面にもスリット34を開口させて、呼出コロ21および分離給紙ローラ対22と共に用紙カセット11dを積み重ねることができるようになっている。
【0039】
スイッチバック装置40は、装置本体10に用紙カセット11dを追加すると、搬入ローラ対47がフィニッシャ装置60の搬入口63に対応しなくなってしまうので、下部反転ローラ対44が用紙Pの後端を挟持するタイミングに逆転してスイッチバックさせるとともに不図示の分岐爪で搬送方向を切り替えることにより、搬入ローラ対50が表裏を反転した用紙Pをその搬入口63からフィニッシャ装置60内に搬入することができるようになっている。
【0040】
このように本実施形態においては、上述実施形態による作用効果に加えて、用紙カセット11dを積み重ねて増設しても、フィニッシャ装置60に表裏を反転させた用紙Pを受け渡すことができ、排紙トレイ62a〜62n上にページ順位にした用紙Pを排紙して積載することができる。したがって、装置本体10に用紙カセット11dを増設したことによりフィニッシャ装置60が利用不能になってしまうことがない。
【0041】
次に、図5は本発明に係る画像形成装置の第3実施形態を適用したプリンタ装置の一例を示す図である。
【0042】
図5において、スイッチバック装置40は、搬入ローラ対47、50が用紙Pを搬出する搬出口(排出口)51、52のそれぞれに、搬出した用紙Pを積載する排紙トレイ53、54を設置可能に構成されており、フィニッシャ装置60を連結しない場合にも、例えば、画像の種別に応じた任意な排紙トレイ53、54上に表裏を反転した用紙Pを排紙することができる。
【0043】
このように実施形態においては、上述実施形態による作用効果に加えて、例えば、プリントアウトする画像の依頼元に応じて排紙トレイ53、54を切り替えたり、コピー機やファクシミリ装置などと複合化されている場合には、プリントアウトによる用紙Pと、コピーやファクシミリ受信による用紙Pとを区別して排紙・積載することができる。したがって、使い勝手をよくして利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1実施形態を示す図であり、その概略全体構成を示す正面透視図である。
【図2】その内部構成を示す一部拡大透視図である。
【図3】その要部構成を示す一部拡大透視図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の第2実施形態を示す図であり、その概略全体構成を示す正面透視図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置の第3実施形態を示す図であり、その要部構成を示す一部拡大透視図である。
【図6】その従来技術の概略全体構成を示す正面透視図である。
【符号の説明】
【0045】
10 装置本体
11a〜11d 用紙カセット
12 排紙台
13 画像形成ユニット
14 定着ユニット
15 担持ベルト
16 書込ユニット
17Y、17M、17C、17B 感光体ドラム
21 呼出コロ
22 分離給紙ローラ対
27、49、65a〜65n 排紙ローラ対
30 搬出ローラ対
31、51 搬出口
32、63 搬入口
33、34 スリット
40 スイッチバック装置
42、53、54、62a〜62n 排紙トレイ
43 上部反転ローラ対
44 下部反転ローラ対
46、47、50 搬入ローラ対
60 フィニッシャ装置
R1 搬送経路
R2 再搬送経路
R3 反転経路




 

 


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